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長岡アジア映画祭実行委員会!ブログ

新潟県長岡市で活動します長岡アジア映画祭実行委員会!です。

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FITZCARRALDO



“焦らずに、自分の気持ちを大切に、
 取り組むことを選んでいくのがよいのでは、と思います。”

Nさんは市民映画館をつくる会の初期から熱心に活動されてました。
最初は映画少女がそのまま大人になったような方という印象で、
まだ自分の知らない映画についてお話しいただき、教えていただきました。

活動をしていく中でぶつかったこともありましたが、
こちらが子どもなので仕方ないと諦めながらもいつも応援・協力いただきました。
市民映画館をつくる会の上映会や長岡アジア映画祭では受付をよく引き受けていただき、
その姿を見ていた杉田愉監督はNさんを自作に起用したい思いがあったそうです。

事情が重なり、いろんなことが身に起きた時はメールで相談に乗り励ましていただき、
自分が新たに活動を決めたときは応援いただき、
届いてたメールを読み返したら冒頭のアドバイスがあり胸を打ちました。

「長岡アジア映画祭・プレイベント」では体調が優れないながらも、
わざわざ足を運んでいただき観に来てくださいました。
本当は手伝いに行きたいと言っていただきありがたかったです。

そのNさんが亡くなったと聞いたときはしばし呆然となりました。
そしてたくさんのお礼を言い損ねたことを悔やみました。

ただ唯一、プレイベントで「モンサントの不自然な食べもの」が満席になったのを
客席で目にしていただいたことは本当に良かったと思ってます。

現在発売中の「月刊ウインド」のNさんの連載「新・映画にオペラを探したら」
今号はウインドで公開される「フィツカラルド」を取り上ており、
”オペラ好きであったヘルツォークの面目躍如たる作品”と紹介し
Nさんの視点からオペラを通して映画を豊かに彩ってます。

文末に”今回はここまで、次回に”とあるのでまた読めることを期待してます。

自分ごときがNさんについて記すのは本当に僭越なのですが、
大変お世話になった方なのでこうして書かせていただきました。
思い出は本当に尽きず、深くこの場でも感謝を申し上げます。
ありがとうございました。

Nさんからメールで届いたプレイベントの感想には、
旧知の方との再会を本当に喜び最後に以下の言葉で結ばれてました。

“今はゆっくりしてください。
 では、また。”

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