【ESP×CHI】 ついにスペインの時代は終わったのか・・・。 → 初戦でオランダに1対5で逆転負けを喫したスペインと、オーストラリアに3対1で勝利して白星発進となったチリの試合はまず最初にスペインのMFシャビ・アロンソが決定機を掴むが決めることができない。すると、前半20分にチリがFWアレクシス・サンチェスのスルーパスから裏に抜け出したMFアランギスの折り返しをFWバルガスを押し込んで先制ゴールを奪うと、さらに前半43分にもFKのこぼれ球をMFアランギスが決めて2対0とリードを広げてハーフタイムに突入する。
負けるとGL敗退が決まるスペインは後半になってもリズムをつかめない。MFブスケッツの決定機などいくつか惜しいシーンは作ったが、最後までゴールを割ることはできない。結局、2対0でチリが勝利して2連勝となった。大会前は混戦になることが予想されたB組であるが、オランダとチリが2連勝で、スペインとオーストラリアが2連敗となったので、2試合を終えた段階で早々とGLを突破する2チームが決定して、スペインとオーストラリアは2試合を終えた段階でGL敗退が決まった。
「優勝候補の一角」と言われたスペインのGL敗退がこの段階で決まるとは全く予想できなかった。もちろん、「GKカシージャスやMFシャビなど主力が大ベテランの域に入っており、スペイン代表のピークは過ぎている。」という評価もあったが、それでも各ポジションに世界最高クラスの選手を擁しており、さらにはアトレチコ・マドリーのFWジエゴ・コスタなど新戦力も台頭してきた。「戦力は4年前の南アフリカW杯以上のものがある。」と評価する人もいたので、驚きの結果である。
結局、初戦の大敗のショックを引きずった状態でチリ戦を迎えてしまった。経験豊富な選手ばかりであるが、気持ちを切り替えることはできなかった。チリもいいチームに仕上がっているが、やはり総合力ではスペインが上回っており、普通の精神状態で戦うことができれば勝ち点「3」を奪う可能性は高かったと思うが、普通の精神状態で戦うことができなかった。南アフリカW杯のときは初戦の敗戦を引きずらなかったが、今回はオランダに大敗したので、切り換えるのは難しかった。
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◆ まとめ #816 【ブラジルW杯】 ESP×CHI、NED×AUS (2014/6/28)
【ESP×CHI】 ついにスペインの時代は終わったのか・・・。
【NED×AUS】 現実路線で戦うオランダ代表
→ B組の2戦目となるスペイン vs チリ、オランダ vs オーストラリアの2試合をピックアップしました。混戦と言われたB組ですが、2試合目で勝利したチリとオランダがともに2連勝となって、早々にこの2チームのGL突破が決まりました。王者のスペインはまさかの連敗でGL敗退となりました。
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