【W杯:MEX×CMR】 らしい形からメキシコが決勝ゴール!!! → グループAのメキシコとカメルーンの試合はメキシコが優勢で進んでいく。前半11分にバルセロナでもプレーしたFWドス・サントスがネットを揺らすがオフサイドの判定でゴールは認められない。さらに前半30分にも左サイドのCKからまたしてもFWドス・サントスがネットを揺らすがこれもオフサイドの判定で先制ゴールは認めれない。リプレーで確認すると「どちらもオフサイドではなかった。」と思うので、メキシコにとっては非常にアンラッキーだったと言える。
0対0で迎えた後半もメキシコのペースで進んでいく。ようやくの先制ゴールが生まれたのは後半16分で、メキシコらしい細かいパスワークからFWドス・サントスがキーパーと1対1のチャンスを迎えると、最初のFWドス・サントスのシュートはキーパーが阻止するが、こぼれ球をストライカーのFWペラルタが左足で押し込んで先制に成功する。その後、カメルーンもチャンスを作ったが、同点ゴールは生まれない。結局、1対0でメキシコが勝利して白星発進となった。
メキシコは1994年のアメリカW杯以降、5大会連続で決勝トーナメントを果たしている。ただ、いずれも決勝トーナメントの1回戦で敗れているので、決勝トーナメントの1回戦がメキシコにとっては鬼門となっている。新たな歴史を築くためにもベスト8進出が大きな目標となるが、好スタートを切ったと言える。クロアチアと2位争いをすることになると思われるが、得失点差の勝負になる可能性もある。2戦目のブラジル戦をどう戦うかが重要になってくる。
この試合を観ると「いつもの大会のメキシコだ。」と感じたが、メキシコも前評判はあまり高くなかった。北中米カリブ予選は2勝3敗5分けで4位という成績で、辛うじてプレーオフに進んだ。最後はニュージーランドとのPOになって5対1(H)と4対2(A)で連勝してW杯出場を決めたが、非常に苦しい予選となった。メキシコにとっては北中米カリブ地区の予選はそれほど難しいものではないので、毎度、楽に突破を決めているイメージしかないが、今大会の予選は苦しんだ。
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◆ まとめ #807 【ブラジルW杯】 MEX×CMR、CHI×AUS (2014/6/17)
【MEX×CMR】 らしい形からメキシコが決勝ゴール!!!
【CHI×AUS】 大黒柱のFWケイヒルは存在感を発揮したが・・・
→ A組のメキシコとカメルーンの試合と、B組のチリとオーストラリアの2試合をピックアップしました。予選でPOに回るなど不調が伝えられたメキシコ代表でしたが、カメルーンに対して終始試合の主導権を握ってスコア以上の差を感じる完勝といます。一方、オーストラリアは主砲のFWケイヒルが奮闘しましたが、及びませんでした。
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