【URU×ENG】 凄すぎるFWルイス・スアレス → 初戦はコスタリカに1対3で逆転負けを食らった南米のウルグアイと、イタリアに1対2で敗れた欧州のイングランドの対戦は前半39分にFWカバーニのクロスから怪我からの復帰戦となるリバプール所属のFWスアレスがヘディングで流し込んでウルグアイが先制に成功する。しかし後半30分にイングランドは右SBのDFグレン・ジョンソンのクロスからMFルーニーが決めて1対1の同点に追い付く。MFルーニーはW杯は3大会連続出場となるが、ようやくのW杯初ゴールとなった。
これで1対1となったが、後半40分にウルグアイはキーパーのGKムスレラのロングキックからDFラインの裏に抜け出したFWスアレスが右足で豪快に決めて2対1と勝ち越しに成功する。結局、復帰戦となったFWスアレスが2ゴールを挙げる大活躍を見せたウルグアイが2対1で勝利してGL突破に望みをつないだ。一方のイングランドは2連敗となった。翌日に行われたイタリアとコスタリカの試合でコスタリカが勝利したため、イングランドは2試合を終えた段階でGL敗退が決定した。
イングランドは1990年に行われたイタリアW杯はFWリネカーの活躍もあって4位になったが、1998年以降はベスト16(98年)→ベスト8(02年)→ベスト8(06年)→ベスト16(10年)という成績だった。豪華なタレント陣に見合った成績とは言えないが、何だかんだでW杯ではGLを順当に突破してきたが、5大会連続のGL突破はならなかった。もちろん、死のグループと言われた極めて難しいグループに入ったのは不運だったが、チームとしての完成度はあまり高くなかった。
結局、イタリア戦も、ウルグアイ戦も1対2というスコアだった。相手と同じくらい決定機を作っていたので、「紙一重のところで敗れた。」と言える。あまり深刻に受け止める必要はないとは思うが、攻撃に関しては個人技に依存する割合が高すぎて、複数人が連動してチャンスを作るシーンは少なかった。FWスターリッジも、MFスターリングも経験の少ない選手なので仕方がないところはあるが、いくら個人能力が高い選手と言っても1人の力では限界がある。
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◆ まとめ #817 【ブラジルW杯】 URU×ENG、CRC×ENG (2014/6/29)
【URU×ENG】 凄すぎるFWルイス・スアレス
【CRC×ITA】 まさかまさかでコスタリカが一抜け
→ 「死のグループ」と言われたD組の2試合目となるウルグアイvsイングランド、コスタリカ vs イタリアの2試合をピックアップしました。「3強1弱」と言われたD組ですが、まさかコスタリカが2連勝で早々にGL突破を決めるとは思いませんでした。今大会の最大のサプライズチームと言えます。
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