【W杯:URU×CRC】 番狂わせでコスタリカが逆転勝利 → 「死のグループ」と言われるD組のウルグアイとコスタリカの試合は前半24分にウルグアイがFWカバーニのPKで先制に成功する。さらにC大阪のFWフォルランのシュートが際どいところに飛ぶシーンもあったが、キーパーの好セーブで2点目とはならず。すると、後半は一転してコスタリカが主導権を握る。まず後半9分に鮮やかなパスワークから右サイドを崩すと、最後は1トップの位置でプレーするエースストライカーのFWキャンベルが豪快に決めて1対1の同点に追い付く。
さらに後半12分にゴール正面でFKを獲得すると、MFボラニョスがファーサイドに蹴ったボールをDFドゥアルテが決めて逆転に成功すると、後半39分にもDFラインの裏を取ったFWウレーニャが決めて決定的な3点目を挙げる。結局、ほとんどの人が「3強1弱」の「1弱」と評価していたコスタリカが前回大会で4位になったウルグアイを下すという番狂わせとなった。ウルグアイは2戦目がイングランド、3戦目がイタリアと対戦するので、GL突破に黄色信号が灯ったと言える。
「コスタリカは3連敗が濃厚」と考えていた人が多かったと思うので、予想外の結果となった。ただ、内容的にはコスタリカが相手を大きく上回っており、順当な結果であり、順当なスコアだったと言える。不用意なファールからPKで先制ゴールを許したが、後半にウルグアイの弱点と言える最終ラインのスピード不足を突くことができた。日本との親善試合でも活躍したFWキャンベルやMFブライアン・ルイスの動きをウルグアイは全く止めることができなかった。
一方のウルグアイにとってはダメージの大きい敗戦と言うしかない。立ち上がりから動きは重かったが、PKで先制ゴールを奪った。堅守速攻のウルグアイにとっては理想的な流れになったが、まさかまさかで後半だけで3失点を喫した。「万全ではない。」という情報が流れている世界屈指のストライカーのFWスアレスは最後まで出番は無かった。プレーできる状況であったならば絶対に投入される展開だったので、まだまだプレーできるコンディションになっていないと思われる。
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◆ まとめ #808 URU×CRC、ENG×ITA (2014/6/18)
【URU×CRC】 番狂わせでコスタリカが逆転勝利
【ENG×ITA】 「3強」というよりも「1強」に近いグループD
→ 「死のグループ」と言われるD組のウルグアイvsコスタリカ、イングランドとイタリアの2試合をピックアップしました。3強1弱と表現されることが多くて、コスタリカの前評判は非常に低かったと思いますが、初戦で前回大会で4位に入ったウルグアイに勝利しました。C大阪のFWフォルランは先発で出場しましたが、ゴールを奪うことはできませんでした。
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