【SUI×ECU】 名将・ヒッツフェルト監督の交代策がズバリ的中 → E組のスイスとエクアドルの試合は前半22分にエクアドルがセットプレーからFWエネル・バレンシアが決めて先制に成功する。しかし後半3分にスイスは同じくセットプレーから後半の頭から投入された途中出場のMFメーメディがヘディングシュートを決めて1対1の同点に追いつくと、試合終了間際の後半48分にはカウンターから同じく途中出場のFWセフェロビッチが決めて2対1と逆転に成功する。結局、スイスが2対1で逆転で勝利して勝ち点「3」を獲得した。
スイスはFIFAランキングが6位と非常に評価が高いチームである。それによって第1シードを獲得して、やや恵まれたグループに入った。E組はスイスとフランスの「2強」と言われていたが、この試合が引き分けに終わっていたら、次がフランス戦であることを考えるとスイスは極めて難しい状況になったが、土壇場でFWセフェロビッチの逆転ゴールが生まれた。GL突破が見えてきただけでなく、首位通過の可能性も見えてきた。価値ある逆転ゴールになったと言える。
6位というFIFAランキングについては「やや過大評価」と言えるが、各ポジションにタレントがいるので、世界でも10番前後の実力を持ったチームであることは確かである。2009年のU-17W杯を制したときのメンバーが中心になりつつあるが、22歳前後で欧州のトップリーグで活躍している選手がたくさんいる。チームとしてのピークはおそらく次の2018年のロシアW杯になると思うが、魅力的なタレントをたくさん抱えているチームで、今大会のダークホース候補の1つである。
ちなみに、2009年のU-17W杯のときは日本と同じグループに入っている。MF宇佐美、MF柴崎岳、FW杉本、MF高木善らが中心となったいわゆる「プラチナ世代」と対戦したが、スイスが4対3で日本に勝利した。前半9分と前半20分に京都のFW宮吉が決めて日本が2点リードを奪ったが、その後、4連続失点を喫して大逆転負けとなったが、スイスの1点目と2点目を決めたのがFWセフェロビッチで、3点目がMFジャカで、4点目がDFロドリゲスだった。
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◆ まとめ #809 SUI×ECU、FRA×HON (2014/6/19)
【SUI×ECU】 名将・ヒッツフェルト監督の交代策がズバリ的中
【FRA×HON】 エースのFWベンゼマがハットトリックに近い大活躍
→ E組のスイスvsエクアドル、フランスvsホンジュラスの2試合をピックアップしました。「2強2弱」と言われるE組ですが、上位候補のスイスとフランスが順当に勝ち点「3」を獲得しました。ただ、相手を圧倒したフランスに対して、スイスは終了間際に勝ち越しゴールを奪うという辛勝でした。
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