広電探訪 千田車庫
広島電鉄の撮影をしていきます。
路線も多岐に渡りどこで何を撮影したらいいのやら…。下調べもほとんどせずに訪問となったので、まずは千田車庫にある「電車見放題(Train View Deck)」へ。どんな車種があるのか見てみます。
広島電鉄本社に隣接する千田車庫の脇にちょっとしたデッキがあり、ここから自由に留置車両を見学することができます。2023年8月25日訪問。
広島電鉄の凄いところは、古い単車から連接車両、5車体連接の超低床車両まで、新旧の車両が運用されているところです。
ざっと見ても凄い車種が留置。奥に見える青のツートンの653号は650形 653。
1942年製造の被爆電車だ。シングルアーム、冷房もついている。
狭い車庫だが、所狭しと電車が留置されている。平日の朝はほとんどで払ってしまうほど地域に根差した鉄道となっている。平日、休日と滞在していたが乗車率もいつも高かった。
古い車両が留置されていました。左の352は広島電鉄生え抜きの車両。850形を改番。1958年製造。
右の582は570形 582。元神戸市電からの移籍で1924年製造。
風格のある姿の582。
千田車庫全景。
これだけの車種が運用されているとは沿線撮影が楽しみです。
路面電車の撮影は、適宜乗車し駅間を歩くがよさそうです。千田車庫のある宇品線の広電本社前から皆美線の皆実町六丁目まで歩いてみます。
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夏の広島へ! 呉市探訪(鉄分少なめ)
先週末は広島県へ旅してきました。
広島電鉄の路面電車を巡る撮影行です。
せっかく広島県まで来たので、前から訪問したかった呉市へまずは向かいます。呉市の訪問は2回目。学生時代に自転車で旅をしていた時に立ち寄っていました。空港から呉駅へ直行便の広島電鉄の高速バスに乗車。2023年8月25日訪問。
呉駅に到着。港も近く、駅舎と反対側の海側へ行きます。
跨線橋を渡っていると変わった列車が入線して来ました。etSETOra(エトセトラ)という観光列車のようです。準備できずスマホでスナップ撮影。
呉市に立ち寄ったのは「大和ミュージアム」の見学が目的でした。第二次世界大戦や太平洋戦争については、ドキュメンタリーを見ることが多く一度訪問したかった。広島へ訪問する度に戦争の歴史をいたるところで見ます。呉は海軍工廠のまちとして栄えました。ちょうど「日本海軍と航空母艦」の企画展も行っておりこちらも併せて見学してきました。
大和ミュージアムの向かいには海上自衛隊呉資料館(てつのくじら館)があり、見学無料でしたので合わせてみてきました。しかしこの「ゆうしお型潜水艦あさしお」は大きいです。長さ76.2m、深さ10.2mもあります。潜水艦内部にも入れるので貴重な経験となりました。海上自衛隊は機雷の除去などの活動もされているとのこと。
呉では造船業も盛んで、ONEの海上コンテナ船がちょうど造船中でした。写真では分かりにくいですが、相当大きな船で驚きます。
海上自衛隊の現役の潜水艦や護衛艦が停泊している「アレイからすこじま」にも訪問したかったのですが、徒歩だと厳しそうでしたの断念。以前に自転車で来たときに見たことがありました。
色々なポストシリーズ。松山市のオレンジのポストに引き続き、呉ではブルーのポストが。
お昼過ぎから広島駅に移動します。フェリーで移動しようと思っていましたが、時間が合わず呉線で。長いホームが今でも残ります。
呉駅からは快速「安芸路ライナー」で移動。227系(Red Wing) がやって来ました。JR西日本の車両は快適な車両が多いですね。
とはいえ、乗車した席はドア横の補助席。こういった席があるのも関東では珍しい。結構な頻度で関西に訪問した際はこの席を利用しています。
瀬戸内海の穏やかな海が車窓に広がります。
広島駅に到着。227系だらけです。えんじ色がいいアクセントです。
ガラガラディーゼルエンジンをアイドリングして芸備線のキハ47形停車していました。狩留家行きです。227系との対比がすごい。
さて広島電鉄に乗車してみましょう。
何年か前に仕事で広島に訪問した際は、広島電鉄の広島駅は綺麗な印象があったのですが、非常に雑多な雰囲気に。2025年にJR広島駅の2階に直接乗り入れの工事がされているとのこと。
この風景もいずれ見られなくなります。
さて路面電車の撮影ですが、松山市に比べて交通量が多く、車の被りが多数で地上からの撮影はポイントが限られました。路線や運用も多岐にわたり、運転の本数も多く、市内電車(路面)の他、鉄道線もあり今回も蓋を開ければかなりの数の写真となりました。今回はコンデジと補助でスマホでの撮影のみです。写真の整理に時間を要しそうですので、ボチボチ更新していきますのでお付き合いください。
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夏の朝 特急しおさい2号 東京行き
早朝の送り込み回送
3月のダイヤ改正から成東始発の朝一番の東京行きしおさい2号の編成が佐倉から早朝に送り込まれているらしく、陽の長いこの時期に撮影できるのでは?と思い訪問してみました。
やって来たのは八街-日向間。里山もあり順光で撮影できそうです。
しかし沿線は草むらだらけ。。。ちょうどスポット的に陽が差している場所を見つけた時には既に列車のジョイント音が遠くから聞こえてきていました。慌てて撮影した1枚。
総武本線 八街-日向 XXXXM しおさい2号送り込み回送 2023年7月17日撮影
この界隈は里山の森バックで撮影できるので、普段よく訪問するモノサク区間とは異なった画が作れますね。実は手前の田んぼ重視で撮影したかったので2週間後に再訪しています。夏至を過ぎ光線状態も変わってくるので果たして。。。こちらは後日。
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田んぼに咲く 紫陽花
夜の我孫子道車庫へ
先日の大阪訪問時、阪堺グルメフェスが夕方から夜に我孫子道車庫で開催されているとのことで、阪堺電気軌道の訪問をしてきました。
天王寺駅前から上町線で向かいます。(2023年8月5日~6日撮影)
天王寺駅前にて。阪堺電気軌道は単行車両のイメージですが、新型の連接車両が来ました。
堺トラム1001形。
終点の我孫子道に到着。上町線は阪堺線と住吉で合流し、我孫子道の先、浜寺駅前まで伸びる。
我孫子道車庫では「阪堺グルメフェス」が開催されていて、キッチンカーが出て車庫内で飲食できるお祭りが開催されていました。入場は無料でしたので、軽く食事とビールを飲みつつ、夜の車庫の雰囲気を楽します。
丸目3窓の愛嬌のある車両は1950年代後半から60年代前半に製造された車両。路面電車巡りの魅力はこういった古い車両にも出会えることです。502号に阪堺グルメフェスをPRするミニヘッドマークが付いている。
1990年代前後に増備された701形、601形。ライトもつけてくれて展示されていた。
事業用車デト11形。積んであるのは冷房か?廃車されて、今は構内入れ替え用とのことだ。
こちらは既に廃車されてしまったモ165。金太郎塗りというらしい。
阪堺電気軌道には現役車両として、1928年製造の最古参のモ161形が4両在籍している。夏場は冷房装置が無いため、稼働無しのようだが、住吉大社の初詣時期の増発ダイヤなどには運用に入る。
手前モ161形164、奥はモ161形166。
渋い。日中走る姿を見る手見たいのとそして乗車をしてみたい。
こちらは赤電塗装のモ161形162、奥はクラウドファンディングで大規模修繕が行われたモ161形161。
三脚を立ててバルブ撮影しないと条件が厳しいですね。スマホだと限界が・・・
おまけ
最終日は新世界からの帰り道に阪堺線の新今宮駅前に。少し待つと始発の恵美須町から1本やって来るので撮影してみました。
この界隈は大阪の下町で駅構内に落書き?イラストがありました。面白い。
住吉方面に発車していきました。
阪堺電気軌道は旧型車両が動く出す頃にじっくりと訪問してみたいです。走っている地域がかなりの下町なのでウロウロ撮影しながら移動できるかなぁ。。。と思っています。
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保存機関車 EF15 120号機
先日訪問した大阪府摂津市にある新幹線公園には、セピア色の電気機関車も保存されていました。
EF15 120号機です。2023年8月5日訪問。
EF15 120号機。昭和29年9月7日製造。新鶴見機関区→宇都宮機関区→新鶴見機関区→龍華機関区と渡り歩いた。廃車は昭和58年。私が子供だった頃もまだ走っていたということだ。
デッキ付きの車体、台車配置も国鉄のEF60番台の新鋭電気機関車とは異なる。
セピア色のデッキ付きの電気機関車は現役で活躍している頃には撮影記でなかったので、こうやって大切に保存されているのはうれしい限り。
それぞれの車両は用途は違えど、かつて昭和の時代の鉄路を駆け抜けていた貴重な鉄道車両が保存されていることは本当にありがたい。暑かったけど訪問してよかった。
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新幹線公園の0系
大阪摂津市にある新幹線公園。
大阪貨物ターミナル駅の横にかつての栄光の超特急0系の先頭車が保存されていました。
2023年8月5日訪問。
夏空の下、0系が屋外展示されていました。屋根もついていて保存状態も良い。
形式番号 MC21-73 K16編成1号車(10次車)。昭和44年7月23日製造。
現代の新幹線とは先頭車の形状に隔世の感が。子供の頃は0系がおなじみの車両でした。
丸目と団子鼻。愛嬌のある顔つきだ。
デビュー当時は夢の超特急と言われていたのが分かりますね。
毎週日曜日に内部公開もしているようです。
近くには新幹線の鳥飼車両基地もあります。公園からは大阪貨物ターミナルでのコンテナの積み替え作業なども見ることができます。
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真夏の大阪旅行(鉄分少なめ)
先週末は子供と二人で真夏の大阪へ旅行に行ってきました。高校2年生なのでこれが最後かな。
子供が小さい頃は大阪旅行では一緒に大阪環状線を撮ったりしていましたが、、、今は鉄道には興味を持たず。なので鉄分少なめ。特に細かい旅行計画は立てずに訪問となりました。
ダイジェスト版で。8月5日、6日撮影(すべてスマホにて)
まずは伊丹空港からモノレールで万博記念公園へ。太陽の塔が見たいとのことで訪問。
大阪モノレール 万博記念公園駅。
太陽の塔。今までモノレールや高速からちらっと見ていただけでしたが、近くで見るとすごい迫力。ここでは内部入館を予約していたので塔内に入館。岡本太郎が作った当時のままの造形が残っていて入館して本当に良かった。万博記念公園ではポケモンGOフェスタが開催されていてすごく混んでいましたが、見向きもせず1970年の日本万国博覧会のパビリオンの様子が分かる博物館に入館したりと楽しめました。2025年に大阪万博が開催されるとのことですが、海外パビリオンの申請が少なかったり建築費が高騰していてかなり深刻な問題になっているようです。1970年とは時代背景も違い当時とは国民のモチベーションも変化しているので何とも。。。
ものすごく暑かったのですが、午後は特にやることもないので摂津市にある新幹線公園に行ってみました。駅からもまあまあ距離があり往復で汗だくになりました。大阪貨物ターミナルの脇にはかつての英雄が鎮座していました。
京阪電車で門真市から淀屋橋へ向かいます。京阪特急を見たいなぁと思っていたらちょうど淀屋橋駅に止まっていました。新仮面ライダーのヘッドマーク付き。プレミアムカーで京都にまた行ってみたい。
道頓堀界隈をウロウロして、暑すぎるので早めに定宿の淀屋橋のホテル京阪にチェックイン。一休みしてから夕方、京橋までいき贅沢にフグ料理を食べます。焼きフグが食べたくて提供しているお店へ。この店では網焼きではなくニンニクたっぷりの陶板焼き。フグ三昧のコースでお腹もいっぱいです。
京橋から大阪環状線に乗り、天王寺へ。阪堺電車に乗り換えて我孫子道の車庫へ。ちょうど「阪堺グルメフェス夏」が我孫子道車庫で開催されています。21時までの開催で終わりまで1時間を切っていましたが、何とか滑り込みました。キッチンカーも既に売り切れが多かったのですが、最後の1杯で焼き肉丼をゲット。ビールも飲みます。フグをたらふく食べたのに!?
路面電車を見ながら飲食するのは格別です。
鉄分少なめといいつつ要所要所で鉄分補給できました。
翌日はおなじみの通天閣界隈へ。しかしもう何回も子供と訪問しているので。。。
ディープな雰囲気を楽しみつつ、レトロゲームがあるお店をはしご。なんとここで私が高校時代に部活の帰りに船橋のゲームセンターで遊んでいた「ザ警察官」のゲームが。懐かしい。動き回るので体力が持たん。
新今宮では再び阪堺電車を。こちらは恵美須町から路線が伸びる阪堺線。新今宮駅の周りはディープな雰囲気で、駅には立派な落書き?が。
午後の早めの便で東京に戻りますので、そろそろ時間を気にします。天王寺駅まで行き、串カツを食べて帰ることにしました。ちょうど201系が来て乗車。あべのハルカスとともに。子供も古いので激レア車両か?と聞いてきました。そうです。
大阪駅経由で電車で伊丹空港へ向かいました。大阪駅はものすごい混雑でしたが、この場所はがらんと誰もいません。ユーチューバーの西園寺氏が動画を良く撮っている場所。コンコースの混雑が嘘のようです。
最後は阪急の大阪梅田駅へ。広大な行き止まり式ホーム、次から次へと入線する阪急マルーンの車両たち。うーん阪急狙いでまた訪問したい。阪急宝塚線で蛍池駅経由で伊丹空港へ。
駆け足でしたが、真夏の大阪を楽しめました。
新幹線公園と阪堺電車は別記事でまたUPします。
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