はてなキーワード: マスコットとは
◯経歴
◯志望動機
ぶっちゃけほぼ記念受験のノリだった。合格率は限りなく低いけど、そもそも応募しなければ選考すらされないからね。
元々テーマパークやプロスポーツチームのマスコットが好きで、多くの人にとって「友達とは少し違うけど親しく触れ合える存在」「色んなことを気軽に話せて、喜びや悲しみを分かち合える存在」「いちいち指示めいたアドバイスをしてこない存在」である彼らのポジションに憧れというか、感銘のようなものがあった。幼い頃から親兄弟にも友人にも遠慮があって言いたいことをなかなか伝えられずに苦しい思いをしてきた自分にとって、マスコットたちといる時だけは明るく心豊かになれた。「自分の好きな自分」になれた。だからこそ自分も、同じような生きづらさを抱えているすべての人にとっての「マスコット」になってみたいと思った。
元々Vtuberになりたかったわけではないし、そもそもV界隈にそこまで興味はないし、にじさんじの所属になりたい願望も特段無かった。しかしそんな中でもちょうどマスコットオーディションの追加募集があることを知り、良い機会だと感じて応募を考えた。
マスコットとして1人でも多くの人に寄り添いたいのに、全くの無名だとその想いが誰にも届かず終わってしまい本末転倒だ。その点、にじさんじのライバーになれれば最初から多くの人の目に触れるチャンスを得られる可能性が高く視聴者の層も老若男女に幅広いので、個人的に思うところの「理想的なマスコット像」を叶えやすいだろうと感じた。
◯結局「応募しない」と決めた理由
いよいよ応募締切日まで残り1週間といったところでふと思った。
「色んなことを気軽に話せて、喜びや悲しみを分かち合える存在」
自分がこれらすべてを叶えるべき場所、それはインターネットの世界ではなく、もっと身近な──今働いている児童施設のはずだろう、と。
今の子供たちの多くは「日中に親が家にいない家庭」で生まれ育っている。学校なり塾なり学童なりに朝から晩まで預けられ、未だ幼いのに家族と殆ど一緒にいることが叶わない。更には「仕事で忙しいのに心配かけたくない」という理由で、学校で深刻な困り事があっても自発的にそれを相談することにも困難を抱えている。顔も名前も分からない不特定多数よりも先に、自分は今目の前にいる彼らのための「マスコット」として行動しなければならない──改めてそう気付いたのだ。
まあ今の生活を変えることの難しさや経験がないことへの不安、仕事への充足感その他諸々の事情も勿論あるが、最大の理由としてはそういうわけで、結局VTAマスコットオーディションには応募しないことを決めた。
配信者として活動することへちょっとした興味はある。マスコットボイスで何日何時間でも変わらず会話し続けるちょっとした自信も実はある。けれどそれ以上に私は今の仕事が案外好きで、今の生活が案外好きだということに気付いた。気付けた。
同時に、軽いノリで記念受験しようとした自分の知らない何処かに生きる、何が何でも「にじさんじに入りたい」「Vtuberとして成功したい」という大きな夢と希望を抱き、強い緊張を覚えながらオーディションのために準備してきたであろう多くの人たちにも思いを巡らせた。彼らには是非、万全のパフォーマンスを発揮して、望む夢を掴んで貰いたいと願うばかりだ。
いつか自分の理想とした「マスコット」のように、視聴者を励まし背中を押してくれるような素晴らしいライバーさんが新たに生まれてくれると嬉しく思う。普段は長時間の配信を観ない自分だが、その時が来たならば「マスコットライバー」の配信は積極的に応援したい。
追伸
実は結構ギリギリのところまで考えていたので、安物ながらコンデンサーマイクを1本買ってしまったんです。しかしオーディションを受けないと決めた今コイツの使い道が一切無くなってしまい困っています。何か良いアイデアがあれば教えてください。
ちぃかわの元ネタはワイが10年前にスケッチしたラフ絵なんだけど、漫画にしたのは作者のダレノガレ先生の構成力の実力。
前提として、自分は生成AIでイラストを生成・加工したことはないし、これからするつもりも全くない。
理由としては、生成AIはいろんな人の絵や写真を無断学習しており──という事ではない。単に、自分の手で描く方が楽しいから絵を描いている。プロンプトでのイラスト生成より、ペンで線を引く方が、自分の思ってるものを出すには早くて楽だ。だからAIでの画像出力には興味がない。
その上で、絵師をアイデンティティにしてる連中の生成AIアレルギーが最近どうにも気持ちが悪い。
言っておくが、もちろん「この経緯だとそりゃAIを嫌いにもなるよな」と感じる反AI絵師ももちろん知っている。AIを使って嫌がらせを受けたり、自分の絵柄を模倣したAIで悪意あるイラストを生成されたり。そりゃあ嫌にもなると思う。
その上で、「「絵師」というカテゴリーの人間は全員生成AIが敵である」という絵師たちの空気感が気持ち悪くて仕方がない。
個人的な意見だが、今の絵描きたちは、AIよりもむしろAIを嫌うものたち(絵師たち自身を含めてだ)のほうに攻撃されていると思っている。
Twitterひとつとっても、綺麗な絵に「これは生成AIだ」と決めつけるツイートが毎日のように投稿されている。
AI認定の論拠はさまざまだ。指が6本、細部が溶けているという明確な理由のものから、原作デザインと細部の模様が違う、指の数を間違えているなんて手描きでも当然のように出てくるミスまで、山ほど。
そして悪いことに現代インターネットは「悪者」を燃やすことに命を賭けられる人間が目立ちすぎる。その中で分かりやすい「生成AIを使う絵師もどき」はそりゃあ格好の餌だ。本当にAI製だなんて本人以外にわかるはずもないのに。
下書きが雑なのにいきなり線画が綺麗になるからどうした。一発描きで美しい絵を描ける人間なんていくらでもいる。絵柄が典型的なAIだからどうした。その人は2020年からもうその絵柄を確立させている。
話は変わるが、とある可愛らしいマスコットがインターネットで人気を博しているのは知っているだろうか。教育番組をテーマにした、あの非常に可愛らしい大人気のマスコットだ。
かのマスコットを描いた絵師が、あえて生成AI風のイラストを公開し、あとからタイムラプスを添えてそれが手描きであると証明したことがある。
そのイラストに対してあったのは、最初は大批判、手描き証明のあとは大賞賛だった。
生成AIの画風(と言っていいのか定かではないが)を誰にも見分けがつかないよう模倣するその技術力は素直に賞賛ものだ。本当にすごい絵師さんだと思う。
だが、それを見ているものはどうだっただろう。
同じイラストを見て、AI製だと思ったらゴミと殴りつける。手描きだと思ったら神と崇め奉る。
変だ。
例えば、ここに料理があるとする。
そこで料理したのが人間のシェフではなく機械調理だと知ったならば、その料理をゴミ箱へと捨てるべきなのか。
人が考えたレシピをそっくりそのまま調理して作られた料理でも、それはゴミとしていいのか。
人間のシェフにとっては、美味しいと喜んだ人間も、それを調理した機械もゴミとなるのだろうか。
おかしい。
そして何より、機械調理をゴミだと呼ぶシェフたちが、同じ料理人たちに向かって「機械は悪だ」「お前も機械を使っているんじゃないか、ならばお前も敵だ」と殴りかかっている。
こんな事態が起こっているのは、少なくとも自分の観測範囲では我々イラスト界隈くらいなものだ。
プログラマーというAIに近しい人々は勿論、コスプレイヤーだって画像加工にAIを使用しているし、字書きだってAIと共に作った作品を文学賞に出して選考を進んでいる。
勿論プログラマーもコスプレイヤーも字書きも「生成AIは嫌だ」と言う人はいるだろう。それは個人の自由だ、制限することも批判することもない。
だが、こと絵描き界隈においてだけは「生成AIを使う人間は畜生以下だ」という暗黙の協定ができてしまっている。
生成AIへの強すぎる嫌悪と晒し上げが、自分は本当に嫌だし怖い。
ほんの少しの悪意に見つかってしまえば、自分は本当にAIを使わずに手で描いていたとしても「AIだ」とレッテルを貼られる。「AIかもしれない」という偏見はその後ずっと残り続ける。
以前Twitterには、絵描きの絵を引用しては「これはAIだ」と判定するだけのアカウントがあった。自分も何度か覗いたが、本当にめちゃくちゃな因縁の付け方も数多くされていた。それでも絵師たちはそのアカウントを見て「こいつはAIだ」と引用されたアカウントを敵視した。
その後、そのAI判定アカウントはフォロワー数が集まったところで売りに出された。
AI嫌悪の絵師たちの過剰に煽られた怒りは、それ以上の悪意によって金にされるだけのものなのだ。
どうにかこの絵師界隈に蔓延る「生成AIを使うやつはみんなの敵だ」「だからAI信者は探し出して吊し上げるべきだ」という空気感から逃げたい。
ひとくちに絵師と括っても、中にいるのはAI嫌悪たちの大好きな人間そのものなのだ。AIが嫌な人間もいれば、私のようにAIをあまり嫌だと思えない人間だっている。その方向性は全員違う。巻き込まないで欲しいと言うのが本音だ。
今はまだ、AI判定吊し上げの当たり判定は「画像」という範囲に収まっている。だがそれでもその当たり判定はどんどん拡大しているように思う。
最初は生成AIでのみ作られた絵を叩いた。次に、AIイラストを加筆した絵を叩いた。その次は生成AIをトレス元に使った絵を叩いた。最近は生成AIを模写したものまで叩かれるようになっている。ここまで来たらもう、疑われた時点で終わりだ。AI不使用の主張は悪魔の証明と化している。
おそらくだが、このまま行けば「AIを使ってイラストの構想を練った」「AIでネタ出しした」くらいまでは叩かれるようになるんじゃないかと思う。このネタはAIっぽい、この構図はAIっぽい、そんなことまで言われてしまえばもう終わりだ。もし自分に悪感情を勝手に抱いた誰かが自分にAIの難癖をつける引用ツイートをしたら簡単にこれまでの歩みは終わるようになる。
絵描き以外は、各々の方向でAIと付き合い、活用し、和解し、共に歩もうとしている。どうして絵描きだけこうもヒステリックなのか。どうして「自分は線を引くのがただ好きなだけだ」という心に戻ることができないのか。本当に恐ろしい。
生成AIの何がそんなに嫌なんだ。AIで嫌がらせされるのはそりゃあ自分も嫌だが、じゃあAIに過敏なあいつらは全員AIを使って集中攻撃でもされたのか。
自分の描いた絵よりも生成AIの方が数字が伸びることが許せないだけだろう。
もうみんな、数字を伸ばしたい承認欲求を満たしたい、だから自分より楽してみんなに認められ数字を稼ぐあいつらが許せない、になっていないか。
その気持ちは、貴方たちの大嫌いな「生成AIイラストで承認欲求を満たしたいだけのアカウント」と何が違うんだ。
自分の満たされなさで他人を攻撃しないでくれ。AIイラストにたくさんいいねがつくのなら、それはAIイラストだったとしてもこれは素晴らしいと思った人がそれほどの数いたということじゃないか。
だからといって自分の絵がAIイラストに劣るという証左になるわけでもないだろう。絵が伸びるかは、昔からずっと、ただの運だ。ガチャを回して、自分は目当てを引けず誰かが目当てが引けたからと言って、自分の価値が下がると本気で思うのか。
つらい。
こんな増田の自己開示なんてだれも当てにしないとは思うが、自分だってそれなりに人に見てもらえる方の絵描きだ。見てもらって喜んでもらえることは嬉しい。だからって、他の絵師を見て「あいつのほうがどうして喜ばれてるんだ」と逆恨みすることはない。自分が絵を描いていて楽しいのなら、他人の絵の評価なんて気にしなくていいじゃないか。これが美大受験やコンクールなら大いにわかるが、ただのSNSなんだぞ。
元増田です
キャラクター面で、かなり詳しそうな方の情報が来たなあ。全部正しいかはちょっと精査しきれないけど
少なくとも、人型キャラクターをあまり使わず「ぷよ」をやけに推してるのは自分も感じていた。
一応、セガを最大限フォローするなら、このキャラクターコンテンツ戦国時代に勝てる気がしないからそういう判断をしたのかなあと。
「両性バランス良く人型キャラクターがいるコンテンツ」だけで絞っても、原神はじめとしたホヨバ系、鳴潮、アークナイツと、あまりにもライバルが強力すぎる。
オタクをデモに巻き込みたいなら、可愛い巨乳美少女キャラやロリペタ幼女をマスコットキャラにして
はんせん!というプロパガンダアニメを作って主題歌はvtuberに歌わせる
これやればオタクは釣れる
チョロすぎるのに、この程度の知恵も出ない左翼はアホ
https://x.com/i/status/2034871536293929021
さくま あきら @isetta_23
これ見て、平成では桃鉄と共に大ブームだったのに、令和ではイマイチパッとしないぷよぷよのことを考えている
比べるもんでもないかもしれんが
ここ最近出たのが、Apple Arcadeという何とも言えないプラットフォームで出たパズルポップと、正直ぷよテト2にちょい足ししたくらいのぷよテト2Sなのがなあ
(あと介護福祉向けのぷよぷよトレーナーなる作品が出るらしい)
35周年生放送+そのちょっと後のニンダイという、新作発表最大のチャンスでも発表されなかったのを考えると、新作作ってない説が大分濃厚そうな気がしてしまう
とは言っても、普通に新作作っても、桃鉄みたいに流行る線が見えないとは思う。
何故流行らないのか考えてみると、多分見た目の可愛さに反して、ゲーム性が格ゲー並みにストイックなところだと思うんよなあ。特に通ルールはキャラ相性でゴリ押すとかの誤魔化しも効かないことから、下手したら格ゲーよりもストイックなまである。
スト6とかを参考にして、VTuberやストリーマー間でガチプレイが流行る線を目指すのが一番かな。
現状大会とかで使われてるぷよぷよeスポーツ、eスポーツ名乗っておきながら未だにクロスプレイ無いのは正直致命的すぎると思うので、新作ではちゃんと実装して欲しい。
あと、ちょっと軸を変えるなら、Project mirai(3DSの初音ミクの音ゲー)についてた、初音ミク版ぷよぷよの延長線みたいな感じで、プロセカ版ぷよぷよを2〜3000円で出すって手はどうだろう
現状セガが持ってる中で一番オタク人気が強いのって何やかんやでプロセカだと思ってて、あのレベルの人気だと、取り敢えず出た関連コンテンツは全部触るみたいなタイプのオタク結構いると思う
その中でぷよぷよの楽しさに目覚めてくれる人がいるかもしれんやん?
<追記>
なんか凄い伸びてる。ありがとうございます。
はてブには「ゲーム性がストイックすぎるのでキャラを売ろう」という意見が多くて、自分もアリだとは思うんだけど、キャラクター方面で色々あったという情報が……
https://anond.hatelabo.jp/20260321220050
全部正しいかは精査しきれないんだけど、少なくとも「何故か人型キャラクターより「ぷよ」を売ろうとしている」ってのはめっちゃ感じてた。
この35周年サイトに色々コラボ情報があるんだけど、妙に「ぷよ」側の使用頻度が高いんよなあ。
返信にも書いたのだが、一応セガをフォローするなら、「人型キャラが両性バランス良くいるコンテンツ」だけでも、原神はじめとしたホヨバ勢、鳴潮、アークナイツ、グラブル、FGOと戦国時代化しており、「ぷよ」をマスコット化することによって逃げ道を探ってるのかなあと。
おい、弱者男性ども。
毎日毎日「女はズルい」「俺たちは救われない」ってネットの隅っこでボソボソ呟いてるお前らさ、鏡見てから言ってる?
いいか、よく聞け。
女っていうのはな、本質的に弱くて、儚くて、守られるべき「守護対象」なんだよ。
知能も、判断力も、腕力も、全部男より一段劣ってる。それは差別じゃなくて「事実」だ。だからこそ、俺たち責任感のある「本物の男」が、彼女たちが道を踏み外さないようにリードしてやり、重い荷物を持ってやり、泥を被って守ってやる義務があるんだわ。女は、男の庇護があって初めて輝けるマスコットみたいなもんなんだよ。
「女は金を持ってる男しか選ばない」? 当たり前だろ。
自分の力じゃ何もできない、生存能力の低い生き物が、強い個体に保護を求めるのは生存本能だよ。それを「汚い」とか叩くのは、子供が親に甘えるのを叩いてるのと一緒。器が小さすぎるんだよ。
お前ら、子供相手に本気で短距離走して「ハンデずるいぞ!」ってキレてるのか? 恥ずかしくないの?
女は構造的に弱者なんだから、多少下駄を履かせてやるのは強者の余裕だろ。それを奪い合おうとする時点で、お前らの精神性は「女以下」なんだよ。
一番ヘドが出るのがこれ。「俺たち弱者男性にもケアを!」とかいう甘え。
男として生まれたからには、誰かを守って、支えて、背中を見せて死ぬのが役割だろうが。
守るべき対象であるはずの女に「理解してほしい」とか「愛してほしい」とか、尻尾振って媚びてんじゃねえよ。
「守る力のない男」なんて、この世で一番価値がないんだわ。
お前らがネットで叩いてるフェミニスト様の方が、まだ自分の権利を主張するバイタリティがある分、お前らより「オス」としてマシに見えるレベルだぞ。
女を叩く暇があったら、自分が「女を一人養って守れるだけの強さ」を持てない無能さを呪え。
「対等な権利」なんて寝言言ってないで、早く自分の弱さを認めて、強者の靴でも磨いてろ。
それができないなら、一生地下室で、自分よりさらに弱い(と思いたい)存在を探してろよ。
まあ、そんな存在、この世にはもういないけどな。
37年前の攻殻機動隊に現実は追いついた? 士郎正宗氏明かすAI論 構成・御船紗子2026年2月14日
AI(人工知能)をはじめとする技術と人がともに生きる世界を、37年前に描いた漫画がある。「攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL」(講談社)だ。その後、アニメ化されて世界的な人気を集め、ハリウッド映画の原作にもなった。今年7月には新アニメシリーズの放送も予定され、世界観を再び広げようとしている。漫画作者の士郎正宗氏は人びとの生活や職場にAIが急速に入り込んでいる現代をどう見ているのか。朝日新聞の書面インタビューに応じた。
・士郎氏が現代を描くなら
――攻殻機動隊の連載を始めた1989年当時は、まだインターネットが一般的に普及していませんでした。しかし、作中の世界はネットやAIが社会に浸透し、脳をネットでつなぐ描写もあります。この世界観はどのようにして生まれたのでしょうか。
小型で高性能のバッテリー、コンピューター関連の技術の急速な発達、高度な通信インフラ。当時はどうなるかわからない技術もありましたが「なんとかなるか~」と目を瞑(つむ)って設定したら、このような世界観が出来ました。生体、特に脳への侵襲技術(物理的なダメージを伴う技術)は「医療分野以外だと実際には進まないだろうな」と思いつつ、架空の物語なので描写する選択をしました。貧富や技術の格差両面を描写するよう気をつけました。
生活や仕事を便利に支援してくれるレベルに手が届いてありがたい半面、善良ではない目的でこれを利用する人達もいます。他の多くの技術と同様に多くの問題・課題も生じるし、対策も必要かと思います。人工知能はそうした対応策の検討や実施にも役立ってくれるでしょうから、有効活用するのが良いかと思います。
暮らしに広がるAI、加速する進化 「脳の本丸」への接近には危機感
人間における魂や心とは
――本作には枠外に多くの「補助説明文」が書き込まれ、読者が作品の世界観を理解する手助けをしています。この説明文によれば、主人公の草薙素子少佐が言う「ゴースト」という存在は、神道における八百万(やおよろず)の神のような存在だと理解できます。現実世界に氾濫(はんらん)するAIやその他多くの電気通信、データセンターのサーバーにも、ゴーストは宿ると思いますか。
人間はそもそも認知機能や心的原因から、壁のシミや木目に顔や人影を見いだしたり、現象の乱雑さに非偶然性を感じたりする想像力豊かな生物です。人工知能が単に文章や画像を統計処理して、あたかも人格や心があるかのような姿をし、人格や心があるものの手によって作られたかのような会話応答をした場合でも、実際にその人工知能に心と呼べる機能があるか否かとは関わりなく、人はそこに意思や心を見ることがあると思います。
人間における魂や心とは何か。定義や、構造の解明が可能になって、その機序(メカニズム)を踏襲または応用した人工知能(身体性を持つこと込み)ができて、さらに十分な学習が進めば、ゴーストは宿りうるかもしれません。しかし、現在のようなサーバーを積み上げるだけでは難しいかもと思います。
――作中に登場する天才ハッカー「人形使い」は、サイバー空間で生まれた生命体です。現在のAIや、サイバー空間に在る「なにか」が人形使いのように自我を持ち、ゴーストを持つことは可能だと思いますか。
どういった条件を満たしたら「ゴースト」と呼べる現象か、定義が必要です。また、どういった条件を満たしたら「自我」と呼べる現象かも、定義が必要です。
しかし、前出のゴーストに関する問いと同様に、それが可能か否か、実在するか否かとは全く無関係に、人がその存在を感じる(存在すると主張する)ケースはあり得ると思います。世の中には色々な人がいますので……。
士郎氏の補足説明文によると「霊魂とでもいうべき」もので、人格を形成する存在。森羅万象にゴーストは宿るともされる。作中の優秀なハッカーは、脳をネットワークでつなぐ「電脳化」で、他者の人格をつかさどる部分へ侵入する「ゴーストハック」ができる。草薙素子少佐が「そうしろとささやくのよ 私のゴーストが」というセリフは、劇場版やテレビアニメシリーズでも名シーンとして描かれ、知る人も多い。
――現実に人形使いのような自我を持つAIが誕生した場合、私たちはどうすればいいのでしょうか。
どういった環境下で何を学習してきたかによって、あるいは誰に何を教え込まれてきたかによって、その人工知能が何をしようとするか変わってくると思います。
そのようなものが登場するよりも前に、「出来るだけ多くの人間がQOL(生活の質)を高くして生きられる方が良い」「戦争を避けたり犯罪を減らしたりした方が良い」などの、人間社会にとって都合の良い指向性を持った人工知能を育て上げることです。
最高性能を維持し、「ヘンなバイアス(偏向)のかかった人工知能」や「人工知能を使って悪事を働こうとする人間」が登場しないように、あるいは、登場しても抑制可能なように備えるのが良いかと思います。
重要キャラクターの一人。電脳化した他者の脳に侵入して人形のように操る「ゴーストハック」が可能な「電脳犯罪史上もっともユニーク」と称されるすご腕のハッカーで、正体はゴーストを持った謎のプログラムだ。本人は「AIではない…私は情報の海で発生した生命体だ」と語る。
写真・図版
「攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL」の扉絵©士郎正宗/講談社
愚かさ、浅ましさも「人間らしさ」
――本作5話「MEGATECH MACHINE」の最後のコマには、「そんなに人間と同質なロボットが創れたらそりゃロボットじゃなく人間なんだよね! 違うのは外見だけ… (差別すんなよ)」というフチコマのセリフがあります。人間を人間たらしめる定義とはなんでしょうか。
漠然と他の生物種や機械と比較して、一般には高度な心的活動や感情、社会性、優しさ等々が「人間らしい」と評されることが多いと思います。が、愚かさや残虐性、浅ましさ等々もまた「人間らしさ」なので、個人的には「人間らしさ」という言葉をあまり肯定的に捉えてはいません。
人間はいまだ弱く臆病なお猿さんのままなので、より刺激が強く危険に関わる情報、つまりモメ事や扇動の情報、虚偽情報や誇張表現、悪口などの方が、穏やかでささやかな問題のない情報と比べて、より速く広く伝わり、脳内に強く影響を及ぼす上、お金にも化けやすいようです。
人工知能が人間の良い面をより強く学習し、より良いものになるよう、放任ではなくきちんと「子育て」しないと、超絶高性能な詐欺師や愉快犯になって、人間はそれに振り回されるかもしれません。
AIを搭載したロボットで、公安9課で使われている。主人公らの移動手段となるだけでなく、「相棒」として様々なサポートに回る。感情豊かな言動で読者を和ませるマスコット的な存在でもある。アニメ版では「タチコマ」として登場する。
――本作は未来の科学技術を描きながら、ゴーストという精神的、宗教的なテーマも根底に流れています。科学と宗教の関係をどうとらえていますか。
人工知能に「人間は猿から進化したのか、神が作ったのか」と質問して、どう答えるかが「科学と宗教の関係」かと思います。生物学的な進化の有り様、奇跡のような複雑さに「神の御心(みこころ)や偉大さ」を見いだす、くらいソフトだと害が生じなくて良いのですが…。
――本作をはじめとする日本の創作では、AIを擬人化して描くケースが多く見られます。欧米では、AIは便利な道具として扱われています。AIに対するとらえかたには東洋と西洋で違いがあると言われていますが、どのように考えますか。
文化基盤に大きな影響を及ぼしている宗数の型によって考え方に違いが生じる可能性はあります。しかし、東洋でも西洋的な人はいるし、西洋でも東洋的な人もいます。地理的な区分や、国や各研究機関の指針が全てを規定しているというわけではないと思います。「可能性を追求したい人」「管理して何かに役立てたい人」「商業的利益を追求したい人」など様々かと……。
――仮にAIに対するとらえ方が東洋と西洋で違うとして、本作に登場するような「東洋的」なAIは生まれると思いますか。
広範な自律学習を行う人工知能に限って考えれば、「中国13億人・インド14億人」を統計学習すれば、屁理屈の上では「東洋的な人工知能」が出来るはずです。ただ、「中国は共産党管理下、インドは多言語・多宗教・多民族」であることから、統計的な回答を得ると「東洋的な価値観」というのがどのようなものになるかはよくわかりません。
単純に人口だけで考えると、全人口に占める東洋系の人の割合はおそらく最大なので、人工知能が地球全体・全人口を相手に統計学習をするのであれば、その人工知能は東洋的な傾向を帯びる可能性があると思います。
実際には人口ではなく「取得可能な情報の総量」が学習の対象になるでしょう。人口イコール学習対象量というわけではないし、文化的な差に加えて情報化格差・インフラ格差も大きいため、人工知能が獲得しているバイアスがどういったものを反映しているかの推測は難しいかもしれません。
擬人化を東洋的と捉える場合は「文章&画像の統計処理」は「人間の映し鏡」なので、人工知能は既に非常に「人間的」であると言うことも可能かと思います。
写真・図版
士郎正宗氏の作品「攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL」©士郎正宗/講談社
――現代のAI研究者の中には、人間そっくりのロボットであるアンドロイドは倫理的議論を呼ぶため、作るべきではないと考える人もいます。どう思いますか。
まずは倫理的議論をするところから始めるのが良いと思います。広範な議論もせずに自己の結論だけ強固に主張するのはあまり倫理的に適切な行いとは……。
個人的には「宗教的な理由で反対する方々」を否定する気はありません。各人の思想信条、宗教は自由です。ただ、医師の横手に座っており患者の会話に合わせて時々うんうんとうなずいてくれるだけのアンドロイドの心理的な有用性や、介護現場における小さな人型・動物型ロボットなどを無条件で否定するのはいかがなものかと思います。
逆に、人型である必要性よりも、腕や目はもっと多くあった方が様々な作業に役立つのではないかとか、生活支援に最適化するにはどのような形状が望ましいか。高齢者を抱きかかえて安全に移動したり、特定の農園で働いたりするのに適切な機能を有する形状とは何かなどを考える方が面白いし実用的な意味があるのではないかとも思います。
娯楽分野で生きている僕個人としては「アンドロイド」に特に倫理的な問題があるとは感じておりません。見た目が怖いのは遠慮したいですが……。
あなたは人?その目玉は問う 3.6秒に1人が加わる「人間の証明」
――人間とAIが共生していくこの先の未来について、楽観的ですか、悲観的ですか。
悲観的に備えて楽観的に対処するのが良いと思います。怖いのは人工知能ではなく、「人工知能を使って悪いことをしようとする人間」の方かと。
人間社会において、不満や不実に囲まれ、虚構や妄言に偏執し、議論や検証を怠るタイプや、短絡的で暴力的な傾向があるタイプの人間にどう向き合うか。悲観・楽観以前に、人工知能やインターネットの有無に関わらず解決すべき課題が山積しています。
加えて人工知能やインターネットという強力な汎用(はんよう)ツールが登場したことで、問題の解決がより困難かつ容易になっていると思います。
あるいは、医療系や法務系で人工知能化を進める場合は、人的な余力があるうちから、より慎重かつ丁寧に検証と学習を重ねていく必要があるのではないかと思います。人手が減って切羽詰まってから慌てて導入し始めるのは、色々と好ましくない可能性があるかと思います。
――2025年の世界では、人間とAIを識別するために瞳の虹彩認証をとりいれるなど、共存のための模索が続いています。大阪・関西万博では、個人の特徴をAIに移した「もう一人の私」と向き合う展示もありました。士郎さんなら、今の世界をどのように描きますか。
識別と共存は別問題かと思います。情報が蓄積し続け、人工知能の自律学習が進むと、境界に意味はなくなります。既に境界が無くなっている方々もおられるかと思います。通信端末に映る画像や文章が人か否か、真実か虚構か、識別は不可能になり、また不要になると思います。
個々には深刻な問題も生じうると思いますが、一つ一つ対応していくしかないと思います。「統計的な人間の影(もう一人の私たち)」が相手でも、それなりのQOLで生きて死ねるなら、それも選択肢の一つとして悪くないのかもしれません。不景気で理不尽で孤独な人生よりは好ましいと思います。誰と(あるいは何と)どのように共存し、認識するかは非常に個人的なことなので、無理に枠をはめたり規制したりしようとしてもなかなか難しいのではないかと思いますが……。
写真・図版
「攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL」の扉絵©士郎正宗/講談社
書面インタビューの最後には、士郎正宗氏から次の追記が添えられていました。
生成AI自体が問題というより、それを使う人間の諸問題を解決するための助言を得て、役に立ってもらう方が有用かと思います。人間社会自体が良くならないと、人間の諸活動や知見を統計的に学習している人工知能も良いものに育つのが難しいと思うからです。「良い社会」とは何か、人工知能の知恵(?)を拝借して(つまり人間の知恵を結集させて)、共に各人で考えて頂きたいと思います。
士郎正宗氏が1989年以降、「ヤングマガジン海賊版」(講談社)などで連載した漫画作品。近未来の日本にある架空の都市を舞台に、「義体」と呼ばれる機械化された体を持つ草薙素子少佐ら「公安9課」が、AIやアンドロイドを駆使し、時に対峙しながら国家の危機に立ち向かう姿を描く。作中の世界では機械と人との違いがあいまいで、脳をネットワークでつなぐ Permalink | 記事への反応(1) | 08:04
私は機能不全家族で育った。
そんな話は巷にあふれているし、聞いていて気持ちの良いものでもないから、ここではしない。
それも、「毒になる親」を読めば書いてある。
ここでお話したいのは、自由になったら、どれだけ幸せか、ということだ。
そのために、まずアダルトチルドレンの基礎を説明させてくれ。大丈夫、この話はハッピーエンドで終わる。
私は家族のマスコット( クラウン)で、毒家族達から守られるべき存在として子ども時代を過ごした。金にもなりゃしないのに、弱みを握られているのでキモオタに愛され続けなきゃいけない辛さ、と言えば想像しやすいだろうか。
実際はそれよりもっと精神が蝕まれ、病む。というか実際その時精神病も発症した。
ちなみにここで言う弱み、というのは、子どもなので一人暮らしが不可能ということだ。児童養護施設に駆け込もうと何度も考えたが、姉に止められて、従ってしまった。姉も毒されているので仕方ないことだった。
ヤッター、早速家を出た。
それでも向こうは連絡とってくる。放っといて欲しいが、何しろマスコットなのでしつこく構ってくる。
でも私はそうはしなかった。逆恨みが怖かったし、毒を混ぜっ返すより、うまく話をあわせて毒は毒なりに楽しく生きていってほしかった(申し遅れたが、私はとびっきりの博愛主義者だ)。
各家族で最適解は違うと思うが、私の場合はコレでなんとか上手くいった。毒家族との縁をフェードアウトさせる事が出来た。アダルトチルドレン症状を克服することに成功し、良い友達もつくることができた。
幸せだ!
幸せだ!
会話をしても消耗しない!
幸せだ〜!!
結婚も子供もできなかったが仕方がない。それはそうだ。こんな毒家族に他人を巻き込むことはできない。
信じてくれ。
女性を『人間扱い』しないというのは、男と同レベルの人格を持ってない下級生物とみなすこと。まさしく喋るマスコット、能力の劣る自意識の欠落したペットとして扱って、セクシーさだったり可愛さを期待する。
男性のほうが性欲が大きい、という俗説を聞いたことがあると思います。一方で最近話題になっているネタとしてモテる男性は『清潔感』を備えている、というのもありますね。で、ドラッグストアの男性用化粧品売り場を見てください。女性の売り場と比較してみて。
ね? 変でしょ? モテるために清潔感が必要なら性欲が高いから女性よりもやっきになるはずなのに。清潔感という女性の感想を低くみているからそうなる。ミソジニー > 性欲 の証拠。