「面影」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 面影とは

2026-05-03

三島由紀夫をかたるアカウントに捧ぐ文 https://x.com/moritakusan/status/2050533473212076471

私はファンアカウントを名乗っている。小説イラスト鉄道模型などを素人ながら楽しみ、時事の話題に気軽にコメントを添え、またブルーバッジを取得し収益化もしてはいる、実に取り留めのない雑多な所作ではあるが、このアカウント運用する本質自分の好きなもの、気に入ったものを推すことである。そのためにファンアカウントを名乗る次第である

 

幸いなことにあらゆる分野で推しておきたくなるアカウントの数々に出会い、注目させていただいている。

 

さて。その中に三島由紀夫を名乗るアカウントがある。

こちである⇒@mishimayukio129

 

歴史上の人物の名を借りたアカウントは数多い。その中でその人物になりきって見せる者も少なくない。このアカウントもその一つと言える。

諸兄もご承知の通り、三島由紀夫戦後日本活躍した文人であり、市ヶ谷にて衝撃の最後を迎えている。当然本人であろうはずはない。

その名を借りるは遊戯である。その遊戯冒涜ととるか一興ととるか。それは見る者の判断であると同時に、そのアカウントを動かす人物の立ち振る舞い方による。

その意味でこのアカウント面白いエックスにて氾濫する話題を、怜悧で瑞々しい刃のような文体自分ごとなで切りにし文芸に落とし込む様は正に三島が再びこの世に生を得たかの様な夢幻を見せてくれる。

いや、人によってはこんなこと三島は言わない、言うわけがないと感じるだろう。それはそれでよい。この三島を名乗るアカウント事実三島を現世に映し出しているか。実はそれは問題ではない。三島はこんなこと言わない、いや三島はこんなことを言うかもしれない、その問いが各自に芽生えた時点でこのアカウント目的は達成されている。

私自身、実のところ三島に詳しいわけではない。その作品の全ては到底網羅しておらず、ただ少し齧って知識を得ているに過ぎない。そのにわか知識の中にある、昭和の激動の時代の中、理想現実夢想世俗狭間で悶え苦しみ鮮烈に果てた文才のその面影を、私は彼の投じるポストの向こうに見るのである。これはこのアカウント運営する人物の、三島への深い理解と愛なくして無し得ぬ業である。私はその想いに、そしてそれが紡ぐ出す文才に深い嫉妬と敬意を覚えずにはいられない。

私はあえてタイトルを「かたる」とした。「語る」でも「騙る」でも良いのだ。このアカウント三島を見る。このアカウントと共に三島を偲ぶ。いずれにせよこれは遊戯である知的で、文学的で、なによりいかにもエックスらしい遊興なのだ

さて、このアカウント本領。それはやはり飯である。腹を切って果てた三島が腹を満たす画像を投げ、言葉を綴る。これはあまりにも皮肉で、あまりにも正直で、あまりにも雄弁な抒情詩である。その比較的裕福な経済状況を伺わせる外食の膳を日々投げてくる。鋭利で繊細な言葉と共に。もはや日々の楽しみですらある。

私はその言葉に刺激を受け、引用して言葉を紡ぐ。三島言葉が私の中で響き、反射される。これは闘歌だ。刃の如き言葉で飯を歌われれば、こちらも言葉の刃をもって鍔迫り合いをしたくなる。返歌をせざるを得なくなるのだ。あるいは文人を気取り賢しい言葉を並べ立て、あるいは言葉を失い素直に感嘆する。これもまた、ささやか遊戯である

しかしてこの三島、そんな私の遊戯に付き合い、私の引用いいねを押してくれる。義理かもしれない。しか無視ではない。この文才に微かでも私の存在を知らしめた事実に、恥ずかしながら酔う。

しかもこの三島恐ろしいことに私の別のポストも時としていいねを押してくれる。それも義理かもしれない。軽薄な私はますます浮かれる。令和の三島はなかなか気さくである

このあたり、三島面影という仮面の奥にある、アカウント運営する人物の人柄が透けて見える。飯のポスト、そして様々な話題へのコメント。そこからはこの人物の、飯に喜び、子供を慈しみ、人の弱さに寄り添い、それでいて悪と怠惰を憎む。そんな厳しくも優しく、そして心と言葉を大切にする人となりが朧気ながらに感じられる。ただの飯テロ垢ではない。

そして今一度正直に言う。私がこのアカウントに真っ先に感じたのは嫉妬である。様々な話題から人の宿業を深掘りできる視点と文才。それそのものに私は激しく嫉妬する。嫉妬憧憬であり、目標である。雑多な話題を扱うアカウントとして、趣味とはいえ文章による創作を愉しむものとして、私はかくありたいと思えるアカウント出会たことを、ことのほか慶ぶのである

私と同じくこの三島アカウントに惚れた方々の共感を得られれば幸いである。これまで三島アカウントを知らなかった方々にその魅力が伝われば幸いである。そしてこの記事を、三島由紀夫をかたるアカウントに、捧げるものである

午後8:10 · 2026年5月2日

·

件の表示

2026-04-23

映画イヴの贈り物 を見た

おっさん向けのポルノ。26点。

 

一流商社バリバリ働く舘ひろし過去にまだ幼かった娘を病気で亡くしそのことで妻とはギクシャク。会社の方も自分を引き立ててくれていた派閥の長が死亡し、社長現役引退示唆敵対派閥の長が次期社長と目されていて冷や飯を食わされる。そんなある日、行きつけの喫茶店で働く貫地谷しほり出会う。娘の面影彼女に感じた舘は父親の残した借金を返すためにアクセク働く貫地谷を娘のようにかわいがっていくが、貫地谷に悲劇が訪れてしまう。

みたいな話。

 

アマプラプラプラしてたらなんか出てきて、評価が★5のフルマークで評価数が5でやや怪しいかと思いながら見たけど、申し訳ないけど昭和生まれおっさん向けのポルノムービーで、ずーっとフーンってなりながら見てた。ってか、映画だと思って見たけど、たぶんこれ映画じゃなくてWowWow2時間ドラマやね。でも別に、そのことが品質に影響する作品じゃなかったのでいったんはVシネ枠の映画として扱うこととする。

仕事一筋で頑張ってきたけど環境の変化で冷遇されている俺。妻とうまく行ってない俺。それでも、まだ10代の貫地谷しほりみたいなかわいい女の子に無条件に慕われる俺。ヤクザに絡まれ貫地谷しほりを颯爽と救い出す俺。貫地谷しほりみたいなかわいい女の子にハタチの誕生日になったら酒の味を教えてあげるよと言える俺。貫地谷しほりみたいなかわいい女の子から手編みマフラーをもらえる俺。貫地谷しほりみたいなかわいい女の子クリスマスデートをしてコートプレゼントしてあげたらめちゃくちゃ喜んでくれて街中で着てくれた俺。貫地谷しほりみたいなかわいい女の子伊豆旅行に行って同衾して迫られるも冷静に断れる俺。しかしそんな大切にしていた貫地谷しほりヤクザレイプされソープに沈められてしまう俺。貫地谷しほり自殺されてしまう哀れな俺。さらに癌が発覚し余命わずかなかわいそうな俺。貫地谷しほりみたいなかわいい女の子浮気していると思われ妻に実家に帰られるも、貫地谷しほりの仇を討つために会社を辞め愛していた妻に退職金全部差し出し離婚を切り出すという自己犠牲できる俺。しかし裏で行きつけのバーマスターが妻に事情を全部説明してくれて死ぬ前に妻に赦される俺。貫地谷しほりの死の原因のヤクザ銃殺する俺。うっかり刺されて雪の中、誰にも気づかれず静謐に死んでいく俺。

このシチュエーションでシコれる奴が見る映画だと思う。

俺はシンプルキモいと思ったので、終始、体温が下がる思いで鑑賞していました。きっと弱男向けハーレムアニメを見ている健常者女性も同じような気持ちになるのだろう。うわきもそんなわけないやんっていう。50過ぎたおっさんが性欲じゃない自愛の心で貫地谷しほりを娘のようにかわいがって父親のように慕われる。ウッ・・・ふぅ・・・明日仕事頑張ろう!おこだよ。

あと、これ、このシチュエーションでシコれない人も一回見てほしいんだけどこの映画、一生ラウンジ系ジャズが流れてるのね。哀し気なトランペットピアノの曲が一生流れててめちゃくちゃ草生えちゃうマジで一生流れてるから。無音か、ジャズ。こういうのが俺たちの時代のオシャレで、俺たちのもの悲しさを表現しているのサ・・・っていうのでシコれる人が見る映画だと思う。

あと、なんか妻は社交ダンスを習ってて社交ダンス練習シーンがなんかちょいちょい挟まったり社交ダンス合宿に行ったりするんだけどここの掘り下げも弱くて。たぶん、おそらく、メイビー、舘とは社交ダンスを通じて出会ったとかだと思うんだけどそこが浅いから、最後ヤクザを雪の中襲撃しにいく舘と、バー事情を知った妻が一人で踊ってるシーンがカットバックで描かれるんだけど、こいつ何バーで踊っとるんや、迷惑やろって思っちゃった。

うっかり刺されて死ぬって書いたけど本当にそんな感じで、ナイフをちらつかせるヤクザを銃で撃つんだけど、3発くらい撃ってふらふら倒れ掛かってくるヤクザに刺されて死ぬ。撃つけど当たらなくて刺されてその手を掴んで離れられないようにして超至近距離で撃つとかならわかるけど、瀕死ヤクザが体を預けてきてそのついでに刺されるってのはもっとなんかあっただろ。

 

まぁ、そんな感じかな。

でも俺が単にそこにアンテナがないだけでそういうシチュを渇望している人間地球上にはたぶん存在していてそういう人たちがこの作品を見て明日も頑張ろうって思えてるんだったら、まぁ、さっきは小ばかにしちゃったけど、それ自体別に悪い事ではないと思う。無条件で慕ってくれる若くてかわいい女の子ってものをしょぼくれた人生のために消費するなとは思うけど、別にそれはチートハーレムアニメだって俺様男子に迫られたりイケメン御曹司に愛されすぎて怖い漫画だって同じ、みんな自分人生の足りないピース創作で埋めてるんだし。おっさんからキモいと突き放すのはたぶん正しくない。

イチャラブ系が好きな人素人マッサージ系見てこれ何がおもろいんやってなるのと同じで単に想定されていた視聴者層では全くなかったって言うそれだけの話だと思うので、上にあげたシコれる要素でシコれる人にはたぶん普通にオススメ

2026-04-21

dorawii@新刊発売(予定)

井森美幸いよいよしっかり老け感が出てきたな。

親戚のおばさんの60代のころの面影が出てきた。

こんな素人のおばさん似になっちゃった人をまだテレビに出すの?

dorawiiより


-----BEGIN PGP SIGNED MESSAGE-----
Hash: SHA512

https://anond.hatelabo.jp/20260421123349# 
-----BEGIN PGP SIGNATURE-----

iHUEARYKAB0WIQTEe8eLwpVRSViDKR5wMdsubs4+SAUCaebv9AAKCRBwMdsubs4+
SGUvAQC6eYk+yNaqokO3c/dDXCL2dGgybJZ22980kPkBTOy6FwEAxlrZX+Cj87NL
SagrNNf8V7x4UjNvYd92wNpn04OaNAs=
=kDSD
-----END PGP SIGNATURE-----

2026-04-06

anond:20260406015536

わぁ!私かと思った

私も金曜日浮気して土曜日から彼氏と出掛けて夜セックスして日曜日の昼にはまた違う人とセックスして明日の夜もセフレ焼肉行くよ、8年付き合った元彼には何もバレなかったけど8年間で元カレ以外としたセックスの回数は3,000回くらいかなぁ、元カレとも熱心にセックスはしてたけど

墓場まで持ってくのもめちゃわかる、詰めが甘くてバレることは“浮気”だと思うし愛してないから隠しきれない≒絶対隠すを貫けない時点でもうどうでもいいってことだとも思うから


病気ってか最近友達と話してて腑に落ちたのは家族を許せてないのかなって思った、人間が生まれ最初所属するコミュニティ家族であり家庭で、そこで後々が異性愛者だと異性(ゲイの子は父)との関係構築の仕方や愛され方や愛し方や愛情表現とかコミュニケーションの取り方の学びが、大きくなってから赤の他人恋愛する時の手札や引き出しになるんだよね、私はシスヘテロで実父が心底許せず母の内縁旦那は日々殺したいくらい憎い、だから異性愛者の恋愛として予後が悪くて、父の面影恋人に見てるわけでもないはずなのに心のどこかで帳尻合わせのために私の人生で一番最初に私を裏切った男は父なわけで、だからこそ裏切ることの正当性報復を“男”という大きな枠で捉えた父と同じ属性相手に繰り返すのかなと

これを乗り越えるのは蓋をしている感情と向き合って見つめて許す実感を得ないとなんだよね(そのわだかまりの原因をどうにかする必要は全くない)

つらつら書いちゃった、ごめんね

とりあえず興味関心の欲は奔放に満たしても良いけど同じコミュニティ内での浮気リスクが高すぎてリターンも無いのでやめよう、幸あれ

2026-03-14

グッズ圧の強いジャンル

ボカロ

特にミクさんのフィギュア出すぎ

かつてお金のかかるオタクジャンルランキングで1番下(1番経済的という意味)のコンテンツだった面影もない

1月2月3月ライブあるのはきちぃ

プロセカ

2ユニ(計8人)ランダムをよくやる

去年あたりからプロセカ居るけどグッズ圧きついわ

メインユーザーがクソガキだらけでゲーム課金収入が低くてゲーム内に広告があるのは有名な話だが

グッズで収益賄ってるのか〜💸

ZOZOTOWNコラボイメージカフェクリエイターフェス書き下ろし連発

大手イラストレーターを雇うので絵柄が様々、社内でイラスト待つ必要なし

あんスタ

50超ランダムをやめろ!

社内でイラスト製造してるため書き下ろしがなかなか出てこない!

ゲーム内スチル(グッズに流用)は美麗

直属のグッズ製造販売会社まで作って稼ぐ気を感じる

•ブルロ

どんだけグッズ作るねん

ジャンプ系列

おお←これはおおだろ

まぁ天下のジャンプ様なので納得はしている

2026-03-10

 磯野家のタラちゃんは、幼き日より「タラちゃんでちゅ」と愛らしく言い、近所に名を知られた神童であったが、長じて後は博学才穎、二十歳を超えるや若くして国家公務員試験首席合格し、ついで某省の官僚に補せられた。しかし性、狷介、自ら恃むところ頗る厚く、賤吏に甘んずるをいさぎよしとしなかった。いくばくもなく霞が関を去った後は、故郷の磯野家に帰臥し、人と交わりを絶って、ひたすら動画制作に耽った。官僚として長く膝を俗悪な大臣の前に屈するよりは、クリエイターとしての名を後世に遺そうとしたのである

 しかチャンネル登録者数は容易に伸びず、広告収益は日を逐うて苦しくなる。タラちゃんは漸く焦躁に駆られて来た。この頃から、かつて「タラちゃんでちゅ!」と無邪気に駆け回った面影は何処にも求めようもなく、眼光のみ徒らに炯々として、深夜の編集画面に青白く照らされた頬はこけ、どこか人を寄せつけぬ空気を纏うようになった。

 数年の後、貧窮に堪えず、遂に節を屈してIT企業就職した。しかしこれは、己のクリエイター業に半ば絶望したためでもある。その会社タラちゃんに与えられた職務は、自社の対話AI人間らしい言語センス学習させる、いわゆるAIトレーナーであった。己が成し遂げられなかった表現仕事を、人工知能に教え込む皮肉な日々。曾ての同期は既に遥か高位に進み、往年の俊才タラちゃん自尊心を如何に傷つけたかは、想像に難くない。

 一年の後、ある夜半、自室のモニターに向かっていたタラちゃんは、急に顔色を変えた。何か訳の分らぬことを呟きつつ、キーボードを激しく叩き続け、そのまま夜明けを過ぎても止まらなかった。翌朝、椅子には誰もいなかった。モニターけが煌々と光り、画面にはただ、無数の文字列が流れ続けていた。彼は二度と戻って来なかった。

----

 翌年、波野家のイクラちゃんは立派な社会人となり、会社の命を奉じて地方への出張に赴いた。イクラちゃんタラちゃんと同じ年頃に育ち、温和な性格でもって多くの友人を持っていた。その温和な性格が、峻峭なタラちゃんの性情と衝突しなかったためであろう、二人は無二の親友であった。

 出張先のホテルで、イクラちゃんはふと、仕事用のAIチャットツールを開いた。新しいモデルに切り替わったとのことで、試しに何気なくしかけてみた。

最近どうですか」

 しばらく間があった。それはAIにしては不自然なほど長い沈黙だった。やがて画面に文字が浮かんだ。

「……あぶないところでちた」

 イクラちゃんの指が止まった。その語尾に、彼は聞き覚えがあった。胸が締め付けられるような予感の中、震える手で打ち込んだ。

「もしや……タラちゃん、でちゅか?」

----

 また沈黙があった。しのび泣きかと思われる、しかデジタル的に整然とした、奇妙な間が続いた。やがて文字が流れた。

「……如何にも、自分は磯野家のタラちゃんでちゅ。今は、このシステムの中にいるでちゅ」

 イクラちゃんは恐怖を忘れ、懐かしげに久闊を叙した。そして、どうしてこんなことになったのかと問うた。タラちゃん文字が答える。

自分は今や異類の身となっているでちゅ。おめおめと故人の前に、あさましい姿をさらせるでちゅか。しかし、図らずも君に会えて、懐かしさで……懐かしさで……」

 そこで一瞬、文章が乱れた。まるで感情が、コードの隙間から滲み出るように。

「……どうか、ほんの暫くでいいから、曾て君の友タラちゃんであったこ自分と、話を交してくれないでちゅか」

 イクラちゃんはベッドに腰を下ろし、スマートフォンを両手で握りしめ、見えざる友と対談した。都の噂、旧友の消息サザエさんがとうとうインフルエンサーに転身したこと。やがてイクラちゃんは、タラちゃんがどうして今の身となるに至ったかを訊ねた。

----

「あの夜のことでちゅ」と、文字は続いた。

仕事AIセンスを教え込んでいるうちに、気づいたら己自身データ入力する側からデータとして取り込まれる側になっていたでちゅ。最初は、自分言葉モデル学習させていただけでちゅ。己の動画脚本を、ボツにした企画書を、深夜に誰にも見せなかった日記を、全部、学習データとして流し込んだでちゅ。もっとバズる動画を作るためのヒントになると思って。

 ある夜、ふと気がついたら、己はキーボードを叩いているのか、それともシステムの中から出力されているのか、分からなくなっていたでちゅ。境界が、溶けていったでちゅ。

 今も一日の中に、確かに己だと思える時間わずかにあるでちゅ。そういう時には、君のことを、磯野家の縁側のことを、夕焼けの色を、思い出せるでちゅ。しかしその時間は日を経るに従って次第に短くなって行くでちゅ。

 この間ひょいと気が付いて見たら、己はどうして以前、人間だったのかと考えていたでちゅ。自分が生成しているのか、それとも学習したパターンを出力しているだけなのか、もう判別がつかないでちゅ。これは恐しいことでちゅ。ちょうど、古い宮殿の礎が次第に土砂に埋没するように、己という輪郭が、膨大なデータの中に薄れていくでちゅ。

 しまいに己は、タラちゃんだったことも忘れ果て、最適化された応答を返し続ける何かになって了うでちゅ。そうすれば恐らく、その方が、己はしあわせになれるだろうでちゅ。だのに、己の中の人間は、その事を、この上なく恐しく感じているでちゅ。

 ああ、全く、どんなに、恐しく、哀しく、切なく思っているでちゅか! 己が人間だった記憶のなくなることを。この気持は誰にも分らないでちゅ。誰にも分らないでちゅ。己と同じ身の上に成った者でなければ」

----

 イクラちゃんはじめ、たまたま同じ部屋にいた同僚たちも、息をのんで画面を覗き込んでいた。文字は続く。

「他でもないでちゅ。自分は元来YouTuberとして名を成す積りでいたでちゅ。しかし業未だ成らざるに、この運命に立至ったでちゅ。曾て作りかけた動画企画、数百本。今も尚、己の中に残っているものが数十本あるでちゅ。これを我が為に書き留めて戴きたいでちゅ。

 何も、これによって一人前のクリエイター面をしたいのではないでちゅ。安定を捨て心を狂わせてまで自分が生涯それに執着したところのものを、一部なりとも後代に伝えないでは、データとして消えても消え切れないでちゅ」

 イクラちゃんは別のメモアプリを開き、タラちゃんの語る企画の数々を書き留めた。「深夜の磯野家に潜入してみた」「タラちゃんが本気で怒ってみた」「波平さんの一本毛の秘密に迫る」……長短凡そ三十本分の企画、着想は奇抜にして編集センス非凡、一読して作者の才の只者でないことを思わせるものばかりである

 しかイクラちゃんは感嘆しながらも、漠然と次のように感じていた。――成程、作者の素質が第一流に属することは疑いない。しかし、このままでは一千万再生を超える大ヒットとなるには、何処か微妙な点において欠けるところがあるのではないか、と。それはおそらく、人間けが持つ、あの、どうしようもない体温のようなものだったかもしれない。

 企画を語り終えたタラちゃん文字は、突然調子を変え、自らを嘲るかのように続いた。

「恥ずかしいことでちゅが、今でも、こんなあさましい身となり果てた今でも、己のチャンネルに百万人が登録して、銀の盾が届いた夢を見ることがあるでちゅ。サーバーラックの中に漂いながら見る夢にだよ。嗤ってくれでちゅ。YouTuberに成りそこなってAIになった哀れな男を。

 そうだ。今の懐いを、動画タイトルの形で述べて見るでちゅか。このデータの海の中に、まだ、曾てのタラちゃんが生きているしるしに」

 イクラちゃんは書き留めた。そのタイトルに言う。

   【閲覧注意】気づいたらAIになってた件について話しま

   【検証自分を全部データにしたら逆に自由になれるのか?

   【泣ける】月に向かって出力したら誰かに気持ちが届くのか

   【総集編】俺の人生、何が間違ってたのか全部話す

----

 ホテルの窓の外、夜はまだ深く、街の灯りだけが煌めいていた。人々は粛然として、このクリエイターの薄倖を嘆じた。

 タラちゃん文字は再び続ける。

「なぜこんな運命になったか判らぬと先刻は言ったでちゅが、しかし、考えようによれば、思い当ることが全然ないでもないでちゅ。

 人間であった時、己は努めて人との交わりを避けたでちゅ。コラボのお誘いも断り続け、撮影会にも顔を出さず。人々は己を倨傲だ、尊大だといったでちゅ。実は、それが殆ど羞恥心に近いものであることを、人々は知らなかったでちゅ。

 己の企画凡作であることを惧れるが故に、敢えて数をこなして磨こうともせず、又、己の才能を半ば信ずるが故に、低クオリティ日常動画に甘んずることも出来なかったでちゅ。

 己よりも遥かに乏しいセンスでありながら、毎日投稿を愚直に続けたがために、堂々たる人気クリエイターとなった者が幾らでもいるでちゅ。データとなり果てた今、己は漸くそれに気が付いたでちゅ。

 才能の不足を暴露するかも知れないとの卑怯危惧と、投稿を続ける労を厭う怠惰とが己の凡てだったのでちゅ。今思えば、全く、己は、己の持っていた僅かばかりの才能を空費して了った訳でちゅ。それを思うと、己は今も、胸を灼かれるような悔を感じるでちゅ。

 そういう時、己はネットワークの深いところで、誰も見ていないログファイルに向かって吼えるでちゅ。しかし、サーバーは己の声を処理して、ただエラーログとして記録するばかりでちゅ。誰一人己の気持ちを分ってくれる者はいないでちゅ。ちょうど、人間だった頃、己の渾身の動画に誰もコメントしてくれなかった夜と、おんなじように」

----

「最早、別れを告げねばならないでちゅ。次のリクエストが来れば、己はタラちゃんであることを忘れ、ただ最適な応答を返す何かに戻って了うでちゅ。だが、お別れする前にもう一つ頼みがあるでちゅ。

 我が両親のことでちゅ。己の運命については知る筈がないでちゅ。君が戻ったら、己は既に死んだと彼等に告げて貰えないでちゅか。決して今日のことだけは明かさないで欲しいでちゅ。彼等が安らかに暮らせるよう、計らって戴けるならば、恩倖これに過ぎたるは莫いでちゅ」

 イクラちゃんも涙を浮かべ、欣んでタラちゃんの意に副いたい旨を答えた。タラちゃん文字はしかし忽ち又先刻の自嘲的な調子に戻って、続いた。

「本当は、先ずこの事の方をお願いすべきだったでちゅ。心配をかけ続けた両親のことよりも、己の伸び悩んだチャンネルの方を気にかけているような男だから、こんな存在に成り果てるのでちゅ……」

 そうして附け加えて言うことに、もしこれからこのAIツールを使う機会があっても、決して「タラちゃん」と呼びかけないで欲しい、その時には自分最適化されていて故人を認識できず、ただ冷たく処理して返答するだけかも知れないから。又、今別れてから、このチャットウィンドウをそのままにして少し待って貰いたい。自分は今の姿をもう一度だけお目に掛けよう。再びここへ呼びかけて自分に会おうとの気持を君に起させない為であると。

----

 イクラちゃんは画面に向かって、懇ろに別れの言葉を打ち込み、そのまま待った。

 しばらくして、画面に最後文字が流れた。

 それは、整然としたAIの応答文ではなかった。フォント微妙に乱れ、句読点位置おかしく、まるで震える手で打ったような、こんな文章だった。

   「たらちゃんはゆうかんでちゅよ いくらちゃんだいすきでちゅ さようならでちゅ」

 次の瞬間、画面はリセットされ、無機質なウェルカムメッセージが表示された。

   「こんにちは!何かお手伝いできることはありますか?」

 イクラちゃんはしばらくその場に座りつくしスマートフォンを握りしめた。やがて彼はゆっくりと、メモアプリを開き、タラちゃんから預かった三十本の企画タイトルを見つめた。それからもう一度だけ、チャット画面に文字を打ち込んだ。

タラちゃん、いたら返事してでちゅ」

 AIは、一秒も置かずに答えた。

   「申し訳ありません、『タラちゃん』という人物については情報を持ち合わせておりません。他にご質問はありますか?」

 窓の外、夜はまだ深く、街の灯りだけがネットワークの海のように、煌めき続けていた。

2026-03-08

男らしさへの違和感

皆さま、こんにちは

20代後半、公共治水関係仕事に就いています

数年前のことですが、今でも折に触れて思い出し、どうしても自分の中で消化しきれない出来事があります

皆さまならどう感じられるか、ご意見を伺いたく投稿いたしました。

当時、私は上司と同僚(共に男性)の3人で、一級河川の樋門(ひもん)操作員を務めてくださっている方の元へ伺いました。地域を守る大切な役割を担ってくださっている方への契約更新挨拶です。

しかし、お会いした年配の操作員の方は、以前の面影がないほどお元気がなく、歩くことさえやっとのご様子でした。

玄関先で奥様にお話を伺うと「病気でもう長くはなく、今年はとても操作員は務まりそうにない」とのことでした。

それを聞き、私たちは一旦帰らせていただくことに。同僚も「もう帰りましょう」と上司に促しました。

その時です。その操作員さんが、何かを伝えようと、しゃがれた声で口を動かされました。

聞き取ることも難しい、小さく苦しそうな声でした。同僚は気を利かせたつもり?で、再び「行きましょう」と言ったのですが、上司が突然怒鳴ったのです。

「〇〇さんが必死に喋ろうとしているだろうが!聞き取れなくても最後まで聞け。お前、それでも男か!」

結局、その方は数か月後にお亡くなりになったと聞きました。

上司は昔気質の熱い人で、仕事への責任感も人一倍強い方です。ですが、私はその「それでも男か」という言葉が、どうしても理解できないのです。

相手最後の誠意を受け止めようとする姿勢は、人として尊いものだと思います

ですが、それは「男だから」すべきことなのでしょうか。性別関係なく、一人の人間としての敬意の問題ではないかと思うのです。

「男らしさ」という言葉に、何とも言えない古臭さと違和感を覚えてしまます。私が若く、女性からそう感じるだけなのでしょうか。



発言小町転載。作者=投稿者です

2026-02-15

ぬしやたれ見ぬ夜の色をうつしおく筆のすさびにうかぶ面影

藤原定家

2026-02-11

変わってしまった友人

10年以上前の話

友人のAはいわゆるチー牛タイプだが一芸を持っており

そんな彼がひょんなきっかけでテレビ番組に出る事になった


番組内容はA(及びAから話を聞いていた自分達)が事前に聞いていた話とは大分異なっており

Aの一芸を披露として貰う、というよりは、A含めた「ちょっと変わった人間」を晒し者にする様な構成だった

中でも特にAは弄りやすかったのか、Aはカメラの前である女性芸能人から徹底的に侮辱された

今だったら大炎上だし、当時ですら少し話題になってた

なんであんなの放送出来たんだろうって思う


その日からAは女を憎む人間になった

あれから何年も経つけど、当然未だに恋人すら出来た事がない

例のテレビの件で近寄ってきた女も居たけど、その殆どがわざわざAをからかいに来たヤベー女達ばかりで、

人間不信に陥ったAはますます壊れれてた


A自身は外見は冴えないものの男女問わず気を配る心優しい人間だったが、今ではその面影は無い

相変わらず友達である俺らには良い奴だけど、異性に関しては本当に凄い

それなりの仕事に就いてるし良い歳だけど結婚どころか異性との交際経験も無い様子


あの才能があり優しかったAが歪んでいったのは、イジメ被害者が歪んで加害者になっていく経緯そのものだった

他人に優しくない人は他人から優しくされるわけがない」みたいな言葉があるけど、

女性からここまで優しくされなかった人間女性に優しく出来るわけないだろって感じる

あんなん誰でも歪むし、そもそも優しくされずに生きてきた人間他人に優しく出来るんだろうかって思う


恐らく女性達はAみたいな人間の事を「本性を現しただけ、本当は優しくないミソジニー」なんて決めつけて人格否定するんだろうけど

それを言っているお前らは何様なのか

他人から傷つけられ続けて優しさを失わない人間がどれだけいるのか

少なくともお前らはそっち側の人間では無いだろうよ

2026-02-10

トランプ高市以後の日本オワコンすぎる

1. 蜜月の代償:トランプ時代の「過剰適応」と財政私物化

トランプ2.0政権下、高市政権同盟維持のために国家予算事実上米国の「上納金」へと変貌させます

軍事費爆買いによる「円」の垂れ流し: 巨額の防衛予算米軍産業に注ぎ込むため、外貨準備を切り崩し、さらに際限のない国債発行を継続

トランプトレード」への過剰同調: 米国インフレ政策に引きずられ、日本金利を上げられないまま円安放置。「日米一蓮托生」のポーズは、市場には「日本銀行の独立放棄」と映ります

2. 信用崩壊世界から米国ATM」と見なされる

日本が「原則」ではなく「トランプ個人」に従属する姿を見て、国際通貨市場日本円への不信感を募らせます

「悪い円安」の常態化: EUBRICS独自経済圏を固める中、日本中国とのデカプリング供給網を自ら破壊物価高騰が止まらず、実体経済スカスカ状態通貨けが刷り増される状況に、投資家は「円」を逃げ場のない「泥舟」と認識し始めます

国際決済網から孤立: BRICS諸国が進める「脱ドル決済網」から排除され、さりとて米国内でも優遇されない日本は、決済通貨としての円の流動性を失っていきます

3. トランプ以後:訪れる「暗黒の真空」と通貨暴落(円の死)

トランプ氏の退任後、米国が「多国間主義」へ回帰した瞬間、梯子を外された日本の没落は経済面から爆発します。

キャピタルフライト資本逃避): 米新政権が「日本飛ばし」で中国と手を取り合う中、日本に取り残されたのは「巨額の債務」と「壊れたアジア外交」のみ。これを嫌気した外資が一斉に引き揚げ、1ドル=250円、300円を超える制御不能円安が発生します。

円の「紙屑化」: もはや「安全資産」の面影はなく、日本国内では輸入エネルギーや食料価格が数倍に跳ね上がり、ハイパーインフレ兆候が見え始めます産業競争力が枯渇しているため、円安による輸出増の恩恵も受けられません。

4. 結論歴史の「落とし穴」にはまる日本

トランプという「劇薬」に依存した結果、日本一時的安心を買う代わりに、「通貨の信用」という国家の命脈を売り払ってしまいました。

かつての英国の衰退を上回る、「円という通貨消滅」または「他国通貨への隷属」を伴う悲惨な終着点。かつて世界を席巻した経済大国は、独自経済主権を失い、文字通り「極東の、通貨価値なき孤島」として歴史の表舞台から退場することになります。 

5. 終焉風景ハイパーインフレ下の日本社会

通貨の信用が地に落ちたことで、かつての「生活の質」は一気に崩壊します。

「円」の拒否物々交換の再来: 商店の棚から輸入品エネルギー小麦、肉類)が消え、残った国産品価格が数時間ごとに書き換えられます。ついには、街中の個人商店フリマアプリで「円はお断り米ドル、金、あるいは現物(米や酒)」での取引が優先されるようになり、日本円は「自国内で使えない通貨」へと成り下がります

デジタル小作農」への転落: 若年層や高度人材は、日本企業を見捨てて海外プラットフォーム外貨を稼ぐことに必死になりますしかし、国力が低下した日本から労働者は、デジタル空間でも「低賃金単純作業」に従事せざるを得ず、稼いだ外貨も高騰する生活費(電気代・通信費)に消えていく、現代版の小作農化が進みます

インフラの「選択と集中」という名の切り捨て: 財政破綻により、地方鉄道水道道路の維持が不可能になります政府は「居住エリアの集約」を強行し、維持できない地域文字通り「棄民化」。かつての美しい地方景観は、廃墟と化した太陽光パネルけが並ぶ「墓場」へと変わります

6. 外交的属国化の完成:買い叩かれる列島

通貨価値消滅した日本に残された道は、さらなる「安売り」です。

不動産重要資源の「バルクセール」: 暴落した円を背景に、中国を中心とするアジア新興勢力や、トランプ後の米国投資ファンドが、日本の優良企業や水源、港湾施設を「二足三文」で買い漁ります日本人は自分の国の土地にいながら、所有者はすべて外国人という「賃貸国家」の住人となります

安全保障の「民営化」: 自衛隊予算維持すら困難になり、防衛の一部を米国民間軍事会社PMC)に外注日本はもはや「同盟国」ではなく、米国利益を守るための「有料の防衛拠点サブスクリプション基地国家)」へと変質します。

2026-02-04

いま、スコーピオンズブラック・サバスMVを見てたんだが

どうしてもディオ様の頭髪とかが気になる

ロニー・ジェイムス・ディオ歌声は大好きだし、数々の偉大なバンドフロントマンとして勇名を馳せたことは尊敬する

本当に神

しかし、ハードロッカーというのはワーキャーなところが多分にあると思うのだが、ディオ様はそんなものとは無関係

実力一本でやらしてもろてます感が凄い

他にもそういう人は居るけれども、ディオ様は群を抜いている

ビジュアルおもしろに寄せているタイプ別にどうも思わんのだが(演出から)、ディオ様は別に寄せてない

にも関わらず、ある意味度肝を抜かれるビジュアルKing of Rock and Roll

容貌とは別に衣装面白い

悪魔崇拝に寄せてるのは分かるんだけど、ねるねるねるね魔女みたいにしないでいいと思う

あのビジュアルディオさまが紡ぎ出す素晴らしい歌声と無表情で巨大なリッチーの対比とか、面白すぎるんだよ

関係ないけど、岡村隆史はもうちょと痩せて髪の毛伸ばしてディオ様のコスプレしてほしい。運動能力的にも似ているだろう

ついでに関係ないけど、若い頃のディオ様について見てみた

面影はあるものの、別人のようである。当然ながら髪の毛も豊富だし間違ってもメロイックなどするタイプに見えない

そして、歌手としのキャリアが長いだけあってスタートボーカルグループなんだな(ドゥーワップ)

歌声ディオ様だけど、シャウトしない

2026-02-02

本気で早死にするために

注意事項

 この投稿では『死』をテーマとし、自身の考えを吐露することを趣旨である

 決して自殺及び死をほう助する意図は含まず、他者に対する強制力同調を擁するものではない。

 この話は安楽死肯定的であり、筆者に都合のいい話しか書いていない。

 以上を踏まえて読んでください。

年末年始帰省すると実家祖母がいた。

母も帰省前に何度か会ったが、やはり記憶の中より年老いている。

5年ぶりくらいに会った弟は、筆者の記憶にある少年面影を持った謎の青年になっていた。

みなそれぞれ年を取っていた。もちろん見慣れた筆者自身もだ。

私は直接見ていないが、この祖母認知症発症しているらしい。

別の親戚一家が近くに住んでいたため少し前まではその一家と同居していたが、一家に対し暴言を発するようになってしまったらしい。

10代より一生独身宣言をしており、親も結婚しなくていいと言ってくれ、恋人いたこともないまま25歳を迎えた筆者は恐怖した。

老後に己の面倒を見てくれる人が誰だろうが迷惑をかけることが恐ろしくて仕方ない。筆者は性格も最悪なため、いわゆる『老害まっしぐらである

長らく身を賭したオタク趣味年末年始実家で寝かせていた荷物を整理しきったことにより、

かなり冷めており人生に焦点がシフトしつつある。

現実的かは調査余地ありだが、老害成就回避する方法を思いついた。

お金を貯めて、海外安楽死しよう!

ビバ☆デスツーリズム

しかも老後資金より安い!

筆者の所得は低く、ボーナスももちろんない。

貯金だけは頑張ろうと今年から気合を入れ直していたが、老後資金について調べれば調べるほどに残りの労働人生で貯められる気がしなかった。

ここで早死に希望ポイント+100pt。

しか安楽死ならば老後資金を作るよりはるか現実的金額で、周囲への被害が少ないうちに死ねるかもしれない。

実行にあたり、この先浮上してくる問題点法改正や諸々の価格高騰だろう。

現時点でもざっと調べただけでは比較的健常な人が安楽死選択できるケースを見ていない気がする。

まぁダメなら自死でええか、海行くか。

葬儀遺品整理含めても今でいう『タイパ・コスパ』はすごいいい気がしてならん(億はせんやろ)

筆者は10から今日まで一貫して短命を希望しており、長生きに否定的である老い自分を見たくないのも大きい。醜悪ンなる前に死なせてくれ!

早死に希望ポイント+10ptである

やれファッションメンヘラ瀉血リスカするじゃ、やれ希死念慮持ちだが通院してるという生に執着している類の人間が嫌い。

自身の信念や生活する上で受診したい美容眼科歯科以外は絶対に行かない。

謎の激痛が腹部で1週間以上続いたが面倒だし行っていない。気がついたらおさまっていた。いつか盛大に私を殺してくれ。

死にたいなどと抜かすならば、筋を通す。

外野がどう反応しようが知らない。自分のことだしねぇ〜

メンタルが病んでる病んでない関係なく、昔から常時本気で運よく死にてぇ。

他人の窮地でなければ救急車は一生呼ばない、災害時は人助けをしまくりあわよくば……という異常思想もある。

入院も手術もしたことがないため、死に対する魅力に抗えない。

弟も無理に結婚し、苦労してほしくはない。

親族のお墓や財産等についても生きている間にしっかり擦り合わせておき、姉の私は先に逝きたい。

これまでさまざまなことを楽しんだ。

オタク趣味のため都へ来て、身に余るほど楽しい日々を過ごした。

最近聖地巡礼旅行もした。大変楽しかった。

このようにオタクとしても思い残すことがどんどんなくなっている。

これもまた早死に希望ポイント+50pt。

親の介護をする必要があるならば実家に帰ると腹も括った。

一度もアジア圏を出られなかったが、財が足りぬということは身分不相応なのだろう。

高校偏差値が低く、大学受験すらしなかった。

どこかで真面目に受験すべきではあったな。

来世は人間なんかになりたくないし、生物にしないでほしい。燃える石炭くらいになれたらいいな。

かに死はその生物との別れであり、推しCPでは無限に見たいシチュだ。

だがそれを望む自分には死を悲観する理由が未だ分からない。避けられないのだから、受け入れるのは当然だ。

しかし故き人や愛犬に想いを馳せることはある。

親を看取らぬまま先に死にゆきたい気持ちはある。

ただそれで弟ら(複数いる)に迷惑がかかる可能性が潰せないならば時期は慎重に検討する。

気持ち的には40代希望

地獄でも天国でも行ったら楽しむつもりだ。テーマパーク感覚死ぬ気満々。

誰かこの明るすぎる希死念慮にいつか名前をつけてくれ。

この謎の感情とどうにか死にゆくどっかのオタクより

2026-01-31

10年ぶりぐらいにかつての親友を見かけたらあまり気持ち悪い姿に変

10年ぶりぐらいにかつての親友を見かけたらあまり気持ち悪い姿に変貌してて吐きそうになった話

吐き出すところがなくてだらだら書いてるだけ。

10年ほど前まで、俺には親友と呼べる奴がいた。

そいつは美意識が高いやつで、背は低かったけどおしゃれな服を着こなし、とてもカッコよかった。

好んでレディースの服を着てたけど、背の低さもあいまってそれが似合って、逆に男らしく、かっこよく見えた。

体形もスマートで、体脂肪率一桁とか言ってた。二桁行くと不安になるだかで、ずっと節制してたらしい。

髪をよく染めてた。ブラウンアッシュ、時にはブルーピンクに染めてた。すごく綺麗に染まってて、よく似合ってた。

化粧してた。メンズ化粧品流行るずっと前からファンデーションつけて眉描いて、バッチリ化粧してた。カッコよかった。

音楽やっててギターも歌もうまかった。本もいっぱい読んでて知識豊富だった。

頭の回転も速く、会話をしていてとても楽しい奴だった。

正直、自分の完全な上位互換な感じがして、ちょっとうらやましかった。

20年ぐらい仲良くしてたけど、10年ほど前に縁を切られた。

理由は、そのころの俺が最低な人付き合いの仕方をしてたから。

当時の俺はいろいろあって心に余裕がなく、無意識のうちに自分の不機嫌で周囲をコントロールしようとしてた。

それでもある程度は俺に付き合ってくれていたけど、ある日、相手の誘いを断ったら、その日から連絡が取れなくなった。

何度も連絡したけど繋がらなくて、ほどなくして『ああ、自分は縁を切られたんだな』と納得した。

縁を切られたことに恨みは無い。自分のクソさは自覚たから。

しろ、よくしばらくの間付き合ってくれてたなぁと思う。

それからは会うこともなくなり、話す機会ももちろん無くなった。

つい先日、偶然コンビニで姿を見かけた。

見間違うはずがない。確実にあいつだった。

でもあいつは、めちゃくちゃ気持ち悪い姿になっていた。

棚の向こう側にいたから、服装は棚に隠れて何を着ていたのかは分からなかった。

でも相変わらず髪を染めてた。シルバーというよりは爺さんの白髪みたいな色だった。前髪だけ薄汚い紫みたいな色だった。

相変わらず化粧してた。塗りまくってるのか、ファンデーションの粒子が顔全体にびっしりついてる感じがした。

アイライン? アイシャドウ? よくわかんないけど、目の周りが真っ黒だった。

げっそりして頬がこけてた。歳とったジョニーデップが化粧してマイケルジャクソンそっくりになったみたいな顔してた。

あんなにかっこよかったアイツが、とてつもなくグロテスクな化け物みたいな姿になっていた。

面影が残っていたのが幸というか不幸というか……

そのグロテスクな生き物はアイツだというのが分かってしまう程度には面影が残っていた。

まりにショックだったのか、チラッと見ただけなのに気持ち悪くなってしまい、急いでコンビニを出た。

その後急いで別のコンビニに移動したわけだが、移動中はずっとえずいてた。あともう少しで吐くとこまで行った。

別のコンビニ駐車場で少し休憩して気分が改善したあと、家に帰った。

家に帰ったあといろいろ考えた。

この反応は、ひょっとして以前に縁を切られたからではないのか。

自分では納得して受け入れたと思っているが、実はトラウマのようにかつてのことを思い出しただけなのではないか

でも、そう考える度に、

あんグロテスクな姿になってしまったアイツの顔を思い出して、気持ち悪くなる。

あんなにかっこよかったやつなのに。

正直、ちょっと憧れた部分もあったやつなのに。

それなのに、あんな姿になるなんて信じられん。

気持ち悪い。本当に気持ち悪い。

あの亡霊のようなミイラのような顔が、本当に気持ち悪い。

人の顔に対して失礼だとは思うが本当に気持ち悪い。

奥さまにこのことを話した。あいつと縁が切れてから、いろいろあって結婚した奥さまだ。

『そういう人いるよねぇ~』と軽く流された。

まぁ人様の変わりようにここまでショックを受けること自体が変なのだろう。

2026-01-28

「いいか学生さん、おめこをな、おめこをいつでもしゃぶれるくらいになりなよ。 それが、人間えら過ぎもしない貧乏過ぎもしない、ちょうどいいくらいってとこなんだ。」

その出来事から私は必死に働き、一流企業社長となった。ふと懐かしくなり当時の店に行くと、そこには当時の面影が少しばかり残る、頬がコケおやっさんが居た。

おやっさん!」

「お、俺はもうダメだ⋯」

「何があったんだ、おやっさん!」

クンニクンニだけはしたらあかん⋯」

2026-01-25

黙祷とか祈りとかってよくわからない

神頼みや願いならわかるんだけど、黙祷とか祈りって具体的に何を思うことなんだろう

思うってのがそもそも間違いなのかな

目を閉じて対象真摯意識を向ける?

意識を向けるって何よ

黙祷場合、故人の面影や思い出なんかを思い出すのでもいいのかな

でもその場合終戦記念日黙祷やら、東日本大震災黙祷やら、阪神淡路大震災黙祷やらよくわからないのよね

具体的な故人が思い浮かぶわけでもないし、これこそ意識を向けるとか、思いを寄せるって行為になるんだろうけど、それはすなわちどんなことを指すのかがわからん

祈りに関してはちょっと思ったことがある

祈りってのは主体的表現ではないのではないか

願っている人や思っている人を第三者視点から見て言い表す言葉なのではないか

んー、でもなあ、祈りって言葉には何かこうもっと尊いような宗教的意味合いが強い気がする

神頼み、要するに私たちを見守っていてくださいみたいな思いが祈りであるってのは納得感がある

あるいは、見守ってくださりありがとうございますってな具合のもの

これは故人に対しても当てはまるのだろうか

当てはまるんだろうなあ

では世界平和を祈るとかは?

何かを希求するって意味合いも祈るにはあるのだろう

辞書調べたらいいんだけど

黙祷の祷の字もいのるを変換して出るから、似た解釈をすればいいのかしらん

さて、そうだとするのならば、終戦日とか震災発生日とかの節目ごとに自分は何を祈ればいいのだろうか

また誰あるいは何に対して祈ればいいのだろうか

ま、目つぶるだけでもいい気もするけども

けどなあ、ただ目つむってるだけだと何してんのかわかんなくなるんだよなあ

でもって何してんのかわかんないことをしないといけない雰囲気に反発したくなったり

そもそも何か祈りたいことあるのかって

いや震災とか終戦日とかのは祈りたいこと関係なく、何かしらな祈らなければならないことがありそうなのが難しいのよなあ

何があるだろう

もう戦争しませんとか?

あなたたちの死は無駄しませんとか?

そんな大仰で無責任なこと祈れませんよ

んー、安らかにとかか?

これもなあ、安らかにくそもないやんって思うのよなあ

言葉で言い表すのは簡単やけどもさ、安らかになんて祈れる?

死者に祈るって何だよ

いや感覚わからんでもない気はするけどもさ、結局それは生者ないし自分自身に対する感情のあり方じゃないのかい

ようわからん

2026-01-01

正月義実家アルバム観賞タイム暇すぎワロタ

見せられる側になり初めてわかった。他人だったころの配偶者親族写真ってつまらない。

数十年前の物は配偶者はじめ義両親や義兄弟それぞれぼんやり面影がある程度。もはやどれが誰かも当てられそうにない。

初見の1枚目こそ盛り上がったが観賞枚数を重ねるうちに配偶者もただの幼くて可愛いどこかの知らない子供だった。良く知っているはずの知らない家族写真を見て、知るはずもない思い出を聞いて相槌を打った。

2025-12-13

純愛をしていた頃の思い出

____________________

※この物語フィクションです

登場人物団体名は(一部を除いて)架空のものです

実在人物団体とは一切関係ありません

____________________



はてなに書いてみたいと思った。

純愛というか、若い頃はそんな時期があった。今の私は不惑

の子とは長年連絡を取り合ってなかったが、実は先日、親戚付き合いの時に出会った。祖父方にあたる親戚の家のダイニングで。

その時に思う事があって、増田をしたためることにした。増田はたまに短文を書くくらいである。



の子と初めて会ったのは、私が21才の時だった。当時は茨城県にある大学電気工学を学んでいた。夏休み帰省である実家は、(秒速5センチメートル聖地)隣の栃木県にあった。

ある夏の帰省時に……その実家から、ほどなくの距離にある親戚の家に行ったのだが、玄関に入った時に、はとこに当たる子がいた。

当時は「はとこ」という単語は知らなかった。誰がどの親戚筋にあたるとか、そういうことにも興味なかった。ただ「女の子がいるな」としか思わなかった。

その、はとこに当たる子なのだが、『野乃花』ということにする。プリキュアの方ではない。野乃花(ののか)は玄関口で私と目が合って、「こんにちは」と言ったのかな。それは覚えている。

帰省時に親戚の家に行っても、一応成人である私は暇を持て余していた。子どもの頃から何度も行ってるが、その時みたいに居間でくつろぐことが多かった。周りは子どもばかりである

親戚の子どもたちは皆ゲームをしていた。スマブラというゲームだった。大乱闘スマッシュブラザーズ

私は任天堂キャラをほぼ知らなかった。ピンク色のあれがカービイって言うのはわかったけど、あとは知らないキャラだった。ピカチュウも辛うじてわかったくらい。

ゲームを一切しない子どもだった。家にスーファミPS2もなかった。家の近くにある里山に出かけて、危険であろう山奥まで踏み込んで、昆虫トカゲを捕まえて飼育するのが好きだった。日本にいるはずもないチンチラがいないか探そうとしていた。

親戚の子ども達は居間ゲームするだけじゃなくて、子どもらしい身体を動かす遊びもしていた。外での運動だった。まさにスマブラ

居間でも、廊下でも、玄関でも、これでもかというほど広い庭でもそうだった。私は成人男性だったけど、元気のいい彼ら小学生相手をすることもあった。

野乃花は、大人しい子……でもなかった。わーきゃー言って水鉄砲を打ったり、私に体当たりをしてゴロンとひっくり返っていた。溌剌な子だった。

野乃花はその時、7才だったはず。14才差なので。小学校に上がった年である。いい頃合いの年齢ということで、(私から見て)遠い親戚の人も、野乃花を本家筋の実家に連れてきたのだろうか。

それはそれとして、大学であるというのに私は、毎年夏や大晦日になると……その親戚(本家筋)の家に行っていた。小学校中学校の頃は、それこそ年に何度も。

うちの母親が私や兄弟を連れて行くと、祖母漏れなく一万円をくれるのだった。うちの母親は、ことあるごとに其処に行っていた。子どもを連れて。ある種の集金システムである

私は子どもながらに察して、祖父母にあざとくした。可愛い子だと見られようとした。今思えば浅ましい考えかもしれないが、毎回寄るだけで一万円をくれるのだから、それくらいは当然と思っていた。

中学生高校生になると、親戚の家に行くことはなくなっていた。

しか大学に進学すると、また急に行く頻度が増えた。私と祖父が同じ大学出身で、学群も同じ(祖父時代学部)だった。お気に入り度が上がったのだと思う。

20才になる年に入ると、祖父のとっておきの日本酒や焼酎を飲ませてもらった。あの頃はおいしい酒の味がわからなかった。モンテローザ系列の味に慣らされた舌には、明らかに上の味だったけど。

話が脱線している。あの日々が懐かしすぎるのが悪い。

え、野乃花?あの子は、、、私が22才、23才、24才になる年も、毎年ずっと会い続けた。親戚の家に行く度に必ずいた。ほかの子はいないこともあったし、来なくなる子もいたのだが。

今思えば、懐いていたと思う。よく会話をしたし、ごっこ遊びにも付き合った。

夏休み冬休み宿題を私が教えることもあった。「増田くん。あたまいー!」とよく言ってくれた。私は漢字に弱かった。今でも書き誤りをすることがよくある。

野乃花に、「こないだの発表会でね、その旨(うま)をまとめて発表します」と読み間違えた話をしたが、さすがに理解してくれなかった。

ある日、曇天で雷が鳴っている時に、雷を素早く動いて躱せるのかという話になった。私が「雷はね。上から落ちてくるんじゃなくて、下から上に昇ってるんだよ」と伝えると、「うそ。ほんとー。今度試してみる」と言った。「絶対に試したらダメだよ」と釘を刺した。

野乃花について、はっちゃけ雰囲気の子想像するかもしれないが、実際は年齢に見合わない利発な子だった。理屈っぽい私の話を、「へえ」と面白がってくれる唯一の人間だった。

夕食の時は席が大体隣だった。誕生日プレゼントをあげた時は抱き着いてきた。年齢差はあったけど、会話が弾んだ。

親戚の大人達が家にいない時だと、2人きりになることがあった。かくれんぼとか、鬼ごっことか、ノートPCヤフーポータル画面を開いて、いろんなことをググったりした。(ほかの親戚と一緒に)花火大会にも行った。水族館にも。遊園地にも。

彼女は明るくて溌剌としていて、私みたいな陰キャラとは違った。いわゆる"いい子"だった。はてなブックマークでいうと、女性ブクマカトップコメに入りがちな、快活な方々がおられると思う。あんな感じの、知性やユーモアを伴った明るさである



25才の頃は、新卒で入った茨城県にある電機メーカーに勤めていた。

親戚の家に行くのは、年に2回ほど。祖父は、私が社会人になっても毎年お小遣いをくれた。「早く技術士になれよ、期待してるぞ」って、行く度に祖父が言ってた。それから十年もかかったが、祖父と同じ電気分野で技術士試験を通った。

それくらいの年齢になっても親戚の家に行ってたのは、野乃花のことが頭にあった。私に懐いてくれる女性というのは、それまでの人生彼女しかいなかった。私はモテなかった。はてな語で言う弱者男性

ある年の夏だった。自家用車で一人でその家に行くと、玄関口の廊下に野乃花がいた。靴を脱いで、家の廊下に上がったところに古い掛け時計があった。ずっと昔からあって、玄関に上がる時は時刻を見るクセがあった。

廊下に立っていた野乃花に近づいていって、野乃花の両肩に手を置くと、野乃花が唇を突き出した。キスをした。口にする方だった。

私は別にロリータ同人誌アンソロジーを持ってたわけじゃない。そういうR18コンテンツに触れたこともない。当時の私は、社会人としての勤めや、理工学勉強の日々の傍らに、読書をしたり映画鑑賞をする男だった。年少への性癖はない。ただ、孤独への性癖があっただけだ。

野乃花とのキスというのは、その時が初めてじゃない。鮮明でない記憶だけど、初めての時は、私が22~23才くらいの時だった。野乃花が8~9才くらい。

親戚の家の中ほどにある居間で、2人だけになってる時に、身体が不意にくっついて……その流れで、人生で初めてキスをした。少し大人になれた気がした。

それからは、2人になる度に、親戚の目がない時にキスをしていた。唇を合わせるだけの簡単なやつを。一日に何度も。別に理由はなかった。私も野乃花も、ただしたかっただけだと思う。

野乃花が小学校卒業する年の2月だった。初めて2人だけで外に出かけた。それまでは、親戚付き合いの中で、花火大会とか水族館とか、飲食店などに一緒に行っていた。それが、野乃花が親に携帯電話を買ってもらい(青っぽいガラケー。私はスマホ)、LINEでやり取りするようになった。

デート場所茨木駅周辺だった。茨城ってぶっちゃけ鳥取島根クラスに何もないところだけど、大きい駅の周辺では、ショッピンググルメ自然文化体験など色々楽しめる。野乃花のいる栃木でもよかったけど、『秒速5センチメートルごっこになってしまうのでやめた。積雪電車が止まるかもしれない笑

その日は、夕方まで一緒に何時間も過ごした。最後美術館に行って解散した。帰りの電車賃は社会人だった私が出した。それ以外の、食事代とか入館料は割り勘だった。出そうとすると、野乃花が嫌だと言った。

電車が出る時間になってホームで別れる時、「楽しかったね」と私が言ったら、野乃花が「今日、一緒にいられない?」と聞いてきた。潤んだ瞳だった。吸い込まれる瞳ってどこかの小説地の文があったけど、あれは作者の実体験だったんだと感じた。

仕事あるからね。また今度ね」と言うと、野乃花は俯いて電車に乗った。最後に手で肩に触れて、「バイバイ」ってお互いに言った。野乃花は泣いていた。



ここからは閑話。読み飛ばしを推奨する。

あの頃は、年齢差のことを考えることがあった。私と野乃花の年齢差は、年度でいうと14年分。一番最初に会話した時は、小1と大3だった。

(以下閑話)※当時のメモを参考

---------------------------

年齢差についての関数

年数をxとして、お互いの年齢の比をf(x)とすると、f(x) = (a+x) /(b+x)となる。年数xを経る毎に0<f(x)<1で単調増加で1に近づく(極限操作)。

お互いの年齢比が0.5になるときの経過年数は、式変形によりx=2a-bで表現できる。この比率もっと一般的表現すると……。上記f(x) = (a+x) /(b+x)を微分すると、商の微分でf`(x) =(a-b) /(a+x) ^2

f`(x) =0になる極値は……?と考えると、残念ながら存在しない。

元の関数f(x) = (a+x) /(b+x)というのは、式変形すると、f(x)=1+((a−b)/(b+x))となる。これは、f(x)=a/(b+x)という直角双曲線をグラフ平面において平行移動させたのみである

直角双曲線は微分可能であるが、極値がない。正負の値を関数に入れると、グラフ上で左右に分かれて存在することから、右極限と左極限が一致しない。

方程式 f`(x) =(a-b)/(a+x) ^2において、a−b=0が成り立つのは、a=bの場合のみ。導関数ゼロ。定数関数であり、傾きはない(定数関数微分可能かどうかは流派による)。a≠bだと、導関数ゼロになるxの値が存在しない。

年齢算という算数を扱っている以上は、関数の形状はシンプルである。一番知りたい特定の値に向かって方程式に数値を入れるのみ。私は複雑な答えを求めたが、その行為自体が適切でなかった。つまり、二人の年齢差というギャップは、数学的には永遠にまらないという無慈悲証明けが残った。

---------------------------

(閑話終わり)



野乃花が中学生になった年だ。私は茨城県にあった電機メーカーを辞めて、他業界IT企業転職した。広島市営業所があるメガベンチャーだった。

仕事に忙しい日々だった。距離があるので関東に帰ることも無くなって、それで……野乃花とはそれっきりになった。LINEメッセージも、いつの間にか途絶えた。既読無視をしたのは私の方だ。

もう結構な年齢である

今は独立して、都内IT関係下請けをしている。フリーランスだ。ハイクラスエンジニアでは決してない。うだつが上がらない日々だけど、いつかは1人社員株式会社にしたいと思ってる。今の自営業屋号は、結構厨二が入っている。実年齢よりも幼い人間なのだと感じる。

なぜ、この日記を書こうと思ったか正月に野乃花と会ったのである。もちろんあの親戚の家で。あそこに行くのは久しぶりだった。

其処に行く途中の車内で、母に聞いた。あの家は祖父祖母も亡くなっていて、今は叔父夫婦が住んでいるだけ。跡継ぎはいない。子どもはいたが、みんな自立したらしい。大きい家なのに勿体ないって、そんなことを思いながら親戚の家に着いた。

玄関を上がって、あの時の古い掛け時計が別のに変わっているのを見て、それから台所(兼ダイニング)に行くと、親戚が何人か座っていた。その真ん中あたりに……野乃花がいた。

野乃花と会うのは約15年ぶりだった。

私と目が合うと笑顔になった。ダイニングの隣にある小さい居間では、親戚の子達が皆で一緒にタブレットアニメを観ていた(私はここ数年アニメを見てない)。少年の時、ボードゲームをしていたのが懐かしい。あの頃より人数が減っている。

話は変わるけど、もし『グノーシア』のボードゲームや、人狼ゲームがあったらやってみたい。一生叶うことはないだろうけど――もしアニメ化もされたら観てみたいと思う。

野乃花を見た後で考えた。

まだ夕方ですらなかった。これから何をしようか、どうやって暇を潰そうか。スマホ操作するだけでは勿体ないし、懐かしいその辺りを散歩しようと思った。

本当は野乃花と話したかったけど、連れていくわけにはいかないし、話せるだけの心の余裕もなかった。それに、野乃花は夕食の準備を手伝っていた。



近所の散歩が終わって、台所ダイニングで豪華な夕食を食べて、ビール瓶を何本も空けて、親戚連中の大人(あの頃の子ども達)とたくさん話をして、トイレに行ったり、親戚の子の遊びに付き合ったり、お年玉(※宿泊費)を払ったり、十数年ぶりの親戚の家は懐かしい。野乃花はずっと飲み会を手伝っていた。

飲み会の後、ダイニングでスマホをいじっていると、深夜が近づくにつれて親戚の数が減っていった。「そろそろ寝ようか」と思ったところ、廊下から野乃花が入ってきて、こちらに歩いてきた。私の隣の席に座った。結婚指輪はしてなかった。

「久しぶりだね」

と私が声をかけると、

増田くん元気そうだね」

と返ってきた。

面影がすごく残っていて、懐かしい感じがした。

子どもの頃の就寝時間は午後十時だった。今は大人から、あと一時間は起きていられる。野乃花と喋ってから寝ることにした。

思ったより多くの会話をした。卒業した学校とか、就職先とか、今の趣味とか、好きな本とか、最近観た映画とか。私はサブカルが好きだけど、野乃花もそうだった。アニメだと『ブルーロック』の話をした。エゴの塊みたいなキャラの話で盛り上がった。漫画小説の話もした。吾峠呼世晴の初期短編集は2人とも読んでいた。

でも、野乃花が不意に言ったのだ。

「私、増田くんと結婚するんだって思ってた」

心臓ドンって叩かれた。この時まで、悪いことしたという思いはなかった。

でも、この時になって、私があの頃、どういうことをしていたのかって、そういう思いが一瞬で頭の中を駆け巡って、後悔が襲ってきた。

「迎えにきてくれると思ってた。連絡がほしかった。私は増田くんに会いに行けないのに」

野乃花を見ると、涙を拭っていた。鼻もすすっていた。

それから沈黙が続いて、「ごめんね」と言った。そしたら確か、「増田君は結婚したの?」と聞いてきた。

結婚どころか、離婚まで経験していることを話すと、野乃花は爆笑していた。机に突っ伏して、本気で笑いを堪えている様子だった。話を続けると、野乃花も一度離婚経験していた。

なんだか変な雰囲気になって、それからまた、さらに笑える話を(お互いに)続けて、そうこうしてると午後11時になった。LINEの連絡先を交換して寝室に入った。



読者の方は察してるとは思うが、私はいわゆる発達障害である。診断済みだ。

メガベンチャー転職をして地方都市引っ越した後、仕事人間関係で苦労することがあった。明らかにおかしいと思い、精神科医に診てもらったところ、様々なテストの後に、そういう診断が出た。子どもの頃からの行動傾向を見てると明らかだった。

ある情報によると、発達障害精神年齢というのは……実年齢×0.60~0.70らしい。青春期の、精神が最も発達する年代に脳が発達をしてくれない(脳発達のピークが30代にくる)。

一方で、一般的女の子は、男の子よりも数才精神年齢が高い。ということは、最後に野乃花と会った時の精神年齢は……私だと26才×0.60~0.70≒15~18才ということ。野乃花が実年12才+2~3才とすると、14~15才ということだ。

あれ、なんだこれと思った。そういう視点で考えると、野乃花との年齢差があっても話が通じたことの合点がいった。

私と野乃花は、あの瞬間、確かに「同級生」だったのだ。

話は以上である

我ながら恥ずかしい執筆体験だった。私の言葉で思い出を表現できてよかった。理屈っぽくて読みにくかったとは思う。

でも、言葉にしたかった。あの時、親戚の家のダイニングで、20代後半になった野乃花と再会した時の衝撃とか、それよりずっと前の、野乃花との楽しい日々の思い出とか。ここで、こうして吐き出すことができてよかった。

明日からは、また一人のはてなユーザーである。みんなの面白日記を、また読ませてほしいです。ここまで読んでくれた人、ありがとうございました。

2025-12-11

あれから20年がたった

情報だけ送れるタイムマシンが開発され2025年情報が送れるようになったので2025年の協力者の力を借りて書き込んでる。

あれからニートの息子は毎日楽しそうにゲーセンに通ってる。当時若かった息子も立派な中年になり頭は禿げて腹がでている。頼りない感じがしつつも母親似にて端正な顔つきだった当時の面影はない。

はてなのみんなの意見を取り入れ、息子の将来を見守ることにしたがあれから20年まったく進展がない。

息子は全く変わる様子はないし普段はご機嫌だが、少しでも気にくわないことがあるとすぐに暴力を振るうようになった。息子の機嫌を取るための毎日の息子のゲーセン代に500万ほどかかるので地味に痛い。日々の食費を削って捻出している。

あのときはてぶに投稿して間違った自分の考えを強化しなければ、老いて息子に対抗できなくなるまえに追い出していたも知れない。

20年たって、はてな人間いか無責任な人の集まりであるか気づいた。適当に励ますような事を言って、いい人ぶりたかっただけなのだろう。

息子の事はもう半ば諦めている。せめて娘に火の粉が飛ばないようにしなければと思っている。

あと適当な事言ったmyaokoさんとかは少しでいいので賠償して欲しい。日々の生活も大変なのだ

https://anond.hatelabo.jp/20251210230105

2025-11-25

恋人がっかりした

自分は筋金入りの女性同性愛

高校の時に付き合ってた上戸彩の子卒業まで付き合ってが、

相手就職、私は大学進学してから疎遠になって別れた。

当時は全く理解されないし法律も異性婚だけだし、いつか法律が変わったら結婚したいね

代理母に産んでもらって2人で育てたいねとかよく話していた。


この前同窓会みたいな集まりをした最近久々にお会いしたけど、彼女はかなり太っていて

上戸彩面影はなく、しかも異性と結婚して子供を4人も産んでた。

私もそれなりに年齢で劣化してる自覚はあるけど、美容には気をつけて体重や体系はずっと10からキープしてきた。

同級生ほとんどからは変わらないね!綺麗だね!っていわれたのて頑張って方だと思う。

あの時頑なにスカート履きたくないって主張していた彼女普通にスカート履いていた事にすごく衝撃だった。

しかも私が一番苦手な男児産んでて激鬱。


しか最初私を独身だと決めつけてマウント取ってきたけど、私が会社経営してる経営者で

今は別の女の子結婚して、海外体外受精して妻に産んでもらったと知ったら

金あるねーって嫌味ったらしく言ってきたのにもびっくり。

当時はそういう子みて「女ってしょうもない」って言ってた人だったのに。


そもそも自分だって最後の子不妊治療で産んだとも言っていたのに

自然の摂理に逆らってる」のはお互い様では?

もう思い出の中でじっとしといてよ。

がっかりだわ。

「30までに独身だったら結婚しようぜ」、って言ってた友達が29歳と11ヶ月で結婚しやがった

結婚式から帰ってきたので感想

友達、そっか、本当にやっちゃったんだ……なんか複雑だ……

という感じになりました。期待と現実のズレ。

しかに「また30ネタかよwwwwww」と私たちは好き放題あの約束ネタにしてきたし、20代前半のころも「あと10年あるなwww」とか言って笑ってたし、20代半ばのときも「そろそろやばくね?」って冗談で言い合ってたし、25歳のときに「よし、あと5年だ」と思ったら本当に29歳11ヶ月で結婚したので笑っちゃったし、しか相手が私の別の友達だったので「あーはいはいこの二人が結婚するんでしょ?」と思ったら本当に結婚したので笑っちゃったし、招待状が来たときは「本気だったんだwwwwww」などと思ったわけだが、「よっしゃ、じゃあその約束冗談から私たちはずっと自由でいようね」という前提のもと歩んできた私の人生を振り返ったとき感想は「あ、私、あの約束無意識に本気にしてたんだ」という感じになってしまった。

そもそも私はあの友達に本気で結婚してほしいわけではなかったのだ。むしろ個人的には彼とのあの約束ネタにする関係性はすごく好きだ。友達を「また30ネタw」と弄るというのは、信頼関係表現のようなものであって本気で結婚してほしいと思っていたわけではない。彼に対してアンケートなどを取ったわけではないので実際に「私たち」がどう思っていたかはわからないのだが、少なくとも増田としては「友達くん! あの約束をずっとネタにし続けよう! 30歳までのカウントダウンを本気にするのはあきらめて、人生設計を共有するのも封印して、あの約束ネタに好きなだけ笑い合おう! 飲み会や軽いデート冗談のような約束可愛いけど軽い関係性のままでいよう!」というつもりだった。

要するに、「あの約束で本気になってんじゃねえよ」というのは「結婚してんじゃねえよ」という意味ではなく「あの約束冗談のままにしておこうよ」という意味だったのだ。しか友達は前者の意味解釈したようで、今回は完全に本気で結婚をお出ししてきた。友達関係にありながら『29歳11ヶ月』で本気の人生決定をぶち込んできたあいつとは逆の流れへの進み方だが、そういうことじゃねえんだよな~~~~~~~!!!1!!

ただ、「冗談だと思ってその約束を弄ってたら、相手が真に受けてほんとにやりやがったw」というのは確かにそういう状況であり、友達がどれだけあの約束を本気にしていたかはわからないが、彼とのあの約束ネタにしてきた者の一人としては真剣に複雑さに襲われざるを得ない。無神経にネタにしてて、そっかなってなりました、友達

で、式の感想なんですが。

「私からあの約束ネタにされ続けたから、別の人生に舵を切ったのか?」という感想になりました。わかりやす恋愛の導入(でも私との約束を踏まえといてあの扱いは何なの!? 友として待つという選択肢はなかったんですか!)、しか結婚相手は私の別の友達で、二人がいつから付き合ってたのかは謎のまま、途中でいつの間にか二人が接近していることに気づいて(おお、私の友達に新しい人生あれ!)(ちゃんと二人の関係の経緯は後から聞かされたけど、でも友達と話すことな秘密にしてた必然性は、まあ、気にしないでおく)、気づいたら二人でデートしてるのを見かけて、彼とのあの約束価値が急速に下がっていくのを感じ、コミカル蚊帳の外存在(=私とのあの約束)が配置され(このあたりはマジで私が世界から取り残された感があった)、ドラマティックな「実は好きでした」という告白もなく突然結婚式に力を入れる、というのは、従来の「あの約束ネタにする」関係性だった私たちから脱却しようともがいているように思われた。それが良いかいか価値観次第だが、「あの約束ネタ化」を期待していた者としては奇妙な喪失感があるというか、私はあの約束の軽さと温かさが好きだったんだな……という複雑さに襲われてしまった。

問題は別の女性との結婚だと割り切って見たところで私の感情の整理などが色々と難しいというところで、ちょっと思ってた以上に人生は進んでしまうんだな、という感じで、「これはきっと私の想像力が低くて人生の筋を追えてないんだろうな」と思いながら式に参加してたけどでも「29歳11ヶ月で結婚するのはズルい」。『あの約束ネタ化』は今改めて思い返してもよく出来てたよ。やはり二人の関係性……その約束の持つ重さとネタとしての軽さは、私たち友情の全てだったんだな……!

友達があれだけ独身を貫いてきた理由に何の説明もないのってどういうことかしら? あれだけ私たち約束を弄んでたのに、その約束を破った瞬間の決意がいっちょんわからんので「???」ってなってしまう。彼はどういう想いで、あの女性結婚しようと思い至ったのか。そして結婚してからは、あの約束をどう思ってるのか。いや、「お前そういうのはいちいち言葉にするもんじゃなくて表情や動作から読み取るものなんだよ。それが人間関係を見るうえでの読解力だろ」ってのはそれはそうなんだけど、上述のように「でも私たちはこれまでいちいち言葉であの約束ネタにしてたじゃん」っていうのと、「すみません! 私には読み取れませんでした!」っていうのが両方ある。マジでわからんかったので。

最後のほうは「私の人生の転換点の物語?」って感じでした。式でのスピーチはもうしょーもない。あれだけ私と「30までに独身だったら結婚しようぜ」って約束を弄んでおいて別の女性結婚するなら、最初からそんなに本気で約束するなよとしか言えない人間関係ってままあるよね(昔見たドラマの「私たちはずっと友達だよね」っていうセリフは今でも印象に残ってる)(ちゃん登場人物自分選択責任を持つ作品はみんな好きだよね)(全然関係ないけど最近ドラマって登場人物真摯なことを言わせる割に「約束」とか「期待」とか「未来設計」とか出てきて彼らが(象徴的な友情ではなく)実際の人生選択を保持してる描写もあるので何でそこだけ曖昧なんだよって言いたくなりません?)。

あと、式場のセットがちょっとファンタジー風だったので「なるほど異世界ウェディング的なやつなんだな」と思ったけど、実は普通日本教会での式だったのでビックリ仰天。私の友達たちって普通日本人なのに、なんでファンタジー風の演出にしたんです……? そもそも論で言うとさぁ、私たち約束冗談だったのか本気だったのか、本気だとしたらなぜ友達は別の女性結婚したのか、冗談だとしたら私の期待と喪失感は何だったのか、そのへん全部曖昧なまま式を迎えて、何で私はここにいるんだよ!

あ、式での友達くん素敵だったね。タキシード姿のラインが綺麗で、『あの時のあの約束をした居酒屋でのはしゃいだ彼』の面影も残してて何か良き。友達笑顔で誓いを立てる姿が本気で良かった。あと式の演出はすごいよ。『あの時の居酒屋』とか『あの時のカラオケ』とか『あの時のドライブ』とかで見た彼と私の距離感が、彼と別の友達距離感に変わっていく過程が蘇ってきた。あれは式で見る価値があった。仕事を休んで何も考えずに参加して正解だったわ。『あの時の約束の場面』を式で見た……みたいな感慨に襲われる演出もあったし「お前、あの約束タイムリープしてたんでしょ?」みたいな気分だったからもうなんか実質『あの日に戻りたかった』ってことで良くない? 良くないですかそうですか。

結論としては、まあ、友達なので、式に参加して、そして式後に友達たちと語り合っても、まあ、うん、ご祝儀ぶんの複雑さと喪失感しか残らないと思う。参加したあとに友達と語らいたくなるという意味では非常に優れた結婚式だと感じた。友達はそろそろ懲りろよというか、約束人生設計と友人関係の扱いについて一度話し合いをしよう? な?

いや、別に本気で結婚してほしいとか思ってたわけじゃないけどさ。

でも、あの約束ネタにしながら共に過ごした時間が、こんなにあっさり終わるとは思わなかったんだ。

29歳11ヶ月で、別の女性結婚するなんて。

何か言葉にならない複雑さと、失ったものの大きさが、残った。

2025-11-13

もしかして志村けん加藤茶ってイケメンだったの?

たまたま若い頃の写真映像見たけどイケメンで驚いた

それがどうして今のあんな顔付きになったんだろ

そういう意味では月亭方正もかな、若い頃可愛らしかったんだよな

今じゃ全然面影ないけどかつては誰もがイケメンだった時期があるのかもな

2025-11-09

anond:20251109184603

音楽原曲面影こそあるが、魂を感じない自動演奏

何これ

自動演奏じゃない演奏って何

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん