路面電車保存車両巡り 秋保温泉駅跡
前回UPした仙台市電保存館ですが、車でのとんぼ返りの旅となりました。なんで車で訪問したかというともう1か所ついでに寄って帰りたい場所があったからです。
場所は仙台市近郊の秋保(あきう)温泉。せっかくの温泉なのに泊まることはおろか温泉にも入らず訪問した場所は、1961年に廃止された秋保電気鉄道の終点の秋保温泉駅跡。秋保温泉鉄道は長町駅から秋保温泉までの16Kmを結んだ地方私鉄。終点の秋保温泉駅跡には仙台市電の車両が保存されているとのことで訪れてみました。
2024年8月3日訪問。
モハ100形 119号車
秋保温泉駅跡には仙台市電保存館で見たモハ100形の119号車が屋外保存されていました。
方向幕が築町、長崎駅になっているのは、119号車は長崎電気軌道に譲渡された車両の1両だからです。長崎電気軌道では1053号車として活躍をし、引退後に仙台に里帰りした。築町はどこのことかと思って調べたら、新地中華街の旧駅名でした。変則の正面窓配置が良い雰囲気を出しています。屋根付きなので保存状態も良好です。
写真を撮っていたら夏の青空が出てきた。仙台の山奥でひっそりと余生を過ごしていた。
日帰り温泉に入ったり何かご当地ご飯を食べてくればよかった。
今回の仙台弾丸訪問は、会社終わりに常磐道で日立まで行き1泊、翌日朝から仙台を目指して市電保存館、秋保温泉を周りお昼には仙台を後にする強行軍でした。帰りは東北道で帰りましたが、なかなかの距離がありますね。最近車に全然乗っていなかったので久しぶりのロングドライブとなりました。軽自動車だと長距離運転はさすがに疲れますね。。。
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