「国交省」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 国交省とは

2026-05-08

[]比較理解磐越道白バス事故辺野古沖抗議船転覆事故

2026年に相次いで発生した2つの学校行事関連の輸送事故を、経緯(事故の背景・手配の実態)と法的責任観点から比較します。どちらも「安さ・便宜・理念優先」で正規安全基準回避した結果、生徒の命が失われた痛ましい事例です。

1. 各事故の経緯概要

磐越道白バス事故2026年5月6日福島県郡山市

北越高校新潟県)の男子ソフトテニス部生徒20人を乗せたマイクロバス磐越自動車道ガードレールなどに衝突。17歳男子生徒1人が死亡、26人が重軽傷。

手配経緯:

学校側が蒲原鉄道正規バス事業者)に依頼。「貸切バスは高いので安く」と要望蒲原鉄道営業担当者会社名義で白ナンバーレンタカー契約し、「知人の知人」である68歳無職男性(若山哲夫氏)を運転手に丸投げ。

問題点

運転手本人の免許確認ゼロ、虚偽申告(営業担当者本人の免許だけ提示)、無断転貸。運行管理・適性確認は一切なし。複数回同じ手口を繰り返していた。

辺野古沖抗議船転覆事故2026年3月16日沖縄県名護市辺野古沖)

同志社国際高校京都府)の修学旅行生18人らを乗せた抗議船2隻(平和丸・不屈)が転覆17歳女子生徒1人と船長1人が死亡、14人が重軽傷。

手配経緯

ヘリ基地反対協議会市民抗議団体)が運航する抗議活動用の小型船を「平和学習」として利用。学校は数年にわたり団体に依頼し、常習化。

問題点

事業登録のない船を使用使用料(1万5,000円程度)を支払いながら「ボランティアカンパ」と主張。波浪注意報下での出航、引率教員不在、学生を「海保制圧回避の盾」として利用していた疑い(仁藤夢乃氏の過去投稿など)。

2. 経緯の比較

共通点

学校側の思惑で正規輸送を避け、無許可・無管理のグレー輸送に頼った。生徒の安全確認杜撰で、運行主体責任放棄事故悪化させた。

違い

白バス事故部活動遠征の移動手段として発生。プロバス事業者が安さ対応白ナンバー車両+外部ドライバーを手配。

辺野古事故修学旅行平和学習として発生。抗議団体抗議活動用の船を学習目的転用し、数年常習+対価受領実態があった。

3. 法的責任比較

運送主体

白バス正規バス事業者蒲原鉄道) — 運行管理プロとして道路運送法義務を負う。

辺野古市民抗議団体(非事業者) — 海上運送法事業登録なしだが、常習・対価で「実質事業」と認定されやすい。

主な違反本質

白バス白バス行為無許可団体輸送)+虚偽契約・無断転貸。会社名義・業務時間中の常習的手配で、プロが自ら違法を主導。

辺野古海上運送法違反(無登録運航)。対価受領+数年常習依頼で事業性が高く、学生抗議活動手段として利用した疑い。

対価・事業性の扱い

白バス無償主張でも契約虚偽性と転貸の事実が残るため違法

辺野古使用受領+常習で「ボランティア」主張が崩れやすく、事業登録義務違反が強く問われる。

責任の重さ

白バス

極めて重い。

プロ事業者が安全基準意図的にすり抜けた「業務上過失+運行管理義務違反使用責任」。国交省立ち入り調査中。

辺野古

重いが「抗議活動の延長」という抗弁が可能

ただし常習性・対価により刑事責任業務上過失致死傷+海上運送法違反)が追及されやすい。学校の丸投げにも違法性があるため、活動団体への追求が集中しずらい構造

まとめ

事故とも「正規ルートを避けた杜撰な手配」が生徒の命を奪いましたが、白バス事故プロ事業者の裏切り行為が鮮明なため、法的責任の追求が容易です。一方、辺野古事故は非プロ団体の常習的な無登録運航+政治的利用の組み合わせで、責任所在を問いにくい構造です。

捜査の鍵はどちらも「事業性の認定」と「運行管理義務の懈怠」。

安全管理を軽視した結果を教訓に、再発防止が求められます

2026-05-07

[] 磐越道バス事故:「白バス」手配の闇

2026年5月6日福島県郡山市磐越自動車道で発生した北越高校男子ソフトテニス部員を乗せたマイクロバス事故(1人死亡、複数重軽傷)は、学校側の「安さ優先」とバス手配会社杜撰対応が重なった痛ましい事例となった。https://www.asahi.com/articles/ASV564DRGV56UGTB003M.html

事故車両白ナンバーレンタカーで、運転手蒲原鉄道新潟県五泉市)の社員ではなく68歳無職の「知人の知人」。

この構図の本質違法な「白バス行為であり、特に蒲原鉄道業務として違法手続きを主導した法的責任が極めて重い。

事故の経緯と蒲原鉄道の関与

北越高校側は蒲原鉄道バス手配を依頼したが、「貸切バス緑ナンバー)は高いのでレンタカーで安く」と要望蒲原鉄道営業担当者はこれに応じ、会社名義でレンタカー法人契約運転手として外部の68歳男性を紹介した。

問題の核心はここにある:

免許確認の完全スキップ

レンタカー契約時、実際の運転手(68歳)の免許証は一切提示せず、営業担当者本人の免許証だけを提示

虚偽申告と無断転貸:

レンタカー会社には「営業担当者運転する」前提で契約したのに、実際は第三者運転させた。これはレンタカー貸渡約款で明確に禁止される虚偽申請+又貸し(転貸)行為

運行管理ゼロ

運転手事故歴・健康状態・二種免許の有無すら確認せず。営業担当者運転手は「直接の面識なし」だった。

これまで複数回、同じ手口で繰り返していたことも会見で認められている。

偶発的なミスではなく常習的な慣行だったことが浮き彫りになっている。

蒲原鉄道法的責任

「お手伝い」では済まされない

蒲原鉄道は会見で「会社として全面協力ではなく、あくまでお手伝い」「実費のみ」「個人的対応」と主張しているが、これは極めて薄弱だ。

主な違反責任ポイント

1 道路運送法違反白バス行為)のほう助・実行の可能

白ナンバー車両有償事業性の旅客運送をした場合無許可運行に該当。無償だったとしても、会社業務として手配・運行管理を怠った点で運行管理者としての義務違反が問われやすい。専門家からは「白バス行為のほう助」として刑事責任対象になるとの指摘が出ている。1

2 レンタカー契約違反保険適用除外
虚偽申告+転貸により、任意保険適用されないリスクが極めて高い。

被害者救済が蒲原鉄道学校側への民事請求依存する事態を招いている。

3 使用者責任管理監督責任営業担当者業務時間中・会社名義で対応した以上、「個人的お手伝い」では逃れられない。

バス事業者として安全確保義務を怠った使用者責任民法715条など)が発生する。

国交省はすでに蒲原鉄道に立ち入り調査を開始。

警察運転手への逮捕状請求と並行して、手配経緯の捜査を進めている。

なぜここまで杜撰になったか

顧客学校)の「安くして」という要望に応えるため、プロであるバス会社が自ら違法グレーゾーンを主導した構図。

正式緑ナンバーバスを使えば運行記録・ドライバー教育保険基準が厳格に適用されるのに、それを避けた結果、安全犠牲になった。過去白バス事故でも共通する「安さ優先のチェーン」が、再び悲劇を招いた。

この事故バス事業者としての根本的な責任放棄といえる。

捜査行政処分で、蒲原鉄道法的責任がどこまで明確になるか、注視する必要がある。

2026-05-05

あ、あいつは…中学生ながらかの尾久から認められた有名撮り鉄レインボーカラーエグゼンプション碧!

あいつがなぜ佐渡

どうやら新潟から新幹線伸ばすらしいぜ

だって?そりゃすげえ…でもなんであいつが関係してるんだ?

それがな、表向きには親の仕事佐渡に来てるってことになってる

まあ、それはそうだ

考えてもみろ、奴が鉄道のない佐渡にわざわざ来た理由をよ

そうか!奴は尾久王だけでなく近江エクスプレスの片腕…奴が動けば国交省も逆らえまい

そうだな…奴の初仕事がどうなるか見ものだな…

2026-05-04

anond:20260503112637

船舶という国交省関連ツール

当たり前使用している点で

どういう左翼だか察せられる

2026-04-29

新しい技術から安全性評価が足りてないんじゃねーの

安全性もいまのところ理論上、仕組み上はリチウムイオン電池よりはましなはず、というレベルじゃないっけ

2026-04-27

anond:20260427144013

国交省統計書き換え問題こっこうしょうのとうけいかきかえもんだい)とは、

>>国土交通省が、建設工事受注動態統計調査[1]のために業者から提出された調査票の数値を書き換え、不適切な処理をしていた問題[2]。

>>アベノミクスの成果を大きく見せるために改竄したのではないかと疑われた。

これがあるから

日本政府の言うことをそのまま信じる日本人のほうが頭がどうかしてると言い切れるんだな

ボヤッキー

国交省系の会社はどうしてどれもヤバイんだ?

旅行会社詐欺師個人情報を売る

保険会社警察とつるんで事故自殺隠蔽する

土木会社は地下にガス室を持ってる

物価は、ほぼ全てが日本人料金設定

ヤクザ会社でない会社で働きたくても、裁判所検察がもうアレなんだってよ…

ガチャの上に国ガチャとか、神道仏教カス思想じゃないのか

2026-04-24

石破内閣辺野古事故が起きたらこの世の地獄だった。

石破内閣辺野古キャンプ・シュワブ)周辺での海難事故を想定した場合国土交通大臣公明党であることが問題解決を遅らせる原因になる懸念があります

公明党の「親中派」としての側面が、辺野古での事故対応特に米軍が関与する海難事故においてどのように作用するかという点は、安全保障外交ジレンマを読み解く上で非常に重要です。

公明党伝統的に中国との独自パイプを重視する「知中派・親中派」の議員を多く抱えており、これが米軍基地問題と交差した際、対応特有の「色」が生まれます

1. 米軍への「毅然とした調査要求」の背景

通常、辺野古事故が起きた際、自民党日米同盟への悪影響を最小限にするため、米軍側の説明を早期に受け入れる傾向がありますしかし、公明党親中派的背景を持つ議員は、以下のような動機から異なるアプローチを取ることがあります

対米依存への牽制:

親中派議員論理では、日本が過度に米国意向にのみ従うことは、地域アジア)の安定を損なうと考えます。そのため、米軍の過失による事故に対しては、「日本主権海保による立ち入り調査など)」をより強く主張し、米側に厳しい再発防止策を求める姿勢を見せることで、バランスを取ろうとします。

平和外交証明:

中国とも話せるが、米国の不備にも毅然と言える」という姿勢を示すことは、公明党が単なる自民党の補完勢力ではなく、独自平和外交哲学中道主義)を持っていることを支持者にアピールする機会となります

2. 中国への「口実」を与えないための危機管理

ここが最も複雑な点ですが、親中派議員は「辺野古での不手際中国を刺激、あるいは利することを防ぐ」という視点も持っています

プロパガンダ化の防止:

辺野古で大規模な海難事故が起き、日本政府の対応が後手に回れば、中国から日米同盟機能不全」や「沖縄民意無視」として宣伝材料に使われる恐れがあります

迅速な沈静化:

親中派議員は、地域の緊張を高めないために、事故後、速やかに情報公開を行い、地元の怒りを鎮めることを優先します。これは「中国に対する隙を見せない」という、一種リアリズムに基づいた対応です。

3. 省庁間の「温度差」の激化

国交相公明)と防衛相自民)の間で、中国に対する認識の差が表面化する可能性があります

視点防衛省自民強硬派国交省公明親中派配慮
事故の捉え方日米同盟抑止力を維持しつつ、早期復旧」近隣諸国へのメッセージも含め、法と対話を重視」
中国への意識中国の脅威があるから、少々の事故でも工事は止められない」不適切対応が、中国との外交関係地域情勢を不安定化させる」

石破政権特有力学石破首相自身も「アジアNATO」を構想するなど、多角的安保観を持っています公明党親中派議員が「中国との対話重要性」を説きつつ、辺野古での米軍姿勢批判した場合、石破首相はそれを「日米対等な関係構築」のための追い風として利用し、米側に対してより強い交渉に臨むシナリオも考えられます

結論としての影響

公明党親中派的側面は、辺野古事故において「米軍に対する日本側のハードルを上げる」方向に働きます。これは、単なる「親中」という言葉イメージとは異なり、日米関係を相対化し、日本独自の法執行海保権限行使など)を正当化するロジックとして機能する可能性が高いと言えます

2026-04-23

定員オーバー

最低居住積水準を撤廃するということは

都心マンションによくある2K の2部屋に2段ベットが計4台=8人(実際は夜勤組とペアで最大16人)の外国人部屋を合法化するってことよな

火事でも起きると避難が間に合わないけど、消防指導できなくなるじゃんね

これも総務省国交省の縦割りの弊害なのか

安全居住積水準とでも改称して消防同意で全却下して欲しい

・2DKに8人住居は違反

・多人数の居住実態がありながら防火関係規定等の建築基準法違反の疑いのある建築物違法貸しルーム)に係る情報収集へのご協力をお願いしま

2026-04-13

anond:20260412180007


ファクトチェック結果(2026年4月13日時点)

この投稿は、はてな匿名ダイアリーanond.hatelabo.jp/20260412180007)に4月12日18:00頃に投稿された「化学業界関係者」を名乗る内容です。ナフサ不足(中東情勢ホルムズ海峡実質封鎖による)が引き起こす構造的な連鎖を指摘しています結論から言うと:

以下で①〜③ごとに検証します。情報源2026年3〜4月報道日経読売Bloombergジェトロなど)に基づきます

原油関係ないのに水酸化ナトリウム塩素が減る理由塩素需給の構造問題

正しい。**

水酸化ナトリウムが作れず、紙・ダンボール次亜塩素酸ナトリウムに影響

基本構造は正しいが、影響の程度はまだ限定的。**

水道水消毒できず「水が飲めなくなる」リスク

可能性は指摘できるが、誇張が強い。**

全体評価と補足

この投稿化学業界構造リスクを鋭く整理した良質な解説ですが、最悪ケースを強調しすぎパニック助長する傾向がありますデマとして一蹴するほど的外れではなく、むしろ可能性のあるリスク」として注視すべき内容です。

中東情勢が長期化すれば影響は確実に拡大します。経済産業省石油化学工業協会・水道事業者公式発表をチェックするのがおすすめ。続きが書かれたらまた検証します。何か特定部分の深掘りが必要なら教えてください!

---

このテキストをそのままはてな匿名ダイアリー(または通常の日記)にコピペすれば、意図した見出しと太字強調が正しく表示されます

必要に応じて微調整してください!

2026-04-05

anond:20260404182709

ここだと自転車の騒ぎどうなってるんだろって検索して見つけたから一応

発案とか国交省ではなく内閣府だぞこれ

内閣府国家公安委員会委員長から提案という形なので

https://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/gian/213/pdf/k0802130382130.pdf

もともと歩行者自転車接触事故が減らんから、そっち(警察関連)方面から提案だったはずであるので

これで国交省説明を!は合わないだろ

2026-03-21

バカみたいなクルマを作る国立理系よりも格上

国交省私立文系はアホどもに鉄槌を下す

国立なんて税金の補助輪のよちよちボーイだろ

私立資本主義なら国立共産主義

数字をあげるのは私立文系

わきまえろ共産主義的な国立大生よ

お前らはチューチューすることを目的とした授業で何十もの単位を取ってろ

誇らしく失われた35年目を担い全力で失われた45年目を作れ

気持ち良いよ

2026-03-19

ホルムズ海峡が止まって何が起きたか(起きるか)の記録

石油化学業界にいる。今起きていることと、これから起きることを書き留めておく。テレビが報じないので。

追記についてはページ下部に。

 

2/28〜3/19(今日まで)のこと*

2月28日アメリカイスラエルイラン空爆した。翌日ハメネイ師が死亡。革命防衛隊ホルムズ海峡の通過船舶への攻撃を警告し、タンカー三隻が攻撃された。3月2日日本郵船川崎汽船が通峡停止。ホルムズ海峡事実上の封鎖状態に入った。

木原官房長官は「存立危機事態には該当しない」と述べた。日本原油輸入の九割を中東依存している。「254日分の備蓄がある」と政府は言った。

3月4日日経平均前日比-3.6%。54,245円。

3月6日以降、三菱ケミカル茨城)、三井化学千葉大阪)、水島コンビナートと、エチレン減産が次々に始まった。ナフサ価格は急騰し東京オープンスペックで1トン785ドル出光興産は「封鎖が長期化すれば設備を停止する」と取引先に通知。シンガポールでは住友化学グループフォースジュール不可抗力条項)を宣言国内12基のエチレ設備のうち半数が減産に入った。

Bloombergが「ナフサ不足は炭鉱カナリアだ」と書いた。

3月16日NY原油先物100ドルの大台を再突破民間備蓄放出が始まった。3月17日、石化協が「直ちに供給困難となる状況ではない」とコメント。赤沢経産相も「直ちに需給上の問題は生じていない」と発言。「直ちに」「直ちに」。この言葉2011年に聞いたことがある人も多いだろう。

同日、トランプホルムズ海峡への護衛艦派遣を各国に要求。同じ日に「支援不要」と撤回

3月18日夜、高市首相が訪米のため羽田を出発。テレビワシントン桜並木映像を流していた。国内のナフサ在庫は約20日分という試算がある。テレビ高市服装の話をしていた。

 

3/19(今日)*

今日木曜日高市トランプ首脳会談ワシントンで行われる。

テレビ報道量が異様に少ない。ワイドショーホルムズ海峡を取り上げない。「訪米」「日米同盟」「異例の厚遇」。この言葉けが繰り返されている。おそらく高市の訪米に合わせて報道トーンが調整されている。

明日明後日で、ホルムズ海峡経由で出港した最後タンカー日本に入港する。それ以降、最低三週間、中東からタンカーは来ない。この事実を報じているテレビ局を、自分確認できていない。

スーパーに行った。まだいつもと同じだった。キャベツが高い。それはホルムズとは関係ない。まだ関係ない。

明日春分の日祝日株式市場は金土日の三連休に入る。三連休の間に何が起こるかを想像している人は少ないだろう。

 

ここから先は、業界にいる人間としての予測を書く。*

当たるかはわからない。でも、サプライチェーン構造から逆算すれば、こうなる蓋然性が高い。

 

3月下旬*

首脳会談の「成果」が報じられるが、ホルムズの航行再開に向けた具体的なタイムラインは出てこない。「航行安全について意見交換」の一行で終わる。自衛隊派遣は「引き続き検討」。

三連休明け、日経平均は大幅安。原油105ドル台。ガソリン補助金があるからガソリン価格は「抑えられている」と政府は言うが、問題ガソリンだけではない。

会社から全社メールが届く。「電力コスト上昇に伴い、空調設定を見直します」。冬が終わったばかりなのに、オフィス寒い。正確には、暖房が弱い。会議室の半分が消灯される。「使用していない部屋の照明はお切りください」。節電、と書いてある。ああ、これも2011年に見た光景だ。

Xに「工場が止まった」「来週から自宅待機」という投稿が出始める。岡山山口千葉コンビナート周辺。自宅待機の間の給与は「会社相談中」。こういう投稿じわじわ増えていく。最初は誰もバズらない。

通勤バスが減便になった、という投稿がXにちらほら出始める。地方ディーゼル路線バス燃料費が合わない。都市部はまだ影響が見えない。まだ。

スーパー刺身のトレーが小さくなる。黒い発泡スチロールではなく、薄い白い紙トレーに変わる。誰も気にしない。まだ。

 

4月上旬——ここが最初の転換点*

ナフサ在庫が尽きる。

チレプラントの完全停止が増える。国内12基のうち動いているのは3〜4基。出光興産徳山が完全停止。「当面の間」。

政府石油備蓄の追加放出を決定。国家備蓄から5日分。254日分のうちの5日分。

このあたりで最初の「品切れ」が可視化される。ドラッグストア食品ラップが売り切れる。「お一人様一点限り」の張り紙の前に商品がない。Xに「ラップが買えない」というポストが急増する。テレビはまだ取り上げない。

コンビニ弁当容器が変わる。プラスチックトレーから紙容器に。「環境への配慮」と書いてあるが環境ではない。ナフサだ。紙容器は汁が滲む。

ここで意外なものが棚から消え始める。コンタクトレンズ使い捨てコンタクトの素材はシリコーンハイドロゲル石油化学製品だ。メーカーが出荷調整に入る。Xに「コンタクト買えないんだけど」というポストが増える。眼鏡を持っていない若い世代パニックになる。これが一番バズるホルムズ海峡自分の目が繋がっていると想像したことがある人はいない。

会社複合機の前に張り紙が出る。「トナー在庫が逼迫しています印刷必要最小限に」。トナーの主成分はスチレン-アクリル樹脂。ナフサの子供だ。社内資料PDF回覧、と全社通達が来る。DX推進部が何年もかけてできなかったペーパーレス化が、ナフサ不足で一週間で実現する。

病院関係者のXポストが流れてくる。「点滴バッグの在庫確認してください」。点滴バッグはポリプロピレン注射器のシリンジもポリプロピレン。手術用のディスポグローブ医療プラスチックの塊だ。厚労省が「現時点では供給問題はない」とコメントする。直ちに、とは言わなかった。言い方を変えただけだ。

農協が「肥料価格が前年比70%上昇。秋の作付けに影響する」と警告する。リプライには「大げさ」「不安を煽るな」と書かれる。肥料の原料の多くは中東経由のアンモニアだということを、リプライしている人は知らない。

 

4月中旬*

自動車メーカー複数社が減産を発表。樹脂部品調達困難。テレビトップニュースになる。ようやく。ただし報道の焦点は「納車遅れ」であって、その先にある雇用問題ではない。

ガソリン補助金予算が枯渇する。追加予算を組むには国会審議が必要国会では自衛隊派遣の是非で与野党が延々と議論している。補助金の話は新聞二面の下のほうに小さく載る。

会社が「週二回の在宅勤務推奨」を打ち出す。理由は「従業員通勤負担軽減」と書いてあるが、本音オフィス電気代だ。電力卸売価格が高騰している。LNGの一部もホルムズ経由で、スポット価格が暴騰。電力会社燃料費調整額の上限撤廃申請し始めた。来月の電気代がいくらになるか、誰にもわからない。在宅勤務の電気代は自腹だが、誰もそこには触れない。

通勤の同僚が「もう電車にする」と言い始めた。ガソリンが高すぎる。しか地方では電車選択肢がない。JRローカル線が一部区間で減便を発表。理由は「電力コストの上昇」。自家用車電車も使いづらくなるとどうなるか。行けなくなるのだ、会社に。

社食メニューが減った。揚げ物が消えた。食用油が値上がりしているからだ。自販機ペットボトルが売り切れになっている台数が増えた。補充が追いついていない。容器が足りない。

スーパーの肉のパックが変わる。発泡スチロールのトレーではなく、肉が直接ラップで巻かれている。ラップも薄い。透明ではなく半透明。

「紙おむつが値上がりした」という母親のXポストが万バズする。「ナフサって何ですか」というリプライがつく。今になってナフサを知る人が増える。遅い。

ガソリンスタンドが営業時間を短縮し始める。朝10から夕方4時。タイヤの値段が跳ね上がっているという話もXに流れてくる。合成ゴムの原料はブタジエン。ナフサから作る。タイヤ交換の時期なのに交換できない。

近所のクリーニング店が三割値上げする。溶剤がナフサ由来だと初めて知る人が多いだろう。クリーニング溶剤ペットボトル食品トレー。ラップ。紙おむつコンタクトレンズ。点滴バッグ。自動車部品タイヤ肥料パレット合成繊維接着剤塗料靴底。トナー。全部ナフサ。全部あの幅30キロ海峡を通っていた。

派遣切りが始まる。自動車工場人員から。「リーマンの時と同じ空気だ」と物流業界の知人は言うだろう。

 

4月下旬*

ホルムズ海峡封鎖から60日。停戦兆候はない。

スーパーの棚が歯抜けになる。ペットボトルの水。カップ麺。パックのジュース。品切れではなく「入荷量を調整しています」の張り紙プラスチック容器不足が飲料メーカーの出荷に波及。

テレビに「買い占めをしないでください」のテロップ流れる。買い占めをするなという放送を見て買い占めを始める人がいることを、テレビ2011年から何も学んでいない。

物流会社が荷受けを制限し始める。パレット不足と燃料費。「届けるのが遅れます」は「届かなくなる」の婉曲表現Amazonの「お届け予定日」が三日伸びていることに気づいた人がいるだろうか。

道路の補修が止まっている。アスファルト原油の残渣から作る。原油が来なければアスファルトも作れない。都内幹線道路に補修されないまま放置された穴が増える。小さな穴だ。しかし穴は広がる。国交省が「緊急性の高い箇所を優先的に対応する」と発表する。つまり、優先されない穴はそのまま。

農家がXで悲鳴を上げている。ビニールハウスフィルムが手に入らない。肥料が買えない。燃油が高くてハウス暖房を切った。「夏野菜の出荷量は例年の半分になるかもしれない」。誰も引用リツイートしない。

経産相が会見で「国民生活直ちに深刻な影響が出る状況ではない」と述べる。

直ちに

テレビゴールデンウィーク旅行特集をやっている。穴場の温泉。お得なグルメ笑顔レポーター

その裏で、ペルシャ湾には44隻の日本関係船舶が動けないまま浮かんでいる。

 

補足*

自分が言いたいのは「日本は終わり」みたいな話ではない。

言いたいのは、問題ガソリン価格ではないということ。ガソリン補助金議論だけしていたら見誤る。ナフサというほとんどの人が知らない石油製品が止まることで、プラスチック容器→食品包装→物流パレット自動車部品肥料農業と、サプライチェーンの上流から下流に向かって静かに止まっていく。コンタクトレンズも点滴バッグもタイヤアスファルトも止まる。あなた会社のトナーも、社食の揚げ物も、通勤バスも止まる。その速度は、ナフサ在庫(約20日)、ポリエチレン在庫(3〜4ヶ月)、各業界製品在庫の厚みによって決まる。

4月上旬最初分岐点。ここで海峡が開かなければ、5〜6月に第二波が来る。

テレビが報じない間に、時計は進んでいる。

 

追記があれば下に書く)

2026-03-14

anond:20260314152130

別にミソジニーこじらせた男の発想なんかではなくて、国交省ガイドライン案で化粧といった目的外利用は控えさせるように指導しようってなっているんだけどね。むしろそういうのを無視してとりあえず男を批判する、女の不利になることを言うやつは全部ミソジニーこじらせだってする方が、ミサンドリーこじらせているんじゃないの。

公共空間におけるトイレの話(追記した)

追記

  • (大小便器の数を雑に足して)の件

ありがとうございます、そのリンクについては知りませんでした。が、女性は個室で大も小もしますので、取りあえず議論スタートとして、「あさがお+個室」数:「個室」数、で考え始めることは、議論無視してもいいほどのおかしなことでもないと思いますビル場合ですがトイレの数の計算をする時には男女で設置数の人数比が違うのが一般的なので、別に問題がない(決定時に補正されるから)と思います

  • 新しく作られるトイレで男の分が減らされるんだろ!?

それはないです。施設によって必要トイレの数を決めるためのルールがあり、想定される在館人数や男女比を仮置きし計算します。これらは仮定で進めざるを得ないのですが、それでも、男性の分を削って、というのは説明がとてもしにくいので出来ないと思うんですよね…本編にも書いていますが「みんながスムーズトイレ使えるように」が大原則なので。

増田建物関係なので車輛製造についての事情は知りません。が、駅と同様に「スペースの限界問題なのだと思います。不満はJR各社に「男のトイレ減らさないでよ」と言うのが建設的かと。

ところで増田新幹線をよく利用しますが、「新幹線の中でトイレには行けないもの」と思っています。その程度には混雑しているイメージです。あと新幹線を降りた各駅の女性トイレ行列半端ないので、私的な観察の範囲ではやはり「女性トイレの方がより困っている」なんじゃと感じます。ところで、JR東海は元喫煙ブースを有料のビジネスブースに改造しています。一瞬「あそこトイレにすりゃいいのに」と思ったことがあるんですが配管の関係上かなり難しいんだろうなと想像されます

これは個別店舗事情なのでケースバイケースだと思います男性トイレが無くなり女性トイレだけになった、とかなら怒って当然かと思いますが…さすがにそれはあり得ないと思うんですが、あるんでしょうか?あるとしたらそれはさすがにクレームものではありますが。

そして、これも不満は各店舗に言う方が建設的だと思います。または、そのように男性がないがしろにされると感じるお店は使わない、という選択をしていくことも大事だと思います

以下本編です

一部のミソジニーをこじらせている男性が「女のトイレを増やすだと!あいつら個室で化粧でもしてるんだろう!生意気な!」と意気軒高なはてなブックマークでしたね。

まぁそういう人もいるだろうが、行列できてる時にそこまでセルフィッシュになれる人もそう多くないと思うよ、とか、そういう発想になるという男性も個室でスマホ見ながら仕事さぼったりしてるのかな、と思ったりはしますが、現実問題として最大の目的は、みんなが快適に清潔にトイレを利用できることなのは自明なので、彼らの「男性用のトイレを減らし女性用を増やすつもりか!」という叫びは、その大前提を覆すことになるので、違うんじゃないかと思うんです。

前置きが長くなりますが、歴史的な話をします。

過去公共空間における女性トイレは、そもそも男性に比べて少ない時代が長く続いていました。平成の初期ぐらいまでは(一部のデパート宝塚劇場などの例外を除いて)男性のアメニティスペースが大きいのが当たり前でした。その理由としては、社会公共の場にそれだけ女性が少なかったから、ということが大きいですし、その程度には女性は行動を社会的に抑圧されていたからです。

身内の話ではありますが、増田には、今アラウンド70のキャリアウーマンの超先駆けのような叔母がいるのですが、大手金融機関で勤め上げた彼女若い頃に配属された支店には従業員用の女性トイレ自体が無く、仕方なく1つしかない客用のパブリックトイレ使用していたら上司に嫌味を言われた、なんていうこともあったそうです。

また、さすがにこの10年ぐらいで完全に絶滅した感じがありますので若い方は知らないでしょうが昭和に建てられた温泉旅館などは、大浴場のサイズ性別によって違うのが当たり前でした。当然男性用が大きく女性用は小さかった。この辺は1980年代後半、バブル景気女性社会進出が進んだこともあって、続々と”男女が同じサイズになるように”改修工事があったという話を、その後のバブル崩壊倒産した建設会社に勤めていた飲み友達のおじいさんに聞いたことがあります。大浴場を男女同じサイズに改修するには当然余計に面積がかかるので、例えば閑古鳥だったゲームコーナーを小さくしたり、お土産コーナーの位置を変えたり、いろんな試行錯誤があったとのこと。むりやり改修工事をするもんだから館内の動線がなんかちょっと変な感じになったりもしたようで、今でも格安温泉旅館グループが買収したかつての「そういう温泉ホテル」なんかを見ると、そういう思考錯誤の名残が見えたりします。また逆に、女性客をあてこんで、かつての広い男性用の浴場を女性用に替えてしまって、女性グループ以外の客(男性客やファミリー客)からそっぽを向かれたホテルという話も、同じおじいさんが教えてくれました。

バブル期以降に新たに建てられた施設の多くでは、アメニティエリアの男女の面積比はほぼ同じになり、その後バブル崩壊を経て土地価格バカ安になったことで、新しく社会の主要登場人物になった女性ターゲットにした空間づくりがされるようになりました。この辺で増田ビルなどの施設を作る人という仕事に携わることになります

女性」という新たなターゲット対応していこうということで、化粧直しをするスペースや歯磨きできるスペースがトイレに附設されるようになり、女性のアメニティスペースの方がちょっと広い時期が長く続きます。なんせ当時は土地も安かったし建築費も今の半分ぐらいでした。このころ、私たちはどうすればアメニティスペースが快適になり、かつメンテナンスが容易になるかということを熱心に研究していました。

この長く続いたデフレ、失われた20数年の間に、男性健康意識や清潔への意識向上があり、男性にもちゃんと手洗いボウルに歯磨きできる余裕があるトイレを作ったりもしましたが、「後ろでしょんべんしてるところで歯を磨くのは嫌」「歯を磨くなんて女々しい、不要」的な意見もあり、あまり歓迎されなかったりもしました。そして、それでも歯を磨きたい男性が給湯スペースで歯を磨いて、その後、ろくにシンクも流しもせず放置する人が続出して、ビル管理クレームが頻出、なんて事案もありました……。

話はそれますが、オフィスの給湯スペースでカップラーメンを食べた汁や弁当食べ残しを捨てて放置するのも圧倒的に男性で、これもビルクレームとして届られるんです。クレーム主は同じ会社の人なので誰がやってるのか知ってるんですが、給湯スペースは共有部で専有エリアではないのでビル管理者に文句が来る。それで慌てて生ごみ用のゴミ箱を用意したり禁止張り紙したりするんですが、読まないんですねそういう人は。

このような使用状況や、利用者へのアンケート調査などから推測すると、男性はあまりトイレを含めた水回りのアメニティスペースの快適さに頓着がない、かつポジティブ評価積極的にしてくれない傾向がありという実感はありますあくまでも傾向であり男性個人によって、きれいで広いトイレを褒めてくれる方もいることは理解していますアンケート取ったりしているので)。

そしてオフィス環境についての意思決定はたいていの企業にとっては総務部財務部といった経営・バックオフィス仕事意思決定者はたいてい中年男性なので、なおさら積極的に「男性女性みたいに快適なトイレがいいよね!」とか言わないことが多い。なので我々作る側も、現状特に不満はないみたいだね、となり、国交省厚労省が出している指針に準じた最低限のトイレ数を準備しとけばいいんでしょ、という感じになることが多くありました。

また話がそれますが、平成一けた台~中期に顕著に増えたクレームの一つに「誰かがずっとトイレの個室を占拠している」というものがありました。

これは男性6:女性4ぐらいの比率だったと思いますが、要するに便所飯従業員さんがトイレの個室で仮眠をとる、ということが多くなったからでした。ブラックゥ……。

とはいえ一定時間以上個室から出てこないとなると警備員がチェックしなくてはならず(意識失ってたり、不審者だったりするとまずいので)、他の利用者にも迷惑になるし、便所飯場合ゴミや食べかすをトイレに平気で放置していくため、施設側にとっても頭の痛い問題でした。

更にテナント会社にとっても、従業員がどっかでサボってるという由々しき事態だなということで、テナント許可を取った上でトイレのドアの動作検知器を設置して利用状況を調査したこともありました。そうするとやはり、一定割合で30分~1時間単位トイレ占拠してる人がいるわけです。今新しいビルトイレの多くは個室には人感照明がついています。これはかつての便所飯勢、トイレ仮眠勢の”運動”の賜物でもあります(もちろん節電効果第一ですが)。

増田ホールスタジアムアリーナ、あとインターチェンジなどを作ったことがないので詳細なデータなどは見ていないのですが、利用する側としてやはり女性の方が列が長くなる傾向は実感としてあります

そしてこれも新しい施設であるほど、女性トイレの列は短くなっているとも感じます。新しいスタジアムインターチェンジトイレは、トイレの個室数はもちろん、動線の整理がとてもうまい施設が多くて人流がこんがらがらないように、スムーズに利用後に退出しやすいように作られているものが多い。これは進歩だなぁとしみじみします。そもそも昔の施設と今の施設で圧倒的に今の方がトイレの数が多い!国立競技場は建て替え前はとにかくトイレが大行列で本当に困ったもんでしたが、倍近い席数に生まれ変わった新しい国立競技場トイレには困ったことがないです。まぁ、男性トイレ使用したことがないので断言はできませんが。

逆に駅のトイレは、女性トイレはもちろん、男性トイレ行列が出来ている時を見かけます。駅という施設は、ぎゅうぎゅうに柱や設備や配管配線が張り巡らされている、拡張余地が限りなく限られたスペースなので限界もあるんだと思います。大きなターミナル駅などでも苦心している様子がありありと分かり……。結局は「スペース」の問題です。

そこで、今回、国交省が出している指針を見て我々建てる側が、「よし、男の方を減らして女の方を増やせばいいんだな!」となるか、というと、まぁならないです。バカにすんなというか、これは断言できます政府の指針もそんな風になってないです。

これまでも色々法改正テクノロジー進化社会要請の変化で、施設共用部分には、様々な新しい「安全を確保するためのスペース」や「何かを置いたりするスペース」が必要とされるようになってきました。ものすごく分かりやすく言えばマンション宅配ロッカーなんて昔は必要なかったでしょう?インターネットがなかったころはサーバルームも必要なかった。今は機械室も広いスペースが必要になっていますし、都心ビルなら「災害発生時の帰宅困難者に向けた滞留スペース」なんてものも、付けたら?とお上から示唆されたりします。

そういう新しい必要性が生まれた時に「じゃあ男性トイレ削ろう」にはもちろんならない。今回も同じです。

女性トイレを増やす必要が出たなら、男性トイレはそのままの数で別のスペースを探すのです。どっかに置けないか図面と格闘しスペースを捻出しますし、それがどうしても無理なら専有部(人に貸して儲ける部分)を削りますお上から必要機能だぞ」とか、テナントから「それがないと借りないよ」と言われたら、それを「前提」としてプランを考えるのが当然だからです。下種なことを言えば、お上から言われている指針を無視すると場合によっては建築確認を取得できない、または取得に無駄無意味作業時間がかかってしまます(何度も図面書き直したりする……)。

そもそもユーザーニーズを聞かないわけがない。トイレという現代人には不可欠なものなら、わざわざ人口の半分の人を今より不便にしてまでやる、というのは、原則としてはありえない選択肢なんですよ。

例外として、例えば拡張余地ゼロ場所などはどうするか、ということはありますが、建築関連については現況が優先されるのが通例なので「男のトイレを削って女トイレでかくしろ!」みたいな無体は言ってこないと思う。なんせ建築基準法が改正される前に建てた耐震性が低い建物でも無理やり改築や耐震補強をさせることはできないので、トイレでその無茶を言ってくるとは思えない。

ということで、「あーあ女様はいいですねー」と怒る前に(まぁ単に女にとにかく文句を言いたいだけの人は、言ってりゃいいよねと思うからここから先は読まなくてもいいです)、男性は、機会があったら「トイレはとにかく多い方がありがたいに決まってる」、「自分たちももっと快適なトイレの方がいい」、「自分たちは、こういう事情があるので、こういうトイレを増やしてほしい」、とか、どんどん大声でニーズを叫んでほしいんですよね。女はずるい!と叫ぶそのカロリーを、俺たちはこんなトイレにしてほしいんだ!という言葉に替えてほしい。

例えば最近少しずつですが改善しつつあるのは、男性トイレおむつ替えスペースやベビーキープ(うんこ中に赤ちゃんを保定する椅子)です。

当社だと、最初に言い出したのは女性スタッフでした。でもこれ男性スタッフの声であった方が美しかったなぁ、とも思ったりしています(そのチームは男性8:女性2のメンバーでした)。男性トイレベビースペースはニーズ絶対数が多いわけじゃないので、後回しになりやすいんです。施設性質には寄りますが、当社では今はショッピングモール病院などの場合は必ず男性トイレにもベビースペースを入れるように提案していますし、オフィスビルでもビル内や近隣に子供向け施設がある場合ベビーキープがあるトイレを作ったりしています

お金がかかり、かつお金が稼げないトイレというスペースは、一方で利用者にとって施設の印象を割と大きく左右する作る側からしたらかなり重要なスペースでもあります。でも男性ニーズが見えにくい、聞こえてきづらいんです。せっかくトイレが脚光を浴びている今、「だから女はずるいんだ!」と言ってるの、もったいなさすぎるし、何ならバカに見える。

男性も自宅だと座って小用たす方も増えていると聞きますので、公共スペースでも個室増やした方がいいのかとか、やっぱり男らしくあさがおで立ってやってこそ、と思う人が多いのか、とか。気になってるんですよ、こっちは。単に「俺たちの分を減らすな」「もっと数多くしてほしい」でももちろん良い。

「女のスペースを増やすな!」ではなく、「俺たちのトイレをこうしてほしい」を言ってくれたほうが、有用ですし、ご希望に近づけやすいです。

そもそも事業予算等の決定権者は相変わらず男性であることが圧倒的に多いよ。なんで「女はずるい」になっちゃうのかさっぱり分からないよ。

女性トイレ男性より多く設置を 駅や空港念頭国交省指針

“ 指針案は、女性の方が男性よりもトイレの利用時間が長い傾向がある点を考慮し「(設置数の)算定条件の見直し必要」と指摘。トイレの待ち時間が男女で均等になるよう、駅や空港スタジアムなどの管理者対応を求めた”

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUD13A2S0T10C26A3000000/

anond:20260314003537

読んできた。

男女ともに「トイレの個室で用足し以外のことをする人が一定数いる」のは、国土交通省調査の通りだと思う。

ただ、それが「女子トイレの混雑の主因は化粧」だと言えるかというと、話は別では?

国交省調査が示しているのは、あくまで「そういう行動をする人が一定割合いる」ということだけ。

個室内での用足し以外の行動は、たしかに混雑要因になり得ると思う。

ただ、この調査で分かるのはそこまでで、

・個室にどれくらい長くいるのか

・混雑にどれくらい影響しているのか

・何が混雑の主因なのか

といったことまでは測定されていない。

から、このデータから女子トイレが混むのは女性の化粧のせい」と断定するのは、さすがに読みすぎでは。。

同じように単純化すれば「女性公共トイレを避ける傾向が強いのだから女子トイレは混雑しにくいはずだ」という誤読だって成立してしまう。

そしてそもそも

男性は小便器を使う人が多く、個室利用率が低い

女性基本的に全員が個室を使う

という利用構造の差もある。(このデータそもそも混雑状況を目的にしていないため、その点を無視して統計している)

この前提を無視して、混雑原因を「化粧」と断定するのは、統計の読み方としてかなり粗い気がする。


少なくとも自分としては、すでに書いた

男性用小便器比較した際の使用時間の違い

生理便秘などの身体的要因

といった構造的な理由の方が、混雑を説明する要因としては大きいのではないかと思う。

あと大元記事でも触れられている「多くの施設女性用の便器男性用よりも少なく、男女の便器数が乖離している」という点ね。

なんでそんなに「女子トイレが混むのは女性の化粧のせい」にしたいのかが分からない。。

2026-03-13

男性便器は減るはず

え?

ちょっとコメント困惑した。そりゃ、男性便器は減るでしょ。

[B! 男女] 女性用便器の数を男性以上に トイレの行列解消へ、国交省が初の指針:朝日新聞

トイレフロア面積が限られている以上、男性用の便器の数を減らしてその分、女性用を増やすことになると思う。

そうしてでも、女性が受けてる不平等を解消する必要がある、って話だよね?

混雑する駅のトイレで、女性けが並んでたのを思い出す。

あいう生まれ性別で受ける理不尽がなくなったとき、初めて「男女平等だ」と胸を張れる社会になる…、男女ともにね。

2026-03-10

anond:20260310014812

大方、高市首相コントローラー茂木や岸田が持ってるんだろうが、原油値上げさせるなんて大失態もいいところだ

国交省の犬、便乗値上げ屋

先祖北朝鮮人なんじゃないか

2026-03-06

anond:20260303135010

追記3】

(少額)民事訴訟はどちらが原告になるかで勝敗が決まる。

原告になったほうが負け、訴えられた方が勝確

どんな訴訟だろうが裁判で負けても実質で勝つ、という状況にしかならない。

 

日本司法制度で200万円以下の判決債務名義)はゴミクズです。ただの紙切れにしかならない。無駄

勝訴確定案件でも判決和解)予想が200万円以下ならやるだけ無駄赤字しかならない。

勘違いしている人が多いのだけど勝訴したら訴訟費用の全額を相手請求できると思ってる。

違います弁護士費用などあらゆる諸経費は自腹です。

 

まり、200万円請求裁判を起こすとして、訴訟コストで100万円、

債務名義を取れたとしても払うやつはいない

強制執行をかけるのにさらに100万円。

ね、赤字でしょ?

これ相手請求はできない(理屈上はできるがその「請求」のために次の訴訟必要、そしてこの請求裁判所は認めたがらない)。

泣き寝入りするしかないんです。

これはどの国でも似たような状況で濫訴を予防し司法リソース最適化を図るために仕方がない。

1万2万円の争いを全部裁判所に持ってこられたら司法システム崩壊する。

から低額訴訟は「やっても無駄」に設定されてる

裁判所に収める強制執行手数料はそんなに高くない、ところが実務的な負担は湯水のように金が溶ける、かつ実効性皆無)

 

社会の仕組みはそうなってる。

で、退去費用の話に戻るが

原状回復費用の折り合いがつかなければ、最後債権者不動産側)が原告となって訴訟を起こさなきゃならない。

しか常識はずれの請求額。裁判所が満額認める可能性は皆無。

 

この手の問題解説をしている法律家記事はたくさんあるが、どれも社会の実務を無視した机上の空論

「退去費用合意しないと訴訟を起こされる可能性があります」みたいな事を書いてるが

ねぇよバカ、どこのアホが70万80万円の訴額、判決見込み数万円の訴訟を50万100万円の費用負担して起こす間抜けがいるのだ。

しかもどうせすんなり払わない、

ヘタに債務名義取れちゃったら会社経理的には回収見込みのない不良債権として帳簿に残る

うっぜぇぇぇぇ、にしかならない。

誰もやんねぇよ

ただしURだけは別、奴らは大赤字でも粛々と法的処理をする。

 

国交省ガイドラインがぁぁぁぁ」とこれを武器に争おうとする奴がいる、その手の記事も多い。

この項目はガイドラインの云々カンヌンでウンチラカンチャラ、と理詰めで相手交渉しましょう

なぁんてアホみたいな事を書いてる。

俺に言わせれば無駄です。

 

この手の状況では賃借人が圧倒的に有利なの。戦うまでもない

真摯な態度でほっときゃいいんです

まぁこういう知恵をつけるやつが増えてきたので最近は入居時の特約で敷引きを明記してたりする。

 

話はすこし変わるが、面白いのが昨今シングルマザーの救済が国会議論されてる

離婚して元旦那養育費を払わない問題立法措置含めた法的な対処をしようと

簡単に考えれば訴訟損益分岐点を下げりゃいい。100万円200万円の債権養育費)でもきっちり低コストで回収できる司法制度にすりゃいい

 

2020年に民事執行法改正され資産隠しや請求無視罰則を設定した。これで損益分岐点が下がるはずだった

ところが裁判所はこれをぜんぜん活用しない、適用例は皆無

裁判所は怖いわけ、債務名義の損益分岐点が下がればそれだけ訴訟件数が増える。

今でもパンク寸前なのでこれ以上増えたらヤバい

から民事訴訟全体の損益分岐点を下げるのではなく、養育費だけに絞った執行力強化で制度設計しようとしてる

シンママは救わなきゃならん、だが裁判所がパンクしても困る。折衷案なわけです。

制度パッチワーク面白いなぁと思うわけです。

 

さら面白いは採算度外視民事訴訟を見かけるのが「浮気

嫁が旦那浮気相手賠償請求、これ勝訴取れても150万円程度だから赤字しかならない

ところがよく見る訴訟、女の意地の裁判からコスパ無視なわけ

私は悪くない、相手が悪い、国家権力も認めた!って確証が欲しくてやってる裁判

調査弁護士費用やらで軽く100万円はふっとぶのにやるの。紙切れ一枚の判決文のために大赤字でもやるの。女怖えぇって思います

般若顔の嫁の横をヤケクソ旦那浮気相手が手を繋いで法廷に入ってくるのマジおもろいです

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん