鉄道遺産 鉄道連隊橋脚 (千葉県鎌ケ谷市)
子供の頃から遊んでいた公園には大きなコンクリートの建造物が点々とありました。当時はよくボールの的あてに使っていました。
子供の頃は気にも留めていませんでしたが、のちにこのコンクリートの建造物は、地形の谷の部分にかかっていた線路の橋脚だとわかりました。
橋脚は立派なコンクリート製で全部で4つ公園の敷地内に並んでいます。
この鉄道遺構は、新京成電鉄の前身の鉄道連隊の線路跡です。
大部分は新京成電鉄にその線路は引き継がれましたが、今の二和向台からはこの鉄道橋脚がある南鎌ヶ谷付近とおり線形的には大きくUカーブしながら初富向けてに線路が敷設されていたようです。
新京成電鉄が引き継いだ際、二和向台からは鎌ケ谷大仏を通り初富に抜けるショートカットの直線の線路が敷かれてこの橋脚のあるルートは使われなくなったとのこと。
ちょうど青いルートが旧鉄道連隊の線路跡。二和向台から来るとセブンイレブン南鎌ヶ谷3丁目店の先からが谷になっており橋脚が並んでいます。
今も道路としてこのルートは現存しますが、当時の面影はこの橋脚ぐらいしかなさそうです。
集約した解説の看板です(^^;
街場の鉄道遺産は興味深いです。
本日もご覧頂きありがとうございます。
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No title
こんばんは。
千葉県にもこんな鉄道遺跡があるんですね。公園の中にあきらかに不自然なコンクリートの橋台が4つもあるんですか。かつてここに鉄道が走っていたとは想像できない変わり様です。
千葉県にもこんな鉄道遺跡があるんですね。公園の中にあきらかに不自然なコンクリートの橋台が4つもあるんですか。かつてここに鉄道が走っていたとは想像できない変わり様です。
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> 総武特快佐倉さん
コメントありがとうございます。
保存車両などはだいぶデータベース化されて公に知られるようになってきましたが、このようにあまりメジャーでない鉄道遺産はまだまだたくさんありそうですね。鉄道が地域に根付いている証拠ですね。
コメントありがとうございます。
保存車両などはだいぶデータベース化されて公に知られるようになってきましたが、このようにあまりメジャーでない鉄道遺産はまだまだたくさんありそうですね。鉄道が地域に根付いている証拠ですね。