長岡ロケ映画 「栄光の黒豹」
“北国の町 新潟県長岡に大ロケーション”
華々しいキャッチコピーと長岡城に長岡花火をバックにした
今や千葉県知事の森田健作に長岡出身・近衛十四郎を父に持つ目黒祐樹の凛々しい姿。
右隅には協賛してるのでしょうか長岡観光会館の文字が。
NPO法人にいがた映像ギャラリーの長谷川さんが打ち合わせの中で
「第1回長岡アジア映画祭」のポスターとともに持参したのが1969年の長岡ロケ映画「栄光の黒豹」の貴重なポスター。
これも故・江村さんのコレクションのようですが、どうも当時としては珍しいサッカー映画のようで、
大変興味深く思いました。
ストーリー
城下町長岡市の郊外にある信越大学のグラウンド。練習一本の小宮山裕司と高校時代から花形プレーヤーで鳴らし、裕司の妹・直美たちグループのアイドルだった松永吾郎はことごとく対立した。だが、グラウンドを離れれば、二人は兄弟のように親しかった。そんなある日、部長の神崎から裕司はドイツ留学のことを聞かされる。裕司に思いをよせる神崎の娘由紀子は喜んだが、三年間逢えないことは悲しくもあった。打倒甲信大学を誓って合宿が始まった。ある日、下級生が事件を起こし、裕司はキャプテンの責任だと自分を戒めた。グラウンドでの練習は熾烈をきわめた。吾郎の激しいタックルに転倒した裕司はアキレス腱があわや切れるという怪我をしてしまった。宿命の試合の日、無理した裕司はシュートした途端、そのまま起き上がれなくなった。交替した練習不足の吾郎のミスでまたもや敗退。が、スポーツマンの友情、先輩の思いやりなどを知った吾郎は裕司に、必ず悲願を達成してみせると誓うのだった。
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