【新作映画】『陶王子 2万年の旅』 お正月から劇場公開のご挨拶
柴田昌平監督より新作 『陶王子 2万年の旅』と試写会(東京限定)のご案内のBCCメールが届きましたので転載いたします。
新潟では来年春にシネ・ウインドでの公開が決定したそうです。
また柴田監督によると世界各地を取材してわかったのは
マイカップは日本独自の文化になるそうで、
公式Twitterでは #あなたのマイカップ のハッシュタグで呼びかけて紹介し監督がコメントを寄せているのは、
見てて楽しく面白いです。
https://twitter.com/Ceramic_asia
【新作映画】『陶王子 2万年の旅』 お正月から劇場公開のご挨拶(プロダクション・エイシア 柴田昌平)
※お世話になった皆さま、ご縁をいただいた皆様
BCCでお送りする失礼お許しください。
ご無沙汰しております。柴田昌平です。
新作の国際共同制作ドキュメンタリーが完成、
お正月から全国の映画館でロードショー公開されることになりました。
『陶王子 2万年の旅』
コロナの時期になぜ映画館で?
僕にとっては、分断の時代だからこそ、色んな意味で「つなぐ」映画だと思っています。
物語は「毎日の食事やお茶の時間、普段何気なく使っている器の向こうにある2万年」。
言葉では簡単に表わせない映画で、試写版をご覧になった批評家からのコメントを
恐れながらもお伝えさせてください。
「本当の意味でのグローバリゼーションはそこにあったということが
鮮やかに浮かび上がっている」
佐々木 俊尚さん(作家・ジャーナリスト)
「とてつもないスケールのドキュメンタリー作品の登場に
興奮してにわかに言葉にはできません。
もう一度、映画館のスクリーンの暗闇の中で、
迫力を映像・音像とともに見返したいという欲望に今はとらわれています。」
金子 遊さん(批評家・多摩美術大学准教授)
詳しい内容は映画公式サイトをご覧ください。
http://asia-documentary.kir.jp/ceramics/
2021年をこのポジティブな映画で始めてみませんか。
ご覧いただければ幸甚です。
柴田 昌平
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【試写会に5名様をご招待】by陶王子広報部
一般公開に先立ち、先行試写会に5名様をご招待します。
応募方法は、公式ツイッターをフォローし、リツイートするだけ。
【応募方法】
① Twitter @Ceramic_asia <https://twitter.com/Ceramic_asia> をフォロー
② 「#陶王子 試写会ご招待」の投稿をリツイート
〆切は12/3(木)24時まで
→ 詳しくはこちら「応募サイト」へ https://bit.ly/36SQqY2
有限会社プロダクション・エイシア
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あらすじ
2万年前ー
粘土の手触りが気持ち良くてこねくり回していた古代の人が、それを火に入れたとき固いものが生まれました。それが土器、つまり陶磁器の始まりです。
より硬く、より便利に、カッコよく、キレイにしたい・・・私たち人間の果てしない探求心を追いながら、カメラは青森から日本各地、中国、メソポタミアからマイセン、セーヴルへ、更には宇宙に飛んでいきます。
陶磁器の発展を可能にした人類の欲求と創意工夫・・・。
「僕の父は炎、母は土。父と母はどのように出会い、僕は生まれたのだろう?」
この知的アドベンチャーをナビゲートするのは、陶王子(とうおうじ)。土器から陶磁器、更にファインセラミックまでの変遷を彼自身の姿で表現しながら、自問します。
陶王子の声を演じるのは女優・のん。
この組み合わせにより、どの世代も楽しめる作品となりました。
人形アニメーションは中国を代表する若手アーティスト、耿雪 Geng Xueの製作。
彼女は、2019年のヴェネツィア・ビエンナーレに中国を代表するアーティストとして参加しています。
日々使うさまざまな「器」、その向こうに――
地球上の全人類の2万年の「探求心」と「知恵」が見えてきます。
幻想と現実の世界を心地よく交差させながら、真実を浮き彫りにするタイムトラベルの旅。
皆さんもぜひ参加してください。
足かけ6年。
始まりは2015年。フランスの人からの手紙。
「一緒に陶磁器のドキュメンタリーを作ろう」と言われ制作影開始。
2019年にNHKのBSプレミアムで最初の放送をしました。
その後、さらに人形アニメーションや撮影を追加して、
2020年1月にNHKのBS4Kで放送。
放送界では非常に権威あるATP賞ドキュメンタリー部門優秀賞を受賞しました。
劇場版では、NHKの放送にはないカットが加わり、ボリュームアップ。
いよいよ完全版として、2021年 正月にお届けします。
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