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長岡アジア映画祭実行委員会!ブログ

新潟県長岡市で活動します長岡アジア映画祭実行委員会!です。

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【信天翁-あほうどり-】



「ほかいびと」は今年4月にリリックホールで長岡市主催で上映会が開かれました。
その際、長岡の地域を見直し活性化させようとしてる若者達、
越後RYO-MA倶楽部の皆さんと監督が親交を深め、
http://echigo-ryoma.com/
せっかくだから俳句を学ぼうと新潟日報で読者からの俳句を選出してる
中原道夫先生の指導で毎月、句会【信天翁-あほうどり-】が開かれてます。

それでこちらも「ほかいびと」を上映した縁で句会に誘われました。
もう若くないし、俳句詠むなんて高校の国語の時以来だよと内心躊躇してましたが、
お誘いを受けたらなるべく参加しようと決めたので意を決しました。

で、なんとか三句を捻って句会に参加したところ、
てっきり初心者が集まってるのかと思いましたが、
なんだかセミプロみたいな人が顔を並べてますます肩身の狭い思いを。

この句会のルールとして当日までに三句を作成、
うち一句にお題が入った句を、
この日は"小”の字が入った句を。

それで各自が持ちよった句を匿名で提出。
参加者と先生が気に入った三句を選出し
先生が講評をするというもの。

自分はこの夏にひなパンダと遊んだこと、お仕事のこと、映画のことに
焦点を絞り捻ってましたが、
日ごろ、慌しいかボーッとしてるかのどっちかの、
この頭が机に向かって俳句を作る時間がよい意味で頭の整理となり、
自分でも意外と早く完成したことに驚きました。

で、まぁそんな感じで捻った句を恥ずかしながら提出したところ、
自分の句をよいと選出した方がお一人現れました。
これは予想外だったので本当に嬉しかったです。
その後の先生の講評はかなり厳しいご指摘を受けましたが、
それも叱咤激励と思うようにしました。
何より自分が褒められたことなどこれまであっただろうかと。

持って回ったり、変に捻ったりするよりも、
見た情景をそのまま素直に詠むことがコツみたいなものかと、
先生の講評を聞いてて思いました。

それでこの日の句会には“小”がお題ということで
“小望月”という言葉を入れた方がたくさんおり、
なるほどそんな言葉があるのかとか、
“虫養ひ”という言葉が入ってる句について、
すかさず先生が“虫養ひ”解説したりと、
深くて味わい深い日本語にこの年で改めて勉強させられました。

とてもいい機会に誘っていただきありがとうございました。
句会を終えて見上げた夜空はすでに小望月ではありませんが、
とても綺麗なお月様に心癒されておりました。

ちなみに俳句は長岡の図書館、互尊文庫で歳時記を借りて捻ってましたが、
俳句のコーナーには長岡出身の井上井月の本が一冊しかないのが寂しく思いました。
他のコーナーにあるのかもしれませんが。

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