6/22 “戦後80年を問う 沖縄” 『戦雲(いくさふむ)』 『ひめゆり』上映会

(C)2024『戦雲』製作委員会
“戦後80年を問う 沖縄” 『戦雲(いくさふむ)』 『ひめゆり』
日時 6月22日(日) 会場 ミライエステップ (米百俵プレイス ミライエ長岡4階)
https://miraie-nagaoka.jp/
長岡市大手通2丁目3−10
第一部 『戦雲(いくさふむ)』 (日本語字幕付き上映)
オープニングアクト 歌のおじいさん
11時30分~13時45分 『戦雲(いくさふむ)』上映
13時45分~14時30分 福本圭介氏(新潟県立大学教授)トークセッション
入替

© 有限会社プロダクション・エイシア All Rights Reserved.
第二部 『ひめゆり』(バリアフリー字幕付き上映)
オープニングアクト 歌のおじいさん
15時00分~17時10分 『ひめゆり』上映
上映後 大兼久由美プロデューサートーク
*入場料 1作品
前売 1200円、
当日 1500円 障害者手帳、療育手帳をお持ちの方、学生 500円
プレイガイド アオーレ長岡西棟三階ながおか市民協働センター/ら・なぷぅ/キャラメルママ/西時計眼鏡店/ハーブ談話室(長岡市)みずすまし(三条市)シネ・ウインド(新潟市)
*実行委員(ボランティアスタッフ)随時募集中。
主催 長岡アジア映画祭実行委員会! 後援 長岡市
問 電話09045204222 e-mail [email protected]
Blog http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/
*『戦雲(いくさふむ)』
本当の「国防」とは何か?
圧殺されるのは沖縄の声だけではない
沖縄本島、与那国島、宮古島、石垣島、奄美大島――この美しい島々で、日米両政府の主導のもと急速な軍事要塞化が進行している。自衛隊ミサイル部隊の配備、弾薬庫の大増設、基地の地下化、そして全島民避難計画……。2022年には、「台湾有事」を想定した大規模な日米共同軍事演習「キーン・ソード23」と安保三文書の内容から、九州から南西諸島を主戦場とし、現地の人々の犠牲を事実上覚悟した防衛計画が露わになった。しかし、その真の恐ろしさを読み解き、報じるメディアはほとんどない。全国の空港・港湾の軍事拠点化・兵站基地化が進められていることをどれほどの日本人が知っているか。本当の「国防」とは何か。圧殺されるのは沖縄の声だけではない。
『標的の村』『沖縄スパイ戦史』三上智恵監督
6年ぶり、渾身の最新作
本作は2015年から8年かけ沖縄・南西諸島をめぐり取材を続けてきた映画作家でジャーナリストの三上智恵による渾身の最新レポートである。タイトルは、山里節子さんが「また戦雲(いくさふむ)が湧き出してくるよ、恐ろしくて眠れない」と歌う石垣島の抒情詩とぅばらーまの歌詞に由る。映画が映し出すのは、迫り来る戦争の脅威だけではない。過酷な歴史と豊かな自然に育まれた人々の暮らしや祭り――それらこそ、まやかしの「抑止力」の名のもとで今まさに蹂躙されようとしているかけがえのない何かであり、私たちの希望と祈りの源にほかならない。
監督:三上智恵 語り:山里節子
2024年/日本/カラー/132分/ブルーレイ/ドキュメンタリー/ 配給:東風
日本語字幕付き上映
『戦雲(いくさふむ)』公式HP https://ikusafumu.jp/
予告編 https://www.youtube.com/watch?v=nBPhfgi2CUM
*『ひめゆり』
長く沈黙を保ってきた「ひめゆり学徒隊」
第二次世界大戦末期、沖縄では住民を巻き込んだ地上戦が展開されました。15歳から19歳の女学生たちも戦場動員され、献身的な介護活動の末、多くが亡くなりました。「ひめゆり学徒隊」です。あまりにむごい体験をへて生き延びた生徒たちの多くは、戦後長く沈黙を保っていました。この映画は、彼女の体験にじっくりと耳を傾けたものです。
(チラシより)
私の一生のお願いです。「ひめゆり」を観てください。
出来れば世界中の人に観てほしいのです。
次の世代に伝えてほしい、現実を感じてほしい。
心がここに詰まっているからです。
「ひめゆり」の中で話してくれた方々に
心からお礼を言わせてください。
「本当にありがとう」
その想いを胸に僕も生きて行きます。感謝。
宮本 亜門(演出家)
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映画の完成を待たずに3人の証言者が亡くなっている。
ひとつひとつ私たちは失くしていく。全てを失くす前に叶えたい。
おばぁたち、待っててね、なんにも分かっちゃいない私はせめて
おばぁたちが好きだった歌をうたおう。
“忘れたいこと”を話してくれてありがとう。
“忘れちゃいけないこと”を話してくれてありがとう。
歌手 Cocco (毎日新聞「想い事。」より)
出演 ひめゆり学徒の生存者22人
監督:柴田昌平 プロデューサー:大兼久由美、小泉修吉
2007年/日本/カラー/130分/ドキュメンタリー/製作・配給 プロダクション・エイシア
『ひめゆり』公式HP https://www.himeyuri.info/
*『戦雲(いくさふむ)』上映後 福本圭介氏トークセッション
プロフィール 福本圭介(ふくもと けいすけ)
1970年、香川県生まれ。新潟県立大学教授。
昨年、あらためて自分たちの植民地主義の問題に向き合うため、仲間とともに市民グループ「沖縄の自由と平等を求める行動@新潟」を立ち上げ、共同代表をつとめる。
専門は、英語圏文学、ポストコロニアル思想。新潟市在住。
*『ひめゆり』上映後 大兼久由美プロデューサートーク
大兼久 由美(おおがねく・よしみ)
ドキュメンタリー映画・番組プロデューサー。沖縄出身。柴田昌平監督とは夫婦であり、
その作品群のプロデューサーとして共に制作を続けてきた。
初プロデュース作品『ひめゆり』は文化庁映画賞大賞他受賞。
今年で19年目の上映を続けている。
山村に暮らす老人と高校生の交流を記録した『森聞き』、
食を切り口に日本人と自然の関係を描いた『千年の一滴 だし しょうゆ』などがある。
農業をテーマにした近作『百姓の百の声』(2022,農業ジャーナリスト賞受賞)では監督と共に撮影も担当した。
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