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長岡アジア映画祭実行委員会!ブログ

新潟県長岡市で活動します長岡アジア映画祭実行委員会!です。

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3/29 “戦後80年を問う” 池谷薫監督特集 『蟻の兵隊』『先祖になる』

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©蓮ユニバース

“戦後80年を問う” 池谷薫監督特集 『蟻の兵隊』『先祖になる』

日時 3月29日(土) 会場 アオーレ長岡市民交流ホールA

第一部 『蟻の兵隊』

オープニングアクト うたのおじいさん

12時30分~ 第27代高校生平和大使新潟県代表・西脇あかりさん 講演

12時55分~14時40分 『蟻の兵隊』上映

14時40分~15時30分(予定) 池谷薫監督講演

入替

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©蓮ユニバース

第二部 『先祖になる』

16時10~16時30分 ウィズコーションライブ

16時30分~16時55分    曽根俊太郎さん講演
                   「僕と福島3分の1」 

16時55分~18時55分    『先祖になる』上映

18時55分~19時45分(予定) 池谷薫監督講演

*入場料 1作品
前売 1200円、 
当日 1500円 障害者手帳、療育手帳をお持ちの方、高校生以下(学生証を提示願います) 500円

プレイガイド アオーレ長岡西棟3階ながおか市民協働センター(平日のみ発売)/ら・なぷぅ/キャラメルママ/西時計眼鏡店/ハーブ談話室(長岡市)みずすまし(三条市)シネ・ウインド(新潟市)
*前売券がお買い求めづらい方はご連絡ください。

*実行委員(ボランティアスタッフ)随時募集中。

主催 長岡アジア映画祭実行委員会!
問 電話09045204222 e-mail [email protected]
Blog http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/
後援 長岡市

*『蟻の兵隊』

 今も体内に残る無数の砲弾の破片。それは“戦後も戦った日本兵”という苦い記憶を 奥村 和一 ( おくむら・ わいち ) (80)に突き付ける。
  かつて奥村が所属した部隊は、第2次世界大戦後も中国に残留し、中国の内戦を戦った。しかし、長い抑留生活を経て帰国した彼らを待っていたのは逃亡兵の扱いだった。世界の戦争史上類を見ないこの“売軍行為”を、日本政府は兵士たちが志願して勝手に戦争をつづけたと見なし黙殺したのだ。
  「自分たちは、なぜ残留させられたのか?」真実を明らかにするために中国に向かった奥村に、心の中に閉じ込めてきたもう一つの記憶がよみがえる。終戦間近の昭和20年、奥村は“初年兵教育”の名の下に罪のない中国人を刺殺するよう命じられていた。やがて奥村の執念が戦後60年を過ぎて驚くべき残留の真相と戦争の実態を暴いていく。
  これは、自身戦争の被害者でもあり加害者でもある奥村が、“日本軍山西省残留問題”の真相を解明しようと孤軍奮闘する姿を追った世界初のドキュメンタリーである。

監督:池谷薫
2005年/日本/カラー/101分/配給:蓮ユニバース

HP https://renuniverse.com/ari
予告編 https://www.youtube.com/watch?v=a2pYLwCLHIQ&t=2s

*『先祖になる』

男の名は佐藤直志。岩手県陸前高田市で農林業を営み、仲間から“親分”と慕われている。彼の家は1000年に1度の大津波で壊され、消防団員の長男は波にのまれた。生きがいを失った男に何ができるのか? 直志はひとつの決断をくだす。元の場所に家を建て直そうというのだ。自分はきこりだ。山に入って木を伐ればいい。友人から田んぼを借り、田植えもしよう。仮設住宅には何があってもいかない――。
土地に根ざし、土地に生きる人々の行く末をおもう彼の強さと優しさは、少しずつ周囲を動かし、生きることの本質を問いかけていく。忍び寄る病魔、耐えがたい腰の痛み、遅々として進まない市の復興計画……。数々の障壁を乗り越えて、77歳の彼は夢をかなえることができるのか――。

監督:池谷薫
2012年/日本/カラー/118分/配給:蓮ユニバース

HP https://senzoninaru.com/
予告編 https://www.youtube.com/watch?v=SJH0o_HW5DE

池谷写真
『蟻の兵隊』『先祖になる』 池谷薫監督

池谷薫プロフィール
映画監督 / 甲南女子大学教授
1958年、東京生まれ。同志社大学卒業後、12本のNHKスペシャルを含む数多くのテレビ・ドキュメンタリーを演出する。劇場デビュー作となった『延安の娘』(02年)は文化大革命に翻弄された父娘の再会を描き、カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭最優秀ドキュメンタリー映画賞ほか多数受賞。2作目の『蟻の兵隊』(06年)は「日本軍山西省残留問題」の真相に迫り記録的なロングランヒットとなる。3作目の『先祖になる』は東日本大震災で息子を亡くした木こりの老人が自宅を再建するまでを追い、ベルリン国際映画祭エキュメニカル賞特別賞、文化庁映画賞大賞を受賞。4作目の『ルンタ』(15年) は非暴力の闘いに込められたチベット人の心を描く。2008年から13年まで立教大学映像身体学科の特任教授を務め、卒業制作としてプロデュースした『ちづる』は全国規模の劇場公開を果たす。著書に『蟻の兵隊 日本兵2600人山西省残留の真相』(07年・新潮社)、『人間を撮る ドキュメンタリーがうまれる瞬間(とき)』(08年・平凡社・日本エッセイスト・クラブ賞)ほか

【映画監督作品】
2015年 『ルンタ』
     ダラムサラ国際映画祭正式招待作品
2012年 『先祖になる』
ベルリン国際映画祭 エキュメニカル賞特別賞
香港国際映画祭 ファイアーバード賞(グランプリ)
文化庁映画賞(文化記録映画部門)大賞
日本カトリック映画賞
2005年 『蟻の兵隊』
香港国際映画祭 人道に関する優秀映画賞
フルフレーム映画祭 CDS製作者連盟賞
平和・協同ジャーナリスト基金賞奨励賞
日本映画復興賞
2002年 『延安の娘』
ベルリン国際映画祭正式招待作品
カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭 最優秀ドキュメンタリー映画賞
ペンシルベニア映画祭 グランプリ
シカゴ国際映画祭 シルバーヒューゴ賞
ワン・ワールド国際人権映画祭 ヴァーツラフ・ハベル特別賞

【おもなテレビ演出作品】
2000年 『再会 ~文革に翻弄された父と娘~』(NHKスペシャル)
1999年 『中国・巨大市場へのうねり』(NHKスペシャル「世紀を越えて」)
1997年 『浪花節と日本人』(ETV特集)
1996年 『神々への回帰』(NHKスペシャル「21世紀への奔流」)
1995年 『福建発ニューヨーク行き』(NHKスペシャル「中国・12億人の改革開放」)
1995年 『広州青春グラフィティ』(NHKスペシャル「中国・12億人の改革開放」)
1994年 『黄土の民はいま ~中国革命の聖地・延安~』(NHKスペシャル)
モンテカルロ国際テレビ祭 ゴールデン・ニンフ賞
アジア映像祭 最優秀ドキュメンタリー賞/ギャラクシー賞
1993年 『西方に黄金夢あり ~中国脱出・モスクワ新華僑~』(NHKスペシャル)
       ギャラクシー賞
1992年 『客家円楼 ~中国・巨大円形集合住宅の一族~』(NHKスペシャル)
1991年 『灼熱の海にクジラを追う』(NHKスペシャル「人間は何を食べてきたか」)
       ギャラクシー賞
1991年 『インパール巡礼 ~検証・日本の戦争~』(TBS報道特集)
1991年 『独生子女(ひとりっこ)~中国・人口抑制政策をみる~』(NHKスペシャル)
1991年 『チャイナタウン ~激増・新移民~』(NHKスペシャル)
1990年 『告白・迷路者 ~上海労働教養所~』(NHKスペシャル)
1989年 『ダライ・ラマは語る 亡命チベットの30年』(TBS報道特集)

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*演題 「僕と福島3分の1」
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曽根俊太郎 ソネシュンタロウ

新潟県立六日町高校卒業
京都産業大学在学

2004年6月4日生まれ(満20歳)
福島県生まれ
2011年東日本大震災による原発事故で新潟県へ家族で自主避難
第24代高校生平和大使新潟県代表選出

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ウィズコーション
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追憶の山古志 『冬のアルパカ』ロード

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昨日の続きで南部神社、杜々の森、どちらも大雪のために閉鎖。
これでは収まらないためバナナカボチャの佐藤さんは山古志へ向かうと宣言、
雪壁に挟まれる県道24号を山古志目指すと自然とここは映画『冬のアルパカ』の撮影に大雪の中、
右往左往しながら撮影したことを思い出してました。

もう13年も前になるのかアルパカの越冬牛舎、中道屋、
そして一週間ほど撮影兼、スタッフ・俳優が寝泊まりした油夫の合宿所と当時と変わらないまま、
雪の中に佇んでおり感慨深いものがこみ上げてきました。

担当者の映画人生で最も印象深かったことでした。

とはいえ雑貨店の中道屋、(撮影時は猛吹雪)に顔を出したら当時からの女将さんが健在だったものの、
『冬のアルパカ』の撮影があったことは忘れていたようで時の流れを感じてガックリと。

ちなみに佐藤さんが山古志にこだわったのは意外にも知人が在住しており、
その方に上映会の紹介を一生懸命してくださいました。
そのご主人の亡くなったお父様は山古志を象徴する方で、
こちらはお世話になったことがありますが、
表札はそのお父様のお名前のままなんだと。

しかし画像のアルパカさんたちは、どう見ても不審者のこちらを全く警戒してないのは相変わらずでした。
当時、『冬のアルパカ』に出演したアルパカさんは健在なんだろかと。

佐藤さん、どうもありがとうございました。

『冬のアルパカ』予告 Trailer "Winter Alpaca"
https://www.youtube.com/watch?v=5b6l8w5U5SE

3/29 “戦後80年を問う” 池谷薫監督特集 『蟻の兵隊』『先祖になる』
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猫又権現は雪の中



昨日の続きでバナナカボチャの佐藤さんも『わたしのかあさん』を観賞。
やはり大きな感銘を受けて賞賛。

それで再び佐藤さんの軽トラに乗って目指すは先回行きそびれた栃尾へのポスター依頼。
車内のBGMは通ってたディスコでやたらと流れていたというロッド・スチュワートの「アイム・セクシー」を延々とリピート。

トチオーレ、道の駅、おりなす、豆撰、雁木通りの町の駅と定番のコース+αを周り終えて、
佐藤さんは栃尾に来たなら五藤利弘監督の『モノクロームの少女』に登場した神社に行きたいと。
あの南部神社は栃尾でも山古志寄りになり、
担当者は何度かチャリンコで行った記憶から相当な距離と時間を覚悟したものの、
スマホのナビを見たら車で現在地から20分とのこと。
こちらもあの狛犬ならぬ狛猫に久しぶりに会いたいと思い軽トラは南部神社を目指したとはいえ、
やはり相当な積雪がある中、除雪されてるとはいえ道幅が狭くなり下手したら雪崩の危険も感じながら、
結構な距離を経てこの辺が南部神社のハズが、
と思って行ったり来たりして鳥居を見つけましたが、大雪に埋まっておりました。
そりゃ、先週まで大寒波だったし、
率直に年に一度の5月8日百八灯の夜しか賑わいのない神社なので除雪などしてないのは当たり前、
というか長岡・栃尾中心部の積雪の感覚でいたので、
山古志寄りなことを舐めておりました。
結論はこんな時期に行く参拝客などいるわけがなかったと。

収まらないので佐藤さんは途中、看板で目にした「杜々の森」に行くと宣言。
確かにここも五藤監督の『ゆめのかよいじ』の舞台なので関係があるかと思い、
一路、目指して着いたらこちらも当然、大雪で閉鎖となっており、
名水を口にすることはならず、でした。

ますます収まりのつかなくなった佐藤さんは「ここまで来たら山古志へ行く」と。
こちらは「えっ!?」

猫又権現や百八灯を訪れた記事はこちら↓

http://tsukurukai.blog103.fc2.com/blog-entry-602.html
http://tsukurukai.blog103.fc2.com/blog-entry-863.html
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-389.html

3/29 “戦後80年を問う” 池谷薫監督特集 『蟻の兵隊』『先祖になる』
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山田火砂子監督 追悼『わたしのかあさん―天使の詩―』

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冒頭、知的障害者施設の園長役の常盤貴子が
実際の知的障害者に囲まれて演じる姿は同じ山田火砂子監督作『筆子・その愛―天使のピアノ―』で演じた
石井筆子さんの現在の姿ではないか、と思わせるだけで感動を覚え、
その後の展開するストーリーを追ってずっと涙腺緩みまくりとなった山田火砂子監督の新作『わたしのかあさん―天使の詩―』

http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-4400.html
↑こちらで紹介した『わたしのかあさん』長岡上映会に主催者側の理解をいただき、
池谷薫監督特集のチラシをお客様に配布していただいた後に(ありがとうございました)観賞しましたが、
まず上映前の画像の上野有プロデューサーの舞台挨拶の中で衝撃が。
なんでも先日、山田火砂子監督は亡くなったとのこと。

映画監督 山田火砂子さん死去 92歳 社会福祉などテーマの作品
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250205/k10014713541000.html

結構、山田監督に注目している方だと自負してましたが、
亡くなったとは全く知らずにいたので上映前にいつものようにテキパキと受付にいた
画像の上野プロデューサーにはお見舞いの言葉を伝えず聞いてて恥ずかしく思いながら観賞。

結果的に遺作となったからというわけではありませんが、本作はまさに集大成的な作品。
最近は女性偉人路線が続きいささかストレートすぎるのが山田監督らしいとはいえ、
ちょっと硬く感じていたところへ、
実在した知的障害者の母親が寺島しのぶの名演によって生み出されたユーモアから、
硬さでなく柔らかさを持った誰からも愛される作品になっていると。
最初は反発していた娘(子役さんも名演!)からの視点で描かれて広がりを感じ、
彼女が障害を持つ母親の大きな愛情に包まれていくことに気づき、
やがて自身も母親へ愛情を注ぎ、ともに歩み夢を実現させた姿に
すっかり汚れちまったこちらは改めて感涙。

とはいえ母親が変ということがバレて娘をいじめる同級生、
露骨に差別し悪口を言いまくるママさん仲間と女が女を虐める描写が容赦ないのも
山田監督が常に女を近親憎悪の視点から見ていたからではないかとよからぬことも。

さらに今回、認知症ギャグというのか認知症気味の老人二人が会話してるところへ、
かの山田邦子扮する認知症の老女が話に割って入り、
一通り悶着があった後にギャグとなる場面をワンカットの長廻しという結構実験的なことを
さりげない感じで演出してるのは舌を巻くほどでした。

毎回、山田監督のお人柄と上野プロデューサーのたぶん半端ない気遣いで結集する豪華キャストの中で、
今回は特に主人公のお母さんの兄を演じた春風亭昇太の落語家らしくない、
抑えた演技が妹への愛情を余計深く感じさせて印象に残りました。
山田洋次監督作の立川志らくの悪演とはホントに雲泥の差でありました。
おっと悪口を言うのはお母さんに軽蔑されるかと。

「軍事費より福祉に予算を」と真っ当なことをセリフに込め、
さらに狂ったプーチンが核爆弾を発射という悪夢も入れながら、
(冗談でなくここにトランプも加わってる現状はまさに世界危機)
山田監督がこのお母さんの姿で未来に託したあまりにも純無垢なメッセージ「善は悪に勝つ」を、
こちらは観賞しながら受け取って思うのはこれからの世界も山田監督の映画は必要だったと。

新作はもう観れませんが山田監督の娘さんである上野プロデューサーは、
今後も映画を撮り続くけていくと舞台挨拶で宣言。
上野プロデューサーが遺志を受け継ぎ、かつて旦那さんの遺志を継ぐように監督になった山田監督のように進出するのか?
ちなみに冒頭、常盤貴子、安達祐実とともに出演しているのは上野プロデューサーでありました。

それはともかく山田監督、ありがとうございました。

http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3429.html
↑担当者がお会いした山田監督最後のお姿

『わたしのかあさん―天使の詩―』は明日、3月2日は柏崎産業文化会館で10時半と14時の二回上映されます。

公式HP https://www.gendaipro.jp/mymom/

3/29 “戦後80年を問う” 池谷薫監督特集 『蟻の兵隊』『先祖になる』
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【大船渡市山林火災に係る緊急支援のお願い】



3月29日に上映する池谷薫監督『先祖になる』、
一昨年上映会を開催した小森はるか監督『空に聞く』
ともに陸前高田市が舞台。

2月25日に、この陸前高田と隣の大船渡にまたがる山林で山火事が発生したニュースがあり、
気にかけていましたが、こちらは翌日26日に鎮火したものの、
ご存じのように現在、先と別の地域の大船度南東部で26日に発生した山火事が延焼中で深刻な事態に。

池谷薫監督、小森はるか監督ともにキャッセン大船渡さんの支援の呼びかけを紹介しているので、
以下、転載します。

===================================

【拡散・協力のお願い】キャッセン大船渡も理事となっている、まちづくり団体一般社団法人大船渡地域戦略が、大規模火災で被災し避難している皆さんに対して、温かい食事を届ける活動を支え、継続するための寄付の募集を開始しました。
以下、公式サイトからの引用です。シェア、ご協力をお願い致します。
……………………………………………………………………………………………
【大船渡市山林火災に係る緊急支援のお願い】
大船渡市内の山林火災の避難者へ温かい食事を届けるために、ご協力をお願いいたします。
2025 年 2 月 26 日、大船渡市内で山林火災が発生しました。
この影響により、多くの方が避難を余儀なくされ、現在、避難所が開設されています。
避難者の皆様に少しでも安心できる時間を過ごしていただけるよう、岩手県飲食業生活衛生同業組合大船渡支部の皆様が炊き出しを行なっています。岩手県旅館ホテル生活衛生同業組合大船渡支部の宿泊施設では布団の提供やお風呂の提供を行います。
そして、これらの活動を避難生活が終了するまで何度か行う予定があり、継続して支援活動を行うためにもその活動資金が必要になっています。
つきましては、それらの活動のための寄付を募集いたします。
● 寄付の使い道
炊き出しの食材費(米、野菜、肉、調味料など)
調理・提供に必要な資材(使い捨て容器、カトラリーなど)
貸出し備品搬出入にかかる費用(備品購入、手袋、車両の燃料費など)
● ご寄付の方法 銀行振込
振込先:
気仙沼信用金庫 大船渡支店 普通 1084642
振込名義:
シヤ)オオフナトチイキセンリヤク 一般社団法人大船渡地域戦略
● 支援者の皆様へ感謝を込めて
ご寄付をいただいた皆様には、後日、公式 HP や SNS にて炊き出しの様子や支援の成果をご報告いたします。
また、大変恐縮ですが、個別のお礼をお送りすることが難しいため、この場を借りて心より御礼申し上げます。
● 注意事項
寄付の振込は、必ず上記の公式口座をご利用ください。詐欺には十分ご注意ください。
寄付金の使用状況は、後日透明性をもって報告いたします。
被災された方々に温かい食事を届けるため、皆様の温かいご支援をよろしくお願いいたします。
お問い合わせ先
一般社団法人大船渡地域戦略 担当:金野
070-1159-1233
[email protected]
【一般社団法人大船渡地域戦略】
https://www.ofunato-ss.com/

https://www.facebook.com/kyassen.ofunato/posts/pfbid0JgTSGVU6UXYcxiCQWTA85ejHfdJNRpkdzJpiZHfFArxMbyXnuh4KiWnKgMYiHnojl

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カナディアン・エクスプレス

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ジーン・ハックマンさん、妻と愛犬と共に自宅で死去…95歳
https://www.yomiuri.co.jp/culture/cinema/20250227-OYT1T50171/

先ほど知った突然の訃報に驚きました。
『フレンチコネクション』『ポセイドン・アドベンチャー』『スケアクロウ』『カンバセーション…盗聴…』といった映画史に残る数多の名作は後追いの世代、(ただ『スーパーマン』のレックス・ルーサーは除く)でしたが、
『ミシシッピー・バーニング』の頃から担当者は貪欲に映画館に通ってた中、第二の黄金期と言えるのか、
『許されざる者』を頂点に『ザ・ファーム 法律事務所』『クイック&デッド』『クリムゾン・タイド』『目撃』『エネミー・オブ・アメリカ』等など、名監督から曲者監督まで幅広く出演しタフガイやら一筋縄でいかない悪役まで演じていたので、お馴染みの名優でありました。

それで真っ先に思い浮かんでしまったのは『カナディアン・エクスプレス』。
確かお正月映画として地元の三条東映ムービルで観賞。
当時はまだあった二本立て興行の併映でなくメインとして記憶、
素人ながらジーン・ハックマン主演でお正月映画は厳しいんじゃないかという記憶も交じってますが、
この頃は何でも観ようという立ち位置だったので足を運んだハズ。
もしかしたらジーン・ハックマンよりも職人監督ピーター・ハイアムズの新作だからと通ぶっていたのかもしれません。

殺人事件の目撃者として殺し屋に追われる証人の女性を命がけで守る熱血検事役がジーン・ハックマン。
すったもんだあってクライマックス、カナディアンエクスプレスでのアクションがホントに手に汗握り、
当時還暦ながら老骨に鞭を打ち列車上のアクションという映画史のお約束を
喜々とスタントなしで自ら演じてて喝采モノ、観終わって大満足の逸品でした。
スケールはB級アクションの枠とはいえスピーディでツボを押さえてるピーター・ハイアムズらしさも全開、
暇つぶしにはもってこいとも言えるかと。
こんな映画にもかの名優は出演するんだ、
というかジーン・ハックマン主演だからこそ映画に華と格を感じさせてくれました。

事件性が無いとはいえ名優の最期に疑問符がつきますが、それはまた続報を待ってて、
今晩はたくさん楽しませてくれたことに感謝、お疲れさまでした。

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Take On Me

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バナナカボチャの佐藤さん運転の軽トラで長岡市内のコミセンを中心にポスター掲示依頼にまわりました。
長岡出身のシンガーソングライターの琴音さんにハマり雪しか祭りのライブにも行ったそうで、
最近はサブスクに加入し車内でスマホから琴音さんを流しながら佐藤さんは運転、
琴音さん結婚したとは知りませんでした。
しかし途中からa-haが流れ、こういうの好きだろ?
と言われましたが確かに世代なんでよく聴いてたけど、
佐藤さんa-ha知ってることに驚きました。
最もa-haも今や平均年齢64歳とウィズコーションとあんまり差がなく、
今もベストヒットUSAをチェックしてるそうなんで知ってるのも当然かと。

寒波が去ったとはいえ大雨の降る中に回るのもなかなか難儀、
だけど大雪よりマシかと思いながらあちこちコミセンを周りましたが、
住所録とナビを頼りに初めて辿り着いたコミセンの中にはちょっとビックリするくらい豪華な建物だったりして、
こちらは長岡中心部のコミセンが念頭にある感覚からすれば、
随分立派、こういうのは人口比率なのか、市議会議員の力によるものなんだろうかと。
コミセン=コミュニティセンター、昔の公民館の感覚があるのでなおさら。

あと長岡造形大学は以前にお願いしたので、
他の長岡技科大、長岡大、崇徳大と大学まわりをしたなか、
コロナ禍前はよく行ってた技科大に久しぶりに来たら、
担当者が代わったばかりか、こんなポスター掲示依頼は初めて聞いたという顔をされ、
上司にお伺いを立てているのを目にし、
長岡市後援をいただいてるこちらからすればそんな大袈裟なものなのかと。
というか他にこんな依頼はないんだろうか。

とはいえ率直に大学生がポスターを目にして一人でも来てくれれば、いいなぁと話し合ってました。
こういった映画にピンと来る学生さんがいるようだったら希望を感じられるかと。

失敗したのは昼食にラーメン屋さんへポスター掲示に行こうと思ってたら、
当てにしてた二軒ともすでに閉まってたこと。
新規開拓のつもりで行ったお店は感覚でこれは断られるなぁ、と思い肝心の麺も今一つでありました。

いつもなら栃尾方面にも行きますが、
今回は旧長岡市内を重点的に回ったので栃尾はいづれまたということで、
佐藤さん、お疲れさまでしたとありがとうございました。
しかし旧長岡とはいえやっぱり広いと実感しました。

話をa-haに戻して代表曲「Take On Me」は昨今のハリウッド映画で頻繁に流れているので、
ひょっとしたら大ヒット曲の割には使用料が安いのかと思ったものの、
それはお門違いでやはりあの斬新なMVは当時見たクリエイター達に多大な影響を与えたのでは。
下手したら映画界はマイケル・ジャクソンよりもa-haが80年代を代表してるような勢いに思ったりします。
最も「Take On Me」以外も良質のポップソングを連打してて、
特に「Hunting High and Low」は名曲だしMVはピーター・バラカンさんも当時褒めてたことが残ってます。

3/29 “戦後80年を問う” 池谷薫監督特集 『蟻の兵隊』『先祖になる』
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にいがた戦後80年 非核の思いつなぎたい 

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新潟日報の新企画“にいがた戦後80年”が昨日の朝刊からスタート。

1面は村上在住で広島での被爆体験を語り継ぐ本間文紀子さんにスポットをあてて、
自身が体験した原爆投下直後の広島の凄まじい様子が語られ、
3面にはその本間さんを訪ねて話を聞き入り、
思いを受け継いだ高校生平和大使の西脇あかりさんの活動を紹介しています。

長岡の小学校で平和学習の講師として子どもたちへ原爆についてワークショップ形式の授業、
その内容、子どもたちにとって身近な友達が原爆で一瞬にして亡くなることを伝える方法はかなり画期的、
少なくとも担当者はこんな形で伝えることは初めて知り、
もしかして高校生平和大使に受け継がれている方法なのかと思いましたが、
記事を読むと「原爆の被害を自分事として感じてもらうよう試行錯誤した」
西脇さんが本間さんの言葉をヒントに考案したものだと知りました。
これ、率直に言って凄すぎるんじゃなかろうかと。

3月29日の『蟻の兵隊』上映前に西脇さんに高校生平和大使の活動を講演いただきます。
これが高校生平和大使としての最後の活動になるものの、
今後も平和な世界へのアプローチを考えていきたいと前向きに語って記事は締めていました。

池谷薫監督の父親は広島で原爆投下に遭いながら間一髪で生き延びたものの、
監督が高校生になるまで被爆者なことは黙っており、
そんな父親に対して様々な葛藤を抱えていたそうで、
ぜひ上映会当日、西脇さんには講演とともに『蟻の兵隊』の観賞と
池谷監督の思いを聞いていただいきたいと思います。

というわけでこの日の日報をまるまる池谷監督に送って記事を読んでもらいます。

3/29 “戦後80年を問う” 池谷薫監督特集 『蟻の兵隊』『先祖になる』
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国家はでっかい嘘をつく


©蓮ユニバース

「私や妻が関係していたということになれば、それはもう間違いなく総理大臣も国会議員もやめる」

時の最高権力者の言葉の辻褄合わせのために公文書を改竄させられて、
良心の呵責からうつ病を発し自殺した赤木俊夫氏。
その奥様・赤木雅子さんが真相を知りたいと財務省に情報開示を求めて提訴、
1月30日に控訴審で逆転勝訴。
石破首相は上告断念を決断し、財務省の不開示決定を取り消す判決が確定。

森友学園巡る財務省文書の不開示訴訟、国が上告断念
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE064KA0W5A200C2000000/

原発再稼働、憲法改正を掲げるのは歴代政権の習わしみたいなものかと思ってますが(嫌だけど)、
医療費が高くなった場合の自己負担を抑える「高額療養費制度」の患者負担上限額の引き上げなど、
物価高にあえぐこちらに見向きもせず、治療を諦めろと鬼のような改正案にご理解をと、
のたまう石破首相が唯一、人の心がまだあったと思わせる判断だと思いました。
しかしまたほとんど黒塗りで開示するようだと鬼確定だと。

昨年、日本テレビの「ザ!世界仰天ニュース」で「命をかけた赤木ファイル“文書改ざん”の謎」として、
バラエティ枠の中で赤木雅子さんの目線でこの問題が取り上げられて、
国民のために尽くすことを信条にした国家公務員の鏡のような赤木俊夫氏が、
改竄を命じられた後に苦しみのたまう実際の映像が映し出されてかなり衝撃に思いながら見ていました。
諸悪の根源に思うあの総理が存命ならば、当然こんな番組は作れなかっただろうと。
何かと揶揄されるテレビマンの中にも現場で戦ってる人たちがいることも希望を感じてました。

その赤木雅子さんは『蟻の兵隊』を観賞し人間の尊厳をかけて国家と闘った奥村和一さんに共感を抱いてたそうです。
おそらく自分と重ねて映画の奥村さんを観ていたのでは。

池谷薫監督は『蟻の兵隊』をいつも語る中で「国家はでっかい嘘をつく」と述べています。
「国家の噓」に国民が騙され、駆り出された究極が先の戦争、その戦争で人生を踏みにじられながらも、
己の尊厳を賭けて闘う奥村さんの姿はフェイクと開き直りが横行する現在に大きな警鐘を鳴らしてる作品にも思います。

*『蟻の兵隊』

 今も体内に残る無数の砲弾の破片。それは“戦後も戦った日本兵”という苦い記憶を 奥村 和一 ( おくむら・ わいち ) (80)に突き付ける。
  かつて奥村が所属した部隊は、第2次世界大戦後も中国に残留し、中国の内戦を戦った。しかし、長い抑留生活を経て帰国した彼らを待っていたのは逃亡兵の扱いだった。世界の戦争史上類を見ないこの“売軍行為”を、日本政府は兵士たちが志願して勝手に戦争をつづけたと見なし黙殺したのだ。
  「自分たちは、なぜ残留させられたのか?」真実を明らかにするために中国に向かった奥村に、心の中に閉じ込めてきたもう一つの記憶がよみがえる。終戦間近の昭和20年、奥村は“初年兵教育”の名の下に罪のない中国人を刺殺するよう命じられていた。やがて奥村の執念が戦後60年を過ぎて驚くべき残留の真相と戦争の実態を暴いていく。
  これは、自身戦争の被害者でもあり加害者でもある奥村が、“日本軍山西省残留問題”の真相を解明しようと孤軍奮闘する姿を追った世界初のドキュメンタリーである。

監督:池谷薫
2005年/日本/カラー/101分/配給:蓮ユニバース

HP https://renuniverse.com/ari
予告編 https://www.youtube.com/watch?v=a2pYLwCLHIQ&t=2s

3/29 “戦後80年を問う” 池谷薫監督特集 『蟻の兵隊』『先祖になる』
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-4406.html

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≫ EDIT

世界を変えることなんかできないけれど。

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5月18日アオーレ長岡で開催の“アフリカン・フェスタinながおか2025”のミーティングに今年初参加したところ、
とても若い新戦力が加わってて、これは今年のアイコンとして活躍、成功は確約されたのではないかと思ったほどでした。

2月15日はアフリカン・フェスタinながおかがスタートしたきっかけとなった、
モヨ・チルドレン・センターの主宰者・松下照美さんの三回忌。
遺志を受け継ぐ形で新しい方も参加するのはとても素晴らしいことだと思いました。

こちらは↓で紹介したモヨ・チルドレンセンターの佐藤代表の県内活動報告に、
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-4412.html
あてがあるのでスケジュールがまだ埋まってないことを確認。
とりあえず近々、話を持っていこうと思いました。

その佐藤代表からのっぴきならない緊急支援のお願いが。

【緊急支援のお願い】世界を変えることなんかできないけれど。
https://moyochildren.com/news/VeDtEGvK

↑ご一読いただきたいのですが、ここにも「円安」の弊害が。

あと小林茂監督にも久しぶりにお会いし、
巷を騒がしている某ドキュメンタリー映画について、
どう思うか尋ねたかったのですが、お忙しいようで話しかけられませんでした。
最近はこの映画についてSNSで否応なく目に入ってきて思考がそちらに傾いてます。

画像はアフリカン・フェスタinながおかの事務局、
長岡駅前「花月」さんのお好み焼き、いつもは「豚」ですが、この日はちょっと奮発して「牛」を。
上映会のポスターもお店にいつも貼っていただいてます。
ありがとうございます。

アフリカン・フェスタinながおか公式HP https://africa-nagaoka.jimdofree.com/

3/29 “戦後80年を問う” 池谷薫監督特集 『蟻の兵隊』『先祖になる』
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-4406.html

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