3/29 “戦後80年を問う” 池谷薫監督特集 『蟻の兵隊』『先祖になる』
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©蓮ユニバース
“戦後80年を問う” 池谷薫監督特集 『蟻の兵隊』『先祖になる』
日時 3月29日(土) 会場 アオーレ長岡市民交流ホールA
第一部 『蟻の兵隊』
オープニングアクト うたのおじいさん
12時30分~ 第27代高校生平和大使新潟県代表・西脇あかりさん 講演
12時55分~14時40分 『蟻の兵隊』上映
14時40分~15時30分(予定) 池谷薫監督講演
入替
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©蓮ユニバース
第二部 『先祖になる』
16時10~16時30分 ウィズコーションライブ
16時30分~16時55分 曽根俊太郎さん講演
「僕と福島3分の1」
16時55分~18時55分 『先祖になる』上映
18時55分~19時45分(予定) 池谷薫監督講演
*入場料 1作品
前売 1200円、
当日 1500円 障害者手帳、療育手帳をお持ちの方、高校生以下(学生証を提示願います) 500円
プレイガイド アオーレ長岡西棟3階ながおか市民協働センター(平日のみ発売)/ら・なぷぅ/キャラメルママ/西時計眼鏡店/ハーブ談話室(長岡市)みずすまし(三条市)シネ・ウインド(新潟市)
*前売券がお買い求めづらい方はご連絡ください。
*実行委員(ボランティアスタッフ)随時募集中。
主催 長岡アジア映画祭実行委員会!
問 電話09045204222 e-mail [email protected]
Blog http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/
後援 長岡市
*『蟻の兵隊』
今も体内に残る無数の砲弾の破片。それは“戦後も戦った日本兵”という苦い記憶を 奥村 和一 ( おくむら・ わいち ) (80)に突き付ける。
かつて奥村が所属した部隊は、第2次世界大戦後も中国に残留し、中国の内戦を戦った。しかし、長い抑留生活を経て帰国した彼らを待っていたのは逃亡兵の扱いだった。世界の戦争史上類を見ないこの“売軍行為”を、日本政府は兵士たちが志願して勝手に戦争をつづけたと見なし黙殺したのだ。
「自分たちは、なぜ残留させられたのか?」真実を明らかにするために中国に向かった奥村に、心の中に閉じ込めてきたもう一つの記憶がよみがえる。終戦間近の昭和20年、奥村は“初年兵教育”の名の下に罪のない中国人を刺殺するよう命じられていた。やがて奥村の執念が戦後60年を過ぎて驚くべき残留の真相と戦争の実態を暴いていく。
これは、自身戦争の被害者でもあり加害者でもある奥村が、“日本軍山西省残留問題”の真相を解明しようと孤軍奮闘する姿を追った世界初のドキュメンタリーである。
監督:池谷薫
2005年/日本/カラー/101分/配給:蓮ユニバース
HP https://renuniverse.com/ari
予告編 https://www.youtube.com/watch?v=a2pYLwCLHIQ&t=2s
*『先祖になる』
男の名は佐藤直志。岩手県陸前高田市で農林業を営み、仲間から“親分”と慕われている。彼の家は1000年に1度の大津波で壊され、消防団員の長男は波にのまれた。生きがいを失った男に何ができるのか? 直志はひとつの決断をくだす。元の場所に家を建て直そうというのだ。自分はきこりだ。山に入って木を伐ればいい。友人から田んぼを借り、田植えもしよう。仮設住宅には何があってもいかない――。
土地に根ざし、土地に生きる人々の行く末をおもう彼の強さと優しさは、少しずつ周囲を動かし、生きることの本質を問いかけていく。忍び寄る病魔、耐えがたい腰の痛み、遅々として進まない市の復興計画……。数々の障壁を乗り越えて、77歳の彼は夢をかなえることができるのか――。
監督:池谷薫
2012年/日本/カラー/118分/配給:蓮ユニバース
HP https://senzoninaru.com/
予告編 https://www.youtube.com/watch?v=SJH0o_HW5DE
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『蟻の兵隊』『先祖になる』 池谷薫監督
池谷薫プロフィール
映画監督 / 甲南女子大学教授
1958年、東京生まれ。同志社大学卒業後、12本のNHKスペシャルを含む数多くのテレビ・ドキュメンタリーを演出する。劇場デビュー作となった『延安の娘』(02年)は文化大革命に翻弄された父娘の再会を描き、カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭最優秀ドキュメンタリー映画賞ほか多数受賞。2作目の『蟻の兵隊』(06年)は「日本軍山西省残留問題」の真相に迫り記録的なロングランヒットとなる。3作目の『先祖になる』は東日本大震災で息子を亡くした木こりの老人が自宅を再建するまでを追い、ベルリン国際映画祭エキュメニカル賞特別賞、文化庁映画賞大賞を受賞。4作目の『ルンタ』(15年) は非暴力の闘いに込められたチベット人の心を描く。2008年から13年まで立教大学映像身体学科の特任教授を務め、卒業制作としてプロデュースした『ちづる』は全国規模の劇場公開を果たす。著書に『蟻の兵隊 日本兵2600人山西省残留の真相』(07年・新潮社)、『人間を撮る ドキュメンタリーがうまれる瞬間(とき)』(08年・平凡社・日本エッセイスト・クラブ賞)ほか
【映画監督作品】
2015年 『ルンタ』
ダラムサラ国際映画祭正式招待作品
2012年 『先祖になる』
ベルリン国際映画祭 エキュメニカル賞特別賞
香港国際映画祭 ファイアーバード賞(グランプリ)
文化庁映画賞(文化記録映画部門)大賞
日本カトリック映画賞
2005年 『蟻の兵隊』
香港国際映画祭 人道に関する優秀映画賞
フルフレーム映画祭 CDS製作者連盟賞
平和・協同ジャーナリスト基金賞奨励賞
日本映画復興賞
2002年 『延安の娘』
ベルリン国際映画祭正式招待作品
カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭 最優秀ドキュメンタリー映画賞
ペンシルベニア映画祭 グランプリ
シカゴ国際映画祭 シルバーヒューゴ賞
ワン・ワールド国際人権映画祭 ヴァーツラフ・ハベル特別賞
【おもなテレビ演出作品】
2000年 『再会 ~文革に翻弄された父と娘~』(NHKスペシャル)
1999年 『中国・巨大市場へのうねり』(NHKスペシャル「世紀を越えて」)
1997年 『浪花節と日本人』(ETV特集)
1996年 『神々への回帰』(NHKスペシャル「21世紀への奔流」)
1995年 『福建発ニューヨーク行き』(NHKスペシャル「中国・12億人の改革開放」)
1995年 『広州青春グラフィティ』(NHKスペシャル「中国・12億人の改革開放」)
1994年 『黄土の民はいま ~中国革命の聖地・延安~』(NHKスペシャル)
モンテカルロ国際テレビ祭 ゴールデン・ニンフ賞
アジア映像祭 最優秀ドキュメンタリー賞/ギャラクシー賞
1993年 『西方に黄金夢あり ~中国脱出・モスクワ新華僑~』(NHKスペシャル)
ギャラクシー賞
1992年 『客家円楼 ~中国・巨大円形集合住宅の一族~』(NHKスペシャル)
1991年 『灼熱の海にクジラを追う』(NHKスペシャル「人間は何を食べてきたか」)
ギャラクシー賞
1991年 『インパール巡礼 ~検証・日本の戦争~』(TBS報道特集)
1991年 『独生子女(ひとりっこ)~中国・人口抑制政策をみる~』(NHKスペシャル)
1991年 『チャイナタウン ~激増・新移民~』(NHKスペシャル)
1990年 『告白・迷路者 ~上海労働教養所~』(NHKスペシャル)
1989年 『ダライ・ラマは語る 亡命チベットの30年』(TBS報道特集)
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*演題 「僕と福島3分の1」
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曽根俊太郎 ソネシュンタロウ
新潟県立六日町高校卒業
京都産業大学在学
2004年6月4日生まれ(満20歳)
福島県生まれ
2011年東日本大震災による原発事故で新潟県へ家族で自主避難
第24代高校生平和大使新潟県代表選出
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ウィズコーション
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