DF 岩清水梓 (日テレ・ベレーザ)
→ 3試合にフル出場。2戦目の北朝鮮戦、3戦目の韓国戦は鋭い出足でパスカットを連発した。その勢いに乗ってビッグチャンスにつなげることができなかったのは課題と言えるが、過密日程の中、高いパフォーマンスを見せたと言える。相方のDF熊谷も3試合ともフル出場しているが、CBのポジションは3番手以下の選手との実力差が大きくなっている。若手の台頭ならびにバックアップメンバーの発掘は急務である。
DF 有吉佐織 (日テレ・ベレーザ)
→ 初戦の中国戦で先発出場。精度の高い楔のパスでDF近賀の穴を感じさせないプレーを見せていたが、怪我もあって、2戦目と3戦目は出場できず。DF有吉が使えなかったことが、右SBの人選を難しいものにした。なでしこジャパンの場合、どのポジションも層が薄くて、代わりの選手が用意されているポジションの方が少ないが、中国戦ではいいプレーを見せたので、DF近賀を脅かす存在になって欲しいところである。
DF 田中明日菜 (フランクフルト)
→ ドイツのフランクフルトへの移籍が決定して海外に旅立つことになったが、今大会は活躍できなかった。初戦の中国戦は途中出場で、3戦目の韓国戦はボランチで先発起用されたが、十分な働きができずに前半だけで交代となった。いろいろなポジションをこなすユーティリティー性をウリにしているが、ミスが目立つ試合が少なくない。代表のレギュラーをつかむためには、安定感と落ち着きを身に付ける必要がある。
続きをメルマガ(J3+メルマ)で読む。