■ 日本でも人気のある指導者ビエルサ監督は1998年から2004年までアルゼンチン代表を率いて、2007年から2011年までチリ代表を率いて、2011-2012と2012-2013の2シーズンはリーガ・エスパニョーラのアスレティック・ビルバオを指揮しているが、アルゼンチン代表監督としては、2004年のアテネ五輪でチームを金メダルに導いており、2010年の南アフリカW杯ではチリ代表をベスト16に進出させた。
さらに、アスレティック・ビルバオでは、1年目の2011-2012シーズンにチームをヨーロッパリーグの準優勝に導いている。優勝候補の一角と目された2002年の日韓W杯での失態もあって、「勝負強くない監督」というイメージもあるが、アルゼンチン代表でも、チリ代表でも、アスレティック・ビルバオでも、攻撃的なサッカーを貫いて、世界中のサッカーファンを虜にして来た。
日本でも、「ビエルサ・マニア」というのは、たくさんいる。おそらく、契約の問題や年俸の問題などは考慮せずに、「純粋に誰に日本代表を率いて欲しいか?」というアンケートを取ったとしたら、モウリーニョ監督やグアルディオラ監督やヴェンゲル監督などをを抑えて最上位に来るのではないか?と思われるほどである。とにかく、日本にも、ビエルサ好きなサッカーファンはたくさんいる。
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