◆ ガンバ大阪-ヴィッセル神戸 → 14勝2敗8分けで勝ち点「50」で首位のG大阪と、15勝4敗5分けで勝ち点「50」で2位の神戸の注目の首位攻防戦は、前半6分に神戸のFWポポがミドルシュートを決めてアウェーの神戸が先制するが、直後の前半7分にG大阪が華麗なパスワークから復帰戦となるFW宇佐美が決めて1対1の同点に追い付くと、さらに、前半39分にもCKからFW宇佐美が決めて2対1と逆転に成功してハーフタイムに突入する。
勢いに乗るG大阪は後半9分にもDF藤春のクロスからMF遠藤がヘディングシュートを決めて3対1とリードを広げるが、後半11分に神戸はMF小川のクロスから途中出場のFW田代が決めて1点差に迫る。期待どおりの打ち合いの試合となったが、その後は、双方ともゴールは生まれず。結局、勝ち点「50」で並んでいた首位のG大阪と2位の神戸の直接対決は、首位のG大阪が3対2で競り勝って首位をキープした。
前回の対戦ではホームの神戸が2対0で勝利して、G大阪に今シーズンの初黒星を付けたが、今回もホームチームのG大阪が勝利した。G大阪も、神戸も、「J1昇格の有力候補」と言われており、ここまでは3位以下を引き離しているので、両チームが1位と2位を占めて、揃ってJ1に復帰する可能性がもっとも高くなっているが、直接対決で勝利したG大阪は目標であるJ2制覇に大きく前進したと言える。
いきなりCKからFWポポに決められて先制を許したが、ドイツ帰りのFW宇佐美が同点ゴールと逆転ゴールをマークした。1点目はG大阪らしいパスワークからゴール前でフリーになって冷静に右足で流し込んだゴールで、2点目はCKからDF岩下の折り返したボールに素早く反応してゴールにねじ込んだが、注目された復帰戦でこういう活躍ができるのはさすがと言える。持って生まれたスター性を感じさせる活躍だったと言える。
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