◆ ロアッソ熊本-ヴィッセル神戸 → 5勝9敗6分けで17位と低迷しているロアッソ熊本と12勝3敗5分けで2位のヴィッセル神戸の試合は、前半14分にワンツーから神戸のMF小川が先制ゴールをマークするが、後半9分に熊本がMF仲間の突破からボランチのMF原田が決めて1対1の同点に追い付く。試合は1対1のままで終盤に突入して、終了間際に神戸がセットプレーからPKを獲得すると、これを途中出場のMF杉浦が落ち着いて決めて決勝ゴールを奪った。
神戸は2連勝となったが、後半9分にFW都倉に代えてFW田代を投入した交代が裏目に出てしまった。FW都倉は相手の左SBのDF片山の近くにポジションを取って、169センチのDF片山と187センチのFW都倉がマッチアップするような形を作って、FW都倉の高さからチャンスを作ったが、FW田代は存在感を発揮できなかった。選手交代がマイナスに作用したが、ラッキーな形からPKを獲得して、勝ち点「3」をゲットした。
今シーズンの神戸はCBで苦しんでおり、DF北本が病気で戦列を離れており、大宮から戻って来たDF河本も怪我で離脱する機会が多くなっている。幸いにして、DF岩波がレギュラーに定着して、出場停止の試合を除くと全ての試合に先発で出場しており、独り立ちしつつつあるが、層は薄くなっていて、この日は、DFイ・グァンソンとDF岩波のCBコンビだったが、DFイ・グァンソンのところからチャンスを作られるシーンが何度かあった。
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