◆ セレッソ大阪-横浜Fマリノス → 6勝2敗6分けで勝ち点「24」のセレッソ大阪と、8勝2敗4分けで勝ち点「28」の横浜Fマリノスが顔を合わせた注目の上位対決は、前半12分に18歳のMF南野の鮮やかなスルーパスを受けたFW柿谷がゴールを決めてホームのC大阪が先制する。これでFW柿谷は二桁の10ゴール目となって、キンチョウスタジアムに観戦に訪れたザッケローニ監督の前で東アジアカップの代表入りをアピールすることに成功した。
前半は1対0とC大阪がリードして折り返すが、後半になると負けられない横浜FMがボールを支配するようになって、MF中村俊のCKから何度もC大阪のゴールを脅かす。後半17分にはC大阪のGKキム・ジンヒョンが接触プレーで負傷交代するアクシデントが発生して、移籍後は初出場となる26歳のGK武田がゴールを守ることになったが、GK武田も落ち着いて対応して横浜FMに同点ゴールを許さない。
すると、後半45分にバイタルエリアでDF酒本のパスを受けたトップ下のMFシンプリシオが相手キーパーのGK榎本哲のタイミングを外す技ありのミドルシュートを決めてC大阪が2点目を挙げる。しかし、横浜FMも直後にMF齋藤学のシュートをきっかけにFWマルキーニョスがヘディングシュートを決めて1点差に迫るが、追いつくことは出来ない。結局、C大阪が2対1で勝利してリーグ戦は9試合負けなしとなった。
C大阪は注目のFW柿谷が先制ゴールをマークした。FW柿谷は東アジアカップで日本代表に選ばれるのか、どうなのか、大きな注目を集めているが、先のとおり、ザッケローニ監督も観戦に訪れていた。ザッケローニ監督が視察した試合というのは、今シーズンはほとんどが関東圏で、それ以外に出向くのは3度目となるが、そのうちの2回がキンチョウスタジアムなので、C大阪の選手に注目しているのは、間違いないところである。
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