山下ゆの新書ランキング Blogスタイル第2期

ここブログでは新書を10点満点で採点しています。

2010年07月

スラヴォイ・ジジェク『ポストモダンの共産主義』(ちくま新書) 6点

 ジジェクの新書というと、これ以外に『人権と国家』(集英社新書)がありますが、やはりジジェクは新書には向いてないのかもしれません。
 『人権と国家』はジジェク入門にちょうどいいような構成ながらインタビュアーの突っ込み不足で空振りでしたし、この本もジジェク節こそ楽しめるものの、何を主張したいのか?ということに関しては不明確な本です。
 もともと、ジジェクはきっちりとした論旨で議論を展開する人ではないので、コンパクトにまとまっていなければいけない新書では何か足りない気がします。

 ただ、皮肉が効いている鋭い分析はさすが。
 現代の欺瞞を斬る人物としてこのジジェク以上の人物はなかなかいないでしょう。
 例えば、慈善活動に熱心な資本家に対する次のような皮肉。
資本家が好むモットーは社会責任と感謝の念になった。社会は自分にとてつもなくやさしく、その才能を発揮し、莫大な富を蓄えることを許してくれているのだから、恩返しに普通の人を助けるのは義務なのだと、真っ先に認めている。(63-64p)

 そして、この資本家の慈善活動と同時に、リーマン危機における、貧しい労働者が富を集めてきた金融資本を
”救済”する事態の歪みを糾弾しています。

 また、現代におけるファシズムを考える上でイタリアのベルルスコーニに対する次のような指摘も重要。
たとえベルルスコーニが威厳のない道化だとしてもむやみにあざ笑わないことだ。たぶん彼を笑うことで、われわれはすでに術中に陥っている。ベルルスコーニの笑いはもっと不快で狂気じみた、バットマンやスーパーマン映画の敵役の笑いである。彼の支配の本質についての考察を得るには、『バットマン』に出てくるジョーカーが権力を持った場合を想像するべきだ。(88p)

 さらに次の部分などは現在の日本の政治状況をずばり言い当てているのではないでしょうか?
いわゆる「民主主義の危機」が訪れるのは、民衆が自身の力を信じなくなったときではない。逆に、民衆に代わって知識を蓄え、指針を示してくれるはずのエリートを信用しなくなったときだ。(222ー223p)

 あと、この本の不満としては解説がまったくない所。
 それほど詳細な解説はいりませんが、せめてこの本がどのような形で海外で出版されたのかくらいは説明してほしいですね。

ポストモダンの共産主義 はじめは悲劇として、二度めは笑劇として (ちくま新書)
スラヴォイ・ジジェク 栗原 百代
4480065571


東浩紀・宮台真司『父として考える』(NHK生活人新書) 9点

 評価の難しい本ですし、読むひとを選ぶ本ですが、個人的には非常に面白かった!
 最後のほうに東浩紀が「この対談、途中からまったく子育ての話題は出ず、それが僕たちの父親としての限界を現しているような気がします(笑)」(232p)とあるように、この本に子育て本、特に子育てのハウツー本としての期待を持つとその期待たぶん裏切られます。
 それに、帯の二人の写真も正直、魅力的な父親には見えないですよね…。
 また、宮台真司は相変わらず「おれは何でも知っている」的口調で剥き出しのエリート主義を語るのでその語り口に辟易とする人もいるでしょう。
 
 ただ、それでもこの本はすごく楽しめたし、今まで何度か行われてきた東浩紀・宮台真司の対談の中でもベストの内容だと思う。

 特にこの本で改めて感じたのは東浩紀の得難いキャラと存在感。
 日本の知識人には(例えば柄谷行人とか浅田彰とかあるいは宮台真司でもそうですけど)、今まで非常にナルシスト、あるいはええカッコ主義ともいうべき人が多くて、「おれは頭がいいから正しい」ということを全身で主張する人が多かったのですが、東浩紀は頭はいいけど、同時にオタクで娘がいるのにエロゲーしてるようなヘタレ。そして、それを隠さずに自分の思考の立脚点としている所が非常に評価できる。
 このヘタレ感は、たぶん吉本隆明の「大衆」とかそういうのとも違って、エリート主義と直接対峙するようなものでもないんだけど、この本では宮台真司のエリート主義に非常に素直に疑問を差し挟んでいる。

 この本の乱暴な結論は、宮台「これからの必要なのはコミュニケーション能力で、子どもはそれを親から無意識に学ぶことしかできない。」→東「ただ、それだとエリート主義になりません?ツイッターとかでそれを補う工夫を…」宮台「難しいと思います」という感じで、特にポジティヴな提言があるわけではないんだけど、東浩紀の一連の疑問は、宮台真司のエリート主義の輪郭をよりはっきりさせ、そして同時に現代の社会の問題を上手く浮き彫りにしている。

 対談ということもあって内容をまとめるのは容易ではないので、以下、興味深い発言のいくつ化を引用しておきます。

東浩紀「子どもにとっては根無し草という概念はありえません。いくら短い期間でも、ある場所にいればそこに根をはやしてしまうし、それは一生の中で特別な経験を構成する。」(42p)

東浩紀「いまの社会では、すべての決定が流動性が前提となっているというか、流動性の確保こそが正解=リスクヘッジだと見なされる傾向がある。しかし子どもの存在はその前提に真っ向から挑戦してくる。」(42p)

東浩紀「学歴は、なにかを達成するためのステップではなくて、なにかを達成できなかったときに、しかたなくしがみつく緊急避難先としてあるべきなんですよ。(68p)

宮台「本田由紀さんが言うような、「専門性教育を重視する社会になれば、ハイパーメリトクラシーは克服できます」という牧歌的な発想は~まったくダメだと思います」東「それは同感です。そもそも現代社会では、専門家という概念そのものが維持不可能になってきている」(173p)

東浩紀「たとえだれひとり助けてくれなくとも、それでも自分ひとりで生きることができる能力を磨く。それを人生の目的にするのは、大きく間違っていると思う」(191p)

東浩紀「宇野常寛くんは、男性なのに上野千鶴子的な潔癖性を妙に受け継いでいると思います。彼の言う「レイプファンタジー」批判は、要は女性に依存するなという話ですからね。女性に夢を見てはならない、と主張している。たとえアニメでもダメだと。」(199p)

東浩紀「特にロスジェネ以降は、これがリアルだ、これがおれたちの現実だ、だからもう夢なんて見てられない、という主張ばかりなんですね。大学院もリスクだし、恋愛もリスクだと。なるほどそれは局所的には正しいのかもしれないけど、みなが同じ認識に到達すると、いわゆる合成の誤謬が起きて、社会のほうが何も動かなくなってしまう」(202p)

宮台真司「体験から学んだ子だけが、知識やしつけを幸せのために役立てることができます。なぜか。理由は簡単です。「ひとを幸せにできるひとだけが幸せになれる」ことを学ぶからです。これを学べない子が幸せになることは、絶対にありません」(236p)


父として考える (生活人新書)
東 浩紀 宮台 真司
4140883243


山口誠『ニッポンの海外旅行』(ちくま新書) 8点

「若者の○○離れ」の中でも数多く言及され、さらに実態としてもあると言える「若者の海外旅行離れ」、その原因とここまでに至る若者の海外旅行の変遷を分析した本です。
  著者は3年前に岩波新書から『グアムと日本人』というなかなか面白い本を出している社会学者で、この本もいかにも社会学的な視点からニッポンの海外旅行の変遷が丁寧に読み解かれています。

  分析の中心となるのはバックパッカーと、そのバックパッカーたちのバイブルとなった「地球の歩き方」。
  アメリカ人のフロンマーによる『ヨーロッパ一日5ドルの旅』や小田実の『何でも見てやろう』などを先行者として、若者の憧れとなった海外を「歩く旅」。
  金銭的な問題から難しかった若者の海外旅行は70年代の格安航空券の登場とともに、大学生などの若者にも手が届く存在になり、数多くの若者が海外を目指すことになります。
「地球の歩き方」は、投稿を中心としたコミュニティを形成するとともに、外国語の苦手な日本人のための旅のマニュアル的側面もしっかりと備えたもので、一躍、海外旅行ガイドブックの中心的存在に登り詰めます。

さらに1985年のプラザ合意による円高とバブル景気は、多くの若者を海外へと送り出しました。
  しかし、海外旅行の大衆化の中で「地球の歩き方」も大衆化、マニュアル化して、そのコミュニティ的な側面を失っていきます。
  また、著者が沢木耕太郎の『深夜特急』の分析で明らかにするように、旅の目的も未知のものを体験するというよりは「自分探し」の色彩を強めていきます。
  海外旅行の大衆化は短期・低予算のスケルトン・ツアー(往復の航空券と宿泊のホテルだけがよ言うされたツアー)を生み、このスケルトン・ツアーが次第に「歩く旅」に取って代わっていくことになります。

  著者の主張は、この「買う・食べる」中心のスケルトン・ツアーの隆盛によって、逆に若者に取って海外旅行の魅力がなくなっていったのでは?というもので、ある意味でオーソドックスな分析です。

  ただ、個人的にこの本で一番面白かった点は、猿岩石のユーラシア大陸ヒッチハイクに紙幅をさき、分析している所。
  20代の海外渡航者が最も多かったのは1996年なのですが、この1996年こそ猿岩石がヒッチハイクの旅を行った年であります。
爆発的な人気を呼んだこの企画は、同時に『深夜特急』のパロディでもあり、大きな感動を引き起こすとともに、「自分探し」をするバックパッカーたちを陳腐なものにすることになりました。

  著者はそこまで言ってはいませんが、個人的にはこの本を読んで、猿岩石による海外旅行の「フロンティアの消滅」を感じました。
  ヒッチハイクは「猿岩石みたい」、グループ旅行は「『あいのり』みたい」とレッテルを貼られることになり、海外旅行が「チャレンジ」としては評価されなくなったことが、若者の「海外旅行離れ」のかなり大きな要因なのではないでしょうか? 元バックパッカーだったらしい著者の「歩く旅」への思い入れが出過ぎている部分もありますが、格安ツアーの裏事情なども知る事ができますし、なかなか読み応えのある本です。

 ニッポンの海外旅行 若者と観光メディアの50年史 (ちくま新書)
山口 誠
4480065598

久繁哲之介『地域再生の罠』(ちくま新書) 6点

 各地でさまざまな取り組みが行われながら、なかなか成果が出ない「地域再生」。その実態と失敗の理由、そして成功の可能性を探った本です。

 この本のいい点は失敗事例が豊富にしかも容赦なく紹介されている所。
 餃子、ジャズ、カクテルなどの名物を持ちながら大型商業施設の誘致に失敗しつづける宇都宮市、商店街活性化の成功事例とも言われながら月に一度のイベントしか盛り上がっていない松江市の天神町商店街、コンパクトシティの理想を掲げながら路面電車を撤去してしまった岐阜市、駅前の再開発事業によって風俗街が出来てしまった群馬県太田市など、さまざまな失敗事例とその理由が挙げられています。
 
 「土建工学者」による箱モノ中心、車中心の市民の生活を無視した都市設計、大型施設頼みの都市づくり、縦割り行政、そもそもの需要と供給など、この本で指摘されている失敗の原因は的確で、失敗事例集としては読む価値があります。

 ただ、著者の提唱する「地域再生」の方法なら成功しそうかと言うとそれはまた別問題。
 著者は住民の交流を図る「スローフード」や、同じく交流を促すための「スポーツクラブ」などを提唱するのですが、そもそも一定の人がいないと飲食店もシポーツクラブも成り立ちませんし、自治体の財政難を考えると、赤字覚悟で駅前などの繁華街にスポーツクラブをつくるというのもなかなか難しそうです。

 また、著者が成功事例として紹介する佐賀県の武雄市や徳島県上勝町などについて、「人」がポイントだと述べていて、それはまさにその通りだと思うのですが、では、その「人」をどうやって抜擢するのかということについては触れられていません。
 もちろん、「こうすればいい」ということが言えるものでもありませんが、著者が仮想敵として批判する「土建工学者」なるものの正体と、その決定プロセスなどをもう少し詳細に分析することで、「人」の育て方と支え方も見えてくるような気がしました。

地域再生の罠 なぜ市民と地方は豊かになれないのか? (ちくま新書)
久繁 哲之介
4480065628


鈴木亘『年金は本当にもらえるのか?』(ちくま新書) 8点

 『だまされないための年金・医療・介護入門』で日本の社会保障を経済学的視点からバッサリと斬ってみせた鈴木亘によるQ&A方式による年金の入門書。

 「年金は得なのでしょうか?損なのでしょうか?」といった基本的な問から、「子どもが増えれば年金財政はよくなるのか?」、「基礎年金への税方式の導入で消費税は17%になるのか?」といった少し複雑な問、そして「民主党の年金改革案で安心した年金制度になるか?」などタイムリーな問まで、明快に論じています。
 
 厚生労働省の虚偽の説明への批判や、基礎年金の税方式への移行、賦課方式から積み立て方式への転換などの基本的な内容は『だまされないための年金・医療・介護入門』と被るものがあるので、『だまされないための年金・医療・介護入門』を読んだ人にとってはやや新鮮味が内容に感じられるかもしれませんが、読んでいない人にとっては得るものも大きい本だと思います。
 厚生労働省による粉飾がなされていない年金の現在と将来の姿を知る事ができます。
 
 あと付録として今年の2月の『週刊ダイヤモンド』に載っていた「あなたのもらえる本当の年金額」という表も載っています。
 とりあえず、これを立ち読みしてみて自分の年金をチェックしてみるのもいいかもしれません。実際の金額を出されると複雑な年金制度への興味もわいてくるでしょう。

 ちなみに年金問題の新書というと盛山和夫『年金問題の正しい考え方』がよかったですが、この鈴木亘の本と盛山和夫の本の対立点は、税方式の導入と積み立て方式への評価。
 税方式に関しては、企業の負担している保険料を形を変えた本人負担と考える鈴木亘と、企業の負担は企業の負担と考える盛山和夫の考えがそのまま損得勘定に表れているようです。このあたりは経済学者と社会学者の違いと言えるのかもしれません。
 また、積み立て方式への移行に関しては、「積み立て方式は現役時代の好況不況によって受け取る年金の差が出てきてしまう」という盛山和夫の批判にも一定の重みがありますが、現在のような低成長がつづき、しかも世代間格差が広がっている現状では鈴木亘の主張のほうが耳に入りやすいです。
 ただ、個人的にはこの積み立て方式への移行は政治的な面からほぼ不可能ではないかなとも思いますね。

年金は本当にもらえるのか? (ちくま新書)
鈴木 亘
448006561X


戸部良一『外務省革新派』(中公新書) 6点

 イタリア大使を務め三国同盟を推進したとされる白鳥敏夫を中心に「皇道外交」なるものを唱えた外務省革新派。その活動の奇跡を描いた本です。

 この本でも何回か指摘されているように、「外務省革新派」といっても確固たる実態があったわけではなく、それは「灰色組」とも言われる時流に順応する者も含めたはっきりとしないグループでした。
 けれども満州事変以降の日本と日本を取り巻く状況、そして彼らのリーダーと目された白鳥敏夫の特異のキャラクターと弁舌が、「外務省革新派」を外務省の「台風の目」的な存在として浮上させます。

 で、その白鳥敏夫という人物なのですが、正直魅力的とは言いがたいです。
 冨田メモでも昭和天皇が白鳥敏夫を毛嫌いしていたことが明らかにされましたが、この本を読めばそれも納得。
 硬骨の士を気取りながら、情勢によって自分の意見をコロコロと変え、つねに勇ましいことばかりを言いたがる人物で、その変節ぶりは本当にひどい。
 第2次大戦中はこの戦争は「邪神エホバの天照大神に対する叛逆」(281p)と言いながら、戦後はキリスト教の国教化と天皇のキリスト教への改宗を訴える(289p)。どうしようもない人物です。
 この辺りのどうしようもなさは辻政信とかにも通じますね。

 ただ、そんな人物が外務省で新時代のリーダーと目され、外務大臣の候補にもなったのも事実。
 著者はこの背景に、第1次大戦後の日本の大国化に伴う外交官の大量採用と、それによる人事の停滞を指摘していますが、それとともに自分の命令にしたがわない部下を切れない日本の組織とリーダーの問題点を強く感じました。

 白鳥敏夫という人物が人物だけに、そんなに面白いとか感銘を受ける本ではありませんが、昭和初期の日本社会と組織の病理を知ることができる本です。

外務省革新派 (中公新書)
戸部 良一
4121020596


美川圭『院政』(中公新書) 7点

 白河・鳥羽・後白河・後鳥羽の院政についてその仕組みと変遷をたどるとともに、白河以前の上皇や後鳥羽以後の院政についても目を配っています。
 たんに院政期だけではなく、もっと幅広いスパンで「院政」というものを分析した本です。

 ということで、ある程度の歴史の知識のあるものにとってはなかなか面白い所もある本です。
 白河以前の上皇の分析や、白河上皇と関白藤原忠実の確執の裏話、後鳥羽上皇の承久の乱へいたる道、後醍醐天皇の挙兵の背景など、普通の歴史の本ではわからない裏の背景がわかります。
 また、摂関政治期に摂関家の政所で政治が行われたけではないのと同じく、院政期にも完全に院庁で行われたわけではないということもわかります。

 この本を読むと、武士の台頭、摂関家の弱体化といった権力体制の動揺の中で、今までの政治の体制に縛られない自由な政治権力とての「院政」というものが見えてきます。

 ただ、記述はややわかりにくいです。
 細かい部分に関してはよく掘り起こしてあると思いますが、全体のわかりやすい見取り図のような記述がないために、ある程度の知識がないとよくわからないかもしれません。
 また、途中で差し挟まれる系図もややわかりにくく、人物関係でも混乱するかもしれません。

 この時代に関して、かなり深く知りたい人向けの本ですね。

院政―もうひとつの天皇制 (中公新書)
美川 圭
4121018672


記事検索
月別アーカイブ
★★プロフィール★★
名前:山下ゆ
通勤途中に新書を読んでいる社会科の教員です。
新書以外のことは
「西東京日記 IN はてな」で。
メールはblueautomobile*gmail.com(*を@にしてください)
<% for ( var i = 0; i < 7; i++ ) { %> <% } %>
<%= wdays[i] %>
<% for ( var i = 0; i < cal.length; i++ ) { %> <% for ( var j = 0; j < cal[i].length; j++) { %> <% } %> <% } %>
0) { %> id="calendar-294826-day-<%= cal[i][j]%>"<% } %>><%= cal[i][j] %>
タグクラウド
  • ライブドアブログ

'); label.html('\ ライブドアブログでは広告のパーソナライズや効果測定のためクッキー(cookie)を使用しています。
\ このバナーを閉じるか閲覧を継続することでクッキーの使用を承認いただいたものとさせていただきます。
\ また、お客様は当社パートナー企業における所定の手続きにより、クッキーの使用を管理することもできます。
\ 詳細はライブドア利用規約をご確認ください。\ '); banner.append(label); var closeButton = $('