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2026-05-10

anond:20260510141620

その2 前の続き

マリッジトキシン ⭐️☆☆

婚活しながら異能バトルを繰り広げる話。

主人公下呂くんは女性免疫のない「毒使い」。行動を共にする結婚アドバイザー城崎は、見た目は美女だが実は男性という。

特殊能力を持った殺し屋と闘いながら、様々な女性と出逢う展開ってところか。

登場人物名前は、他にも姫川嬉野など温泉地の名前にちなんでいるのが特徴的。

アクションシーンもよく動いて凄いと感じるけれど、私としてはバトル以外のシーンの方が好き。

OP平手友梨奈EDはAKASAKI。

メイドさんは食べるだけ ⭐️⭐️☆

メシアニメは私の好物です。メイドさんかわいいし、食べ物も美味しそう。

コンビニおにぎり、ナナチキ(セブンイレブンジャパン)、信玄餅桔梗屋)、たまごボーロ大阪前田製菓)、サトウのごはんサトウ食品)、ポカリスエット大塚製薬)、築地さとうビーフカレー吉祥寺さとう)、おいしい牛乳明治)、はちみつれもん加藤美蜂園本舗)、いちごチョコクリームマリオンクレープ)、おかめ豆腐の絹、木綿(タカノフーズ)など、実在する製品が多数登場。コンビニセブンイレブンがそのまま描かれている。

食べ物以外にも豆知識が紹介されたり、「鍵をきちんとかけたか気になって確認したくなる」「鯛焼き、頭から食べるかお尻から食べるか問題」など、日常「あるある」を挟むのもポイント

おいしそうだし、かわいいし、勉強になるし、ずっと見てられる。

よわよわ先生 ☆☆☆

担任先生可愛い顔でグラマーだけど、学校中では「怖い先生」と噂されている。

でもそれは単なるコミュ症なだけで、実は声もひょろひょろで体力もない、よわよわ先生だった。

ラッキースケベ系ですね。あと皆んな体の大きさに比べて顔が小さい。

これ、15分でいいかなー。

リィンカーネーション花弁 ☆☆☆

首を切ることで前世の力を引き出し、前世偉人の才能を得た者たちが戦うバトルアクション

主人公は天下の大泥棒石川五右衛門の才能を持ち、他者の才能まで盗み出すことができる。

「全ての才能を盗み出し、歴史を総括するほどの人物になってやろう」と思っているが、根は優しい人。

個人的に「首を切る演出」が苦手なので、、、

レプリカだって、恋をする。 ⭐️⭐️☆

人によっては「ドッペルゲンガーは恋をする」というタイトルで知られているかも。

舞台静岡市パーマンコピーロボットのように、能力で生まれ自分レプリカ学校へ通う物語

レプリカが過ごす青春や恋、そしてそれを通して本体側が変化していく様が描かれている。

画面の周りに浮かぶ白いモヤは、どんな意図演出か。

5話でタイトル回収、一旦終わりといった感じ。

愛してるゲームを終わらせたい ☆☆☆

〜これはいじっぱりな二人が、「愛してるゲーム」に翻弄される物語である

幼なじみ同士で、「愛してる」って言って照れさせた方が負けというゲームを続けている、恋愛頭脳戦。

幼少の頃は単なる「からかい」だったようだが、互いを意識するようになってからは、この関係繋ぎ止めるためのゲームになっているようにも感じる。

OPCHiCO with HoneyWorks

サンデーならではの、「魔法使い長生きしすぎるやつ」「勇者の声マジイケボだよね」「あの世界の住人銅像たてすぎじゃない?」といった小ネタがあったり。

世界のんびり農家2 ⭐️⭐️☆

3年ぶりの2期。

異世界転移した先で万能農具を片手に農業生活をしていたら、様々な種族移住してきて、村ができて村長なっちゃいました。さら子供も出来ちゃった。

鉄腕ダッシュの「DASH村」や「DASH海岸」が好きな人は好きかも(あそこまで本格的ではないが)。

異世界のんびりスローライフと言いながらバトル多めになる作品が多い中、こちらは基本的農業や村開拓を続ける感じ。

4話で村民同士が戦う武闘会お祭り行事)があるが、農業アニメと舐めていたら驚くくらい、しっかりとしたバトル描写になっていた。

一畳間まんきつ暮らし! ☆☆☆

きらら秋田から東京お嬢様学校編入するはずだったのが、女子寮を兼ねる漫画喫茶「ヘッジホッグ」に住み込みで働くことに。

住居は一畳間、漫画喫茶暮らしということでこのタイトル。あとはいもの可愛い女の子たちの日常コメディ

客があまり登場せず、登場しても店内トラブルで帰ってもらうことが多いため、経営している感があまりない。

レバーレスコントローラーアニメで見たのは初めてかも。

パンツが見えるタイプアニメです。

黄泉のツガイ ⭐️⭐️⭐️

荒川弘が描く幻怪ファンタジー1話の驚きの展開で、掴みはオッケーじゃないでしょうか。

主人公の「どうなってんだよ、これ」「なんなんだよ、なにがおこってんだよ」という反応、私自身もまさにそれでした。

故郷の村、自称妹側の組織、どちらが正義でどちらが悪なのか。

OPはVaundy、EDはyama、Vaundyとのタッグで、作詞作曲編曲をすべてVaundyが担当している。

灰原くんの強くて青春ニューゲーム ⭐️☆☆

冴えない陰キャだった頃の自分タイムリープし、灰色だった青春を「虹色に染めてやる」という作品

主人公コミュ障ではあるものの、前世でもそれなりの経験を重ねており、第二の人生ではあっさりカースト上位にいてモテる「強くてニューゲーム状態

ただ自己肯定感は相変わらず低く、そんな主人公と周囲の間に生まれる「不協和音」や「ギスギス感」が個人的に好き。

3話でAqua Timez『決意の朝』が歌われる。もう20年前の曲なんだよなー。

幼馴染が主人公を「あなた」と呼ぶ点には少し違和感を感じる。名前呼びか「あんた」ならしっくりくるのだが。詩ちゃんかわいい

OP前島亜美ED愛美EDアニメーションの担当は、ズーマー好きなんかな。

黒猫魔女教室 ⭐️⭐️☆

主人公女の子スピカは、ある日言葉を話す猫と出会う。その正体は有名な天才魔術師

お互いの利害が一致し、猫と師弟関係を結んで1等魔術師を目指す物語

スピカは猫の封印を解くことができる(時間制限あり)。封印解除には魔力の注入が必要だが、ただし魔力は尻に入れる。

パンツが見えるタイプアニメ

OPASCAEDはスピラ・スピカスピカだけに。

左ききエレン ⭐️⭐️☆

天才になれなかった全ての人へ」2019年にドラマ化されている。

98年の高校生時代の話からスタート

絵を描くのが好きだけれど才能がない光一

絵の才能を持ちながら、父の死をきっかけに描くことを止めてしまった左利き女の子エレン

仲がいい訳ではなかったが、結果的光一エレン背中を押す形となり、それぞれの人生が進んでいく。

光一社会人パートは緊張しながら見るなあ。私にも神谷さんみたいな人いたなあ

テレビではテレ東系列,AT-Xだけ。一部地方では放送されていない。これ全国放送してほしかった

OPはALI、ちょっとバブルガム・ブラザーズWON’T BE LONGを思い出す歌。

最強の王様、二度目の人生は何をする? Season2 ⭐️☆☆

1年ぶりの2期。前世では最強の王と呼ばれながらどこか孤独人生だったが、転生先では家族や友人に囲まれながら心身共に成長していく。

今シーズン地上波テレビ東京のみで、全国ネットではない。BSでも放送して欲しかった。

OPはSIX LOUNGE、ED22/7Season1のEDはアーサーが走りながら成長していく感じだったが、Season2はテシアがそんな感じ。

テシアがヒロインなのは分かるけど、私の中ではジャスミンヒロイン

最強の職業勇者でも賢者でもなく鑑定士(仮)らしいですよ? ☆☆☆

『野生のラスボスが現れた!』と同じく、アニメと同じタイミングサンソフトからゲーム化された作品

夏休みの前日に当たる終業式の日、教室に入ろうとした瞬間に異世界転移してしまう。

過剰とも取れるオーバーリアクション奇行が目立ち、テンションが変なアニメに感じたかな。

転移直後に出会ったエルフとは2話で別れ、主人公は新たなパーティーを組む。

一方、エルフたちのパーティーストーリーも並行して進んでいて、これまた1クールでは収まりきらない感じかな。

自称悪役令嬢な婚約者の観察記録。 ⭐️⭐️☆

天才王子自称悪役令嬢ポンコツ転生者との、ハートフルストーリー

令嬢バーティアは転生者、王子セシルはゲーム世界キャラクター

乙女ゲームの悪役令嬢へ転生してしまうというよくあるパターン

が、特色は、よくある転生悪役令嬢話とは役割が逆になっている点。

通常はゲームの展開を全て知る転生者が世界を変えていくものだけれど、

今作は、完璧なセシル殿下バーティアを観察し、言動や行動を基に世界を変えていく展開が面白い

感情などないようにあれこれこなすセシルだが、オモシレー女、バーティア嬢に心動かされていく。

EDの絵いいなー。

自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮彷徨3rd season ☆☆☆

2期で飽きてきたのだけれど、今回は好きかも。主にテンポが良くなった気がする。

愚者奇行団」とは対立したくなかったという思いも何とかなりそうだし。

ハッコンのランクがついにレベル3へ。ランクアップは1期7話以来。

春夏秋冬代行者 ⭐️⭐️☆

ヴァイオレット・エヴァーガーデン』の作者による作品

四季の神々から与えられた特別な力で各地に季節を巡らせるという世界お話

そんな春の季節の「代行者」と、その代行者を守る護衛官の物語が描かれている。

過去、代行者を狙う「賊」に襲われ、10年間誘拐されていた。

その時何があったのか、そして戻ってくるまでに何があったのかは、毎話少しずつ明らかにされていく。

6話まで観ると大体の状況が掴めてくるのと、EDの持つ意味も分かってくる構成さくらの声の人の演技にちょっと感動。

それぞれのエピソードの終盤で登場人物感情が溢れる様子、感動を誘う演出は、まさに『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』といったところ。

女神異世界転生何になりたいですか」 俺「勇者肋骨で」 ☆☆☆

タイトルも内容もなかなかクセのある作品現代アニメーションの見本市。

女神の力で別の世界の「何か変なモノ」に転生し、その世界を見届けて人生を終え、女神の元へ戻って異世界での出来事確認する。そしてまた転生しての繰り返し。

転生先の世界は毎回異なるクリエイター担当しており、アニメだけではない多様な表現が試されてる。

特殊映像演出が目に飛びすぎて、全然話が頭に入ってこない……というより、むしろ「違う面白さ」がある。

EDはshallm。EDでは本編のメイキング映像流れるのも特徴的。

上伊那ぼたん、酔へる姿は百合の花 ⭐️⭐️⭐️

舞台秩父ヤマノススメならぬ《サケノススメ》

女の子が酒を飲む作品です。 私の中でこういった系は『たくのみ』以来かもしれない。あと今作はタイトル通り百合度が高い。

お酒豆知識ゆっくり解説してくれるコーナーがあるが、どう聞いても、どう見てもひなたとあおいです(クレジットには「スマホの声」と記載)。

いいですね、酒アニメ。私も角打ちによく行きます。私は芋のくっさいのが好きです。 酒の味なんて分からず、酔いと雰囲気だけ楽しむ「ダメ大人」になってしまいましたが。

EDは毎回同じ曲だが、歌う人(キャラ)が毎回違う。 EDアニメーションも毎回異なり、登場人物の「ある日のストーリー」を描く《ヤマノススメ Next Summit》方式

杖と剣のウィストリア Season2 ⭐️☆☆

2年ぶりの2期。間があいたが1期振り返り特番があったので助かった。

魔法至上主義世界で、まともに魔法が使えない「落ちこぼれ主人公が剣で活躍する話。

2期では落第し、失意に沈む主人公ウィル。街では年越しの大結界を張る行事が行われていた。

無事に結界が張られたと思った矢先、不穏な魔法円が出現し、街はモンスターに襲われる。

1期ではダンジョンを潜っていたら本来ここには現れるはずがない高レベルモンスターが登場したり、

今回は街が突如戦場になったりと、ダンまちを見ている人は既視感を抱く展開(原作者が同じ)。

フィンも登場するのだが、これはスターシステムなのだろうか。

まさか第16話の杖と剣が交わるウィストリアまでがプロローグだったとは

神の雫 ⭐️☆☆

2009年にKAT-TUN亀梨和也ドラマ化されている。 美味しんぼワイン版と表現するのは少し雑か。

このアニメ版の雫の声も亀梨くんが担当

1話ではそこまで気にならなかったけど、さすがに2話以降は気になってきた。(プロ声優ではないとはいえ、それでも上手い方だとは思う)

話は面白いのだけれど、やはりこの声と展開の早さが、私にはちょっとしっくりきません。

神の庭付き楠木邸 ⭐️⭐️☆

田舎空き家管理する主人公と、そこに集まる霊獣たちの物語

異世界放浪メシの「フェル」に似たキャラクターがいるので、スライムの「スイ」がいても違和感なさそう(「我、山神ぞ」すみません)。

主人公には霊を祓う力があり、メモ用紙に文字を書くだけで、その辺の陰陽師以上の力を持つ霊祓いアイテムになる。

背景がすごく綺麗で、そこまで大盛り上がりする展開はないけれど、落ち着いて見られる個人的結構好きな作品

OP入野自由

淡島百景 ⭐️⭐️⭐️

めちゃくちゃ好きなんだが。

歌劇学校舞台に、決して華やかではない「人と人との歴史を紡ぐ青春群像劇」。映画にしてもいいのでは。

話によって焦点を当てる登場人物が変わり、時代場所淡島鎌倉広島ところころと変わるため、少し頭の中が大変に感じる人もいるかも。

そういう意味では人を選ぶ作品かも。でも私は好きよ。

登場人物はそれぞれどこかで繋がっており、後になって「この人はあのエピソードの人か」と気づくと楽しくなる。

公式サイトhttps://awajima-anime.com/story/)の各ストーリーページ下部にある相関図を見ると、つながりが分かりやすい。

同作者の過去作で、鎌倉舞台だった『青い花』(漫画2009年アニメ化)とも少しつながりがある。

OPHana HopeED中島美嘉

転生したらスライムだった件 第4期 ⭐️⭐️☆

1年半ぶりの4期。私は少数派かもしれないけどバトルより会議の方が好きです。

勇者魔王みたいな善悪2者対立した話なら力でバトって分かりやすいんだけど、

こうも役者や国や思惑が増えてきたら会議がないとしっくりこないので。

さてこの度はテンペスト評議会への参加の件。欲まみれで舐めている議員たちはどうなるか

 

文字オーバーで書ききれないので続き

2026-05-08

賢者ワイ

性欲が無い人が羨ましい

これまでどれほどの時間エロに費やしてきてしまたか

後悔しかない

2026-05-07

裸ではない王様

 「陛下こちらがご希望の『馬鹿には見えない服』でございます

仕立て屋は、仰々しく服を掲げる動作をしてみせた。


 王はおしゃれが大変好きで、流行ものには人一倍に敏感であった。その熱意といえば、新しく城下町にやってきた胡散臭い仕立て屋が「馬鹿には見えない服」を作るなどという馬鹿げた噂に飛びついて、巨額の報酬約束して彼らを召し抱えるほどだった。王は完成がたいそう待ち遠しかったのか、従者や大臣を頻繁に視察にやった。当然全く見えない服は彼らをひどく困惑させたが、陛下がご期待なさる服なのだから自身に言い聞かせ、彼らは仕立て屋説明をそのまま自らが見たものとして王に報告した。


 その日は仕立て屋が命じられた服を完成させたと報告した日の翌日だった。王は視察をさせた人々を集め、完成した服を仕立て屋自身の手で、最も大きな広間で披露させた。自らの着るものをよく自慢していた王といえど、服の一着をかくも大げさに披露させることは全く無かった。それゆえその場の人々は皆、その服はかの王でさえ感激するほどの代物なのかと考え、互いに記憶していた服の特徴を口にして褒め称えてみせた。王は嬉しそうな様子で、いくつかの者に感想を述べさせた。その内でひときわ若さの目立つ頭の良い大臣は、

「これ程見事な服飾は見たことがありません。陛下のような偉大な男にこそ相応しい立派な服だ。これはあなた王朝において後代まで、あなたの名を知らしめる家宝になるでしょう。」

とさえ述べた。


 しばらくして王は、仕立て屋に尋ねた。「お前はこれが馬鹿には見えないと言う。例えば、形而上学の偉大なる命題から道端に根を張る草の名まであらゆることを知る博識なものがいて、されど口が鈍く動きはのろまで、人々から馬鹿だと罵られているとする。彼にはこの服が見えるか?」

仕立て屋自身を持って答えた。「もちろん、彼は賢いので見えます。」

王は続けて尋ねた。「するとこの服は、その者がどのように見えるかではなく、その者にある真なる知性を見抜くということか」

仕立て屋はやはり自信ありげに答えた。「左様でございます。彼が人々からどのように見えても、その知性によって彼はこの服を見ることができるでしょう。同様に、たとえ人々から賢いと思われていても、その者が賢さを偽っているならば、服はその者には決して見えません。」

王はその答えに対して満足げに笑みを浮かべたあと、このように言った。「では、その服が『真なる知性を見抜く』ということを知っているお前も『真なる知性を見抜く』ということになる。そうでなければ、お前から見てもその者は馬鹿なので、お前がその服の持つ特性に気付かないはずだからだ。」

男はこれまで想定通りの問答が続いていたので、王のこの主張に対して戸惑った。しかし結局、うまい言い訳を見つけられなかったその男は「そういうことになりましょう」と答えてしまった。


 王はそこで、今までとは打って変わって、少し表情を硬くしてこう言った。「ならば、その服はいらないから、お前を大臣として我が宮廷に迎えよう。この服よりはるかに多くの金貨をお前に支払うことにする。お前はそれによって人々を見極めて、私の臣下となるものを選びなさい。そうすれば、私は宮廷を強くし、城下町を豊かにし、その服よりも更に立派な新しい服を毎日着ることができるであろう。もしお前が誤った者を臣下としたなら、お前は私に嘘を吐いたのだから、私はお前の手足を切り落として市中を引きずり回し、火あぶりにする。けれどもお前は真なる知性を持つ者を見極めるのだから、そのような事は起こらないだろう。」

男は内心焦りながら、流石と言うべきなのか、次のように返した。「陛下、この身に余る大変な名誉ですが、私よりこの服を買うほうがよろしいでしょう。服を使えば同じように知性を見定めることができます。私は日銭を必要しますが、服には必要ありませんから。」

しかしその答えは王の予想した通りのようだった。「されど、服は話さない。先程のような一見して賢さが分からない者は、どのような知性が宿っているのか、誰かがそれを私に伝えなければ無意味だろう。」


 ペテン師は、そこで黙り込んでしまった。よく見ると、先程まで服を褒め称えていた人々も、皆顔をしかめていた。しばらくの沈黙のあと、王はこのように言った。「お前が自らの過ちを認め、街を離れるのであれば、お前の不敬な嘘を許すことにしよう。たとえ詐欺師であっても、このような下らないことのために、私は人を死なせたくはない。」

その一言があって、この愚か者は自らが対峙する男の賢さを悟ったのか、「陛下、我が罪をお赦しください」と涙して応じた。


 王はその後、あの若い大臣に再び尋ねた。「お前はあの服を見てどのように感じたか

大臣うつむきながら、「陛下、お戯れを」とかすかな声で言った。賢き王はこの者をしばらく見つめた後、今までになく真剣な面持ちで人々に言い放った。

「なるほど諸君らは仕立て屋の嘘を見抜いていたに違いない。それでも諸君がこの嘘を私の前で真実であるようにふるまったのは、私がこの服に随分と執着しているようで、その気持ち台無しにしたくないと考えたからだろう。私はそのように気を利かせてくれた諸君らを誇りに思う。けれども、私が真に諸君らに求めていることは、そのような偽りの気休めではない、本当の忠誠なのだ。忠誠というのは主君の気を良くするためのおべっかではなくて、例えそれが主君の意に反していたとしても、誤っていることは誤っていると諌める気高き心なのだ。」


 そう言い終えると、賢者は立ち上がり、人々の前を堂々と歩き去った。彼が着ていた、GW仕入れた真新しい金ビキニは、広間に差した正午の陽に照らされ眩しく輝いていた。

2026-05-04

愚者経験に学び、賢者歴史に学ぶ

愚者経験に学び、賢者歴史に学ぶっていうやつ、いつも「ほんとかよ」って思う。たとえば日本の歴史でいうと2000年前に神から信託受けたとかいうとんでもオカルトから始まってるけど、それを心底信じてる奴が賢者ってことにならない?

 

戦争歴史だって歴史はいつも勝者が作るってよく皮肉られているわけで。歴史に学ぶってことは勝者の理屈だけ吸収するってことになりかねない

 

それに気づいたとしても、どれが歴史真実か。見分けがつくのか?

 

それなら自分経験したこと、見知ったこしか信じないって考えも一理あるし。それを愚かと言い切るのは無理があると思うよ。

 

たとえば自分が生まれた国の歴史宗教歴史が「我らこそが愚かな群衆を導き全世界支配するにふさわしい」っていってたらどうするんだろう。それを心底信じてるやつは愚かだが。そのコミュニティ内では歴史に学ぶ賢人って言われそうじゃん。

2026-04-23

お伽草紙

太宰治


「あ、鳴つた。」

 と言つて、父はペンを置いて立ち上る。警報くらゐでは立ち上らぬのだが、高射砲が鳴り出すと、仕事をやめて、五歳の女の子に防空頭巾かぶせ、これを抱きかかへて防空壕にはひる。既に、母は二歳の男の子を背負つて壕の奥にうずくまつてゐる。

「近いやうだね。」

「ええ。どうも、この壕は窮屈で。」

「さうかね。」と父は不満さうに、「しかし、これくらゐで、ちやうどいいのだよ。あまり深いと生埋めの危険がある。」

「でも、もすこし広くしてもいいでせう。」

「うむ、まあ、さうだが、いまは土が凍つて固くなつてゐから掘るのが困難だ。そのうちに、」などあいまいな事を言つて、母をだまらせ、ラジオの防空情報に耳を澄ます

 母の苦情が一段落すると、こんどは、五歳の女の子が、もう壕から出ませう、と主張しはじめる。これをなだめる唯一の手段絵本だ。桃太郎、カチカチ山、舌切雀、瘤取り、浦島さんなど、父は子供に読んで聞かせる。

 この父は服装もまづしく、容貌も愚なるに似てゐるが、しかし、元来ただものでないのである物語創作するといふまことに奇異なる術を体得してゐる男なのだ

 ムカシ ムカシノオ話ヨ

 などと、間まの抜けたやうな妙な声で絵本を読んでやりながらも、その胸中には、またおのづから別個の物語が※(「酉+榲のつくり」、第3水準1-92-88)醸せられてゐるのである

[#改頁]

瘤取り

ムカシ ムカシノオ話ヨ

ミギノ ホホニ ジヤマツケナ

コブヲ モツテル オヂイサン

 このお爺さんは、四国阿波剣山のふもとに住んでゐたのである。(といふやうな気がするだけの事で、別に典拠があるわけではない。もともと、この瘤取りの話は、宇治拾遺物語から発してゐものらしいが、防空壕の中で、あれこれ原典を詮議する事は不可能である。この瘤取りの話に限らず、次に展開して見ようと思ふ浦島さんの話でも、まづ日本書紀にその事実がちやんと記載せられてゐるし、また万葉にも浦島を詠じた長歌があり、そのほか、丹後風土記やら本朝神仙伝などといふものに依つても、それらしいものが伝へられてゐるやうだし、また、つい最近於いては鴎外の戯曲があるし、逍遥などもこの物語舞曲にした事は無かつたかしら、とにかく、能楽歌舞伎芸者の手踊りに到るまで、この浦島さんの登場はおびただしい。私には、読んだ本をすぐ人にやつたり、また売り払つたりする癖があるので、蔵書といふやうなものは昔から持つた事が無い。それで、こんな時に、おぼろげな記憶をたよつて、むかし読んだ筈の本を捜しに歩かなければならぬはめに立ち到るのであるが、いまは、それもむづかしいだらう。私は、いま、壕の中にしやがんでゐるのである。さうして、私の膝の上には、一冊の絵本がひろげられてゐるだけなのである。私はいまは、物語の考証はあきらめて、ただ自分ひとりの空想を繰りひろげるにとどめなければならぬだらう。いや、かへつてそのはうが、活き活きして面白いお話が出来上るかも知れぬ。などと、負け惜しみに似たやうな自問自答をして、さて、その父なる奇妙の人物は、

ムカシ ムカシノオ話ヨ

 と壕の片隅に於いて絵本を読みながら、その絵本物語と全く別個の新しい物語を胸中に描き出す。)

 このお爺さんは、お酒を、とても好きなのである。酒飲みといふものは、その家庭に於いて、たいてい孤独ものである孤独から酒を飲むのか、酒を飲むから家の者たちにきらはれて自然孤独の形になるのか、それはおそらく、両の掌をぽんと撃ち合せていづれの掌が鳴つたかを決定しようとするやうな、キザな穿鑿に終るだけの事であらう。とにかく、このお爺さんは、家庭に在つては、つねに浮かぬ顔をしてゐるのである。と言つても、このお爺さんの家庭は、別に悪い家庭では無いのである。お婆さんは健在である。もはや七十歳ちかいけれども、このお婆さんは、腰もまがらず、眼許も涼しい。昔は、なかなかの美人であつたさうである若いから無口であつて、ただ、まじめに家事にいそしんでゐる。

「もう、春だねえ。桜が咲いた。」とお爺さんがはしやいでも、

「さうですか。」と興の無いやうな返辞をして、「ちよつと、どいて下さい。ここを、お掃除しまから。」と言ふ。

 お爺さんは浮かぬ顔になる。

 また、このお爺さんには息子がひとりあつて、もうすでに四十ちかくになつてゐるが、これがまた世に珍しいくらゐの品行方正、酒も飲まず煙草も吸はず、どころか、笑はず怒らず、よろこばず、ただ黙々と野良仕事、近所近辺の人々もこれを畏敬せざるはなく、阿波聖人の名が高く、妻をめとらず鬚を剃らず、ほとんど木石ではないかと疑はれるくらゐ、結局、このお爺さんの家庭は、実に立派な家庭、と言はざるを得ない種類のものであつた。

 けれども、お爺さんは、何だか浮かぬ気持である。さうして、家族の者たちに遠慮しながらも、どうしてもお酒を飲まざるを得ないやうな気持になるのであるしかし、うちで飲んでは、いつそう浮かぬ気持になるばかりであつた。お婆さんも、また息子の阿波聖人も、お爺さんがお酒を飲んだつて、別にそれを叱りはしない。お爺さんが、ちびちび晩酌をやつてゐる傍で、黙つてごはんを食べてゐる。

「時に、なんだね、」とお爺さんは少し酔つて来ると話相手が欲しくなり、つまらぬ事を言ひ出す。「いよいよ、春になつたね。燕も来た。」

 言はなくたつていい事である

 お婆さんも息子も、黙つてゐる。

「春宵一刻、価千金、か。」と、また、言はなくてもいい事を呟いてみる。

「ごちそうさまでござりました。」と阿波聖人は、ごはんをすまして、お膳に向ひうやうやしく一礼して立つ。

「そろそろ、私もごはんにしよう。」とお爺さんは、悲しげに盃を伏せる。

 うちでお酒を飲むと、たいていそんな工合ひである

アルヒ アサカラ ヨイテンキ

ヤマヘ ユキマス シバカリ

 このお爺さんの楽しみは、お天気のよい日、腰に一瓢をさげて、剣山にのぼり、たきぎを拾ひ集める事である。いい加減、たきぎ拾ひに疲れると、岩上に大あぐらをかき、えへん! と偉さうに咳ばらひを一つして、

「よい眺めぢやなう。」

 と言ひ、それから、おもむろに腰の瓢のお酒を飲む。実に、楽しさうな顔をしてゐる。うちにゐる時とは別人の観がある。ただ変らないのは、右の頬の大きい瘤くらゐのものである。この瘤は、いまから二十年ほど前、お爺さんが五十の坂を越した年の秋、右の頬がへんに暖くなつて、むずかゆく、そのうちに頬が少しづつふくらみ、撫でさすつてゐると、いよいよ大きくなつて、お爺さんは淋しさうに笑ひ、

「こりや、いい孫が出来た。」と言つたが、息子の聖人は頗るまじめに、

「頬から子供が生れる事はござりません。」と興覚めた事を言ひ、また、お婆さんも、

いのちにかかはるものではないでせうね。」と、にこりともせず一言、尋ねただけで、それ以上、その瘤に対して何の関心も示してくれない。かへつて、近所の人が、同情して、どういふわけでそんな瘤が出来たのでせうね、痛みませんか、さぞやジヤマツケでせうね、などとお見舞ひの言葉を述べる。しかし、お爺さんは、笑つてかぶりを振る。ジヤマツケどころか、お爺さんは、いまは、この瘤を本当に、自分可愛い孫のやうに思ひ、自分孤独を慰めてくれる唯一の相手として、朝起きて顔を洗ふ時にも、特別にていねいにこの瘤に清水をかけて洗ひ清めてゐるのであるけふのやうに、山でひとりで、お酒を飲んで御機嫌の時には、この瘤は殊にも、お爺さんに無くてかなはぬ恰好の話相手である。お爺さんは岩の上に大あぐらをかき、瓢のお酒を飲みながら、頬の瘤を撫で、

「なあに、こはい事なんか無いさ。遠慮には及びませぬて。人間すべからく酔ふべしぢや。まじめにも、程度がありますよ。阿波聖人とは恐れいる。お見それ申しましたよ。偉いんだつてねえ。」など、誰やらの悪口を瘤に囁き、さうして、えへん! と高く咳ばらひをするのである

ハカニ クラク ナリマシタ

カゼガ ゴウゴウ フイテキテ

メモ ザアザア フリマシタ

 春の夕立ちは、珍しい。しかし、剣山ほどの高い山に於いては、このやうな天候の異変も、しばしばあると思はなければなるまい。山は雨のために白く煙り、雉、山鳥があちこちから、ぱつぱつと飛び立つて矢のやうに早く、雨を避けようとして林の中に逃げ込む。お爺さんは、あわてず、にこにこして、

「この瘤が、雨に打たれてヒンヤリするのも悪くないわい。」

 と言ひ、なほもしばらく岩の上にあぐらをかいたまま、雨の景色を眺めてゐたが、雨はいよいよ強くなり、いつかうに止みさうにも見えないので、

「こりや、どうも、ヒンヤリしすぎて寒くなつた。」と言つて立ち上り、大きいくしやみを一つして、それから拾ひ集めた柴を背負ひ、こそこそと林の中に這入つて行く。林の中は、雨宿りの鳥獣で大混雑である

はい、ごめんよ。ちよつと、ごめんよ。」

 とお爺さんは、猿や兎や山鳩に、いちいち上機嫌で挨拶して林の奥に進み、山桜大木の根もとが広い虚うろになつてゐるのに潜り込んで、

「やあ、これはいい座敷だ。どうです、みなさんも、」と兎たちに呼びかけ、「この座敷には偉いお婆さんも聖人もゐませんから、どうか、遠慮なく、どうぞ。」などと、ひどくはしやいで、そのうちに、すうすう小さい鼾をかいて寝てしまつた。酒飲みといふものは酔つてつまらぬ事も言ふけれど、しかし、たいていは、このやうに罪の無いものである

ユフダチ ヤムノヲ マツウチニ

ツカレガ デタカ オヂイサン

イツカ グツスリ ネムリマ

オヤマハ ハレテ クモモナ

アカルイ ツキヨニ ナリマシタ

 この月は、春の下弦の月である。浅みどり、とでもいふのか、水のやうな空に、その月が浮び、林の中にも月影が、松葉のやうに一ぱいこぼれ落ちてゐる。しかし、お爺さんは、まだすやすや眠つてゐる。蝙蝠が、はたはたと木の虚うろから飛んで出た。お爺さんは、ふと眼をさまし、もう夜になつてゐるので驚き、

「これは、いけない。」

 と言ひ、すぐ眼の前に浮ぶのは、あのまじめなお婆さんの顔と、おごそかな聖人の顔で、ああ、これは、とんだ事になつた、あの人たちは未だ私を叱つた事は無いけれども、しかし、どうも、こんなにおそく帰つたのでは、どうも気まづい事になりさうだ、えい、お酒はもう無いか、と瓢を振れば、底に幽かにピチヤピチヤといふ音がする。

「あるわい。」と、にはかに勢ひづいて、一滴のこさず飲みほして、ほろりと酔ひ、「や、月が出てゐる。春宵一刻、――」などと、つまらぬ事を呟きながら木の虚うろから這ひ出ると、

オヤ ナンデセウ サワグコヱ

ミレバ フシギダ ユメデシヨカ

 といふ事になるのである

 見よ。林の奥の草原に、この世のものとも思へぬ不可思議光景が展開されてゐるのである。鬼、といふものは、どんなものだか、私は知らない。見た事が無いかである。幼少の頃から、その絵姿には、うんざりするくらゐたくさんお目にかかつて来たが、その実物に面接するの光栄には未だ浴してゐないのである。鬼にも、いろいろの種類があるらしい。××××鬼、××××鬼、などと憎むべきものを鬼と呼ぶところから見ても、これはとにかく醜悪性格を有する生き物らしいと思つてゐると、また一方に於いては、文壇鬼才何某先生の傑作、などといふ文句新聞新刊書案内欄に出てゐたりするので、まごついてしまふ。まさか、その何某先生が鬼のやうな醜悪の才能を持つてゐるといふ事実暴露し、以て世人に警告を発するつもりで、その案内欄に鬼才などといふ怪しむべき奇妙な言葉使用したのでもあるまい。甚だしきに到つては、文学の鬼、などといふ、ぶしつけな、ひどい言葉を何某先生に捧げたりしてゐて、これではいくら何でも、その何某先生も御立腹なさるだらうと思ふと、また、さうでもないらしく、その何某先生は、そんな失礼千万醜悪綽名をつけられても、まんざらでないらしく、御自身ひそかにその奇怪の称号を許容してゐるらしいといふ噂などを聞いて、迂愚の私は、いよいよ戸惑ふばかりである。あの、虎の皮のふんどしをした赤つらの、さうしてぶざいくな鉄の棒みたいなものを持つた鬼が、もろもろの芸術の神であるとは、どうしても私には考へられないのである鬼才だの、文学の鬼だのといふ難解な言葉は、あまり使用しないはうがいいのではあるまいか、とかねてから愚案してゐた次第であるが、しかし、それは私の見聞の狭い故であつて、鬼にも、いろいろの種類があるのかも知れない。このへんで、日本百科辞典でも、ちよつと覗いてみると、私もたちまち老幼婦女子の尊敬の的たる博学の士に一変して、(世の物識りといふものは、たいていそんなものである)しさいらしい顔をして、鬼に就いて縷々千万言を開陳できるのでもあらうが、生憎と私は壕の中にしやがんで、さうして膝の上には、子供絵本が一冊ひろげられてあるきりなのである。私は、ただこの絵本の絵に依つて、論断せざるを得ないのである

 見よ。林の奥の、やや広い草原に、異形の物が十数人、と言ふのか、十数匹と言ふのか、とにかく、まぎれもない虎の皮のふんどしをした、あの、赤い巨大の生き物が、円陣を作つて坐り、月下の宴のさいちゆうである

 お爺さん、はじめは、ぎよつとしたが、しかし、お酒飲みといふものは、お酒を飲んでゐない時には意気地が無くてからきし駄目でも、酔つてゐる時には、かへつて衆にすぐれて度胸のいいところなど、見せてくれるものである。お爺さんは、いまは、ほろ酔ひである。かの厳粛なるお婆さんをも、また品行方正の聖人をも、なに恐れんやといふやうなかなりの勇者になつてゐるのである。眼前の異様の風景に接して、腰を抜かすなどといふ醜態を示す事は無かつた。虚うろから出た四つ這ひの形のままで、前方の怪しい酒宴のさまを熟視し、

「気持よささうに、酔つてゐる。」とつぶやき、さうして何だか、胸の奥底から、妙なよろこばしさが湧いて出て来た。お酒飲みといふものは、よそのものたちが酔つてゐるのを見ても、一種のよろこばしさを覚えるものらしい。所謂利己主義者ではないのであらう。つまり隣家の仕合せに対して乾盃を挙げるといふやうな博愛心に似たものを持つてゐるのかも知れない。自分も酔ひたいが、隣人もまた、共に楽しく酔つてくれたら、そのよろこびは倍加するもののやうである。お爺さんだつて、知つてゐる。眼前の、その、人とも動物もつかぬ赤い巨大の生き物が、鬼といふおそろしい種族のものであるといふ事は、直覚してゐる。虎の皮のふんどし一つに依つても、それは間違ひの無い事だ。しかし、その鬼どもは、いま機嫌よく酔つてゐる。お爺さんも酔つてゐる。これは、どうしても、親和の感の起らざるを得ないところだ。お爺さんは、四つ這ひの形のままで、なほもよく月下の異様の酒宴を眺める。鬼、と言つても、この眼前の鬼どもは、××××鬼、××××鬼などの如く、佞悪の性質を有してゐ種族のものでは無く、顔こそ赤くおそろしげではあるが、ひどく陽気で無邪気な鬼のやうだ、とお爺さんは見てとつた。お爺さんのこの判定は、だいたいに於いて的中してゐた。つまり、この鬼どもは、剣山隠者とでも称すべき頗る温和な性格の鬼なのである地獄の鬼などとは、まるつきり種族が違つてゐるのである。だいいち、鉄棒などといふ物騒なものを持つてゐない。これすなはち、害心を有してゐない証拠と言つてよい。しかし、隠者とは言つても、かの竹林賢者たちのやうに、ありあまる知識をもてあまして、竹林に逃げ込んだといふやうなものでは無くて、この剣山隠者の心は甚だ愚である。仙といふ字は山の人と書かれてゐから、何でもかまはぬ、山の奥に住んでゐる人を仙人と称してよろしいといふ、ひどく簡明の学説を聞いた事があるけれども、かりにその学説に従ふなら、この剣山隠者たちも、その心いかに愚なりと雖も、仙の尊称を奏呈して然るべきものかも知れない。とにかく、いま月下の宴に打興じてゐるこの一群の赤く巨大の生き物は、鬼と呼ぶよりは、隠者または仙人呼称するはうが妥当のやうなしろものなのである。その心の愚なる事は既に言つたが、その酒宴の有様を見るに、ただ意味も無く奇声を発し、膝をたたいて大笑ひ、または立ち上つて矢鱈にはねまはり、または巨大のからだを丸くして円陣の端から端まで、ごろごろところがつて行き、それが踊りのつもりらしいのだから、その智能の程度は察するにあまりあり、芸の無い事おびただしい。この一事を以てしても、鬼才とか、文学の鬼とかい言葉は、まるで無意味ものだといふことを証明できるやうに思はれる。こんな愚かな芸無しどもが、もろもろの芸術の神であるとは、どうしても私には考へられないのである。お爺さんも、この低能の踊りには呆れた。ひとりでくすくす笑ひ、

「なんてまあ、下手な踊りだ。ひとつ、私の手踊りでも見せてあげませうかい。」とつぶやく

ヲドリノ スキナ オヂイサン

スグニ トビダシ ヲドツタラ

コブガ フラフラ ユレルノデ

トテモ ヲカシイ オモシロ

 お爺さんには、ほろ酔ひの勇気がある。なほその上、鬼どもに対し、親和の情を抱いてゐるのであるから、何の恐れるところもなく、円陣のまんなかに飛び込んで、お爺さんご自慢の阿波踊りを踊つて、

むすめ島田年寄りやかつらぢや

赤い襷に迷ふも無理やない

嫁も笠きて行かぬか来い来い

 とかい阿波俗謡をいい声で歌ふ。鬼ども、喜んだのなんの、キヤツキヤツケタケタと奇妙な声を発し、よだれやら涙やらを流して笑ひころげる。お爺さんは調子に乗つて、

大谷通れば石ばかり

笹山通れば笹ばかり

 とさらに一段と声をはり上げて歌ひつづけ、いよいよ軽妙に踊り抜く。

オニドモ タイソウ ヨロコン

ツキヨニヤ カナラズ ヤツテキテ

ヲドリ ヲドツテ ミセトクレ

ソノ ヤクソクノ オシルシ

ダイジナ モノヲ アヅカラウ

 と言ひ出し、鬼たち互ひにひそひそ小声で相談し合ひ、どうもあの頬ぺたの瘤はてかてか光つて、なみなみならぬ宝物のやうに見えるではないか、あれをあづかつて置いたら、きつとまたやつて来るに違ひない、と愚昧なる推量をして、矢庭に瘤をむしり取る。無智ではあるが、やはり永く山奥に住んでゐるおかげで、何か仙術みたいなものを覚え込んでゐたのかも知れない。何の造作も無く綺麗に瘤をむしり取つた。

 お爺さんは驚き、

「や、それは困ります。私の孫ですよ。」と言へば、鬼たち、得意さうにわつと歓声を挙げる。

アサデス ツユノ ヒカルミチ

コブヲ トラレタ オヂイサン

ツマラナサウニ ホホヲ ナデ

オヤマヲ オリテ ユキマシタ

 瘤は孤独のお爺さんにとつて、唯一の話相手だつたのだから、その瘤を取られて、お爺さんは少し淋しい。しかしまた、軽くなつた頬が朝風に撫でられるのも、悪い気持のものではない。結局まあ、損も得も無く、一長一短といふやうなところか、久しぶりで思ふぞんぶん歌つたり踊つたりしただけが得とく、といふ事になるかな? など、のんきな事を考へながら山を降りて来たら、途中で、野良へ出かける息子の聖人とばつたり出逢ふ。

「おはやうござります。」と聖人は、頬被りをとつて荘重に朝の挨拶をする。

「いやあ。」とお爺さんは、ただまごついてゐる。それだけで左右に別れる。お爺さんの瘤が一夜のうちに消失てゐるのを見てとつて、さすがの聖人も、内心すこしく驚いたのであるが、しかし、父母の容貌に就いてとやかくの批評がましい事を言ふのは、聖人の道にそむくと思ひ、気附かぬ振りして黙つて別れたのである

 家に帰るとお婆さんは、

「お帰りなさいまし。」と落ちついて言ひ、昨夜はどうしましたとか何とかいふ事はいつさい問はず、「おみおつけが冷たくなりまして、」と低くつぶやいて、お爺さんの朝食の支度をする。

「いや、冷たくてもいいさ。あたためるには及びませんよ。」とお爺さんは、やたらに遠慮して小さくかしこまり、朝食のお膳につく。お婆さんにお給仕されてごはんを食べながら、お爺さんは、昨夜の不思議出来事を知らせてやりたくて仕様が無い。しかし、お婆さんの儼然たる態度に圧倒されて、言葉が喉のあたりにひつからまつて何も言へない。うつむいて、わびしくごはんを食べてゐる。

「瘤が、しなびたやうですね。」お婆さんは、ぽつんと言つた。

「うむ。」もう何も言ひたくなかつた。

「破れて、水が出たのでせう。」とお婆さんは事も無げに言つて、澄ましてゐる。

「うむ。」

「また、水がたまつて腫れるんでせうね。」

「さうだらう。」

 結局、このお爺さんの一家於いて、瘤の事などは何の問題にもならなかつたわけである。ところが、このお爺さんの近所に、もうひとり、左の頬にジヤマツケな瘤を持つてるお爺さんがゐたのである。さうして、このお爺さんこそ、その左の頬の瘤を、本当に、ジヤマツケなものとして憎み、とかくこの瘤が私の出世のさまたげ、この瘤のため、私はどんなに人からあなどられ嘲笑せられて来た事か、と日に幾度か鏡を覗いて溜息を吐き、頬髯を長く伸ばしてその瘤を髯の中に埋没させて見えなくしてしまはうとたくらんだが、悲しい哉、瘤の頂きが白髯の四海波の間から初日出のやうにあざやかにあらはれ、かへつて天下の奇観を呈するやうになつたのである。もともとこのお爺さんの人品骨柄は、いやしく無い。体躯は堂々、鼻も大きく眼光も鋭い。言語動作は重々しく、思慮分別も十分の如くに見える。服装だつて、どうしてなかなか立派で、それに何やら学問もあるさうで、また、財産も、あのお酒飲みのお爺さんなどとは較べものにならぬくらゐどつさりあるかいふ話で、近所の人たちも皆このお爺さんに一目いちもく置いて、「旦那」あるいは「先生」などといふ尊称を奉り、何もかも結構、立派なお方ではあつたが、どうもその左の頬のジヤマツケな瘤のために、旦那は日夜、鬱々として楽しまない。このお爺さんのおかみさんは、ひどく若い。三十六歳である。そんなに Permalink | 記事への反応(0) | 18:24

2026-04-07

ゼロって思ってたよりも売れてないんだな

このコメントを見て、自分が知ってる作家だったら嫌だな…と思って検索してみた。

alice-and-telos 元ネタひろゆきと、なろう系ラノベ作家二人との対談動画かな。エンジニア出身で書きたいものは一切無く徹底的に売るための構造解析だけで二千万部売りアニメ化してる話だが、参考にはなるが真似したら倒れると思う

https://b.hatena.ne.jp/entry/4785559546507891554/comment/alice-and-telos


多分これだな。

ひろゆきと学ぶ2000万部突破原作者が答える「異世界作品創作術」がYouTubeにて公開中

https://ln-news.com/articles/125193

シリーズ累計2,100万部を突破する三木なずな氏、同じくシリーズ累計2,200万部を突破する進行諸島氏を迎え、数々の異世界作品原作を手がけてきた二人から創作術を学ぶ。

貴族転生』原作者三木なずな氏と、『失格紋の最強賢者』『転生賢者異世界ライフ』など原作者の進行諸島氏。うーーん、どっちも、作品タイトルは聞いた事がある…?かも…?くらいで、ピンと来ない。そんなに売れてるのか。

しかしリゼロが全世界累計発行部数1300万部と発表されてたから、どっちもそれより上なんだな。

https://ja.wikipedia.org/wiki/Re:%E3%82%BC%E3%83%AD%E3%81%8B%E3%82%89%E5%A7%8B%E3%82%81%E3%82%8B%E7%95%B0%E4%B8%96%E7%95%8C%E7%94%9F%E6%B4%BB

2023年3月時点で電子版を含めた全世界シリーズ累計発行部数は1300万部を突破している

ていうかリゼロイメージよりも売れてないのか。何となく華やかでファンもよく見掛けるからもっと売れてるイメージだった。

漫画でもそうだけど、イメージと実際の売上って結構乖離してたりするよね。例えばヒロアカ辺りも、イメージに反して売上はそれ程でもない。

勿論原作者にとってはイメージよりも実際の売上の方が大事なんだろうから上記ラノベ作家二人はまさに勝ち組だな。

ていうか、いわゆる「なろう系」の中でも、タイトルで全部説明ちゃうような如何にもななろう系の系譜と、昔ながらのラノベに近い系譜とがあるよな……。

別にどうでもいいと言えばいいんだけど、自分は前者のタイプに馴染めなくて見るのが専ら後者タイプなので、前者のタイプが売れていても気付きにくいのかもしれない。

2026-03-27

原油備蓄はどの程度もちそうなのか?

原油備蓄がどれくらい持ちそうなのか、専門知識のない素人AI算数を使って計算してみました。

本稿の目的は、現在石油危機を「正しく恐れるため」に、AI算数を駆使して現状を把握することです。

ご笑納ください。

日本原油消費量が、約300万バレル/日。

これだけの原油毎日供給され続けないと日本は干上がります

このうち、90%がホルムズ海峡経由で日本に運搬されてきます。ご存じのようにホルムズ海峡は今(2026年3月27日時点)事実上封鎖されておりますので、270万バレル(=300万×90%)が不足する状態です。

これ(270万バレル/日)を世界中から代替的に調達できれば問題ないわけですが、現在イラン情勢の悪化によって世界中石油は取り合いになっています。なので日本が競り負ければ石油は入ってきません。この半年円安が一気に進行し、競り負けが発生しやすい状況に陥っておりますので、楽観はできません。このあたりをAIに尋ね、どの程度代替調達可能かを推計してもらいました。

AI(Gemini、chatGPT)に何度か推計してもらったところ、

楽観的数値 180万バレル/日

悲観的数値 80万バレル/日

このあたりに落ち着きました。楽観的数値でも消費量270万バレル/日には足りません。

しかし、日本には世界でも有数の254日分の備蓄があります。これを少しずつ取り崩しながら事態の打開を目指すだけの体力はありそうです。では我々に残された体力(猶予期間)はどの程度でしょうか。

上記の楽観的数値と悲観的数値の中間値130万バレル/日が代替調達可能と設定し、備蓄がどれくらいの期間もつのか推計します。

1日当たりの不足量は140万バレル/日です。

国民企業、国、自治体総出で石油節約して、消費を10%抑えることに成功したと仮定しましょう(1973年オイルショックときも最大で10%くらいは節約できたそうです)。

節約分 30万バレル/日(=300×10%)

節約後の不足量は、110万バレル/日となります

これは1日当たりの消費量300万バレル/日の37%に相当します。つまり、254日分の備蓄毎日0.37日分ずつ削られていくわけです。

なので、日本の体力(猶予期間)は

254÷0.37≒686日

1年10か月くらいでしょうか。結構余裕ありますね。

この「算数モデル」をAI検証してもらいました。すると、「あまい!」と言われました。

曰く、

(1)「備蓄最後の一滴まで使えるわけではない。製油所やパイプラインを稼働させるためのランニングストック必要だ。その上、備蓄タンクの底には不純物を含んだ粗悪な原油がありこれも製品としては使用できない。実際に使用できる備蓄もっと少なく見積もる必要がある。」

(2)「日本の製油所は中東原油を最も効率よく精製できるようにチューニングされているので、性質の異なる他地域原油を精製する場合には最高効率は出せない」

ということらしい。

これらを考慮にいれてさらに推計を進めました。AIに推測してもらったところ、(1)で5~15%、(2)で5~20%は減産されるとのこと。ここでも中間値をとって(1)で10%減産、(2)で13%減産と設定し、これも上記の「算数モデル」に組み込みます

まず、(1)254日分の備蓄のうち、10%は使用できません。なので使用可能備蓄の量は229日分(=254×90%)となります

また、(2)代替調達した130万バレル/日のうち13%(17万バレル/日)は減産されますので、実際に代替調達によって賄えるのは113万バレル/日(-17万バレル/日)となります

節約後の不足量は、127万バレル/日となります

これは1日当たりの消費量300万バレル/日の42%に相当しますので、日本の体力(猶予期間)は

229÷0.42≒545日(1年半)

となりました。まぁまだ余裕ありますね。

これをAI検証してもらったところ、「あまい!」と言われました。

曰く、「代替調達された原油日本に届くまで時間がかかる。この空白期間備蓄放出で賄わなければならないので備蓄の消費はもっと早まる」とのことです。

なるほど、この視点はなかった。というわけでこの視点算数モデル組み込みます

報道によれば代替調達からタンカー日本にやってくるのは6月頃以降とのことです。なので4月5月の60日は不足分全量を備蓄放出で賄うと設定し、推計します。

10%節約後の1日当たりの消費量は270万バレル/日です。ここからホルムズ海峡(90%)以外の通常の輸入量(10%)30万バレル/日を差し引くと、1日当たりの不足量は240万バレル/日となります。これは1日当たりの消費量の80%に相当します。

空白期間60日で削られる備蓄量は、60×0.8=48日分で、6月代替調達から原油が届くころには備蓄の残量は181日分(=229日ー48日)になっています

61日目以降は、先ほどと同じ計算します。

181÷0.42≒430

よって猶予期間は430+60=490日となりました。

約1年4か月。ちょっと不安になってきたけど、まぁまだ余裕はありますね。

これをAI検証してもらったところ、「あまい!」と言われました。

曰く、

(1)「石油消費量は年間を通じて一様ではない。冬の電力需要のために消費量20~30%増しになる。ここで備蓄の減少量が一気に跳ね上がる」

(2)「おまえは備蓄残量が0になった時点で社会が止まると思っているようだが、実際にはそのずっと手前の時点で社会はすでに混乱状態だ。物流は止まり計画停電実施され、医療を受けられず人がどんどん死ぬ。」

…もう厳密な推計はしません(できません)が、この算数モデルで推計した場合、「我々は次の冬を越せるのか」が焦点となりそうです。

さて、ここまで、算数モデルを使って日本の体力(猶予期間)を推計、分析してきました。

要は、この猶予間中(今年の冬まで)にホルムズ海峡通航できるようになり、原油を輸入できるようになればいいわけです。

そこで、原油輸入までのステップを以下のように設定し、「日本越冬作戦」のデッドラインを考えてみました。

(0)戦闘終結停戦合意(これがなければ始まらない)

(1)ホルムズ海峡機雷掃海安全確認

(2)保険会社の付保再開

(3)中東の産油施設港湾設備回復((1)、(2)と同時並行可)

(4)タンカー日本到着

(1)~(4)にどの程度の時間を要するのか、AIに聞いてみたところ

楽観的には約2か月、悲観的には6か月以上とのことでした。

楽観的な数字を使うとすれば、今年の10月頃までに戦闘終結停戦合意に至ることができれば、冬に間に合いますデッドライン10月です。

悲観的な数字を使う場合は、もうほとんど猶予はありません。今すぐにでも停戦合意が成立しないと、日本は冬を越せるかどうかの瀬戸際に立たされます

というわけで、素人算数AIを駆使して日本の体力(猶予期間)を推計をし、デッドラインを考えてみました。

ここには専門知識と高度な数学AIをぶん回せる賢者がたくさんいると思いますので、私の算数モデルがどの程度現実に即しているのか、はたまた全くの的外れなのかいろいろ意見を賜りたいです。

あくまでも目的は「正しく恐れる」ことです。

…と、ここまで書いて、この記事に触れました。

https://president.jp/articles/-/110968?page=1

曰く、「日本石油備蓄は254日分と言っているけど、この数字は1日当たりの消費量を180万バレル/日で計算してないか?」とのことです。

この指摘が真だとすれば、「冬を越せるかどうか」どころの話ではありません。

2026-03-20

馬鹿相手を叩く、賢者事象を叩く

馬鹿って頭が悪いから、誰が悪いかって話ばっかしてて、何が悪いかを反省することができないんだよね

からずっと同じ失敗をし続ける

賢者何が悪いかにフォーカスするから相手を責めることで生じる不毛な罵り合いに発展しない

無限時間があるから馬鹿なんだってわかんだね

2026-03-12

外側世界FD人がこの世界(エターナルスフィア)に干渉して嫌がらせしてくるという主張に対し、助言してください。

「見えない存在干渉」を過度に追わないという姿勢

タルムードには、根拠のない霊的・超自然的な説明を追いすぎないという態度があります

例えばPesachim 110bでは、人が「見えない危険」について過度に心配して生活を乱すことを賢者たちが戒めています

またラビたちはしばしば、現実の行動と倫理を重視することを教えました。

まり

とされています

神の主権

タナハ(ヘブライ聖書)では次のように書かれています

わたしは主である。他にはいない。」 — イザヤ書 45:5

これは、宇宙の最終的な支配は神だけにあるという意味です。

もし何かが起きているとしても、人間や外部存在世界を好きに支配しているわけではないというのが基本的理解です。

心を守ることも大切

タルムード(Berakhot 32b)は、人が不安や恐れにとらわれすぎると心が弱ってしまうことを指摘しています

そのため賢者たちは

意識を向けることを勧めました。

もし嫌がらせされている感覚が強いなら

命と心を守ること(ピクアハ・ネフェシュ) をとても重要します。

もし強い不安被害感覚が続くなら、

に話すことも、とても正しい行動とされています

まとめ

2026-03-09

歌舞伎町マップ

歌舞伎町が怖い?

怖い理由は、反社がいっぱいいるとか、ホスト声かけられるとか、キャッチがうざいとかか?

果たしてほんとに怖いか

反社一般人には関係なくね?お互い非干渉じゃね?一般人相手にするほど彼らも暇じゃないよ。自意識過剰じゃね?

ホスト:実際攫われたりするか?自意識過剰じゃね?

キャッチ:いちいち相手にすんな。賢者ヅラしてろ。ガン無視してろ。そういえば不思議と抜いたあとって声かけられないな。

なんだろな、札幌で育った俺にとっては、一昔前のすすきののほうがよほどタチが悪かったような気がする。

あーでも、タチが悪かった頃はチャイナマフィアすすきの根城にしてたよな。

ていうか、歌舞伎町チャイナマフィア跋扈してた頃の日本の法が通用しない感じに比べたら今は穏やかなもんだろ。

なんだかんだで日本人が調子こいてるだけだから、そうでもないだろ?

2026-03-06

[]

ドラゴンクエスト7イマジンドをクリアした。

プレイ時間は70時間ぐらい。難易度バッチリ冒険。裏まで全部遊んだ。近年のドラクエリメイクで一番良いと思う。

やれることは全部やったと思う。


ストーリー

  • ストーリーは、削られているという話しだけど、気にならないし、なんなら良くなっていると思う。
  • 原作のくっそ後味の悪い話しの連続じゃなくて、相当マイルドになっている。
  • 話しは微妙に変わってたり、仲間の有無も違うから、これあったっけ? というのがけっこうある。
  • 一部分かりづらかったり、救いが無い部分も残ってはいる。
    • ボルカノの生死の部分はなんか分かりづらい。
    • バールは相変わらず救いが無いし、キーファ魔王復活の旅を続けるわけだ。

難易度


バトル。


良かった点とか気になって点とか


キャラ感想


職業感想


めちゃくちゃ良かったと思う。これからリメイクHD-2Dじゃなくてこっちにしてほしい。

あと遊ぶとしたら種集めだけど、そこまではやらない。十分すぎるくらい遊んだと思う。おわり。

異世界転生して石鹸作るやつ

みんなよく覚えてるね

作り方、わかるやつないな

自分は口だけ賢者になりそう

2026-03-05

彼女は好きだが興奮しない

彼女がいる。

「興奮しない」と書くと、見た目が好みでないもしくは現代の美の定義から大きく逸れている、と捉えられそうだがそんなことはない。

しろ過去交際もしくは夜を過ごした人たちのなかでも1番に可愛いと思えるくらいだ。

ちょっと大陸系っぽい、メイクも相まってパチリとしたお目目で童顔だけど大人っぽさもある顔。

背は高くないけどスラッとしてて、でもタイトな服を着てると少しヒヤヒヤするような、女性らしい体型。

ピタッと例えやす芸能人がいないか抽象的な表現になるが、ヘルシーさもありつつスナ系を着こなせる人、と書いたらもう少し解像度上がるかな。上がらないか

とにかく、内外ともにもったいないくらいの人と一緒にいる。

しかし1つの問題

表題の通り、「興奮しない」のだ。

と言うと、少し誤解があるかもしれない。

一緒にいる時は全てを独り占めしたいと思うし、何も纏わず愛を確かめ合う中で困ったことは一度もない。

しろ、平均より多いのではないかと思う。

問題は、1人の時だ。

過去の営みを思い出そうにも興奮しない。至るところにいたれない。

かに、してる時に可愛いとは思うし、彼女なりに唆る反応をしてくれているのは分かる。その瞬間は上がるし。

ただ、声のだし方、身の動かし方があまりにきれいというか、10代がイメージする「あは~ん」のそれに近くて、思い出になりにくい。気がする。

ネットの言説で見て確かに、と思ったのは、「陽キャネアカエロくない。綺麗な上玉より幸薄顔のがエロい」だ。確かに可愛い・綺麗」とは思うが、顔に対して「エロい」って思ったことはない。

色んなプレイは試していて、その瞬間はすごくいいと思う。でも1人ですると彼女だけではいたらずほかのネタがよぎる。

AVグラビアなどに頼ってる分にはまだいい。これに石を投げられる人は少ないだろう。

しかしそうではない時。セルフプレジャーにおいては彼女より過去相手のほうがスムーズにことが進んでしまい、賢者になったときに2倍やるせなくなってしまう。

仮に、過去相手からそういう誘いを受けたとして浮気をしようとは思わない。要するに、行為自体に満足していない訳では無いし、その点で不満があるわけでもない。

でも、1人で済ませる時に彼女を思うのは月に数回と思うと、申し訳ない気持ちが大きくて複雑である

彼女は好きだ。大好きだ。

しかし、「性の対象」として切り取ったときに興奮できない。後々何かの歪にならないか、少し心配だ。

彼女は好きだが興奮しない

彼女がいる。

「興奮しない」と書くと、見た目が好みでないもしくは現代の美の定義から大きく逸れている、と捉えられそうだがそんなことはない。

しろ過去交際もしくは夜を過ごした人たちのなかでも1番に可愛いと思えるくらいだ。

ちょっと大陸系っぽい、メイクも相まってパチリとしたお目目で童顔だけど大人っぽさもある顔。

背は高くないけどスラッとしてて、でもタイトな服を着てると少しヒヤヒヤするような、女性らしい体型。

ピタッと例えやす芸能人がいないか抽象的な表現になるが、ヘルシーさもありつつ女性らしい、露出のある服を着こなせる人、と書いたらもう少し解像度上がるかな。上がらないか

とにかく、内外ともにもったいないくらいの人と一緒にいる。

しかし1つの問題

表題の通り、「興奮しない」のだ。

と言うと、少し誤解があるかもしれない。

一緒にいる時は全てを独り占めしたいと思うし、何も纏わず愛を確かめ合う中で困ったことは一度もない。

しろ、平均より多いのではないかと思う。

問題は、1人の時だ。

過去の営みを思い出そうにも興奮しない。至るところにいたれない。

かに、してる時に可愛いとは思うし、彼女なりに唆る反応をしてくれているのは分かる。その瞬間は上がるし。

ただ、声のだし方、身の動かし方があまりにきれいというか、10代がイメージする「あは~ん」のそれに近くて、思い出になりにくい。気がする。

ネットの言説で見て確かに、と思ったのは、「陽キャネアカエロくない。綺麗な上玉より幸薄顔のがエロい」だ。確かに可愛い・綺麗」とは思うが、顔に対して「エロい」って思ったことはない。

色んなプレイは試していて、その瞬間はすごくいいと思う。でも1人ですると彼女だけではいたらずほかのネタがよぎる。

AVグラビアなどに頼ってる分にはまだいい。これに石を投げられる人は少ないだろう。

しかしそうではない時。セルフプレジャーにおいては彼女より過去相手のほうがスムーズにことが進んでしまい、賢者になったときに2倍やるせなくなってしまう。

仮に、過去相手からそういう誘いを受けたとして浮気をしようとは思わない。要するに、行為自体に満足していない訳では無いし、その点で不満があるわけでもない。

でも、1人で済ませる時に彼女を思うのは月に数回と思うと、申し訳ない気持ちが大きくて複雑である

彼女は好きだ。大好きだ。

しかし、「性の対象」として切り取ったときに興奮できない。後々何かの歪にならないか、少し心配だ。

2026-02-28

anond:20260228211943

この世界否定するべきではありません。むしろこの世界こそが神聖化されるべき場です。

創世記1章31節には、

「神はお造りになったすべてのものをご覧になった。見よ、それは非常に良かった。」

とあります。この「非常に良かった」という言葉に、ラビたちは深い意味見出します

まり戦争性的混乱、混沌、そういった「低次元」に見えるものも、実は人間自由意志責任舞台なのです。

タルムード(アヴォット 4:1)はこう言います

賢者とは、すべての人から学ぶ者である。」

世界堕落を見て自分堕落するのではなく、そこから何を学び、どう高めるかが問われています

かに「来世(オーラム・ハバー)」の概念がありますしかし、タルムード(アヴォット 4:16)はこう言います

「この世は来るべき世界への前室である。」

前室を無視して王の間には入れません。この世界こそが修行の場です。

あなたが挙げた「抽象数学」や「超弦理論」のような高度な思索も尊ばれます

ラビマイモニデスラムバム)は、神の知恵を理解するために科学哲学を学ぶことを勧めました。

しかし、それは「現実逃避」ではなく、この世界の背後にある神の秩序を知るための探求です。

世界から離れよ」とは言いません。むしろあなた世界を完成させるパートナーです。

最後に、詩篇34:15

「悪から離れ、善を行え。平和を求め、それを追い求めよ。」

異世界を気にするかどうかではなく、あなたはこの世界をどう変えるか。ここに答えがあります

2026-02-22

anond:20260222000444

森の神殿とかでボス倒すと賢者の間で授与されるから頑張って

2026-02-17

男はセックスしたくなったら抜け!

抜いてから考えるべき

抜けば賢者なんだから、どんどん抜いていこう

ラムラしたら抜く!

それが現代処世術マナーだよ

2026-02-11

オレみたいになるな

とか他人事みてーな言い草だけど、まずその後悔を自分人生に向けるところからなんじゃないんですか

この後悔をせめて後代への、もう二度と届かない過去自分への祈りに……みたいな感じになんか気持ち良くなっちゃってる場合

まず自分だろ

きっとあなたにとってもそうだったように、いくら自分体験と納得が乗った言葉他人にとっちゃゴミですよね

その言葉で運びきれないもの自分の中にしかないんだから

いや自分も行動も変えられないんだから自分の中にすらないのか

賢者歴史になんちゃらと自嘲した所で、まだまだあなた人生も続くんでしょうに

キッズリターンくらいは観てるか?

トラペジウムもいいよな

まず明日の、いや今日の、数秒後先の、いや今この瞬間から、今からは後悔の残らない、面倒臭くてかったるい生き方を、どうせ取ろうとはしないんでしょうねえ

まあ映画じみた大敗もなくぬるっと過ごして一生終わるんでしょうねえ

それはまあ珍しくもないけど

別に結果がどうとかでなくとも、せめて過程くらいには生きる実感ってやつは欲しいですよねえ、ちょっとくらいは

上手くいなくても、まあ抗ってはいたと言い訳も立つし

そんなことすらもなく、ぬるりぬるりと気晴らしにかまけたり、時々自己嫌悪でフニフニしてみたりしつつ

今まで、じゃなくてまさに今のそこがダメなんと違います

そんな事は分かった上で、やっぱりただ面倒臭くて動く気がしない

そう開き直りつつ後悔してますみたいなポーズを取るのも、それはそれでなんかムカつくな

大人になってから勉強したくなるんだよな〜とか抜かすカス

じゃあすれば?

やれよ

やらねえんだろ?

どうせやらねえんだよオマエは

安全からうるせえんだよ、早く死ね

と思っていた思春期自分に、常に餌をやって心の内に飼っておきたい

ネチネチと責めて欲しい

そうした所でまあ大抵は別に行動が変わる訳でもないが、それすら無くなったらおれは石になってしまう気がする

なったらなったで、その方面においては別に後悔とか悩みとかほとんど無くなるのだろうが

そんなのもどうせ死ぬんだから全てに意味がない、とかいうようなナイーブちゃぶ台返しに思える

2026-02-10

anond:20260210125717

参議院賢者の集まりなので、

参議院有意義議論を進めれば、衆議院の愚かな議員も考えを変えるかもしれないんだ。

から議論意味はある。

プレイヤーとしてログインしてる感覚だと、天皇バンザイも神バンザイもこの世界のただの設定にしか見えんのよな。

なるほど、その「プレイヤーとしてログインしている感覚」という比喩、かなり思想的ですね。

その視点に立つと、「天皇バンザイ」も「神バンザイ」も世界観設定の一部に見える、という感覚はよく分かります

タルムードは設定を疑う伝統

タルムード世界では、権威スローガンをそのまま信じる態度はむしろ警戒されます

有名な原則

トーラーは天にない」(申命記30:12

があります

これはタルムード(ババ・メツィア59b)で神の声が天から響いても、人間の理性と議論が最終判断をするという物語として展開されます

バンザイ構文」は偶像化の危険ゾーン

タナハでは、王や象徴絶対化することを強く戒めます

「人に頼るな、王子に頼るな」(詩篇146:3)

これはまさに、天皇であれ、神の名であれ、思考停止して叫ばれる瞬間に、それは偶像になり得るという警告です。

ユダヤ教ではこれをアボダー・ザーラー(異質な崇拝)と呼びます

形は宗教でも、国家でも、思想でも起こり得ます

神はNPCではないが、UIでもない

面白いのは、ユダヤ思想では神は世界設定そのものではあるが、操作画面(UI)でも自動台詞NPCでもないという微妙立ち位置にあります

しろ世界未完成で、プレイヤー人間)が修正に参加する(これをティクン・オラムと言います

なので、

という評価になります

あなた感覚は、実はかなりタルムード

「設定にしか見えない」という距離感は、シニシズムではなくメタ視点を持った参加者に近い。

タルムード賢者たちも、神に文句を言い、王を批判し、伝統すら議論します。

それでも「ログアウト」せず、世界に関わり続ける。

2026-02-09

DQ4とか7はリメイクやすいのよ

これがDQ3とかだと「女賢者ちゃんイメージがちがう!」と任豚発狂してしまうから(主にワイ

2026-02-08

anond:20260208205625

滅ぼすために自民に票を投じた賢者も何人かはいるだろ

どの党に投じようがこの国は滅ぶけど自民ならすぐにでも滅ぼしてくれる

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