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はてなキーワード: イスラム法学者とは

2026-03-18

anond:20260317142222

次男は親父の側近として活躍してたんやけど、兄貴はそうじゃなかったって話なだけやで。

次男は影の政府と言われる事務局バイト)で要職におって、政権中枢の人間ではあったんや。

また、兄貴は中位程度の法学者である弟よりもさらに位が低い法学者だったといわれとる。

イラン憲法ではイスラム法学者としての地位がそれなりに求められるから、これは致命傷でもあったんやな。


ただ、そもそもの話なんやが、イラン革命王朝世襲による権力固定を否定しとったから、親族後継者に立てるのは本来ちょっとまずいんや。革命支持派からの反発があるからな。

それでも革命防衛隊次男擁立したのは、父ハメネイが作り上げた革命防衛隊バイト民兵組織バスィージ)を中心とした強固な権力基盤を最小コスト権力移譲できたのが

政権中枢にいた次男やったって話なんや

それ以外の条件としても:

・それなりに法学者として高位(次男は中の上でギリ)

革命防衛隊と仲良くできる(バイト面通ししてるし一緒に仕事もしてる)

既存権力構造を維持できる(バイトry

・裏切らない(次男宗教権力から革命からも支持が弱く、革命防衛隊次男を立てることで統治正当性担保できるので、相互依存関係が成立)

っていろいろ都合がよかったのが次男やった。

まあ、それ以外の課題革命防衛隊が何とかする(実際法学者グループを脅すなどしてなんとかした)ので、大丈夫やろという算段やったんやろね。


世襲とか法学者の位が正当性にどう影響するかについては、ちょっと前に書いて1ブクマしかつかなかったクソ記事があるから、よかったら読んでな。

https://anond.hatelabo.jp/20260313135014

2026-03-13

ブクマカのために、革命から今までのイラン解説する

底辺高卒学者のワイからみてもブクマカイランに関してかなりトンチキなことばっかり言っとるから、ワイの知る範囲イラン革命から今の今までを指導者の変遷を中心に書く。

最初に言っておくが、ワイは別にイスラエル推しでもでもトランピストでもない。〇〇派は~みたいな見当はずれの突込みやウヨサヨ認定は勘弁やで。

あと、これは昼休憩の50分ぐらいでがががーっと雑に書いたから、突っ込みどんどん頼むで。


今回の問題理解するには今のイランの状況と死んだハメネイ評価を知る必要があるんやが、それを理解するには、まず、イラン革命を知る必要があるんや。

革命前のイラン王朝イスラーム国民西洋化押し付けながらSAVAKっつー秘密警察をつかったクソ抑圧的な統治が行われていて、国民疲弊しとった。

で、そんな中、イスラーム法学者としては最高位クラスガチ宗教エリートかつ天才アジテーターホメイニっつー奴が反政府運動を始めるんや。運動は一旦、王政によって鎮圧されるんやけど、ホメイニ亡命して、自分メッセージを入れたカセットテープイラン国内に撒いて国民鼓舞し続けて、最終的に王政を打倒したんや。大した男や。これはカセットテープ革命とも言われとるな。

亡命からホメイニが帰ってきたとき映像はたまにTV報道記録でも流れるんやけど、ホメイニの乗った車を取り囲んでバンバン叩いてる民衆熱狂マジで凄いで。当時のホメイニマジでカリスマ預言者みたいな扱いやったんや。

ホメはそのあと圧倒的な支持をバックにイスラーム法に基づく統治をおこなったんやけど、統治機構を全部入れ替えるような状況だったので、革命前に約束してた色々はなかなか実現できんかった。無料の水とか交通機関とかな。でもまあ、圧倒的な支持を基になんとかイランっつー国をまとめ上げたんや。

ちなみにイラン革命宗教勢力だけやなくて左派とか民族運動も参加しとったんやけど、最終的にホメイニ派が主導権を握ったんや。政治的にもホメイニが他勢力より一枚上手やったことがわかるな。KOEI の歴史シミュレーションなら政治・知略オール90オーバーで他も80超えの神人材と言ってもええな。


で、こういう民衆の支持で成り上がった統治者が一番困るのは後継者や。

ホメイニもその辺はちゃんと考えていて、後継者として指名した側近がいたんやけど、政権末期にそいつ意見対立から更迭してしまうという大チョンボをやらかすんや。

ホメイニイスラム法学者としては最高位クラスガチ宗教エリートで、思想カリスマもあってイスラーム国家指導者としては文句無しというパーフェクトイスラームボディやったんやけど、逆に言えばそんな人材なかなかおらんくてな。なんとか擁立しようとしてた後継者更迭したせいで、後継者候補は皆無の状況になった。アホやけど、英雄晩年はこういう話多いな。


で、後継者の育成が間に合わずホメイニ死ぬんやけど、そこで後継者になったのが、最近死んだハメネイ

こいつはいわゆる政治タイプの男で革命家とか思想家って感じじゃない。政治的手腕で政権に食い込んでいて、ハメネイが死んだ後に後釜にちゃっかり座ったんや。

ただ、問題はこいつがイスラム法学者として最高宗教権威じゃなかったところや。最高宗教権威の一個下ぐらいやな。

当時のイラン憲法で「最高指導者イスラム法学者として最高宗教権威級の自信ニキじゃないとあかんで」って決まっとった。ハメネイはそれだと指導者としての正当性問題が出るんで、一旦、ごり押し指導者にしてもらって、あとから憲法改正で「まあ最高位じゃなくてもイスラム法学自信ニキかつ、それなりに位が高かったらええで」ってしてしまったんや。

法学者としての位ってのは別にテストかに合格する必要はなく、「アイツはイスラーム法学詳しいな」って他の法学者から認められる必要があるってだけやから国内法学者丸め込んでとりあえず手打ちにしてもらった格好やな。ただ、明確な基準がないということは、逆を言えば国内外問わず自分たちのイスラーム学派内のコンセンサスを取るという合意形成必要だったということでもあるんや。ハメネイはいったんそれをごり押し無視したんや。

ハメネイ国内的には何とかうまくやったんやけど、自分たちのイスラーム学派内での合意形成無視したことになって、ハメネイはその地位に対する宗教正当性をやや失ってしまったんや。

当然批判も出るんやけど、そこは革命防衛隊みたいな強力な治安軍事組織を使って押し付けていくんや。王政期のSAVAKと全く同じ組織ではないんやけど、結局は反対派を抑え込む抑圧国家になっていったのが皮肉やな。

死ぬ寸前のハメネイ評価としては、保守宗教層、地方民、革命支持層には人気があったけど、国家宗教の結合を守るよう(*)に権力を使って強く抑圧していて、更に経済が停滞したせいで都市部国民からは嫌われてる感じやった。(* この辺一旦は宗教権威無視した部分と矛盾するんやが、ここにハメネイ統治のうまさとイランの抱える問題の根源があるんや。おもろいか各自で調べてみてな)


で、今回の父ハメネイ殺害からの子ハメネイ擁立やな。

ハメネイイスラム法学者としては中位で、ぶっちゃけ全然宗教正当性がなかった。

日本語版Wikipediaでは最高位の一個下ぐらいの位(アーヤットラー)って書かれてるけど、ロイター6月時点の報道だと普通に中の上ぐらいの位(ホッジャトルエスラーム)なので宗教正当性は父以下なんや。当然高位の法学者グループからは反発があったんやけど、後ろ盾になってる革命防衛隊ごり押ししたんや。

議論なんてもんじゃなく、文句言ったら死ぬぐらいの空気だったらしいから、今のイラン軍事政権に近いと言ってもええな。

もちろん子ハメネイも父の下で政権メンバーとして働いとったし、それなりに実務能力はある。

ただ、宗教的な後ろ盾がなく、革命防衛隊権力正当性担保してる状況だと、傀儡とまではいわんが、自分で動ける範囲はかなり限られるやろな。


以上がイラン国内の今の状況や。

ハメネイ国内でどう思われていてイスラーム社会での評価がどうあるのかというのをまず理解しないと、イラン問題を正しく理解することが難しいから書きなぐってみたで。


おまけ:

ワイが書いたことに加えて、今回の攻撃について理解するにはイラン合意(JCPOA)やイスラエルの動向、アメリカがJCPOAを抜けたことやそのあとのイランの動向も知らんといかんのだが、時間がなさすぎるから各自で調べてな。

今のイラン戦争に関しての個人的感想なんやが、

外国にメッってされたから、イスラエルが核の曖昧保有を維持してる中イランけが厳しく監視されるなんて条約を受け入れて大人しくしてたのに、トランプ一方的条約破棄されたんで、アメリカ戻るまで1年マージン取った上で、条約違反しないよう筋を通して核開発再開したら、いきなりイスラエル攻撃され、更にアメリカ空爆されて国のトップぶち殺されとる。イスラエルの立ち回りがうますぎて国消えてまうレベルの損害受けるってさすがに可哀想すぎんかって思うわ。

2026-03-08

anond:20260308204018

悪くないアイディアだけど、逆にイスラム法学者日本統治するってのはどう?

攻撃されないように日本に招いてさ

2026-03-02

https://digital.asahi.com/articles/ASV2N4RC8V2NUEFT00TM.html

そもそも解説】なぜ米国イスラエルイラン攻撃 7つのポイント

2026年2月28日 17時00分(2026年3月1日 1時00分更新

大野良祐 カイロ=其山史晃

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吹き出しアイコン伊藤和子さんら

2件のコメント

伊藤和子さん阿部藹さん

 米国イスラエル中東地域大国イランへの軍事攻撃に踏み切った。なぜ今だったのか、今後起きうる事態はどのようなものか。押さえておきたいポイントをQ&A形式でお届けします。

この記事解説するポイント

①なぜ攻撃したのか?

イランはどんな国

③なぜ仲が悪いのか?

イランの核開発問題

イラン周辺の米軍の戦力

イランの反撃は?

⑦今後のシナリオ

米国イスラエルは、なぜイラン攻撃したのか?

 緊張が高まったきっかけは、イラン当局が昨年末から全国に広がった政府への抗議デモ弾圧したことだ。今年に入り、「米国イスラエルに訓練された工作員による破壊工作が広がっている」と主張して、武力を使って抑えつけた。イラン公式発表でも死者は民間人を含む3117にのぼり、海外拠点を置くイラン人権団体などはさらに多くの死者が確認されたとしている。

【更に詳しく】イラン抗議デモなぜ拡大 5つのポイント

写真・図版

イラン抗議デモの発生地

 トランプ米大統領デモを支持し、「助けはもう来る」などと発信して、米国軍事介入する可能性を示唆した。1月中旬抗議デモ鎮圧された後も、トランプ氏は「イランへ大艦隊が向かっている」と圧力をかけ続け、懸案となってきた核開発問題などを話し合う席にイランをつかせた。

 米国イラン2月に入って3回の高官協議を開いたが、トランプ氏は話し合いでは米国が望む条件をイランにのませることは難しいと判断した可能性がある。米国支援を受けるイスラエルは、以前から敵対するイラン核兵器保有することを警戒している。昨年6月にはイランの核開発施設軍事施設などを狙って先制攻撃し、「12日間戦争」に発展した。

イランはどんな国?

 国土日本の4.4倍で、人口は約8900万人。石油輸出国機構OPEC)の資料によると、イラン原油埋蔵量はベネズエラサウジアラビアに次ぐが、米国をはじめとする西側諸国経済制裁石油の輸出が制限され、経済的な苦境が続いている。日本が輸入する原油の大半は、イラン沿岸ホルムズ海峡を通る。一帯が不安定になって輸入に差し支えが出れば、日本経済にとって大きな打撃になるとみられている。

 イランイスラム教シーア派国教とし、イスラム法学者統治する政教一致体制をとる。最高指導者権力の頂点に位置づけられ、国政の重要事項についての最終的な判断を担う。行政府の長である大統領は内政・外交の実務を取り仕切るが、最高指導者意向に反した政策はできない。現在最高指導者ハメネイ師は、1989年に初代のホメイニ師が死去した後に就任した。

殺害されたハメネイ師はどんな人物? 大統領より絶対的最高権力者

写真・図版

2026年1月3日、イラン首都テヘランで開かれた集会演説する最高指導者ハメネイ師。最高指導者事務所提供=ロイター

③なぜイラン米国関係は悪いのか?

 1979年イスラム革命にさかのぼる。米国冷戦期、ソ連中東に南下させないためにイランのパーレビ王朝支援していた。パーレビ国王西欧化を進めたが、抑圧的な体制への抗議運動が広がり、国王エジプト亡命した。王制と米国批判してきたホメイニ師亡命から帰国して革命体制樹立し、米国を「大悪魔」と呼んで反米路線にかじを切った。

 79年後半には、米国がパーレビ氏を受け入れたことに怒ったイラン学生らが、テヘラン米国大使館なだれ込んで外交官らを人質にとる「米大使館占拠事件」が起きた。450日間近く占拠が続いた事件が、米国イランを敵視する「原点」と言われている。

【更に詳しく】米国イラン、なぜ仲が悪い?

イランの核開発問題とは?

 イランの核開発活動2002年反体制派によって暴露された。イランは核開発を平和目的だと主張したが、国連制裁を決議し、米国独自制裁を発動してイラン圧力をかけた。

 15年には米英仏ロ中独との間で、核開発を制限する見返りに制裁を緩和する「イラン合意」が結ばれた。しかし、トランプ政権(第1次)は18年に一方的合意から離脱し、イランは核開発を加速させた。25年1月に発足した第2次トランプ政権イランに対する「最大の圧力」を復活させ、核保有を阻止する方針を示した。

そもそも解説イスラエル攻撃したウラン濃縮施設とは

イラン周辺に展開する米軍の戦力は?

 トランプ氏が言う「大艦隊」の中核は、原子力空母を中心とする空母打撃群と呼ばれる部隊だ。すでにエイブラハム・リンカーン空母打撃群アラビア海北部ジェラルド・R・フォード空母打撃群地中海東部に配置されている。空母は1隻で約70機の航空機運用でき、大規模な航空作戦を展開できる洋上飛行場だ。このうち約40機を占める最新鋭のF35ステルス戦闘機や、FA18戦闘攻撃機は敵地を空爆する能力がある。空母を護衛する複数駆逐艦潜水艦は射程1600キロ以上の巡航ミサイルトマホーク」で敵地を攻撃できる。

【「大艦隊」 空母打撃群の正体】

写真・図版

空母エイブラハム・リンカーン

 米軍駆逐艦などの戦闘艦をイランに面したペルシャ湾の周辺、アラビア半島を挟んだ紅海地中海東部海域にも展開させている。米メディアなどによると、F22や、F15といった戦闘機や空中給油機といった空軍機中東米軍拠点に追加配備され、防空拠点の構築も進められていた。

写真・図版

イラン周辺の米軍関連施設艦船

 昨年6月の「12日間戦争」では、米国本土からB2ステルス爆撃機をイラン飛ばし、地中貫通弾「バンカーバスター」GBU57を投下して地下に建設された核施設破壊した。

イランの反撃は?

 イランには米軍イスラエル軍と渡り合える航空戦力はないが、その差を補うためにミサイルドローンを集中的に整備してきた。イスラエル政府によれば、「12日間戦争」でイランからは550発以上の弾道ミサイル、1千機以上のドローンが発射された。米軍空爆を受けたイランは、カタールにある米軍基地もミサイル攻撃した。

 イランは「米国から攻撃があれば、即座に反撃に出る」と公言し、中東地域米軍基地も目標となりうるとしていた。その言葉通り、イランは今回、米国イスラエル攻撃を受けた直後にバーレーン米海軍第5艦隊司令部カタールアラブ首長国連邦UAE)の米軍基地、イスラエルの軍施設攻撃したと明らかにした。このほかにクウェートヨルダンミサイル迎撃しており、戦闘地域全体に広がっている。

 イラン中東各地の武装組織支援し、「抵抗の枢軸」と呼ばれる反米・反イスラエルネットワークを作り上げ、勢力拡大をはかってきた。こうした武装組織の動きも注目される。

2025年6月交戦を読み解く】

写真・図版

抵抗の枢軸」と関係国の相関図

⑦今後のシナリオは?

 トランプ氏が攻撃で実現したい目的によって、軍事作戦の規模や標的が決まってくるとみられる。イランの核開発能力をそぐのが目的であれば、核開発の施設や、核兵器保有した場合に搭載できる弾道ミサイル関連施設を狙う可能性がある。

 より深刻なのはイラン現在指導部の排除を狙うケースだろう。トランプ氏は1月南米ベネズエラ攻撃し、マドゥロ大統領連行する作戦実施しただけに、その可能性は否定できない。イランイスラム体制が揺らぐ事態となれば、中東地域秩序の一大転機になるだろう。

最高指導者ハメネイ師死亡、イランの今後は? 知っておきたい要点

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ホルムズ海峡閉鎖なら日本は】

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イラン通貨リアルの値動き

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2026-01-11

イラン国内高まる変革の機運――王政復古可能性と国際社会への影

イラン情勢は今、大きな転換点に差しかかっている。長年、イスラム法学者による統治体制を維持してきたイランだが、経済危機、若年層の不満、女性の権利をめぐる国際的批判、そして外交的孤立の中で、国内外において政権変革の可能性が現実味を帯びてきている。

特に注目されるのは、ハメネイ師に象徴される神権統治への不満が高まる中で、パフラヴィー朝復権を望む声が多くの市民の間で顕著になっているという点である。かつての王政期に対する再評価の動きが、都市部を中心に広がりつつある。

■ 神権体制への疲弊と「王政評価」の背景

現在イランの若年層は、1979年革命を直接経験しておらず、彼らの政治的関心は宗教的正統性よりも経済生活自由、そして国際社会との接続に向いている。特に近年は、王政時代の近代化政策西側との連携に対し「過去遺産」としての見直しが進んでいる。

皇太子レザー・パフラヴィー氏の発信もその流れを後押ししており、王政復権は一部の懐古的願望ではなく、現実的選択肢として支持を広げている。

2025年6月22日――核施設への攻撃が示した体制危機

特に注目されたのは、2025年6月22日米軍イラン中部のナタンズ、イスファハン、そして地下型のフォルドゥ核施設への軍事攻撃実施した事件である。いずれもウラン濃縮に関連する重要拠点であり、これらへの攻撃は、イランの核開発計画に対する国際社会の不信と、外交的対話の断絶がもたらした深刻な帰結だ。

この事案を受けて、イラン国内でも「なぜここまでエスカレートしたのか」という疑問と批判の声が高まりを見せている。特に重要なのは、核開発そのもの市民レベルで十分な説明や支持を得ていないことである国民の多くは、日々の生活の安定や国際的孤立からの脱却を求めており、軍事的誇示よりも経済再生を優先すべきだという意見が主流になりつつある。

王政復古と穏健外交がもたらす展望

仮にパフラヴィー家を中心とする穏健的な体制が再建され、西側諸国との協調路線採用するようになれば、これは中東地域全体におけるバランスの再構築に資する可能性がある。

イラン地政学的にイラクシリアアフガニスタンカスピ海ペルシャ湾と接しており、これまで多くの紛争代理戦争舞台となってきた。もし今後、現体制に代わって外交的対話協調を重視する政権が登場すれば、地域的緊張の緩和に繋がるという見方は、欧米諸国政策専門家の間でも広がっている。

特にアメリカにとっては、長年対立してきた強硬政権が転換され、国際秩序経済ネットワークに再統合されるパートナーが出現することは、戦略的にも経済的にも大きなメリットとなる。

経済連携と将来への希望

イラン人口規模、資源地理的条件において高い潜在力を秘めているが、それを十分に活かせていないのが現状だ。もし穏健かつ開かれた体制誕生し、対外的な信頼を回復すれば、日本EU米国など多国籍企業進出が進み、国内雇用インフラ教育など多方面において恩恵が期待される。

専門家の中には、イランが「かつての満洲国西ドイツのように、国際支援自主再建が両立するモデル」になる可能性もあると見る声もある。

象徴としての君主制国民統合

レザー・パフラヴィー氏が提唱するのは、専制的な王政ではなく、立憲君主制あるいは象徴君主制という形である欧州諸国におけるモデルのように、政治民意に基づく選挙で行われつつ、王室文化的歴史的象徴として国民統合を促すという提案は、イランの分断された社会において新たな一体感をもたらす可能性を秘めている。

未来を切り開く現実的選択肢としての王政復古

パフラヴィー王政の復活は、単なる過去への回帰ではなく、現実的改革と安定を求める民意の現れとして捉えられつつある。現体制の硬直性と対外的孤立に対し、開かれた統治と国際協調を目指す新しいビジョンが求められている。

6月22日の核施設への攻撃は、対立構造限界を迎えつつあることを示した。その先にある可能性として、より穏健で国際社会と歩調を合わせた新体制への移行は、今後のイラン中東全体の安定に大きく貢献しうる道筋として、静かに注目を集めている。

歴史的モデルとしての「満洲国」とパフラヴィー朝再建案

イランにおける政体転換の議論において、外交安保関係者の間で密かに参照されているのが、20世紀前半に東アジア形成された「満洲国モデルである。これは、当時の混乱した地域において、伝統権威清朝愛新覚羅溥儀)と近代国家システムさら外部支援国との戦略的連携を融合させた構造として一部で再評価されている。

このモデルの鍵は、「国家としての体裁正統性を維持しながら、安定と発展のために国際的枠組みに参加する」という柔軟なガバナンス設計にある。イランにおいても、パフラヴィー朝という王政歴史的正統性形式的に保持しつつ、現実的政策運営西側諸国、とりわけ米国同盟国との連携によって支える体制は、構造的に高い安定性を持ちうる。

中東全域への波及効果

このような形式政権は、国内外に対して「過激でもなく、弱体でもない穏健な秩序」を印象づけることが可能であり、実際にイスラエルサウジアラビアUAEなどとの関係再構築が期待される。また、シリアイラクの分断的状況に対しても、イランという地域大国が非宗教的・非イデオロギー路線を採ることは、域内バランスの再設計にとって極めて有益である

さらに、中央アジア南コーカサス不安定要素を抑止する役割も担える。つまり満洲国モデルに基づくパフラヴィー朝政権は、実質的に「中東の安定化装置」として機能し得るのである

米国戦略的利益との整合性

この種の構造アメリカ合衆国にとって有利であることは、軍事経済地政学のいずれの観点からも明らかだ。

軍事的には、イラン領内において極端な反米・反イスラエル拠点排除され、戦略上の不確実性が大幅に低下する。湾岸地域に展開する米軍兵站・展開計画にも柔軟性が生まれる。

経済的には、イラン石油天然ガス資源制裁を経ずに国際市場流通するようになれば、エネルギー価格の安定化に寄与するだけでなく、国際資本による開発プロジェクト特にアメリカ企業)への直接参入が可能となる。

政治的には、中東民主主義と安定の「模範国家」として、新しい価値観の枠組みを示す象徴存在となり、他の不安定国に対するソフトパワー投射にもなる。

加えて、王政という形式は、欧米共和制価値とは一見異質ながら、政治的流動性を低下させる「安全弁」として作用やすい。これは満洲国でも観察された事実であり、権威の安定と実務的運営の分離という政治的バランス設計思想として、再評価に値する。

2025-11-07

anond:20251107133907

イスラム諸国ISイスラム国)に対する立場は、基本的否定的かつ敵対的です。以下にその概要を整理します。

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🕌 イスラム諸国ISに対する基本的立場

1. 国家としての承認は一切なし

ISは「イスラム国家」と自称していますが、国際的承認したイスラム諸国存在しません1。

2. 宗教的にも否定

• 多くのイスラム学者宗教指導者は、IS思想や行動を**「イスラームの教えとは異なる」**と明確に否定しています

• 例えば、著名なイスラム学者たちは「ISカリフを名乗る資格はない」と批判し、ムスリム共同体ウンマ)の代表ではないとしています2。

3. 軍事的にも敵対

サウジアラビアUAEヨルダントルコなどの中東諸国は、アメリカ主導の対IS有志連合に参加し、IS拠点への空爆などを行っています3。

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🔥 ISに対する批判の主な理由

暴力的統治と残虐行為

IS斬首奴隷化宗教的少数派への迫害などを行っており、これらはイスラムの教えに反すると広く認識されています

宗派対立煽動

ISスンニ派自称し、シーア派を敵視するなど、イスラム世界宗派間の対立を激化させる行動を取っています4。

国境否定カリフ制の復活

IS第一次世界大戦後に定められた国境否定し、カリフ制の復活を主張していますが、これは現代イスラム諸国政治体制と相容れないものです3。

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🌍 一部の例外や複雑な事情

• 一部の地域(例:リビアナイジェリアアフガニスタンなど)では、ISに忠誠を誓う武装勢力存在し、現地の不安定政治状況と絡んで活動しています

• ただし、これらは国家としての支持ではなく、局地的な武装勢力の動きです5。

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希望があれば、特定の国(例:サウジアラビアイラントルコなど)の立場さらに詳しく掘り下げることもできます。どの国に関心がありますか?

2025-06-24

イラン国内高まる変革の機運――王政復古可能性と国際社会への影

イラン情勢は今、大きな転換点に差しかかっている。長年、イスラム法学者による統治体制を維持してきたイランだが、経済危機、若年層の不満、女性の権利をめぐる国際的批判、そして外交的孤立の中で、国内外において政権変革の可能性が現実味を帯びてきている。

特に注目されるのは、ハメネイ師に象徴される神権統治への不満が高まる中で、パフラヴィー朝復権を望む声が多くの市民の間で顕著になっているという点である。かつての王政期に対する再評価の動きが、都市部を中心に広がりつつある。

■ 神権体制への疲弊と「王政評価」の背景

現在イランの若年層は、1979年革命を直接経験しておらず、彼らの政治的関心は宗教的正統性よりも経済生活自由、そして国際社会との接続に向いている。特に近年は、王政時代の近代化政策西側との連携に対し「過去遺産」としての見直しが進んでいる。

皇太子レザー・パフラヴィー氏の発信もその流れを後押ししており、王政復権は一部の懐古的願望ではなく、現実的選択肢として支持を広げている。

2025年6月22日――核施設への攻撃が示した体制危機

特に注目されたのは、2025年6月22日米軍イラン中部のナタンズ、イスファハン、そして地下型のフォルドゥ核施設への軍事攻撃実施した事件である。いずれもウラン濃縮に関連する重要拠点であり、これらへの攻撃は、イランの核開発計画に対する国際社会の不信と、外交的対話の断絶がもたらした深刻な帰結だ。

この事案を受けて、イラン国内でも「なぜここまでエスカレートしたのか」という疑問と批判の声が高まりを見せている。特に重要なのは、核開発そのもの市民レベルで十分な説明や支持を得ていないことである国民の多くは、日々の生活の安定や国際的孤立からの脱却を求めており、軍事的誇示よりも経済再生を優先すべきだという意見が主流になりつつある。

王政復古と穏健外交がもたらす展望

仮にパフラヴィー家を中心とする穏健的な体制が再建され、西側諸国との協調路線採用するようになれば、これは中東地域全体におけるバランスの再構築に資する可能性がある。

イラン地政学的にイラクシリアアフガニスタンカスピ海ペルシャ湾と接しており、これまで多くの紛争代理戦争舞台となってきた。もし今後、現体制に代わって外交的対話協調を重視する政権が登場すれば、地域的緊張の緩和に繋がるという見方は、欧米諸国政策専門家の間でも広がっている。

特にアメリカにとっては、長年対立してきた強硬政権が転換され、国際秩序経済ネットワークに再統合されるパートナーが出現することは、戦略的にも経済的にも大きなメリットとなる。

経済連携と将来への希望

イラン人口規模、資源地理的条件において高い潜在力を秘めているが、それを十分に活かせていないのが現状だ。もし穏健かつ開かれた体制誕生し、対外的な信頼を回復すれば、日本EU米国など多国籍企業進出が進み、国内雇用インフラ教育など多方面において恩恵が期待される。

専門家の中には、イランが「かつての満洲国西ドイツのように、国際支援自主再建が両立するモデル」になる可能性もあると見る声もある。

象徴としての君主制国民統合

レザー・パフラヴィー氏が提唱するのは、専制的な王政ではなく、立憲君主制あるいは象徴君主制という形である欧州諸国におけるモデルのように、政治民意に基づく選挙で行われつつ、王室文化的歴史的象徴として国民統合を促すという提案は、イランの分断された社会において新たな一体感をもたらす可能性を秘めている。

未来を切り開く現実的選択肢としての王政復古

パフラヴィー王政の復活は、単なる過去への回帰ではなく、現実的改革と安定を求める民意の現れとして捉えられつつある。現体制の硬直性と対外的孤立に対し、開かれた統治と国際協調を目指す新しいビジョンが求められている。

6月22日の核施設への攻撃は、対立構造限界を迎えつつあることを示した。その先にある可能性として、より穏健で国際社会と歩調を合わせた新体制への移行は、今後のイラン中東全体の安定に大きく貢献しうる道筋として、静かに注目を集めている。

歴史的モデルとしての「満洲国」とパフラヴィー朝再建案

イランにおける政体転換の議論において、外交安保関係者の間で密かに参照されているのが、20世紀前半に東アジア形成された「満洲国モデルである。これは、当時の混乱した地域において、伝統権威清朝愛新覚羅溥儀)と近代国家システムさら外部支援国との戦略的連携を融合させた構造として一部で再評価されている。

このモデルの鍵は、「国家としての体裁正統性を維持しながら、安定と発展のために国際的枠組みに参加する」という柔軟なガバナンス設計にある。イランにおいても、パフラヴィー朝という王政歴史的正統性形式的に保持しつつ、現実的政策運営西側諸国、とりわけ米国同盟国との連携によって支える体制は、構造的に高い安定性を持ちうる。

中東全域への波及効果

このような形式政権は、国内外に対して「過激でもなく、弱体でもない穏健な秩序」を印象づけることが可能であり、実際にイスラエルサウジアラビアUAEなどとの関係再構築が期待される。また、シリアイラクの分断的状況に対しても、イランという地域大国が非宗教的・非イデオロギー路線を採ることは、域内バランスの再設計にとって極めて有益である

さらに、中央アジア南コーカサス不安定要素を抑止する役割も担える。つまり満洲国モデルに基づくパフラヴィー朝政権は、実質的に「中東の安定化装置」として機能し得るのである

米国戦略的利益との整合性

この種の構造アメリカ合衆国にとって有利であることは、軍事経済地政学のいずれの観点からも明らかだ。

軍事的には、イラン領内において極端な反米・反イスラエル拠点排除され、戦略上の不確実性が大幅に低下する。湾岸地域に展開する米軍兵站・展開計画にも柔軟性が生まれる。

経済的には、イラン石油天然ガス資源制裁を経ずに国際市場流通するようになれば、エネルギー価格の安定化に寄与するだけでなく、国際資本による開発プロジェクト特にアメリカ企業)への直接参入が可能となる。

政治的には、中東民主主義と安定の「模範国家」として、新しい価値観の枠組みを示す象徴存在となり、他の不安定国に対するソフトパワー投射にもなる。

加えて、王政という形式は、欧米共和制価値とは一見異質ながら、政治的流動性を低下させる「安全弁」として作用やすい。これは満洲国でも観察された事実であり、権威の安定と実務的運営の分離という政治的バランス設計思想として、再評価に値する。

2023-11-09

anond:20231109140236

もし事実であるなら個人として相応しい裁きを受けるべきだな。それだけの話。

黒人団体幹部犯罪を行おうが黒人差別をしてはならない

高名なイスラム法学者イスラム原理主義テロ擁護したとしてもイスラム教徒差別してはならない

トランス差別主義者はこんな簡単なことも理解できないから困る。

2022-07-10

anond:20220710144339

原理主義といって今生きてる預言者依存させようとするじゃん。だからいま生きている預言者等に依存させるのが問題

最も過去言葉を捻じ曲げて自分利益を得ようというやつがいからこそイスラム法学者なんてのが生まれたのだろうが、悪用されたな。

2022-06-20

anond:20220619101909

そういう「戒律救命行為対立したらどうするか?」というところまで含めてイスラム教という宗教範囲なんだよ。

イスラム教というのは一種法律なので、「戒律救命行為対立していて困るなあ」で終わることなんてない。

ちゃんイスラム法学者が「そういうときはこうしなさい」と判決を出してくれるわけだ。

さらに言うと、そういうときはたいてい「やむを得ない事情があったら仕方ないね」ということになる。

豚肉禁止戒律でも「違う動物の肉だと騙された」とか「他に食べるものがなかった」とかならたいてい許される。

まことアッラーは寛大であらせられる。

2022-06-19

ブルカを着たムスリム女性AEDを使うべきか

髪を見せることすら禁忌なのに肌を露出させたら救命目的でも理解されなさそう

なんなら女性の方が身内から厳しい仕打ちを与えられることもありうる

特定宗教信者に輸血するか問題とも通じるけど、宗教的価値観による禁忌救命行為はどちらが優越するのだろう



(追記)

勘違いしてるブコメもあるようだけど自分必要であればもちろんAEDを使うつもり。

ただマイノリティのことを考慮する必要、というかデバッグ的に境界線上のケースを考えないのは不誠実だと思う。



有用コメントも多く感謝。詳しくは各コメントURLを調べてもらうとして簡単なまとめを。

ファトワー(イスラム法学者ムフティーが示す見解)により許されるようだ

スンニ派の多いUAEシーア派運営するseekerpathで許可するファトワーが示されている

https://www.tamimi.com/law-update-articles/an-impending-good-samaritan-law-in-the-uae-and-how-it-could-impact-the-sports-industry/

https://www.seekerspath.co.uk/question-bank/guidance-counsel/q-id0508-what-is-the-islamic-ruling-on-performing-cpr-to-save-a-non-mahrams-life/

スンニ派ファトワーでも許可しないものもある

https://www.islamweb.net/en/fatwa/99003/ruling-on-cpr-cardio-pulmonary-resuscitation

ファトワーは国や地域宗派を超えないのでムスリム全体に適用できないケースがある

UAEでの調査では男性回答者はCPR(心肺蘇生法)に反対、女性は賛成が多数。

善きサマリア人の法(生命に対する差し迫った深刻な危険対処への免責)は日本でも導入を検討すべきではないか

2022-04-10

anond:20220410184534

それは弁護士か何かだっけ?

イスラム法学者女性の肌の露出激怒するらしいし、どこの国でも法律家というものは淫らな風潮を許容できないんだろうね。

2021-08-18

anond:20210818192341

イスラムの教えに反するから一般人処刑

間違い。書くなら「タリバン政権下ではイスラム『法』に違反した者を処刑」、対して「アフガン政府下では近代西洋法に違反した者を処刑

イスラム法に基づいたイスラム国家は今でもタリバン以外にいくらでもある。法解釈は各イスラム法学者によってその時代場所で変わるから最近だとサウジ女性運転できるようになったり変化はつけられる。

同じように近代西洋法でも各国が時代に合わせて厳罰をつけたり罰則をなくしたりする。大麻死刑になる国もあれば全く問題ない国もある。

根底にあるのはどちらも「法」

2021-06-02

自民党おっさんがいたらまとまるものもまとまら

しかし残る女性とLGBTの間でも意見割れるとなると

イスラム法学者仲裁に入ってもらうのも手か

同じ社会的弱者であり

しかフェミ運動からトランス運動から一定距離を保っている

2019-11-24

サウジアラビアとかイスラム法学者以外の文系存在しなさそう

MbS以後の改革解放でさすがに最近はそんなことないんだろうか

2019-07-19

きょうの逸材

鈴木雄介 Suzuki Yuusuke

@suzukiyuusuke3

今日までアニメはある種の人々(一般オタクと呼ばれる)の信仰対象になっていた。それは新興宗教だった。以前、あるアニメをみろとそういう人達に奨められ、なんとか苦労して全話みてみた上で、おもに美術批評言語を使って率直に批評したところ、その種の狂信者から大変しつこく誹謗中傷された。

それで私は気づいた。アニメは或る一部の人々にとっての正真正銘宗教なのだと。信者の中に批評言語は持ち込まれない慣行になっている。だから私がちょっとしたきっかけ(アマゾンプライムビデオに入ってみた)で一時的にひきずりこまれたその業界中では、同調か全拒否どちらかしかできないのだった。

アニメ手塚治虫ディズニー辺りから流行しだした新たな映画形式といえるだろうが、その商業芸術が主な客にしているのは一般大衆の中でも子供や、特に幼稚な大人である宮崎駿でさえ子供向けを前提にしていたから、総じて知的障害に近い社会不適合者を大勢ひきつける結果になるのは必然だった。

私が何とか苦労してあるアニメを全編みてみたのは、そのアニメファンネット上で制作陣を執拗脅迫していたのを知っていたからだ。アニオタによる猟奇的事件引き起こしている作品とは何かを確かめてみたのだ。結果はひたすら幼稚な中身で、反社会的知的障害ボーダー層を煽っていたのだった。

京アニ作品は1度もみたことがないから中身については何もいえないのだが、昨今アニメとりまく状況は嘗てのものとは全然様変わりしている。それは上述のよう反社会的精神遅滞に近い人々が大勢新興宗教として崇める対象になっているという点で、過去アニメ界とはまるで質が違うのである

アップルCEOティムクック氏が京アニに同情の様なツイートをしていて私はこの事件について知ったのだが、彼はアイフォンの主要な顧客である日本人全体の中でも、京都に新たな店舗を設置したところなどから現代アニメ界をとりま社会病理をまったく無視して単なるテロとして扱っていると思う。

他の大衆娯楽、たとえば(これも京都本社がある任天堂に縁が深いが)テレビゲームとか、映画とか、漫画小説みたいなものアニメが「サブカルチャー」として近い位置づけにあるのは確かだが、現時点のアニメはほぼ深夜テレビなどで提供される無料の娯楽で、いってみれば下流の慰み物なのである

村上隆氏はアニメの無教養(Lowbrow)な性質を、知的文脈操作欧米美術史に皮肉位置づけで乗せることで有名になった。端的にいうとアメリカのポップアーティスト漫画に素材をとったのを日本ネタで流用したのだが、一時的に彼の援護的唱道者だった東浩紀氏らも、アニメ公民権を与えた原因だ。

なにがいいたいか日本政府が麻生大臣や、東氏に親しい猪瀬都知事が在籍していた時期に、クールブリタニアを表層的に猿真似した文化政策であるクールジャパンでアニメにお墨つきを与えたのは、間接的に東京圏スーパーフラッターが影響している。要はアニメの暗黒面は意図的無視されていたのだ。

アニメは「わかりやすく」「子供に愛されており」「みなが大好きな」「誰にとっても望ましい」「外国人にも大人気で」「日本文化象徴」といった凄まじい厚化粧で美化されてしまった。背後には労働集約的手描きの不合理な制作過酷長時間労働地獄があり、知的ボーダーの客層による退廃があった。

たとえば同人誌という分類がある。二次創作という名目アニメキャラに、変態性欲の性行為をさせる独自制作漫画アニメ作品販売するとんでもない退廃主義世界が、東京コミックマーケットを中心に勃興していた。石原都知事時代には一部は18禁化されたが、堂々と非実在児童の性を含んでいる。

美術史の中ではバルテュスを筆頭に、その種の児童性愛表現や、ギリシア美術とか江戸春画などに由来した変態性欲的なエロス表現は多かれ少なかれ容認されている。つまり同人誌サブカル派生物として、未来では昭和平成・令和期の主に東京での大衆芸術の姿と歴史化されてはいるだろう。

京都中世、「上方」と称し、大衆蔑視の高踏的な文化傾向を自認していた。が上述の任天堂や今回被害にあった京アニはそうではない。京都府民の一部は東京文化を自らとりこみ、多かれ少なかれ低俗大衆芸術販売しはじめた。これは質的変容でもあるし、アニオタによる炎上事件伏線にもなっている。

サブカルなるもの低俗で無教養一般大衆相手に客商売するところに発生した。しかアニメは単なる売り上げの為ますます大衆の中で最も愚かな者」を最大公約数の客層にしようと幼児退行じみた卑俗化を極めていった。その極点に起きたのが某アニメ制作陣への脅迫事件や今回のガチ炎上事件なのだ

今日アニオタと呼ばれる人々には、おそらく東京キー局によるテレビニュースコメンテーターが訳知り顔でいいそうな「犯罪者予備軍」といった客層が確かにまれている。それは例えば高IQ知識人とかハイカルチャーの客層(日本ではほぼ絶滅しているが)に比べてより多めに含まれているだろう。

なぜなら、上に述べたとおり、東京京都アニメなるものは金儲けを目的に、できるだけ量的に俗受けする為、どんどんと卑近表現に自らを変質させていったからだ。要は、下流相手に客商売しているので、当然ながら犯罪者反社会的知的ボーダーの部類もアニメファンには含まれしまうことになる。

なぜ彼ら下流的な知的ボーダー層に昨今のアニメ宗教とみなされているかだが、私のみたかぎり、彼らは知識社会全然ついていけていない。当然ながら幼稚極まりない娯楽作品しか理解できない。資本主義の手順に従い広告費やグッズ販売などを目的に次々流される深夜アニメが彼らのたまりなのだ

ニコニコ動画は、今では国際レベルビリビリ動画にお株を奪われたが、嘗ても今もこのアニオタ層と極めて親近していた。2chねらー誘引した西村博之氏らが匿名コメント機能をつけたので、名誉どころか恥も外聞もない反社会的犯罪者との境界例にとって極めて居心地のよい居場所になったからだった。

もう一つ、注目すべき事件があった。悠仁親王アニメエヴァンゲリオン』内で引用された、ロンギヌスの槍とほぼ同じピンク色に塗った二股刃物で、或る被疑者脅迫した事件だ。この槍は神学上、磔刑後のイエスを突いて聖性を否定した遺物とされており、王権神授説の否定意識した事件だったろう。

アニメオタクそもそもが、虚構現実と多かれ少なかれ混同し易い脳の性質の持ち主が大半であろう。さもなくば作り話にいつまでも夢中になるわけもない。いわゆる偶像崇拝禁忌という私徳が弱い人達といいかえてもいい。この点では、ポケモンGO等を禁止した一部のイスラム法学者正見を述べている。

そして虚構現実混同し易い脳は、一般子供の時点でそうなり易いのが経験的に明らかなかぎり、いわゆる精神年齢の低い人々により多くみられるはずだ。つまりアニオタは単に批評言語が拙いだけではなく、アニメ内で表現された思想宗教的に鵜呑みにしがちで、かつ知的ボーターも相当混じっている。

から、多かれ少なかれ類似の退廃がみられる他のサブカル(例えば小説とかも)含め、一切近づかないことにした。その内部にいる人々は特定宗教信者とほぼ類似エコーチェンバー残響室)内にいると自覚し、サブカル批判を進んで行うのが賢明だ。

https://twitter.com/suzukiyuusuke3/status/1151922241971478528

2019/07/19

アニオタ炎上

現実アニメ混同発狂偶像崇拝悪しきアニオタ

金儲け俗受けアニメ流布しつつオタク炎上悪しき京都

中華思想自文化中心差別していなか蔑視の悪しき京都

国内外うろつくアニメオタクらが偶像崇拝広め媚び売る

同調圧力加えアニオタの下衆な妄想流布し炎上

https://yuusukesuzuki.blogspot.com/

2018-12-24

Vtuberディープウェブアンダーグラウンド(DWU)』とシリア北大生の周辺

初めに

 昨今のVtuberブームめざましく、Twitter上でその話題を聞かない日はないと行っても過言ではない。その中でも、私の周辺では、なにかと過激発言で注目を集めるVtuberディープウェブアンダーグラウンド(https://www.youtube.com/c/DeepWebUnderground)』が話題を集めているように思う。そこで、私見ではあるがディープウェブアンダーグラウンド(以下DWU)の背後について述べていこうと思う。

DWUはなぜシリア北大生を呼べたのか?

 DWUは今年の5月に『DWU VS イスラム国に参加志願した北大生【#003】』 (https://youtu.be/gYOHVDFop_A)と題して、シリア渡航しようとした北大生との対談動画をアップしている。この動画の中でシリア北大生は「友人の紹介なので取材を受けた」という旨の発言があり、それ以外ではほとんど取材を受けていないことを述べている。実際、彼について書かれているネット記事は多々あれど、本人が取材に答えている記事は私の調査範囲では見つからなかった。つまり、DWUには『シリア北大生を紹介できる友人』が関係者にいることがわかる。

 シリア北大生は、秋葉原本屋に出ていた求人広告を見て、シリアに向かったとされる。その秋葉原本屋経営者は『大司教』と呼ばれ、シリア北大生とTwitter上で面識があったとされる。(以下の記事を参照)

イスラム国北大生」呼び出した『大司教』何者?他にも危ない求人 https://www.j-cast.com/tv/2014/10/08217868.html

イスラム国」行きを志願した北大生の素顔に迫る――「研究者として渡ってほしかった」岩上安身によるイスラム法学者中田考氏緊急インタビュー(実況ツイートまとめ) https://iwj.co.jp/wj/open/archives/180682

大司教とDWU

 その大司教(現在非人と名乗っている)であるが、今年の3月に『「会社乗っ取り屋」の通称大司教」と話す【2018-79】えらてんラジヲ3/1』(https://youtu.be/-dYR64DA3h0)という動画に出演しているが、その中で、「Vtuberをはじめる」という発言しており、今年の10月にも

Twitter発言している。この発言からVtuberとDWUの内情に詳しいように感じられる。

この大司教の2つから大司教及びその周辺がDWUの運営に関わっているのではないかと推察できる。

まとめ

以上のことから、DWUと大司教関係が疑われる。

上の動画大司教ディープウェブ犯罪に関わっていると述べており、DWUは案外浅瀬チャプチャプでも陸地トコトコでもなかったんだなぁ…と感じられた。おわり。

追記:明日の夜に『発達障害の僕が「食える人」に変わった すごい仕事術』で有名な借金玉との対談がプレミア放送でアップされるらしい。上記大司教動画でも借金玉の名前が上げられており、シリア北大生と借金玉がリプライを交わしてる光景はよく見られる。その界隈とDWUの関係性の深さがを疑わせる材料が増え、本文中の疑惑は更に深まったのではないかと感じさせる。

2018-08-02

anond:20180801234458

元増田です。

開祖時代とは色々と違うから現代では千年以上前に作られた教えをそのまま適用できないよね」というのはクレバーな逃げ方ですね。

実際にほとんどのイスラム教徒はそんなだろうし、イスラム法学者もそれに合わせてファトワを出してるんだろうね。

でも俺は、

ムハンマド言葉はいかなる時代場所でも正しい神の言葉であり文字通りに実践しなければまかりならぬぅっ!」

という原理主義者に頑張って欲しい。

アメリカ児童婚重婚容認を求める裁判を起こして、それを批判するリベラル知識人が「無自覚差別感情」をうっかりお漏らしして滅茶苦茶に叩かれるのが見たい。

2018-08-01

ヨーロッパの多くの国でそのうちイスラム多数派になる

らしいよ。

移民イスラム教徒バンバン子供を作るから人口統計学的にほぼ確実な未来なんだって

有権者の多数がイスラム教徒になったら、

民主的選挙で多数を取ったイスラム教徒大統領/首相誕生して、

イスラム法学者最高裁判所判事に任命されて、

同性婚違憲判決が下されて(というか法廷で争うまでもなく、ムスリム大統領/首相就任した日からゲイは街頭でリンチされて警察は見て見ぬ振りって感じになるだろうな)、

国会絶対多数を占めるイスラム政党重婚合法化立法して……

特にイスラム移民の多いフランスオランダノルウェーあたりが50年以内にそんな国になるとか想像しただけで胸がキュンってなる。

その日を拝むためだけでも絶対長生きしなきゃって元気が湧いてくる。

ところで、中世ジャップランドから人権先進国亡命したはずの出羽守さんたちどうするんだろう?

まさかあんなセクシズム宗教服従してブルカは被れんよなあ?

日本に逃げ帰って『ムスリムだらけで神権政治ヨーロッパ地獄だった。戻ってみたら日本天国だった』みたいなヘイト本書いてチョッパリホルホルさせて老後の足しにするの?

それとも白人ジジイとの間に生まれた息子を「白人キリスト教徒人権思想支配していたあたしが愛した欧米トリモロス!」みたいに洗脳教育してホームグロウン・テロリストに仕立て上げるの?

お前ら最低だな。

2015-11-28

http://anond.hatelabo.jp/20151126210738

イエス律法学者ガチバトルして抹殺されたが、イエス信徒たちの作った教団にも、聖職者階級が出来て、彼らのものになった。

ムハンマドも神のもとの平等を説いたが成し得なかった。

建て前では出家在家区別はなく、聖職者という存在はないことになっているが、イスラム法学者が幅をきかせている。

教皇カリフも、代理人という微妙な位置付けから始まっているが、権威であることは皆が知る通り。

教皇カリフがいなかったら、組織として成り立たずに歴史の中に消えていっただろうし、リーダーを持つ組織をつくれば、その下に側近、その部下という階級が出来上がり、信徒平等は実現できない。

そして行き詰まり、数限りなく宗教改革分派が続く。

イエスムハンマドの教えは、精神面では教義原点回帰しつつ(あるいはしたつもり)でも、当時なりに当時の社会情勢にチューニングしていた。

あるいは解釈余地があったか世界宗教になった。

律法ローマ法でダブスタのところは、ローマ法を優先したっていいよん」

イエス

ダブスタがないように世俗の法も宗教戒律も擦り合わせて一本化しとけ」

ムハンマド

現代だと問題アリアリでも、当時はそれなりに柔軟な解釈改革したつもりだったわけで。

マジヤバいのは、原点回帰経典は一語一句正しいとする連中。

ISも当然だが、S県の顕正会、まじヤバ。

こないだ勧誘を受けたのだが。

日蓮の教えは一語一句正しい!

新型インフルエンザ東日本大震災日蓮予言

中国(元)が攻めてくるから天皇帰依させて国立戒壇をつくって国を守れ。

創価学会けしからん

政教分離を掲げるなどあってなるものか!

政教一致は必達!

何故なら日蓮聖人はそう言ったからだ!

ちなみに、

日蓮宗から原点回帰を強めて過激すぎて破門されたのが日蓮正宗

日蓮正宗から原点回帰を強めて過激すぎて破門されたのが創価学会立正佼成会

この両会は在家たちの、つまりから宗教改革だったが、知っての通り王国を作ってる。

創価学会からさら回帰を強めて、過激すぎて破門されたのが顕正会

中国の脅威から日本を守ることしか頭にない。

日本進化論否定する連中とたいして変わらん奴らがけっこういる。

2015-06-26

おっさんニート改憲について語るよ

ゲーム提案


こんにちは自分は41歳の鬱病ニートです。一応まだ会社に籍はありますが、風前の灯です。年収は750万ですが、来月の給料は振り込まれないかもしれません。


さて、そんな自分が、有り余る暇と、借りてきた知識と、浅はかな理解を総動員して、以下、改憲について語ってみました。

しかし、しょせん居酒屋政治談義レベルです。あちこちに穴があろうかと思います。偉そうに語りながら自ら政治的活動を取ることは絶対にない、実行する立場で考えていない現実性のなさなど、大嫌いな民主党と同じです。立場の違いによって意見が異なる方も大勢いることでしょう。薬を飲んでいて集中力が持たないので、文章精緻とは言いがたい。

そこで諸賢にゲーム提案したい。

以下の駄文あなた立場で好きにブラッシュアップして、トラバにぶら下げてみてほしい。それぞれの記事ブコメの侃々諤々も楽しみたい。それで、改憲についての理解を深めさせてほしい。


憲法とは

(念のため:「憲法」=「日本国憲法」として書きます


国民基本的人権国際平和基準に、国体国家権力範囲規定したものだと捉えています


改憲憲法解釈について・あるいは護憲としての改憲


 集団的自衛権法整備について、”憲法解釈”で侃々諤々になっています自分も、今の進め方では法案違憲だと考えていますが、そもそもの問題は、憲法を不改常典のごとく扱うことだと思っています


 一般論として、人の作った物はなんであれどこかに不備があり、経年劣化も起こし、時代とともに実情に合わなくなっていきます一神教啓典の民のみなさんが、聖典と実情の辻褄合わせにいかに苦労しているかは、日々ニュースを見ていれば自明です(聖典を人の作った物とする点、信者ではない愚かな人間の考えですので敬虔信者の方々はご容赦ください)。”憲法解釈”もまた、穏健派イスラム法学者クルアーンほかと現代の実情の辻褄合わせに「解釈」を以て臨むことに似ています

 両者に相通ずるのは、「解釈」とは、変えられない記述に対して現状を容認(その程度は議論によってはかられるものの)することを先ず目的とし、換骨奪胎を試み、不都合記述実効性をなくす点です。そのあたりを原典に対する欺瞞(あるいは冒涜)だとして攻撃するのが、イスラムで例えればいわゆる原理主義であり、憲法では護憲派と言われる人たちの一部だと認識しています


 しか憲法は、一神教聖典とは異なります憲法は、自らが国民意思によって改められることを認めています。不改の聖典ではないことを条文の中で表明しています。古びて時代に合わなくなったところは、十分な議論の下で速やかに更新し、実情に合わせて憲法合理性を常に維持する。そのことで「解釈」の余地を減らし、国権制限するという憲法機能のもの実効性を維持する。そのような合理性をもともと憲法は備えています


憲法解釈”による憲法の死文化機能喪失を防ぎ、違憲状態国権発動を防ぐためにこそ、改憲提案とその議論は常に行われるべきです。それが本当の積極的護憲」だと考えますしかし、現在のような、翼賛体制でもない限り超えられないような鉄壁ハードルがあっては、投票国民一人一人の意思の反映)を前提とした議論は起こり得ず、従って適切な更新も為されません。そして現に今、変えられないなら憲法を死文化してしまえとばかりに、相当無理のある”憲法解釈”が強行されようとしています


護憲派のみなさんへ


 あなたがたが第一に「護」りたいのは、憲法機能のものなのか。特定の条文なのか。はじめにそこを整理してほしい。


 前者であるなら、上述の通り、改憲積極的に認めるべきです。繰り返しになりますが、改憲憲法の中で保障されている国民権利ひとつです。いかなる思想があろうとも、これを否定することは前者の意味での「護憲」と矛盾すると考えています

 後者であるのなら、その条文の是非を問う投票を通して、国民に白黒はっきりしろと突きつけるべきです。そのための議論の中で、あなたたちの考えを訴えるべきです。条文を護るために改憲手続きのもの否定し、国民投票をさせないというベクトルは、上述の通り自分の目から憲法意志に反すると映るし、主権者たる国民とその権利を軽視するものだと思っています


 さて、そこで提案です。

 “解釈”による憲法無効化を阻むためにも、いまここで、あなた方のサイドから憲法改正を訴えませんか?たとえば、現状の九条から解釈余地を削り、よりあなたがたの望みに沿う条文にするとか。そして、「改正可能にする」という一点で改憲派連携し、”解釈”と対峙しませんか?

 もちろん、改憲派から出させる対案の中には、あなたがたが受け入れることができないものもあるでしょう。しかし、選ぶのは国民です。憲法がそれを保障しています


 同じことの言い換えでしかありませんが、繰り返します。

 後生大事特定の条文だけを護っても、憲法のもの実効性が失われれば無意味です。


改憲派のみなさんへ


 護憲にもいろいろあるように、ひとくくりに「改憲派」といってもいろんな考えがあろうと思いますしかし、条文を改めてまで、なお憲法を維持しようとする一点では、護憲的とも言えます。そこについては、上述の通り、護憲派連携する余地があると思っています


 あなた改憲の後に実現すべきと考えている政策が、今の政権の”解釈”の末にあるものとたとえ一致したとしても、憲法の箍がはめられているか否かの違いは後の世に対して非常に大きなものがあります国権制限する憲法機能喪失している状態を容認してしまえば、いまの政権暴走しなかったとしても(あるいは今の政権なら暴走しても容認できる、とあなたが考えるにしても)、後のあらゆる政権にその選択を許すことになります

 数年前、日本国民民主党政権を選びました。同じように、後の世がどのような政権を選ぶかは分かりません。今のあなたにはとても支持できないような政権が生まれたとして、そこにも等しく暴走余地が残されます暴走する○○党政権(○○にお好みの政党を当ててください)。おそろしい。


 そんな事態を避けるためにも

 政策的に結果オーライではなく、その手続きが法を逸脱することについてはNOを突きつけませんか?数が必要なら、護憲派も引き入れて。


 民主主義とは、すなわち手続きでもあります国民付託を請けた行政のあらゆる意思決定手続きを通して公にされ、それを国民監視することが国民主権の根幹にあります。多少煩わしく、遠回りがあったとしても、それはいわゆる「民主主義コスト」です。この先も日本健全民主主義国家であり続け、国際社会の中で世界に誇れる国であるために必要なことだと思います

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