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2025.01.01 20241231 火
 7時35分はこの冬最も遅い起床。だって外が暗いし、今日は厄介なこともあるんだもの。
 それは次男のことで、電車が山形に着いたらまっすぐあそこのラーメンを食べに行くから車で送れ、その後はホテルにチェックインしてそれからは未定とのこと。また、彼の話は自分の自慢や得意分野の話ばかりなので、聞いている側はつまらないということもある。
 彼の気分によって決まるようなことにいちいち付き合う気はないので、彼らについては申し訳ないがつれあいにお任せしようと布団の中で決める。しかしまあ、今日一日は、自分のやりたいことは何もできないと思っているほうがよさそうだ。
 騒がしくなる前にひと勉強をと、「民族の世界史15 現代世界と民族」を30ページ読んでおく。

 大雨が降る中つれあいが山形駅に迎えに行ったあと、こちらはフリーで一人メシに向かう。「誰にも邪魔されず、気を遣わず物を食べるという孤高の行為」をしに行くというわけだ。
 「松屋上山店」を3年7か月ぶりに訪って、数日前から食べたくなっていた、ネギたっぷり旨辛ネギたま牛めし(並盛)630円に、生野菜150円を添えて。
 おおっ、ごはんが見えないほどの盛りで、しかも卵は温玉。いいんじゃないの。松屋は味噌汁付きだもんね。おっと、紅生姜も載せなきゃ。給水器には水だけでなく熱い番茶もあってうれし。
 かつては並盛りなんて、それだけでは絶対に足りずに大盛りにしたものだが、今となってはサラダを付ければ並盛りでも多いくらい。牛肉の旨みもしっかり感じられて、満足できる一食となった。

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(「松屋上山店」のネギたっぷり旨辛ネギたま牛めし)

 大晦日なので、この1年を振り返ってみる。
 3月に次男が結婚し、二人の息子たちがそれぞれ所帯を持つようになって、親の責任というものから解放された。これから彼らは良いも悪いも自己責任でやっていってほしい。こうなってみると、不思議な安堵感が得られるものだ。
 5月朔日には長男夫婦が双子姉妹を授かる。これで孫が3人となり、長男夫婦だけでは手に余るところを我々夫婦が時折助っ人として支援することになる。大変な一面もあるが、つれあいなどはこれがあることでむしろ嬉しそう。生活にハリが加わったようだ。
 5月後半には94歳の母が逝去する。最後は肺炎との診断だったが、認知症が進み、寿命がやってきということだったのだろう。
 母の死を受けて、遺産分割の手続を8月までに済ませる。また、秋までに自宅と実家の不用品のほとんどを整理する。リサイクルセンターや2ndストリートに足繁く通い、ごみの日に大量のごみを出したが、まだ全部が終わるところまではいっていない。
 11月には実家の土地・建物を売りに出す。年内中には決着がつかなかったが、来年にはケリをつけたいと思っている。

 という具合に、今年は私的側面での生活環境が大きく変わった年となった。その一方では、仕事を辞めてから丸5年が経過し、面倒な社会のしがらみとはほぼ縁が切れた生活ができるようになった。友人などとの交わりもぐんと少なくなり寂しい一面もあるが、それを上回るほどのフリーな感覚を日々味わっている。

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(image)

 さて、来年は。
 2024年は母の健康不安や入院ケアと、孫育てのための急な呼び出しに備えて自宅にいることが多かった。しかしもう母は亡く、春になれば二人の乳児も保育園に通うようになり、出動要請の頻度もある程度は落ち着くだろう。となれば、旅やドライブなどに出かけられる自由度も高まる。25年は、我々夫婦が健康でいられるうちに、お出かけをたくさんする年にしたいものだ。

 3ファミリーでの会食は20時前には終了。ふだん二人で静かに暮らしているところに7人もの客がやってきて、大盛況の夜となった。みんなそれぞれに健康で元気に暮らしていることが何よりだ。
 年末の夜の番組には見るべきものが1本も見当たらないので、テレビは点けずに「翔ぶが如く(9)」を30ページだけ読み、年が替わる前には眠りへ。

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