2024.06.01
20240531 金
ばたばたとしているうちに、5月も終わってしまうではないか。
深夜1時前、なぜか鶴岡赤川花火大会の前売券を某観光旅館の女将を通して入手しようとしたばかりに悪戦苦闘するというヘンな夢で目が覚め、しょうがないので電灯を点け、本を読んで寝汗を抑える。
4時半にも目が覚めて、またもや読書。この間小用にも2回立つが、これは前夜の入浴を省略したため発汗が少なかったからということなのだろうか。また厭な夜間頻尿が起こるのではなかろうな。
でもまあ、母が亡くなったことで、いつ何時病院から呼び出しの電話がかかってくるかと怯えずに済むのは、心の安寧を保つ上ではいい材料だと思いたい。
(旅の記憶:フーチャ(潮吹き洞窟)(沖永良部島和泊町国頭) 2005.4.30)
画像は、2005年春に訪れた沖永良部島の「フーチャ(潮吹き洞窟)」。切り立った断崖にサンゴ礁が荒波で浸食されてできた縦穴型の洞窟で、季節風が強い日や台風のときには20~70mほども潮が吹き上がることがあるとのこと。洞窟内の深い青色の海が渦を巻き、吸い込まれそうな気になったことを思い出す。
こんなことを記す気持ちのゆとりがあるということは、先週と比べれば生活はだいぶ正常化してきている。だが、読後本のインプレや旅に関する記録などを「書く」ことについてはまだそれをやる気力が追いついていない。もう少しだけ時間をちょうだいという感じだ。
雨が降り出した今日の午前中の作業は、親族から現金書留で送られてきた香典のお返しにカタログギフトを送付するため、葬儀社の本社に相談に行く。カタログギフトにいわゆる香典返しと挨拶状を添えて、発送を依頼する。
ついでに、注文した古書が届いたブックオフに寄り道。しかし棚卸しとかで午前中は閉店中でやんの。それと、CDでの現金調達のための銀行に寄る。葬儀関連及び、長男の第2・第3子の出産祝に充てることになる。
(「moh'z(モーズ)」のたっぷりデミチキンカツ弁当)
元木のスーパーマーケット「moh'z(モーズ)」で、食料品の買い物がてら総菜品をチェックする。ここの総菜売り場はなかなかよく、並んでいるものの中から「たっぷりデミチキンカツ弁当」599円+税=647円をセレクトして、自宅で食べることにする。
家でその容器を見ると、外で見るよりもずっと大きく感じ、攻め(食べ)甲斐がありそうだ。名前の「たっぷり」は「デミ」「カツ」「弁当」のどこに係る形容詞なのか判然としないけれども、実食してみてわかるのは、その3つのいずれもが「たっぷり」であったことだ。こりゃすごいや。(笑)
コク深い味わいのデミソース、もっこりと盛り付けられた分厚くてどでかいチキンカツ、とてもいい炊き具合のつや姫のごはんがそろい踏み。これらがつくりたてでまだほんのり温く、カツの衣もサクサクのままなので、べらぼうにおいしかった。
今日の株取引は、だいぶ値を上げてくれて、昨日の6買いから一転、7銘柄の売りとなる。
この5月1か月分の株式投資を総括すると、投資に充てているわが資産は0.01%のマイナス、つまりほぼトントンだった。しかし、わずかながらであっても、2か月連続でマイナスになったのは、統計を取り始めて以降の2年半の間では初めてのことだ。日経平均もこの1か月で0.21%とわずかながら上げているのに、この結果はけっして芳しいとは言えない。投資中の金額と手元に保留している金額との比率もほぼ変わらずだった。
でもまあ、上げ下げが行ったり来たりするボックス相場にあって、細やかな売り買いをして小さいながらも利益を拾い、平均的水準を上回る利益確定額を出して、なんとか大負けに至らなかったことについては、多少ながら評価してもいいのかもしれない。取引ユニットベースで、売りが39、買いが48と、2か月連続での買い越しだった。
(2015年11月17日、両国国技館。オカダとの引退試合後に笑顔を見せる天龍源一郎。リング上で「負けたーっ!」と天龍が絶叫したのを覚えている。)
読書は、「炎上チャンピオン」を150ページ。
新宿コンビニ襲撃立てこもり事件の犯人として9年間の服役から出所してきた、かつての帝国プロレスのナンバー2だった流小次郎が語る。
「私はね、どんなことをしてでも叩きのめしたい人間が二人、この世の中にいるんですよ」
その一人は、帝国プロレス時代、現代の武蔵と小次郎と謳われた永遠のライバル、ファイヤー武蔵。
「あの男とだけは決着をつけたい。あの男を倒す日を夢見て、私は9年間を刑務所で過ごしてきたようなものですから」
そしてもう一人は、コンビニを襲った真犯人だというのだった。
「私は無実です。私に罪をなすりつけた人物を、私は絶対に見つけ出したい」――と。
著者の横関大は、1975年静岡県生まれ。大学時代に小説を書き始め、卒業後は都内でアルバイトをしながら小説家を目指すも、その後純文学からミステリーに転向し、2010年「再会」で江戸川乱歩賞を受賞してデビュー。高校時代は“やけに不機嫌そうなおじさん”天龍源一郎のファンだったようだ。
深夜1時前、なぜか鶴岡赤川花火大会の前売券を某観光旅館の女将を通して入手しようとしたばかりに悪戦苦闘するというヘンな夢で目が覚め、しょうがないので電灯を点け、本を読んで寝汗を抑える。
4時半にも目が覚めて、またもや読書。この間小用にも2回立つが、これは前夜の入浴を省略したため発汗が少なかったからということなのだろうか。また厭な夜間頻尿が起こるのではなかろうな。
でもまあ、母が亡くなったことで、いつ何時病院から呼び出しの電話がかかってくるかと怯えずに済むのは、心の安寧を保つ上ではいい材料だと思いたい。
(旅の記憶:フーチャ(潮吹き洞窟)(沖永良部島和泊町国頭) 2005.4.30)
画像は、2005年春に訪れた沖永良部島の「フーチャ(潮吹き洞窟)」。切り立った断崖にサンゴ礁が荒波で浸食されてできた縦穴型の洞窟で、季節風が強い日や台風のときには20~70mほども潮が吹き上がることがあるとのこと。洞窟内の深い青色の海が渦を巻き、吸い込まれそうな気になったことを思い出す。
こんなことを記す気持ちのゆとりがあるということは、先週と比べれば生活はだいぶ正常化してきている。だが、読後本のインプレや旅に関する記録などを「書く」ことについてはまだそれをやる気力が追いついていない。もう少しだけ時間をちょうだいという感じだ。
雨が降り出した今日の午前中の作業は、親族から現金書留で送られてきた香典のお返しにカタログギフトを送付するため、葬儀社の本社に相談に行く。カタログギフトにいわゆる香典返しと挨拶状を添えて、発送を依頼する。
ついでに、注文した古書が届いたブックオフに寄り道。しかし棚卸しとかで午前中は閉店中でやんの。それと、CDでの現金調達のための銀行に寄る。葬儀関連及び、長男の第2・第3子の出産祝に充てることになる。
(「moh'z(モーズ)」のたっぷりデミチキンカツ弁当)
元木のスーパーマーケット「moh'z(モーズ)」で、食料品の買い物がてら総菜品をチェックする。ここの総菜売り場はなかなかよく、並んでいるものの中から「たっぷりデミチキンカツ弁当」599円+税=647円をセレクトして、自宅で食べることにする。
家でその容器を見ると、外で見るよりもずっと大きく感じ、攻め(食べ)甲斐がありそうだ。名前の「たっぷり」は「デミ」「カツ」「弁当」のどこに係る形容詞なのか判然としないけれども、実食してみてわかるのは、その3つのいずれもが「たっぷり」であったことだ。こりゃすごいや。(笑)
コク深い味わいのデミソース、もっこりと盛り付けられた分厚くてどでかいチキンカツ、とてもいい炊き具合のつや姫のごはんがそろい踏み。これらがつくりたてでまだほんのり温く、カツの衣もサクサクのままなので、べらぼうにおいしかった。
今日の株取引は、だいぶ値を上げてくれて、昨日の6買いから一転、7銘柄の売りとなる。
この5月1か月分の株式投資を総括すると、投資に充てているわが資産は0.01%のマイナス、つまりほぼトントンだった。しかし、わずかながらであっても、2か月連続でマイナスになったのは、統計を取り始めて以降の2年半の間では初めてのことだ。日経平均もこの1か月で0.21%とわずかながら上げているのに、この結果はけっして芳しいとは言えない。投資中の金額と手元に保留している金額との比率もほぼ変わらずだった。
でもまあ、上げ下げが行ったり来たりするボックス相場にあって、細やかな売り買いをして小さいながらも利益を拾い、平均的水準を上回る利益確定額を出して、なんとか大負けに至らなかったことについては、多少ながら評価してもいいのかもしれない。取引ユニットベースで、売りが39、買いが48と、2か月連続での買い越しだった。
(2015年11月17日、両国国技館。オカダとの引退試合後に笑顔を見せる天龍源一郎。リング上で「負けたーっ!」と天龍が絶叫したのを覚えている。)
読書は、「炎上チャンピオン」を150ページ。
新宿コンビニ襲撃立てこもり事件の犯人として9年間の服役から出所してきた、かつての帝国プロレスのナンバー2だった流小次郎が語る。
「私はね、どんなことをしてでも叩きのめしたい人間が二人、この世の中にいるんですよ」
その一人は、帝国プロレス時代、現代の武蔵と小次郎と謳われた永遠のライバル、ファイヤー武蔵。
「あの男とだけは決着をつけたい。あの男を倒す日を夢見て、私は9年間を刑務所で過ごしてきたようなものですから」
そしてもう一人は、コンビニを襲った真犯人だというのだった。
「私は無実です。私に罪をなすりつけた人物を、私は絶対に見つけ出したい」――と。
著者の横関大は、1975年静岡県生まれ。大学時代に小説を書き始め、卒業後は都内でアルバイトをしながら小説家を目指すも、その後純文学からミステリーに転向し、2010年「再会」で江戸川乱歩賞を受賞してデビュー。高校時代は“やけに不機嫌そうなおじさん”天龍源一郎のファンだったようだ。
2024.06.02
20240601 土
6時起床だが、その1時間前には目が覚めている。
もう6月。土曜日で投資関連の活動がないので、長めの日記を書くなどして朝を過ごす。
「旅の記憶」は、沖永良部島の「世之主神社」。
世之主は琉球北山王にルーツを持つ島主。その昔、沖永良部島のニシミ(下城地区)のノロ(集落祭祀を司る上級神女)が北山王に貢物を持っていくこととなり、付き人として自分の姪にあたる美しい娘を連れて行く。この娘が北山王の目に留まり、そのまま今帰仁城で暮らし始める。この娘はやがて北山王の子を身籠り、出産のために沖永良部島へ帰省し、当時ニュウマ屋敷とよばれていたこの場所で、後の「永良部世之主」となる男の子を出産したと伝えられる。
(旅の記憶:世之主神社(沖永良部島和泊町内城)とレンタバイク 2005.4.30)
つれあいが今朝、洗濯仕事をしていたらひどいめまいに見舞われ、吐き気もあって気分が悪いという。健康が取り柄のひとつだったつれあいも、年齢には勝てないということか。また、先週の母の死とその後の一連の行事、そして、まだ入院中の双子への授乳をしに病院に行く嫁の送り迎えや長男家族の食事準備などのために、想像以上の心労があったのかもしれない。
横にならせ、水を飲ませ、みぞおちに冷たいタオルを当てさせ、母からむこうへと連れて行かれないように注意しなければなどと冗談を言い合いつつ、近くの耳鼻科の土曜日の診療時間を確認して、ひどいときの場合に備える。以前脳神経内科から処方されためまいの薬を服用し、ひと心地ついたようだが、まだあまり元気はない。
つれあいは昼食を食べないというので、自分の分は何か買おうかと近くの「週末びっくり市山形南店」へ。少し前に販売されていたのを見つけ、いずれ食べてみなければなるまいと思っていた、とじないカツ丼753円を買う。ちょうど出来立てが陳列されようとしていたということもある。
とんかつの厚さは2cm以上あり、部位によっては3cmになろうという勢い。ぱっと見、会津のソースカツ丼のような肉で、デカ盛りソースカツ丼の店「十文字屋」でギブアップした記憶が甦ってきた。肉自体は老齢の牡のものと思われる、脂身の少ないパサパサとしたもので、はじっこの脂身のところだけがおいしい。カツの下には半熟の玉子が潜んでいるが、ふつうの卵とじカツ丼と異なり、タマネギは入っていない。
「十文字屋」ほどではないにしろ、ボリューム満点で満腹になる。この量の脂身肉を食べたりしたら、おそらくたいていの人は口飽きしてしまうのかもなぁ。ははあナルホド、だからパサ肉を使っているのか。そのように、いいほうに解釈しておくことにしようか。
(「週末びっくり市山形南店」のとじないカツ丼)
午後には、山形市内に3件ある「ブックオフ」のうち2件をハシゴして、取寄せ本の受け取りと、100円引きクーポン券を使っての古書買い。都合5冊を手に入れて680円也。
帰宅し、近時購入した本16冊の表紙をスキャンしてブログ用の画像をつくり、流れに乗じて読後本のインプレ書きを2冊分ものにする。ここにきてようやくカキモノができるフツーの日常に戻った感じだ。
そうするうち妹夫婦が、職場関係の方々からいただいた香典を持って来宅。茶を飲みながらしばらく母の思い出話などをして帰っていく。
飲みながら、ボウリング、プロジェクトXの再放送、バレーボール女子のドミニカ戦などを観て、その後は読書へ。
「炎上チャンピオン」を100ページ読んで、間もなく読了へというところまで。
かつてのライバル流小次郎が、胃がんで寿命1年ほどしかないことを知ったファイヤー武蔵は、プロレスで決着をつけるべく、10年ぶりに一夜限りのプロレスを復活させる。小次郎は、試合に向けて体と心を鍛え直すため、かつて修業した比叡山に籠るために出かけて行く。
ところで、5人の元レスラーが血祭りとなって未解決のままの「レスラー潰し」の犯人は? というところ。
22時前に、消灯・就寝。今夜も早い。
もう6月。土曜日で投資関連の活動がないので、長めの日記を書くなどして朝を過ごす。
「旅の記憶」は、沖永良部島の「世之主神社」。
世之主は琉球北山王にルーツを持つ島主。その昔、沖永良部島のニシミ(下城地区)のノロ(集落祭祀を司る上級神女)が北山王に貢物を持っていくこととなり、付き人として自分の姪にあたる美しい娘を連れて行く。この娘が北山王の目に留まり、そのまま今帰仁城で暮らし始める。この娘はやがて北山王の子を身籠り、出産のために沖永良部島へ帰省し、当時ニュウマ屋敷とよばれていたこの場所で、後の「永良部世之主」となる男の子を出産したと伝えられる。
(旅の記憶:世之主神社(沖永良部島和泊町内城)とレンタバイク 2005.4.30)
つれあいが今朝、洗濯仕事をしていたらひどいめまいに見舞われ、吐き気もあって気分が悪いという。健康が取り柄のひとつだったつれあいも、年齢には勝てないということか。また、先週の母の死とその後の一連の行事、そして、まだ入院中の双子への授乳をしに病院に行く嫁の送り迎えや長男家族の食事準備などのために、想像以上の心労があったのかもしれない。
横にならせ、水を飲ませ、みぞおちに冷たいタオルを当てさせ、母からむこうへと連れて行かれないように注意しなければなどと冗談を言い合いつつ、近くの耳鼻科の土曜日の診療時間を確認して、ひどいときの場合に備える。以前脳神経内科から処方されためまいの薬を服用し、ひと心地ついたようだが、まだあまり元気はない。
つれあいは昼食を食べないというので、自分の分は何か買おうかと近くの「週末びっくり市山形南店」へ。少し前に販売されていたのを見つけ、いずれ食べてみなければなるまいと思っていた、とじないカツ丼753円を買う。ちょうど出来立てが陳列されようとしていたということもある。
とんかつの厚さは2cm以上あり、部位によっては3cmになろうという勢い。ぱっと見、会津のソースカツ丼のような肉で、デカ盛りソースカツ丼の店「十文字屋」でギブアップした記憶が甦ってきた。肉自体は老齢の牡のものと思われる、脂身の少ないパサパサとしたもので、はじっこの脂身のところだけがおいしい。カツの下には半熟の玉子が潜んでいるが、ふつうの卵とじカツ丼と異なり、タマネギは入っていない。
「十文字屋」ほどではないにしろ、ボリューム満点で満腹になる。この量の脂身肉を食べたりしたら、おそらくたいていの人は口飽きしてしまうのかもなぁ。ははあナルホド、だからパサ肉を使っているのか。そのように、いいほうに解釈しておくことにしようか。
(「週末びっくり市山形南店」のとじないカツ丼)
午後には、山形市内に3件ある「ブックオフ」のうち2件をハシゴして、取寄せ本の受け取りと、100円引きクーポン券を使っての古書買い。都合5冊を手に入れて680円也。
帰宅し、近時購入した本16冊の表紙をスキャンしてブログ用の画像をつくり、流れに乗じて読後本のインプレ書きを2冊分ものにする。ここにきてようやくカキモノができるフツーの日常に戻った感じだ。
そうするうち妹夫婦が、職場関係の方々からいただいた香典を持って来宅。茶を飲みながらしばらく母の思い出話などをして帰っていく。
飲みながら、ボウリング、プロジェクトXの再放送、バレーボール女子のドミニカ戦などを観て、その後は読書へ。
「炎上チャンピオン」を100ページ読んで、間もなく読了へというところまで。
かつてのライバル流小次郎が、胃がんで寿命1年ほどしかないことを知ったファイヤー武蔵は、プロレスで決着をつけるべく、10年ぶりに一夜限りのプロレスを復活させる。小次郎は、試合に向けて体と心を鍛え直すため、かつて修業した比叡山に籠るために出かけて行く。
ところで、5人の元レスラーが血祭りとなって未解決のままの「レスラー潰し」の犯人は? というところ。
22時前に、消灯・就寝。今夜も早い。
2024.06.02
温泉旅行記 嵐山光三郎
ちくま文庫 760円+税
2000年12月6日 第1刷
2004年5月25日 第5刷発行
近時、温泉ものとして「ちゃっかり温泉」(久住昌之)、「貧困旅行記」(つげ義春)、「四次元温泉日記」(宮田珠己)などを読んでいて、このたびは自称・温泉王の著書を読みます。
自称・温泉王が太鼓判を押した名湯の数々。団体が押し寄せず、勘ちがいした懐石料理も出ず、源泉に近く、24時間入浴可能、ひっそり、のんびり湯にひたる……。人情味あふれる宿の人々との交流も楽しみの一つ。浴衣姿、手拭い片手に、下駄をカラコロ、近くを散歩するも良し。読めば温泉気分まちがいなし。ついガマンできず発作的に温泉へ行きたくなる!? (カバー裏表紙から)
――というもので、温泉好きのツボをしっかり押さえていそうなタマラナイ1冊です。
著者の嵐山光三郎はけっこう山形の温泉地にも好んでやってきているようで、米沢の滑川温泉、上山温泉の「葉山館」、村山の「クアハウス碁点」などのことも記されています。
山形以外に登場するのは、川原湯・沢渡・草津(群馬)、小瀬(長野)、白浜・勝浦・太地・川湯(和歌山)、奥湯河原・箱根塔之沢(神奈川)、玉川・後生掛・鶴の湯(秋田)、登別・ニセコ薬師・二股ラジウム・八雲(北海道)、宝泉寺・壁湯・川底(大分)、城崎(兵庫)、関金(鳥取)、松江(島根)、岩下(山梨)、道後(愛媛)、古里・指宿(鹿児島)。
「長いあとがき」のあとには「温泉一覧」が付き、「解説」は安西水丸が書いています。
ということで、日本中の至るところにあるわあるわ、未踏の温泉地。これらのいくつかを巡るだけでもけっこう愉しめそうではありませんか。
中でもとりわけ行ってみたいと思っているのは群馬の草津温泉で、伊香保温泉は先頃行けたので、水上温泉と抱き合わせで行くというのはどうだろうと思っているところ。あとは、車旅の途中で立ち寄ってその風情に惹かれた城崎温泉や有馬温泉(兵庫)もよさげです。ほかにもいい温泉はたくさんあるのでしょうねぇ……。
愉しく読ませてもらったので、嵐山作品をもう1冊、このたび「日本一周ローカル線温泉旅」(講談社現代新書、2001)を110円で古書買いし、本棚にスタンバイさせています。
(2024.4.9 読)
2024.06.03
20240602 日
5時40分起床。平日だろうと休日だろうと、明るくなれば眼が覚める。
つれあいのめまいは昨日ほどではなく、今日は朝から普通にしていられるようなので、ヨカッタ。
休日なので、隠居者は混雑しているところへの外出は自粛、敬遠することにして、朝のうちに今日は自宅で過ごすことに決めてしまう。
まずは、読後本のインプレまとめから始め、10時過ぎまでに6冊分を仕上げて、朝から上々のスタートとなる。
これぐらいカキモノができれば、日常はほぼ戻ってきたと言っていいだろう。もっと書こうと欲張ってもいいけれども、そうするとその後にバテがやってくる心配もあるので、この程度にとどめて今日の残りはたっぷり本を読むということでいいのではないかと、自分を甘やかす。
(おろし大根がいい仕事をしている)
自宅昼食は、何日か前から食べたいと思っていた、もり蕎麦。この日は天ぷらなしにして、生卵、天かす、おろし大根のあっさり系でと所望する。がんも煮とバナナヨーグルトを添えて。
やはりコレ! うまいんだよなあ。蕎麦はもちろんだが、これからの季節はそうめんでもうどんでも、もりでガンガンイケるはずだ。
午後には、仕事お休みの長男とはるき君が遊びに来てくれる。産後の日数がまだ浅いママは、しばしの間一人になれてホッとしているのではないか。彼女は産後ケア?のため明日から2泊で病院詰めとなる。病院から戻るときには生まれたての二人を連れて帰ってくることになり、彼ら家族はこれから子育ての正念場、別名修羅場を迎えることになる。我々も疲れたなどとばかり言っていずに、何かと協力態勢をとっていかなければならない。
「旅の記憶」は、沖永良部島の田皆崎矢護仁屋(ヤクニヤ)埼灯台。鮮やかなエメラルドグリーンの海は島内屈指の絶景で、日本にもこういうところってあるのだなあと感心してしまう。もう一度行ってみたいなぁ、沖永良部島。そう思っていれば、いつかきっと再訪できるのではないか。
(旅の記憶:田皆崎ヤクニヤ埼灯台(沖永良部島知名町田皆) 2005.4.30)
早々と19時台には飲み終えて、今日やることの大方は終えてしまう。面白そうな番組もないし(日曜日は特にそうだ)、少し早いけれども本を読みながら減速し始めようか。
午前のうちに、「炎上チャンピオン」を60ページ余り読んで読了。
午後からは、「水滸伝5 玄武の章」に持ち替えて60ページ。
夜はさらに持ち替え、新たに「そして私は一人になった」(山本文緒著、角川文庫、2008)を手にし、眠るまでに30ページ。
ずっと一人になってみたかった。あんなに結婚したかったのに、離婚したら、自由になった。一人で生活するのは淋しい。その淋しさが嬉しいこともある。誰とも口をきかず一日中本を読んだり、ぼんやり日に当たったり、淋しさに耐えかねて友人に電話をしたり。32歳の著者が、経験する初めての一人暮らし。何もかもが自由なのに、ときどき不安になってすこーんと落ちてしまう、日々の揺れを細やかに綴った、日記エッセイ。(カバー裏表紙から)
――というもので、去年10月に買ったものだが、なぜ購入に至ったのかについてはもうよく思い出せない。「短篇ベストコレクション」(徳間文庫)などのオムニバスで読んだものの中から、自分に合っていそうな作家を選んで買ったものだったかもしれない。
22時過ぎ、寝床で読んでいた本が落ちる。
(今日読んでいる3冊)
つれあいのめまいは昨日ほどではなく、今日は朝から普通にしていられるようなので、ヨカッタ。
休日なので、隠居者は混雑しているところへの外出は自粛、敬遠することにして、朝のうちに今日は自宅で過ごすことに決めてしまう。
まずは、読後本のインプレまとめから始め、10時過ぎまでに6冊分を仕上げて、朝から上々のスタートとなる。
これぐらいカキモノができれば、日常はほぼ戻ってきたと言っていいだろう。もっと書こうと欲張ってもいいけれども、そうするとその後にバテがやってくる心配もあるので、この程度にとどめて今日の残りはたっぷり本を読むということでいいのではないかと、自分を甘やかす。
(おろし大根がいい仕事をしている)
自宅昼食は、何日か前から食べたいと思っていた、もり蕎麦。この日は天ぷらなしにして、生卵、天かす、おろし大根のあっさり系でと所望する。がんも煮とバナナヨーグルトを添えて。
やはりコレ! うまいんだよなあ。蕎麦はもちろんだが、これからの季節はそうめんでもうどんでも、もりでガンガンイケるはずだ。
午後には、仕事お休みの長男とはるき君が遊びに来てくれる。産後の日数がまだ浅いママは、しばしの間一人になれてホッとしているのではないか。彼女は産後ケア?のため明日から2泊で病院詰めとなる。病院から戻るときには生まれたての二人を連れて帰ってくることになり、彼ら家族はこれから子育ての正念場、別名修羅場を迎えることになる。我々も疲れたなどとばかり言っていずに、何かと協力態勢をとっていかなければならない。
「旅の記憶」は、沖永良部島の田皆崎矢護仁屋(ヤクニヤ)埼灯台。鮮やかなエメラルドグリーンの海は島内屈指の絶景で、日本にもこういうところってあるのだなあと感心してしまう。もう一度行ってみたいなぁ、沖永良部島。そう思っていれば、いつかきっと再訪できるのではないか。
(旅の記憶:田皆崎ヤクニヤ埼灯台(沖永良部島知名町田皆) 2005.4.30)
早々と19時台には飲み終えて、今日やることの大方は終えてしまう。面白そうな番組もないし(日曜日は特にそうだ)、少し早いけれども本を読みながら減速し始めようか。
午前のうちに、「炎上チャンピオン」を60ページ余り読んで読了。
午後からは、「水滸伝5 玄武の章」に持ち替えて60ページ。
夜はさらに持ち替え、新たに「そして私は一人になった」(山本文緒著、角川文庫、2008)を手にし、眠るまでに30ページ。
ずっと一人になってみたかった。あんなに結婚したかったのに、離婚したら、自由になった。一人で生活するのは淋しい。その淋しさが嬉しいこともある。誰とも口をきかず一日中本を読んだり、ぼんやり日に当たったり、淋しさに耐えかねて友人に電話をしたり。32歳の著者が、経験する初めての一人暮らし。何もかもが自由なのに、ときどき不安になってすこーんと落ちてしまう、日々の揺れを細やかに綴った、日記エッセイ。(カバー裏表紙から)
――というもので、去年10月に買ったものだが、なぜ購入に至ったのかについてはもうよく思い出せない。「短篇ベストコレクション」(徳間文庫)などのオムニバスで読んだものの中から、自分に合っていそうな作家を選んで買ったものだったかもしれない。
22時過ぎ、寝床で読んでいた本が落ちる。
(今日読んでいる3冊)
2024.06.03
新宿鮫3 屍蘭 大沢在昌
光文社文庫 820円+税
2014年4月20日 第1刷
2022年10月30日 第5刷発行
「新宿鮫」シリーズを、第1巻から順に読んでいます。
エステサロンを経営する美貌の女社長・藤崎綾香。彼女は成功を手にするため、あらゆる手段を取ってきた。殺人、闇ビジネス……。看護婦のふみ枝は、綾香に代わり汚れ役を演じてきた。新宿鮫を恐れた女たちは、鮫島の動きを封じるため罠を仕掛ける。鮫島に汚職、そして殺人の容疑が! 美しさに隠された犯罪者の「心の闇」が浮かび上がる。シリーズ最大のサスペンス!(カバー裏表紙から)
これだけではなく、同時に別の2冊も読んでいて、このように何種類かの書物をあたかも学校の授業時間のように切り替えながら読むのもまたオツなものです。1冊の本に集中できない場合や、あれも読みたいという気が起きた場合などは、複数を並行して走らせるこのような読み方が、自分に合っているような気がします。
また、硬い本の中にこのようなエンタメものを混ぜると、読みやすいためにどんどん読めて停滞が解消するという軽快さも得られるのがいいのです。
読後の感想としては、シリーズ前作の「毒猿」が新宿御苑に累々と屍を積み重ねるなど迫力あるアクション・シーンで他者作品を圧倒していたのに対し、当作はそれとはまったく対照的に、アクション・シーンはかなり後退し、3人の女性たちをめぐる過去の因縁が愛憎相半ばする感情とともに徐々に明らかにされていくスリルが大きな読みどころとなっているようです。
このように、著者が前作とは大きく異なる内容で鮮烈なコントラストを演出しているにもかかわらず、シリーズ全体の整合性が失われていないと読者に感じさせるところが、大沢在昌のすごい点のひとつであり、他の作家の上をいく原動力になっているのではないかと思ったところです。
連作の第4作以降を読むのが楽しみです。
(2024.4.12 読)
2024.06.04
20240603 月
土日の休日が終わり、平常が本格化するのを意識して、よしいくぞと気合を入れて、5時40分起床。
朝刊で、仕事をしていた頃とてもお世話になった加藤国洋さんが、肺がんのため昨日亡くなったと知る。まだ77歳。心が広くて面倒見がよく、愛嬌と決断力も持ち合わせる、尊敬すべき人だった。海外出張に同行させてもらったり、夜のスナックに連れて行ってもらったりして、仕事上だけでない氏の日常を知ることができたことも、親交を深めるきっかけになったと思う。ご冥福をお祈りしたい。
(同行したシドニーでの加藤氏 2004.10.24)
朝のカキモノ、ブログの更新、株式投資の仕込みをした後は、母の死亡後の各種手続を始めるべく、葬儀社からもらった市役所発行の「おくやみハンドブック」を読む。窓口に行く前に必要書類等を整える必要があり、まずはそこから。一括相談できる窓口があるが、それは事前予約制なのだそうだ。
あとでやろうと間をおいたのがよくなく、思い出したのは夜になってからだった。明日だな。
上山市十日町の「さかえやそばや(そば処さかえや)」でランチ。
ここでは過去3回食べているけれどもいずれも中華麺だったので、ここは蕎麦屋なのだからと、このたび初めて蕎麦を賞味してみる。「さかえや」を名乗るからには山形市の「栄屋」の暖簾と関係があるのかと思ったが、店の近くに「栄町公民館」の看板があり、このあたりの旧町名からとった店名なのかもしれない。
冷したぬきそばの大盛り、750+150円。立派な蕎麦。手打ちと思われる平打ち麺が、おそらく切りたてで調理されている。茹でも浅めで、かっきりとした食べ応えがある。こんないい蕎麦をこの程度の価格で、しかも「かけ」なんかで食べちゃったりして、なんだか申し訳ない気がする。
天かすもつくりおきではない、今揚がりましたというような香ばしいもので、「たぬき」を冠するに値するスグレモノ。中華ぶっかけやかっぱそばに用いられる玉ねぎの天ぷらも少量入っていて、それもおいしい。いいものを食べたという満足感は大きかった。
(「さかえやそばや(そば処さかえや)」の冷したぬきそば)
この日の株式投資関係は、前場のうち輸送機器関連が上げていたのでマツダとアイシンの2銘柄を売ったところ、午後になって、型式指定申請における不正行為が行われていたとの報道を受けてこれらが大きく下げたので、ちゃっかり買い戻しておく。ほかには大きく下げた九州電力を買い拾う。
飲んだあとの夜はやることが特になく、読書の時間とする。
「水滸伝5 玄武の章」を60ページ。梁山泊とその北の地滄州との中間地に山塞「双頭山」が築かれる。花和尚・魯智深が、飲馬川の山塞の頭領劉飛ひとりによる決死の救出によって、北の女真の地から戻ってきた――というところ。北方謙三らしい、漢の心をえぐり出すような表現が冴える。
「そして私は一人になった」を80ページ。描かれている著者の心境には当方としても理解できるところが多い。たとえば、次のようなところ。
「一人で仕事をして一人で本を読んで、一人で食事をして一人でテレビを見て笑って、一人で眠る。それがもし耐えられないほど淋しいと感じる人ならば、きっと誰か同居人を探すのだろう。でも私は耐えられないほど淋しいわけじゃない。耐えられないのはどちらかというと、一人になりたい時に一人になれないことの方だ。」
山本文緒という著者はどんな人なのだろうかと興味が湧く。1962年、横浜市生まれで神奈川大学経済学部卒。少女小説から一般文芸へと転向し、2000年に「プラナリア」で直木賞。2011年から軽井沢に移住していたが、2021年春頃より体調を崩し、同年膵臓癌のため58歳で死去しているとのこと。唯川恵、角田光代らとの親交が厚かったようだ。
(山本文緒 2021.2.18)
ん、今日は亡くなった人の話ばかりだな。わが身もずいぶん彼岸に近いところまで来たのかもしれないな。
21時半頃には室内灯から枕灯へと移行し、ほどなく眠りへ。
朝刊で、仕事をしていた頃とてもお世話になった加藤国洋さんが、肺がんのため昨日亡くなったと知る。まだ77歳。心が広くて面倒見がよく、愛嬌と決断力も持ち合わせる、尊敬すべき人だった。海外出張に同行させてもらったり、夜のスナックに連れて行ってもらったりして、仕事上だけでない氏の日常を知ることができたことも、親交を深めるきっかけになったと思う。ご冥福をお祈りしたい。
(同行したシドニーでの加藤氏 2004.10.24)
朝のカキモノ、ブログの更新、株式投資の仕込みをした後は、母の死亡後の各種手続を始めるべく、葬儀社からもらった市役所発行の「おくやみハンドブック」を読む。窓口に行く前に必要書類等を整える必要があり、まずはそこから。一括相談できる窓口があるが、それは事前予約制なのだそうだ。
あとでやろうと間をおいたのがよくなく、思い出したのは夜になってからだった。明日だな。
上山市十日町の「さかえやそばや(そば処さかえや)」でランチ。
ここでは過去3回食べているけれどもいずれも中華麺だったので、ここは蕎麦屋なのだからと、このたび初めて蕎麦を賞味してみる。「さかえや」を名乗るからには山形市の「栄屋」の暖簾と関係があるのかと思ったが、店の近くに「栄町公民館」の看板があり、このあたりの旧町名からとった店名なのかもしれない。
冷したぬきそばの大盛り、750+150円。立派な蕎麦。手打ちと思われる平打ち麺が、おそらく切りたてで調理されている。茹でも浅めで、かっきりとした食べ応えがある。こんないい蕎麦をこの程度の価格で、しかも「かけ」なんかで食べちゃったりして、なんだか申し訳ない気がする。
天かすもつくりおきではない、今揚がりましたというような香ばしいもので、「たぬき」を冠するに値するスグレモノ。中華ぶっかけやかっぱそばに用いられる玉ねぎの天ぷらも少量入っていて、それもおいしい。いいものを食べたという満足感は大きかった。
(「さかえやそばや(そば処さかえや)」の冷したぬきそば)
この日の株式投資関係は、前場のうち輸送機器関連が上げていたのでマツダとアイシンの2銘柄を売ったところ、午後になって、型式指定申請における不正行為が行われていたとの報道を受けてこれらが大きく下げたので、ちゃっかり買い戻しておく。ほかには大きく下げた九州電力を買い拾う。
飲んだあとの夜はやることが特になく、読書の時間とする。
「水滸伝5 玄武の章」を60ページ。梁山泊とその北の地滄州との中間地に山塞「双頭山」が築かれる。花和尚・魯智深が、飲馬川の山塞の頭領劉飛ひとりによる決死の救出によって、北の女真の地から戻ってきた――というところ。北方謙三らしい、漢の心をえぐり出すような表現が冴える。
「そして私は一人になった」を80ページ。描かれている著者の心境には当方としても理解できるところが多い。たとえば、次のようなところ。
「一人で仕事をして一人で本を読んで、一人で食事をして一人でテレビを見て笑って、一人で眠る。それがもし耐えられないほど淋しいと感じる人ならば、きっと誰か同居人を探すのだろう。でも私は耐えられないほど淋しいわけじゃない。耐えられないのはどちらかというと、一人になりたい時に一人になれないことの方だ。」
山本文緒という著者はどんな人なのだろうかと興味が湧く。1962年、横浜市生まれで神奈川大学経済学部卒。少女小説から一般文芸へと転向し、2000年に「プラナリア」で直木賞。2011年から軽井沢に移住していたが、2021年春頃より体調を崩し、同年膵臓癌のため58歳で死去しているとのこと。唯川恵、角田光代らとの親交が厚かったようだ。
(山本文緒 2021.2.18)
ん、今日は亡くなった人の話ばかりだな。わが身もずいぶん彼岸に近いところまで来たのかもしれないな。
21時半頃には室内灯から枕灯へと移行し、ほどなく眠りへ。
2024.06.04
2024年5月中旬までに買った本
2024年4月25日以降、5月21までに調達した本は、次の9冊です。
1 新宿鮫6 氷舞 大沢在昌 光文社文庫 201407 古330
2 新宿鮫7 灰夜 大沢在昌 光文社文庫 201408 古330
3 新宿鮫8 風化水脈 大沢在昌 光文社文庫 201409 古330
4 水滸伝6 風塵の章 北方謙三 集英社文庫 200703 古10(クーポン使用)
5 やっぱり北海道だべさ!!スペシャル版 千石涼太郎 双葉文庫 200403 古99
6 潮待ちの宿 伊東潤 文春文庫 202204 古110
7 寿司問答 江戸前の真髄 嵐山光三郎 ちくま文庫 200510 古220
8 人間臨終図巻1 山田風太郎 徳間文庫 200103 古330
9 増補版 時刻表昭和史 宮脇俊三・芦澤泰偉 角川文庫 200106 古220
いずれもブックオフの店頭やオンラインショップで買った古書で、要した費用は1,889円でした。
大沢在昌の1~3、北方謙三の4は、それぞれ12巻、20巻あるのを買い集めているもの。
5と6は、価格の魅力に負けて買ったもので、5は自分にとって“だべさ”シリーズの3冊目、6は備中の港町・笠岡が舞台になっていて面白そうだったので。
7は、自称・温泉王の3冊目で、温泉シリーズから派生して寿司方面へ。
8は、たしか関川夏央の「やむにやまれず」にこの本が秀逸だと書かれていたのを読んで、買ってみたもの。
9は、宮脇俊三の、自分にとって13冊目となるものです。
ある程度順を追って、着実に読みこなしていきましょう。
1 新宿鮫6 氷舞 大沢在昌 光文社文庫 201407 古330
2 新宿鮫7 灰夜 大沢在昌 光文社文庫 201408 古330
3 新宿鮫8 風化水脈 大沢在昌 光文社文庫 201409 古330
4 水滸伝6 風塵の章 北方謙三 集英社文庫 200703 古10(クーポン使用)
5 やっぱり北海道だべさ!!スペシャル版 千石涼太郎 双葉文庫 200403 古99
6 潮待ちの宿 伊東潤 文春文庫 202204 古110
7 寿司問答 江戸前の真髄 嵐山光三郎 ちくま文庫 200510 古220
8 人間臨終図巻1 山田風太郎 徳間文庫 200103 古330
9 増補版 時刻表昭和史 宮脇俊三・芦澤泰偉 角川文庫 200106 古220
いずれもブックオフの店頭やオンラインショップで買った古書で、要した費用は1,889円でした。
大沢在昌の1~3、北方謙三の4は、それぞれ12巻、20巻あるのを買い集めているもの。
5と6は、価格の魅力に負けて買ったもので、5は自分にとって“だべさ”シリーズの3冊目、6は備中の港町・笠岡が舞台になっていて面白そうだったので。
7は、自称・温泉王の3冊目で、温泉シリーズから派生して寿司方面へ。
8は、たしか関川夏央の「やむにやまれず」にこの本が秀逸だと書かれていたのを読んで、買ってみたもの。
9は、宮脇俊三の、自分にとって13冊目となるものです。
ある程度順を追って、着実に読みこなしていきましょう。