2022.06.01
20220531 火
昨晩、福岡ステイから戻り、6時半起床。自室の朝は、馴染んだベッドでよく眠れて心地がいいし、まわりが静かだし、やはりいいものだ。
ミルクとコーヒーを飲んだ後に、さっそく溜まっている作業を始める。福岡ステイの総括を書き、撮ってきた画像の整理・格納・保存、それらのブログ用画像への加工作業、いつもは週末にやるテレビの録画セット、株式投資のウォッチと進めていく。9時前から雨が降ってきた。
昼食は、この日は涼しいのでラーメンが食べたいというつれあいとともに、小立の「麵屋林商店」を半年ぶりに再訪。前回はにぼしW中華のしょうゆ味を食べたので、今回はそのみそ味を極太麺チョイスでいってみた。
直前まで博多で極細ストレート、バリカタ、豚骨スープなんていうものを食べていたので、こういう極太麺を煮干しの味噌味でわしわしと食べれば、ああ、地元に帰ってきたのだなぁと実感することができる。メニューに「極太麺は、少食の方はご注意」との記載があったが、この麺量だと300gまではなく、つれもぺろりと平らげていたので、それほどの注意は必要なかった。
(「麵屋林商店」のにぼしW中華みそ味(山形市)
午後は、まだ書いていなかった福岡ステイの昨日の分のログ付けと、ブログ用画像の作成が主。特にブログの画像には、画質の加工、トリミング、サイズの共通化を求めていて、右肘が痛くなるような作業となる。そのため、時間はたちまち過ぎていく。昼寝をしたいがその暇がない。
月末なので、今月の株取引について総括しておくと、日経平均がこの1ケ月で+1.61%となったのに対し、自己資産額(取引に充てている全体額で、保有株式時価総額+買付余裕資金)は5.39%増と、なかなかいい結果となった。また、この1か月間の利益確定額(売った株式の、買った時との価格差)は+455千円ほど。時価総額自体が上がったことと買いよりも売りが多かったことから、買付余裕額が大きく増えて、資産合計に占める余裕額の比率は、前月の15.8%から22.4%へと高まった。余裕額は30%台ぐらいが安全運転レベルなのかな。総じて5月は好結果だったと言っていいだろう。
(okinawa-image(大衆食堂ミルク))
夜も、早めに入浴と飲酒を済ませて、せっせと福岡ステイのブログ記事の作成に励む。やることは、ブログ用の画像をつくり、それらを文章に差し込み、画像のコメントを入れ、文章を推敲して画像との整合をとり、ブログ記事として使えるよう1記事に見合うサイズに区切って、WORDファイルとして保存することなのだが、きちんとしたものにしようとするとけっこう厄介な作業となる。今夜は旅の2日目までの作業を終える。言い換えれば、あと8日分の作業がたっぷり残っているとも言える。でも、もう眼がしょぼつき始めたので、22時半をもってパソコンを閉じる。
今夜も寝床での読書はできそうになく、そのまま眠りへ。
ミルクとコーヒーを飲んだ後に、さっそく溜まっている作業を始める。福岡ステイの総括を書き、撮ってきた画像の整理・格納・保存、それらのブログ用画像への加工作業、いつもは週末にやるテレビの録画セット、株式投資のウォッチと進めていく。9時前から雨が降ってきた。
昼食は、この日は涼しいのでラーメンが食べたいというつれあいとともに、小立の「麵屋林商店」を半年ぶりに再訪。前回はにぼしW中華のしょうゆ味を食べたので、今回はそのみそ味を極太麺チョイスでいってみた。
直前まで博多で極細ストレート、バリカタ、豚骨スープなんていうものを食べていたので、こういう極太麺を煮干しの味噌味でわしわしと食べれば、ああ、地元に帰ってきたのだなぁと実感することができる。メニューに「極太麺は、少食の方はご注意」との記載があったが、この麺量だと300gまではなく、つれもぺろりと平らげていたので、それほどの注意は必要なかった。
(「麵屋林商店」のにぼしW中華みそ味(山形市)
午後は、まだ書いていなかった福岡ステイの昨日の分のログ付けと、ブログ用画像の作成が主。特にブログの画像には、画質の加工、トリミング、サイズの共通化を求めていて、右肘が痛くなるような作業となる。そのため、時間はたちまち過ぎていく。昼寝をしたいがその暇がない。
月末なので、今月の株取引について総括しておくと、日経平均がこの1ケ月で+1.61%となったのに対し、自己資産額(取引に充てている全体額で、保有株式時価総額+買付余裕資金)は5.39%増と、なかなかいい結果となった。また、この1か月間の利益確定額(売った株式の、買った時との価格差)は+455千円ほど。時価総額自体が上がったことと買いよりも売りが多かったことから、買付余裕額が大きく増えて、資産合計に占める余裕額の比率は、前月の15.8%から22.4%へと高まった。余裕額は30%台ぐらいが安全運転レベルなのかな。総じて5月は好結果だったと言っていいだろう。
(okinawa-image(大衆食堂ミルク))
夜も、早めに入浴と飲酒を済ませて、せっせと福岡ステイのブログ記事の作成に励む。やることは、ブログ用の画像をつくり、それらを文章に差し込み、画像のコメントを入れ、文章を推敲して画像との整合をとり、ブログ記事として使えるよう1記事に見合うサイズに区切って、WORDファイルとして保存することなのだが、きちんとしたものにしようとするとけっこう厄介な作業となる。今夜は旅の2日目までの作業を終える。言い換えれば、あと8日分の作業がたっぷり残っているとも言える。でも、もう眼がしょぼつき始めたので、22時半をもってパソコンを閉じる。
今夜も寝床での読書はできそうになく、そのまま眠りへ。
2022.06.01
福岡ステイ 20220521
2022年5月21日(土)。
いつもよりも早い5時40分に起床。今日は福岡ステイに向けて旅立つ日だ。博多駅の、メインとなる西口よりも価格の安い東口のホテルを9泊分確保している。滞在を9泊10日にとどめられればそれでいいが、見たいものが多かったり、天候に恵まれなかったりした場合は、数日程度ならさらに伸ばしてもいいと思っている。
博多までの往復は、航空機利用よりも料金的に安い鉄道利用としてみた。「のぞみ」を使っても片道たっぷり8時間ほどかかるが、幸いにして時間的には余裕がある。仕事を持っていた頃は「時は金なり」だったが、今は「安ければよし」になっている。また、山形から博多まで通しで新幹線に乗るなどということはついぞなかったことで、時間のある者にとっての楽しみのひとつなのではないか。
ということで、モバイルパソコンの最終チェックをして、8時前には準備を完了させる。
駅まで送るというつれあいの申し出を敬遠して、10時前のバスで山形駅まで出る。旅は家から始まるのであって、別段の支障がなければ家から一人でスタートしたい、というわけなのだ。そんなことにこだわりを持っている人間なんて、自分ぐらいのものなのだろうけれど。
(今回はバスに乗るところから撮ってみた)
山形駅では、博多までの切符を、窓口ではなく券売機で買ってみる。
10時57分発の新幹線「つばさ」は定刻に発車。つばさは最近、全車指定席になった。乗った車両は、この日は週末土曜日だというのに、10数人程度の利用客にとどまっている。
駅ビル内のパティスリーでサンドイッチを買ったが、パンの部分がいったん乾燥し、その後湿気を吸ったためかぐにゃぐにゃな弾力までもっていて、最悪に不味い。ここまで出来のよくないサンドイッチを食べることはついぞなかったことだ。こういうものを売ってはいけない。その店のみならず、山形の食品業界のレベルを問われることになる。
山形地方は今が田植えの時期で、田という田に一面水が張られ、ところどころで田植えをしている様子が車窓から見ることができる。ざっと半分以上はすでに苗が植えられている。
(こういうものを売ってはいけない)
栃木県に入ってから埼玉あたりまでは、雨。東京はどんよりした曇り空。
東京駅では乗り継ぎ時間が20分ほどあるので、いったん新幹線エリアから出て駅弁販売エリアを物色する。東京駅では今や全国の有名駅弁が買えるようになっていて、その中から「横浜崎陽軒」のシウマイ弁当1,120円をチョイスしてみた。
博多行き「のぞみ」も14時09分定刻に発車。すぐに缶ビールを開け、シウマイ弁当を楽しむ。動いて身体が熱くなっているときにビールを飲むと、大汗が出るのは自分だけ? ごはんが炒飯で、おかずエリアは焼売4、チキンカツ、鶏唐揚げ、青椒肉絲、サイコロ状の筍煮、ザーサイに紅生姜と充実している。これは予想以上にうまかった。崎陽軒だから横浜かと思っていたら、東京の江東区大島でつくっているのだった。
(「横浜崎陽軒」のシウマイ弁当)
新横浜を過ぎて以降は、パソコンを出して車内でのログ付けを始め、それもすぐに終わったのであとは読書へと移行する。
名古屋を過ぎたあたりで、一昨日から読み始めていた「定食ニッポン」(今柊二著、竹書房、2007)を180ページ余り読んで、あっさり読了。
次は、「ぼくの旅のあと先」(椎名誠著、角川文庫、2020)を読み始める。主に山陽地方を走っている間に60ページ読む。
(乗車券とのぞみの特急券)
広島県に入ったあたりから快晴となり、九州の天候もゴキゲンだった。明日も晴れるとの予報なのはうれしい。ちょうど陽が沈む頃合いだった19時06分に、博多駅着。
少しだけ馴染みがある駅の西口に当たる「博多口」を少し眺めて、ほぼ3年ぶりに九州入りしたことに思いを馳せる。それからホテルのある駅東の「筑紫口」方面へ出て、駅から5分強を歩いて難なくホテルを発見することができた。
(19時過ぎの博多駅博多口(西口))
この日から連泊する予定なのは、「ホテルハルロット福岡博多」だ。部屋に入っての第一印象は、「いいんじゃないかこのホテル」だった。2019年に新築開業したとあって古ぼけたところがないし、とりわけデスクまわりと部屋の照明システムがともに機能的で、エアコンが部屋ごとに付く方式なので空調的にも問題はない。割り当てられた部屋は5階の最奥に位置していて静かだ。Wi-fi、冷蔵庫にも不満はなく、チェックイン時にミネラルウォーターが無料でサーブされるのもいい。それでいて9泊で3万5千円ほどなら、この立地では激安と言っていいのではないか。
(9連泊する予定のホテルの部屋)
20時近くになって、ようやく食事のために外に出る。ホテルまで歩いてくる道すがら、「ルーロー飯」と大きく看板に書かれた店を見つけていたので、そこにしようと決めて入店する。ルーロー飯はハムカツと生ビールをやっつけてからと思いそちらから注文すると、ハムカツは切れているのですとのこと。それではと別の物に変更すればそれもなく、挙句はお目当てのルーロー飯もないというではないか。ナンダこの店は。3連発で注文をはずされればもうダメでしょ。なので、内心ムッとしながらも、じゃあまた今度ねと飲み食いせず苦笑いで店を去る。今度なんてあるはずもないのだけれど。
(筑紫口の一角にあった居酒屋ビル。ダメな店とは別のところ)
じゃあ、駅の博多口すぐそばの「博多バスターミナル」のビルに行けば何か面白いものがあるだろうと考えて、そちらへ行ってみる。すると8階に、博多っ子のソウルフード「スタミナ鉄板焼」の店があったではないか!
スタミナ鉄板焼は、「秘密のケンミンショー」で紹介されて以来、行列のできる人気店となったびっくり亭」があぶない旨さだと有名だ。メニューはシンプルで、飲み物、ご飯、鉄板の焼肉のみ。ざく切りキャベツがもりもりで、豚ハラミ肉がゴロゴロというもの。
バスターミナルにあった店は「竹ちゃん亭」という店で、「辛みそ鉄板」という名称で売っているが、つくりは同じだ。辛みそ鉄板1枚800円に、小めし80円と生ビール中590円を注文。木の棒を鉄板の片方に敷いて傾斜をつけ、下に滲み出した脂に付随の辛味噌をブレンドさせて、それを焼肉とを絡ませて食べる。
強い塩味と強烈なニンニクパンチが相俟ってとても刺激的。このプレート1枚で、ビールとけっして「小」ではないめしと、どちらもぐいぐいといけてしまった。いやぁよかったなあ、鉄板焼。
食後に同じフロアにある他店視察をしてみたが、いい店がいくつかあって楽しそうだ。「まんぷく食堂ぎおん亭」という店のロースかつ定食のサンプルはカツが特大で800円だって。これではもう、博多バスターミナルには今後何回か行かなければならない。
(「竹ちゃん亭」の「辛みそ鉄板」と小めし)
部屋に戻って21時半過ぎ。その後ログ付けをしてシャワー。それらが済んだら、締めの部屋飲みを始める。
さらに、酔いが醒め始めてから、パソコン上にあるグーグルマップで自作した今回の福岡ステイのマイマップを、自分のスマホからも見られるように共有設定する。要領を得ず、これにも多くの時間を取られてしまう。だがこうしたことで、紙の地図をいちいち見なくても、ポイントをはずすことなく歩き回れるようになるだろう。
明日の行動をどうするかを考えなければならないのだが、それは明日になってからでいいやとやらず、ぼやぼやしているうちに日付が変わり、ベッドに入ったのは25時頃になってしまった。
いつもよりも早い5時40分に起床。今日は福岡ステイに向けて旅立つ日だ。博多駅の、メインとなる西口よりも価格の安い東口のホテルを9泊分確保している。滞在を9泊10日にとどめられればそれでいいが、見たいものが多かったり、天候に恵まれなかったりした場合は、数日程度ならさらに伸ばしてもいいと思っている。
博多までの往復は、航空機利用よりも料金的に安い鉄道利用としてみた。「のぞみ」を使っても片道たっぷり8時間ほどかかるが、幸いにして時間的には余裕がある。仕事を持っていた頃は「時は金なり」だったが、今は「安ければよし」になっている。また、山形から博多まで通しで新幹線に乗るなどということはついぞなかったことで、時間のある者にとっての楽しみのひとつなのではないか。
ということで、モバイルパソコンの最終チェックをして、8時前には準備を完了させる。
駅まで送るというつれあいの申し出を敬遠して、10時前のバスで山形駅まで出る。旅は家から始まるのであって、別段の支障がなければ家から一人でスタートしたい、というわけなのだ。そんなことにこだわりを持っている人間なんて、自分ぐらいのものなのだろうけれど。
(今回はバスに乗るところから撮ってみた)
山形駅では、博多までの切符を、窓口ではなく券売機で買ってみる。
10時57分発の新幹線「つばさ」は定刻に発車。つばさは最近、全車指定席になった。乗った車両は、この日は週末土曜日だというのに、10数人程度の利用客にとどまっている。
駅ビル内のパティスリーでサンドイッチを買ったが、パンの部分がいったん乾燥し、その後湿気を吸ったためかぐにゃぐにゃな弾力までもっていて、最悪に不味い。ここまで出来のよくないサンドイッチを食べることはついぞなかったことだ。こういうものを売ってはいけない。その店のみならず、山形の食品業界のレベルを問われることになる。
山形地方は今が田植えの時期で、田という田に一面水が張られ、ところどころで田植えをしている様子が車窓から見ることができる。ざっと半分以上はすでに苗が植えられている。
(こういうものを売ってはいけない)
栃木県に入ってから埼玉あたりまでは、雨。東京はどんよりした曇り空。
東京駅では乗り継ぎ時間が20分ほどあるので、いったん新幹線エリアから出て駅弁販売エリアを物色する。東京駅では今や全国の有名駅弁が買えるようになっていて、その中から「横浜崎陽軒」のシウマイ弁当1,120円をチョイスしてみた。
博多行き「のぞみ」も14時09分定刻に発車。すぐに缶ビールを開け、シウマイ弁当を楽しむ。動いて身体が熱くなっているときにビールを飲むと、大汗が出るのは自分だけ? ごはんが炒飯で、おかずエリアは焼売4、チキンカツ、鶏唐揚げ、青椒肉絲、サイコロ状の筍煮、ザーサイに紅生姜と充実している。これは予想以上にうまかった。崎陽軒だから横浜かと思っていたら、東京の江東区大島でつくっているのだった。
(「横浜崎陽軒」のシウマイ弁当)
新横浜を過ぎて以降は、パソコンを出して車内でのログ付けを始め、それもすぐに終わったのであとは読書へと移行する。
名古屋を過ぎたあたりで、一昨日から読み始めていた「定食ニッポン」(今柊二著、竹書房、2007)を180ページ余り読んで、あっさり読了。
次は、「ぼくの旅のあと先」(椎名誠著、角川文庫、2020)を読み始める。主に山陽地方を走っている間に60ページ読む。
(乗車券とのぞみの特急券)
広島県に入ったあたりから快晴となり、九州の天候もゴキゲンだった。明日も晴れるとの予報なのはうれしい。ちょうど陽が沈む頃合いだった19時06分に、博多駅着。
少しだけ馴染みがある駅の西口に当たる「博多口」を少し眺めて、ほぼ3年ぶりに九州入りしたことに思いを馳せる。それからホテルのある駅東の「筑紫口」方面へ出て、駅から5分強を歩いて難なくホテルを発見することができた。
(19時過ぎの博多駅博多口(西口))
この日から連泊する予定なのは、「ホテルハルロット福岡博多」だ。部屋に入っての第一印象は、「いいんじゃないかこのホテル」だった。2019年に新築開業したとあって古ぼけたところがないし、とりわけデスクまわりと部屋の照明システムがともに機能的で、エアコンが部屋ごとに付く方式なので空調的にも問題はない。割り当てられた部屋は5階の最奥に位置していて静かだ。Wi-fi、冷蔵庫にも不満はなく、チェックイン時にミネラルウォーターが無料でサーブされるのもいい。それでいて9泊で3万5千円ほどなら、この立地では激安と言っていいのではないか。
(9連泊する予定のホテルの部屋)
20時近くになって、ようやく食事のために外に出る。ホテルまで歩いてくる道すがら、「ルーロー飯」と大きく看板に書かれた店を見つけていたので、そこにしようと決めて入店する。ルーロー飯はハムカツと生ビールをやっつけてからと思いそちらから注文すると、ハムカツは切れているのですとのこと。それではと別の物に変更すればそれもなく、挙句はお目当てのルーロー飯もないというではないか。ナンダこの店は。3連発で注文をはずされればもうダメでしょ。なので、内心ムッとしながらも、じゃあまた今度ねと飲み食いせず苦笑いで店を去る。今度なんてあるはずもないのだけれど。
(筑紫口の一角にあった居酒屋ビル。ダメな店とは別のところ)
じゃあ、駅の博多口すぐそばの「博多バスターミナル」のビルに行けば何か面白いものがあるだろうと考えて、そちらへ行ってみる。すると8階に、博多っ子のソウルフード「スタミナ鉄板焼」の店があったではないか!
スタミナ鉄板焼は、「秘密のケンミンショー」で紹介されて以来、行列のできる人気店となったびっくり亭」があぶない旨さだと有名だ。メニューはシンプルで、飲み物、ご飯、鉄板の焼肉のみ。ざく切りキャベツがもりもりで、豚ハラミ肉がゴロゴロというもの。
バスターミナルにあった店は「竹ちゃん亭」という店で、「辛みそ鉄板」という名称で売っているが、つくりは同じだ。辛みそ鉄板1枚800円に、小めし80円と生ビール中590円を注文。木の棒を鉄板の片方に敷いて傾斜をつけ、下に滲み出した脂に付随の辛味噌をブレンドさせて、それを焼肉とを絡ませて食べる。
強い塩味と強烈なニンニクパンチが相俟ってとても刺激的。このプレート1枚で、ビールとけっして「小」ではないめしと、どちらもぐいぐいといけてしまった。いやぁよかったなあ、鉄板焼。
食後に同じフロアにある他店視察をしてみたが、いい店がいくつかあって楽しそうだ。「まんぷく食堂ぎおん亭」という店のロースかつ定食のサンプルはカツが特大で800円だって。これではもう、博多バスターミナルには今後何回か行かなければならない。
(「竹ちゃん亭」の「辛みそ鉄板」と小めし)
部屋に戻って21時半過ぎ。その後ログ付けをしてシャワー。それらが済んだら、締めの部屋飲みを始める。
さらに、酔いが醒め始めてから、パソコン上にあるグーグルマップで自作した今回の福岡ステイのマイマップを、自分のスマホからも見られるように共有設定する。要領を得ず、これにも多くの時間を取られてしまう。だがこうしたことで、紙の地図をいちいち見なくても、ポイントをはずすことなく歩き回れるようになるだろう。
明日の行動をどうするかを考えなければならないのだが、それは明日になってからでいいやとやらず、ぼやぼやしているうちに日付が変わり、ベッドに入ったのは25時頃になってしまった。
2022.06.02
20220601 水
よく眠れて、6時15分起床。
新聞で、友人M君の御母堂が逝去されたのを知るが、すでに昨日、葬儀は家族葬にて済ませたようだった。取り急ぎスマホでメッセージを入れておく。
午前のうちにブログ記事を5本まとめて、このうち3本を公開にまわす。福岡ステイの間はずっと、管理している2本のブログの更新が滞っていたが、今後も以前と同様デイリーでアップしていこうと思う。
午前のうちに「名古屋駅西 喫茶ユトリロ 龍くんは食べながら謎を解く」(太田忠司著、ハルキ文庫、2021)を読了。5月は8冊を読むにとどまったので、今月は10冊以上読破に向けて拍車をかけなければならない。
(okinawa-image(當山の石畳道))
朝のうちに母の施設から電話があり、消耗品がなくなりかけているので持ってきてほしいとのこと。その内訳は、ティッシュペーパー、トイレットペーパー、キッチンタオル(顔などを拭くのに使っているらしい)、シャンプー、ボディソープ。いずれも銘柄指定で、つれが言うにはシャンプーやボディソープはつれが使っているものの5倍ぐらい値の張る高級品なのだという。それらは量販店ではなく特定の店でしか手に入らないのでどうしようかと言うので、何を使っているのかなどもうわからなくなっているはずだから、一般店で買える標準的なものでいいと伝える。それを持っていき、もしどうしても気に入らないと言われたら、その時また考えることにすればいいではないか。
母の求めているものはとかくこういう類いのものが多く、買い回りさせられるほうは苦労が多いのだ。
この日の昼食は、すごい店があるんだゾとつれあいに話したところ興味を示し、ぜひ連れて行けということだったので、蔵王成沢の「中華美食屋蔵王(山形)店」へ。
ここは、700円以上の1品を注文すれば、カウンターの各種料理が無料サービスとなる。その種類やクオリティはメインディッシュいらずと言ってもいいぐらいの充実度で、そちらを腹いっぱい食べることが、この店を訪問する唯一無二の目的なり訪問理由となっている。
今回は玉子レタスチャーハン710円(つれは中華飯950円)を注文し、お目当てのカウンターへ。1回目にテイクした料理は写真のとおり。その後に運ばれてきた玉子レタスチャーハンは、うまいのだけれども、ほかにもたくさん食べるので、ここまでオイリーなつくりだと消化器官にずしりとくる。もう少しさらりとしたつくりでもいいのだけどな。
食後にはデザートに大きくカットされた杏仁豆腐をテイクして、二人してチョー満腹に。晩御飯は軽くでいいよねと頷きあうのだった。中華料理各種をこれだけ食べて、二人で1,660円とはふつうならあり得ない価格だ。
(「中華美食屋蔵王(山形)店」のカウンター料理の一部。これ、無料!)
やはり膨満感は夜まで残り、宵にはつまみを冷奴(小)と煮豆少々にとどめて飲酒。固形物に胃を占領されなければそのぶん流動物はけっこう入るもので、今夜は缶チューハイをいつもの500から850mlに増量していい気分となる。それが身体にいいかどうかはよくわからないが、精神面だけのことをいえば、このほうが数段よい。
夜はあまり張り切らずに、手作業的なことはほどほどにとどめて、旅の間に録って溜まっていた録画を減らす方向で過ごす。テレビを眺めていることは楽チンなのだが、その行為からは自ら動いて何かやっているという充実感なり達成感は得られない。眠くすらなってくる。
ああそうだった、読書量が少ないのだった。本を読もう。21時半前にパソコンを閉じて、そちら方向へ。だがしかし、そのような強めの意志をもって臨んでも、横になればすぐに睡魔がやってきて、ほとんど読めないまま眠りに落ちてしまうのだった。ダメだな、おれ。
新聞で、友人M君の御母堂が逝去されたのを知るが、すでに昨日、葬儀は家族葬にて済ませたようだった。取り急ぎスマホでメッセージを入れておく。
午前のうちにブログ記事を5本まとめて、このうち3本を公開にまわす。福岡ステイの間はずっと、管理している2本のブログの更新が滞っていたが、今後も以前と同様デイリーでアップしていこうと思う。
午前のうちに「名古屋駅西 喫茶ユトリロ 龍くんは食べながら謎を解く」(太田忠司著、ハルキ文庫、2021)を読了。5月は8冊を読むにとどまったので、今月は10冊以上読破に向けて拍車をかけなければならない。
(okinawa-image(當山の石畳道))
朝のうちに母の施設から電話があり、消耗品がなくなりかけているので持ってきてほしいとのこと。その内訳は、ティッシュペーパー、トイレットペーパー、キッチンタオル(顔などを拭くのに使っているらしい)、シャンプー、ボディソープ。いずれも銘柄指定で、つれが言うにはシャンプーやボディソープはつれが使っているものの5倍ぐらい値の張る高級品なのだという。それらは量販店ではなく特定の店でしか手に入らないのでどうしようかと言うので、何を使っているのかなどもうわからなくなっているはずだから、一般店で買える標準的なものでいいと伝える。それを持っていき、もしどうしても気に入らないと言われたら、その時また考えることにすればいいではないか。
母の求めているものはとかくこういう類いのものが多く、買い回りさせられるほうは苦労が多いのだ。
この日の昼食は、すごい店があるんだゾとつれあいに話したところ興味を示し、ぜひ連れて行けということだったので、蔵王成沢の「中華美食屋蔵王(山形)店」へ。
ここは、700円以上の1品を注文すれば、カウンターの各種料理が無料サービスとなる。その種類やクオリティはメインディッシュいらずと言ってもいいぐらいの充実度で、そちらを腹いっぱい食べることが、この店を訪問する唯一無二の目的なり訪問理由となっている。
今回は玉子レタスチャーハン710円(つれは中華飯950円)を注文し、お目当てのカウンターへ。1回目にテイクした料理は写真のとおり。その後に運ばれてきた玉子レタスチャーハンは、うまいのだけれども、ほかにもたくさん食べるので、ここまでオイリーなつくりだと消化器官にずしりとくる。もう少しさらりとしたつくりでもいいのだけどな。
食後にはデザートに大きくカットされた杏仁豆腐をテイクして、二人してチョー満腹に。晩御飯は軽くでいいよねと頷きあうのだった。中華料理各種をこれだけ食べて、二人で1,660円とはふつうならあり得ない価格だ。
(「中華美食屋蔵王(山形)店」のカウンター料理の一部。これ、無料!)
やはり膨満感は夜まで残り、宵にはつまみを冷奴(小)と煮豆少々にとどめて飲酒。固形物に胃を占領されなければそのぶん流動物はけっこう入るもので、今夜は缶チューハイをいつもの500から850mlに増量していい気分となる。それが身体にいいかどうかはよくわからないが、精神面だけのことをいえば、このほうが数段よい。
夜はあまり張り切らずに、手作業的なことはほどほどにとどめて、旅の間に録って溜まっていた録画を減らす方向で過ごす。テレビを眺めていることは楽チンなのだが、その行為からは自ら動いて何かやっているという充実感なり達成感は得られない。眠くすらなってくる。
ああそうだった、読書量が少ないのだった。本を読もう。21時半前にパソコンを閉じて、そちら方向へ。だがしかし、そのような強めの意志をもって臨んでも、横になればすぐに睡魔がやってきて、ほとんど読めないまま眠りに落ちてしまうのだった。ダメだな、おれ。
2022.06.02
福岡ステイ 20220522の1
2022年5月22日(日)。
昨夜の就寝が遅くなってしまったが、いつもなみの6時20分に起床。漫然と家にいるのと違って、まだ寝足りないなと思う程度のほどよい疲れが残っている。脚や足裏にも疲労感がある。まあ、こういう疲れこそが、自分は今旅をしているのだなと思わせてくれるひとつの明確な証拠にもなっているわけであって、むしろ爽快なぐらいの気分だ。
この日は天気の心配はいらない模様。今日はまず、どこかでコーヒーと軽食をとって、博多・川端・住吉方面を散策することにしようか。キャナルシティなどの繁華なところはある程度人が出てきてからのほうがよいだろうから、公園的なところからいくべきかもしれない。
マイマップを見ながらルートを検討し、まずはバスで川端より北の福岡築港まで行ってしまい、そこからあれこれ見ながら博多駅方面へと歩いて戻ってくることにする。
(連泊中の「ホテルハルロット福岡博多」)
ホテルの1階でコーヒーが無料提供されていたのでそれを飲み、軽食は省略することにして、8時発。
博多バスターミナルで築港方面行きを探すが、その路線がいくら探しても見当たらない。日曜のためかインフォメーションの窓口も開いていない。もしかしたらここ発着ではないのかもしれないと思い当たり、駅前の野外を探すと、やはりこちらにもいくつか乗り場があるではないか。アルファベットの「F」という乗り場からの便があるらしく、それは福岡シティ銀行の前にあるというのだが、その建物は跡形もなく取り壊されていて、これまたよそ者にはわからない。結局バスに乗れたのは9時過ぎで、ここまでですでに歩き疲れてしまうのだった。
(博多駅では、今後乗りまくることになるJRローカル線を確認しておく)
(「JR博多シティ」の入口(博多口))
88番のバスで、終点の「博多港(博多港旅客船ターミナル)」へと向かう。
乗車時間15分ほどで、博多ふ頭着。ここは海の中道、博多平野、糸島半島に囲まれた博多湾の湾奥に位置する、福岡市管理の港で、古くは那の津・那大津・博多津と呼ばれていたという。近年、国際海上コンテナターミナルが整備されて、外国人旅客数とクルーズ船寄港数は日本一。また、神戸港より西の西日本では、貿易額、コンテナ取扱量ともに首位なのだそうだ。
ここにある「博多ふ頭第2ターミナル」には、2012年の夏、壱岐島から戻る船で一度立ち寄ったことがあるのだが、もうそのときの記憶は薄れている。
ふ頭にはちょうど、博多と壱岐・対馬を結ぶフェリー「きずな」が着岸し、乗客が下船してきたところだった。この船は2012年4月就航なので、当方の壱岐・対馬渡島時にはすでに使われていたものだが、あのときは壱岐からジェットフォイル「ヴィーナス2」で博多に戻ってきたため未乗船であることを、あとで確認した。
(博多ふ頭第2ターミナル)
(ふ頭では、壱岐・対馬から戻ったフェリー「きずな」が着岸、下船中だった)
その並びには、博多港のシンボルとして親しまれている「博多ポートタワー」がある。地上70mの展望室からは360度の大パノラマを望むことができ、夜景スポットとしても博多っ子たちに知られているのだとか。無料らしいが、10時からなのでまだ開いていないだろう。
(博多ポートタワー)
また、そのすぐ近くには、志賀島・玄海島・壱岐対馬へのジェットフォイルが発着する「福岡市営渡船博多旅客待合所」の建物もある。乗り場はキャナル風に整備されていて、ショップ、レストランなどが入っている「ベイサイドプレイス博多」もある。
こちらのふ頭の先の北側の対岸には、大イベントや展示会、スポーツイベント、コンサートなどが催される大型施設「マリンメッセ福岡」の建物が見えた。
(福岡市営渡船博多旅客待合所)
(「ベイサイドプレイス博多」の前庭はキャナル風)
(対岸には「マリンメッセ福岡」が遠望できた)
昨夜の就寝が遅くなってしまったが、いつもなみの6時20分に起床。漫然と家にいるのと違って、まだ寝足りないなと思う程度のほどよい疲れが残っている。脚や足裏にも疲労感がある。まあ、こういう疲れこそが、自分は今旅をしているのだなと思わせてくれるひとつの明確な証拠にもなっているわけであって、むしろ爽快なぐらいの気分だ。
この日は天気の心配はいらない模様。今日はまず、どこかでコーヒーと軽食をとって、博多・川端・住吉方面を散策することにしようか。キャナルシティなどの繁華なところはある程度人が出てきてからのほうがよいだろうから、公園的なところからいくべきかもしれない。
マイマップを見ながらルートを検討し、まずはバスで川端より北の福岡築港まで行ってしまい、そこからあれこれ見ながら博多駅方面へと歩いて戻ってくることにする。
(連泊中の「ホテルハルロット福岡博多」)
ホテルの1階でコーヒーが無料提供されていたのでそれを飲み、軽食は省略することにして、8時発。
博多バスターミナルで築港方面行きを探すが、その路線がいくら探しても見当たらない。日曜のためかインフォメーションの窓口も開いていない。もしかしたらここ発着ではないのかもしれないと思い当たり、駅前の野外を探すと、やはりこちらにもいくつか乗り場があるではないか。アルファベットの「F」という乗り場からの便があるらしく、それは福岡シティ銀行の前にあるというのだが、その建物は跡形もなく取り壊されていて、これまたよそ者にはわからない。結局バスに乗れたのは9時過ぎで、ここまでですでに歩き疲れてしまうのだった。
(博多駅では、今後乗りまくることになるJRローカル線を確認しておく)
(「JR博多シティ」の入口(博多口))
88番のバスで、終点の「博多港(博多港旅客船ターミナル)」へと向かう。
乗車時間15分ほどで、博多ふ頭着。ここは海の中道、博多平野、糸島半島に囲まれた博多湾の湾奥に位置する、福岡市管理の港で、古くは那の津・那大津・博多津と呼ばれていたという。近年、国際海上コンテナターミナルが整備されて、外国人旅客数とクルーズ船寄港数は日本一。また、神戸港より西の西日本では、貿易額、コンテナ取扱量ともに首位なのだそうだ。
ここにある「博多ふ頭第2ターミナル」には、2012年の夏、壱岐島から戻る船で一度立ち寄ったことがあるのだが、もうそのときの記憶は薄れている。
ふ頭にはちょうど、博多と壱岐・対馬を結ぶフェリー「きずな」が着岸し、乗客が下船してきたところだった。この船は2012年4月就航なので、当方の壱岐・対馬渡島時にはすでに使われていたものだが、あのときは壱岐からジェットフォイル「ヴィーナス2」で博多に戻ってきたため未乗船であることを、あとで確認した。
(博多ふ頭第2ターミナル)
(ふ頭では、壱岐・対馬から戻ったフェリー「きずな」が着岸、下船中だった)
その並びには、博多港のシンボルとして親しまれている「博多ポートタワー」がある。地上70mの展望室からは360度の大パノラマを望むことができ、夜景スポットとしても博多っ子たちに知られているのだとか。無料らしいが、10時からなのでまだ開いていないだろう。
(博多ポートタワー)
また、そのすぐ近くには、志賀島・玄海島・壱岐対馬へのジェットフォイルが発着する「福岡市営渡船博多旅客待合所」の建物もある。乗り場はキャナル風に整備されていて、ショップ、レストランなどが入っている「ベイサイドプレイス博多」もある。
こちらのふ頭の先の北側の対岸には、大イベントや展示会、スポーツイベント、コンサートなどが催される大型施設「マリンメッセ福岡」の建物が見えた。
(福岡市営渡船博多旅客待合所)
(「ベイサイドプレイス博多」の前庭はキャナル風)
(対岸には「マリンメッセ福岡」が遠望できた)
2022.06.03
20220602 木
6時15分起床。よく眠れてはいるが、旅の疲労が完全にとれたかといえば、まだ解消とまでには至っていないように感じる。まだ体のどこかにだるいような感触が残っているのだ。気を張って好奇心を満たしているうちはいいのだが、平常に戻ったそのあとしばらくは体調に気を配るとともに、一方では、気の緩みから毎日が無為に過ぎていかないよう留意する必要がある。
朝のうちに2つのブログで3つの記事を公開にまわす。今日は何からすべきなのかを考えて、このところの日常習慣からこぼれ落ちそうになっている読書からスタートさせる。
「街道をゆく28 耽羅紀行」(司馬遼太郎著、朝日文庫、1990)を読み始めて、夜までになんとか100ページ読む。
読みながら、株式市況のウォッチも。今日も動きは予想していたよりも悪いわけではない。
昼食は、家で冷やし中華。質・量ともに、飲食店で提供されるものを圧倒している。日記を振り返ってみると、5月14日にも家で冷やし中華を食べているが、具材にやや違いがみられる程度で、その時の写真と大きく変わるところはない。撮り手がかわっていないので、画像の構図もまた同じだ。(笑)
(自宅での昼メシは冷やし中華)
午後は、理由のわからないスカッとしない状況を改善するために、大休憩を試みる。つまり、身体を休めるべく、自ら進んで午睡を目指してみた。すると、横になっただけで身も心もすんなりと反応し、3時間近く眠ってしまったのだった。
起きていればその間に何か建設的なことができただろうにとも思う反面、ここでじっくり休養を挟むことも今後にとっては必要だったし、それでよかったのではないか。もう還暦を過ぎているのだから、自分の体力なんてこんなものだと適正評価していたほうが、わが身のためだろう。がんばり過ぎて脳梗塞やくも膜下出血、心筋梗塞なんかになるのは嫌だしな。
いつもと変わらない夜を過ごして、21時台になると、あれだけ昼寝をしているのにもう眠い。本を読もうとしても続かず、早くも22時過ぎには寝入っていたのではないか。
休んでばかりいて、ほとんど進展というものがない、どうにも冴えない一日となった。
朝のうちに2つのブログで3つの記事を公開にまわす。今日は何からすべきなのかを考えて、このところの日常習慣からこぼれ落ちそうになっている読書からスタートさせる。
「街道をゆく28 耽羅紀行」(司馬遼太郎著、朝日文庫、1990)を読み始めて、夜までになんとか100ページ読む。
読みながら、株式市況のウォッチも。今日も動きは予想していたよりも悪いわけではない。
昼食は、家で冷やし中華。質・量ともに、飲食店で提供されるものを圧倒している。日記を振り返ってみると、5月14日にも家で冷やし中華を食べているが、具材にやや違いがみられる程度で、その時の写真と大きく変わるところはない。撮り手がかわっていないので、画像の構図もまた同じだ。(笑)
(自宅での昼メシは冷やし中華)
午後は、理由のわからないスカッとしない状況を改善するために、大休憩を試みる。つまり、身体を休めるべく、自ら進んで午睡を目指してみた。すると、横になっただけで身も心もすんなりと反応し、3時間近く眠ってしまったのだった。
起きていればその間に何か建設的なことができただろうにとも思う反面、ここでじっくり休養を挟むことも今後にとっては必要だったし、それでよかったのではないか。もう還暦を過ぎているのだから、自分の体力なんてこんなものだと適正評価していたほうが、わが身のためだろう。がんばり過ぎて脳梗塞やくも膜下出血、心筋梗塞なんかになるのは嫌だしな。
いつもと変わらない夜を過ごして、21時台になると、あれだけ昼寝をしているのにもう眠い。本を読もうとしても続かず、早くも22時過ぎには寝入っていたのではないか。
休んでばかりいて、ほとんど進展というものがない、どうにも冴えない一日となった。
2022.06.03
福岡ステイ 20220522の2
そこからは、福岡市立博多中学校の校庭で体育祭をやっているのを眺めたりしながら、南方面へとたっぷり歩く。
次のポイントは、那珂川に架かる西中島橋の近くにある「旧日本生命保険株式会社九州支店(福岡市赤煉瓦文化館)」だ。
東京駅なども手掛けた名建築家の辰野金吾らの設計により1909年、保険会社の社屋として竣工。小規模ではあるものの、尖塔やドーム、螺旋階段を有するなど変化に富んでいる建物だ。赤煉瓦と白の石材の組み合わせは、19世紀末に英国で流行したスタイルなのだという。
戦後も日本生命のオフィスとして使われ、1969年に市に譲渡。1990年まで市歴史資料館として活用され、94年に建築当時の内装を復元し、「福岡市赤煉瓦文化館」としてリニューアルオープンした。ここは無料で内部を見ることができた。
(旧日本生命保険株式会社九州支店(福岡市赤煉瓦文化館))
その南東の、中州の天神中央公園内にある「旧福岡県公会堂貴賓館」。
フレンチ・ルネッサンス様式を基調とする木造のクラシカルな洋館で、明治時代には来賓接待所として使われていたという。2012年に美装化工事が行われた。こちらは内部見学は大人200円。じゃあいいや、外側だけで。
(「旧福岡県公会堂貴賓館」の1)
(「旧福岡県公会堂貴賓館」の2)
そこから地下鉄中洲川端駅方面へと進んで、駅至近にある大きな建物「博多リバレインセンタービル」に入ってみる。ホテル、美術館、商業施設、飲食街、アトリウム・ガーデン等が入っている複合施設だ。
高島屋が絡んでいる商業施設「博多リバレインモール」は、地下2階~6階部分を占め、同ビルを含めて3棟のビルからなる大型複合商業施設「博多リバレイン」の中核的テナントを担っているが、ここもまだ各テナントが開く時間にはなっていない。
7・8階にある「福岡アジア美術館」は開いていて、入館料200円と安いので入ってみようとエスカレーターに乗ったが、ここは雨が降ったときに地下鉄でまた来ればいいのではないかと思いなおす。アジアの近現代美術を展示しているとのことだ。5・6階には「福岡アンパンマンこどもミュージアムinモール」があるそうだが、こちらは当方には無縁。
(博多リバレインセンタービル)
その道路を挟んで隣りに並ぶ「博多座」は、演劇、歌舞伎、ミュージカルなどが毎月替わりで公演される九州有数の演劇専用劇場だ。エントランスのみ入場可能と聞いたので寄ったのだが、朝の準備が整っていないためか不発。チケットセンターを覗いたところ、5月公演は「千と千尋の神隠し」なのだが、関係者の一部に新型コロナの陽性反応が出たため、この日の公演は急遽中止にするとのことだった。知らずにやってきて残念がって帰る客を数人目撃する。
中洲川端駅から南東方向に向かって「川端通商店街」が伸びているので、歩いてみる。全蓋アーケード式の長い商店街で、全長400m超はあるとのこと。博多で最初に栄えた場所で、今も130以上の店舗が営業している。天神と呉服町の中間に位置し、博多川を挟んだ西側は歓楽街として有名な「中洲」に隣接している。北に「博多リバレイン」や「博多座」、南側にやや離れて「キャナルシティ博多」と、近隣に大型複合商業施設もあるため、商店街の人通りはけっこうある。
(地下鉄中洲川端駅前交差点)
(「川端通商店街」の西側入口)
(「川端通商店街」の南には博多川が流れていた)
(ド派手な博多ラーメンの店があった)
朝は食べていないし、昼食はどこにしようかと考えていたところ、中洲らしく博多・長浜ラーメンの店が林立している商店街の中ほどに偶然、博多系うどんのチェーン店のひとつ「ウエスト」を発見する。11時を回ってちょうど店を開けたところのようだ。ああそうだ、ここだ。ここにしよう。「秘密のケンミンSHOW」で見たことがあり、ここは明太釜玉うどんがウリなんだよ。博多ラーメンよりも気分は博多うどんに傾いているんだよナ。
ということで、「ウエスト川端店」の明太釜玉うどん650円。待つことわずかで登場。釜玉なので熱々。博多系の軽いコシのうどんはそこそこ美味。それに明太子のしょっぱさ、生臭さ、辛さが適度に混淆してうまいのなんの。いいものを食べることができた。
(「ウエスト川端店」の明太釜玉うどん)
(「櫛田神社」脇の味のある小路地)
次のポイントは、那珂川に架かる西中島橋の近くにある「旧日本生命保険株式会社九州支店(福岡市赤煉瓦文化館)」だ。
東京駅なども手掛けた名建築家の辰野金吾らの設計により1909年、保険会社の社屋として竣工。小規模ではあるものの、尖塔やドーム、螺旋階段を有するなど変化に富んでいる建物だ。赤煉瓦と白の石材の組み合わせは、19世紀末に英国で流行したスタイルなのだという。
戦後も日本生命のオフィスとして使われ、1969年に市に譲渡。1990年まで市歴史資料館として活用され、94年に建築当時の内装を復元し、「福岡市赤煉瓦文化館」としてリニューアルオープンした。ここは無料で内部を見ることができた。
(旧日本生命保険株式会社九州支店(福岡市赤煉瓦文化館))
その南東の、中州の天神中央公園内にある「旧福岡県公会堂貴賓館」。
フレンチ・ルネッサンス様式を基調とする木造のクラシカルな洋館で、明治時代には来賓接待所として使われていたという。2012年に美装化工事が行われた。こちらは内部見学は大人200円。じゃあいいや、外側だけで。
(「旧福岡県公会堂貴賓館」の1)
(「旧福岡県公会堂貴賓館」の2)
そこから地下鉄中洲川端駅方面へと進んで、駅至近にある大きな建物「博多リバレインセンタービル」に入ってみる。ホテル、美術館、商業施設、飲食街、アトリウム・ガーデン等が入っている複合施設だ。
高島屋が絡んでいる商業施設「博多リバレインモール」は、地下2階~6階部分を占め、同ビルを含めて3棟のビルからなる大型複合商業施設「博多リバレイン」の中核的テナントを担っているが、ここもまだ各テナントが開く時間にはなっていない。
7・8階にある「福岡アジア美術館」は開いていて、入館料200円と安いので入ってみようとエスカレーターに乗ったが、ここは雨が降ったときに地下鉄でまた来ればいいのではないかと思いなおす。アジアの近現代美術を展示しているとのことだ。5・6階には「福岡アンパンマンこどもミュージアムinモール」があるそうだが、こちらは当方には無縁。
(博多リバレインセンタービル)
その道路を挟んで隣りに並ぶ「博多座」は、演劇、歌舞伎、ミュージカルなどが毎月替わりで公演される九州有数の演劇専用劇場だ。エントランスのみ入場可能と聞いたので寄ったのだが、朝の準備が整っていないためか不発。チケットセンターを覗いたところ、5月公演は「千と千尋の神隠し」なのだが、関係者の一部に新型コロナの陽性反応が出たため、この日の公演は急遽中止にするとのことだった。知らずにやってきて残念がって帰る客を数人目撃する。
中洲川端駅から南東方向に向かって「川端通商店街」が伸びているので、歩いてみる。全蓋アーケード式の長い商店街で、全長400m超はあるとのこと。博多で最初に栄えた場所で、今も130以上の店舗が営業している。天神と呉服町の中間に位置し、博多川を挟んだ西側は歓楽街として有名な「中洲」に隣接している。北に「博多リバレイン」や「博多座」、南側にやや離れて「キャナルシティ博多」と、近隣に大型複合商業施設もあるため、商店街の人通りはけっこうある。
(地下鉄中洲川端駅前交差点)
(「川端通商店街」の西側入口)
(「川端通商店街」の南には博多川が流れていた)
(ド派手な博多ラーメンの店があった)
朝は食べていないし、昼食はどこにしようかと考えていたところ、中洲らしく博多・長浜ラーメンの店が林立している商店街の中ほどに偶然、博多系うどんのチェーン店のひとつ「ウエスト」を発見する。11時を回ってちょうど店を開けたところのようだ。ああそうだ、ここだ。ここにしよう。「秘密のケンミンSHOW」で見たことがあり、ここは明太釜玉うどんがウリなんだよ。博多ラーメンよりも気分は博多うどんに傾いているんだよナ。
ということで、「ウエスト川端店」の明太釜玉うどん650円。待つことわずかで登場。釜玉なので熱々。博多系の軽いコシのうどんはそこそこ美味。それに明太子のしょっぱさ、生臭さ、辛さが適度に混淆してうまいのなんの。いいものを食べることができた。
(「ウエスト川端店」の明太釜玉うどん)
(「櫛田神社」脇の味のある小路地)
2022.06.04
20220603 金
6時10分起床。前日は日中から休養していたので、4時台に一度目覚めたのではあるが。
朝から雨が降っていて、パッとしない日になりそうだ。
雨の中を外出し、母の目薬をもらいに市立病院の眼科へ。母を連れて歩くのとは違い一人で行って帰るのは造作もないことだが、それでも目薬を手に入れるだけのために1時間半程度もかかるのは、物事にはそれなりの手続がいることは承知していても、もったいない時間の使い方だと思う。こういう無駄な時間を送っている人たちが、世の中にはたくさんいるのだ。でもまあ、一部の人たちにとっては、それがいいレクリエーションのひとつになっているのかもしれないのだが。
(「MARU食堂」の日替り定食)
せっかく出向いたアップタウンのどこかで食事をするつもりだったが、傘をさして歩くのが面倒なので、結局いつものように車に乗って郊外へと向かう。こういうときに限って雨が降ったりする。
北町の「優勝軒山形北店」のあとにこの4月にできた「MARU食堂」を初訪問してみる。カレーと定食がメインで、ほかにもパスタ、各種麺類と、何でもあり状態の店だ。日替りのカレーと定食も用意されていたので、今回は日替り定食の温玉から揚げ丼880円をチョイス。ドリンクバーが付いている。
熱々の唐揚げ5~6個に甘だれとマヨネーズ、分葱がかけられ、温玉添え。その下のごはんの量はノーマル。これに、味のはっきりした味噌汁と、ポテサラ、漬物がセットになっている。味自体は悪くないものの、配膳と下げ膳はセルフサービスなのにこの価格では、他店比でけっして安くはない。食事券の半券で山形ファミリーボウルのボウリング1ゲームが無料になるが、ボウリングをしない人にはメリットはなく、一般客に対しても、この店を選んで入店したくなるような何らかの仕掛けが必要ではないか。時間がたっぷりあって、ドリンクバーを何杯もイケルようなら、お得かもしれないが。いずれカレーも試してみたい。
この日も午後は休息の時間。しっかり休んできちんと回復し、その後には精力的に――という方向を目指すのだが、このままずるずるだらだらといってしまうのではないかという懸念もある。
手にしている「街道をゆく28 耽羅紀行」は、済州島自体をよく知らないので、読んでいて格別ワクワクするようなところはない。司馬は、今の韓国という国は、李氏朝鮮(1392~1910)の時代、500年以上の長きにわたって朱子学の思想一辺倒に拠ってきたといい、朱子学(大きくいえば宋学)は考証や訓詁といった実証性よりも大義と名分ばかりを重んじ、思想についての異同を飽くなくたたかわせる学派だと述べている。そして、この国の有意な知識人たちが、ほとんど不毛というほかない神学論争を500年もやり続けたというのは、世界的な奇観といえるだろうとしているのだった。
これを、眠りに就くまでなんとか100ページ読み込む。
(チェジュド)
夜は、今まとめている「福岡ステイ」の旅日記を旅行ポータルサイトの「フォートラベル (4travel.jp)」に掲載してみようと、あれこれやってみる。会員登録のときに必要な先方からの確認メールが届かずしばらく悩んだが、こちらのほうで迷惑メールとしてはじくような設定になっていたことがわかり、ようやく登録完了。
むこうのブログは、画像を主にしてそれに短いテキストを付けるというつくりになっているのだが、文章を主にしてそれにいくつかの画像を付けるという当方の内容とは微妙に合わない。なので、向こうには入口となるページをつくって、自前のブログに誘導するという体裁にしてみた。
これがあちらのシステムに馴染むようであれば、過去の車旅やステイの記録も同じようにセットしてみようと思う。
今夜も早めに店仕舞いをして、眠るほうへ。
朝から雨が降っていて、パッとしない日になりそうだ。
雨の中を外出し、母の目薬をもらいに市立病院の眼科へ。母を連れて歩くのとは違い一人で行って帰るのは造作もないことだが、それでも目薬を手に入れるだけのために1時間半程度もかかるのは、物事にはそれなりの手続がいることは承知していても、もったいない時間の使い方だと思う。こういう無駄な時間を送っている人たちが、世の中にはたくさんいるのだ。でもまあ、一部の人たちにとっては、それがいいレクリエーションのひとつになっているのかもしれないのだが。
(「MARU食堂」の日替り定食)
せっかく出向いたアップタウンのどこかで食事をするつもりだったが、傘をさして歩くのが面倒なので、結局いつものように車に乗って郊外へと向かう。こういうときに限って雨が降ったりする。
北町の「優勝軒山形北店」のあとにこの4月にできた「MARU食堂」を初訪問してみる。カレーと定食がメインで、ほかにもパスタ、各種麺類と、何でもあり状態の店だ。日替りのカレーと定食も用意されていたので、今回は日替り定食の温玉から揚げ丼880円をチョイス。ドリンクバーが付いている。
熱々の唐揚げ5~6個に甘だれとマヨネーズ、分葱がかけられ、温玉添え。その下のごはんの量はノーマル。これに、味のはっきりした味噌汁と、ポテサラ、漬物がセットになっている。味自体は悪くないものの、配膳と下げ膳はセルフサービスなのにこの価格では、他店比でけっして安くはない。食事券の半券で山形ファミリーボウルのボウリング1ゲームが無料になるが、ボウリングをしない人にはメリットはなく、一般客に対しても、この店を選んで入店したくなるような何らかの仕掛けが必要ではないか。時間がたっぷりあって、ドリンクバーを何杯もイケルようなら、お得かもしれないが。いずれカレーも試してみたい。
この日も午後は休息の時間。しっかり休んできちんと回復し、その後には精力的に――という方向を目指すのだが、このままずるずるだらだらといってしまうのではないかという懸念もある。
手にしている「街道をゆく28 耽羅紀行」は、済州島自体をよく知らないので、読んでいて格別ワクワクするようなところはない。司馬は、今の韓国という国は、李氏朝鮮(1392~1910)の時代、500年以上の長きにわたって朱子学の思想一辺倒に拠ってきたといい、朱子学(大きくいえば宋学)は考証や訓詁といった実証性よりも大義と名分ばかりを重んじ、思想についての異同を飽くなくたたかわせる学派だと述べている。そして、この国の有意な知識人たちが、ほとんど不毛というほかない神学論争を500年もやり続けたというのは、世界的な奇観といえるだろうとしているのだった。
これを、眠りに就くまでなんとか100ページ読み込む。
(チェジュド)
夜は、今まとめている「福岡ステイ」の旅日記を旅行ポータルサイトの「フォートラベル (4travel.jp)」に掲載してみようと、あれこれやってみる。会員登録のときに必要な先方からの確認メールが届かずしばらく悩んだが、こちらのほうで迷惑メールとしてはじくような設定になっていたことがわかり、ようやく登録完了。
むこうのブログは、画像を主にしてそれに短いテキストを付けるというつくりになっているのだが、文章を主にしてそれにいくつかの画像を付けるという当方の内容とは微妙に合わない。なので、向こうには入口となるページをつくって、自前のブログに誘導するという体裁にしてみた。
これがあちらのシステムに馴染むようであれば、過去の車旅やステイの記録も同じようにセットしてみようと思う。
今夜も早めに店仕舞いをして、眠るほうへ。