2025.01.08
20250107 火
目が醒めたのは8時近く。げげっ、もうそんな時間か!? いいのか、そんな生活で。
でもまあ、眠れるというのはシアワセなことで、この時刻までトイレに行きたくもならずにいられることがちょっぴりウレシイ。軽い朝食をとればもう、開場前の株式市場の値が動き始めている。
高騰していてなかなか手が出せなくなっている生キャベツがたくさん添えられたとんかつを食べたいというつれあいの提案に賛成し、ランチは浜崎の「かつや山形大野目店」へ。
定番のロースカツ定食は何度か食べているので、今回はお初のタルタルチキンカツ定食869円を、100円引きクーポンを使って。かつやは何を食べても期待を裏切らない品質を有しており、その中でもチキンカツの肉の柔らかさとサクサクの揚げ具合は秀逸で、いちばんのフェイバリットアイテムになっている。
惜しげなくたっぷりとかけられたタルタルソースが素晴らしい。バターっぽい風味がしっかり感じられて味わいもよく、タルタリストの誰もがその量と質を絶賛するであろうと思われる。豚汁の安定したデキも、評価点高し。高価なキャベツをたっぷり食べられて、大満足だ。これが実質769円。スープの出来ばかり気にして価格転嫁がお得意のラーメン店の店主諸君、よく見習いたまえ。
(「かつや山形大野目店」のタルタルチキンカツ定食)
あまり代わり映えのしない一日。スマホアプリのスケジュールを見ると、この年始の予定はずいぶん少ない。先々の予定がないというのは、これから自分で組み立てることが可能だという意味では、決して悪いことではないのだが。
午後、水道メーターを検針に来たオバサンが、外の温水器から水漏れがしていると教えてくれる。夕刻にはエコキュートの業者が来て、1階温水器の配管を閉じるとともに、機材の電源を落として行った。
1階は母が施設に入るようになって以降はほとんど使っていないので、この際止めてしまうほうがいいだろう。1階は湯が出ず、バスルームが使えなくなるが、台所の水は出るので、それでよしとしよう。
いつから漏水していたのか不明だが、つれあいが言うには今月の水道代は先月の倍以上に跳ね上がっているとのこと。我々夫婦が居住している2階部分への影響はない。
(JR門司港駅 2019.10.17)
年始の読書ライフは順調で、今日も3桁を確保し、難読書も読み続けている。
「誰も書かなかった玉城デニーの青春」を40数ページ読んで読了し、「民族の世界史15 現代世界と民族」も30ページ。
ほかに「駅は見ている」を60ページ。この本には、リタイアしてから巡った駅がたくさん登場する。つい最近立ち寄ったばかりの小牛田駅、愛媛の松山駅と松山市駅、3度移動した夕張駅、重文の門司港駅などなど。実際に足を運んでいるところの記述は、理解力がぐんと上がるし、何よりも読んで楽しい。
でもまあ、眠れるというのはシアワセなことで、この時刻までトイレに行きたくもならずにいられることがちょっぴりウレシイ。軽い朝食をとればもう、開場前の株式市場の値が動き始めている。
高騰していてなかなか手が出せなくなっている生キャベツがたくさん添えられたとんかつを食べたいというつれあいの提案に賛成し、ランチは浜崎の「かつや山形大野目店」へ。
定番のロースカツ定食は何度か食べているので、今回はお初のタルタルチキンカツ定食869円を、100円引きクーポンを使って。かつやは何を食べても期待を裏切らない品質を有しており、その中でもチキンカツの肉の柔らかさとサクサクの揚げ具合は秀逸で、いちばんのフェイバリットアイテムになっている。
惜しげなくたっぷりとかけられたタルタルソースが素晴らしい。バターっぽい風味がしっかり感じられて味わいもよく、タルタリストの誰もがその量と質を絶賛するであろうと思われる。豚汁の安定したデキも、評価点高し。高価なキャベツをたっぷり食べられて、大満足だ。これが実質769円。スープの出来ばかり気にして価格転嫁がお得意のラーメン店の店主諸君、よく見習いたまえ。
(「かつや山形大野目店」のタルタルチキンカツ定食)
あまり代わり映えのしない一日。スマホアプリのスケジュールを見ると、この年始の予定はずいぶん少ない。先々の予定がないというのは、これから自分で組み立てることが可能だという意味では、決して悪いことではないのだが。
午後、水道メーターを検針に来たオバサンが、外の温水器から水漏れがしていると教えてくれる。夕刻にはエコキュートの業者が来て、1階温水器の配管を閉じるとともに、機材の電源を落として行った。
1階は母が施設に入るようになって以降はほとんど使っていないので、この際止めてしまうほうがいいだろう。1階は湯が出ず、バスルームが使えなくなるが、台所の水は出るので、それでよしとしよう。
いつから漏水していたのか不明だが、つれあいが言うには今月の水道代は先月の倍以上に跳ね上がっているとのこと。我々夫婦が居住している2階部分への影響はない。
(JR門司港駅 2019.10.17)
年始の読書ライフは順調で、今日も3桁を確保し、難読書も読み続けている。
「誰も書かなかった玉城デニーの青春」を40数ページ読んで読了し、「民族の世界史15 現代世界と民族」も30ページ。
ほかに「駅は見ている」を60ページ。この本には、リタイアしてから巡った駅がたくさん登場する。つい最近立ち寄ったばかりの小牛田駅、愛媛の松山駅と松山市駅、3度移動した夕張駅、重文の門司港駅などなど。実際に足を運んでいるところの記述は、理解力がぐんと上がるし、何よりも読んで楽しい。
2025.01.07
20250106 月
月曜日。年末年始休暇が明け、なんと10日ぶりとなる平常日がやってきた。あなうれし。
リタイア組ともなれば社会に遠慮して生きているところがあり、現役世代の皆さんたちが仕事の束縛から逃れる数少ない日には、彼らのお邪魔にならないよう自宅に潜んでじっとしていることが多い。この大型連休もそうだったが、これが明ければ街全体にいつものゆとりと潤いが戻り、われわれの日常が帰ってくる。それがうれしい。
スーパーでの買い物ひとつを取ってもそうで、平日に行けばゆっくり品定めができるし、レジの列も少なくてスムーズだ。年始休暇の間は行くのを自重していたが、今日からはそんな恩恵にたっぷり浴することができる。
(image 混雑するスーパーのレジ)
一週間ぶりに証券市場も開くが、年初早々さえない展開となっているので、眺めるにとどめる。日経平均で600円近くも下げるんだものなあ。
となれば、本日も地道に自室で本を読む過ごし方となろうか。朝の段階では気温が低いが、予報では徐々に温度が上がり、夜には雨が降るかもしれないと告げている。
正月明けのランチは、丸4年も足が遠のいていた双葉町の「手打ちラーメンひろや食堂」へ。昔はヘビロテで利用していたのでもう味がワカルからという理由からだったが、しばらくぶりにあの味を確認しようということで。
ここのベストメニューだと思っている、しょうゆラーメン700円。シンプルな見た目だが、唯一無二の味わいが立派。何よりもここの中華麺は、自家製の純手打ち。機械打ちが主流の今、純手打ちはかなり貴重で、県内全体を見渡しても数軒残っているかどうか。今のうちに食べておかないと、「絶メシ」になってしまうかもしれない。スープも、あっさりのように見えて、実は結構現代風のオイリーさを湛えているところもユニークだ。
普通盛りにしたが、この麺ならやはり大盛りにしてたっぷりと味わうのがよかったかもしれない。
若い頃から知っている大将もだいぶ歳を取ったが、まだまだ店を続けてほしいとひそかに応援している。
食後には、「マックスバリュ山形駅西口店」で、余裕たっぷりのショッピング。減っていた缶チューハイも買い揃えてくる。
(「手打ちラーメンひろや食堂」のしょうゆラーメン)
70分の入浴を終えた夜の飲みながらの録画視聴は、「ジョブチューン」の餃子の王将編。どれもおいしそうで、10品中6品が満場一致合格となる。それらのうち、餃子・炒飯・五目あんかけラーメンもおいしそうだが、油淋鶏が最もおいしそうに思えた。餃子の王将は山形にはなく、いつも食べられないので、どこかで見かけたときにはすかさず入って食べたいと思ったところ。
(「餃子の王将」の油淋鶏が食べたい)
夜になってからは、読書をもうひとがんばり。
この日の成果は、「民族の世界史15 現代世界と民族」30ページ、「誰も書かなかった玉城デニーの青春」70ページ、「駅は見ている」40ページ。
リタイア組ともなれば社会に遠慮して生きているところがあり、現役世代の皆さんたちが仕事の束縛から逃れる数少ない日には、彼らのお邪魔にならないよう自宅に潜んでじっとしていることが多い。この大型連休もそうだったが、これが明ければ街全体にいつものゆとりと潤いが戻り、われわれの日常が帰ってくる。それがうれしい。
スーパーでの買い物ひとつを取ってもそうで、平日に行けばゆっくり品定めができるし、レジの列も少なくてスムーズだ。年始休暇の間は行くのを自重していたが、今日からはそんな恩恵にたっぷり浴することができる。
(image 混雑するスーパーのレジ)
一週間ぶりに証券市場も開くが、年初早々さえない展開となっているので、眺めるにとどめる。日経平均で600円近くも下げるんだものなあ。
となれば、本日も地道に自室で本を読む過ごし方となろうか。朝の段階では気温が低いが、予報では徐々に温度が上がり、夜には雨が降るかもしれないと告げている。
正月明けのランチは、丸4年も足が遠のいていた双葉町の「手打ちラーメンひろや食堂」へ。昔はヘビロテで利用していたのでもう味がワカルからという理由からだったが、しばらくぶりにあの味を確認しようということで。
ここのベストメニューだと思っている、しょうゆラーメン700円。シンプルな見た目だが、唯一無二の味わいが立派。何よりもここの中華麺は、自家製の純手打ち。機械打ちが主流の今、純手打ちはかなり貴重で、県内全体を見渡しても数軒残っているかどうか。今のうちに食べておかないと、「絶メシ」になってしまうかもしれない。スープも、あっさりのように見えて、実は結構現代風のオイリーさを湛えているところもユニークだ。
普通盛りにしたが、この麺ならやはり大盛りにしてたっぷりと味わうのがよかったかもしれない。
若い頃から知っている大将もだいぶ歳を取ったが、まだまだ店を続けてほしいとひそかに応援している。
食後には、「マックスバリュ山形駅西口店」で、余裕たっぷりのショッピング。減っていた缶チューハイも買い揃えてくる。
(「手打ちラーメンひろや食堂」のしょうゆラーメン)
70分の入浴を終えた夜の飲みながらの録画視聴は、「ジョブチューン」の餃子の王将編。どれもおいしそうで、10品中6品が満場一致合格となる。それらのうち、餃子・炒飯・五目あんかけラーメンもおいしそうだが、油淋鶏が最もおいしそうに思えた。餃子の王将は山形にはなく、いつも食べられないので、どこかで見かけたときにはすかさず入って食べたいと思ったところ。
(「餃子の王将」の油淋鶏が食べたい)
夜になってからは、読書をもうひとがんばり。
この日の成果は、「民族の世界史15 現代世界と民族」30ページ、「誰も書かなかった玉城デニーの青春」70ページ、「駅は見ている」40ページ。
2025.01.06
20250105 日
7時20分起床。朝の積雪はうっすら程度だが、気温は低かったようで外は寒そうに見える。
朝のカキモノとブログ記事3本の公開手続を終えたあとは、今日も読書だろうな。年初のうちからしっかりとページ数を稼いでおかないと、あとが続かなくなる。1年の計は年初正月にあるのだ。
読んでいる途中に、活字不足に陥らぬようにとブックオフオンラインで文庫古書3冊の発注も行う。
昼メシは、年末年始用にストックされた食材を片付けるという基本姿勢のもと、冷蔵庫にあるものを使って自宅にて。そうは言っても、本場新潟村上産の鮭といくらの立派なはらこめしに仕上がって登場するのだから、わがつれあいの料理の腕もなかなかのものだ。寒河江市のブランド里芋「子姫芋(こひめいも)」の入った豚汁もおいしく、おかわりしてしまうのだった。
(自宅ランチは、はらこめし)
本日の読書のまとめ。
朝から読んだのは、「誰も書かなかった玉城デニーの青春」。
占領下や日本復帰直後の沖縄の様子が描かれ、かつてはほぼ毎年訪れていた大好きなコザの街の様子が描かれていて、中にはコザにかかわる初めて知るようなこともあったりして、吸い込まれるように読む。この日はこれを100ページ。
午後には民族学のスタディも。12月30日以来5日ぶりに「民族の世界史15 現代世界と民族」を開き、中南米やソ連の民族問題にかかわる部分を30ページ分学ぶ。骨が折れる書物だ。
夕刻までには「飲むぞ今夜も、旅の空」を60ページ余り読んで、2025年2冊目の読了本となる。
著者は巻末の川上弘美との対談で、「知り合いに会わないし、誰も自分を知らない。それが旅の酒場の最大の醍醐味ですね。今夜ひと晩ひとりだけで遊べると思うと、うれしくて、うれしくて。」と語っている。この点については深く同感。それと、この頃は外で飲むのなら一人が最高だと思っていて、そうするのにふさわしいシチュエーションが、ひとり旅には備わっている。
もっと読めるぞと、「駅は見ている」(宮脇俊三著、角川文庫、2002)を持ち出す。自分にとって宮脇モノの18冊目となるもので、これを眠くなるまでに20ページ。
石炭産業の衰退によって2度の移転を余儀なくされた夕張駅、長野新幹線の開通前で電気機関車が特急を引っ張り上げた横川駅、日本の近代化のありさまが建築に見て取れる門司港駅など、古い駅には、機能的な新しい駅にはない味わいがある。利用する地元の乗客や、働く人びとの思い、鉄道の移り変わり――駅舎が見てきた歴史と人間模様。ふらりと気ままに出かける旅の楽しさを軽妙に綴り、旅を愛する者すべての共感を誘う名文集。(カバー裏表紙から)
(今日読んだ4冊)
久々の200ページ超え。本を読んでばかりで他に何もやっていないので、本に関すること以外に書くことが見当たらない。
さて、年始休暇が終わり、明日からは日々の生活を平常運転に戻すことができるぞ。ヨカッタな。
朝のカキモノとブログ記事3本の公開手続を終えたあとは、今日も読書だろうな。年初のうちからしっかりとページ数を稼いでおかないと、あとが続かなくなる。1年の計は年初正月にあるのだ。
読んでいる途中に、活字不足に陥らぬようにとブックオフオンラインで文庫古書3冊の発注も行う。
昼メシは、年末年始用にストックされた食材を片付けるという基本姿勢のもと、冷蔵庫にあるものを使って自宅にて。そうは言っても、本場新潟村上産の鮭といくらの立派なはらこめしに仕上がって登場するのだから、わがつれあいの料理の腕もなかなかのものだ。寒河江市のブランド里芋「子姫芋(こひめいも)」の入った豚汁もおいしく、おかわりしてしまうのだった。
(自宅ランチは、はらこめし)
本日の読書のまとめ。
朝から読んだのは、「誰も書かなかった玉城デニーの青春」。
占領下や日本復帰直後の沖縄の様子が描かれ、かつてはほぼ毎年訪れていた大好きなコザの街の様子が描かれていて、中にはコザにかかわる初めて知るようなこともあったりして、吸い込まれるように読む。この日はこれを100ページ。
午後には民族学のスタディも。12月30日以来5日ぶりに「民族の世界史15 現代世界と民族」を開き、中南米やソ連の民族問題にかかわる部分を30ページ分学ぶ。骨が折れる書物だ。
夕刻までには「飲むぞ今夜も、旅の空」を60ページ余り読んで、2025年2冊目の読了本となる。
著者は巻末の川上弘美との対談で、「知り合いに会わないし、誰も自分を知らない。それが旅の酒場の最大の醍醐味ですね。今夜ひと晩ひとりだけで遊べると思うと、うれしくて、うれしくて。」と語っている。この点については深く同感。それと、この頃は外で飲むのなら一人が最高だと思っていて、そうするのにふさわしいシチュエーションが、ひとり旅には備わっている。
もっと読めるぞと、「駅は見ている」(宮脇俊三著、角川文庫、2002)を持ち出す。自分にとって宮脇モノの18冊目となるもので、これを眠くなるまでに20ページ。
石炭産業の衰退によって2度の移転を余儀なくされた夕張駅、長野新幹線の開通前で電気機関車が特急を引っ張り上げた横川駅、日本の近代化のありさまが建築に見て取れる門司港駅など、古い駅には、機能的な新しい駅にはない味わいがある。利用する地元の乗客や、働く人びとの思い、鉄道の移り変わり――駅舎が見てきた歴史と人間模様。ふらりと気ままに出かける旅の楽しさを軽妙に綴り、旅を愛する者すべての共感を誘う名文集。(カバー裏表紙から)
(今日読んだ4冊)
久々の200ページ超え。本を読んでばかりで他に何もやっていないので、本に関すること以外に書くことが見当たらない。
さて、年始休暇が終わり、明日からは日々の生活を平常運転に戻すことができるぞ。ヨカッタな。
2025.01.05
20250104 土
ぐっすり眠れて、起床7時15分。夜中にトイレに起きる必要がないのがとてもよい。ブログ検索で1年前となる去年1月8日に尿管結石が再発していたことを確認するが、あれ以降は同様のことが起きていないし、前立腺の肥大も収まっているようで、ずっと調子は悪くない。このままずっとおとなしくしていてもらいたいものだ。
今日は、昨日旅行記を1本仕上げたことだし、急ぎの用事もないので、朝の段階から「読む」ほうを主にして過ごすことにする。
この日に食べたくなったのは、五目あんかけ焼きそばだ。それなら山形屈指の店でと、1年5か月ぶりに馬見ヶ崎の「中華料理桃李」で食べることに。
五目焼きソバ900円。思い描いていたものが目の前にサーヴされ、期待した味がそのまま現実になるシアワセ。餡のテカリが唾液腺を刺激してくるし、香ばしい風味は麺の焼き具合がいいからなのだろう。魚介類もしっかり入っている五目あんの油はあまり強くなく、ほどよい。わが家のあんかけ焼きそば評論家のつれあいが言うには、ここは実力バッチリの「江南春」のそれよりもイケルかもしれないとのことだ。
おいしかったな、これはまちがいなく名品。この店を選んでよかった。
(「中華料理桃李」の五目焼きソバ)
午後からは読書を本格化。新たに「誰も書かなかった玉城デニーの青春 もう一つの沖縄戦後史」(藤井誠二著、光文社、2022)を読み始める。伊江島出身の母と米軍関係者だった父を持つ玉城デニー沖縄県知事の青春時代が描かれている。カバー袖にある内容紹介文は、次のとおり。
玉城デニーは、まさに戦後の沖縄の申し子である。
何よりも彼は「痛み」を人一倍知る人間である。沖縄がアメリカ世であった時代に沖縄が等しく受けた「痛み」。その出自によってもたらされた理不尽な「痛み」。そしていまの時代に、沖縄が日本政府によって構造的な差別を受け、ネット世界ではデマやハラスメントを受けることの「痛み」。「痛み」を骨身で知っている人間は信頼するに値する、と私は思う。(「あとがき」より)
故・翁長雄志前知事の遺志を引き継ぐ沖縄県知事・玉城デニー。彼が歩んできた道を辿ることは、沖縄と日本の未来を見つめる旅でもある。沖縄と東京で半移住生活を送るノンフィクション作家が記録した「語り」と「心」の物語。
(玉城デニーと、「誰も書かなかった玉城デニーの青春」)
期待していたとおりの読み応えがあり、この日はこれを100ページ。
夜には寝床で、「飲むぞ今夜も、旅の空」も40ページ。
ある程度ページ数を稼げたのはよかったが、読む本によってかくもページの進捗度合いは変わるものとも言える。今日読んだ2冊は、内容がわかりやすいし、文庫のページのつくりもゆったりしているので、わりと捗る。しかし、「民族の世界史」などの専門書は内容が難解で、同じセンテンスを3回ぐらい読まないと頭に入ってこないし(専門バカは書き手の文章構成力が低いのだ)、文庫本であっても司馬の「翔ぶが如く」のような古めのものだと文字のポイントがすごく小さい上に行間、文字間の間隔が狭く、現在の文庫本の1.5倍近くの文字が詰め込まれているように思える。
(「翔ぶが如く」(上)と「飲むぞ今夜も……」。文庫本でもフォントや行間幅が全く違う)
今日の日中は昼寝なしだったし、テレビのチャンネルをひととおり見ても年内録り溜めの馬鹿笑い番組ばかりで報道系は一つもないので、早めに店仕舞いし、書を読みて眠らんとす。
今日は、昨日旅行記を1本仕上げたことだし、急ぎの用事もないので、朝の段階から「読む」ほうを主にして過ごすことにする。
この日に食べたくなったのは、五目あんかけ焼きそばだ。それなら山形屈指の店でと、1年5か月ぶりに馬見ヶ崎の「中華料理桃李」で食べることに。
五目焼きソバ900円。思い描いていたものが目の前にサーヴされ、期待した味がそのまま現実になるシアワセ。餡のテカリが唾液腺を刺激してくるし、香ばしい風味は麺の焼き具合がいいからなのだろう。魚介類もしっかり入っている五目あんの油はあまり強くなく、ほどよい。わが家のあんかけ焼きそば評論家のつれあいが言うには、ここは実力バッチリの「江南春」のそれよりもイケルかもしれないとのことだ。
おいしかったな、これはまちがいなく名品。この店を選んでよかった。
(「中華料理桃李」の五目焼きソバ)
午後からは読書を本格化。新たに「誰も書かなかった玉城デニーの青春 もう一つの沖縄戦後史」(藤井誠二著、光文社、2022)を読み始める。伊江島出身の母と米軍関係者だった父を持つ玉城デニー沖縄県知事の青春時代が描かれている。カバー袖にある内容紹介文は、次のとおり。
玉城デニーは、まさに戦後の沖縄の申し子である。
何よりも彼は「痛み」を人一倍知る人間である。沖縄がアメリカ世であった時代に沖縄が等しく受けた「痛み」。その出自によってもたらされた理不尽な「痛み」。そしていまの時代に、沖縄が日本政府によって構造的な差別を受け、ネット世界ではデマやハラスメントを受けることの「痛み」。「痛み」を骨身で知っている人間は信頼するに値する、と私は思う。(「あとがき」より)
故・翁長雄志前知事の遺志を引き継ぐ沖縄県知事・玉城デニー。彼が歩んできた道を辿ることは、沖縄と日本の未来を見つめる旅でもある。沖縄と東京で半移住生活を送るノンフィクション作家が記録した「語り」と「心」の物語。
(玉城デニーと、「誰も書かなかった玉城デニーの青春」)
期待していたとおりの読み応えがあり、この日はこれを100ページ。
夜には寝床で、「飲むぞ今夜も、旅の空」も40ページ。
ある程度ページ数を稼げたのはよかったが、読む本によってかくもページの進捗度合いは変わるものとも言える。今日読んだ2冊は、内容がわかりやすいし、文庫のページのつくりもゆったりしているので、わりと捗る。しかし、「民族の世界史」などの専門書は内容が難解で、同じセンテンスを3回ぐらい読まないと頭に入ってこないし(専門バカは書き手の文章構成力が低いのだ)、文庫本であっても司馬の「翔ぶが如く」のような古めのものだと文字のポイントがすごく小さい上に行間、文字間の間隔が狭く、現在の文庫本の1.5倍近くの文字が詰め込まれているように思える。
(「翔ぶが如く」(上)と「飲むぞ今夜も……」。文庫本でもフォントや行間幅が全く違う)
今日の日中は昼寝なしだったし、テレビのチャンネルをひととおり見ても年内録り溜めの馬鹿笑い番組ばかりで報道系は一つもないので、早めに店仕舞いし、書を読みて眠らんとす。
2025.01.04
20250103 金
3時台に目が覚めた後、再度眠りに落ちるのに苦労して、7時15分起床。今年の年末年始休暇は明後日まで9日間ぶっ通しで続く。早く平日がやってこないものか。
今朝も、箱根駅伝を見ながら長崎旅の加筆修正作業をする。正月でゆっくりしていることだし、パソコンゲームもたっぷりやって時間を浪費したりもする。
自宅メシは、大晦日に食べ切れなかった蕎麦をタマネギと干し海老を使った天ぷらを添えて。年越し蕎麦が“年を越した蕎麦”に化けて出てきた格好だ。昨日の昼もかき揚げ蕎麦を食べているが、好きなものが2回続いて喜ばしくすら思えている。自宅蕎麦でも、フィニッシュには蕎麦湯をたっぷり嗜みたい。そこまでやらないと、蕎麦食は締まらないと思っている。
(本日の自宅ランチもかき揚げ蕎麦)
旅行記の加筆修正は午後までに完了。記事を14に分割し、全129枚の画像を使って、ブログサーバへのアップロードを終えたのは13時過ぎだった。
長崎旅はこれでいいが、実は2024年の4月に出かけた新潟ドライブのドキュメントができていない。だいぶ経ってしまったけれども、これも近くまとめたほうがいいのだろうか。
カキモノを終えてからは、本読みも進めておかないと。
この日は「飲むぞ今夜も、旅の空」を110ページ。このペースを毎日維持したいのだが……。
こういうトーンの太田和彦の文章は以前読んだことがありそうな気がしたので奥付を見てみると、単行本「ひとりで、居酒屋の旅へ」(晶文社刊)の一部を加筆修正したものに、さまざまな雑誌に執筆してきた未収録のコラムをまとめたもの――とある。やはりそうだったか。
このブログで検索すると、「ひとりで……」は2019年12月に読んでいて、「飲むぞ今夜も……」のこれから読む第4章あたりはまったく内容がかぶっているようだ。それでも、登場する居酒屋の様子などにぼんやりとした記憶がある程度のことなので、フレッシュな感覚で読める。このあたり、どんどんものを忘れていく人間はむしろお得で幸福だ。
(「飲むぞ今夜も、旅の空」と「ひとりで、居酒屋の旅へ」)
終日、正月らしい静かな日。訪れる者なく、出かける用事もなく、たっぷり昼寝もできるという、自分にとっては心穏やかなとてもいい一日となった。
23時半頃、就寝。
今朝も、箱根駅伝を見ながら長崎旅の加筆修正作業をする。正月でゆっくりしていることだし、パソコンゲームもたっぷりやって時間を浪費したりもする。
自宅メシは、大晦日に食べ切れなかった蕎麦をタマネギと干し海老を使った天ぷらを添えて。年越し蕎麦が“年を越した蕎麦”に化けて出てきた格好だ。昨日の昼もかき揚げ蕎麦を食べているが、好きなものが2回続いて喜ばしくすら思えている。自宅蕎麦でも、フィニッシュには蕎麦湯をたっぷり嗜みたい。そこまでやらないと、蕎麦食は締まらないと思っている。
(本日の自宅ランチもかき揚げ蕎麦)
旅行記の加筆修正は午後までに完了。記事を14に分割し、全129枚の画像を使って、ブログサーバへのアップロードを終えたのは13時過ぎだった。
長崎旅はこれでいいが、実は2024年の4月に出かけた新潟ドライブのドキュメントができていない。だいぶ経ってしまったけれども、これも近くまとめたほうがいいのだろうか。
カキモノを終えてからは、本読みも進めておかないと。
この日は「飲むぞ今夜も、旅の空」を110ページ。このペースを毎日維持したいのだが……。
こういうトーンの太田和彦の文章は以前読んだことがありそうな気がしたので奥付を見てみると、単行本「ひとりで、居酒屋の旅へ」(晶文社刊)の一部を加筆修正したものに、さまざまな雑誌に執筆してきた未収録のコラムをまとめたもの――とある。やはりそうだったか。
このブログで検索すると、「ひとりで……」は2019年12月に読んでいて、「飲むぞ今夜も……」のこれから読む第4章あたりはまったく内容がかぶっているようだ。それでも、登場する居酒屋の様子などにぼんやりとした記憶がある程度のことなので、フレッシュな感覚で読める。このあたり、どんどんものを忘れていく人間はむしろお得で幸福だ。
(「飲むぞ今夜も、旅の空」と「ひとりで、居酒屋の旅へ」)
終日、正月らしい静かな日。訪れる者なく、出かける用事もなく、たっぷり昼寝もできるという、自分にとっては心穏やかなとてもいい一日となった。
23時半頃、就寝。
2025.01.03
20250102 木
静かな朝、7時15分起床。正月とは言っても朝からほぼ平常どおりで、8枚切りのパンにマヨネーズをにゅるっと付けてトーストし、ホットミルクとコーヒーの軽い昼食。この程度がせいぜいで、朝から焼き餅なんて、もう食べたいとは思わなくなっている。
8時スタートの箱根駅伝を見ながらデスクワークを始める。わが母校は1区から独走していたが、箱根の山登りで青学に抜かれて、往路は2位となる。
昨日の日記をまとめ、ブログを更新し、昨日仕上がった長崎旅行紀の加筆修正と進めていく。出来高は半分程度までで、残りは明日に仕上げることにしよう。
(第101回箱根駅伝。1区では吉居駿恭(中大)が独走して区間賞)
新春早々だがジャンキーなかき揚げそばを食べたいと思い、成沢西の「とん八成沢店」へ。とんかつ専門店に蕎麦を食べに行くという不思議。でも、市内でそれなりのクオリティでかき揚げ天そばを食べられるところは、そう多くないのだ。
かき揚げそば(温)616円を、165円増しの大盛りにして。そうそう、これこれ。
駅蕎麦を連想し、普通盛りでは少ないだろうと思っての大盛りコールだったが、これだとしっかりした量があり、存分に味わえて大盛り正解! ただ、細麺仕立てのため温かけだと後半少しのび気味になる。我慢できない範囲ではない。
かき揚げ、ウマイ! タマネギの甘さが感じられ、つゆを吸い始めてふんわり。緑色のササゲなども入っている。塩辛過ぎず甘すぎず、それでいて出汁が香るそばつゆにも王道の味わいがある。これで800円しないなら、大いに許せるのではないか。
とんかつ屋であるけれども、次は隠れた人気メニューだという大板そば770円も食べてみたい。また、「和風レストランまるまつ成沢店」に海老かき揚げ月見そば750円があるので、いずれはそれも。(笑)
(「とん八成沢店」のかき揚げそば)
午後には、確信犯的な昼寝。昼寝はこのところしばらくしていなかったし、就寝が遅くなる日が続いていたこともあったからというわけだが、なんだかずいぶんぐっすりと眠ってしまった。
読書は、「翔ぶが如く(9)」の最後の部分を20ページほど読んで、今年最初の読了本となる。
夜には、「飲むぞ今夜も、旅の空」(太田和彦著、小学館文庫、2022)を読み始める。
「見知らぬ町に出かけ、飲屋街をぶらぶらするのが無上の楽しみだ。」という著者の言葉に導かれ、旅先でふらりと入った川端の老舗居酒屋。店のおかあさんに、まず奨められた白バイ貝。濃い目に炊かれたそのあてに舌鼓を打つ。なんと熱燗に合うことか。「その町に何十年と続く居酒屋はコミュニティであり、個性ある文化だ。」という言葉そのままに、地元でしか味わえない「至福の時間」を堪能する。
酒を飲むにはワケがあると知る。そして、それがやみつきになった。この本を読んで旅をするもよし、思いを馳せるもよし。日本全国、見知らぬ町に出かけよう。(カバー裏表紙から)
――というもので、古書市場でもようやく値ごなれしてきたものを330円で買った本。屠蘇気分が残る正月に読み始めるのにふさわしい1冊ではなかろうか。これを40ページ。
1日60ページというペースは、年間にして50冊チョイ程度の読書量で、100冊に達するには100ページ程度を日々コンスタントに読み続けなければならない。しっかり読まないと。
(image 旅先の居酒屋)
ふだん同様、23時を期して寝床へ。
8時スタートの箱根駅伝を見ながらデスクワークを始める。わが母校は1区から独走していたが、箱根の山登りで青学に抜かれて、往路は2位となる。
昨日の日記をまとめ、ブログを更新し、昨日仕上がった長崎旅行紀の加筆修正と進めていく。出来高は半分程度までで、残りは明日に仕上げることにしよう。
(第101回箱根駅伝。1区では吉居駿恭(中大)が独走して区間賞)
新春早々だがジャンキーなかき揚げそばを食べたいと思い、成沢西の「とん八成沢店」へ。とんかつ専門店に蕎麦を食べに行くという不思議。でも、市内でそれなりのクオリティでかき揚げ天そばを食べられるところは、そう多くないのだ。
かき揚げそば(温)616円を、165円増しの大盛りにして。そうそう、これこれ。
駅蕎麦を連想し、普通盛りでは少ないだろうと思っての大盛りコールだったが、これだとしっかりした量があり、存分に味わえて大盛り正解! ただ、細麺仕立てのため温かけだと後半少しのび気味になる。我慢できない範囲ではない。
かき揚げ、ウマイ! タマネギの甘さが感じられ、つゆを吸い始めてふんわり。緑色のササゲなども入っている。塩辛過ぎず甘すぎず、それでいて出汁が香るそばつゆにも王道の味わいがある。これで800円しないなら、大いに許せるのではないか。
とんかつ屋であるけれども、次は隠れた人気メニューだという大板そば770円も食べてみたい。また、「和風レストランまるまつ成沢店」に海老かき揚げ月見そば750円があるので、いずれはそれも。(笑)
(「とん八成沢店」のかき揚げそば)
午後には、確信犯的な昼寝。昼寝はこのところしばらくしていなかったし、就寝が遅くなる日が続いていたこともあったからというわけだが、なんだかずいぶんぐっすりと眠ってしまった。
読書は、「翔ぶが如く(9)」の最後の部分を20ページほど読んで、今年最初の読了本となる。
夜には、「飲むぞ今夜も、旅の空」(太田和彦著、小学館文庫、2022)を読み始める。
「見知らぬ町に出かけ、飲屋街をぶらぶらするのが無上の楽しみだ。」という著者の言葉に導かれ、旅先でふらりと入った川端の老舗居酒屋。店のおかあさんに、まず奨められた白バイ貝。濃い目に炊かれたそのあてに舌鼓を打つ。なんと熱燗に合うことか。「その町に何十年と続く居酒屋はコミュニティであり、個性ある文化だ。」という言葉そのままに、地元でしか味わえない「至福の時間」を堪能する。
酒を飲むにはワケがあると知る。そして、それがやみつきになった。この本を読んで旅をするもよし、思いを馳せるもよし。日本全国、見知らぬ町に出かけよう。(カバー裏表紙から)
――というもので、古書市場でもようやく値ごなれしてきたものを330円で買った本。屠蘇気分が残る正月に読み始めるのにふさわしい1冊ではなかろうか。これを40ページ。
1日60ページというペースは、年間にして50冊チョイ程度の読書量で、100冊に達するには100ページ程度を日々コンスタントに読み続けなければならない。しっかり読まないと。
(image 旅先の居酒屋)
ふだん同様、23時を期して寝床へ。
2025.01.02
20250101 水
新年を迎えるものの、やっていることはいつもと変わらず大きな変化はない。迎春は生を受けてから数えて66回目となるので、格別珍しいことでもなくなっている。だが、気分だけはフレッシュでいたいと思う。
(新年はこんな気分で迎えたい(沖縄・北谷))
テレビで「ニューイヤー駅伝2025」を見ながら、新年はじめの活動は長崎旅のドキュメントから。株式市場が動かない年始のうちに、午前中はカキモノをやる習慣をつけたい。
おずおずと始めたが、書きだすと止まらなくなるもので、16時近くまでぶっ通しで書いて、ひととおり粗々の作業を終える。ブログ記事にして14本ぐらいになるだろうか。いったん寝かせて、明日以降に推敲を加え、ブログ仕立てに編集してサーバにアップロードすることになる。
この間の昼メシは、昨日の残り物を一人で食べる。仙台を経由して帰る次男夫婦をつれあいが車で送って行き、次男夫婦が去ったあとは実家にひと晩泊って一息ついてくるとのことで、当方は静かな正月を過ごすことができているというわけだ。
すき焼き、芋煮汁、冷凍ごはんをすべてチンしておいしく食べる。すき焼きと芋煮とは味がかぶっているが、そういうことを気にするタイプではない。
(色あいが茶色い)
夜は飲みながら、映画「Dr.コトー診療所」を観る。2022年12月に劇場版として公開されたもので、それがちょうど1年前の2024年1月3日にテレビ放映されたのを録画していたものだ。
志木那島診療所の医師コトーは、約20年間、島民の命を背負ってきた。彩佳と数年前に結婚し、もうすぐ父親となる。だが、身体に変調をきたし、急性骨髄性白血病と診断される。そんな折、島を台風が襲来し、多くの急患が診療所に運ばれる中、コトーは倒れてしまう。はたして彼の命は。生まれてくる子は。――というもので、映画らしい筋立てではあるが感動してしまうことしきり。いいドラマだった。それにひきかえ、今年の年末年始番組と言ったらもう……。
(映画「Dr.コトー診療所」)
カキモノをがんばった分、読書量は落ちる。寝る前に「翔ぶが如く(9)」を20ページ読んだだけだった。
本は読み続けたいと思っており、2025年も6年連続の年間100冊達成を狙いたい。このところ集中力が落ちていることを自覚しており、かなりきつい目標となると思うが、こうと決めて公言したなら、やるしかない。
24時過ぎ、就寝。
(新年はこんな気分で迎えたい(沖縄・北谷))
テレビで「ニューイヤー駅伝2025」を見ながら、新年はじめの活動は長崎旅のドキュメントから。株式市場が動かない年始のうちに、午前中はカキモノをやる習慣をつけたい。
おずおずと始めたが、書きだすと止まらなくなるもので、16時近くまでぶっ通しで書いて、ひととおり粗々の作業を終える。ブログ記事にして14本ぐらいになるだろうか。いったん寝かせて、明日以降に推敲を加え、ブログ仕立てに編集してサーバにアップロードすることになる。
この間の昼メシは、昨日の残り物を一人で食べる。仙台を経由して帰る次男夫婦をつれあいが車で送って行き、次男夫婦が去ったあとは実家にひと晩泊って一息ついてくるとのことで、当方は静かな正月を過ごすことができているというわけだ。
すき焼き、芋煮汁、冷凍ごはんをすべてチンしておいしく食べる。すき焼きと芋煮とは味がかぶっているが、そういうことを気にするタイプではない。
(色あいが茶色い)
夜は飲みながら、映画「Dr.コトー診療所」を観る。2022年12月に劇場版として公開されたもので、それがちょうど1年前の2024年1月3日にテレビ放映されたのを録画していたものだ。
志木那島診療所の医師コトーは、約20年間、島民の命を背負ってきた。彩佳と数年前に結婚し、もうすぐ父親となる。だが、身体に変調をきたし、急性骨髄性白血病と診断される。そんな折、島を台風が襲来し、多くの急患が診療所に運ばれる中、コトーは倒れてしまう。はたして彼の命は。生まれてくる子は。――というもので、映画らしい筋立てではあるが感動してしまうことしきり。いいドラマだった。それにひきかえ、今年の年末年始番組と言ったらもう……。
(映画「Dr.コトー診療所」)
カキモノをがんばった分、読書量は落ちる。寝る前に「翔ぶが如く(9)」を20ページ読んだだけだった。
本は読み続けたいと思っており、2025年も6年連続の年間100冊達成を狙いたい。このところ集中力が落ちていることを自覚しており、かなりきつい目標となると思うが、こうと決めて公言したなら、やるしかない。
24時過ぎ、就寝。