2021.09.01
20210831 火
ほんの少しだけ涼しく感じて、6時半起床。8月も今日で終わりだものな。
昨日からのことだが、両眼の焦点が合わなくなっている。どちらかの視力が落ちたとか、眼鏡が歪んだということではなく、裸眼でもうまくピントを合わせるのに少々時間がかかるし、その後も無理に合わせているような感じがある。これは何? 左眼に問題があるようだが、顔面の構造が微妙に歪んだということ? それともよもや、脳梗塞か何かで顔面麻痺が出たとか。おいおい、それは勘弁してほしいぞ。しばらく様子を見てみよう。
日頃飲んでいる2種の内服薬が減ってきたので、2か月に1回の内科診療を受けに行く。今回はいつもの血液検査のほかに、人間ドックの代わりにと、胸部レントゲン撮影と心電図検査をしてもらう。血液検査の結果は次回診療時となるが、胸部については映像に曇りなく異常なし、心電図については、これまでも言われている右脚ブロック云々とされたが、医師が言うには特別な基礎疾患のない健康者に見られるもので特に気にする必要はないとのことだった。
血液検査を受けるため朝から口に何も入れていないので、診療を終えてまだ10時過ぎだけれども何か食べたい。この時間帯にもやっている未訪店はどこかと考え、馬見ケ崎の「ハンズバーガー山形北店」を初訪問してみた。ハンバーガーを求めるなんて、自分にとっては滅多にないことだ。
ハンズバーガーのLサイズ+ポテトSセット、430+370円。厚切りのトマト、フレッシュレタスにオニオン、四角い形のハンバーグ。厚みのあるハンバーガーを齧りにいけば、特製オーロラソースがジュワッと溢れ、口のまわりに付いて傍見はよくない。でも、こうやって食べるのもなんだか楽しい。どうせ店内客は自分一人だし、気にすることはない。
80円高いLサイズと言っても、けっして大きくないバンズ。レギュラーサイズだったらどんなに小さいの?とツッコミを入れたくなるようなサイズ感だ。
セットのポテトは、マクドナルドのそれよりも太さがあり、天然塩のようないい味わい。これならケチャップは不要だ。Mサイズのドリンクは、アイスコーヒーをセレクト。量はもう少し欲しいところ。800円というとマックよりも割高だが、たまにはこういう独立店で食べるのもいい。
(「ハンズバーガー山形北店」のハンズバーガー)
ハンバーガーだけではもの足りず、戻る途中にあった嶋南の「丸亀製麺山形店」にも寄って、ぶっかけ(冷、並)+さつまいも天、320+120円も食べる。
最近始めたうどん弁当のテイクアウトが好調のようで、その利用客が多い。前に並んでいたおばさん二人組が、ああでもこうでもと慎重審議しながらそれを大量買いし、支払いではレジ打ちが新人のようで要領を得ず、先輩に訊きながらああでもこうでもと、ここでも長い協議。
すでに盛り付けられて支払いのため並んでいるこちらはそのまま黙って待つしかなく、自慢の打ち立て、茹で立て、揚げ立てはどうなるんだよと文句のひとつも言いたくなる。当方の後ろにも目つきがスルドクなった客がすでに5~6組。なんて可哀そうなボクたち。(笑)
一人で何人分も買っていく客と、店内で1杯だけ食べていく客という異種が混在する中で、勘定ラインが一つしかないのが問題であることは、店側もとうに気付いているはずだ。それなのに改善しようとしないのは、顧客ファーストの大きな手抜かりとは言えないか。
苦情から入ってしまったが、丸亀製麺は天かすを掬うヘラが大きくて使いやすく、自分で好きなだけネギを入れられる仕組みは、「はなまるうどん」と違うところで、白眉だ。
また、ハンバーガーセットの800円よりも、個人的にはこちらの440円のほうが、費用対効果は数段上だと思う。
2店で食べて満腹に。こうなるのであれば、少なめにという姿勢で臨むのはもうやめて、1軒に絞ってきちんと食べるほうが、身の健康のためにはいいようだ。
(「丸亀製麺山形店」のぶっかけ(冷))
午後は、調べ物と読書のほか、池波正太郎の文庫本古書を4冊追加購入する。
気温は30℃までいかなかったようで、その程度だと扇風機の風をやたら涼しく感じる。それはいいのだが、昼までに食べたものがけっこう胃に応えていて、夕刻になっても腹が空かないどころか、なかなか物を食べようという気になれないので困った。
夜は、録画していた映画「山桜」を観る。藤沢周平の短編集「時雨みち」(1981)所収の短編小説を映画化したもので、2008年の作品。監督は、「深呼吸の必要」も手掛けた篠原哲雄だ。
海坂藩の下級武士の娘・野江(田中麗奈)は、前夫が病死し、再婚して磯村家の嫁となったが、夫は私腹を肥やす重臣諏訪平右衛門(村井国夫)に取り入る太鼓持ちだった。野江は山桜が満開のある日、かつて縁談の申込があった剣術の名手、手塚弥一郎(東山紀之)と偶然出会う。野江がその縁談を断ったのは、剣術の名手は怖いという先入観を持っていたからだったが、話をしてみると手塚は心の優しい男であるとわかり、その時から野江は手塚を意識するようになる。
凶作が続き藩の財政が危いときに、諏訪は新田開発と称して百姓たちをさらに絞りたてる。これを知った手塚は、城中で諏訪を襲い殺傷する。野江は夫と離縁し、長期投獄となった手塚が許される日を祈りながら、手塚の母・志津(富司純子)とともに待ち続ける――といった内容。
藤沢周平の原作で、ヒロインが田中麗奈だということなので、鑑賞に至ったものだ。
ロケ地としては、見事な山桜は山形県鶴岡市の旧朝日村。ほかに「庄内映画村」の松ヶ丘オープンセットや赤川の河川敷、玉川寺、白滝不動尊なども、そうらしい。
(映画「山桜」)
たまたまやっていたBSテレ朝の「Mリーグ2020」という麻雀番組を観てしまい、寝るのが遅くなる。いわゆる岡目八目というヤツで、やるより見るほうが面白いしずっと楽だ。
24時半就寝。
読書は、「街道をゆく32 阿波紀行、紀ノ川流域」を120ページほど読んで読了。8月ひと月の読了本は12冊だった。
昨日からのことだが、両眼の焦点が合わなくなっている。どちらかの視力が落ちたとか、眼鏡が歪んだということではなく、裸眼でもうまくピントを合わせるのに少々時間がかかるし、その後も無理に合わせているような感じがある。これは何? 左眼に問題があるようだが、顔面の構造が微妙に歪んだということ? それともよもや、脳梗塞か何かで顔面麻痺が出たとか。おいおい、それは勘弁してほしいぞ。しばらく様子を見てみよう。
日頃飲んでいる2種の内服薬が減ってきたので、2か月に1回の内科診療を受けに行く。今回はいつもの血液検査のほかに、人間ドックの代わりにと、胸部レントゲン撮影と心電図検査をしてもらう。血液検査の結果は次回診療時となるが、胸部については映像に曇りなく異常なし、心電図については、これまでも言われている右脚ブロック云々とされたが、医師が言うには特別な基礎疾患のない健康者に見られるもので特に気にする必要はないとのことだった。
血液検査を受けるため朝から口に何も入れていないので、診療を終えてまだ10時過ぎだけれども何か食べたい。この時間帯にもやっている未訪店はどこかと考え、馬見ケ崎の「ハンズバーガー山形北店」を初訪問してみた。ハンバーガーを求めるなんて、自分にとっては滅多にないことだ。
ハンズバーガーのLサイズ+ポテトSセット、430+370円。厚切りのトマト、フレッシュレタスにオニオン、四角い形のハンバーグ。厚みのあるハンバーガーを齧りにいけば、特製オーロラソースがジュワッと溢れ、口のまわりに付いて傍見はよくない。でも、こうやって食べるのもなんだか楽しい。どうせ店内客は自分一人だし、気にすることはない。
80円高いLサイズと言っても、けっして大きくないバンズ。レギュラーサイズだったらどんなに小さいの?とツッコミを入れたくなるようなサイズ感だ。
セットのポテトは、マクドナルドのそれよりも太さがあり、天然塩のようないい味わい。これならケチャップは不要だ。Mサイズのドリンクは、アイスコーヒーをセレクト。量はもう少し欲しいところ。800円というとマックよりも割高だが、たまにはこういう独立店で食べるのもいい。
(「ハンズバーガー山形北店」のハンズバーガー)
ハンバーガーだけではもの足りず、戻る途中にあった嶋南の「丸亀製麺山形店」にも寄って、ぶっかけ(冷、並)+さつまいも天、320+120円も食べる。
最近始めたうどん弁当のテイクアウトが好調のようで、その利用客が多い。前に並んでいたおばさん二人組が、ああでもこうでもと慎重審議しながらそれを大量買いし、支払いではレジ打ちが新人のようで要領を得ず、先輩に訊きながらああでもこうでもと、ここでも長い協議。
すでに盛り付けられて支払いのため並んでいるこちらはそのまま黙って待つしかなく、自慢の打ち立て、茹で立て、揚げ立てはどうなるんだよと文句のひとつも言いたくなる。当方の後ろにも目つきがスルドクなった客がすでに5~6組。なんて可哀そうなボクたち。(笑)
一人で何人分も買っていく客と、店内で1杯だけ食べていく客という異種が混在する中で、勘定ラインが一つしかないのが問題であることは、店側もとうに気付いているはずだ。それなのに改善しようとしないのは、顧客ファーストの大きな手抜かりとは言えないか。
苦情から入ってしまったが、丸亀製麺は天かすを掬うヘラが大きくて使いやすく、自分で好きなだけネギを入れられる仕組みは、「はなまるうどん」と違うところで、白眉だ。
また、ハンバーガーセットの800円よりも、個人的にはこちらの440円のほうが、費用対効果は数段上だと思う。
2店で食べて満腹に。こうなるのであれば、少なめにという姿勢で臨むのはもうやめて、1軒に絞ってきちんと食べるほうが、身の健康のためにはいいようだ。
(「丸亀製麺山形店」のぶっかけ(冷))
午後は、調べ物と読書のほか、池波正太郎の文庫本古書を4冊追加購入する。
気温は30℃までいかなかったようで、その程度だと扇風機の風をやたら涼しく感じる。それはいいのだが、昼までに食べたものがけっこう胃に応えていて、夕刻になっても腹が空かないどころか、なかなか物を食べようという気になれないので困った。
夜は、録画していた映画「山桜」を観る。藤沢周平の短編集「時雨みち」(1981)所収の短編小説を映画化したもので、2008年の作品。監督は、「深呼吸の必要」も手掛けた篠原哲雄だ。
海坂藩の下級武士の娘・野江(田中麗奈)は、前夫が病死し、再婚して磯村家の嫁となったが、夫は私腹を肥やす重臣諏訪平右衛門(村井国夫)に取り入る太鼓持ちだった。野江は山桜が満開のある日、かつて縁談の申込があった剣術の名手、手塚弥一郎(東山紀之)と偶然出会う。野江がその縁談を断ったのは、剣術の名手は怖いという先入観を持っていたからだったが、話をしてみると手塚は心の優しい男であるとわかり、その時から野江は手塚を意識するようになる。
凶作が続き藩の財政が危いときに、諏訪は新田開発と称して百姓たちをさらに絞りたてる。これを知った手塚は、城中で諏訪を襲い殺傷する。野江は夫と離縁し、長期投獄となった手塚が許される日を祈りながら、手塚の母・志津(富司純子)とともに待ち続ける――といった内容。
藤沢周平の原作で、ヒロインが田中麗奈だということなので、鑑賞に至ったものだ。
ロケ地としては、見事な山桜は山形県鶴岡市の旧朝日村。ほかに「庄内映画村」の松ヶ丘オープンセットや赤川の河川敷、玉川寺、白滝不動尊なども、そうらしい。
(映画「山桜」)
たまたまやっていたBSテレ朝の「Mリーグ2020」という麻雀番組を観てしまい、寝るのが遅くなる。いわゆる岡目八目というヤツで、やるより見るほうが面白いしずっと楽だ。
24時半就寝。
読書は、「街道をゆく32 阿波紀行、紀ノ川流域」を120ページほど読んで読了。8月ひと月の読了本は12冊だった。
2021.09.01
街道をゆく27 因幡・伯耆のみち、檮原街道 司馬遼太郎
朝日文庫 680円+税
2009年2月28日 新装版第1刷発行
「因幡・伯耆のみち」は、津山市~黒尾峠~智頭町~国府町(因幡国庁跡)~鳥取市(鳥取砂丘、白兎海岸)~鹿野町(鹿野城址、幸盛寺)~青谷町(夏泊)~東郷町(倭文(しどり)神社)~三朝(みさき)町(三仏寺)~倉吉市~大山(だいせん)町(大山寺)~米子市~境港市~美保関町(美保関灯台、美保神社)のルート。
自分の車旅ルートとしては、2020年の秋に山陽道を巡り、津山で城東町の並みや市内の古い建物、「津山まなびの鉄道館」などを見て、美作の宮本武蔵の故郷にも立ち寄りました。
また、山陰方面は2019年5月に赴いていて、鳥取砂丘、白兎海岸、倉吉市の「白壁土蔵の町並み」や「倉吉パークスクエア」での梨の食べ比べ、境港の「水木しげるロード」や美保関灯台、美保神社、「安来節演芸館」での安来節の生唄、出雲大社などを見たり体験したりしてきていて、結構司馬サンのルートとかぶっています。
「檮原(ゆすはら)街道」のほうは、土佐の脱藩者が国抜けするときに使われた道。高知市~佐川町(青山文庫)~須崎市~葉山村~東津野村(高野の茶堂)~梼原町(千枚田、三島神社、宮野々関所跡、円明寺、竜王宮)~地芳(じよし)峠~松山市のルート。
高知から西の山中深く入り込んで伊予へと通じるみちで、自分の2020年6月の四国旅では内陸深く入り込むことはあまりせずに四国を一周したので、ダブっているところはわずかです。高知市で主な観光地を巡り、佐川町では「司牡丹酒造」の古い町並みや「青山文庫」に寄り、須崎市で鍋焼きラーメンを食べています。
司馬サンは、高知市内で檮原出身の女主人がいるスナックを訪れて、土佐の脱藩者たちが身分の自由を求めたことを考え、翌日には佐川町で青山文庫を訪れ、その収集をした田中光顕を思いながら、酒造業の古い街並みを歩いています。
東津野村(現・津野町)では、ここが室町時代、義堂周信と絶海中津という五山文学の雄が輩出した高い文化をもつ地であったことを思いつつ、茶畑や高野の茶堂に立ち寄ります。檮原町では町長らの出迎えを受け、神在居の「千枚田」や六志士の墓に参り、かつて檮原への道は別の山を通っていたと教えられ、坂本龍馬を思います。夜は三嶋神社の拝殿で津野山神楽を見学し、翌日は宮野々の番所や、海津見神社を訪れたあと、県境の姫鶴平で高知の人々と別れて、松山へと向かいました。
(2021.5.10 読)
2021.09.02
20210901 水
6時15分起床。明け方から雨模様。窓を閉めて眠ったが、それでもやや涼しい。もう今年の夏は滅んでしまったかのようだ。いつまでも窓全開、Tシャツ・ステテコでタオルケット1枚でもないのかもしれない。
今朝、りんけんバンドの上原知子からその大きな目でじっと凝視されている夢を見る。それは、大型写真集「唄者の肖像」(高桑常寿著、河出書房新社、2011)の表紙写真そのものだった。この本、2011年発行で、すぐにでも欲しかったけれども高いので値ごなれするのを待ち、2016年秋にようやく古書で入手したものだ。しかし、大き過ぎて置く場所に困り、衣装箪笥の抽斗に入れておいたところ置きっぱなしとなり、しばらくその存在を忘れていたのだった。
これは知子が、いつまでもこんなところに放置せず、ちゃんと読めと言っているのだなといいように解釈して、さっそく朝のうちに眺め、読後のインプレも書いてしまう。午前中、ほかにももう1本書く。
(「唄者の肖像」の表紙の一部)
洗濯物を持って母の施設へ。今日は防災訓練があるので下りて来ないだろうと思ったらそうでもなく、出てきてひとくさりいつもの愁訴を始める。毎回実現できそうにないことを求められて困り果てている相手方の心情などお構いなしだ。玄関口で20分以上も口説かれる。
あなたが取り上げた電話を返せと言われる。もう忘れただろうけど、取り上げたのではなく、本人、施設、家庭が協議して、合意の上で撤去したのでしょ。あれだけあちこちに何度も電話をかけまくって大顰蹙を買ったことも本人はまるで覚えていず、そんなことは知らないの一点張りで、反省すらできていない状態なので、元に戻せばたちまち同じことをし始めるだろう。
だから戻すのは難しいのですよと静かに諭しても、そこから先は理屈なしで、どうしてあなたはそのようにして私を廃人扱いするのかというところまで唐突に飛躍してしまい、穏当に話を続けることが難しくなる。言ってしまえばそういうところがもうすでに常軌を逸しているのだが、そのことにも当人は気づいていず、自分に落ち度はなく、息子から一方的に悪いことをされているとしか考えていないようだ。これでは話し合うことそのものが無駄だ。
当人はまだまだ自活できる体力や能力に満ち満ちていると思っているらしいが、医師の判断すら無視するわがままな自己診断と同じように、それも単なる一人合点の思い違いだということを認識できていない。哀しいことだ。
(「麺道自然や」のじねんやらーめん)
昼食は、ここは蕎麦がメインだと思っているのだけど、いいラーメンも出していると聞いて、8か月ぶりに、寿町の「麺道自然や(じねんや)」へ。
じねんやらーめんの大盛り、700+150円。ああこれ、とてもいい。自家製と思われるごっつい手もみ極太麺が、もちもちとしてすごくおいしい。加えて、蕎麦屋らしい和風に振れたやさしい味のスープ。これに背脂をチャッチャするとこういう味になるわけか。
大きなチャーシュー2枚をはじめとしたトッピングにもしっかりしたクオリティが感じられ、ワシワシいくのにふさわしい大盛りの麺量にもホレボレ。期待した以上の、まったく申し分のない1杯だった。
入浴、飲酒を済ませた夜は、井岡一翔のWBOスーパーフライ級の世界戦@大田区総合体育館をライブで観戦する。無観客試合で、4階級制覇の井岡にとってはこの階級3度目の防衛戦で、世界戦20試合目になるのだという。
僅差の判定となったが、3人のジャッジがそろって116-112で井岡を支持。試合後のインタビューで井岡は、団体間の統一戦をしたいと発言していた。
(井岡一翔が自身4つ目の階級の3度目の防衛を果たす)
全国各地で気温が急降下した日となり、山形地方では昨24時半頃の20.1℃が最高で、以降日中の気温が上がらず、10月中旬並みとなった。これでは寒いわけだ。
23時前にはパソコンを消して減速態勢へ。今夜は窓を閉め、寝茣蓙を撤去し、ケットを2枚に増やして眠ることにしよう。
シリーズの2作目となる「やっとかめ探偵団危うし」(清水義範著、光文社文庫、1989)を読み始めて80ページ。
今朝、りんけんバンドの上原知子からその大きな目でじっと凝視されている夢を見る。それは、大型写真集「唄者の肖像」(高桑常寿著、河出書房新社、2011)の表紙写真そのものだった。この本、2011年発行で、すぐにでも欲しかったけれども高いので値ごなれするのを待ち、2016年秋にようやく古書で入手したものだ。しかし、大き過ぎて置く場所に困り、衣装箪笥の抽斗に入れておいたところ置きっぱなしとなり、しばらくその存在を忘れていたのだった。
これは知子が、いつまでもこんなところに放置せず、ちゃんと読めと言っているのだなといいように解釈して、さっそく朝のうちに眺め、読後のインプレも書いてしまう。午前中、ほかにももう1本書く。
(「唄者の肖像」の表紙の一部)
洗濯物を持って母の施設へ。今日は防災訓練があるので下りて来ないだろうと思ったらそうでもなく、出てきてひとくさりいつもの愁訴を始める。毎回実現できそうにないことを求められて困り果てている相手方の心情などお構いなしだ。玄関口で20分以上も口説かれる。
あなたが取り上げた電話を返せと言われる。もう忘れただろうけど、取り上げたのではなく、本人、施設、家庭が協議して、合意の上で撤去したのでしょ。あれだけあちこちに何度も電話をかけまくって大顰蹙を買ったことも本人はまるで覚えていず、そんなことは知らないの一点張りで、反省すらできていない状態なので、元に戻せばたちまち同じことをし始めるだろう。
だから戻すのは難しいのですよと静かに諭しても、そこから先は理屈なしで、どうしてあなたはそのようにして私を廃人扱いするのかというところまで唐突に飛躍してしまい、穏当に話を続けることが難しくなる。言ってしまえばそういうところがもうすでに常軌を逸しているのだが、そのことにも当人は気づいていず、自分に落ち度はなく、息子から一方的に悪いことをされているとしか考えていないようだ。これでは話し合うことそのものが無駄だ。
当人はまだまだ自活できる体力や能力に満ち満ちていると思っているらしいが、医師の判断すら無視するわがままな自己診断と同じように、それも単なる一人合点の思い違いだということを認識できていない。哀しいことだ。
(「麺道自然や」のじねんやらーめん)
昼食は、ここは蕎麦がメインだと思っているのだけど、いいラーメンも出していると聞いて、8か月ぶりに、寿町の「麺道自然や(じねんや)」へ。
じねんやらーめんの大盛り、700+150円。ああこれ、とてもいい。自家製と思われるごっつい手もみ極太麺が、もちもちとしてすごくおいしい。加えて、蕎麦屋らしい和風に振れたやさしい味のスープ。これに背脂をチャッチャするとこういう味になるわけか。
大きなチャーシュー2枚をはじめとしたトッピングにもしっかりしたクオリティが感じられ、ワシワシいくのにふさわしい大盛りの麺量にもホレボレ。期待した以上の、まったく申し分のない1杯だった。
入浴、飲酒を済ませた夜は、井岡一翔のWBOスーパーフライ級の世界戦@大田区総合体育館をライブで観戦する。無観客試合で、4階級制覇の井岡にとってはこの階級3度目の防衛戦で、世界戦20試合目になるのだという。
僅差の判定となったが、3人のジャッジがそろって116-112で井岡を支持。試合後のインタビューで井岡は、団体間の統一戦をしたいと発言していた。
(井岡一翔が自身4つ目の階級の3度目の防衛を果たす)
全国各地で気温が急降下した日となり、山形地方では昨24時半頃の20.1℃が最高で、以降日中の気温が上がらず、10月中旬並みとなった。これでは寒いわけだ。
23時前にはパソコンを消して減速態勢へ。今夜は窓を閉め、寝茣蓙を撤去し、ケットを2枚に増やして眠ることにしよう。
シリーズの2作目となる「やっとかめ探偵団危うし」(清水義範著、光文社文庫、1989)を読み始めて80ページ。
2021.09.02
決定版 鬼平犯科帳(1) 池波正太郎
文春文庫 660円+税
2017年1月10日 第1刷発行
「一平二太郎」とは、評論家の川本三郎が「大人の日本人男子の嗜みとして、読むべき作家」であるとして、藤沢周平、司馬遼太郎、池波正太郎の3人を並べ称えた言葉。藤沢、司馬についてはけっこう読み込んでいるけれども、池波に関してはまだ1冊も手にしたことがないので、まずはこれから読んでみようかと買い求めたものがこれです。
「鬼平犯科帳」と言えば、町の中華料理屋などに行けばほぼ必ず置いてあるマンガコミックだとばかり思っていた世間知らずを少しでも改めようという意図もあってのことです。
「鬼平犯科帳」は、「オール讀物」の連載が初出。実在の人物の火付盗賊改方長官・長谷川平蔵を主人公とする捕物帳で、同じ池波作の「剣客商売」「仕掛人・藤枝梅安」と並ぶ池波の代表作。テレビドラマ化・映画化・舞台化・漫画化・テレビアニメ化されるほどの人気で、2021年2月時点で累計発行部数は3千万部を突破しているのだそうだ。すげえな。
で、この1冊目。
斬り捨て御免の権限を持つ幕府の火付盗賊改方の長官・長谷川平蔵。盗賊からは“鬼の平蔵”、“鬼平”と恐れられている。しかし、その素顔は義理も人情もユーモアも心得た、懐の深い人間である。新感覚の時代小説の世界を拓き、不動の人気を誇る「鬼平犯科帳」シリーズ第1巻は、同心・小野十蔵の物語から始まる。(カバー背表紙から)
というわけで読み始めましたが、文庫本にしては字が大きく、内容も平易なので、たちまちにして読了。面白いかと問われればたしかにそうかもしれませんが、あまりにも簡易過ぎて、これがこの調子で全24巻ずっと続いていくのかと思うと、全部読む気にはなれませんでした。
これはもう少し齢をとって、細かい字が読みづらくなった頃から読んでも遅くはないかなと思えてしまい、2巻目以降を買い揃えるのはいったん控えることにします。
「一平二太郎」コンプリートは遠いです。
(2021.5.13 読)
2021.09.03
20210902 木
涼しい夜に備えてセットした睡眠態勢が奏功して、安らかな朝を迎える。本日も曇りがちで、気温も上がらない模様だ。
朝のうちはいつものようにモノカキ、ブログ記事公開、株式の注文作業など。
昼メシは、汁なしをガッツリいくとしたならここがいいだろうと、2年2か月ぶりに久保田の「支那そば無双庵」へ。無双の汁なし990円。鰹・海老・辛シビから鰹味を選び、野菜マシにて。
ボリューム満点で、この日のように朝食抜きでなければ自分には厳しいかもしれない。ニンニク、ショウガのパンチがガツンとくるハード系で、勤務中や人と会う予定がある場合はかなり問題となりそうなレベルだ。わしっ、わしっという勢いで食べ進めていき、最後は残った汁に割りスープを注いでおいしくいただいた。満腹、納得、満足のサムズアップ。
(「支那そば無双庵」の無双の汁なし)
両眼の焦点が合わない日が3~4日続いていて、手身近なところでは読書やパソコン操作から自動車の運転に至るまで支障をきたしており、何をやるにしてもこれが障害になっている。目を使わなければいいわけだが、使わずに済む行動なんてそう多くはない。
本を読んでも集中できず、いったん本を置こうものならいつものことながら眠気がやってくるので困る。そんなわけで、この日の午後もたっぷりと昼寝。身体を休めるのは悪いことではないが、これではちょっと休ませ過ぎだろう。
(突然ですが、テリー伊藤)
気分を変えようと、夕方には風呂をセットして長風呂を愉しむ。すっかり涼しくなって、思えば今日は朝から午後までの間に汗をかくようなシーンは一度もなかったような気がする。1.3kg体重を落として、肌も内面もサッパリ。風呂上りも扇風機の風がひんやりと感じられ、暑い暑いと言っている必要がないぐらいのいい気候だ。
夜は、カタールW杯アジア最終予選の初戦となるオマーン戦を観る。12チームが2組に分かれてホーム&アウェーで来年にかけて10試合行い、各組2位以内になれば出場決定となる。
オリンピック期間中にセルビアで約1か月にわたって強化合宿をして日本戦の対策を練ってきたオマーンはなかなか強く、日本は期待に反して後半43分に先制点を許してしまう。過去の対戦成績では9勝3分けと無敗の格下相手だったのに、前回予選に続いて初戦を落とした日本。ゲーム後のインタビューでDF吉田麻也は、コンビネーションも悪いし、負けるべくして負けたゲームだったと発言していた。次は9月7日、アウェーで中国と戦う。
(歴史的勝利だと大喜びのオマーンチーム)
その後は本を読んでから眠ろうかと思ったが、焦点の合わない眼を休ませるのが先だと思い直し、23時前には読まずに就寝。
本日の読書は、「やっとかめ探偵団危うし」を110ページ。
朝のうちはいつものようにモノカキ、ブログ記事公開、株式の注文作業など。
昼メシは、汁なしをガッツリいくとしたならここがいいだろうと、2年2か月ぶりに久保田の「支那そば無双庵」へ。無双の汁なし990円。鰹・海老・辛シビから鰹味を選び、野菜マシにて。
ボリューム満点で、この日のように朝食抜きでなければ自分には厳しいかもしれない。ニンニク、ショウガのパンチがガツンとくるハード系で、勤務中や人と会う予定がある場合はかなり問題となりそうなレベルだ。わしっ、わしっという勢いで食べ進めていき、最後は残った汁に割りスープを注いでおいしくいただいた。満腹、納得、満足のサムズアップ。
(「支那そば無双庵」の無双の汁なし)
両眼の焦点が合わない日が3~4日続いていて、手身近なところでは読書やパソコン操作から自動車の運転に至るまで支障をきたしており、何をやるにしてもこれが障害になっている。目を使わなければいいわけだが、使わずに済む行動なんてそう多くはない。
本を読んでも集中できず、いったん本を置こうものならいつものことながら眠気がやってくるので困る。そんなわけで、この日の午後もたっぷりと昼寝。身体を休めるのは悪いことではないが、これではちょっと休ませ過ぎだろう。
(突然ですが、テリー伊藤)
気分を変えようと、夕方には風呂をセットして長風呂を愉しむ。すっかり涼しくなって、思えば今日は朝から午後までの間に汗をかくようなシーンは一度もなかったような気がする。1.3kg体重を落として、肌も内面もサッパリ。風呂上りも扇風機の風がひんやりと感じられ、暑い暑いと言っている必要がないぐらいのいい気候だ。
夜は、カタールW杯アジア最終予選の初戦となるオマーン戦を観る。12チームが2組に分かれてホーム&アウェーで来年にかけて10試合行い、各組2位以内になれば出場決定となる。
オリンピック期間中にセルビアで約1か月にわたって強化合宿をして日本戦の対策を練ってきたオマーンはなかなか強く、日本は期待に反して後半43分に先制点を許してしまう。過去の対戦成績では9勝3分けと無敗の格下相手だったのに、前回予選に続いて初戦を落とした日本。ゲーム後のインタビューでDF吉田麻也は、コンビネーションも悪いし、負けるべくして負けたゲームだったと発言していた。次は9月7日、アウェーで中国と戦う。
(歴史的勝利だと大喜びのオマーンチーム)
その後は本を読んでから眠ろうかと思ったが、焦点の合わない眼を休ませるのが先だと思い直し、23時前には読まずに就寝。
本日の読書は、「やっとかめ探偵団危うし」を110ページ。
2021.09.03
沖縄の祈り 大城貞俊
インパクト出版会 1,800円+税
2020年4月15日 第1刷発行
沖縄戦から戦後、生き継がれた命のことばが、今沖縄の闘いの現場にある。
沖縄、抗う心の記録を創作!
「戦争は、被害者にも加害者にも地獄ですよ。」(喜屋武幸清) (コシマキから)
まえがきも解説も、何の説明もなくいきなり本文だけというようなつくりで、上記だけでは内容が判然としませんが、著者は公職を辞したのを機に多くの著作物を世に問うており、このあたりにやや粗製乱造の傾向を見てとることができます。
2020年6月28日付け琉球新報に、仲程昌徳(琉球大学元教授)による書評が掲載されていたので、以下に引用します。
・「沖縄の祈り」 「沖縄文学」の特異性鳥瞰
日本文学という範疇に収まらない特異な文学として沖縄の文学はある。それゆえ「沖縄文学」という概念は成立する、といった考えを確固たるものにしたいと考える上原、そして、沖縄の文学を「植民地文学」だとして韓国の文学と比較してみたいと考えているジジュン、この2人を中心に、歴史学徒、方言学徒、沖縄芝居の役者として舞台に立つ院生、さらには他大学の大学院に在籍し組踊と沖縄芝居を研究しようとしている米国人、絵本研究家といった大学院生たち、いわゆる若手の研究者たちを配置し、沖縄の表現にかかわる研究の最前線を鳥瞰しようと試みた野心的な作品である。
上原は、教育家、詩人、沖縄文学研究者として、勤務している学校を休職して大学院で学んでいる。ジジュンは、韓国の大学の准教授で、サバティカルを利用して上原と同じくA大学の大学院に在籍している。2人はともに1984年生まれ、35歳である、という設定から分かる通り、作品は2019年現在を背景としていた。
2人は、主任教授に、研究室から外に出てアンケートおよびインタビューを行うことを勧められ、高校生や大学生、そして高齢者たちからアンケートを取り、沖縄戦を研究している公務員、沖縄戦体験者、演出家、新聞記者、元ハンセン病患者、元県教育長、画家そして作家を訪問し話を聞く。
アンケートおよびインタビューを通し、沖縄の状況、沖縄の苦悩が浮かび上ってくる。それはまた「沖縄文学」の特異性、「植民地文学」という視点の有効性を確認させるものともなっていく。
作品は、沖縄の複雑に絡み合う論点を切り開いていく視点の一つとして「祈り」を導きの糸にする。その方法として選ばれたのが、フィクションとドキュメンタリーの合成であった。作品は四つのサプライズで終わるが、その一つに、新しい生命の誕生を伝える電話があった。そこには沖縄研究者たちに、希望の灯をともしたいという意が込められていた。大城貞俊の文学に一貫してみられる鉱脈ともいえるものである。
この書評を読んでも明確なイメージは結像しにくいかもしれません。でもそれは、書評がよくないのではなく、むしろ著作そのもののほうに原因があるのではないかと思われます。
大学院というお堅い場を舞台にして、沖縄文学という専門的な分野を研究する人々を扱っている上に、それらの登場人物が多く、小説らしい抒情性はかなり抑制されています。会話においても沖縄らしいところが削ぎ落とされているので、自分とっては盛り上がりに欠けるなぁ、これは著者本人の研究分野が前に出過ぎていて小説っぽくないなぁと思えてしまったところです。
(2021.5.14 読)
2021.09.04
20210903 金
6時20分起床。眼の焦点の合わないことが続いているのであれば今日にでも病院に行ったほうがいいかもしれないと思いつつ起きたが、今朝は昨日よりも合っている。だが、まだ本当ではない。
芋煮汁を少々と、オレンジジュースの朝食。
昼食は、漆山の山形市公設地方卸売市場内、水産棟の2階にある「いちば食堂」を初訪問。
刺身定食700円にとうふ50円を付けて、ごはんの大盛り0円にて。
値段は安いと思うけれども、刺身はまぐろの中落ちや赤身が中心で量的な点はふつう。市場の食堂なのに、鮮度はそれほどでもなし。内陸にある水産市場の食堂はこんな程度なのかなと少々がっかり。豆腐は、半丁パックがそのままとたっぷりで、これで50円なら利益なしか。添えたガリはテイクフリー。
ところで、食べログで「掲載保留」とされていた市場内のもう1軒の「ひまわり市場食堂」は、元気に営業していた。こちらの味噌ラーメンあたりはどうなのだろうな。またいずれ。
(「いちば食堂」の刺身定食)
昼のニュースで、菅首相が自民党総裁選に立候補しないことを表明したとの報。コロナ対策と選挙活動の両立はできないというのがその理由だ。ということは、自民党総裁の任期満了に伴って首相を辞任することになるのだろう。潔いのか、無責任なのか、このあたりについての評価は今のところよくわからない。
株式市況にも大きく影響して、後場開始直後から株価は急上昇。経済面でいい方向に変化していく期待感が大きいのだろうが、本当にそうなるのかな。
(自民党総裁選不出馬について、記者団の取材に応じる菅首相=3日、首相官邸で)
夜は、「麺鉄~メン食い鉄道絶景の旅」の、久大本線、熊本電鉄、熊本市電、長崎本線、大村線、松浦鉄道を旅する再放送を観ながら飲む。鉄道大好き芸能人が、各路線と沿線の魅力を紹介しながら「駅メン」を堪能するという番組で、六角精児と市川紗椰が出ている。
NHKは地デジ、BSともにパラリンピックの中継を続けていて、それには興味がない者にとっては見たい番組が少なくなっている。
(鳥栖駅のホームでかしわうどんを啜る市川紗椰)
眼のほうはやはり芳しくなく、焦点が合うまでに少し時間が要る状況。いったいどうなってしまったのだろうな。
眼を休めるのがよさそうなので、22時になる前に消灯し、本も満足に読まずに就寝へ。
この日の読書は、「やっとかめ探偵団危うし」を100ページ余り読んで読了。それと、しばらく放っておいた「沖縄劇映画大全」を30ページ。
芋煮汁を少々と、オレンジジュースの朝食。
昼食は、漆山の山形市公設地方卸売市場内、水産棟の2階にある「いちば食堂」を初訪問。
刺身定食700円にとうふ50円を付けて、ごはんの大盛り0円にて。
値段は安いと思うけれども、刺身はまぐろの中落ちや赤身が中心で量的な点はふつう。市場の食堂なのに、鮮度はそれほどでもなし。内陸にある水産市場の食堂はこんな程度なのかなと少々がっかり。豆腐は、半丁パックがそのままとたっぷりで、これで50円なら利益なしか。添えたガリはテイクフリー。
ところで、食べログで「掲載保留」とされていた市場内のもう1軒の「ひまわり市場食堂」は、元気に営業していた。こちらの味噌ラーメンあたりはどうなのだろうな。またいずれ。
(「いちば食堂」の刺身定食)
昼のニュースで、菅首相が自民党総裁選に立候補しないことを表明したとの報。コロナ対策と選挙活動の両立はできないというのがその理由だ。ということは、自民党総裁の任期満了に伴って首相を辞任することになるのだろう。潔いのか、無責任なのか、このあたりについての評価は今のところよくわからない。
株式市況にも大きく影響して、後場開始直後から株価は急上昇。経済面でいい方向に変化していく期待感が大きいのだろうが、本当にそうなるのかな。
(自民党総裁選不出馬について、記者団の取材に応じる菅首相=3日、首相官邸で)
夜は、「麺鉄~メン食い鉄道絶景の旅」の、久大本線、熊本電鉄、熊本市電、長崎本線、大村線、松浦鉄道を旅する再放送を観ながら飲む。鉄道大好き芸能人が、各路線と沿線の魅力を紹介しながら「駅メン」を堪能するという番組で、六角精児と市川紗椰が出ている。
NHKは地デジ、BSともにパラリンピックの中継を続けていて、それには興味がない者にとっては見たい番組が少なくなっている。
(鳥栖駅のホームでかしわうどんを啜る市川紗椰)
眼のほうはやはり芳しくなく、焦点が合うまでに少し時間が要る状況。いったいどうなってしまったのだろうな。
眼を休めるのがよさそうなので、22時になる前に消灯し、本も満足に読まずに就寝へ。
この日の読書は、「やっとかめ探偵団危うし」を100ページ余り読んで読了。それと、しばらく放っておいた「沖縄劇映画大全」を30ページ。