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 王子クローリングの2軒目は、先の「山田屋」と同じ一角にある「大衆酒場宝泉」です。
 ロの字型のカウンターが2つあり、一人客もその1席に滑り込めばあとは何も気にせず悠然として一人飲みができるという仕組み。ここもまだ17時台で、高齢者と中年女性のグループ各1、自分のような飲み歩き風が1人。ゆっくり飲めて、こちらもスバラシイ。家族経営のようです。

housen2 201904

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 サンマ味噌カツ430円は、齧るとはじめに大葉のいい香りがして、ほのかに味噌の味がします。何もつけないかソースをお好みでどうぞと、カウンター内の女将風。
 おでん5種450円は、こんなおでん種が食べたいなぁと思ったものが絵に描いたように登場。大根、がんも、さつま揚げ、ちくわ、こんにゃく。味の濃い関東炊きでの提供でした。芥子がぴりりと辛くていい。

 これにハイボール380円を合わせて、勘定は1,260円。
 2軒はしごして、腹も酔いもしっかりできあがって、2千円ちょっとだぜぃ、タマランなぁ。

 王子に泊まって飲む機会に恵まれました。
 1軒目は「山田屋」。創業80年超、下町・王子の古いつくりの、これぞ居酒屋という店です。
 16時開店の17時前入店。この時間の客層は多くが年金生活者でした。
 空いている席がいっぱいあるのに、すでに個人客が2人掛けている4人テーブル席に案内されます。でもまあ、周りに誰がいてもみんな一人酒なので、それもアリかなという感じ。

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 瓶ビールの大瓶550円、冷奴180円、ハムカツ170円、〆て合計900円。
 冷奴は冷たくなかったけれどもそれなりにおいしい。
 ハムカツのハムは芸術的に薄いけれども、衣がしっかりしています。ハムカツとは衣を味わうものだから、これでいいと思う。それが4枚あってこの価格ならスバラシイとしか言いようがありません。

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 4月2日から小笠原の旅に出ました。
 第1日目は東京クローリング。京浜急行空港線大鳥居駅近くのホテルに宿をとったのだけど、酒場放浪記に登場していた川崎市中原区新丸子の「三ちゃん食堂で」飲みたいと思い、電車を乗り継いで行ってみました。

 17時を回ったばかりの時間なのにほぼ満員の大騒乱状態。あちこちから上がる大声が室内に反響してすんごい活気というか、やかましいというか。
 こういうところは一人で来て静かに飲むのではなく、仲間同士でわいわいやるのがいいです。

 生ビール450円とネギ肉イタメ650円。つまみ類は200円ぐらいからあって、650円は高級品の範疇です。大量のネギをぶつ切りにして、豚肉、タマネギとともに炒め煮にしたもので、いいタレさえあれば家でもつくれそうです。
 食堂なので、麺類、カレー、丼類などもそろっています。

 大音響に圧倒されて、早々に切り上げ。こんな時間から酔って電車に乗るのもどうかと思うしなぁ。
 その後はホテルに戻ってしっかり飲みなおしました。