2020.05.11
新デスクトップパソコンが届いた
2020年4月21日に注文していた新しいデスクトップパソコンが、5月9日に届きました。
配達されたのが夕刻だったので、実質的には翌日の今日10日の午前中にセットアップを始めて、自分にしては珍しく大きなトラブルもなく、昼前までにはほぼ完了しました。仕様書なんてなくてもつなげるもので、むしろああいったまどろっこしいものを読んでやるよりも自分のようなガサツな人間にとってはよかったのかもしれません。
(これまではこんな感じだったデスク回りが……)
デスク回りが狭くならないかという多少の心配はありましたが、問題なし。モニターが大きいので多くのウインドウが開けるし、視認性もぐっと上がっていい感じです。15.6インチから23.8インチになったといっても16:9の横長画面なので、思っていたほどの圧迫感はありません。システムの発する音や振動についても今のところ不満はありません。
画像処理やホームページ作成、スキャナーなどのソフトなどはおいおい入れていくことにして、さっそく使い始めてみます。
まだキーボードの配列になじんでいないので、ただでさえぎこちない打ち込みがますますミスが多くて大変になっています。
有線が標準装備だったマウスは、これまで使っていた無線のものに交換してスッキリ。
始めたばかりなので実感とまではいきませんが、目論見どおりファイルの出し入れ速度が早い。
ノートパソコンとは違い、音楽も聴くに堪えうるレベルとなりました。
昨年12月に先代のオールインワンパソコンがオシャカになってから5か月。その間ずっとボロいノート型で我慢してきましたが、これでようやくにしてわがパソコンライフも正常化したかな。
(……こうなりました!)
改めて、今回入手したパソコンについてまとめておきます。
本体は、dell社の「Inspiron 3471」という機種のスモールデスクトップで、スペックは次のとおり。
プロセッサーは、第9世代インテルのCOREi7 9700で、ベンチマークは13999。そして8コア、つまりは演算処理を行う中核をなす部分が8つもあり、複数アプリケーションの同時進行にも強い。また、最大4.7GHz、つまりは1秒間に47億回の命令を処理できる。ターボブーストテクノロジーももちろん付いています。
メモリーは8GB(8GBx1)。
ハードドライブは、256GBのSSDと1TBのHDDのダブル装備。SSDは例えばパソコン起動時間の短縮に効果があり、今回初装備のものです。
光学ドライブ付き、キーボードは有線なのが惜しいところ。
OSはWindows10Home 64bit、Officeソフトは、Microsoft Office Personal ソフトウェアイメージ (日本語) 付。
ウインドウズのリカバリ用ソフトをオプションで付けてみました。
サイズは、290 x 92.6 x 292 mm 、最小重量 4.35 kg
また、モニターは、「Dell S2419H」。23.8インチで、スピーカー付です。
本体112,980円を、17%OFFクーポンコード利用で93,773円、
OSのリカバリーメディアDVD2,500円を、17%OFFクーポンコード利用で2,075円、
Dell S2419Hが30,800円のところ、パソコンと同時購入で22,800円、
小計118,648円。
これに消費税10%が加わり、合計130,512円の買い物だった。(配送料込み)
こうして記録しておくことによって、次に購入する時の参考になるでしょう。
なお蛇足として付け加えておくと、今回の購入費の一部には、新型コロナ対策で全国民に一律支給される「特別定額給付金」の10万円を充てることにします。麻生君、ボクは貯金などはせず先んじて使ったからね。早くくださいよ、10万円。「アッソー。」(麻生財務相)
(マスクを片耳に下げて答弁なんて、悪相ですねー。「アックソー」(笑))
配達されたのが夕刻だったので、実質的には翌日の今日10日の午前中にセットアップを始めて、自分にしては珍しく大きなトラブルもなく、昼前までにはほぼ完了しました。仕様書なんてなくてもつなげるもので、むしろああいったまどろっこしいものを読んでやるよりも自分のようなガサツな人間にとってはよかったのかもしれません。
(これまではこんな感じだったデスク回りが……)
デスク回りが狭くならないかという多少の心配はありましたが、問題なし。モニターが大きいので多くのウインドウが開けるし、視認性もぐっと上がっていい感じです。15.6インチから23.8インチになったといっても16:9の横長画面なので、思っていたほどの圧迫感はありません。システムの発する音や振動についても今のところ不満はありません。
画像処理やホームページ作成、スキャナーなどのソフトなどはおいおい入れていくことにして、さっそく使い始めてみます。
まだキーボードの配列になじんでいないので、ただでさえぎこちない打ち込みがますますミスが多くて大変になっています。
有線が標準装備だったマウスは、これまで使っていた無線のものに交換してスッキリ。
始めたばかりなので実感とまではいきませんが、目論見どおりファイルの出し入れ速度が早い。
ノートパソコンとは違い、音楽も聴くに堪えうるレベルとなりました。
昨年12月に先代のオールインワンパソコンがオシャカになってから5か月。その間ずっとボロいノート型で我慢してきましたが、これでようやくにしてわがパソコンライフも正常化したかな。
(……こうなりました!)
改めて、今回入手したパソコンについてまとめておきます。
本体は、dell社の「Inspiron 3471」という機種のスモールデスクトップで、スペックは次のとおり。
プロセッサーは、第9世代インテルのCOREi7 9700で、ベンチマークは13999。そして8コア、つまりは演算処理を行う中核をなす部分が8つもあり、複数アプリケーションの同時進行にも強い。また、最大4.7GHz、つまりは1秒間に47億回の命令を処理できる。ターボブーストテクノロジーももちろん付いています。
メモリーは8GB(8GBx1)。
ハードドライブは、256GBのSSDと1TBのHDDのダブル装備。SSDは例えばパソコン起動時間の短縮に効果があり、今回初装備のものです。
光学ドライブ付き、キーボードは有線なのが惜しいところ。
OSはWindows10Home 64bit、Officeソフトは、Microsoft Office Personal ソフトウェアイメージ (日本語) 付。
ウインドウズのリカバリ用ソフトをオプションで付けてみました。
サイズは、290 x 92.6 x 292 mm 、最小重量 4.35 kg
また、モニターは、「Dell S2419H」。23.8インチで、スピーカー付です。
本体112,980円を、17%OFFクーポンコード利用で93,773円、
OSのリカバリーメディアDVD2,500円を、17%OFFクーポンコード利用で2,075円、
Dell S2419Hが30,800円のところ、パソコンと同時購入で22,800円、
小計118,648円。
これに消費税10%が加わり、合計130,512円の買い物だった。(配送料込み)
こうして記録しておくことによって、次に購入する時の参考になるでしょう。
なお蛇足として付け加えておくと、今回の購入費の一部には、新型コロナ対策で全国民に一律支給される「特別定額給付金」の10万円を充てることにします。麻生君、ボクは貯金などはせず先んじて使ったからね。早くくださいよ、10万円。「アッソー。」(麻生財務相)
(マスクを片耳に下げて答弁なんて、悪相ですねー。「アックソー」(笑))
2020.04.27
パソコン買い替え作戦6
○具体的な機種を選定する2
上記を表化して比較してみると、次のようになる。
○購入機種の決定
パソコンの頭脳であり演算部分を司る最重要部品であるプロセッサーについては、何を措いてもやはりベンチマークの高いインテル® Core™ i7-9700を選択したいので、(1-2)、(1-4)、(2-1)が残る。
そして、それらの中では(1-4)がスペック的には最も優れているが、価格も高くなる。現役時代の毎月収入がある頃であればこれを選んでいたと思う。
だが、この(1-4)は、メモリーを8GBに下げた(2-1)と比べると3万円近い価格差がある。
また、メモリーは最低8GBで十分という判断をしており、また、メモリーアップとSDDを比較した場合にはSSDを選択したほうが体感速度が改善するという意見があることから、この際16GBを諦めてSSD付きを優先することとしたい。
その結果、(2-1)の「Dell Inspiron スモールデスクトップ プラチナ」と23.8インチモニターを購入機種とする。
購入機種はおそらくHP社のものになるのだろうと思っていたが、DELLに軍配が上がるという想定を覆す結果となった。
改めて購入する製品の諸元を整理すると、次のとおり。
・本体=Inspiron スモールデスクトップ プラチナ(SSD+HDD・Office付)
メモリー 8GB(8Gx1)
ハードドライブ 256GB SSD+1TB
Officeソフト Microsoft® Office Personal ソフトウェアイメージ (日本語) 付
セキュリティソフト マカフィー® リブセーフ™ (12ヶ月間更新サービス)
キーボード Dell Wired キーボード KB216 ブラック (日本語)
マウス デル光学マウス MS116 ブラック
光学ドライブ Tray load DVD ドライブ (DVD±RW/CD-RW)
寸法/重量 高さ:290 mm x 幅:92.6 mm x 奥行き:292 mm 最小重量:4.35 kg
販売価格 (税抜・配送料込) 112,980円
(Dell Inspiron スモールデスクトップ プラチナ シリーズ)
・モニター=Dell Monitor - S2419H
23.8インチ、スピーカー付
(Dellの23.8インチ、スピーカー付ディスプレイ S2419H)
○注文
決定を見た4月21日、さっそくDellの直販サイトで購入手配をする。嬉しさ余ってこういうことは素早いのだが、まあそれなりにしっかり検討した結果として動いているので、早計過ぎるということはないだろう。
リカバリソフトをオプションで追加して、購入内容および金額は以下のとおりとなった。まあ、めでたしめでたしである。
なお、製品配送は5月の連休のその先となるようだ。
本体112,980円を、17%OFFクーポンコード利用で93,773円、
OSのリカバリーメディアDVD2,500円を、17%OFFクーポンコード利用で2,075円、
Dell S2419Hが30,800円のところ、パソコンと同時購入で22,800円、
小計 118,648円
消費税 11,864円
合計 130,512円
(了)
上記を表化して比較してみると、次のようになる。
○購入機種の決定
パソコンの頭脳であり演算部分を司る最重要部品であるプロセッサーについては、何を措いてもやはりベンチマークの高いインテル® Core™ i7-9700を選択したいので、(1-2)、(1-4)、(2-1)が残る。
そして、それらの中では(1-4)がスペック的には最も優れているが、価格も高くなる。現役時代の毎月収入がある頃であればこれを選んでいたと思う。
だが、この(1-4)は、メモリーを8GBに下げた(2-1)と比べると3万円近い価格差がある。
また、メモリーは最低8GBで十分という判断をしており、また、メモリーアップとSDDを比較した場合にはSSDを選択したほうが体感速度が改善するという意見があることから、この際16GBを諦めてSSD付きを優先することとしたい。
その結果、(2-1)の「Dell Inspiron スモールデスクトップ プラチナ」と23.8インチモニターを購入機種とする。
購入機種はおそらくHP社のものになるのだろうと思っていたが、DELLに軍配が上がるという想定を覆す結果となった。
改めて購入する製品の諸元を整理すると、次のとおり。
・本体=Inspiron スモールデスクトップ プラチナ(SSD+HDD・Office付)
メモリー 8GB(8Gx1)
ハードドライブ 256GB SSD+1TB
Officeソフト Microsoft® Office Personal ソフトウェアイメージ (日本語) 付
セキュリティソフト マカフィー® リブセーフ™ (12ヶ月間更新サービス)
キーボード Dell Wired キーボード KB216 ブラック (日本語)
マウス デル光学マウス MS116 ブラック
光学ドライブ Tray load DVD ドライブ (DVD±RW/CD-RW)
寸法/重量 高さ:290 mm x 幅:92.6 mm x 奥行き:292 mm 最小重量:4.35 kg
販売価格 (税抜・配送料込) 112,980円
(Dell Inspiron スモールデスクトップ プラチナ シリーズ)
・モニター=Dell Monitor - S2419H
23.8インチ、スピーカー付
(Dellの23.8インチ、スピーカー付ディスプレイ S2419H)
○注文
決定を見た4月21日、さっそくDellの直販サイトで購入手配をする。嬉しさ余ってこういうことは素早いのだが、まあそれなりにしっかり検討した結果として動いているので、早計過ぎるということはないだろう。
リカバリソフトをオプションで追加して、購入内容および金額は以下のとおりとなった。まあ、めでたしめでたしである。
なお、製品配送は5月の連休のその先となるようだ。
本体112,980円を、17%OFFクーポンコード利用で93,773円、
OSのリカバリーメディアDVD2,500円を、17%OFFクーポンコード利用で2,075円、
Dell S2419Hが30,800円のところ、パソコンと同時購入で22,800円、
小計 118,648円
消費税 11,864円
合計 130,512円
(了)
2020.04.26
パソコン買い替え作戦5
○具体的な機種を選定する1
海外メーカーの製品をインターネットのメーカー直販店で購入するに当たり、販売シェアの大きいDell、Lenovo、HPを念頭に置くが、機種の決定に当たっては、まず1つのメーカーをよく研究し、そのメーカーでもっとも欲しい機種を特定する。そのメーカーはどこでもよいのだが、この場合これまで最も頻繁に眺めてきたウェブサイトを持つHP社とする。
HP社の最適機種を特定したら、それをDellとLenovoの同等機種と比較して、最終的に購入機種を決定したい。
・HP社の最適機種について
いよいよ具体的な機種選びに入る。
HP社の直販サイトから、求めるスペックに近いものをピックアップしてみる。
設定したスペックをある程度満たすものは、次のモデルだ。
(1) デスクトップパソコンのスタンダードモデル「Pavilion(パビリオン)」
(HP Pavilion Desktop 590シリーズ)
(1-1) HP Pavilion Desktop 590-p0122jp (DVD搭載のスタンダードモデル)
設定スペックを概ね満たすが、メモリーは8GBどまりで、ストレージにSSDが付いていない。
本体+モニター+オフィスソフト+送料+税
=59,800 + 12,900 + 10,500 + 3,000 + 8,620 = 94,820円
OS Windows 10 Home(64bit)
プロセッサー インテル® Core™ i5-9400 プロセッサー(ベンチマーク9453)
(2.90GHz-4.10GHz, インテル®スマートキャッシュ9MB, 6コア / 6スレッド)
メモリー 8GB(8GB×1)
グラフィックス インテル® UHD グラフィックス 630
ストレージ 2TB ハードドライブ
光学ドライブ DVDライター
キーボード・マウス ワイヤレス日本語キーボード&ワイヤレス光学スクロールマウス
無線機能 IEEE 802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth 4.2
モニター なし ⇒ HP 24fw 23.8インチ(FHDモニター・スピーカー付き)を追加
保証 1年間(引き取り修理サービス、パーツ保証、電話サポート)
オフィスソフト なし ⇒ Microsoft Office Personal 2019を追加
電源 180W
(HP 24fw 23.8インチディスプレイ)
(1-2) HP Pavilion Desktop 590-p0121jp (DVD搭載のパフォーマンスモデル)
(1-1)のプロセッサーをインテル® Core™ i7-9700 プロセッサー(3.00GHz-4.70GHz, インテル®スマートキャッシュ12MB, 8コア / 8スレッド(ベンチマーク13999))に、メモリーを16GB(8GB×2)に、グレードアップしたもの。
設定スペックを概ね満たすが、ストレージにSSDが付いていない。
本体+モニター+オフィスソフト+送料+税
=84,800 + 12,900 + 10,500 + 3,000 + 11,120 = 122,320円
(1-3) HP Pavilion Desktop 595 590シリーズのアップグレード版。(1-1)にSSDストレージが付いたもの。
本体+モニター+オフィスソフト+送料+税
=74,800 + 12,900 + 10,500 + 3,000 + 10,120 = 111,320円
(1-4) HP Pavilion Desktop 595 590シリーズのアップグレード版。(1-2)にSSDストレージが付いたもの。
本体+モニター+オフィスソフト+送料+税
=109,800 + 12,900 + 10,500 + 3,000 + 13,620 = 149,820円
(1-1)は希望するスペックを最低限満たしているが、(1-2)はプロセッサーをグレードアップすることによって(1-1)とのベンチマーク比較で格段の差が得られるのと、コア数も6から8に増える。また、メモリー数も余裕のあるものとなる。その価格差は27,500円だ。
(1-3)、(1-4)はそれらにSSDが付いてデュアル・ストレージ構成となる。それ自体はかなり魅力的だが、あまり必要としないグラフィックボードまで付いてくる。(1-1)と(1-3)、(1-2)と(1-4)の価格差はそれぞれ16,500円、27,500円だ。
この中から最適なものを選ぶとなれば、自分の場合(1-2)だろうか。122,320円は十分に予算の範囲内だ。
次に、Dell社、Lenovo社における (1-2)と同等のスペックを持つ機種を調べてみる。
・Dell社の同等機種について
Dell社の直販サイトで、(1-2)と同等のCore™ i7-9700 プロセッサーを搭載するものを調べてみると、次のものがある。
(2-1) 「Inspiron スモールデスクトップ プラチナ」(OSはWindows 10 Home 64bits、メモリー8GB、ハードドライブには256GBのSSD付、DVDライター付、マウスは光学だがキーボードは有線)。
112,980円だが、17%OFFクーポンコード利用で93,773円となり、これに23.8インチ、スピーカー付のディスプレイDell S2419H 26,980円を加えると、120,753円となる。
(1-2)と価格的にはほとんど差がなく、メモリーは8GBにダウンするものの、ハードドライブにはSSDが付くのが魅力だ。同額の予算、たとえば1万円でどちらを取るか迷ったら、SSDを選択したほうが体感速度がかなり改善するという情報もある。SSDはHDDの200倍くらい早くなるらしいのだ。
となると、(2-1)と(1-3)との比較になるが、(1-3)はプロセッサーがインテル® Core™ i5-9400となり格落ちの感がある。
(2-1)がぐっと浮上してきた形だ。キーボードが有線なことぐらいは我慢しなければならないだろう。
・Lenovo社の同等機種について
Lenovo社の直販サイトで、(1-2)と同等のものを調べてみると、次のものがある。
(3-1) 「IdeaCentre 510A (AMD)」(プロセッサーがAMD Ryzen5 3400G(3.70GHz 2MB)、Windows 10 Home 64bits付、メモリー8GB、ハードドライブには256GBのSSD付、DVDライター付、キーボード、マウスはUSB接続)。
本体は125,180円が、Eクーポンコード利用で77,612円となり、これに23.8インチ、スピーカーなしのディスプレイThinkVision E24-10の特別割引価格19,800円を加えると、97,412円となる。
おっ、これもいいんじゃないか。
問題はAMD Ryzen 5 3400G(3.70GHz 2MB )というプロセッサーだが、これのベンチマークを調べてみると9,474で、(1-1)のインテル® Core™ i5-9400 プロセッサー(ベンチマーク9,453)とほぼ同等レベルであった。
(LenovoのIdeaCentreシリーズ)
海外メーカーの製品をインターネットのメーカー直販店で購入するに当たり、販売シェアの大きいDell、Lenovo、HPを念頭に置くが、機種の決定に当たっては、まず1つのメーカーをよく研究し、そのメーカーでもっとも欲しい機種を特定する。そのメーカーはどこでもよいのだが、この場合これまで最も頻繁に眺めてきたウェブサイトを持つHP社とする。
HP社の最適機種を特定したら、それをDellとLenovoの同等機種と比較して、最終的に購入機種を決定したい。
・HP社の最適機種について
いよいよ具体的な機種選びに入る。
HP社の直販サイトから、求めるスペックに近いものをピックアップしてみる。
設定したスペックをある程度満たすものは、次のモデルだ。
(1) デスクトップパソコンのスタンダードモデル「Pavilion(パビリオン)」
(HP Pavilion Desktop 590シリーズ)
(1-1) HP Pavilion Desktop 590-p0122jp (DVD搭載のスタンダードモデル)
設定スペックを概ね満たすが、メモリーは8GBどまりで、ストレージにSSDが付いていない。
本体+モニター+オフィスソフト+送料+税
=59,800 + 12,900 + 10,500 + 3,000 + 8,620 = 94,820円
OS Windows 10 Home(64bit)
プロセッサー インテル® Core™ i5-9400 プロセッサー(ベンチマーク9453)
(2.90GHz-4.10GHz, インテル®スマートキャッシュ9MB, 6コア / 6スレッド)
メモリー 8GB(8GB×1)
グラフィックス インテル® UHD グラフィックス 630
ストレージ 2TB ハードドライブ
光学ドライブ DVDライター
キーボード・マウス ワイヤレス日本語キーボード&ワイヤレス光学スクロールマウス
無線機能 IEEE 802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth 4.2
モニター なし ⇒ HP 24fw 23.8インチ(FHDモニター・スピーカー付き)を追加
保証 1年間(引き取り修理サービス、パーツ保証、電話サポート)
オフィスソフト なし ⇒ Microsoft Office Personal 2019を追加
電源 180W
(HP 24fw 23.8インチディスプレイ)
(1-2) HP Pavilion Desktop 590-p0121jp (DVD搭載のパフォーマンスモデル)
(1-1)のプロセッサーをインテル® Core™ i7-9700 プロセッサー(3.00GHz-4.70GHz, インテル®スマートキャッシュ12MB, 8コア / 8スレッド(ベンチマーク13999))に、メモリーを16GB(8GB×2)に、グレードアップしたもの。
設定スペックを概ね満たすが、ストレージにSSDが付いていない。
本体+モニター+オフィスソフト+送料+税
=84,800 + 12,900 + 10,500 + 3,000 + 11,120 = 122,320円
(1-3) HP Pavilion Desktop 595 590シリーズのアップグレード版。(1-1)にSSDストレージが付いたもの。
本体+モニター+オフィスソフト+送料+税
=74,800 + 12,900 + 10,500 + 3,000 + 10,120 = 111,320円
(1-4) HP Pavilion Desktop 595 590シリーズのアップグレード版。(1-2)にSSDストレージが付いたもの。
本体+モニター+オフィスソフト+送料+税
=109,800 + 12,900 + 10,500 + 3,000 + 13,620 = 149,820円
(1-1)は希望するスペックを最低限満たしているが、(1-2)はプロセッサーをグレードアップすることによって(1-1)とのベンチマーク比較で格段の差が得られるのと、コア数も6から8に増える。また、メモリー数も余裕のあるものとなる。その価格差は27,500円だ。
(1-3)、(1-4)はそれらにSSDが付いてデュアル・ストレージ構成となる。それ自体はかなり魅力的だが、あまり必要としないグラフィックボードまで付いてくる。(1-1)と(1-3)、(1-2)と(1-4)の価格差はそれぞれ16,500円、27,500円だ。
この中から最適なものを選ぶとなれば、自分の場合(1-2)だろうか。122,320円は十分に予算の範囲内だ。
次に、Dell社、Lenovo社における (1-2)と同等のスペックを持つ機種を調べてみる。
・Dell社の同等機種について
Dell社の直販サイトで、(1-2)と同等のCore™ i7-9700 プロセッサーを搭載するものを調べてみると、次のものがある。
(2-1) 「Inspiron スモールデスクトップ プラチナ」(OSはWindows 10 Home 64bits、メモリー8GB、ハードドライブには256GBのSSD付、DVDライター付、マウスは光学だがキーボードは有線)。
112,980円だが、17%OFFクーポンコード利用で93,773円となり、これに23.8インチ、スピーカー付のディスプレイDell S2419H 26,980円を加えると、120,753円となる。
(1-2)と価格的にはほとんど差がなく、メモリーは8GBにダウンするものの、ハードドライブにはSSDが付くのが魅力だ。同額の予算、たとえば1万円でどちらを取るか迷ったら、SSDを選択したほうが体感速度がかなり改善するという情報もある。SSDはHDDの200倍くらい早くなるらしいのだ。
となると、(2-1)と(1-3)との比較になるが、(1-3)はプロセッサーがインテル® Core™ i5-9400となり格落ちの感がある。
(2-1)がぐっと浮上してきた形だ。キーボードが有線なことぐらいは我慢しなければならないだろう。
・Lenovo社の同等機種について
Lenovo社の直販サイトで、(1-2)と同等のものを調べてみると、次のものがある。
(3-1) 「IdeaCentre 510A (AMD)」(プロセッサーがAMD Ryzen5 3400G(3.70GHz 2MB)、Windows 10 Home 64bits付、メモリー8GB、ハードドライブには256GBのSSD付、DVDライター付、キーボード、マウスはUSB接続)。
本体は125,180円が、Eクーポンコード利用で77,612円となり、これに23.8インチ、スピーカーなしのディスプレイThinkVision E24-10の特別割引価格19,800円を加えると、97,412円となる。
おっ、これもいいんじゃないか。
問題はAMD Ryzen 5 3400G(3.70GHz 2MB )というプロセッサーだが、これのベンチマークを調べてみると9,474で、(1-1)のインテル® Core™ i5-9400 プロセッサー(ベンチマーク9,453)とほぼ同等レベルであった。
(LenovoのIdeaCentreシリーズ)
2020.04.25
パソコン買い替え作戦4
○メーカーカテゴリーを決める
求めるスペックが固まったところで、次はどのようなメーカーから購入するかを考える。
数多くあるパソコンメーカーを大きく3つのカテゴリーに区分すると、国内大手、外資大手、国内BTOに分けられるのだという。それぞれの大まかな特徴は次のとおりだ。
(1) 大手電機メーカー(富士通・NEC・東芝など)
富士通・NEC・東芝などの大手電機メーカーは、安心と信頼、ソフトの充実などを求めるパソコン初心者向きだ。充実したサポートとソフトにより快適なパソコン生活を送ることができるメリットがある反面、性能だけ見れば価格と見合わないことが多いという。
(2) 海外メーカー(Dell、Lenovo、HPなど)
Dell、Lenovo、HPなどの海外メーカーは、日系メーカーのPCと比べると3割程度は安く、パソコンにある程度慣れた人向きだ。最初は国内大手メーカー製を購入したが、次回からは外資メーカー製という人は多いという。反面、自分で好きなソフトを探してインストールしたり、ネットで情報を拾ってトラブル解決したりしなければならない。また、サポートに電話すると日本語が下手な外国人が出ることもざらにあるという。
(3) BTOメーカー(マウスコンピューター、ドスパラ、パソコン工房等)
BTOとはBuild To Orderの略で、いわば、こういうパソコンを作ってほしいという依頼を受け、そこからパソコンを組み立てて出荷するもの。
より細かい注文がしたい場合やパソコン自体に興味がある人向けだが、パソコンに詳しいことが前提であるためサポートは期待が持てない。
上記を読めば、自分の場合「海外メーカー」が、立ち位置的にもコスト的にも最良であることは一目瞭然である。
これまで大手メーカーのものを使ってきたが、不要なソフトが多過ぎると感じていたし、サポートを利用することはほとんどなかった。
次に、パソコンをどこで購入するかだが、これまでの経験上、家電量販店には希望スペックどおりのパソコンが置かれていないことが多く、セール販売されている展示品の中から最も近いものを選ばざるを得なかった。その結果、明らかに使わないだろうと思われる機能まで付いてしまい、購入価格が上がってしまうこともあった。あるいは逆に、欲しいと思っていた機能を我慢して選択せざるを得ないこともあった。
一方近時は、各メーカーがインターネット上に直販サイトを設けるようになっており、そこでじっくり諸元を見て買えば、自分に不必要な機能を省いて注文できるし、店舗に出向いて買うよりも値段が安く、保証もしっかりしてくれる。パソコン購入の最良の方法は、インターネットのメーカー直販店で購入することだろう。
以上により、新たに求めるパソコンは、「海外メーカーの製品をインターネットのメーカー直販店で購入する」こととしたい。
求めるスペックが固まったところで、次はどのようなメーカーから購入するかを考える。
数多くあるパソコンメーカーを大きく3つのカテゴリーに区分すると、国内大手、外資大手、国内BTOに分けられるのだという。それぞれの大まかな特徴は次のとおりだ。
(1) 大手電機メーカー(富士通・NEC・東芝など)
富士通・NEC・東芝などの大手電機メーカーは、安心と信頼、ソフトの充実などを求めるパソコン初心者向きだ。充実したサポートとソフトにより快適なパソコン生活を送ることができるメリットがある反面、性能だけ見れば価格と見合わないことが多いという。
(2) 海外メーカー(Dell、Lenovo、HPなど)
Dell、Lenovo、HPなどの海外メーカーは、日系メーカーのPCと比べると3割程度は安く、パソコンにある程度慣れた人向きだ。最初は国内大手メーカー製を購入したが、次回からは外資メーカー製という人は多いという。反面、自分で好きなソフトを探してインストールしたり、ネットで情報を拾ってトラブル解決したりしなければならない。また、サポートに電話すると日本語が下手な外国人が出ることもざらにあるという。
(3) BTOメーカー(マウスコンピューター、ドスパラ、パソコン工房等)
BTOとはBuild To Orderの略で、いわば、こういうパソコンを作ってほしいという依頼を受け、そこからパソコンを組み立てて出荷するもの。
より細かい注文がしたい場合やパソコン自体に興味がある人向けだが、パソコンに詳しいことが前提であるためサポートは期待が持てない。
上記を読めば、自分の場合「海外メーカー」が、立ち位置的にもコスト的にも最良であることは一目瞭然である。
これまで大手メーカーのものを使ってきたが、不要なソフトが多過ぎると感じていたし、サポートを利用することはほとんどなかった。
次に、パソコンをどこで購入するかだが、これまでの経験上、家電量販店には希望スペックどおりのパソコンが置かれていないことが多く、セール販売されている展示品の中から最も近いものを選ばざるを得なかった。その結果、明らかに使わないだろうと思われる機能まで付いてしまい、購入価格が上がってしまうこともあった。あるいは逆に、欲しいと思っていた機能を我慢して選択せざるを得ないこともあった。
一方近時は、各メーカーがインターネット上に直販サイトを設けるようになっており、そこでじっくり諸元を見て買えば、自分に不必要な機能を省いて注文できるし、店舗に出向いて買うよりも値段が安く、保証もしっかりしてくれる。パソコン購入の最良の方法は、インターネットのメーカー直販店で購入することだろう。
以上により、新たに求めるパソコンは、「海外メーカーの製品をインターネットのメーカー直販店で購入する」こととしたい。
2020.04.24
パソコン買い替え作戦3
○必要なスペックを決める2
(2) メモリーについて
メモリーは、パソコンにおける作業スペースの役割を果たしている。
インターネットや動画視聴が中心で、ながら作業があまりない場合は、4GBでも問題がないようだ。
しかし、自分のように音楽を流しながらExcelを開き、インターネットをするといったようなながら作業が主体の場合は、8GBあれば軽快な動作が確保できるようだ。
これまで使っていた一体型パソコンは4GB×2の8GBだったので、今回求めるものとしては「最低8GB」とする。ただし、自分はながら作業に加えて多くのウィンドウを開いて作業する場合があるし、パソコンは使い続けているうちに次第に重くなることを意識すれば、「16GBも視野」に入れておきたい。
(3) OSについて
使い慣れているWindows(ウィンドウズ)を選択する。
Windows Proは価格がHome Editionよりも1万円近く高いし、Home Editionを使っていて気になる点もないので、引き続き「Home Edition」にしたい。
(4) Officeソフトについて
Office Personal 2019 と Office Home & Business 2019 のどちらかになるだろうが、後者のみに入っている PowerPoint は今後使わないだろうから、価格も数千円安い「Office Personal 2019」にしたい。
(5) モニター(ディスプレイ)について
先に述べたように、サイズについては24型程度としたいが、それ以外の点では大きなこだわりはない。
モニターには光沢があるグレアタイプと、光沢のないノングレアタイプがある。動画や写真を閲覧する場合はグレアタイプの方が見栄えが良いが、インターネットの閲覧や文書編集などの活字主体の作業が多い場合は、グレアタイプでは目の負担が大きいようだ。
自分の場合、活字主体の作業が中心となるため、「ノングレアタイプ」のほうを選びたい。
また、スリム型デスクトップを選択した場合、ディスプレイは本体とは別に買い求めることとなるが、自分の場合ストリーミング映像や音楽もパソコンで楽しむことがあるので、「内蔵スピーカーの付いたもの」が欲しい。スピーカーにはある程度の音質も求めるが、もしグレードアップが必要な場合は、後ほど別途PCスピーカーを揃えればいい。
(6) ストレージについて
データの格納容量は、外付けのHDD等によって別途確保することができるので、内蔵ストレージに関しては格別大きな容量は求めない。問題は、データ保存の安全性と速度となる。
内蔵ストレージにはOSなどのPCの根幹に関わるプログラムから、PC上で動作させる様々なソフトが保存されているため、内蔵ストレージの性能がPCの動作を左右する局面が多い。
以前、内蔵ストレージは「HDD(Hard Disk Drive)」が主流だったが、近年では「SSD(Solid State Drive)」が搭載されたPCも増えてきているようだ。
HDDは、SSDと較べて1ドライブで保存できるデータ量が大きく、「容量単価」が安価だというメリットがあるものの、構造的に衝撃に弱く、消費電力が比較的大きく、そもそもHDDは機械駆動式なので徐々に壊れていく、などの弱点がある。
一方SSDは、衝撃に強く壊れにくい、発熱と消費電力が少ない、作動音がない、HDDよりサイズが小さく軽いなどに加えて、読み書きの速度が非常に速いというすばらしい特性があることが注目される。そして、容量が少ない、容量単価が高いなどの弱点は徐々に克服されつつあるが、突然故障してデータの救出が困難になるという最悪ケースがあるようだ。
SSDは例えばパソコンの起動時間はHDDの半分になるという。耐久性が高いので、持ち運び用のパソコンには有用だろう。SSDとHDDを両方備えたパソコンを選ぶのがいいのかもしれない。
この点については、ぜひともSSDというのではないが、「SSDのメリットを念頭に置きたい」。
(7) グラフィックボード(GPU、グラボ)
3Dゲームをするような場合は高画質で動きも滑らかにすることができるので必須ということだが、自分はゲームはしないし、費用を抑えたいので、「不要」としたい。
(8) DVD、BDドライブ(光学ドライブ)について
使用機会は減っているが、音楽CDの視聴や取り込みなどでの利用ケースはまだ多いと思う。
安価であれば、「内蔵された機種が欲しい」が、外付けのDVDドライブが安く買えるので、これらを天秤にかけて検討したい。自分の場合、BD(ブルーレイ)のドライブは不要だ。
(9) マウス、キーボードについて
デスク上がすっきりするので、「マウス、キーボードはワイヤレス」であることが望ましい。
・まとめ
筐体は「スリム型のデスクトップパソコン」で、「モニターは24型程度」とする。
プロセッサー、は「Coreⅰ5以上の後発世代」の中から「ベンチマークの数値のよりよいもの」を選ぶ。
メモリーは「最低8GB」とするが、次第に重くなること等を意識して、「16GBも視野」に入れる。
OSは「Home Edition」、Officeソフトは安価な「Office Personal 2019」とする。
別途選ぶこととなるモニターは「ノングレアタイプ」の「内蔵スピーカーの付いたもの」とする。
ストレージについては、容量よりも「SSD付きのもの」を念頭に選ぶ。
「光学ドライブ内蔵で、BDは不要」、「ワイヤレスのマウス、キーボード」のものを選ぶ。
(2) メモリーについて
メモリーは、パソコンにおける作業スペースの役割を果たしている。
インターネットや動画視聴が中心で、ながら作業があまりない場合は、4GBでも問題がないようだ。
しかし、自分のように音楽を流しながらExcelを開き、インターネットをするといったようなながら作業が主体の場合は、8GBあれば軽快な動作が確保できるようだ。
これまで使っていた一体型パソコンは4GB×2の8GBだったので、今回求めるものとしては「最低8GB」とする。ただし、自分はながら作業に加えて多くのウィンドウを開いて作業する場合があるし、パソコンは使い続けているうちに次第に重くなることを意識すれば、「16GBも視野」に入れておきたい。
(3) OSについて
使い慣れているWindows(ウィンドウズ)を選択する。
Windows Proは価格がHome Editionよりも1万円近く高いし、Home Editionを使っていて気になる点もないので、引き続き「Home Edition」にしたい。
(4) Officeソフトについて
Office Personal 2019 と Office Home & Business 2019 のどちらかになるだろうが、後者のみに入っている PowerPoint は今後使わないだろうから、価格も数千円安い「Office Personal 2019」にしたい。
(5) モニター(ディスプレイ)について
先に述べたように、サイズについては24型程度としたいが、それ以外の点では大きなこだわりはない。
モニターには光沢があるグレアタイプと、光沢のないノングレアタイプがある。動画や写真を閲覧する場合はグレアタイプの方が見栄えが良いが、インターネットの閲覧や文書編集などの活字主体の作業が多い場合は、グレアタイプでは目の負担が大きいようだ。
自分の場合、活字主体の作業が中心となるため、「ノングレアタイプ」のほうを選びたい。
また、スリム型デスクトップを選択した場合、ディスプレイは本体とは別に買い求めることとなるが、自分の場合ストリーミング映像や音楽もパソコンで楽しむことがあるので、「内蔵スピーカーの付いたもの」が欲しい。スピーカーにはある程度の音質も求めるが、もしグレードアップが必要な場合は、後ほど別途PCスピーカーを揃えればいい。
(6) ストレージについて
データの格納容量は、外付けのHDD等によって別途確保することができるので、内蔵ストレージに関しては格別大きな容量は求めない。問題は、データ保存の安全性と速度となる。
内蔵ストレージにはOSなどのPCの根幹に関わるプログラムから、PC上で動作させる様々なソフトが保存されているため、内蔵ストレージの性能がPCの動作を左右する局面が多い。
以前、内蔵ストレージは「HDD(Hard Disk Drive)」が主流だったが、近年では「SSD(Solid State Drive)」が搭載されたPCも増えてきているようだ。
HDDは、SSDと較べて1ドライブで保存できるデータ量が大きく、「容量単価」が安価だというメリットがあるものの、構造的に衝撃に弱く、消費電力が比較的大きく、そもそもHDDは機械駆動式なので徐々に壊れていく、などの弱点がある。
一方SSDは、衝撃に強く壊れにくい、発熱と消費電力が少ない、作動音がない、HDDよりサイズが小さく軽いなどに加えて、読み書きの速度が非常に速いというすばらしい特性があることが注目される。そして、容量が少ない、容量単価が高いなどの弱点は徐々に克服されつつあるが、突然故障してデータの救出が困難になるという最悪ケースがあるようだ。
SSDは例えばパソコンの起動時間はHDDの半分になるという。耐久性が高いので、持ち運び用のパソコンには有用だろう。SSDとHDDを両方備えたパソコンを選ぶのがいいのかもしれない。
この点については、ぜひともSSDというのではないが、「SSDのメリットを念頭に置きたい」。
(7) グラフィックボード(GPU、グラボ)
3Dゲームをするような場合は高画質で動きも滑らかにすることができるので必須ということだが、自分はゲームはしないし、費用を抑えたいので、「不要」としたい。
(8) DVD、BDドライブ(光学ドライブ)について
使用機会は減っているが、音楽CDの視聴や取り込みなどでの利用ケースはまだ多いと思う。
安価であれば、「内蔵された機種が欲しい」が、外付けのDVDドライブが安く買えるので、これらを天秤にかけて検討したい。自分の場合、BD(ブルーレイ)のドライブは不要だ。
(9) マウス、キーボードについて
デスク上がすっきりするので、「マウス、キーボードはワイヤレス」であることが望ましい。
・まとめ
筐体は「スリム型のデスクトップパソコン」で、「モニターは24型程度」とする。
プロセッサー、は「Coreⅰ5以上の後発世代」の中から「ベンチマークの数値のよりよいもの」を選ぶ。
メモリーは「最低8GB」とするが、次第に重くなること等を意識して、「16GBも視野」に入れる。
OSは「Home Edition」、Officeソフトは安価な「Office Personal 2019」とする。
別途選ぶこととなるモニターは「ノングレアタイプ」の「内蔵スピーカーの付いたもの」とする。
ストレージについては、容量よりも「SSD付きのもの」を念頭に選ぶ。
「光学ドライブ内蔵で、BDは不要」、「ワイヤレスのマウス、キーボード」のものを選ぶ。
2020.04.23
パソコン買い替え作戦2
○買い替え作戦の手順
ではいよいよ買い替え作戦を開始する。
その手順として、はじめに機種のカテゴリーとサイズを明確にしたい。パソコンと一口に言っても、ノート型などのポータブルのものを除き、作業の場をデスク上に固定して使用するものだけでも、タワー型、スリム型、一体型などがある。モニター(ディスプレイ)のサイズも多様だ。
機種とサイズにメドがついたら、最も大切な「処理能力」について固めたい。とりわけCPU(プロセッサー)と、パソコンの作業スペースとなるメモリー数には気を配りたい。
自分にふさわしいパソコン像が見えてきたら、どのようなカテゴリーのパソコンメーカーから買えばいいのかを決める。そしてそのカテゴリーからひとつのメーカーを選定して、そのメーカーであればこれという機種を選定しよう。
最後に、同カテゴリーにある他社の同等製品も確認し、総合的に判断して購入機種を決めたい。
それでは始めよう。
○機種・サイズを決める
第1ステップとして、機種のカテゴリーやサイズを決めていく。
据置型のパソコンとしては、拡張が容易だがサイズがかさむタワー型、それよりやや小さい省スペースだがタワー型よりも拡張性の低いスリム型、より省スペースが図れて配線を少なくできる反面、壊れると全部交換となる一体型がある。
ディスプレイについては、作業効率や動画の快適視聴を念頭に置けば、24インチ程度までなら大きいほど作業効率が上がり、映像重視ならば27インチもいいらしい。
自室にはわりと大きめのデスクがあり、ここが自分の作業場になっている。パソコンが置ける広さは十分に取れるが、ここではモノカキや読書、ときには飲酒まで、パソコン以外にも様々な作業をするので、パソコンデスク専用にすることはできない。
2019年末まではここに21.5インチモニターの一体型パソコンが置かれていて、モニターがある程度大きいのでいくつものウィンドウを開いて作業ができたし、他業務とバッティングしてデスク上が狭いと感じることも少なかった。
一方、パソコンではゲームなどはやらないし、これからもやらないと思われるので、グラフィックボードなどの増設は今後も行わないだろう。
また、これまで使っていた一体型は、細かな振動を発生させるモーターが目の前にあるため、その微かな振動が周波的に伝わってきて耳障りだったし、このたびは本体が壊れたのにモニターまで使えなくなってしまった。
ということを踏まえて今回は、「スリム型のデスクトップパソコン」で、「モニターは24型程度」のものとしたい。
(こういう大きいモニターも魅力的だが…)
○必要なスペックを決める1
次に、必要なスペックについて決めていく。パソコンのどの部分を充実させるべきかについては、客観的な情報を用いて判断しながらも、自分がカスタマイズしたいことについてもある程度は実現させていく構えでいる。
自分のパソコンの使用形態としては、インターネットでの調べ物、ホームページやブログでの発信などが主で、それにオフィス(ワード、エクセル)での文書作成と情報処理、画像処理ソフトでの画像加工、メールの受発信、写真・音楽・ビデオの鑑賞・取り込みぐらいなもの。そしてそれらのデータを容量が増えてもしっかり保存・蓄積することも重要だと考えている。
インターネットから情報を取り、いくつかのウィンドウを開いてテキストや画像を取り込んで加工しながら、mp3で音楽を聴いている――といったようなことが多い。
そういうことをしていて感じるのが、時としてファイルの立ち上がりやウェブ検索のレスポンスが遅く、手にしたいデータが手っ取り早く得られなくなることだ。これらをできるだけ解消したい。
したがって、これまで使っていた一体型パソコンと同等若しくはそれ以上の処理能力が欲しい。
では、個別のパーツについて検討していく。
(1) CPU(プロセッサー)について
CPUはいわばパソコンの頭脳であり、パソコンの速さを決める計算部分をつかさどる部品なので、自分にとっては最重要課題だ。
アプリケーションから来た命令、たとえばファイルを移動させる、Excelで数値計算した値をセルに反映させるなどあらゆる操作をCPUがこなしている。したがって、CPUの性能が悪いとパソコンの動作が鈍くなり、使用者にはストレスとなる。
CPUは複数社の製品があるようだが、Intel社のシェアが80%程度らしいので、世の大勢に従ってIntelのCPUに決め打ちしても差し支えないだろう。
Intelのものは、性能が高い順に代表的な製品を挙げていくと、Coreⅰ9 > Coreⅰ7 > Coreⅰ5 > Coreⅰ3 > Pentium > celeron > Atom となるらしい。かつてはPentiumなら御の字と言われた時代があったのだが、だいぶ様変わりしているようだ。
おおよその目安としては、動画編集やゲームを快適にするならば Coreⅰ5以上のスペックは必要だが、Officeを使うぐらいならばCoreⅰ3以上、メールとネットの閲覧程度ならばCeleronやAtomなどの低速のCPUでも事足りるということらしい。
このことからすると、自分の使用形態からすれば、Coreⅰ3以上で十分ということになる。
なお付け加えておくと、ノートパソコンの場合については、筐体の構造上どうしても熱がこもりやすいことから、CPUは最大消費電力を抑えた仕様のものが採用されている。つまり、これらのモデルは性能を犠牲にして熱を抑えているため当然遅い。
したがって、ノートパソコンの場合は、迷ったら一つ上のランクのCPUを準備したほうがよいのだそうだ。
今現在使っているノートパソコンはCoreⅰ3で、やや不満だった。
また、冬まで使っていた一体型パソコン(5代目)はCoreⅰ7-2670QM(2.20GHz/4コア/8スレッド)で、これはわりと快適だった。
「2670」という型番が意味するところは、第2世代の670モデルということらしいが、ほぼ毎年基本設計が変更されていて、今や世代は第10世代とかになっている。
GHzで表されるものはクロック周波数(動作周波数)のことで、3.00GHz(ギガヘルツ)であれば、1秒間に30億回の命令を処理できることになり、クロック周波数が大きいものほどCPUの性能がよいと言える。
4コアとは、演算処理を行う中核をなす部分が4つあるという意味で、コア数が多いと、複数のアプリケーションを起動しても反応速度が落ちにくくなるという特徴があるという。
スレッド数は、プログラム実行時の処理の流れの本数を示している。1コアで1スレッド処理というのが基本だが、このパソコンの場合は1つのコアで2つのスレッドを処理できるようになっている。
これらのCPU仕様は、個別の数値が高いからといって必ずしも全体としての性能が高いわけではなく、むしろベンチマーク結果と比較するほうが理に適っているらしい。
ベンチマークとは、性能を測るために使われる一般的なテストで、様々な状況でCPUを使用した時のパフォーマンスを数値として総合的に出しているものであり、スコアが高いほど高性能と言える。
これまで使っていた一体型パソコン(5代目)のプロセッサーの性能を、ベンチマークテストの比較サイトで確認してみる。
このプロセッサーのスコアはこのサイトでは3,637で、今となっては格別高いほうではなくなっている。
世代が異なれば、旧世代のハイエンド、ミドルエンドがそれぞれ新世代のミドルエンド、ローエンドのモデルにスコアが抜かれていることも当たり前になっていることにも留意したい。
これらを総合して判断すれば、今回求めるものとしては、「Coreⅰ5以上の後発世代」のもので、「ベンチマークのスコアが3,637以上」のものの中から、コストパフォーマンスに優れたものを選定することとしたい。ベンチマーク3,637は大部分の機種が軽くクリアするであろうから、数値のよりよいものを目指すことになるだろう。
ではいよいよ買い替え作戦を開始する。
その手順として、はじめに機種のカテゴリーとサイズを明確にしたい。パソコンと一口に言っても、ノート型などのポータブルのものを除き、作業の場をデスク上に固定して使用するものだけでも、タワー型、スリム型、一体型などがある。モニター(ディスプレイ)のサイズも多様だ。
機種とサイズにメドがついたら、最も大切な「処理能力」について固めたい。とりわけCPU(プロセッサー)と、パソコンの作業スペースとなるメモリー数には気を配りたい。
自分にふさわしいパソコン像が見えてきたら、どのようなカテゴリーのパソコンメーカーから買えばいいのかを決める。そしてそのカテゴリーからひとつのメーカーを選定して、そのメーカーであればこれという機種を選定しよう。
最後に、同カテゴリーにある他社の同等製品も確認し、総合的に判断して購入機種を決めたい。
それでは始めよう。
○機種・サイズを決める
第1ステップとして、機種のカテゴリーやサイズを決めていく。
据置型のパソコンとしては、拡張が容易だがサイズがかさむタワー型、それよりやや小さい省スペースだがタワー型よりも拡張性の低いスリム型、より省スペースが図れて配線を少なくできる反面、壊れると全部交換となる一体型がある。
ディスプレイについては、作業効率や動画の快適視聴を念頭に置けば、24インチ程度までなら大きいほど作業効率が上がり、映像重視ならば27インチもいいらしい。
自室にはわりと大きめのデスクがあり、ここが自分の作業場になっている。パソコンが置ける広さは十分に取れるが、ここではモノカキや読書、ときには飲酒まで、パソコン以外にも様々な作業をするので、パソコンデスク専用にすることはできない。
2019年末まではここに21.5インチモニターの一体型パソコンが置かれていて、モニターがある程度大きいのでいくつものウィンドウを開いて作業ができたし、他業務とバッティングしてデスク上が狭いと感じることも少なかった。
一方、パソコンではゲームなどはやらないし、これからもやらないと思われるので、グラフィックボードなどの増設は今後も行わないだろう。
また、これまで使っていた一体型は、細かな振動を発生させるモーターが目の前にあるため、その微かな振動が周波的に伝わってきて耳障りだったし、このたびは本体が壊れたのにモニターまで使えなくなってしまった。
ということを踏まえて今回は、「スリム型のデスクトップパソコン」で、「モニターは24型程度」のものとしたい。
(こういう大きいモニターも魅力的だが…)
○必要なスペックを決める1
次に、必要なスペックについて決めていく。パソコンのどの部分を充実させるべきかについては、客観的な情報を用いて判断しながらも、自分がカスタマイズしたいことについてもある程度は実現させていく構えでいる。
自分のパソコンの使用形態としては、インターネットでの調べ物、ホームページやブログでの発信などが主で、それにオフィス(ワード、エクセル)での文書作成と情報処理、画像処理ソフトでの画像加工、メールの受発信、写真・音楽・ビデオの鑑賞・取り込みぐらいなもの。そしてそれらのデータを容量が増えてもしっかり保存・蓄積することも重要だと考えている。
インターネットから情報を取り、いくつかのウィンドウを開いてテキストや画像を取り込んで加工しながら、mp3で音楽を聴いている――といったようなことが多い。
そういうことをしていて感じるのが、時としてファイルの立ち上がりやウェブ検索のレスポンスが遅く、手にしたいデータが手っ取り早く得られなくなることだ。これらをできるだけ解消したい。
したがって、これまで使っていた一体型パソコンと同等若しくはそれ以上の処理能力が欲しい。
では、個別のパーツについて検討していく。
(1) CPU(プロセッサー)について
CPUはいわばパソコンの頭脳であり、パソコンの速さを決める計算部分をつかさどる部品なので、自分にとっては最重要課題だ。
アプリケーションから来た命令、たとえばファイルを移動させる、Excelで数値計算した値をセルに反映させるなどあらゆる操作をCPUがこなしている。したがって、CPUの性能が悪いとパソコンの動作が鈍くなり、使用者にはストレスとなる。
CPUは複数社の製品があるようだが、Intel社のシェアが80%程度らしいので、世の大勢に従ってIntelのCPUに決め打ちしても差し支えないだろう。
Intelのものは、性能が高い順に代表的な製品を挙げていくと、Coreⅰ9 > Coreⅰ7 > Coreⅰ5 > Coreⅰ3 > Pentium > celeron > Atom となるらしい。かつてはPentiumなら御の字と言われた時代があったのだが、だいぶ様変わりしているようだ。
おおよその目安としては、動画編集やゲームを快適にするならば Coreⅰ5以上のスペックは必要だが、Officeを使うぐらいならばCoreⅰ3以上、メールとネットの閲覧程度ならばCeleronやAtomなどの低速のCPUでも事足りるということらしい。
このことからすると、自分の使用形態からすれば、Coreⅰ3以上で十分ということになる。
なお付け加えておくと、ノートパソコンの場合については、筐体の構造上どうしても熱がこもりやすいことから、CPUは最大消費電力を抑えた仕様のものが採用されている。つまり、これらのモデルは性能を犠牲にして熱を抑えているため当然遅い。
したがって、ノートパソコンの場合は、迷ったら一つ上のランクのCPUを準備したほうがよいのだそうだ。
今現在使っているノートパソコンはCoreⅰ3で、やや不満だった。
また、冬まで使っていた一体型パソコン(5代目)はCoreⅰ7-2670QM(2.20GHz/4コア/8スレッド)で、これはわりと快適だった。
「2670」という型番が意味するところは、第2世代の670モデルということらしいが、ほぼ毎年基本設計が変更されていて、今や世代は第10世代とかになっている。
GHzで表されるものはクロック周波数(動作周波数)のことで、3.00GHz(ギガヘルツ)であれば、1秒間に30億回の命令を処理できることになり、クロック周波数が大きいものほどCPUの性能がよいと言える。
4コアとは、演算処理を行う中核をなす部分が4つあるという意味で、コア数が多いと、複数のアプリケーションを起動しても反応速度が落ちにくくなるという特徴があるという。
スレッド数は、プログラム実行時の処理の流れの本数を示している。1コアで1スレッド処理というのが基本だが、このパソコンの場合は1つのコアで2つのスレッドを処理できるようになっている。
これらのCPU仕様は、個別の数値が高いからといって必ずしも全体としての性能が高いわけではなく、むしろベンチマーク結果と比較するほうが理に適っているらしい。
ベンチマークとは、性能を測るために使われる一般的なテストで、様々な状況でCPUを使用した時のパフォーマンスを数値として総合的に出しているものであり、スコアが高いほど高性能と言える。
これまで使っていた一体型パソコン(5代目)のプロセッサーの性能を、ベンチマークテストの比較サイトで確認してみる。
このプロセッサーのスコアはこのサイトでは3,637で、今となっては格別高いほうではなくなっている。
世代が異なれば、旧世代のハイエンド、ミドルエンドがそれぞれ新世代のミドルエンド、ローエンドのモデルにスコアが抜かれていることも当たり前になっていることにも留意したい。
これらを総合して判断すれば、今回求めるものとしては、「Coreⅰ5以上の後発世代」のもので、「ベンチマークのスコアが3,637以上」のものの中から、コストパフォーマンスに優れたものを選定することとしたい。ベンチマーク3,637は大部分の機種が軽くクリアするであろうから、数値のよりよいものを目指すことになるだろう。
2020.04.22
パソコン買い替え作戦1
○はじめに
2019年12月16日、自宅で使っている据え置き型のパソコンをいつもどおり立ち上げようとすると、突然画面が青一色になり、修復を試みるもうまくいかず、パソコンのリカバリー業者に持ち込むこととなった。
デスクトップに格納していた少量のファイルが一時使えなくなったが、幸い大部分のデータは外付けのハードディスクで保存していたし、手元には単身赴任先で使っていたノートパソコンとモバイル用のパソコンがあったので、情報取集や日常的な作業についてはしばらくの間それらで十分に凌ぐことができた。
結局のところデスクトップパソコンは、復活ならずにスクラップになることが年末までに決定。なんとかデータだけは取り出すことができた。ほぼ8年間にわたって支障なく使ってくることができたので、まあがんばってくれたと言っていいのかもしれない。
(2019年12月にダメになったVALUESTAR)
2020年の年明け早々からは沖縄で約2か月間の長期滞在をしていたので、その間は持参したモバイルパソコンが活躍し、帰ってきた3月から現在までは大きめのノートパソコンがピンチヒッターとしてデスクトップの代わりをして活躍している。
しかしそのノート型パソコンは、購入後ほぼ5年が経過し、もうバッテリーがいかれている上に、デスクで本格的な作業をするにはディスプレイが小さく、CPUが貧弱で処理速度が遅い、キーボードが使いづらいなどの難点があるため、近いうちにデスクトップ型を購入する必要があると考えている。
(デスクトップ型の代用として活躍中のNEC Lavie PC-NS350AAB-KS)
仕事を持ち、収入があった頃には、多少エクスペンシブであっても、ある程度スペックの高いものを買っておけばいいという購買形態をとっていたものだが、仕事を辞し貯金を減らしながらつつましく暮らし始めた今となっては、不要なものには支出せず、必要なものだけをリーズナブルな価格で購入したいと考えるようになっている。
そこで、今回新たなパソコンを導入するに当たって、自分はどのような機能、メーカー、形態のものを買い求めればいいのかについて十分検討し、その上で、楽しみながらもしっかりとした買い替え作戦をうち立ててみたい。
○これまで使ってきたパソコン
ここで備忘のため、これまで使ってきたパソコンについておさらいをしておく。
初代は、1990年代に購入したNECのPC-8801。BASICという言語で動くもので、自分で簡易なプグラムを組んだりして楽しんだものだった。
2代目は、1998年頃に買ったFUJITSU。たしかHDDが2MBだったように記憶している。ホントか?
3代目は、2002年頃に買ったNECのVALUESTAR。だいぶ酷使し、一度壊れて再インストール。その後長旅から帰ってきたらもう立ち上がることなく、多くのデータが失われてしまった苦い経験がある。
4代目は、2005年11月に買ったVAIO。メインメモリーを増設して768MBにした、HDDが40GBのシロモノ。6年余り使い、スタートアップが不安定になってきて、2012年1月に満足に動かなくなった。
5代目は、2012年初頭に導入してこの2019年にブルースクリーンになった、NECのオールインワンタイプのVALUESTAR。(NEC VALUESTAR N VN770/FS6R)
メモリー8GB、HDD2TBで、地デジが見られてブルーレイという当時としてはハイスペックなものだった。
このほかに現在は、2015年春購入のCOREⅰ3が入ったNECの15.6型のノートパソコンと、同じNEC製、2018年春モデルのモバイルパソコン(PCNM150KAG)を所有している。
つまり、この四半世紀ほどの間に7台を自前で購入し、所有してきたことになり、次に購入するものは8台目となる。パソコンにはずいぶん投資してきたことを改めて知る。
(2018年春モデルのモバイルパソコンは旅や長期ステイで大活躍中)
2019年12月16日、自宅で使っている据え置き型のパソコンをいつもどおり立ち上げようとすると、突然画面が青一色になり、修復を試みるもうまくいかず、パソコンのリカバリー業者に持ち込むこととなった。
デスクトップに格納していた少量のファイルが一時使えなくなったが、幸い大部分のデータは外付けのハードディスクで保存していたし、手元には単身赴任先で使っていたノートパソコンとモバイル用のパソコンがあったので、情報取集や日常的な作業についてはしばらくの間それらで十分に凌ぐことができた。
結局のところデスクトップパソコンは、復活ならずにスクラップになることが年末までに決定。なんとかデータだけは取り出すことができた。ほぼ8年間にわたって支障なく使ってくることができたので、まあがんばってくれたと言っていいのかもしれない。
(2019年12月にダメになったVALUESTAR)
2020年の年明け早々からは沖縄で約2か月間の長期滞在をしていたので、その間は持参したモバイルパソコンが活躍し、帰ってきた3月から現在までは大きめのノートパソコンがピンチヒッターとしてデスクトップの代わりをして活躍している。
しかしそのノート型パソコンは、購入後ほぼ5年が経過し、もうバッテリーがいかれている上に、デスクで本格的な作業をするにはディスプレイが小さく、CPUが貧弱で処理速度が遅い、キーボードが使いづらいなどの難点があるため、近いうちにデスクトップ型を購入する必要があると考えている。
(デスクトップ型の代用として活躍中のNEC Lavie PC-NS350AAB-KS)
仕事を持ち、収入があった頃には、多少エクスペンシブであっても、ある程度スペックの高いものを買っておけばいいという購買形態をとっていたものだが、仕事を辞し貯金を減らしながらつつましく暮らし始めた今となっては、不要なものには支出せず、必要なものだけをリーズナブルな価格で購入したいと考えるようになっている。
そこで、今回新たなパソコンを導入するに当たって、自分はどのような機能、メーカー、形態のものを買い求めればいいのかについて十分検討し、その上で、楽しみながらもしっかりとした買い替え作戦をうち立ててみたい。
○これまで使ってきたパソコン
ここで備忘のため、これまで使ってきたパソコンについておさらいをしておく。
初代は、1990年代に購入したNECのPC-8801。BASICという言語で動くもので、自分で簡易なプグラムを組んだりして楽しんだものだった。
2代目は、1998年頃に買ったFUJITSU。たしかHDDが2MBだったように記憶している。ホントか?
3代目は、2002年頃に買ったNECのVALUESTAR。だいぶ酷使し、一度壊れて再インストール。その後長旅から帰ってきたらもう立ち上がることなく、多くのデータが失われてしまった苦い経験がある。
4代目は、2005年11月に買ったVAIO。メインメモリーを増設して768MBにした、HDDが40GBのシロモノ。6年余り使い、スタートアップが不安定になってきて、2012年1月に満足に動かなくなった。
5代目は、2012年初頭に導入してこの2019年にブルースクリーンになった、NECのオールインワンタイプのVALUESTAR。(NEC VALUESTAR N VN770/FS6R)
メモリー8GB、HDD2TBで、地デジが見られてブルーレイという当時としてはハイスペックなものだった。
このほかに現在は、2015年春購入のCOREⅰ3が入ったNECの15.6型のノートパソコンと、同じNEC製、2018年春モデルのモバイルパソコン(PCNM150KAG)を所有している。
つまり、この四半世紀ほどの間に7台を自前で購入し、所有してきたことになり、次に購入するものは8台目となる。パソコンにはずいぶん投資してきたことを改めて知る。
(2018年春モデルのモバイルパソコンは旅や長期ステイで大活躍中)