2025-10-08

犯罪被害者の「暗数」男

30歳の頃に3年間付き合っていた彼女入籍した。

結婚を前提に交際最期一年間は同棲していた。

本気で彼女と一緒に未来を考えてた。

「豪華な結婚式をしたい」「あの辺に家を買いたい」

彼女のそんな夢を叶えたくて、必死貯金してた


やっと目標額に届いた頃ある日、彼女が急に言ってきた。

「口座作ってきたよ! ◯◯君も貯金入れてね。

二人の貯金にしよう。私が貯めた分も後で入れるから!」

別に彼女の事を信頼していない訳では無かったが、

大金だし、自分手続きたかたから「半休取って銀行行くよ」と答えた。


そしたら数日後、彼女PC等の高価な家電貯金を持ってドロンと消えた。

俺の留守中に全て勝手に引き落とされ、彼女の口座に入金されていた。

銀行アプリ犯行は行われていた。


両家への挨拶は済んでたから、彼女実家事情を聞きに行ったら、

義両親になるはずだった人に「このDV野郎!」「大切な娘に酷い事しやがって!」と怒鳴られて追い返された。

しかしたら親もグルだったのかもしれない。


警察相談に行ったら「あなたストーカーとして通報されてる」と言われて、逆に取り調べを受けて犯人扱いだ。

弁護士にも相談したけど「ストーカー認定されてるから裁判でも不利」と。

窃盗詐欺で訴えたいと何度も頼んだけど、情報秘匿の壁とストーカー扱いで「9割勝てない」と言われた。

警察も「男女のことだから」と被害届すらまともに受け取ってくれなかった。


ついでに俺たちは入籍してなかった。

記念日に二人で行こうね」って彼女に言われてそれを信じていたけど、書類は未提出。

法的には赤の他人だった。

俺はDV男で、逃げた女を追い回すストーカー扱い。

本当は1000万以上盗られた結婚詐欺被害者なのに。


親族や友人に結婚の話をしてたから恥ずかしくて全員と縁を切った。

向こうからも「騙されたお前が悪い」と言われた。

それから通勤中や仕事中にフラッシュバックが襲ってくる様になり、悔しさとストレス叫びそうになって、仕事にも行けなくなった。

結局会社も辞めて、今は在宅の仕事でなんとか食べてる。

フラッシュバックが起きたら暴れてしまいそうで、

人に迷惑をかけるのが怖くて、外にも出られない。


こういう話は意外とどこにでもあると思う。犯罪被害者の「暗数」になってしまった。

先に「加害者」にされたら終わり。被害者にすらなれない。

結婚詐欺の女は犯罪者としても扱われない。

騙された男は「自業自得」と誰も助けてくれない。

外に出る気力もないか事件は起こせないけど、もし何かやらかしたら「弱者男性犯罪」なんて言われるんだろうな。

あるいは「ストーカー男が元恋人逆恨みして襲った」って。


1000万って、人生を狂わせる金だよ。

精神を壊して、人を死にたくさせる大金

それでも、被害者としてすら扱われない。

被害者としてすら扱われない側の性として生まれた事を呪っている。

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