はてなキーワード: 心のままにとは
20代後半にして、ようやくのこと…
せっかく20年近く偏って形成された自我が変わってしまう前に書き残しておく。
・マッチングアプリ中級者
よく「恋愛経験の機会がないと自分が女性であるか(性自認)がわからなくなる」という喪女の通説(?)をネットで目にしては赤べこのように頷いていた。
同じ拗らせた人間でも男性は割とそういう話はなくて、やっぱり生理現象としても「性」が身近なのは男性なのだろう。
「じゃ生理は?」て言われたら、それは周期的にやってくるから、女性として再認識する機会というより月一のやっかい事で「またかよ」という面倒くささしかない。
生理痛で悩まされるたびに変なハンデを与えやがってという行き場のない憎しみと女性ホルモンの乱れで定期的にイライラする。
喪女の中には本当にそれだけで、恋愛や身嗜みにも無頓着のまま独身貴族を謳歌する方もいるのかもしれない。
でも私はそうじゃない。
思春期を超えたあたりから、次第に「苦労する分、女って娯楽が多いな」ということに気付き始めていく。
(今は男性でも普通にしてるけど)お化粧だったりオシャレだったり…そういうので「不細工な自分」を周りの人間にカモフラージュすることが上手な生き方なんだと学ぶ。
周りに溶け込む事でひとりの人間になった気がする。
そういう感覚って誰にでもあると思う。
でも恋愛ってそうじゃない。
ある日、突然目の前に現れて(コンビニのBGMで飽きるほど聴いたフレーズのように)パチパチと電気が走って、うっとりして、次第に脳の細胞が破壊されていく。
一方通行の恋に終わるかもしれないし、結ばれても既婚者かもしれないし、どんなに疑り深い人間もそんな事考えることなく非効率ってわかってても夢中になっていく。
流石にそういう感覚が降りてこないことには恋愛なんてできないと思った。
恋ってスゲエ!
アイドルで実写化されるような少女漫画も、街で狂うように流れるようなラブソングも聞かないSFオタクの自分には縁がなかったから、
だから、3年間アプリをしていたことになる(流石にずっとやってたわけじゃない)
やっぱり人と出会って話す事って楽しくて、女は基本料金無料だしデート代も出してもらえるからスゲエ楽しかった。
でも2、3回と会うと「どうしてこの人と恋愛ができようか…(破茶滅茶反語)」で曖昧に終わらせたり、いつの間にか終わってたり…
そうしていくうちに、恋愛の良さを知ることはなかったが、男性の好みに寄せていける余裕みたいなものだけが身についた。
「特別な誰かのため」という感情はわからないが、「特別な誰かにリーチするための素振り」をし続けた。
そのたびに「恋愛経験がない自分は人として落ちぶれているのではないか」という謎の焦りだけが助長されて
恋愛に限りなく近いところにいるのに、あと一歩届かない自分はとても惨めな生き物のようだった。
人並みの経験をしたいからと、妖怪人間のようなことを嘆いてヤケクソな信仰心で神頼みしまくった時期もあった。
そんな自分にもご縁があったのだ。
私は、アフィリエイトで汚されたグーグル先生が言うように、デート代を出さない男は脈なしだし、ラインの絵文字の数で好意がわかるし、手を出すような脳直はお話にならない。
そんな風に胸囲が平たくてチンポコが付いているだけの人間を「男」に絞ってカテゴライズすることで人並みになったつもりでいたけど、
実際の恋愛はなんか…そうじゃないんだなって…
めでたく婚姻までたどり着いたカップルの総意見であろう「自然に」というのを身をもって感じることができる。
気が合うし、マメで優しいし、すぐ気にかけてくれる。あと顔が良い。
「そういうところが人間として尊敬できる、好き」と伝える前に、まったく同じことを言ってくれるサイキッカーが彼だ。
世間が腐る程言ってる、恋愛の本当の姿…それは、見返りだけのリップサービスや社交辞令では得られない圧倒的多幸感!
お互いに「2、3時間あれば映画一本見ることができる」あるいは「睡眠時間を確保して仕事のパフォーマンスを上げることができる」と頭ではわかっているのに、
翌日ヘロヘロになりながら、でも一日の終わりに携帯越しに相手の声を聞くことができるだけで乗り越える気になれるし
思考が単純になっていってるのがわかるし、脳細胞が破壊されていくのがわかる。
夢中になる対象が自分に夢中な人間というだけで、すごく「人間」っぽくなってる気がする
恋愛ってスゲエ!
春の話題作、『フェイブルマンズ』『シン仮面ライダー』『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』
どれも面白かったが、人に勧めるなら迷わずフェイブルマンズになるな。よく考えたら万人ウケする内容でもないのだが、人生における芸術との付き合い方という好きな人にはとことん突き刺さる内容だ。そんなテーマではありつつ、スピルバーグの腕でエンタメとして高いレベルにあると思う。映画少年の話ではあるけど、タイトル通りフェイブルマン家の物語がかなりのウェイトを占めるので、その辺で肩透かしは喰らうかも。心のままに生きたいものだぜ。
シン仮面ライダーは評価割れてるな〜。目配せに溢れた、面倒臭いおっさんが自負するような意味でのオタク向け作品なんだろうなと思う。庵野のオタク、エヴァのオタク、特撮のオタクと、色々な見方があると思う。斎藤工と眼鏡の人が名乗る場面はニヤリとさせる演出なのだろうけど、なんのこっちゃと思った。他にも色々と拾えてない要素はあったのだろうが、力は使い方次第でヒーローにも怪人にもなるという仮面ライダーに通底するテーマを頭に観ていれば色々と思う所はあった作品だ。特撮には明るくないが、普通にエンタメとして面白かったと思う。私は節々のチープさやわざとらしさを特撮的演出として好意的に受け取ったが、世間はそうでない人も多かったよう。その辺が大きな分かれ目にもなるのかな。
「エブエブ」も好みが分かれそうだよな〜と思った。序盤は鬱屈とした生活の状況説明でちょっと冗長、国税庁でのマトリックス風のシークエンスで日常を打破、おちゃらけたハジケバトルが始まってようやく盛り上がる感じ。後半の小難しい状況を初見でしっかりと理解できる人は少ないと思う。仮面ライダーの後に続けて観るとセカイ系で食傷気味になるかもしれない。設定は奇抜ながらストーリーとメッセージは王道で、私は好きだった。中盤でハマって勢いに乗り切れれば良いけど、冗長だったりクドく感じる部分が気になり始めるとダメかも。
いろいろ勉強になりそうだったのと、魚拓取られてなかったので一応サルベージ
真面目で良いカップルだね
お倖せに
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20220911210619
2022-09-11
■【至急】彼女に結婚を迫られている男の思考整理【助けて!!】
マッチングアプリで会って2年半付き合って、関係を次に進めることを迫られている。
自分のことを好きになってくれて、自分もだんだん相手のことが好きになり、一緒にいて楽しいため2年半一緒に過ごしてきた。
俺は俺が過ごしやすい関係であるためこのままの関係を望んでいたが、女性には子供を作るリミットがあり(彼女は30までに結婚したいとのことである)、ここで関係を終わらせないと次の人を見つける時間がないと言われた。
そこで、返答を少しだけ待って貰い、自分が結婚したいのかを確かめることにした。
ここでは思考の整理も兼ねて思いつくままに本当に正直に自分の感情を書き殴るので、それを受けて忌憚のない客観的な意見が貰いたい。
下記では、「◎:俺が特に考慮する部分」「〇:考慮する部分」で項目を分けている。
◎俺の駄目な部分(俺はかなり抜けているところがある、俺の顔は普通ぐらいである)も好きになってくれる。 ◎すぐ泣いてしまう。
◎素直。
(俺と違って)物事に対してまず斜に構えない。 ◎悪いことを引きずってしまう。
家庭に対して入ってくるトラブルを引きずってしまうのではないか、彼女のマイナスな感情に俺が引っ張られてしまうのではないか、という懸念がある。
◎感情表現豊か。 ◎外見が好みではない。
◎笑顔がかわいい。 〇セックスがオナニーの方が気持ち良い(これはそういうものかもしれない)。
◎ご飯がおいしい。 ◎これといった趣味がなく、趣味が俺と会うことのようなものである。その点で自立していない。
〇清潔感が合う。 〇同性の友人のような、気楽に冗談を言い合える関係性ではない。
言語化が難しいが、俺は友人よりも一段階彼女に対して遠慮して話している(これは俺の問題だが、直すのが難しい)。
◎話し合いが通じるため、喧嘩がない。
〇嫉妬しない(面倒ではない)。
〇俺が一人でいることに文句を言わない。
〇浪費家ではない。
〇話が合う(ネットで話題になっていること)。
◎彼女とずっと一緒にいられる。
2年半関係をもって、相手を好きになることができたと言える。ここから人生が分断されるのが寂しい。
◎彼女を逃したら、年齢を経て結婚したいと自分の感情が変化したときに、これほど良い女性と結ばれることは難しいのではないか。
こんなにあまり考えず、雰囲気のまま突っ走るのが結婚というものなのではないか。
◎一人が好き
週一で話す同性の友人がいるため、基本寂しいと思ったことがない(それ以外のときにも、一人暮らしをして寂しいと思ったことがない)。好きな時に好きなことを気の向くままにできる、ということを手放すのは、自由を手放すことに他ならないのではないか。
その同性の友人も結婚をしたくないと言っているため、自分だけ…と焦る可能性は低いのではないか。
実家での親との暮らしが良好なものではなかったため、他者と暮らすのに抵抗がある。
◎他に良い人がいるのではないか
2年半前にマッチングアプリを始めるまで、誰とも付き合ったことがなく、別にそれを嫌だと思ったことがなかった。でも一度は恋愛を経験してみないと何とも言えないな…と思いアプリをしたら1か月以内に付き合えた経緯があるため、話が合うといった意味でも外見的にももっと良い人がいるのではないかといった気持ちをずっと抱えている。
一方、そんなに「合う」人なんているわけないのではないか、という懸念がある。
今の会社にずっと勤める気がない。その場合、仮に転職先をすぐに辞めたい、という気になったときに、フットワークが重くなる。
現在のところ、別に昇進したくはなく、年収を上げたいともあまり思わない(つまり、労働で心に負担はあまりかからない)状態だが、家庭の将来を考えると、その気になる必要がある。
自分の欲求よりも家庭の欲求を優先する必要が生まれると考えられる。しかし、現在心から子供が欲しいとはあまり思えないこともあり、それは嫌である。
実際に、子供が生まれることで、この感情にも変化が生じる可能性がある。
俺の人生のポリシーとして、面白い人物でありたいという願望がある。俺の趣味である創作活動にもそれは反映される。しかし、欲求が家庭に向くとある種の満ち足りない気持ちから生じる創作意欲が減退する、という懸念がある。
要するに、結婚するとおもんなくなる、という俺の偏見が実際のものになるのが怖い。
1. 同棲し、彼女と人生を断絶させず、かつ他者と一緒に暮らすことの抵抗感をなくす。
また、選択肢の一つとして、同棲しつつ他の相手をマッチングアプリで見つけることで、他に良い人がいるのではないか、という懸念を解消できるのではないか。
浮気は言うまでもなく彼女に対して不誠実な行為であるが、別れたら他に俺を好きになってくれるこんなに性格の良い人が現れるのか、という懸念がある。
一方、浮気が見つかったら関係が断絶するし、他の良い人が見つかったらどちらを選ぶか自分が選択できる自信がない。
2. 一旦関係を解消し、お互い別の相手を探してみる。半年後お互い相手がおらず、結婚したいと思えたら関係を前に進めることを提案する。
彼女に対して誠実な方法であるが、もっと良い人がいるのではないか、という懸念が理由だと話した場合、冷められる可能性がある。
彼女からしてみれば、こんなにメリデメを考えず、「結婚しよう!」と言ってくれない男な時点で…ということもあるが(というかこんなことをこんなところに書いている時点でアレという自覚はあるが)、自分の感情に全く整理がつかず困り果てている。どうか意見を貰えると嬉しい。
以下追記
みんなありがとう。自分の心の方向性を知りたくて正直に心のままに書き殴ったので読み返すとクズ過ぎて頭おかしくなるな。
ダメだった場合はその分相手の時間を奪うことになるのはめちゃくちゃ気が引けるけど、今は一年もしくは半年間の同棲を提案して、一人の時間を確保できるように妥協点を探してみようと思っている。
(再追記:彼女自身が結婚する前に同棲したいと言っていたことから、ここは合意が取れると思う)
子供は俺はどちらでも良いと考えているので、相手の意思を尊重してあげたい。
再追記:子供ができたらライフスタイルがどう変化しても子供関連のことに注力するつもり。そこの責任は負いたいというか一緒に進みたいと思っている。
新着を見ていて https://anond.hatelabo.jp/20220626093727 があったので、こんなブコメを書き込んだ。
「ペドっぽい」ファンアートはまとめの中に実際にあるし、「そういう表現をするのは悪いことではないよね」「気持ち悪く思うのも悪いことではないけど個人の感想で規制に繋げてはいけないよね」という話をすべき
本当はもう少し長く書いたのだけど、100文字に収まるよう細部を削って書き込んだ。
その後、ブクマ数が少ないうちに書き込んだこともあっただろうが40を超えるスターが付けられてトップブコメになっていた。通知を見ながら気を良くしていたのは確かだ。
いや、ねーよ!
何言ってんだお前…
「そういう表現をするのは悪いことではないよね」「気持ち悪く思うのも悪いことではないけど個人の感想で規制に繋げてはいけないよね」という話をすべき
あー怖い怖い
これって誘導尋問じゃん
手前の勝手な前提で話を進めないでください!
これに対して、反論、というか私の持論を述べたいと思う。
一旦その前に、自分語りというやつをさせてほしい。
(正直なところを言うと、書きながら色々迷っている。本当にこの文章は書く価値のあるものだろうか。何のために書くのだろうか。
単にレスバに勝ちたいという気持ちで書いているなら無益だからやめておけ、と自分の一部は言う。
それに対して、いやこの文章は元増田に対してだけの物ではない。元増田に届かなかったとしても他の人に届けばいいのだ、と言う自分もいる。
でもやっぱりそれはただの言い訳なのでは?お前はただのレスバジャンキーなのでは?と言われると否と答える自信がない)
私はあまりネット上で自己開示をするたちではない。特にこうして名前を晒して(いや、実名ではないのだが)内心を晒すことはしてこなかった、と思う。
いや、うーん、政治の話ははてブではけっこうしたし、自分の内心を晒すこともした、かもしれない。
今からするのは性的な話である。つまり、自分の性的嗜好の開示である。
このkazatsuyuというIDはリアルの知り合いにも知っている人がいるし、そういう人の目に留まるのはだいぶ恥ずかしいので、もし見つけても見なかったことにしていただきたい。
いや、リアルの知り合いじゃなくてもTwitterのフォロワーとかはやっぱり恥ずかしいので、フォロワーも見なかったことにしてほしい。
この文章は確実に黒歴史になるので、もしかしたら羞恥に耐えられなくなったら消すかもしれない。まあ、魚拓だけなら残っていても検索には引っかからないと思うからいいかな……。
端的に言えば、私はロリコンである。好きな成年漫画家は岡田コウ、好きな同人エロゲサークルは夜のひつじ。
ケモロリは性的嗜好の範疇なのだが、ケモナーかと問われると自分では疑問。そこまでディープではないとは思うが、まあ他人と性的嗜好を比べあったこともないし。
基本的に、絵師や同好の士とのコミュニティに参加したりはしていない。普段TwitterではITエンジニアのクラスタに住んでいる。
コミュニティに参加している訳ではないので、界隈の代表面をできるような立場ではないし、できるだけの知識も多分ないだろう。だからこれは個人の意見だ。
こう書いたのは、つまり https://togetter.com/li/1906645 のまとめを見たロリコンでありケモを多少摂取している私個人が「ふーんエッチじゃん」と思った絵がいくつかあった、ということだ。
元増田は、
手前の勝手な前提で話を進めないでください!
と言っていたが、まあ、確かにこれは個人の感想であって、私の勝手な前提と言えるのかもしれない。
ただ、それを言うなら、
はっきり言わせてもらえば、私はまとめの中にある作品の中に(全てではないよ、もちろん)性的な意図、それも(もちろん虚構の)小さな子供に対するものを表現したものが「ある」と確信している。
証拠はない。いや、探せばあるかもしれないが、基本的には私のロリコン的な感性が「そうだ」と確信したものなので、証拠を探しても後付けの理由でしかない。
(「ながもはショタじゃないか?」と言われそうな気もするので一応、はい、ショタも範囲内です。ケモショタはギリいける。ケモロリの方が好きだが)
ところで、ながもに当てはめて良いものかは分からないが、ケモナー界隈には「ケモセーフ」という概念がある。(医療器具ではない)
https://dic.pixiv.net/a/%E3%82%B1%E3%83%A2%E3%82%BB%E3%83%BC%E3%83%95
要するに、ケモノは動物なのだから裸でも問題ないとか、毛皮で隠れているのだから大丈夫、という言い訳できわどい恰好をさせることができるという話だ。
そういう概念を持った上で、ながもを見てみる。帽子とマントは着用しているのに、あとは全裸である。
キャラクターの作者の意図までは読み取れないが、鑑賞者としてはエッチな気持ちが揺さぶられても不思議ではないと思うのだ。
その気持ちをそのまま二次創作にぶつけた絵師は「いる」と私は見た。それが元増田につけたブコメの前提だ。
で、本当に話したいのはここからのことだ。
元増田は私とは前提を共有していないようなので、ここまで読んでも勝手なことを言ってと怒っているかもしれない。
なので、なるべく一般論として話す。
そもそもの話として、エロい表現には「確実に規制されるライン」と「そこまでではない表現」というものが存在する。
当然、確実に規制されるラインは性器が描画されているとか、セックスをしているとか、そういうものである。(この規制ラインの妥当性は今は話さない)
規制されない表現には広いグラデーションがある。下着のラインがきわどいとかスカートの中が前張りであるとかそういう割と直接的だけどギリギリ引っかからないものから、表情が見ようによってはエロいといったものまで、多種多様である。
私は、そういった表現があるのは良いことだと思うし、それを見てエロいと感じることも良いことだと思っている。
つまり、作者が表現に仕込んだ意図を、ちゃんと読み取れたのが良いことだと思う。
読み取れなかったら悪いという訳ではない。多分、私自身作品を鑑賞する時に誤読していることはよくあるし、自分では誤読に気づけることは稀なので。
それこそ、「ながも」にケモセーフの意図が織り込まれていると私は読み取ってしまったが、これは作者の意図と照らせば間違いである可能性も十分にある。
問題は、作品に織り込まれた意図を読み取ったにも関わらず、「そうではない」と言う行為だ。
エロい表現物というのは常に攻撃に晒されてきた。だから守りの体勢に入ってしまうことは理解しているつもりだ。
だが、「これはエロい!駄目だ!」と言われた時に、「エロくない!」「エロさを読み取るお前がおかしい!」と返すのは、多くの場合、それこそが間違っていると私には見える。
鑑賞は人それぞれなので、本当にエロくないと思ったならエロくないと言ってもいい。だから、私のこの意見は完全に見当外れで、私がただ勝手にエロい意図を読み取ってしまっただけなのかもしれない。
けど、私は表現を擁護する側で「エロくない」と言っている人の一部は(一部、と言ったが主観ではほとんど、だと思っている)エロいと思ったのにエロくないと言っているように見える。
月曜日のたわわはエロい。スカートの股間のしわはエロい。宇崎ちゃんは……私にはあまりエロスを感じ取れないのだが。
「エロい!駄目だ!」と言われた時に、攻撃の理由をなくそうとして「エロくない」と言ってしまう気持ちは分かる。
でも、「エロい!駄目だ!」に対する答えは「エロくても駄目じゃない!」であるべきだと思うのだ。
世の中には確実にエロい意図を仕込んだ健全(非規制の)作品がある。その作品に対する誠実な鑑賞態度は、「これはエロいなあ」と感じることだと思うのだ。
元増田は完全にエロくないと思って、その心のままに増田を書いたのかもしれない。もしそうなら、この文章は私の独り相撲だ。
けれど、もし仮に、私の意見に思い当たる節があるのなら、「エロい」と感じた心に蓋をして「エロくない」と言っているのだとしたら、そのままの態度では良くないと私は思う。
ここまで書いてきて思ったのだが、「エロい」と「ペドい」は一般的にはまた別の問題かもしれない。私にとってエロはロリペドと割と強く結びついているので、少し混同して書いてしまったきらいがある。
元増田がペドの意図を読み取らなかったとしても、それは多分健全なのだと思う。無理に読み取る必要はない。
同時に、元増田の言及先であり、元増田のブコメでも晒されていたコメント(idは書かないでおこう、多分向こうにとって私は絡みたい相手ではないだろうから)がペドの意図を読み取ったのも悪いことではない。
悪くないはずだ。誰か私にも悪くないと言ってほしい。
元ブコメの人は気持ち悪いと受け取ったが、私は良いと受け取った。だからきっと分かり合えないと思うが、気持ち悪いという感覚もきっと悪いことではない。
悪いことではないと思うから、悪いことではないよ、と言った。これは誘導尋問ではなく、元ブコメの人のように感じる人へ言ったつもりだ。
その上でどうするか。個々の感想として好悪があったとしても、それを表現規制に結び付けてはならないと思った。だからそう言った。
これはやっぱり大事なことだから、書いておかないといけないと思ったのでがんばって100文字の中に詰め込んだ。
元増田には表現を守りたい気持ちがあるはずだ。私もそこにはある程度共感できていると思う(完璧にとは言えない)
けれど、私は表現を守る運動を見ていて、表現に接する態度に関して違和感を持っていた部分があったので、それを書かせてもらった。
そこの部分で元増田と私はあまり折り合えない気がする。もしかしたら私のような意見は「利敵行為」になるのかもしれない。
感想文のすすめ
感想を書くのが好きな人によるBL二次創作への感想文の書き方です
「私はこうしてる」という雑談です。親切なハウツーじゃないので役には立たない。
★基本
「〇〇(作中の内容)が△△でした(良かったです)」
「〇〇(作中の内容)が△△で(どうだった)□□でした(良かったです)」
まずはこれ!!!!
とりあえず、内容を一読して、一番印象に残った箇所、読みながら最もニヤニヤしてしまった場面についてコメントをする。
「桃太郎が生まれるシーンがパワフルでめちゃくちゃ笑いました!」
まあこんな感じかな
ここに軽い挨拶、その他全体への感想を添えれば体裁が整う。そうでなくても、「良かったです」だけでも伝えたら、救われる命は多い
④作者に対するファンレター
はっきり分けることは難しいし、一つだけってこともないかと思いますが、その作品のどの部分に良さを感じて筆を執ったのかということです
①「桃太郎が鬼退治に行くの、めちゃくちゃわかる」「仲間を連れてく発想はなかった」的なやつです。「犬がきびだんごを食べるシーンが愛らしく、悶えました」なんかも。
②「嵐の夜に、仲間と小舟で漕ぎ出していくシーン、手に汗握りました…!」「イケメンと動物とのふれあいシーン、眼福なりぃ!」とか?
③「人物描写がリアルで読み応えがありました」「ふたりのまったりとした空気感が好き」など。
ただ、3万字の小説に対して「雰囲気が好きです」と一言だけ言われたりすると、(も、もうちょっとなんか…あるやろ!?面白くなかった?ごめん…)となるので、全体への褒めってサブかも…。
④むしろこれを望んでる作家も居ると聞く。いつもtwitter見てます!頑張ってください!そういうやつ。
以上のポイントで、細部や全体を見て感じたこと、これは!!!と思った部分を書き起こします。
感想文を書くときは、頭の中の言葉を研ぎ澄ませて、読んで感じた感情にぴったりの単語を探しましょう。
私はこの作業が特に好きです。ぴったりの言葉が見つかったら気持ちよくない?
稀に、一言一句が、コマの全てがツボ、大好きという作品に出会うと思うのですが、その時はその旨も書きましょう。感想が長くなりすぎて気持ち悪くなるので。
とりあえず心のままに書きなぐったら、まあそれだけで十分すごいんですが、書き足したり直したりします。
ま、百歩譲って作者が喜ぶかは適度なところで置いてもいいです。感想を読んだ作者がどう思うかまでは予想しきれないからです。でも書いた人の品性が疑われそうな禁句は除いたほうがいいです。
禁句の例
「続きが読みたいです!」の一言のみ。
わかる〜!!!続きもっと読みたい、永遠に読んでたいくらい最高だったってこと〜!!!!!私もよくなる〜!!!!
でもとりあえず、「すっげ〜よかった!」を先に書いてあげてください。プロならまだしも、シロートが生活仕事の合間を縫って書いてるので、すぐにケツを叩かれると泣きたい気分にもなろうものです。
続きがある旨書いてあったら、最後に添えてもいいかも。でも続きの催促はあくまでサブ。
必殺技のような気がしますが、マロなんかのメッセージ、つまり書き手の反応が見える場で言われると困る人が多いと思う。嬉しいけど、受け入れちゃうと調子に乗ってると思われちゃうかもしんないし…。
あと、これを言うなら、定期的にあなたが一番です!というアピールをしていく必要も出てくると思いませんか?大変ですよ…。
これは極端な例ですけど、例えば鬼退治を通してボス鬼に奴隷のようにこき使われていた部下鬼を開放した、というサブプロットをまるまる読み落とす(鬼は全員悪という思い込み等)みたいなミスはしないようにしたい……と思います………せめてキャプション等を読んで、書いた人の意図からずれないようにしたい…
これはマジで自戒…アホなのでやりかねないし、多分作家は指摘してくれない…
他を下げて自作を上げられると、どんな顔していいのかわからなくなると思う………
同人作品より公式とか、カプの比較のほうが多いかも。本気の愛があるゆえにやっちまいがち。けどこれもほんとあるあるで、界隈に不満が多いときにやっちまいそうになりますわね。今の界隈は大丈夫ですが、自戒です。
「上手いですね」
これは……………微妙〜…………
嬉しい人、いると思う。実力志向の人とか、絶対嬉しいと思う。上手く伝えられればとんでもねえ誉になる。
でも、上手いって言ってくるお前は誰やねん、何勝手に順列つけてくれとんねん、という反発心をもたれる可能性もある。私なら、口ではありがとうと言いつつ、(でも商業作家とか大手に比べればゴミじゃん?)と思うと思う。言われたことないけど。
作家が欲しがってるかどうかわからない時は「うまい」より「好き」としておくほうが平和。リスクヘッジです。
作者が喜ぶか
喜ばせるというよりは、不快にさせないと言った方が正しいかも。
キャプションと本人のプロフを読み、可能であれば作品投下後のツイートも見る。
ただこればっかりは相性もあるので、完璧は不可能だと思う。でも、相手の気持ちを想像して嫌な気持ちにさせないよう推敲する作業には意味があると思います。
・嘘は絶対に書かない
話を盛るのはいい。でも、好きじゃないものを好きとは書かない。おあいそはバレます。印象悪いし、悲しませることになる。
作品をじっくり読んでいると、作者がこだわって書いたであろう部分が見つかることがあります。そこは言及する。
特に刺さっていないシーンでも、「臨場感がすごかった」「圧倒された」など、「好き」ではなくとも関心した旨書く。言葉か見つからないときは書かない。
把握するのが難しければ仕方ないけど、わかるなら、作家の解釈と違うことを感じたら書かないほうが無難。怒らせたり、最悪筆を折られたりすると申し訳が立たない。
知人ならともかく、知らない人にはあまり極端なことや過剰なことは書かない。
最後に
読者も色々だが、作家も色々。
こちらがどれだけ心を尽くして感想を書いても、相性が悪かったり、こちらの気付かぬ手落ちがあって相手を不快にさせることはある。
感想そのものがいらない人、特定の褒め言葉で怒り出す人、何を言っても過剰に謙遜する人、そもそも何も聞いていない人、私に褒められても塩対応するくせに、絵馬にほめられると急にはわわし始める人……。
ま、…………そっか〜〜〜〜!!!!!!!!!とお相手はミュートなりブロックなりしてブラウザは閉じ、お気に入りのお茶でも飲んで、今日は寝て全部忘れましょう。二度と送らなければOK〜!!インターネットで他人に期待するのが間違い。
ずーーーーーっと見ているだけだったけど登録しちゃった、増田ってなんだ?私も増田?使い方あってるのかな、わからぬ
私もこの蠱毒の中に飛び込んでみたくて、思っていることを書いてみたよ
ある程度社会で揉まれて、仕事に対する動機って二種類あるのかなと思った
それは【お金のために仕事する人】と【信念のために仕事をする人】のふたつ
どちらが優っているという話ではないけど、
信念サイドの人間に敵わないなという場面は多々あった。
お金サイドの人間は、幼少期からお金に困ることが多く、(家庭環境や出生出身地などが深く関わってくるだろう)貧乏を非常に怖がる。
その分貪欲さがあり、自ら考え結果を出し、自分を売り込むことに余念がない。ある程度の管理職もできるだろう。
逆に、
信念サイドの人間は、幼少期から不足ない生活を送ってきたのだろうか、金銭面の制約がなく心から自分のしたい事を選べる。
その結果それがすごーーく人に対して刺さったりするんだよね。
管理職こそならないけど、奇抜なアイデアや存在感で組織で頭ひとつ抜けている人が多いと思う。
お金サイドの人間は自分の利(給与、評価)にならない事はしないけど、
信念サイドの人間は自分の心のままに動いた結果、高い評価を受けている感じがして、しかもそれを昇進の材料として使わない。
何なら退職して手放したりする。
飄々とやってのけるそれがうらやましい!!
私は生涯お金サイドの人間として生きるだろうが、それに対して特に不満はない。