FC岐阜GK 川口能活 (磐田→FC岐阜) B-
MF 三都主アレサンドロ (栃木SC→FC岐阜) B-
DF 深谷友基 (大分→FC岐阜) C+
MF 太田圭輔 (徳島→FC岐阜) B-
MF 高地系治 (横浜FC→FC岐阜) B+
FW 難波宏明 (水戸→FC岐阜) C+
MF 宮沢正史 (大分→FC岐阜) C+
→ プレーヤーとしてのピークは過ぎているが、日本代表で長く活躍したGK川口(磐田)とMF三都主アレサンドロ(栃木SC)の加入は話題を集めている。新規のお客さんを呼び込もうとするとき2人のネームバリューの高さは大きな助けになるだろう。日本人はベテラン中心の補強になっているが、戦力としてもっとも大きいのは、MF高地(横浜FC)だろう。テクニックがあって、試合をコントロールできる選手なので、中盤に落ち着きをもたらすだろう。また、ボランチのMF宮沢(大分)にはリーダーとしての期待がかかる。
新外国人のFWナザリトとMFヘニキの2人がチームの中心になると思われるが、コロンビア出身のFWナザリトは187センチと高さがある。そこにどういうボールを供給できるかがカギとなるが、サイドアタッカーのMF太田圭(徳島)はあまりいないタイプなので、活躍が期待される。MF染矢(→岡山)が移籍して、中盤は技巧派が多くなっているので、スピードで勝負できるMF太田圭の存在は貴重である。2トップが今シーズンのFC岐阜の基本布陣になるのであればFW難波(水戸)にも多くのチャンスが与えられるだろう。
京都サンガFW 大黒将志 (杭州緑城→京都) B+
FW アレッサンドロ (アメリカMG→京都) B+
FW 有田光希 (神戸→京都) C+
DF 比嘉祐介 (横浜FM→京都) B-
DF 石櫃洋祐 (名古屋→京都) C+
MF 伊藤優汰 (愛媛FC→京都) C-
→ 2013年の途中にFW久保がスイスに移籍して、FW宮吉も怪我がちなので、ストライカーが不足していた。昨シーズンはMF横谷をCFで起用することもあったが、今オフはストライカーにターゲットを絞ったようで、Jリーグで実績のある3人のストライカーを獲得した。中でも期待されるのはFW大黒(杭州緑城)である。所属クラブが定まらなくていろいろなチームを渡り歩いているが、ほとんどのチームで期待どおりに得点力の高さを発揮しているので、エースとしてゴールを量産できると自動昇格が見えてくる。
一方、守備的なポジションはDF安藤とDF染谷がともにJ1のC大阪に移籍したので最終ラインが薄くなっている。CBに関しては穴を埋める補強は無かったので層の薄さが懸念されるが、SBはDF石櫃(名古屋)とDF比嘉(横浜FM)を獲得した。ムードメーカーとしても期待されるDF比嘉は横浜FMではほとんど出番は無かったが運動量の多さは武器となる。大卒3年目となるのでそろそろプロの世界で実績を残したい。DF石櫃はここ数年、怪我もあって出場機会が激減しているが、攻撃力のあるSBなので復活が期待される。
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◆ まとめ #714 【J2】 個人別 移籍評価 (その3) (2014/2/22)
→ J2の全22クラブのオフの補強について「S+」から「E-」まで12段階で個人別に評価しました。新卒選手とJリーグ初参戦の外国人選手とJFLから加入した選手は除いています。単純に選手の能力を評価しているのではなくて、新チームに合いそうな選手、不足しているポジションを補うことができる選手を高く評価しています。その3はFC岐阜・京都・岡山・讃岐・愛媛FCの5チームです。
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