DF/MF 服部年宏 (磐田→東京V→鳥取→FC岐阜)
→ 1998年のフランスW杯と2002年の日韓W杯のメンバーで、国際Aマッチは44試合に出場。黄金時代の磐田の中心選手だったが、40才まで現役でプレーした。東京Vと鳥取を経て2012年にJ2のFC岐阜に移籍。その年の9月に39歳となるシーズンだったが、42試合全てで先発フル出場を果たした。2013年は怪我もあってさすがに衰えが目立つようになったが、リーダーシップのあるMF服部が加入して来なかったら2012年も2013年もともに21位とギリギリでJ2に残ったFC岐阜が残留することはできなかっただろう。
キャリアの終盤はボランチが主戦場となったが、若い頃は左SBや左WBがメインポジションだった。アトランタ五輪代表チームでも中心の1人だったが、本大会の初戦のブラジル戦でいきなりボランチのポジションで起用された。西野監督の賭けだったが、世界的なドリブラーだったMFジュニーニョ・パウリスタを完封して評価を高めた。決して技術の高い選手ではなかったが、磐田のときは周りにいるテクニシャンたちのプレーに刺激を受けてパス能力も向上した。第二の人生での活躍も期待される。
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◆ まとめ #704 2013年限りで現役を引退した名選手たち (下) (2014/2/9)
→ (下)では、MF服部(FC岐阜)、DF伊藤(川崎F)、FW北嶋(熊本)、MFルーカス(FC東京)、FW吉田孝(神戸)の5人をピックアップしています。いずれの選手も長期間に渡って活躍した選手で、特に、MF服部は五輪代表や日本代表でも活躍した名脇役でした。9月に39歳となるシーズンでフルタイム出場を果たした2012年のパフォーマンスは圧巻でした。
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