川崎フロンターレ
MF武岡優斗 (横浜FC→川崎F) C+
FW森島康仁 (大分→川崎F) B+
GK安藤駿介 (湘南→川崎F) C-
MFパウリーニョ (栃木SC→川崎F) S-
→ 何と言ってもMFパウリーニョ(栃木SC)の加入が大きい。大怪我につながりやすいプレースタイルなので、怪我だけが心配材料であるが、ボール奪取力の高いボランチで、闘争心があって、リーダーシップもある。昨シーズンの後半戦は元日本代表のMF稲本がボランチで好プレーを見せていたが、年齢的な不安はあるので、若くて、日本の生活に慣れているMFパウリーニョの獲得というのは非常に大きい。川崎Fが得意としているショートカウンターの威力はさらに増すはずで、ドンピシャの補強と言えるだろう。
FW森島康(大分)の加入も効果的である。昨シーズンは途中でFWパトリックが甲府に移籍したこともあって、高さで勝負できるフォワードがいなかった。補強ポイントの1つだったので、空中戦に強いFW森島康は弱点を補う効果的な補強と言える。ムラがあって、精神的に不安的なところもあるが、C大阪時代の先輩のFW大久保がいるので暴走することはないだろう。MF武岡(横浜FC)は昨シーズンは右SBでもプレーしたが、川崎Fは2列目は層が厚い。「攻撃的な右SB」という役割の方が出場機会は増えるのではないか。
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◆ まとめ #710 【J1】 個人別 移籍評価 (中) (2014/2/17)
→ 毎年恒例になっていますが、J1の全18クラブのオフの補強について「S+」から「E-」まで12段階で個人別に評価しました。新卒選手とJリーグ初参戦の外国人選手とJFLから加入した選手は除いています。単純に選手の能力を評価しているのではなくて、新チームに合いそうな選手、不足しているポジションを補うことができる選手を高く評価しています。
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