カフェウォッカと冷凍フルーツの組み合わせは至高である
カフェウォッカ+フローズンフルーツ=アルティメット・ストロングスタイル
ちょっと色々調べたり聞いたりしないと書けない記事を準備しているのですが、時間がかかっているので息抜きに雑多な更新をします(笑)。
数年前から家飲みにちょっといいレモンサワーを作ることに拘っていて、ベースはウォッカの中でも特にお気に入りであるカフェウォッカを、ボトルごと冷凍庫で保管していました。
ある時、カフェウォッカの隣に置いてあった冷凍イチゴが目に入り、何の気なしに冷凍イチゴを氷替わりにして飲んでみたのです。ようするに、ウォッカのロック、氷が冷凍フルーツに置き換わったと思ってください。
結論から言うと、このカフェウォッカ&冷凍フルーツ(フローズンフルーツ)の飲み方が、めちゃくちゃツボってしまったのです。
ウォッカと言えば、フルーツを漬けた果実酒ならイメージがあるかもしれませんが、今回の飲み方は漬けないタイプです。香味の品が良いと言いますか。強すぎない自然なイチゴの香り、徐々に染み出てくる果実味、上質なウォッカ特有のクリアで柔らかい甘み。喉に滑り落ちていく冷涼感と、それが体温で加熱されてジワリと熱を帯びる感覚。。。
飲み終わったときにグラスに残った冷凍フルーツを口に含むと、半解凍となったそれがしゃりしゃりと冷たく、心地よく、程よい酸味と合わせて口の中をリセットしてくれるのです。だから次の杯に手が伸びてしまうわけですが、途中でちょっとソーダアップしても爽やかに楽しめる。
気が付いたら、カフェウォッカは1週間持たずに昇天していました。夏場の今なんて、もう最高に美味しい飲み方の一つだと断言できます。
どちらが良いとか悪いとかではなく、その日の気分の問題なのですが、ウイスキーばかり飲んでいると強めの樽感が煩わしく感じることもあります。
家飲みするお酒のローテーションとして、これは良いジャンルを見つけたと。ここからコンビニやスーパーでフローズンフルーツを探しては、あるいは近所の八百屋で旬のフルーツを買ってきては、様々な組み合わせを試していくこととなります。※勿論、レモンサワーの探求も続けています。
近年、冷凍フルーツはコンビニでの取り扱いが増え、特にセブンイレブンやローソンなら大概。その他、トップバリューや西友、ハナマサなどでは1年を通じて購入できます。
ということで、ウォッカの銘柄も探索しつつ、様々なフローズンフルーツの組み合わせを試した結果…
ウォッカはカフェウォッカ一択です。
5000円未満で、これ以上のウォッカを見つけることは出来ませんでした。
ウォッカなんてただのアルコールじゃんと思われるかもしれません。実際、普通の1000~2000円のウォッカでも、そこそこ美味しくなります。
しかし、口当たりの柔らかさ、広がる原料由来の甘みは銘柄毎に違いがあり。特に余韻部分は安価なウォッカだとドライで刺激も強い、苦みが出るような感じで、使い方によってはアリだと思いますが、なるほどこういうことかと。カフェウォッカは、ほのかにフルーティーな要素が感じられるだけでなく、余韻のクリアさと自然なキレが特徴で、どう使っても美味いのです。
続いてお薦めの冷凍フルーツは、
・イチゴ
・マンゴー(コンビニ製品のは、アップルマンゴー)
・桃(白、黄)
・メロン(青肉、赤肉)
です。
今の時期は、売っている桃を買ってきて冷凍しておくと幸せになれます。熟れてお勤め品になっちゃってるやつとか良いですね。どうせカットして冷凍するので多少見栄えが悪くてもOK。
とにかくこうして色々試してみるのも楽しいんです。
逆に、合いそうで合わなかったのが冷凍葡萄。後は意外にも冷凍パイナップル。
冷凍葡萄は最初悪くなかったんですが、皮の部分から青っぽさというか苦みが出てしまい、香りも思ったほどよくならず。食べた際にも皮が口に引っ掛かる、半解凍状態の口当たりの悪さも手伝って、残念な組み合わせとなりました。
葡萄を原料としたウォッカであるシロックと、冷凍葡萄の組み合わせなんてオシャレじゃんと思ってたんですが。。。美味しそうなものと、美味しいものは必ずしもイコールじゃないってことですね。
また、パイナップルなんてド本命だと思っていたんですが、某711で購入してきたものは思ったよりも甘みが出ず、逆に芯に近い部分に当たると残念な結果に…。ただこれはシロップ漬けの缶詰パイナップルを使って、自分で冷凍パイナップルを自作したりすると美味しく仕上がるものもあるので、モノによりけりと言うことになります。
(オマケ:爽やかな香りが特徴の瀬戸内レモン。この皮の部分をカフェウォッカに沈め、フレーバーウォッカを自作。更に蜂蜜レモンを作り、これを隠し味に造る自家製レモンサワーが最高!)
ということで、あれ?良いウォッカが家にある生活、面白いんじゃない?となって、一時期家飲みはこればっかりになっていました。途中からヤバいと思って消費を抑えましたが、去年1年間で5~6本飲んだと思います。
世間一般ではストロング系チューハイ、アルコール飲料が流行っており、酒カス御用達飲料なんて言われたりしています。ストロング系飲料のベースは甲類アルコール、ウォッカ等で、そこにフレーバーを後付けして炭酸で割っているわけですが、冷静に考えると自分のハマってるこの飲み方、言わばストロング原液なのではないかと。(コスト、質とも全く違いますが)
つまり、カフェウォッカ+フローズンフルーツ=更なるストロングスタイル…アルティメットストロングスタイル!?
まだ暑い日々が続いていますが、そんな時に楽しむ爽やかなお酒を探している方、こんな飲み方は如何でしょうか。めちゃくちゃ飲みやすいので、くれぐれも飲みすぎには注意です!!
オマケ2:ちょうど飲み切ってしまっていてカフェウォッカは使ってないですが、アイスボックスを使って、ジンやレモンで少しフレーバーを整えてからソーダで割っても…美味いんですよねぇ(酒カス)