新型コロナウイルス ワクチン2回目の接種を終えたので経過をまとめてみた
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東京都の新規感染者数がついに4000人越え。緊急事態宣言は効果があるのかと疑問視され、その一方で政府から手詰まりであるとするコメントまでている昨今。。。
これまでと決定的に違うことは、東京都だけでなく周辺3県でも感染者が過去最大となっていること。東京都は日中、3県からの人の移動で人口が増える街です。感染力の高いデルタ型にウイルスが置き換わりはじめ、人の移動によってウイルスが媒介、拡散されることで、今までのように1つの地域だけで考えることが難しくなってきているように感じます。
こうした状況下において、ワクチンは希望の光であり、最後の砦であると言えます。
真偽含めてあれこれ言われていますが、現在の感染分布をみると、接種を終えた世代に対して、接種をしていない20~50代を中心に感染が増えていること等から、私は一定の効果があるものとみています。
先日、くりりんは自衛隊の大規模接種で無事2回目のワクチン接種を終え、もはや通過儀礼、あるいは対価と言える副反応(副作用)も経験しました。特に2回目の副反応は、アナフィラキシーショック等重篤なものを除けば、重たい部類に入るモノだったと思います。
ウイスキー愛好家の皆様は、これから打たれるという方。あるいは打つかどうか悩んでいる方もいらっしゃると思います。
以下に自分がワクチン接種にあたって参考にした情報、経験した副反応と対策をまとめますので、参考にしていただければと思います。なお、接種ワクチンはモデルナ社製です。
※ワクチンやコロナウイルスに関する情報は、以下のサイトを一番参照しました。信頼できるソースに基づく見解がまとめられており、大変参考になります。
新型コロナのワクチン、打った方が良い?~mRNAワクチンの効果と安全性、よくある誤解 | お薬Q&A 〜Fizz Drug Information〜 (fizz-di.jp)
ワクチン接種1回目:6月24日
副反応:筋肉痛、微熱。
・注射した側の腕(三角筋、上腕筋)に強めの筋肉痛。筋トレで追い込んだ後みたいな感じが2日程度。
・接種から24時間後あたりで37℃の微熱が半日程度。
ワクチン接種2回目:7月26日
副反応:高熱、熱によるだるさ、頭痛、筋肉痛。
・接種3~6時間後。37℃の微熱。軽く節々の痛み、動作が緩慢になり始める。
・接種9時間後。体温が38℃台に。倦怠感、注射した側の腕に筋肉痛。
・接種12時間後。体温が39℃台。
・接種15時間後。体温が40℃台。筋肉痛が消える。ただ体温が高いだけで比較的意識ははっきりしていたが、倦怠感はあり、体力をごっそり持っていかれる。
・接種24時間後。体温39℃台。頭痛がひどい。筋肉痛は軽め。
・接種36時間後。体温38℃台。頭痛、筋肉痛は変わらず。
・接種48時間後。体温37℃台。38℃台に一度上がるが、平熱に戻る。注射箇所が赤く腫れ、熱を持つ。筋肉痛は軽めだが残っている。
・接種60時間後。平熱。注射箇所の赤い腫れは、翌日にほとんど消えた。
※12時間~48時間にかけ、解熱剤(カロナール)を摂取すると、1℃程度体温が下がるが、効果時間が切れると元に戻った。
補足情報:
・副反応は人によって異なる。自分の周囲では、妻は37℃台の発熱で済み、かなり軽度だった。
・自分とほぼ同じタイミングで接種したウイスキー繋がりの知人Y氏もまた微熱程度で済み、その日から普通に仕事していた。
・もう一人の知人S氏は、自分同様に高熱が発生。その後は吐き気が残っている模様。
対応策:
・血栓のリスク低減のため、接種30分程度前に、麦茶600mlを飲んでおいた。
・1回目については何も対応に必要なし。
・2回目は、例えばインフルエンザを想定した準備を推奨。(水やスポーツ飲料、ゼリー飲料、カロナール等のアセトアミノフェン系の解熱剤、冷えピタ、厚手の寝具(パジャマ、布団))
ということで、2回目の副反応では人生初の40度越えを経験。熱が39℃台から中々下がりませんでした。免疫力の強い人ほど反応が強く出ると言われていますが、自分は一部抗生剤銘柄へのアレルギーを持っているので、それも影響したのかもしれません。
〇ぬかもしれんと、HDDデータ削除を真剣に考えましたね(笑)。
対応策として色々準備はしていましたが、盲点だったのが寝具です。なんせ今は真夏です。厚手のパジャマも、布団も、普通は衣替えでしまっていると思います。しかし39℃、40℃出た状態で薄手の掛布団、パジャマでは寒気を覚えて辛さ倍増です。
手間かもしれませんが、どちらかは用意しておくことを推奨します。
まとめ:
こうした情報は、私の記事に限らず多くのメディアでも語られています。副反応への恐怖から接種に後ろ向きとなる方もいらっしゃると思います。
これだけの高熱に、高い確率で苦しめられる可能性があるならば、いっそ摂取しないほうが良いのではないかと考え方もあるでしょう。
他方で、これらの副反応について共通しているのが、息苦しさ、咳、胸の痛みといった、呼吸器に関する症状は出ていないことです。
勿論人によって副反応は異なる部分もあるため、ゼロとは言い切れませんが、ワクチン供給側が発表している想定される症状としては、熱、筋肉痛、頭痛、吐き気、等です。コロナにかかった場合の呼吸器への影響は、過去の症例から後の人生に影響を及ぼすレベルのものがザラにあります。何より、死亡率という点では比較になりません。
そして研究結果、検証結果から、ワクチンを接種した人のほうが、重症化率が低く、発症率も低い、と言うことも明らかとなっています。
こうした情報や経験をもって、絶対に打つべきだと、強制するつもりはありません。
要するに、自分と、周囲の人間と、そして発症によるリスクを含めてどうとるかの問題です。デマ信じ、周囲を巻き込むように発信するのは問題外ですが、正しい情報をもったうえで判断するのは個人ですから。
そんなわけで接種から1週間近く経過し、予定通りなら抗体が付いているはず。よっしゃ、これで自分は大丈夫だ、夜の街へ遊びに行くぜ!という話ではなく、あくまでコロナウイルスという銃弾が飛び交う街中で生きていくうえでの防弾ベストを着ることが出来た、位の認識ですね。
我が家はワクチン未接種の子供もいるので、当面はマスク&自粛生活です。
ですが、接種者が増え、重傷者が減り、コロナウイルスの脅威を社会全体で低下させることが出来たならば、感染者数が増えようとも、以前に近い生活も戻ってくるのでしょう。実際は同様に怖いウイルスであるインフルエンザが毎年感染拡大しても、社会は普通に回ってましたよね。
ウイスキーで言えば、BARの営業再開だけでなく、イベント等の再開も待ち遠しいです。
以上ワクチン接種に関するくりりんの体験談でした。参考になりましたら幸いです。