2020.05.27
20200526 火
6時15分起床。
昨晩の段階ではよくわからなかったので、起きてすぐに、今後のわが行動に大きな影響を及ぼす「都道県をまたぐ移動自粛」について、新聞やネットで調べてみる。
政府は、「都道府県をまたぐ不要不急の移動は5月末まで自粛を呼び掛ける」、「6月1日以降は、18日までは5つの都道県との間の移動は慎重に対応するよう促す」――ということを緊急事態宣言の全解除を正式決定する際に合わせて決定したという。
つまり、端的に言えば「6月1日からは、5都道県を除き、移動は自粛しなくていいよ」ということだ。
おーし、そうであれば、昨晩画策した東北旅のセンは消えて、6月初旬からの四国旅が唯一無二の選択肢となる。これで決定だな。6月1日以降の様子を見ながらになるけれども、準備が整い次第出発することにしようか。道の駅、日帰り入浴施設、見学スポットや観光地などの営業情報が重要となるほか、梅雨の季節であることが気になる点となるが、ようやくにして旅に出られる状況になってきたことがうれしい。
朝のうちにはブログの更新と株式市況のチェックを済ませ、その後はにわかに現実味が増してきた四国旅の情報整理に勤しむ。
(25日午前、「新型コロナに関する諮問委員会」で緊急事態宣言解除の方針を示す西村経済再生相)
昼前の外出は天童方面。久野本の「食遊館茶茶茶(さんちゃ)」を6年2か月ぶりに再訪して、マーチャンセット935円を。いつの間にか消費税が外税になっている。
大皿にどっかりと盛り付けられたマーチャンは大量で迫力満点。こんなに多く食べるつもりではなかったのだけどな。赤ピーマンで彩りが施されたチャーハンは油が少なめでピラフ風。チャーシューの角切りが多く入っているが、塩味が薄めなのが気になる。卓上には塩がないな、えい、醤油をかけちゃえ。
麻婆豆腐は本場の辣油・甜面醤・花山椒バリバリといったものではなく、日本人の舌に馴染むほの辛い程度の仕立て。レタス・大根・ニンジンの生野菜にかけられたドレッシングはピーナッツ風味が際立っていておいしく、さりげなくオリジナリティをアピールしている。
これで850円ならば、チャーハンではく白いご飯だったとしても安いのではないかと一時は思ったが、外税の10%が加わるのであれば、料金的に妥当と思えるものに変わってしまう。それほどに大衆食堂における外税の影響は大きく、けっしていいイメージを持てないということだ。
それにしても、ああ腹がくちい。
戻る途中に銀行に寄って、通帳から母とつれあいの分の定額給付金20万円を引き出し、うち10万円は母の口座へ入金し、残り10万円は封筒に入れてつれあいへ。世帯主に一括して振り込まれる市役所からの入金自体はまだのようだ。
昨日の夜つれあいから、水漏れがしていたエコキュートの修理代金を振り込んでおいてねと、3万7千円余りの請求書を渡されていた。なんだかすんなりと腑に落ちないところもあるが、当方の分の給付金でこれを支払うことになってしまっている。この給付金を見越してすでに13万円余りのパソコンを買っているので、自分は10万円の収入に対して合わせておよそ17万円を使ってしまう形になるのだった。ここだけ見れば国の補正予算の投資効果はなんと1.7倍だ。
支出が多い一方では、コロナ禍が一段落して株価の調子はいい。今日は108万円の増額で、月、火の2営業日だけで持ち株評価額が200万円も上がっている。こういう日々がずっと続けばいい。
まあ、そうばかりはいかないことはよくわかっている。コロナが蔓延し始めた数か月前は毎日のように100万円前後ずつ評価を下げていたことだってあり、あのときの手ひどい負けはまだ到底取り返せずにいる。多少上げたとしてもまだ売って利益を得る段階までは回復していないので、塩漬けの状態はまだ続くのだ。日経平均が2万2千円を超えていくぐらいになるまではもうしばらく我慢だろうな。
(okinawa image 石垣島)
夜の飲み方は鱈のあんかけとわらびのお浸しで、いずれもうまい。肉々しくないのがいい。合わせる録画は「孤独のグルメ」の中野区チキン南蛮と地鶏もも串編。チキン南蛮と言えば九州宮崎、連想するのは宮崎名物の冷や汁で、それが食べたい。ほかに「絶メシロード」の焼きそば大が500円の栃木市「焼きそば櫻井」編。「おしゃれイズム」の広瀬すず編は単に広瀬がかわいいので録画してみたものだ。
夜の作業で愛媛県が終わって、明日からは高知県だ。
23時過ぎに消灯。
本日の読書は激少で、「琉球の舞姫」を30ページ。停滞、頓挫、それっきり……といった言葉が浮かぶ。
昨晩の段階ではよくわからなかったので、起きてすぐに、今後のわが行動に大きな影響を及ぼす「都道県をまたぐ移動自粛」について、新聞やネットで調べてみる。
政府は、「都道府県をまたぐ不要不急の移動は5月末まで自粛を呼び掛ける」、「6月1日以降は、18日までは5つの都道県との間の移動は慎重に対応するよう促す」――ということを緊急事態宣言の全解除を正式決定する際に合わせて決定したという。
つまり、端的に言えば「6月1日からは、5都道県を除き、移動は自粛しなくていいよ」ということだ。
おーし、そうであれば、昨晩画策した東北旅のセンは消えて、6月初旬からの四国旅が唯一無二の選択肢となる。これで決定だな。6月1日以降の様子を見ながらになるけれども、準備が整い次第出発することにしようか。道の駅、日帰り入浴施設、見学スポットや観光地などの営業情報が重要となるほか、梅雨の季節であることが気になる点となるが、ようやくにして旅に出られる状況になってきたことがうれしい。
朝のうちにはブログの更新と株式市況のチェックを済ませ、その後はにわかに現実味が増してきた四国旅の情報整理に勤しむ。
(25日午前、「新型コロナに関する諮問委員会」で緊急事態宣言解除の方針を示す西村経済再生相)
昼前の外出は天童方面。久野本の「食遊館茶茶茶(さんちゃ)」を6年2か月ぶりに再訪して、マーチャンセット935円を。いつの間にか消費税が外税になっている。
大皿にどっかりと盛り付けられたマーチャンは大量で迫力満点。こんなに多く食べるつもりではなかったのだけどな。赤ピーマンで彩りが施されたチャーハンは油が少なめでピラフ風。チャーシューの角切りが多く入っているが、塩味が薄めなのが気になる。卓上には塩がないな、えい、醤油をかけちゃえ。
麻婆豆腐は本場の辣油・甜面醤・花山椒バリバリといったものではなく、日本人の舌に馴染むほの辛い程度の仕立て。レタス・大根・ニンジンの生野菜にかけられたドレッシングはピーナッツ風味が際立っていておいしく、さりげなくオリジナリティをアピールしている。
これで850円ならば、チャーハンではく白いご飯だったとしても安いのではないかと一時は思ったが、外税の10%が加わるのであれば、料金的に妥当と思えるものに変わってしまう。それほどに大衆食堂における外税の影響は大きく、けっしていいイメージを持てないということだ。
それにしても、ああ腹がくちい。
戻る途中に銀行に寄って、通帳から母とつれあいの分の定額給付金20万円を引き出し、うち10万円は母の口座へ入金し、残り10万円は封筒に入れてつれあいへ。世帯主に一括して振り込まれる市役所からの入金自体はまだのようだ。
昨日の夜つれあいから、水漏れがしていたエコキュートの修理代金を振り込んでおいてねと、3万7千円余りの請求書を渡されていた。なんだかすんなりと腑に落ちないところもあるが、当方の分の給付金でこれを支払うことになってしまっている。この給付金を見越してすでに13万円余りのパソコンを買っているので、自分は10万円の収入に対して合わせておよそ17万円を使ってしまう形になるのだった。ここだけ見れば国の補正予算の投資効果はなんと1.7倍だ。
支出が多い一方では、コロナ禍が一段落して株価の調子はいい。今日は108万円の増額で、月、火の2営業日だけで持ち株評価額が200万円も上がっている。こういう日々がずっと続けばいい。
まあ、そうばかりはいかないことはよくわかっている。コロナが蔓延し始めた数か月前は毎日のように100万円前後ずつ評価を下げていたことだってあり、あのときの手ひどい負けはまだ到底取り返せずにいる。多少上げたとしてもまだ売って利益を得る段階までは回復していないので、塩漬けの状態はまだ続くのだ。日経平均が2万2千円を超えていくぐらいになるまではもうしばらく我慢だろうな。
(okinawa image 石垣島)
夜の飲み方は鱈のあんかけとわらびのお浸しで、いずれもうまい。肉々しくないのがいい。合わせる録画は「孤独のグルメ」の中野区チキン南蛮と地鶏もも串編。チキン南蛮と言えば九州宮崎、連想するのは宮崎名物の冷や汁で、それが食べたい。ほかに「絶メシロード」の焼きそば大が500円の栃木市「焼きそば櫻井」編。「おしゃれイズム」の広瀬すず編は単に広瀬がかわいいので録画してみたものだ。
夜の作業で愛媛県が終わって、明日からは高知県だ。
23時過ぎに消灯。
本日の読書は激少で、「琉球の舞姫」を30ページ。停滞、頓挫、それっきり……といった言葉が浮かぶ。
2020.05.28
20200527 水
6時にいったん目覚めるも、まだ眠いので7時まで寝床に滞留する。
起きて地方新聞に目を通すと、一面には県が県境をまたぐ自粛を来月から解除することを決定したとの報道。よぉし、そうなのだな。これは国の指針どおりで、5都道県は慎重にとの但し書きが付く。おそらくどこの府県でも同様の措置が下されるだろうから、状況はほぼ確実に新たな段階に入ったと言っていいだろう。以前の日常が戻ってきつつあることは素直にうれしい。
8時頃まで書きものをして、管理している2つのブログで記事を1本ずつ公開する。
その後は四国旅の情報整理。この日は高知県の西の端の宿毛市からスタートして、結果、夜までに須崎市まで進出した。資料収集の段階から仮想の旅を大いに楽しんでいる。
パソコンでは株式市況もチェックしながら。結果、東証の大引けでは今日も日経平均が150円近く、0.7%ほど上がる中で、持ち株は空運の過熱感が一段落して多少下げたほかは軒並み上がり、全体として2%以上増加した。すごいな、今週は連騰だ。経常損益を解消するまでもう一息というところまできた。
(okinawa image 紅型模様)
11時過ぎに外出し、洗濯した衣類や所望の食料などを持参して母の老人ホームを訪問する。6月1日からは検温ののち15分ほどであれば居室に入れるとの貼り紙が出ていた。
その後は早めの昼メシだ。朝食をとっていないので、ブランチとなる。本町にある「そば茶屋たがま家」という店が未訪なので、そこで肉そばを食べようかと調べてみた。すると、2019年中に「鳥から・肉そば よりみち食堂」という店に変わっている模様。ふぅん、だったらそこに行こう。
入店してメニューを見ると、肉そばに3種類から選べるミニ丼を添えたランチセットもよさそうだが、「めんたいマヨ鳥から定食」850円がもっとよさそうだったので、肉そばはあっさり放棄してそちらへ。
でっかい唐揚げが2個! とてもかぶりつけない大きさなので、ナイフとフォークが添えられている。それでざくりと切ってから口に運べば、居酒屋の唐揚げらしい生姜の効いた和風寄りのいい風味が口に広がる。サクサクとした衣の食感もいい。しかし、めんたいマヨ自体は量が少ない。商品名に冠されるぐらいなのだから、もっとたっぷりかけてもらわんと。
野菜も多いし味噌汁もおいしく、どこぞの店と違って内税の850円こっきり。街なかでも駐車場が店前に3台分あるし、いいんじゃないか、この店。次回は選べるランチセットをいこうか。
午後から夜までの間、ほとんどデスクの前から離れずに作業をする。パソコンを使うものが多いので、続けすぎると眼にくる。
この間、1時間の入浴と、1時間半の飲酒と録画視聴の寛ぎタイムを挟む。本日の録画は、1982年の映画「海峡」。東宝創立50周年記念作品で、高倉健、吉永小百合、森繁久彌、三浦友和など豪華な出演陣を揃えている。健さんが好きなのだ。
地質学を修めた鉄道員の阿久津剛(高倉健)は青函トンネルを実現する地質調査のため龍飛崎を訪れる。そんな折、岸壁から身を投げようとしていた女、多恵(吉永小百合)を救い、呑み屋に世話する。再び生きる気持ちになった多恵は、何かと阿久津の世話をし始めるのだが、国鉄の人事で阿久津が他の土地に転勤になり、当時の国鉄総裁の方針などで、なかなか計画の進まない時も訪れる。――という形で進んでいく。
(映画「海峡」の、38年前の吉永小百合。)
残念だったのは、飲んで観ている真っ最中に母から電話があったことだ。
眩暈がするので病院に行きたいから、移動制限が緩和される6月になったら連れて行けということのようなのだ。せっかく感情移入して観ていたのに、急に現実へと引き戻される。
連れて行くのはいい。しかし、何か病状があれば施設の契約医師?と相談して対応を決めるべきなのに、母はこの医者が嫌いだし信用できないと感情的な主張をし、医者や看護師、施設の職員らに何も相談しないで独断で、馴染みの医師に会いに行きたがっているのだった。老人特有の頑迷さ、わがままさがこのところ急激に増している。
話が冗長で理屈になっていないために、こちらもつい言うべきことは言ってしまうので、徐々に会話がとげとげしくなっていく。後半になって、娘(わが妹)のつれあいはいろいろ相談に乗ってくれるのに、どうして実の息子のお前は話を聞いてくれないのかと言い出す始末。口には出さないが、人の話を聞かずに一方的にしゃべっているのはそちらのほうだと思うのだがどうか。また、善意しか持たずにたまに様子を見に来る者と、間近で責任を持って診ている者の立場は、自ずと違うに決まっているだろう。
最後はかけてきた人間のほうから一方的に電話を切られる。いったい何なんだよ、もう。飲んでいるグラスの動きを止めて、情緒的でうんざりするような老人の繰り言を20分近くも聞かされ、こちらが伝えたいことは暖簾に腕押しといった按配で、澱のような徒労感と失意ばかりが残ってしまったではないか。
料理は冷め、グラスの氷は溶け、映画は全部観きれず途中までとなる。がっかりだな。歳はとりたくないものだ。映画の続きは明日以降にしよう。
23時過ぎの段階で、本日の作業はここまでにして減速態勢へ。寝床で少し本を読んで眠りへ。
成果は「琉球の舞姫」を60ページ。同じ江戸時代の歴史小説でも、ストーリーを追うことが中心の展開でしかなく、藤沢周平の抒情的文学的な筆致とは異なり、読んでいて退屈なのだった。
起きて地方新聞に目を通すと、一面には県が県境をまたぐ自粛を来月から解除することを決定したとの報道。よぉし、そうなのだな。これは国の指針どおりで、5都道県は慎重にとの但し書きが付く。おそらくどこの府県でも同様の措置が下されるだろうから、状況はほぼ確実に新たな段階に入ったと言っていいだろう。以前の日常が戻ってきつつあることは素直にうれしい。
8時頃まで書きものをして、管理している2つのブログで記事を1本ずつ公開する。
その後は四国旅の情報整理。この日は高知県の西の端の宿毛市からスタートして、結果、夜までに須崎市まで進出した。資料収集の段階から仮想の旅を大いに楽しんでいる。
パソコンでは株式市況もチェックしながら。結果、東証の大引けでは今日も日経平均が150円近く、0.7%ほど上がる中で、持ち株は空運の過熱感が一段落して多少下げたほかは軒並み上がり、全体として2%以上増加した。すごいな、今週は連騰だ。経常損益を解消するまでもう一息というところまできた。
(okinawa image 紅型模様)
11時過ぎに外出し、洗濯した衣類や所望の食料などを持参して母の老人ホームを訪問する。6月1日からは検温ののち15分ほどであれば居室に入れるとの貼り紙が出ていた。
その後は早めの昼メシだ。朝食をとっていないので、ブランチとなる。本町にある「そば茶屋たがま家」という店が未訪なので、そこで肉そばを食べようかと調べてみた。すると、2019年中に「鳥から・肉そば よりみち食堂」という店に変わっている模様。ふぅん、だったらそこに行こう。
入店してメニューを見ると、肉そばに3種類から選べるミニ丼を添えたランチセットもよさそうだが、「めんたいマヨ鳥から定食」850円がもっとよさそうだったので、肉そばはあっさり放棄してそちらへ。
でっかい唐揚げが2個! とてもかぶりつけない大きさなので、ナイフとフォークが添えられている。それでざくりと切ってから口に運べば、居酒屋の唐揚げらしい生姜の効いた和風寄りのいい風味が口に広がる。サクサクとした衣の食感もいい。しかし、めんたいマヨ自体は量が少ない。商品名に冠されるぐらいなのだから、もっとたっぷりかけてもらわんと。
野菜も多いし味噌汁もおいしく、どこぞの店と違って内税の850円こっきり。街なかでも駐車場が店前に3台分あるし、いいんじゃないか、この店。次回は選べるランチセットをいこうか。
午後から夜までの間、ほとんどデスクの前から離れずに作業をする。パソコンを使うものが多いので、続けすぎると眼にくる。
この間、1時間の入浴と、1時間半の飲酒と録画視聴の寛ぎタイムを挟む。本日の録画は、1982年の映画「海峡」。東宝創立50周年記念作品で、高倉健、吉永小百合、森繁久彌、三浦友和など豪華な出演陣を揃えている。健さんが好きなのだ。
地質学を修めた鉄道員の阿久津剛(高倉健)は青函トンネルを実現する地質調査のため龍飛崎を訪れる。そんな折、岸壁から身を投げようとしていた女、多恵(吉永小百合)を救い、呑み屋に世話する。再び生きる気持ちになった多恵は、何かと阿久津の世話をし始めるのだが、国鉄の人事で阿久津が他の土地に転勤になり、当時の国鉄総裁の方針などで、なかなか計画の進まない時も訪れる。――という形で進んでいく。
(映画「海峡」の、38年前の吉永小百合。)
残念だったのは、飲んで観ている真っ最中に母から電話があったことだ。
眩暈がするので病院に行きたいから、移動制限が緩和される6月になったら連れて行けということのようなのだ。せっかく感情移入して観ていたのに、急に現実へと引き戻される。
連れて行くのはいい。しかし、何か病状があれば施設の契約医師?と相談して対応を決めるべきなのに、母はこの医者が嫌いだし信用できないと感情的な主張をし、医者や看護師、施設の職員らに何も相談しないで独断で、馴染みの医師に会いに行きたがっているのだった。老人特有の頑迷さ、わがままさがこのところ急激に増している。
話が冗長で理屈になっていないために、こちらもつい言うべきことは言ってしまうので、徐々に会話がとげとげしくなっていく。後半になって、娘(わが妹)のつれあいはいろいろ相談に乗ってくれるのに、どうして実の息子のお前は話を聞いてくれないのかと言い出す始末。口には出さないが、人の話を聞かずに一方的にしゃべっているのはそちらのほうだと思うのだがどうか。また、善意しか持たずにたまに様子を見に来る者と、間近で責任を持って診ている者の立場は、自ずと違うに決まっているだろう。
最後はかけてきた人間のほうから一方的に電話を切られる。いったい何なんだよ、もう。飲んでいるグラスの動きを止めて、情緒的でうんざりするような老人の繰り言を20分近くも聞かされ、こちらが伝えたいことは暖簾に腕押しといった按配で、澱のような徒労感と失意ばかりが残ってしまったではないか。
料理は冷め、グラスの氷は溶け、映画は全部観きれず途中までとなる。がっかりだな。歳はとりたくないものだ。映画の続きは明日以降にしよう。
23時過ぎの段階で、本日の作業はここまでにして減速態勢へ。寝床で少し本を読んで眠りへ。
成果は「琉球の舞姫」を60ページ。同じ江戸時代の歴史小説でも、ストーリーを追うことが中心の展開でしかなく、藤沢周平の抒情的文学的な筆致とは異なり、読んでいて退屈なのだった。
2020.05.29
20200528 木
5時半に覚醒したが、6時20分起床。今日は終日晴れとなりそうだ。
朝のルーチンワークは8時前までに済ませてしまう。そこからは旅の情報の収集・整理へと移行。
途中からは東京の株式市況を眺めながら進めるが、この日もべらぼうに上げている。500円近く高い終値。広告業や自動車、鉄鋼関連などが激上げして、持ち株評価額はこの日、損益分岐点を軽々と超えて、とうとうプラスに転じた。これまできつい下げの中、いつかは回復すると信じて、必死で下がっては買いをずっと繰り返していたが、その甲斐があったというものだ。だが、復活の道はまだまだ半ばであって、多少プラスになった程度ではまったく満足していない。今後も波はあるにせよしばらくは回復基調で行くだろうが、手法としては、さらに買い増すというやり方ではなく、持っているものをどういうタイミングまで持ち続けるか、いつになったら手放すかということに意を用いていきたい。もうしばらくはホールドし、大きく動き出すのはその先のことだ。
昼メシは、蔵王成沢の旧13号沿いにあるうどん店「かしわや」を初訪問。前から入ってみたかった小さな店だったものの、12時開店のため仕事を持っていた時分にはハードルが高かった。
この日一人目の客となって、醤油うどん550円を所望。はじめに甘酢仕立て、柚子胡椒付きの冷奴が供され、店主に初めてかと訊かれる。そうだと答えると、店の流儀や食べ方についていろいろと丁寧に教えてくれる。写真を撮る都合があるので豆腐は食べずにじっと我慢する。
しばらくして出来上がったうどんは、蒲鉾の上の生姜の脇に柚子胡椒を載せて、生醤油を3周ぐらい回しかけて食べるのがうまいのだとのことなので、そのように。極太で全粒粉のうどんは、練りが稠密で重量感があり、抜群の弾力性も併せ持つ。これがおいしくないはずはない。
食後には、店主がどうでした?と。素直にうどんを褒めると、玉うどんの1.5倍の量があり、使用する小麦粉の量で言えば2倍ぐらいなので、腹持ちはかなりいいはずだとのこと。大盛りは200円増しでこの倍の量になり、多くの客はそれをぺろりと平らげているというのだが、それは自分にとっては多すぎるだろう。この日も初入店した店で大きな成果があった。
(かしわやの醤油うどん)
午後も四国のバーチャル旅を続行するが、佳境に入った頃になってまたもや母から電話が来る。愚痴と繰り言を聞くことになるのが必定なので何回か出ないでいると、出るまで何度もかかってくるので鬱陶しい。嫌なことは逃げると追いかけてくるとはよく言ったものだ。今度の用件は眼科の点眼薬をもらってこいということで、よくぞいろいろなことを思いつく。
夜になってからも飲んでいるときにまたもや電話が来て、とうとう具体的な用向きではなく、思い出した昔のことを話して聞かせたいだけの内容になってしまった。誰かと話していたい気持ちはわからないではないが、よくもまあこれほどに聞かされる相手のことを思いやらずにあちこちに電話できるものだと思う。
もともと電話は詰まるところ、相手先に何かを強いるリモート操作でしかないと思っていて好きではないが、こういうことが続くとますます嫌いになり、スマホを傍に置いておくのがいやになる。
病院に行きたい、美容院に行きたい、家に一時帰休したい、施設はひどいところなのでもう家に帰りたいと、まだまだ意欲旺盛というか人生に求めるものばかりがたくさんあるようだが、それらはすべてまだクラスター感染の警戒を解いていない施設側がOKを出さなければ実現しないことだ。したがって、まずは施設の了解を取るよう伝えているのだが、何度言ってもそういうことには従わずお構いなしなんだものなぁ。
というわけで、飲んでいた酒もおいしくなく、今夜もぐったりとした気分になって時間が経っていくのだった。
四国旅の資料は高知県を西から東へと進め、夜までには室戸岬に到達した。
読書は、「琉球の舞姫」を40ページ余り読んで読了。また、何日ぶりかで「組踊の世界」を50ページ。
(okinawa image 平敷屋エイサー)
朝のルーチンワークは8時前までに済ませてしまう。そこからは旅の情報の収集・整理へと移行。
途中からは東京の株式市況を眺めながら進めるが、この日もべらぼうに上げている。500円近く高い終値。広告業や自動車、鉄鋼関連などが激上げして、持ち株評価額はこの日、損益分岐点を軽々と超えて、とうとうプラスに転じた。これまできつい下げの中、いつかは回復すると信じて、必死で下がっては買いをずっと繰り返していたが、その甲斐があったというものだ。だが、復活の道はまだまだ半ばであって、多少プラスになった程度ではまったく満足していない。今後も波はあるにせよしばらくは回復基調で行くだろうが、手法としては、さらに買い増すというやり方ではなく、持っているものをどういうタイミングまで持ち続けるか、いつになったら手放すかということに意を用いていきたい。もうしばらくはホールドし、大きく動き出すのはその先のことだ。
昼メシは、蔵王成沢の旧13号沿いにあるうどん店「かしわや」を初訪問。前から入ってみたかった小さな店だったものの、12時開店のため仕事を持っていた時分にはハードルが高かった。
この日一人目の客となって、醤油うどん550円を所望。はじめに甘酢仕立て、柚子胡椒付きの冷奴が供され、店主に初めてかと訊かれる。そうだと答えると、店の流儀や食べ方についていろいろと丁寧に教えてくれる。写真を撮る都合があるので豆腐は食べずにじっと我慢する。
しばらくして出来上がったうどんは、蒲鉾の上の生姜の脇に柚子胡椒を載せて、生醤油を3周ぐらい回しかけて食べるのがうまいのだとのことなので、そのように。極太で全粒粉のうどんは、練りが稠密で重量感があり、抜群の弾力性も併せ持つ。これがおいしくないはずはない。
食後には、店主がどうでした?と。素直にうどんを褒めると、玉うどんの1.5倍の量があり、使用する小麦粉の量で言えば2倍ぐらいなので、腹持ちはかなりいいはずだとのこと。大盛りは200円増しでこの倍の量になり、多くの客はそれをぺろりと平らげているというのだが、それは自分にとっては多すぎるだろう。この日も初入店した店で大きな成果があった。
(かしわやの醤油うどん)
午後も四国のバーチャル旅を続行するが、佳境に入った頃になってまたもや母から電話が来る。愚痴と繰り言を聞くことになるのが必定なので何回か出ないでいると、出るまで何度もかかってくるので鬱陶しい。嫌なことは逃げると追いかけてくるとはよく言ったものだ。今度の用件は眼科の点眼薬をもらってこいということで、よくぞいろいろなことを思いつく。
夜になってからも飲んでいるときにまたもや電話が来て、とうとう具体的な用向きではなく、思い出した昔のことを話して聞かせたいだけの内容になってしまった。誰かと話していたい気持ちはわからないではないが、よくもまあこれほどに聞かされる相手のことを思いやらずにあちこちに電話できるものだと思う。
もともと電話は詰まるところ、相手先に何かを強いるリモート操作でしかないと思っていて好きではないが、こういうことが続くとますます嫌いになり、スマホを傍に置いておくのがいやになる。
病院に行きたい、美容院に行きたい、家に一時帰休したい、施設はひどいところなのでもう家に帰りたいと、まだまだ意欲旺盛というか人生に求めるものばかりがたくさんあるようだが、それらはすべてまだクラスター感染の警戒を解いていない施設側がOKを出さなければ実現しないことだ。したがって、まずは施設の了解を取るよう伝えているのだが、何度言ってもそういうことには従わずお構いなしなんだものなぁ。
というわけで、飲んでいた酒もおいしくなく、今夜もぐったりとした気分になって時間が経っていくのだった。
四国旅の資料は高知県を西から東へと進め、夜までには室戸岬に到達した。
読書は、「琉球の舞姫」を40ページ余り読んで読了。また、何日ぶりかで「組踊の世界」を50ページ。
(okinawa image 平敷屋エイサー)
2020.06.03
20200602 火
朝方の雨音で目を覚ますが、こういう暗い朝はすぐに起きる気になれずベッドでごろごろして、つれあいが出かけるまで起きずにいた。起きられない原因は天候だけでなく自分にもあって、それは昨晩汗をかき過ぎた長湯が疲労になって蓄積しているのと、体から水分が抜けたので朝の尿意から解放されたことが考えられるのではないか。
いずれにしてもさえない朝となり、新聞を読んだりすればもう9時となり東京市場が開く。いくつか売り注文を出すが、この高い指値では約定しないだろう。今朝のブログの記事公開は飲食ブログのほうだけとなる。
めしは、寿町でこの4月に営業を始めた「担々麺とたれ唐の店くじら」を初訪問。
今回はたれ唐定食のモモ4個、820円のボタンをぽちり。ランチタイムのごはんは無料で大盛りにできるというのでそのようにした。
唐揚げ4個ではおかずが足りるだろうかと心配だったが、配膳されてその不安はあっさりと雲散霧消する。1個がとてもでかく、むしろ全部いけるかが不安になるぐらいだった。これの6個(そういう定食もある)なんて絶対に無理だな。卓上の5種類のタレを使い、4個にはそれぞれ異なるタレをかけて賞味。このうちではガーリックオニオンが最もよかった。
スープはおざなりではなく、ワカメとねぎがたっぷり入っておいしい。ほかにキャベツ、ポテサラ、漬物とぬかりなし。マンガ盛りのごはんは前日炊いた保温ものだが、盛り方が稠密で腹いっぱいになった。改めて、もう一方の担々麺もいずれ食べてみようと思う。
帰宅すると、母から電話が入っている。折り返しかけると、毎度のことながら眩暈がひどいので済生館病院に連れて行けとのこと。歳はとりたくないもので、まずは老人ホームの嘱託医と相談して了解を得てくれと何度言っても聞く耳を持っていない。理由はその医者が嫌いだから話したくないというだけのことなのだ。
済生館病院の眼科医からは眩暈の原因は過労であると診断されているが、彼女にとって病院にまでのこのこ行くことがそのまま過労の原因になる。病院に行った翌朝は疲れて起きられなくなるぐらいなのだ。だから、コロナの院内感染もあることだし、息子としては安易に病院には連れていきたくない。でもまあ、嘱託医と話してそうしろと言われれたのであれば連れていかざるを得ない。
(okinawa image)
唐揚げで満腹になった腹を抱えて午後の作業に入ろうとするのだが、どうにも眠い。ここで本を手にしてしまったが最後、ちょびっと読んだだけで矢も楯もたまらず横になり、寝入ってしまった。睡眠不足というわけでもないので、体内において消化器系へのエネルギーシフトが起こったとしか考えられない。食べ過ぎは何においてもいいことはないのだ。
夕刻の風呂は、昨晩の反省を踏まえて湯に浸かる時間を8分間に短縮する。はじめの5分ぐらいは体が温まるまでの助走期間なので、身体への負荷をその後の4分間から3分に短縮しただけのことなのだが、この程度にするだけで汗の流れる時間が限定的になる。それでも入浴前の77.1kgから風呂上がりの76.2kgへ。昨晩の2kg減はどう考えてもやり過ぎだった。
飲みながら見た録画は、「絶メシロード」第9話の石川県「ロードパーク女の湯」編、「ワールドプロレスリング」の2017.4.9両国の柴田・オカダによるIWGP戦。柴田勝頼はこの試合後に脳内出血で救急搬送されて以来3年以上ずっと欠場している。ほかには「ワカコ酒Season5」第9夜の「素敵なバルで乾杯」編、「吉田類の酒場放浪記」の「今日は家呑み和歌山・島根お取り寄せ」編。
夜になって母からつれあいに電話が入り、その電話で母が愚痴を言い過ぎた結果、つれあいは耐えきれなくなり途中で電話を打ち切ったとのこと。そもそも施設に関するいわれのない愚痴や悪口を垂れ流している母の行為がよくないが、それをいちいち真面目に聞いて母に腹を立てているつれあいにも問題がありそうだ。
その後に、そのことに関するつれあいの愚痴を聞かされることになるのは当方となる。実の母のことを自分の嫁が悪く言うのを聞くのは堪えられないことだ。母とは血のつながりもないお前が血縁者に向かって悪口を言ってどうする。少なくともこちらは、あなたの実母に関する悪口をあなたに直接語ったことは一度だってあっただろうか。そして、そうされることを問題なく受け入れることができるものだろうか。
つれあいには半分は聞き流せと伝えている。年寄りの繰り言をいちいちはいはいと聞いてたらきりがないのだから。
(東京アラートで再び露出が増えてきた小池百合子東京都知事)
そんなこともあって気がくさくさして夜の作業は頓挫し、この日のうちに固めようと思っていた四国旅の資料は結局出来上がらず、明日に持ち越しとなる。そのため、明後日にもと考えていた出発はもう少し遅れることになるかもしれない。
東京都で34人の新たなコロナ感染者が発生し、本日夜、東京アラートが発出される。コロナの鎮静化はまだまだ先のようだ。
読書ライフは「市塵(上)」の30ページにとどまる。
いずれにしてもさえない朝となり、新聞を読んだりすればもう9時となり東京市場が開く。いくつか売り注文を出すが、この高い指値では約定しないだろう。今朝のブログの記事公開は飲食ブログのほうだけとなる。
めしは、寿町でこの4月に営業を始めた「担々麺とたれ唐の店くじら」を初訪問。
今回はたれ唐定食のモモ4個、820円のボタンをぽちり。ランチタイムのごはんは無料で大盛りにできるというのでそのようにした。
唐揚げ4個ではおかずが足りるだろうかと心配だったが、配膳されてその不安はあっさりと雲散霧消する。1個がとてもでかく、むしろ全部いけるかが不安になるぐらいだった。これの6個(そういう定食もある)なんて絶対に無理だな。卓上の5種類のタレを使い、4個にはそれぞれ異なるタレをかけて賞味。このうちではガーリックオニオンが最もよかった。
スープはおざなりではなく、ワカメとねぎがたっぷり入っておいしい。ほかにキャベツ、ポテサラ、漬物とぬかりなし。マンガ盛りのごはんは前日炊いた保温ものだが、盛り方が稠密で腹いっぱいになった。改めて、もう一方の担々麺もいずれ食べてみようと思う。
帰宅すると、母から電話が入っている。折り返しかけると、毎度のことながら眩暈がひどいので済生館病院に連れて行けとのこと。歳はとりたくないもので、まずは老人ホームの嘱託医と相談して了解を得てくれと何度言っても聞く耳を持っていない。理由はその医者が嫌いだから話したくないというだけのことなのだ。
済生館病院の眼科医からは眩暈の原因は過労であると診断されているが、彼女にとって病院にまでのこのこ行くことがそのまま過労の原因になる。病院に行った翌朝は疲れて起きられなくなるぐらいなのだ。だから、コロナの院内感染もあることだし、息子としては安易に病院には連れていきたくない。でもまあ、嘱託医と話してそうしろと言われれたのであれば連れていかざるを得ない。
(okinawa image)
唐揚げで満腹になった腹を抱えて午後の作業に入ろうとするのだが、どうにも眠い。ここで本を手にしてしまったが最後、ちょびっと読んだだけで矢も楯もたまらず横になり、寝入ってしまった。睡眠不足というわけでもないので、体内において消化器系へのエネルギーシフトが起こったとしか考えられない。食べ過ぎは何においてもいいことはないのだ。
夕刻の風呂は、昨晩の反省を踏まえて湯に浸かる時間を8分間に短縮する。はじめの5分ぐらいは体が温まるまでの助走期間なので、身体への負荷をその後の4分間から3分に短縮しただけのことなのだが、この程度にするだけで汗の流れる時間が限定的になる。それでも入浴前の77.1kgから風呂上がりの76.2kgへ。昨晩の2kg減はどう考えてもやり過ぎだった。
飲みながら見た録画は、「絶メシロード」第9話の石川県「ロードパーク女の湯」編、「ワールドプロレスリング」の2017.4.9両国の柴田・オカダによるIWGP戦。柴田勝頼はこの試合後に脳内出血で救急搬送されて以来3年以上ずっと欠場している。ほかには「ワカコ酒Season5」第9夜の「素敵なバルで乾杯」編、「吉田類の酒場放浪記」の「今日は家呑み和歌山・島根お取り寄せ」編。
夜になって母からつれあいに電話が入り、その電話で母が愚痴を言い過ぎた結果、つれあいは耐えきれなくなり途中で電話を打ち切ったとのこと。そもそも施設に関するいわれのない愚痴や悪口を垂れ流している母の行為がよくないが、それをいちいち真面目に聞いて母に腹を立てているつれあいにも問題がありそうだ。
その後に、そのことに関するつれあいの愚痴を聞かされることになるのは当方となる。実の母のことを自分の嫁が悪く言うのを聞くのは堪えられないことだ。母とは血のつながりもないお前が血縁者に向かって悪口を言ってどうする。少なくともこちらは、あなたの実母に関する悪口をあなたに直接語ったことは一度だってあっただろうか。そして、そうされることを問題なく受け入れることができるものだろうか。
つれあいには半分は聞き流せと伝えている。年寄りの繰り言をいちいちはいはいと聞いてたらきりがないのだから。
(東京アラートで再び露出が増えてきた小池百合子東京都知事)
そんなこともあって気がくさくさして夜の作業は頓挫し、この日のうちに固めようと思っていた四国旅の資料は結局出来上がらず、明日に持ち越しとなる。そのため、明後日にもと考えていた出発はもう少し遅れることになるかもしれない。
東京都で34人の新たなコロナ感染者が発生し、本日夜、東京アラートが発出される。コロナの鎮静化はまだまだ先のようだ。
読書ライフは「市塵(上)」の30ページにとどまる。
2020.06.04
20200603 水
6時15分に起きるが、なんだか寝足りないような感じ。どうしてなのだろう。
2つのブログの記事公開をして、いつもよりもゆっくりとスタートする。慌てて進めなければならないことなど現段階ではなく、むしろどれも着実にやり続けることが求められている、と思う。
このブログに載せている某書籍の読後インプレについて、その著者からコメントが届いていた。
もらったコメントについては管理人の自分が承認してから掲載するようにセットしていて、スパムや記載事項に難癖をつけるもの、悪意ありありのものなどは無視している。今回のコメントはすでに半月前にもらっていたものだが、確認を怠りここまで気づいていなかった。
そのコメントは、著者自身がエゴサーチをしたらヒットしたものの、あまりいい書評ではなかったのでむらむらときたというような論調だった。でも、当方が書いた読後感は正直なものなのでしょうがなく、直す気もない。本音を言えば、あれでもずいぶん分厚いオブラートに包んで書いたつもりなのだ。
ナマの思いはどうだったのかと問われれば、もう書いちゃいますよ。
なんだよこの内容、そもそも小説としての書き方が稚拙でなっていないじゃないか、文脈やプロットがサマになっていず、後半の展開は非科学的で支離滅裂、ファンタジックにも程遠い、これは書き手が楽しがっているだけで、読み手がどう思って読むかなどもうお構いなしだな、ははあ、自費出版だったか。ああ読んでいて楽しくない、小説読んで楽しくない、あり得ない、もう以降はすべて読み飛ばして終わりにしてしまおうか……という感じ。
でも読みましたよ、がんばって最後まで。そんな自分を褒めてあげていいと思う。しかしなのだなぁ……。
おそらく多くの読者がこの読み手不在の退屈な雰囲気を嗅ぎ取ったのではないかと思う。せっかくお金を払って買った本なのに、買い手を裏切る自己陶酔型の展開。そのことにどれほど腹を立てて読んでいたことか。
読み手の心のうちはそれぞれなので、読者すべてがそうだったとは思いたくない。だから、なにも悪口を連ねようと思って評論したわけではなく、上記のような思いがあるところをものすごく譲歩して書いたつもりだった。
ところがだ。著者が言うには、「自著は、沖縄の基地問題を解決しなければならないという強い思いで書いたのだが、あなたの記事には基地問題に対する自身の考えが全く出ていない」と。
これには意表を衝かれて、は?という感じだった。基地問題? これってエンターテインメントの範疇のファンタジー小説として書いているのだろうと思うのだが、それを基地問題への強い思いで書いたのであると。そしてまた、ファンタジーは基地問題をどうすべきかというリアリティを持って読むべきであると、この著者は言っている。申し訳ないのだが、書かれた文章と同じで、残念ながら創作意図をも全く読み取れませんでした。むしろ基地問題を茶化しているだけのような奇想天外さには呆れたほどだったが。
コメントにはこうも書かれている。「沖縄好きであれば、基地問題から目を背けないでください。日本人の多くが、あなたのような人たちなので……」
ほらね、一方的に決めつける唯我独尊さがここにもよく出ていると思う。いったい誰に対して基地問題から目を背けていると、この人は言っているのだろうか。
ヤマトンチュを十把ひとからげにして、基地問題さえ声高に主張していればウチナーンチュは一枚岩になって正当化されるというありきたりで露骨なエゴ。だんだん腹が立ってきたので書いてしまうが、むしろウチナーンチュとしては、奄美の人間からだってそういうことをさもわかったような顔で軽々に言われたくないのではないか。
ウェブ上の記事にいちいち文句をつけている暇があるなら、むしろ読者の意見を尊重してもっといい小説を書いてくださいと言いたい。偉大な文人たちにはそんなことをやっている人は一人もいないだろう。
文章を書いて収入を得るモノカキならば、世に問おうとする作品に関してもっと重い責任を感じてほしい。なんとなれば、何千という人がしかるべき金を払ってそれを買い求めるのだから、少なくともその期待に見合う程度のものは提示してほしいものだ。タダなら別だが、そのラインがクリアできていなければ、あとは酷評が待っているだけだ。
当然ながら、あのような不可解で楽しくないコメントは管理人として承認できないので、無視させていただく。
柴田勝頼風に言おう。「以上!!!」。
(新日本のプロレスを体現する男、柴田勝頼。オカダとのIWGP戦で負傷し、3年間欠場が続いている。)
11時前に出かけて、母のもとに洗濯ものなどを届けに。朝に電話で風邪薬を買ってきてくれとの連絡。どういう脈絡かはわからないが、朝耳が痛いときには風邪薬の錠剤を1個飲むといいのだとのこと。山形西高近くのツルハで買っていく。
6月1日以降は室内での面会が許されるようになった。手の消毒と検温をすれば15分ほど中に入れるのだという。母の居室には初めて行ってみたが、思ったよりも広くて明るく、清潔な感じがした。ベッドが硬いと言っていたが、毛布を追加して敷いたので我慢はでき大丈夫になったという。ほら。やはり相対で面と向かって話せば、電話で訴えていた状況よりもたいしたことはないではないか。
15分という制限時間は長話を延々と聞かされる心配がないのでむしろ都合がよく、その程度で切り上げる。
昼メシは、桜田東の「栄幸亭」を8年10か月ぶりに訪問して、今年初となる冷やしらーめんの大盛り650+100円を食べた。
冷やした場合手間がかかるのでラーメンよりも100円程度高くなるのが常だが、ココの場合は同価格と良心的。しかも、食べてみて気づいたが、大盛りは2玉なのが明らかだ。
これがうまい! キンキンに冷やされて、スープは歯に沁みるほど。熱くないので麺はズバズバ啜れるし、大盛りなので簡単になくならないのもいい。快感だなぁこれ。
ひゃー、うまかった。この優れて高い満足度で750円? Ummm……スバラシイ。
(今季初となる、「栄幸亭」の冷やしラーメン。くーっ、うまい!)
午後になってようやく四国旅の情報収集を完了。これをPDFにして印刷して持ち歩くことになるので、夜にかけて多少見やすくなるように体裁を加工して、ようやく出来上がる。二段組みのびっしりで71ページ。作業終了は22時半。明日にはコンビニに持ち込んで主要部の地図とともに印刷してくる運びとなる。
明日は荷物の整理とちょっとした足りないものの買い出し、持参する電子機器類の状況を確認して、これらの準備が万事順調に整えば、いよいよ出発だ。忘れ物があったとしてもむこうで買い足せば問題はないが、忘れたという負い目は消えないものなので、できるだけそういうことはないようにしたい。
23時45分に室内灯を消し、枕元のスタンドで本を読むが、ものの20分ほどで沈没となる。
2つのブログの記事公開をして、いつもよりもゆっくりとスタートする。慌てて進めなければならないことなど現段階ではなく、むしろどれも着実にやり続けることが求められている、と思う。
このブログに載せている某書籍の読後インプレについて、その著者からコメントが届いていた。
もらったコメントについては管理人の自分が承認してから掲載するようにセットしていて、スパムや記載事項に難癖をつけるもの、悪意ありありのものなどは無視している。今回のコメントはすでに半月前にもらっていたものだが、確認を怠りここまで気づいていなかった。
そのコメントは、著者自身がエゴサーチをしたらヒットしたものの、あまりいい書評ではなかったのでむらむらときたというような論調だった。でも、当方が書いた読後感は正直なものなのでしょうがなく、直す気もない。本音を言えば、あれでもずいぶん分厚いオブラートに包んで書いたつもりなのだ。
ナマの思いはどうだったのかと問われれば、もう書いちゃいますよ。
なんだよこの内容、そもそも小説としての書き方が稚拙でなっていないじゃないか、文脈やプロットがサマになっていず、後半の展開は非科学的で支離滅裂、ファンタジックにも程遠い、これは書き手が楽しがっているだけで、読み手がどう思って読むかなどもうお構いなしだな、ははあ、自費出版だったか。ああ読んでいて楽しくない、小説読んで楽しくない、あり得ない、もう以降はすべて読み飛ばして終わりにしてしまおうか……という感じ。
でも読みましたよ、がんばって最後まで。そんな自分を褒めてあげていいと思う。しかしなのだなぁ……。
おそらく多くの読者がこの読み手不在の退屈な雰囲気を嗅ぎ取ったのではないかと思う。せっかくお金を払って買った本なのに、買い手を裏切る自己陶酔型の展開。そのことにどれほど腹を立てて読んでいたことか。
読み手の心のうちはそれぞれなので、読者すべてがそうだったとは思いたくない。だから、なにも悪口を連ねようと思って評論したわけではなく、上記のような思いがあるところをものすごく譲歩して書いたつもりだった。
ところがだ。著者が言うには、「自著は、沖縄の基地問題を解決しなければならないという強い思いで書いたのだが、あなたの記事には基地問題に対する自身の考えが全く出ていない」と。
これには意表を衝かれて、は?という感じだった。基地問題? これってエンターテインメントの範疇のファンタジー小説として書いているのだろうと思うのだが、それを基地問題への強い思いで書いたのであると。そしてまた、ファンタジーは基地問題をどうすべきかというリアリティを持って読むべきであると、この著者は言っている。申し訳ないのだが、書かれた文章と同じで、残念ながら創作意図をも全く読み取れませんでした。むしろ基地問題を茶化しているだけのような奇想天外さには呆れたほどだったが。
コメントにはこうも書かれている。「沖縄好きであれば、基地問題から目を背けないでください。日本人の多くが、あなたのような人たちなので……」
ほらね、一方的に決めつける唯我独尊さがここにもよく出ていると思う。いったい誰に対して基地問題から目を背けていると、この人は言っているのだろうか。
ヤマトンチュを十把ひとからげにして、基地問題さえ声高に主張していればウチナーンチュは一枚岩になって正当化されるというありきたりで露骨なエゴ。だんだん腹が立ってきたので書いてしまうが、むしろウチナーンチュとしては、奄美の人間からだってそういうことをさもわかったような顔で軽々に言われたくないのではないか。
ウェブ上の記事にいちいち文句をつけている暇があるなら、むしろ読者の意見を尊重してもっといい小説を書いてくださいと言いたい。偉大な文人たちにはそんなことをやっている人は一人もいないだろう。
文章を書いて収入を得るモノカキならば、世に問おうとする作品に関してもっと重い責任を感じてほしい。なんとなれば、何千という人がしかるべき金を払ってそれを買い求めるのだから、少なくともその期待に見合う程度のものは提示してほしいものだ。タダなら別だが、そのラインがクリアできていなければ、あとは酷評が待っているだけだ。
当然ながら、あのような不可解で楽しくないコメントは管理人として承認できないので、無視させていただく。
柴田勝頼風に言おう。「以上!!!」。
(新日本のプロレスを体現する男、柴田勝頼。オカダとのIWGP戦で負傷し、3年間欠場が続いている。)
11時前に出かけて、母のもとに洗濯ものなどを届けに。朝に電話で風邪薬を買ってきてくれとの連絡。どういう脈絡かはわからないが、朝耳が痛いときには風邪薬の錠剤を1個飲むといいのだとのこと。山形西高近くのツルハで買っていく。
6月1日以降は室内での面会が許されるようになった。手の消毒と検温をすれば15分ほど中に入れるのだという。母の居室には初めて行ってみたが、思ったよりも広くて明るく、清潔な感じがした。ベッドが硬いと言っていたが、毛布を追加して敷いたので我慢はでき大丈夫になったという。ほら。やはり相対で面と向かって話せば、電話で訴えていた状況よりもたいしたことはないではないか。
15分という制限時間は長話を延々と聞かされる心配がないのでむしろ都合がよく、その程度で切り上げる。
昼メシは、桜田東の「栄幸亭」を8年10か月ぶりに訪問して、今年初となる冷やしらーめんの大盛り650+100円を食べた。
冷やした場合手間がかかるのでラーメンよりも100円程度高くなるのが常だが、ココの場合は同価格と良心的。しかも、食べてみて気づいたが、大盛りは2玉なのが明らかだ。
これがうまい! キンキンに冷やされて、スープは歯に沁みるほど。熱くないので麺はズバズバ啜れるし、大盛りなので簡単になくならないのもいい。快感だなぁこれ。
ひゃー、うまかった。この優れて高い満足度で750円? Ummm……スバラシイ。
(今季初となる、「栄幸亭」の冷やしラーメン。くーっ、うまい!)
午後になってようやく四国旅の情報収集を完了。これをPDFにして印刷して持ち歩くことになるので、夜にかけて多少見やすくなるように体裁を加工して、ようやく出来上がる。二段組みのびっしりで71ページ。作業終了は22時半。明日にはコンビニに持ち込んで主要部の地図とともに印刷してくる運びとなる。
明日は荷物の整理とちょっとした足りないものの買い出し、持参する電子機器類の状況を確認して、これらの準備が万事順調に整えば、いよいよ出発だ。忘れ物があったとしてもむこうで買い足せば問題はないが、忘れたという負い目は消えないものなので、できるだけそういうことはないようにしたい。
23時45分に室内灯を消し、枕元のスタンドで本を読むが、ものの20分ほどで沈没となる。
2020.06.05
20200604 木
気候もいいので朝寝が気持ちよく、7時15分まで寝ていた。掛け布団はベッドから落ちていて、タオルケット1枚が腹の上に載っているという状況で、寒くも暑くもない。これが朝の段階。
11時に外出して、まずは昼メシ。浜崎の「手作り麺 めん僮楽」へ、5年3か月ぶりに。
つけ麺を注文しようと決めていて、僮楽麺・全粒粉麺・黒小麦麺から全粒粉麺、つけ汁は味噌・塩・醤油から味噌、麺量は1玉・1.5玉・2玉から1.5玉を選んで、860円。1.5玉で十分だが、2玉にしたところでわずか30円加算されるだけなら、腹が膨れるがそれでもよかったかもしれない。
暑い日にはつけ麺だよなという発想で臨んだのだが、ここの場合極めて熱々のつけ汁が大きめの器にたっぷりと入っているので、それに麺をつけてすぐに啜ろうものなら舌が焼けるほどの熱さだ。つけ汁には野菜や挽肉などのいろいろな具が入っているので、それらの固形物がスープをしっかりと保温しているかのように思える。
その熱さは最後まで持続し、そこにまた熱い割りスープを足して飲むので、食べ終わる頃にはすっかり汗だくになってしまった。涼しい顔で食べ終えるという目論見は崩れたが、それでも大満足の1食となった。
(okinawa image 宮古島)
その後、深町のダイソーで旅行用品を調達する。使い捨てのカミソリ、耳栓、車内で化粧品の容器などを収納する小さなプラスチック製のバスケット、風呂や道の駅の洗面時に道具類を入れるメッシュケースなどを購入して658円。
次はカワチ。化粧品類としては日焼け止めとボディローション、あとは飲料で1,493円。
最後はコンビニで旅の資料を印刷する。全88ページで880円。
午後には、異常な暑さを平易に乗り越えることができず、たまらずに午睡タイムへ。この日の最高気温は33.2℃まで上がり、今季最高となったと夕方のニュースで言っていた。せやろがい、異様に暑かったもん。まだ6月になったばかりだぞ、外出自粛の身体にはこの暑さが案外効くのだ。
夕刻以降になってからも暑く、湯に浸かる時間も短くしたが洗い場での汗は止まらず、1.1kgの減量となる。
夜、飲み始めた頃になってから、四国への旅立ちは明日にしようと決める。飲みながらカメラ2台とスマホの充電をして、持っていく衣類、タオル類、用品類、書籍、資料、車中泊用のカー用品などを見繕う。しばらく期間が空いたとはいえ車旅にもすっかり慣れたので、格別の気負いや緊張、高揚感などはない。あとはモバイルパソコンの動作確認をして、荷物と寝具類を車に積み込めばスタートできるだろうが、それは明日でいいだろう。
22時過ぎ、テレ朝の報道ステーションを見ながら減速をし始めて、本日が終わっていく。
「市塵(上)」を60ページ読む。
11時に外出して、まずは昼メシ。浜崎の「手作り麺 めん僮楽」へ、5年3か月ぶりに。
つけ麺を注文しようと決めていて、僮楽麺・全粒粉麺・黒小麦麺から全粒粉麺、つけ汁は味噌・塩・醤油から味噌、麺量は1玉・1.5玉・2玉から1.5玉を選んで、860円。1.5玉で十分だが、2玉にしたところでわずか30円加算されるだけなら、腹が膨れるがそれでもよかったかもしれない。
暑い日にはつけ麺だよなという発想で臨んだのだが、ここの場合極めて熱々のつけ汁が大きめの器にたっぷりと入っているので、それに麺をつけてすぐに啜ろうものなら舌が焼けるほどの熱さだ。つけ汁には野菜や挽肉などのいろいろな具が入っているので、それらの固形物がスープをしっかりと保温しているかのように思える。
その熱さは最後まで持続し、そこにまた熱い割りスープを足して飲むので、食べ終わる頃にはすっかり汗だくになってしまった。涼しい顔で食べ終えるという目論見は崩れたが、それでも大満足の1食となった。
(okinawa image 宮古島)
その後、深町のダイソーで旅行用品を調達する。使い捨てのカミソリ、耳栓、車内で化粧品の容器などを収納する小さなプラスチック製のバスケット、風呂や道の駅の洗面時に道具類を入れるメッシュケースなどを購入して658円。
次はカワチ。化粧品類としては日焼け止めとボディローション、あとは飲料で1,493円。
最後はコンビニで旅の資料を印刷する。全88ページで880円。
午後には、異常な暑さを平易に乗り越えることができず、たまらずに午睡タイムへ。この日の最高気温は33.2℃まで上がり、今季最高となったと夕方のニュースで言っていた。せやろがい、異様に暑かったもん。まだ6月になったばかりだぞ、外出自粛の身体にはこの暑さが案外効くのだ。
夕刻以降になってからも暑く、湯に浸かる時間も短くしたが洗い場での汗は止まらず、1.1kgの減量となる。
夜、飲み始めた頃になってから、四国への旅立ちは明日にしようと決める。飲みながらカメラ2台とスマホの充電をして、持っていく衣類、タオル類、用品類、書籍、資料、車中泊用のカー用品などを見繕う。しばらく期間が空いたとはいえ車旅にもすっかり慣れたので、格別の気負いや緊張、高揚感などはない。あとはモバイルパソコンの動作確認をして、荷物と寝具類を車に積み込めばスタートできるだろうが、それは明日でいいだろう。
22時過ぎ、テレ朝の報道ステーションを見ながら減速をし始めて、本日が終わっていく。
「市塵(上)」を60ページ読む。
2020.07.23
20200722 水
昨深夜には一時期かなり強い雨が降り、開けていた窓からはいっとき身の危険を感じるほどにすさまじい音が聞こえていた。その雨も明け方には止んで、高原の朝のような状況となり一斉に鳥が鳴きだす。前線の通過とその後。一夜にしてのこの気候変化は著しく、なんだか劇的でもある。6時には起床。
今日から旅行代金が安くなるなどの「GoToトラベル」が始まる。直前まで制度が固まらず現場が混乱しているようだが、夏の暑い時期には積極的に動くつもりのない自分にとってはあまり関係のないことだ。
夏は現役世代が動く時期であって、制約なく動ける身としては敢えて混雑している中に自ら飛び込んでいくような愚行はとりたくないのだ。仕事、制度、休暇、価格などに振り回されて動かなければならないのはいつも現役世代で、なんだか彼らがかわいそうでもある。
この日は母の通院の付き添いなどの予定がないので、いつもに戻って朝から四国旅のまとめを進める。夏は、頭を使う仕事は日が高くならないうちにやってしまうのが得策だ。暑さのピーク時にはせいぜい本を読むぐらいが関の山だということを、長い人生経験から体得している。若いうちでさえそうだったのだから、60を過ぎたこれからならばなおさら改善は望めないこともよく知っている。
昼メシは、冷やしラーメンを攻めるのであれば、ここにも一度ぐらいは行っておかなければならないと思い、北山形駅近くの某店へ。ここでの冷やしは初となる。
開店直後で大混雑。席はかろうじて確保できたが、麺の茹で1回あたり4食分しかつくれないようで、たっぷり待たされる。
冷しワンタンメン920円。ここの麺は丸麺に近い中太ストレートでにゅるっとした感じ。これが好きだという人もいるだろうが、中華麺はある程度縮れたりウェーブがあったりしたほうがスープとよくなじんでいい。ワンタンも、あまりスープとしっくりいかず、真っ白いままで味がしない。スープも、あっさりと言えば聞こえがいいが、ダシのコクが弱く、昔風のレベルにとどまっていて物足りない。
これで920円。自分のモノサシでは、待たずにすぐに食べられて800円ならアリといったレベルか。ここは今回行ってみて、わざわざ列をなし、高めの料金を払って、ぜひともここで食べなければならない理由はもう見当たらなくなっていると思ってしまった。ここなら冷やしではなく熱いラーメンが正解なのかな。
山形のラーメンはどの店もレベルが高く、油断しているとどんどん置いていかれることになるので、名店といえども不断の努力が必要なのだ。
(okinawa-image)
午後は、15時近くまでかけて、旅の6月25日分をつくり終える。旅のこの日は活発だったようで、1日分で初めて、6編ものブログ記事になった。まあ今日は、長い1日分をよくがんばってまとめたということにしよう。
その後は横になって読書へ。ベッドだと暑いので、フローリングに何も敷かずに枕のみで読む。エアコンは敢えて使わない。
夜は、飲みながら、録画のNHK-BSプレミアム「56年目の失恋」を観る。
2020年と1964年の東京に生きる男女の料理人が56年の年月を超えて出会うタイムトラベル・ラブストーリー。
料理への自信を失いかけていた見習いシェフ・中川沙織(中条あやみ)は、突如2020年から1964年の東京へとタイムスリップしてしまう。そこで偶然出会った西洋料理店のコック・菊池隆一(本郷奏多)のもとで修業することに。ひたむきに料理と向き合い続ける菊池に接するうち、沙織は料理にとって、人間にとって本当に大切なものとは何かを学んでいく。そして、56年の時を超えた二人の恋の行方はいったい? ――というあらすじ。
隆一から教えてもらった「素材の声に耳を傾けること」という言葉や「野菜くずのスープ」のつくりかた、彼が腕にしていた父の形見の時計、56年前に存在していた洋食店の「翡翠亭」の様子などが重なり合って、感動の場面をつくっているいいドラマだった。キャスト陣はそれほどでもないのだけど。おいしい食べ物は人を幸せにする魔力を持っている。これはよかった。
(「56年目の失恋」のワンシーン)
この日も2日続けてバスタブに湯を張らず、シャワーで汗を流す。風呂で汗をかかないので体重は増えていく。
さっぱりして22時。7月22日もそろそろ減速となる。
新型コロナの1日の全国感染者数が、最多を更新している。明日からは今年限りの4連休だが、基本家で大人しくしていることにしよう。
読書は、「たそがれ清兵衛」(藤沢周平著、新潮文庫、1991)を110ページ。
今日から旅行代金が安くなるなどの「GoToトラベル」が始まる。直前まで制度が固まらず現場が混乱しているようだが、夏の暑い時期には積極的に動くつもりのない自分にとってはあまり関係のないことだ。
夏は現役世代が動く時期であって、制約なく動ける身としては敢えて混雑している中に自ら飛び込んでいくような愚行はとりたくないのだ。仕事、制度、休暇、価格などに振り回されて動かなければならないのはいつも現役世代で、なんだか彼らがかわいそうでもある。
この日は母の通院の付き添いなどの予定がないので、いつもに戻って朝から四国旅のまとめを進める。夏は、頭を使う仕事は日が高くならないうちにやってしまうのが得策だ。暑さのピーク時にはせいぜい本を読むぐらいが関の山だということを、長い人生経験から体得している。若いうちでさえそうだったのだから、60を過ぎたこれからならばなおさら改善は望めないこともよく知っている。
昼メシは、冷やしラーメンを攻めるのであれば、ここにも一度ぐらいは行っておかなければならないと思い、北山形駅近くの某店へ。ここでの冷やしは初となる。
開店直後で大混雑。席はかろうじて確保できたが、麺の茹で1回あたり4食分しかつくれないようで、たっぷり待たされる。
冷しワンタンメン920円。ここの麺は丸麺に近い中太ストレートでにゅるっとした感じ。これが好きだという人もいるだろうが、中華麺はある程度縮れたりウェーブがあったりしたほうがスープとよくなじんでいい。ワンタンも、あまりスープとしっくりいかず、真っ白いままで味がしない。スープも、あっさりと言えば聞こえがいいが、ダシのコクが弱く、昔風のレベルにとどまっていて物足りない。
これで920円。自分のモノサシでは、待たずにすぐに食べられて800円ならアリといったレベルか。ここは今回行ってみて、わざわざ列をなし、高めの料金を払って、ぜひともここで食べなければならない理由はもう見当たらなくなっていると思ってしまった。ここなら冷やしではなく熱いラーメンが正解なのかな。
山形のラーメンはどの店もレベルが高く、油断しているとどんどん置いていかれることになるので、名店といえども不断の努力が必要なのだ。
(okinawa-image)
午後は、15時近くまでかけて、旅の6月25日分をつくり終える。旅のこの日は活発だったようで、1日分で初めて、6編ものブログ記事になった。まあ今日は、長い1日分をよくがんばってまとめたということにしよう。
その後は横になって読書へ。ベッドだと暑いので、フローリングに何も敷かずに枕のみで読む。エアコンは敢えて使わない。
夜は、飲みながら、録画のNHK-BSプレミアム「56年目の失恋」を観る。
2020年と1964年の東京に生きる男女の料理人が56年の年月を超えて出会うタイムトラベル・ラブストーリー。
料理への自信を失いかけていた見習いシェフ・中川沙織(中条あやみ)は、突如2020年から1964年の東京へとタイムスリップしてしまう。そこで偶然出会った西洋料理店のコック・菊池隆一(本郷奏多)のもとで修業することに。ひたむきに料理と向き合い続ける菊池に接するうち、沙織は料理にとって、人間にとって本当に大切なものとは何かを学んでいく。そして、56年の時を超えた二人の恋の行方はいったい? ――というあらすじ。
隆一から教えてもらった「素材の声に耳を傾けること」という言葉や「野菜くずのスープ」のつくりかた、彼が腕にしていた父の形見の時計、56年前に存在していた洋食店の「翡翠亭」の様子などが重なり合って、感動の場面をつくっているいいドラマだった。キャスト陣はそれほどでもないのだけど。おいしい食べ物は人を幸せにする魔力を持っている。これはよかった。
(「56年目の失恋」のワンシーン)
この日も2日続けてバスタブに湯を張らず、シャワーで汗を流す。風呂で汗をかかないので体重は増えていく。
さっぱりして22時。7月22日もそろそろ減速となる。
新型コロナの1日の全国感染者数が、最多を更新している。明日からは今年限りの4連休だが、基本家で大人しくしていることにしよう。
読書は、「たそがれ清兵衛」(藤沢周平著、新潮文庫、1991)を110ページ。