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2019.06.11
北陸・山陰旅行記11 20190518(土)の1 輪島
6時半に起床。昨夜のうちに調達していたいなり寿司と野菜ジュースの朝食をとって、7時半に出発。今日は、輪島市内のポイントをいくつか見て、その後能登半島の西海岸を進み、能登金剛の見学する予定だ。
ハコモノはどこも開いていない朝の時間帯なので、はじめは「海士町(あままち)」へと行ってみる。住民のほとんどが漁業に従事する町で、シーズンには舳倉島へ集団渡島して漁を行うのだそうだ。
石川県漁協の支所があり、その岸壁にはたくさんの漁船が並ぶ。このようにたくさんの漁船がひしめく姿を、かつて壱岐の島の勝本漁港で眺めたことを思い出す。場所柄か、家の前には海鳥や猫が多くいて、人間と同居しているようだ。
漁船の停泊数たるやすごいもの
「輪島キリコ会館」。数年前に輪島市がマリンタウンに建設した立派な建物で、能登半島の各地で行われるキリコまつりの松明がたくさん展示されている。とてもきれいで見応えがあった。JAFカードで100円割引。窓口の男性も「きれいですよ」と展示物に自信満々なのが気持ちいい。
これがキリコ。能登半島の各地で行われる行事なのだそう。
もういっちょう
ついでにという感じで、能登の仮面来訪神「アマメハギ」も展示されていた。
「輪島朝市」は毎月第2・第4水曜日に開かれると聞いていたので、場所だけ確認していこうと行ってみたところ、やっている。土曜日とあってか観光客も大勢出ていた。鮮魚を扱う店が一番多く、珍しい魚も。
開催日ではないが、客がいれば店は開かれる
のどぐろはおいしいものだが、ずいぶん高くなった
朝市会場となる通りに「永井豪記念館」があったので、ここにも入ってみる。漫画家・永井豪は輪島の出身で、6歳頃まで住んでいたが父の仕事の関係で上京。その後輪島には30数年間帰ったことはなかったが、久しぶりに戻ったときの「おかえり」という雰囲気がジンと来たそうだ。
「デビルマン」、「キューティーハニー」、「マジンガーZ」などで知られる漫画家だが、自分にとっては「ハレンチ学園」の作家のイメージが強い。9分の1スケールのマジンガーZや貴重な原画などが展示されていた。
ここまでは撮影オッケーです
ほかに、輪島市鳳至町(ふげしまち)にある市指定文化財の「住吉神社」、朝市会場至近の「輪島ドラマ記念館」を見る。
輪島住吉神社
輪島の中心部を離れて走り出す。
途中、今は輪島市だが合併前は門前町だったところにある「總持寺祖院」に立ち寄る。拝観料を徴する上に、遠くに見える中の建物は修復中なので、入らず。門前には輪島市の地域庁舎と、總持寺通り商店街の町並みを写真に収めて次へ。
總持寺祖院
總持寺通り商店街はこの先に続く
「天領黒島」の重要伝統的建造物群保存地区。江戸時代に幕府の天領となり、北前船の船主や船頭の居住地として江戸時代後期から明治時代中期かけて栄えたところ。黒い屋根瓦に板壁の伝統的な家屋が特徴的だ。佐渡島の「宿根木(しゅくねぎ)地区」もこんなだったなあと思い出したが、そこともまた別の風情があった。
雰囲気が独特。建物はあるけれどもそこに住む人間の匂いがしないような気がする。
その後は海岸沿いに浜や奇岩を眺めながら走ることになる。
「琴ヶ浜(泣き砂の浜)」。乾いた砂の上を歩くと「キュッ、キュッ」と音を出すことから、昔のお小夜・重蔵の悲恋物語に結び付けて「泣き砂の浜」とも呼ばれる。固い石英の粒が擦れ合い空気の作用で音が出るとのこと。浜の中ほどに「お小夜岩」があり、その左側の砂浜は手でこすると音が出る砂なのだそう。
琴ケ浜。しこ名ではありません
問題なく走ってくれているわがフォレスター
ハコモノはどこも開いていない朝の時間帯なので、はじめは「海士町(あままち)」へと行ってみる。住民のほとんどが漁業に従事する町で、シーズンには舳倉島へ集団渡島して漁を行うのだそうだ。
石川県漁協の支所があり、その岸壁にはたくさんの漁船が並ぶ。このようにたくさんの漁船がひしめく姿を、かつて壱岐の島の勝本漁港で眺めたことを思い出す。場所柄か、家の前には海鳥や猫が多くいて、人間と同居しているようだ。
漁船の停泊数たるやすごいもの
「輪島キリコ会館」。数年前に輪島市がマリンタウンに建設した立派な建物で、能登半島の各地で行われるキリコまつりの松明がたくさん展示されている。とてもきれいで見応えがあった。JAFカードで100円割引。窓口の男性も「きれいですよ」と展示物に自信満々なのが気持ちいい。
これがキリコ。能登半島の各地で行われる行事なのだそう。
もういっちょう
ついでにという感じで、能登の仮面来訪神「アマメハギ」も展示されていた。
「輪島朝市」は毎月第2・第4水曜日に開かれると聞いていたので、場所だけ確認していこうと行ってみたところ、やっている。土曜日とあってか観光客も大勢出ていた。鮮魚を扱う店が一番多く、珍しい魚も。
開催日ではないが、客がいれば店は開かれる
のどぐろはおいしいものだが、ずいぶん高くなった
朝市会場となる通りに「永井豪記念館」があったので、ここにも入ってみる。漫画家・永井豪は輪島の出身で、6歳頃まで住んでいたが父の仕事の関係で上京。その後輪島には30数年間帰ったことはなかったが、久しぶりに戻ったときの「おかえり」という雰囲気がジンと来たそうだ。
「デビルマン」、「キューティーハニー」、「マジンガーZ」などで知られる漫画家だが、自分にとっては「ハレンチ学園」の作家のイメージが強い。9分の1スケールのマジンガーZや貴重な原画などが展示されていた。
ここまでは撮影オッケーです
ほかに、輪島市鳳至町(ふげしまち)にある市指定文化財の「住吉神社」、朝市会場至近の「輪島ドラマ記念館」を見る。
輪島住吉神社
輪島の中心部を離れて走り出す。
途中、今は輪島市だが合併前は門前町だったところにある「總持寺祖院」に立ち寄る。拝観料を徴する上に、遠くに見える中の建物は修復中なので、入らず。門前には輪島市の地域庁舎と、總持寺通り商店街の町並みを写真に収めて次へ。
總持寺祖院
總持寺通り商店街はこの先に続く
「天領黒島」の重要伝統的建造物群保存地区。江戸時代に幕府の天領となり、北前船の船主や船頭の居住地として江戸時代後期から明治時代中期かけて栄えたところ。黒い屋根瓦に板壁の伝統的な家屋が特徴的だ。佐渡島の「宿根木(しゅくねぎ)地区」もこんなだったなあと思い出したが、そこともまた別の風情があった。
雰囲気が独特。建物はあるけれどもそこに住む人間の匂いがしないような気がする。
その後は海岸沿いに浜や奇岩を眺めながら走ることになる。
「琴ヶ浜(泣き砂の浜)」。乾いた砂の上を歩くと「キュッ、キュッ」と音を出すことから、昔のお小夜・重蔵の悲恋物語に結び付けて「泣き砂の浜」とも呼ばれる。固い石英の粒が擦れ合い空気の作用で音が出るとのこと。浜の中ほどに「お小夜岩」があり、その左側の砂浜は手でこすると音が出る砂なのだそう。
琴ケ浜。しこ名ではありません
問題なく走ってくれているわがフォレスター
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