柏レイソル→ 下平監督になって2年目を迎える柏は開幕6試合は2勝4敗。ホームでは開幕から3連敗と出遅れたが7節から怒涛の8連勝中。一気に勝ち点を積み上げて首位に立った。オフ期間にFWハモン・ロペスを獲得。FWディエゴ・オリヴェイラとFWハモン・ロペスとFWクリスティアーノのブラジル人トリオが今シーズンの柏の目玉だったが日本人のMF武富やFW中川などを起用した時の方が攻守のバランスが格段に良かった。
怪我で離脱した影響もあってここ最近はFWディエゴ・オリヴェイラとFWハモン・ロペスはベンチスタートがほとんど。FWクリスティアーノとFW中川の2トップが基本になっているが155センチのFW中川は守備面での貢献度が非常に高い。フォワードの選手が「前線からの守備」で貢献するのは現代サッカーでは当たり前の話であるがFW中川は尋常ではないレベルである。彼の貢献度の高さは特筆すべきものがある。
6月の2連戦のときに初めて日本代表に選出されたキーパーのGK中村航のビッグセーブが目立ちに目立っており、FWクリスティアーノは14試合で5ゴール5アシスト、MF武富は10試合で4ゴール1アシスト、FW中川は12試合で3ゴールを記録しているので攻撃的なポジションの選手は十分な数字も残しているが8連勝できた要因は攻撃的なポジションの選手を含めたチーム全員の守備意識の高さと言える。