ジュビロ磐田磐田はここまで5勝5敗4分けで勝ち点「19」。これは鳥栖と全く同じである。得失点差「+3」の磐田が11位、得失点差「-1」の鳥栖が12位となる。13位の清水は3勝6敗5分けで勝ち点「14」。なので12位の鳥栖と13位の清水の差は「5」。ここに大きな差がある。名波監督が就任して早くも4年目のシーズンを迎えているが「まずまずの位置に付けている。」と言える。5節に行われた静岡ダービーは3対1で勝利している。
14試合で16得点/13失点となる。得点数は12位タイで、失点数は11失点のC大阪、12失点のG大阪に次いでリーグ3位タイ。黄金期以降の磐田はJ2時代も含めてほぼ毎年「失点が多い。」、「課題は守備」と言われてきたが、今シーズンはどちらかというと堅守が武器になっている。シーズン当初は4バックを採用しており、最近は3バックがメインになっているが、守備の要であるDF大井の頑張りが目立っている。
90分あたりのシュート数は10.14本で9位タイ、90分あたりの被シュート数は9.93本で7位となる。MF中村俊の加入が大きな話題になったがセットプレーからの得点は「9」。これは10得点のC大阪に次いで2番目の多さとなる。総得点は「16」なので56.3%がセットプレーから生まれている。リーグ平均は31.9%なので大幅に上回っている。数字が2番目に高い鳥栖でも43.8%なので磐田の数字は断トツに高くなっている。