清水エスパルス2016年はラスト9試合で怒涛の9連勝。自動昇格を争っていた松本山雅に競り勝ってノルマだった「1年でのJ1復帰」を果たした。2年ぶりにJ1の舞台に立っているがここまで3勝6敗5分けで勝ち点「14」。6節を終えた時点では3勝3敗で9位とまずまずの位置に付けていたが7節から8試合未勝利が続いている。8試合で0勝3敗5分け。引き分けの数が多くて勝ち点は地道に積み上げてきたが残留争いに巻き込まれている。
12位の鳥栖との差は「5」。現時点では「清水・甲府・札幌・広島・大宮・新潟の6チームが残留争いの中心」と言える。自動降格圏となる16位の広島との差は「4」。予断を許さない状況になっているが、気になるのはホームで全く勝てていない点。ここまで7試合で0勝5敗2分け。ホーム戦で獲得した勝ち点「2」というのはJ1最少となる。J1のリーグ戦に限定するとホームのIAIスタジアムでは17試合未勝利となる。
もちろん、間にJ2時代を含んでいるがここまでホームで勝てないとなるとサポーターのフラストレーションは溜まる。14試合で17得点/23失点という成績になるが、得点数は7位タイで、失点数は15位。失点の多さが目立っており、前半の得点数は「3」のみでワースト3位タイ。後半の失点数は「18」でこちらはワースト3位。先制した試合は7試合で3勝1敗3分け。勝ちきれない試合が多くて勝率はワースト3位となる。