【名古屋×浦和】 雲行きが怪しくなってきたグランパス → 豊田スタジアムで行われた名古屋と浦和の試合は前半10分に名古屋がFKから今シーズン初先発のFW永井が決めて先制する。いい形で先制に成功した名古屋だったが、その後は、ずっと浦和が主導権を握る展開となる。DF槙野の仕掛けから、再三、決定機を作るが、名古屋がGK楢崎を中心に何とか踏ん張って1対0とリードしてハーフタイムに突入する。名古屋は後半開始からベテランのMF中村直を投入。少し持ち直したが、後半19分に浦和のMF原口がドリブルからシュートを決めて1対1の同点に追いついた。
後半36分に前線からの積極的な守備で貢献していたFW永井が2枚目のイエローカードを受けて退場。名古屋は10人となるが、数的優位の浦和も終盤は攻めあぐねて引き分けで終わりそうな雰囲気もあった。しかし、後半ロスタイムに浦和がCKを獲得すると、DF那須のシュートをゴール前のMF興梠がコースを変えてゴールイン。結局、後半50分にMF興梠の逆転ゴールが生まれるという劇的な展開で浦和が勝利して2連勝となった。一方の名古屋はこれでリーグ戦は3連敗となって、通算で3勝4敗と黒星が先行した。
先制された浦和が嵩にかかって攻め込んできたので、名古屋は防戦一方の時間帯が続いた。それでも何とか踏ん張って1対0をキープしていたが、後半19分に同点ゴールを許すと、最後の最後にMF興梠に逆転ゴールを許した。試合展開を考えると「引き分けでもOK」と言えたので、勝ち点「1」まであと一歩に迫ったが、守り切れなかった。5節が川崎F(A)で、6節が広島(H)で、7節が浦和(H)ということで、上位候補との対戦が続いていることも関係しているが、これで3連敗となって雲行きが怪しくなってきた。
この試合はFW玉田がベンチスタートになって。FW永井がスタメンで起用されたが、いきなり前半10分に先制ゴールを奪った。昨シーズンの途中にベルギーから戻ってきたが、昨シーズンは14試合でノーゴール。今シーズンもゴールは無かったので、これが復帰後初ゴールとなった。ようやくゴールという結果を出すことができたことがプラスに作用して、その後のFW永井は積極的にプレーして、前線からの守備でもチームに貢献したが、後半36分に退場となった。いい感じでプレーしていたので残念な退場だった。
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◆ まとめ #758 【J1】 名古屋 vs 浦和、鳥栖 vs 甲府 (2014/4/17)
【名古屋×浦和】 雲行きが怪しくなってきたグランパス
【鳥栖×甲府】 猛アピールを続けるFW豊田陽平
→ 豊田スタジアムで行われた名古屋と浦和の試合は終了間際に浦和のFW興梠が劇的な決勝ゴールを決めて浦和が2対1で勝利しました。浦和は横断幕騒動の影響があったのか、3月は控えめでしたが、ここに来て、攻撃陣が噛み合ってきました。一方の名古屋は3連勝のあと、3連敗となりました。最初の正念場と言えます。
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