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全36クラブの契約満了選手について感じること⑤ (浦和・FC東京・新潟・甲府・岡山)
浦和レッズ ・近藤徹志
・赤星貴文
・田中マルクス闘莉王
→ J1で6位。2008年の7位から1つだけ順位を上げたものの、タイトルは獲得できず。ACL出場権も逃した。フィンケ監督の続投は確実となっているが、来シーズンに向けてDF闘莉王と契約延長をせず、今シーズン限りでの退団が発表された。
DF闘莉王は2004年に浦和に加入してから6年連続でベストイレブン。2006年はリーグMVPに輝いている。日本代表でも中心であり、本来であれば、何としてもチームに残さなくてはいけない選手であるが、ここ数年はクラブあるいは監督との対立は噂されており、フロントとしては、不平分子を取り除くという選択をした。DF闘莉王の本当の気持ちがどうなのかは分からないが、これだけの実績のある選手が退団せざる得ないというのは、クラブの異常事態を如実に表わしているといえる。
もしかしたら、DF闘莉王の負の部分での影響力は我々が思っている以上に大きくて、彼ががいなくなったことでチーム内の空気が良くなって浦和が蘇るという可能性もゼロとはいえないだろう。ただ、戦力的に考えると、大きな痛手である。もしかしたら、致命的なものになりかねない。なんだかんだ言っても、DF闘莉王の高さと強さと得点力に頼っていた部分は大きく、相手から見ると非常に戦いやすい相手になったといえる。逆に、加入が噂されている名古屋は大きな戦力を手に入れることになる。
また、MF赤星とDF近藤との契約も更新せず。共にJ2チームへのレンタルからシーズン前に浦和に復帰した選手であるが、開幕から出番は回って来ず。MF赤星はシーズン途中で山形に再レンタルしたものの、ここで契約満了となった。
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さいたまスタジアムの騒動に関して
アルビレックス新潟 ・ディビッドソン純マーカス
・松尾直人
→ もともと少数精鋭のチーム構成であったが、現時点では、2人の選手の退団のみが発表となっている。来シーズンは新監督が就任することになるが、メンバーは大きくは変わらない見込みである。
DF松尾は2007年に新潟に加入。左サイドバックで出場機会を得ていたが、今シーズンはDFジウトンが加入。6試合のスタメンのみにとどまっている。ブラジルのジョインヴィレECがパスを持つDFジウトンはレンタルの身なので去就は微妙であるが、DF中野、DF酒井もいて、層は薄くないポジションであり、あり得ない選択ではない。
一方で、MFディビッドソン純マーカスは、新潟の目指すスタイルに合わずに8試合に途中出場したのみ。186cmの長身で守備力には定評があるが、攻撃センスが乏しいので、どのチームに行ってもなかなか定着するのが厳しいのが現実。高さを含めた守備力を評価してくれるチームがあれば生き残る可能性はあるが・・・。
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【FC東京×新潟】 左サイドバックの新戦力ジウトン
FC東京 ・浅利悟(引退)
・小山泰志
・近藤祐介
・茂庭照幸
・ブルーノ クアドロス
・藤山竜仁(札幌に移籍が決定)
・佐原秀樹(川崎Fに復帰)
→ 城福監督の続投が決定し、3年目を迎える。ナビスコカップを制して、来シーズンこそはリーグ戦でも上位を伺いたいところ。今オフは、守備的なポジションの選手の放出が続いている。まず、ベテランのMF浅利が引退。さらにDF藤山も札幌への移籍が決定。他には、DFブルーノ・クアドロス、DF茂庭の退団も決定している。
驚きは2006年のドイツW杯の日本代表のDF茂庭。実力的には日本代表に入っていてもおかしくはない選手であるが、ここ2年ほどはコンディションが整わずにFC東京でもポジションを失っている。28歳というプレーヤーとしてはピークの年齢であり、ディフェンスリーダーとしても期待されていただけに、数年前の状況から考えると予想外の事態になった。ただ、城福監督の目指すサッカーとの相違があったのは間違いなく、この時点でチームを離れるという判断は、今後を考えると、双方にとってベストな判断だったと思われる。他のクラブで復活することを期待したいところである。
また、そのDF茂庭とのポジション争いを制して、2009年はレギュラーとなったDFブルーノ・クアドロスとも契約更新せず。先日、大分のDF森重の獲得が発表されており、それと無関係ではないだろう。いずれにしても、日本代表クラスのDF森重の獲得が決定しており、DF森重とDF今野のセンターバックとなることは確実。DF森重の獲得に失敗していれば、大量放出で大変な事態になっていたかもしれないが、DF森重の獲得に成功した今となっては、大きな問題にはならないだろう。ただ、DF森重とDF今野のコンビが期待通りにうまく機能するかは、始まってみないと分からない。
攻撃陣ではFW近藤の放出が決定。神戸への復帰が濃厚となっているが、レンタルで移籍していた神戸時代の2007年には日本代表候補にも選ばれた選手。2008年からFC東京に復帰したものの、ついに、FC東京ではチームにフィットした姿を見せることなく、チームを去ることになった。今後の補強は大いに考えられるが、FWカボレに続いてFW近藤も抜けたことでフォワードの層は薄くなっている。
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【C大阪U-18×FC東京U-18】 ユース年代の熱き闘い (生観戦記#21)
ヴァンフォーレ甲府 ・阿部謙作(引退)
・林健太郎(引退)
・輪湖直樹
・杉山新
・美尾敦
・御厨貴文
・森田浩史
・ガウボン
・鶴田達也
・時久省吾
・久野純弥
・ブルーノ
→ J2で4位となって昇格に失敗した甲府。安間監督の退任も決定し、松永、大木、安間と続いてきた1つのサイクルが終了した。引退するGK阿部、DF林を含めて12人の退団が決定している。
この中でレギュラー格といえるのがDF杉山。右サイドの仕掛け役として不可欠な存在であるが、来シーズンの戦力構想から外れたという報道がある。DF杉山についてはJ1のクラブが興味を示しているという報道もあるため、どういう話で戦力外になったのか、詳細は不明であるが、いずれにしても右サイドに大きな穴が開くことになる。また、左サイドのDF輪湖も戦力外となった。DF輪湖は1年目から出場機会を得ていたが、今シーズンは10試合のみの出場。甲府は両サイドバックの補強が急務となっている。
また、ボランチとしてチームを支えた元日本代表のMF林が引退。4年間、ボランチとしてチームを支えたが、年齢的な衰えもあって厳しい状態になっていたが、最終戦の前日に引退を表明した。J1時代から、MF藤田、MF石原、MF林が中盤の核になっていたため、新監督がどういうスタイルでチームを作るのかは分からないが、新しくチームを作り直さなければならない状況を迎えている。2009年は非常に厳しいシーズンになりそうだ。
その他では、FW森田が退団決定。FW森田は41試合で7ゴール。フォワードだけでなくトップ下でもプレーし、貴重な戦力となっていたが、年齢的な問題もあったのか、戦力外となった。
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【甲府×山形】 右サイドバックのレフティDF輪湖直樹 第08位 1183 2008/08/04
【甲府×仙台】 マラニョンと鍋島レフェリー 第09位 0793 2007/10/27
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【甲府×TA】 TAKE ACTION FCの可能性
ファジアーノ岡山 ・尾崎雄二
・玉林睦実
・丸谷明
・保坂一成
・小林康剛
・金廣閔
・関口圭亮
・鵜飼建吾
・山口直大
・大島翼
・青山俊輔
・三原直樹
・岩田大樹
・青木孝太 (レンタル終了:千葉に復帰)
→ J2で1年目のシーズンは18チーム中18位で終了。2年目の巻き返しに向けて多くの選手のリリースを発表した。もともと、保有している選手の数が非常に多かったが、出場機会が少なかった選手を中心に人員整理となった。
この中で主力といえるのはMF保坂。甲府から獲得し、37試合に先発出場。シーズン途中からトップ下に入ってポジションをつかんでいただけにやや意外な選択となった。開幕当初は2トップを採用していた岡山であるが、MF保坂をトップ下に配置した<4-2-3-1>になってから、攻撃で連動性が生まれるようになった。キープレーヤーであっただけに驚きもあったが、途中出場を含めて44試合で3ゴールのみ。ゴールに近いポジションでこの数字ではチームの得点力が上がって来ないのも必然ではある。純粋にフロントが戦力外と判断したのであれば、間違った判断とは言い切れない。
終了として働いた選手の中では、大分トリニータにパスがあるFW西野とのレンタル延長の契約が成立し、MF青木孝太のジェフ千葉への復帰が決定。FW西野の残留は好材料であるが、MF青木孝太の退団は既定路線であったとはいえ、攻撃力ダウンは必至となる。また、JFL時代の2008年に31試合で19ゴールを記録し、J2昇格の立役者であるFW小林康剛との契約も満了となった。エースストライカーとして期待されたものの怪我もあって7試合でノーゴール。手塚監督の退団は決定しているが、いずれにしても攻撃的なポジションの補強は急務となっている。
守備的なポジションの選手も戦力外となっているが、DF玉林はもう少し見たかった選手である。サイドからの崩しには光るプレーがあるので、獲得を目指すチームあっても全く不思議ではない。
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