バンドでやることで想像を超えられる──D.A.N.新章、その土台となる2ndアルバム『Sonatine』ハイレゾ配信
1stリリース以降、各方面から評価を受け、まさに破竹の勢いでその活動の幅を広げてきたD.A.N.。先ごろも全国ツアー、そしてツアー・ファイナルとなる赤坂MYNAVI BLITZのワンマンをソールドアウトで終えたばかりだ。1st『D.A.N.』リリースから2年、そしてその先鋭的な音楽性を見せつけたミニ・アルバム『Tempest』を経て、ついに2ndアルバム『Sonatine』をここにリリースする。そのサウンドは、よりバンドとしての演奏にフォーカスしつつも、そこにはさまざまな音楽の要素が入り混じる。これもまた2018年の日本のインディ・シーンを象徴する1枚となる、ある種のカッティング・エッジな作品と言えるだろう。OTOTOYでは本作をハイレゾ配信するとともに、ここにインタヴューをお届けしよう。
待望の2ndアルバム、ハイレゾ独占配信
D.A.N. / Sonatine(24bit/48kHz)
【配信形態】
ALAC、FLAC、WAV(24bit/48kHz) / AAC
>>>ハイレゾとは?
【配信価格】
単曲 250円(税込) / アルバム 2.200円(税込)
【収録曲】
01. Start
02. Chance
03. Sundance
04. Cyberphunk
05. Debris
06. Pendulum
07. Replica
08. Borderland
09. Orange
INTERVIEW : D.A.N.
フジロックやワンマン、さらに海外公演といった大舞台を含めたライヴを経て、さらなる音楽的な刺激を受け、作り上げた2nd『Sonatine』。その芯の部分においての、D.A.N.のサウンドという存在感をそのままに、バンドとして新たなフェイズへと踏み込んだ作品だ。このサウンドを説明する際に、もちろんインディR&B、ヒップホップ、テクノ、エレクトロニカ、ハウス・ミュージックなどなど、彼らがこれまでにその興味を向けたサウンドと本作の関係について言及することも可能だ。しかし、彼らのさまざまな音楽への向き合い方、好奇心はその表現の基底にあり、1stの頃とそんなに変わってないとも言える。本人たちがインタヴューでも言っているように、やはりそのサウンドの鍵は、彼らのバンドとしての成長にあると言えるだろう。
どちらかといえばポストロック的な感覚もあった1stの、その音像から、今作ではリズム隊のグルーヴがむき出しになっている。そして電子音もある種の確かな手応えのみを掴んだかのようで、よりシンプルに発せられ、ミニマルに演奏に溶け込んでいく。もちろん、そこには櫻木大悟のシンガー、そしてソングライターとしての成長も大きく関係しているだろう。そのあたりも含めて、彼らが自らの音楽で確かに歩んだ道筋がそのまま自信となり、それがこの音を表現として押し出している、そんなアルバムだ。「Sundance」や「Cyberphunk」の茶目っ気のあるある種の遊びも、「Chance」や「Borderland」で見せる壮大なスケール感、そしておそらく今後も彼らの代表曲のひとつでなるであろう「Replica」や「Orange」のような、シンプルな歌の良さがストレートに感じられる楽曲たち、これらはまさに彼らの自信に満ちたバンドとしてのいまの良き状態を如実に表しているのではないだろうか。
インタヴュー・文 : 河村祐介
写真 : 沼田学
なにかあったというよりかは自然に出てきた
──ありえないスピードでいろんな人に認知されて、ライヴでの活動も一気に規模を増してというのが1stを出してからのD.A.N.という感じですけど。よくありがちな、1stを超えなきゃいけないという2ndのプレッシャーみたいなのはあった?
川上輝(以下、川上) : そういうプレッシャーはなかったっすね。
櫻木大悟(以下、櫻木) : それよりも限られた時間のなかでいいクオリティの作品を出すという、そこのプレッシャーの方がでかかったですね。アルバムの制作自体は去年の年末くらいにはじまって、半年ちょっとくらいかな。
──作曲は3人だったと思うんだけど、アレンジの面でも今回3人だったでしょ? 3人でカンパけるというので変わった部分はあった?
櫻木 : 作曲のところは、特に大きく変わったというのはなくて。もともとサポート・メンバーというのも、ライヴで表現するという部分でのワンクッションという感じで考えてたから。今回のアルバムを作る上で、すでに3人でライヴをやるというのも決まっていたし。基本的には3人で構築していくのは、いままでと変わらずかな。
──今回、方向性みたいなものの決め打ちはあったの?
櫻木 : なにかあったというよりかは自然に出てきたとかかな。
──インストの曲とか、インタールードが今回は出てきたじゃないですか? アルバムの全体像っていうところで作った感じ?
川上 : そういう部分もあるんですけど、いままでやったことのないことをやってみようという流れという感じですね。「インタールードみたいなのがあった方がいいよね」というのは、1stのときから話しとしてはでていたし。
櫻木 : 1stアルバムはD.A.N.を知ってほしいという感覚で全曲、全力投球、フルスロットルという感覚で、2ndはもうちょっと全体的な流れとか、緩急をつけて作るという、そういう部分が少し余裕を持ってできたと思っていて。その点においては、多少成熟度が上がったのかなと。この曲ができて、この曲もできて、そこに並べていったらこういう曲があったらいいかもねという、そういうアイディアが自然と出て来たという感じで。
市川仁也(以下、市川) : 意識としてすごい変化したところはそんなにはないんですけど、歌がいままでより強くなったという感覚があったので。だからこそ別の曲では自分たちの別の表現、それがインストであったりとかそいういうものをバランス的にも入れて作る様になったかなというところですね。あとは曲の核になる音数自体が、前のアルバムより格段に減っていると思いますね。一個一個の音がより重要に、芯のあるものを選んで、残すという形になっていて、もしそれぞれの楽器をバラバラにしたときは、すごいミニマルな構成になっているんじゃないかなと思って。
──1stはわりと音響的なポスト・プロダクション的な部分が大きくて、2ndはもうちょっと楽曲主体、バンドの演奏主体という感覚になったのかなと思ったんですが。
櫻木 : ああ、それはあるかも。余計な装飾をしていないというのはあるかも。それがある人にとっては地味に聴こえるかもしれないけど。でも、もっと本質的な音にフォーカスしているということだと思うんですけど。
川上 : それぞれが表現したいことをできるようなスキルが演奏において身についたという感じだと思うんですよね。がんばって、あとで付け足そうみたいなことをしなくてもいいような演奏ができるようになったというか、
──全体の音数が少ないとかっていうのはなんとなく、短いながらもこれまでのキャリアで得た手応えなのかなと思って。
川上 : 逆に物足りなさとかあります?
──それはないかな、多分この曲はこの音なんだっていう明確な「芯」の部分が、シンプルに伝わってくるという感じ。なんか、芯の部分は一緒だけど、1stとは制作の部分で全く別のバンドになった感覚があるかなと思って。楽器のレコーディングとかで変化したところはあった?
川上 : 前回は本当にいろんな部分でレイヤーして、バスドラを重ねたりというような録音の仕方をしていたんですけど、今回は元に録った音が太くて、そのまま使ってますね。
──音録りの部分が今回は結構大事だったという感じ?
櫻木 : 音録りの部分は、早乙女(正雄)さんというエンジニアの方と一緒にやっていて、その録りの部分に関してはすごい作品が影響を受けているという感じですね。そこも経験の積み重ねというか「コンプとかEQでこんなにこう変わるのか」というのが理解できてきているというか。それは1stアルバム以降の蓄積で。そういう経験からこちらも知識が増えてきて話ができるので、エンジニアさんとお互いコミニケーションをしっかりとりながら作業ができて、それもすごいやりやすい。より出したい音のイメージにたどり着くスピードが上がったと思う。
──そこも含めて自分たちがやりたいことが明確になってきているのかなと思っていて。
川上 : 例えばバスドラにしても、「Cyberphunk」以外はレイヤーしてなくて、そのまま録った音が入ってて。もちろん、例えばヒップホップのエレクトロニックなドラムの音とかもすごい好きなんですけど、今回はドラムの生の音をしっかりと録って、ストレートに使ったという感じで。それは結構できたと思う。
市川 : ベースの録り方自体は変わらずで、いままで通りという感じではあるんですけど、前のアルバムのときには、曲によってはベースラインを3つダビングしたりというのをしていたんですけど。今回は1曲に対して、一本録るという制作の仕方が多かったですね。バンドのなかで、ひとつのフレーズとか、メロディ、それだけで説得力の強いものというのが出しやすくなったという感じはしますね。前はベースラインに関しても、1本じゃ足りない、ハーモニーとして複数のベースがあった方が重みが出るんじゃないかというところで入れてたんですけど、今回はもっと他の楽器のとのからみとかバランスとかを考えた融合のされかた、シンクロ率みたいなものが前よりも上がっていて。その結びつきの強度というのが、バンドのなかで増したという感じがあって。
──電子音ものは大悟くんが全部持って来ているの? それともみんなで後からいじったりとか?
櫻木 : そうですね。ほぼほぼ自分がやってますね。
──そこのスキルアップもありそうだよね。
櫻木 : それはうれしいな。好きな音が出せるようになったというのはあるかも、パワーアップしたというか。1stの頃なんて、そもそも「どうやってシーケンスを作るんだ」ぐらいの話をしていたぐらいですからね(笑)。でもそこから楽器とか買って、遊んでうちにわかるようになってきたというか。そのあたりは青木(AOKI takamasa)さんとの作業が大きいかな。
川上 : 青木さんとの作業は大きいですね。レコーディング作業で、あるときから俺らが要求するものは、それまでのPCでのミックス作業だけじゃなくて、ちゃんとしたアナログ卓を使ったものでなければ越えられない壁があるというのを教えてくれて。そこは全然違いますね。
櫻木 : もうちょっと補足すると、1stの頃までは、プロダクションのやり方というのは誰に教えてもらったというものでもなくて自己流で。それこそ、1stの頃とかは、スタジオで音を録ったら、まずはPC上でミックス作業をする、それが普通だと思ってたんですよね(笑)。本来はスタジオでミックスするという、ベーシックな部分をわかっていなかったというか。やっと「それでやった方がいいじゃん」って気づかせてくれたというか。
川上 : いろんなことを試せて、いい経験になりましたね。
──例えば「Chance」とかはすごいライヴ栄えするというか、はじめのシンセの音でパッと景色が変わるじゃない? あのあたりはライヴの影響とかある?
櫻木 : ライヴでの感覚によって音を作る感覚が変わるというのは大いにあり得ることなんですけど、あの「Chance」の音色に関しては…… ライヴでの印象を思い描いたという感じでもなくて。むしろライヴでの印象は、ライヴPAのエンジニアの佐々木(幸生)さんがいい音で出してくれているとかの方が大きいかも。
川上 : でも、あの曲もリリースされるまでかなりこねくり回したよね。
市川 : 「Chance」を最初にやったとき、自分たちのなかではもっとシックな曲調のイメージというか、もうちょっと重めで考えてて。スモーキーな感じだったんだけど、ライヴをやるにつれて「こうしていこう」ってやってたら、自然といまみたいな感じになって。だからそういう意味ではライヴをやって変化した部分はあるかもしれない。
櫻木 : それはあるかも。
市川 : ライヴをやってて、録音するパターンと、録音したものをライヴでやるパターンとふたつあるけど「Chance」は前者という感じで、結果的にこうなったという。
──あと「Sundance」とかは、すごいD.A.N.っぽいというか、いわゆる普通のイントロがあって…… というのとは違うよね。なかなか歌が全然入ってこないっていう。もちろんDJミックス用にイントロが長い、ハウスの歌ものみたいなものとも違うし。
川上 : もともと、「Zidane」と「SSWB」のつなぎに使ってたビートがあって、それを曲に仕上げたという感じの曲で。「Zidane」と「SSWB」は、BPMがほぼ一緒なんで、それをつなげて演奏するためのもの。
櫻木 : もともとはベースとドラムのセッションでできたフレーズで、それがかっこよかったんでライヴで使って。その後、曲になったという感じですね。あとはハウス・ミュージックのおいしいところを持ってきて、僕らのオリジナリティでそれをやると、どうなるんだっていうところで作った曲。そしてアイディアとしては、曲の真ん中で歌うというのが、もともとやりたかったんですよね。そうすると、歌がないところでも歌が聞こえてくるんじゃないかと思ってて。そういう実験というか、出来心で作って。
川上 : わりと時間がなかったというのもあるんだけど、そのときに浮かんだアイディアを即採用したというのはあるよね。常に、遊びココロみたいなものはもちろん大事にしているし。
──はじめ歌詞ももらってないときに「ああ、こういうインスト作ったんだ」って聴いてて。インタールード的なインストで、歌のあたりで別の曲に移っているんだと思ってて。わりとじゃあ、いいリズムがあったから、思いつきでああなったという。
櫻木 : まぁ、極限いうと、全楽曲そうなんですけど(笑)。でも、演奏してて本当に楽しい曲ですね。ハウス・ミュージックを意識しているんだけど、すごい、バンドとして演奏することを意識した楽曲という感じですかね。これも全曲に言えることなんですけど。とにかく今回のアルバムは、バンド・サウンド、それがイイ! ということなんですよ。
──「Cyberphunk」とかはどうなの?
川上 : あれはサム(フローティング・ポインツ)のとろこに行った時に、何曲か持って行った曲のひとつで。
櫻木 : 僕が打ち込みで作ったものをサムのスタジオでレコーディングして、サムがモジュラーで少しシーケンスを入れてくれたりして。そのときはうてなのスティール・パンもモジュラーに通してみたり。レコーディング当日にドラムとベースは考えて、だから衝動で録ったみたいな部分はある。
市川 : 「Cyberphunk」も録ろうみたいになったときに、すでに大悟の打ち込みだけですごくて、どうするんだろうって話をしてて。
川上 : 考えちゃダメだからノリで入れた方がいいって話になって。
櫻木 : そりゃ難しいよね。俺はシーケンスで組んだやつだけど、生演奏するふたりにしたらなんだよっていう。
市川 : そのプリプロのトラックに、ちょっと重ねようかぐらいの感じで作って。
川上 : ドラムの素材を作って、それを編集したりした後に、スタジオの2階で休んで、しばらくしたら仁也がとんでもないベースを入れてて(笑)。爆笑しましたね、でもすごいかっこよかった。ふりきった感じで(笑)。
櫻木 : まさかこんなになるとは思ってもなかった。バンドで作ることで、想像をこうやって超えていくのが楽しいですよね。ひとつBPMが早いものがやりたかったし、ちょっとダサいけどかっこいいみたいなギリギリのところをやってみたくて。
本当に自分が作った楽曲で感動ができた
──曲を作ってて、捨てた曲とかはある?
櫻木 : あります。でも、ちょいちょいネタみたいな感じで、ちゃんと話が進んでいったのがこの曲たちですね。
──アルバムのキーになる曲ってありました?
川上 : 「Replica」あたりから、アルバム制作モードに入ってきたという感じかな。あの曲の感触で進んだというのはあるかな。
櫻木 : 「Replica」で、ずっと聴ける感覚ができたというか。あと僕は「Boderland」って曲かな。いまの自分の個人的な好みとかもすべて詰まっている曲という感じで。本当に自分が作った楽曲で感動ができたというか。普通に家で制作してたときに泣いちゃった(笑)。
──「Tempest」とかとも続いてる感じだよね。アフロビート感とかもありつつ。
川上 : ありがとうございます! 後ノリで刻んでいって。
櫻木 : あとは1stでいうと「Native Dancer」の感じをさらに2nd的に洗練させたという感じはしていて。後半ハーフになって壮大になるみたいな部分は、わりと自分たちのひとつ個性だと思うんだけど。
川上 : 奇跡的にできたと思っていて。ドラムも一発で決まって。
──そして「Orange」は、本当にストレートに良い曲じゃない? ライとかフランク・オーションとか、現行のR&B感もありつつ、ボーズ・オブ・カナダっぽいサイケデリックなダウンテンポ感もあって。
櫻木 : 歌でいうと、この曲が一番苦労した。ヴォーカルのレコーディングを1日潰してしまって……歌詞を書いて挑んだんだけど、その歌詞がはまらなくて。ひさびさに落ち込んだ。「SSWB」以来かな、歌で落ち込むの(笑)。
──「SSWB」も名曲だから、落ち込んだ方がイイ曲できるんじゃない?
櫻木 : 潜在能力が引き出されるというか(笑)。フランク・オーションとかの感覚を自分たちの解釈でやってみたいというのがスタートで。ボーズ・オブ・カナダっていうのは自分たちで考えてなかったんで、うれしいっすね。でも、ほとんど電子音とかは使ってないかからな、この曲。
川上 : むしろ唯一使ってない曲ぐらいかも。
櫻木 : あとはサンプリングの部分とかかな。ギターもラインで録ってサンプリングとして使ってたりするのも良い味が出てるのかも。
自分たちのやりたいようにやっちゃっていいんだっていう
──そしてタイトル『Sonatine』ときたのは?
川上 : そろそろタイトルというときに、前日にたまたまYouTubeでみたのが、北野武さんのインタヴューで、「やっぱりすごい人だな」と思って……なんでかよくわからないですけど、あの映画のタイトルが浮かんで。
櫻木 : おりてきたんだ。
川上 : 「ソナチネ」ってどういう意味だって調べたら、意外に音楽っぽい単語で。「すごい渋い名前つけけるな」と思って。「別にみんなに断られてもいいし、アリかな」って思って、次の日、みんなに言ったら意外と反応良くて。
櫻木 : それで映画を改めて観たら、今回の作品で表現したいことと、ちょっとリンクしている部分もあるし、いいなと思って。セリフもリリックで歌いたいところとリンクしてたりして。これは奇跡かもと思って。
川上 : この単語だと、絶対あの映画が浮かぶと思うんですけど、あえて感はいいなと。
櫻木 : そこはリスペクト感も含めて。
──あと新機軸的なところでいうと、これまで緑とかグレーとかのジャケット・イメージが強かったけど、一点してオレンジ色の暖色感というか。
川上 : はじめはいつもみたいな色になりそうだったんだけどね。
櫻木 : これもいままでと一緒で写真の素材で、もともとは水族館の水槽の光をとった写真とかで……反転したら、この奇跡的なグラデーションになって。しかも『Sonatine』でちょっと海っぽいというのもつながって。
──やりたいことをやりつくすというのはあったと思うけど、逆にその先で見えてきたものはありますか?
川上 : ここまで自分たちのやりたいようにやっちゃっていいんだっていうのは作ってみて思いましたね。
櫻木 : まだあまり考えてないですけど、軽いノリで言えばサックスとか今後入れてみたいな。自分たちでできない楽器、それは興味あったりする。本当に、このアルバムがD.A.N.のセカンド・フェイズの土台となるアルバムが作れたので、ここからどう発展するのかっていうのが楽しみですね。
市川 : 自分たちが「これやりたい」って瞬間的に思ったことを、イメージに近いことを出せるようにはなったなと思っていて。瞬発力というか、できなくても別のところでカヴァーして近づけるというようなことができるようになったなというのを実感しましたね。
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https://ototoy.jp/_/default/p/113262
好評連載『D.A.N.の新譜放談』
『D.A.N.の新譜放談』第6回はこちら
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『D.A.N.の新譜放談』第1回はこちら
D.A.N.過去作もハイレゾ配信中!
『TEMPEST』ハイレゾ配信中
D.A.N. / TEMPEST(24bit/48kHz)
【Track List】
01. SSWB
02. Shadows
03. Tempest
04. Tempest (Neutral edit)
05. SSWB (AOKI takamasa Remix)
歌詞カードPDF & デジタル・オンリーのボーナス・トラックとしてAOKI Takamasaの「SSWB」リミックスも収録。
【配信形態 / 価格】
24bit/48kHz WAV / ALAC / FLAC / AAC
単曲 260円(税込) / アルバムまとめ購入 1,200円(税込)
1stアルバム『D.A.N』ハイレゾ配信中
D.A.N. / D.A.N.
【Track List】
01. Zidane
02. Ghana
03. Native Dancer
04. Dive
05. Time Machine
06. Navy
07. Curtain
08. Pool
【配信形態 / 価格】
[左] 24bit/88.2kHz WAV / ALAC / FLAC / AAC
単曲 251円(税込) / アルバム 1,800円(税込)
[右] 16bit/44.1kHz WAV / ALAC / FLAC / AAC
単曲 200円(税込) / アルバム 1,500円(税込)
アルバムまとめ購入で歌詞ブックレットPDFが付属!
LIVE SCHEDULE
D.A.N. presents Timeless #3
2018年7月18日(水)@SHIBUYA WWWX
出演 : D.A.N. / Guest : jan and naomi
時間 : 開場 19:15 / 開演 20:00
料金 : 前売 ¥3,500(+1Drink)
2018年7月28日(土)@FUJI ROCK FESTIVAL’18
China Tour
2018年9月05日(水)@成都
2018年9月06日(木)@深圳
2018年9月07日(金)@北京
2018年9月08日(土)@上海
※秋頃に開催予定のアルバム・リリース・ツアーは国内はもちろん、上記の中国ツアーをはじめ、台湾、バンコク、香港、韓国、ヨーロッパ・ツアーを予定、後日発表。
詳細はバンド公式ページにて
D.A.N. profile
2014年8月に、櫻木大悟(Gt,Vo,Syn)、市川仁也(Ba)、川上輝(Dr)の3人で活動開始。様々なアーティストの音楽に対する姿勢や洗練されたサウンドを吸収しようと邁進し、いつの時代でも聴ける、ジャパニーズ・ミニマル・メロウをクラブサウンドで追求したニュージェネレーション。2014年9月に自主制作の音源である、CDと手製のZINEを組み合わせた『D.A.N. ZINE』を発売し100枚限定で既に完売。2015年7月にデビューe.p『EP』を7月8日にリリースし、7月末には〈FUJI ROCK FESTIVAL ’15 “Rookie A Go Go”〉に出演。 2016年4月20日に待望の1sアルバム『D.A.N.』をリリースし、CDショップ大賞2017の入賞作品に選ばれる。7月には2年連続で〈FUJI ROCK FESTIVAL’16〉の出演を果たす。また、〈FUJI ROCK FES’17〉のオフィシャルアフタームービーのBGMで「Zidane」が起用される。2017年2月にJames Blakeの来日公演でO.Aとして出演。自主企画〈Timeless 2〉で、LAからMndsgnを招聘し2マンで共演を果たす。4月には新作ミニ・アルバム『TEMPEST』をリリース。11月に初の海外公演をロンドンで行い称賛を浴びる。また、滞在中にFloating Pointsのスタジオで制作活動を行い、ジャイルス・ピーターソンのラジオ番組〈Worldwide FM〉に出演。スタジオライブが後日オンエアされる。帰国後、全国7箇所でのワンマン・ツアーは各地ソールドアウトで幕を閉じる。2018年2月には、The xxのJAPAN TOUR東京公演@幕張メッセでO.Aを務め称賛を浴びる
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