【2週間先行ハイレゾ配信】丸みを帯びた白昼夢のサイケデリア──注目のバンド、Thank You Cream登場!
ゆるっとしたグルーヴにハマる丸みを帯びたロウビート、どこか浮世離れしたヴォーカルがふらりと現れては白昼夢のような情景を朴訥と唱えて消える──デビュー作となった2017年1月リリースの「Creamy」から2年、Thank You Creamから待望のフル・アルバムをリリースする。リリースはインディ・ロックの牙城〈KiliKiliVilla〉から。新たな「日本語詞」という武器を手に、中毒性の高い脱力感とでも言うべきサウンドがアルバム全体を覆っている。OTOTOYでは本作をCDリリースより、2週間先行でハイレゾ配信を行う。
2週間先行ハイレゾ独占配信
Thank You Cream / Thank You Cream(24bit/48kHz)
【Track List】
01. オブシディアン
02. その扉
03. 友達の家
04. 見えない
05. デューイ
06. 向かいのわたし
07. セレモニー
08. カチャペット
09. 何もない丘
10. ばらばら
11. 土地
【配信形態 / 価格】
24bit/48kHz WAV / ALAC / FLAC
AAC
単曲 350円(税込) / アルバムまとめ購入 3,000円(税込)
INTERVIEW : Thank You Cream
前作『Creamy』では本人たちもそのインタヴューで話すように、やはりギターが先導する1960年代のガレージ・サイケ、もしくはアシッド・フォーク的なサウンドがその作品を覆っている。そして全編が英詞である。翻って本作は、本アルバム・リリース以前に発表された「友達の家」で見せた、メロウな日本語詞と、クラウトロックのミニマリズム、そしてソフトロック的などこか丸みを帯びた音像がゆっくりと進んでいくそんなサウンドだ。この2年の間に彼らが身につけたのは、スペースがその魅力としてゆっくりと踊るスッカスカの音響と、そのサウンドに寄り添うように鳴らされる白昼夢のような日本語詞ということになるだろう。『空洞です』以降に日本のロックが辿りついた、クラウトロック〜サイケデリック・ロックの緩やかな表現の延長線上にある音とも言えるだろう。ともかく、注目のバンドとしてThank You Cream、覚えていて損はないだろう。池田翔(Vo. Gt.)、高井陽介(Vo. Gt. Cho.)、伊藤翔貴(Key. Cho.)にインタヴューを行った。
インタヴュー・文 : 河村祐介
もう少しアレンジも豊かなものをやりたいなと
──バンドの発足は?
高井陽介(以下、高井) : 2014年に発足したときにはこの形ですね。実はThank You Creamという名前ではじめてやったのは、その1年くらい前のライヴで…… 。
池田翔(以下、池田) : 2013年に1年間、僕はシアトルに留学していて。その留学する直前に1度ライヴをやろうという話になって。そのライヴありきで、前身になるようなバンドを組んで。
──その思い出作り的なバンドが、1年後に発展、池田さんが帰ってきて発展したと。
高井 : その前から大学のサークルが一緒で、普通に友だちで気が合いそうな人たちで組んでいて。だけど、その2013年のバンドはシンセの伊藤くんと、ドラムの齋藤(成貴)くんはいなくて。
──あ、だから資料には多摩で結成と。気が合うメンバーといっても、たとえばすごく音楽の話が合うというのと、単純に本当に気が合うというのとふたつあると思うんですけど。
伊藤翔貴(以下、伊藤) : どっちかというと音楽の話かな。
高井 : サークルの友だちなら誰でもよかったという感じではないけど。でも、当時は音楽の趣味ががっちりあうという感じではなかったよね。好きなものが被ってるかどうかすらわからないというか。
池田 : まぁ、いまもどうかっていう感じだけどね(笑)。
高井 : いいと思うのはかぶっていて、それぞれ好きなものがあるという感じですね。
──共通の話題になるバンドもいるわけでしょ?
池田 : でも、このバンドは2013年の当時はわりとガレージ寄りのバンドだったかも。さっき、思い出作りって話してましたけど、またやろうって話はしてて、だからシアトルにいた間は「おっしゃ、帰ったらガレージのバンドやるぞ」って思ってたんだすけど。帰ってきて、いざまたバンド組んで活動しようってなったら、もっと音楽的にサイケ色出そうって話しになって……。そのときはベースの鈴木と高井と話してて、ドラムが抜けてたんで、いまの齋藤くんに入ってもらおうって話で。それでキーボードも入れようって話になって伊藤くんも入って、いまの五人にまとまったという。でも、間の1年いなかったのもあって、俺からしたら「あ、そうなんだ。ガレージは……」という感じは正直あって。
──2014年の時点でいまのメンバーで本格始動ということなんですが。そのサイケ色というところでサウンド的にはなにが念頭にありました?
高井 : ベースの鈴木くんがとくに昔から1960年代~70年代のサイケデリック・ロックとかが好きで。現行のバンドでもテーム・インパラとかムードイドとかが好きで…… で、あとはライヴでガレージの感じでやってたときに全然盛り上がらなくって(笑)。もちろん当時は曲作りとかもあまりよくなくて、盛り上がらないのは当たり前なんですけど。でも僕たちも、さらにいろいろな音楽を聴いてたので、もう少しアレンジも豊かなものをやりたいなと思い始めて。
自分が一番自由に使える言語で、自由に細かいところまで表現したい
──ちなみにバンド名は?
高井 : 適当だよね。
池田 : そうなんですよ(うれしそうに)。
高井 : もともとバンド名どうしようかっていったときに池田くんがふたつアイディアを持ってきていて。ひとつが「Thank You For Your Kindness」で、もうひとつが「Suecreams」っていう。そのふたつを合わせていまのバンド名に。それだけです。もちろんクリームとかもすごい好きだから、いいんじゃないかっていう。
──『Creamy』っていうある種のデビュー作から、このフル・アルバムまでの間で結構音が変わってきてるじゃないですか。前のアルバムはなにか目指して作った部分はあるんですか?
伊藤 : 明確なコンセプトがあったわけではないと思いますね。最初の2014年からのガレージの感覚をひっぱりつつも、ティーム・インパラとかそういったサイケの部分に移行していくみたいな。1枚の作品というよりも、ベスト盤じゃないですけど、そのときに自分たちが持っている音を全部だしっていう。
高井 : とりあえず、できた曲を出そうっていう感じで。
──ある意味で音楽性の変化に呼応するように、去年発表の「友達の家」から日本語詞になりましたよね。
高井 : 池田くんも俺も同じぐらいのタイミングで、日本語でやりたいってなんとなく思ってたんだと思うんですよ。たぶん、きっかけは違って。
池田 : 僕は去年の11月まで、アメリカから日本にきたともだちと住んでたんですけど、その友だちに「なんで日本語でやらないの?」って言われたり。僕のまわりも他にも英語でやってるバンドは多かったんですけど。そう聞かれたのがまずはきっかけなんですよ。そこから歌詞に関して考えていて。でもそれはあまり聴き手のことを考えているわけではなく、単純に表現の幅を広げたいなというところが大きくて。単純に自分が一番自由に使える言語で、自由に細かいところまで表現したいなっていうのが大きかったですね。アメリカから来たその友だちとケンドリック・ラマーを聴いたときに、ひとことひとことのバックグラウンドとかを教えてもらったりして。やっぱり表現においてそういうことを理解するのは大きなと思って。それがあっての音楽かなと。
──表現の自由さと深みみたいなところってことですかね。
池田 : 英語ではじめたことが、そもそも僕らはそれについて誰も議論をしたことがなかったので。単純に僕たちが影響を受けたのが海外のバンドだった、そのぐらいのところではじめて。
──高井さんは?
高井 : 歌詞を英語でやってたのは単純に英語の曲を聴いてるから。なにも考えてないといえば考えてない、自然の流れでそうなったんです。日本語の歌詞へというのは、自分の聴く音楽がバンドをはじめた当初から変化してきた時期でもあったんですけど。大学生のときはやっぱり洋楽といっても、アメリカとイギリスのものばかりを聴いてたんですよ。でも、だんだんとロックでもなんでも、その他の国の音楽を好きになって聴くようになって。例えばCANとかドイツのバンドだったり、あとはセルジュ・ゲンズブールとか、フレンチ・ポップだったり。あとはヨーロッパとかアフリカ、その他のレア・グルーヴ的なものだったり、そういうものを聴くようになって必ずしも英語で歌ってないバンドもたくさんあって。そのなかで、オリジナリティがあるものを作らなきゃいけないなってずっと思ってて。自分も日本で生まれ育って、英米の世界からみたら、第3の世界の人だと思うんですよ。そこで自分のなかにある日本語の感性とかを使ってやれたら、もっとオリジナルなものが自分たちで作れるじゃないかなと。そういう風に音楽の趣味が広がるにつれてそう思えてくるようになって。
──おふたりとも時期を同じくしてぼんやりとそういったことを考えていて、それを本格的にやろうと思ったということですね。2017年ぐらい?
高井 : 「友達の家」を録ったのが2016年なんで、2016年のどこかのタイミングだと思います。
──『Inner Space』は対して、日本語オンリーの作品になっています。この作品は完全に『Creamy』以降で作られた楽曲という感じなんですか? 例えば日本語にリリックを書き換えたりとか。
高井 : ああ、そういうパターンの曲もあるかな。最後に入っている「土地」とかは、ライヴでやってボツッた曲の歌詞を作り直して。
池田 : でも全然違う曲だよね。
高井 : そう元ネタとしてちょっと使ったかもぐらい。他の曲は全部、2017年中に録りながら作った曲かな。
制作中に作品が『Inner Space』に“なった”
──『Inner Space』は、すごくスペーシーというか、ミックスにしても“間”を生かしたサウンドで、そこにドラムがくっきりあって、という感じで『Creamy』の音作りと違うものだと思うんですけど。サウンド的な部分でのトータルのカラーみたいな部分で一番気にしていたところはどこですか?
高井 : とにかく今回はドラムの音を前よりも気にするようになってて。あと『Creamy』のときは、録るだけとって、ギターも重ねて、気に入らないところはEQでバンバン後からミックスのときに削るっていうような作り方をしてたんですけど。ちょっとこのやり方じゃいけないなと思って。今回は、楽曲的にも少し空間を空けて、スカッとした、パラパラした感覚の音の曲ができてたんで。この前の音の作り方だと、楽曲的にもよくないと思って、まずはそれぞれの楽器の録り音をしっかり作って、後からEQでいじるのはよそうっていう話をエンジニアさんとして。それは前作と比べると大きく変わったところだと思います。
──そもそものレコーディングの音色を決めて、ポスト・プロダクト的なことは行わないという。
高井 : だからレコーディングのときはマイキングの位置をいろいろ試したりとか。シンバルもあえて割れたシンバルを使ってみたりとか、いろいろやった気がしますね。ポスプロもやったんですけど、色付け的なエフェクトをかけたりとか本当にそれぐらいで。基本的には録りの音作りのときにしっかりやるという方向性でした。
池田 : でも制作中に作品が『Inner Space』に“なった”というか、「こういう曲があったらもっとよくなるんじゃないか?」とかで曲を入れたりとか。途中から『Inner Space』というコンセプトありきでアルバムを作ってる感覚になったんじゃないかな。
伊藤 : とりながらイメージが固まっていったという感じはあったよね。
高井 : 少なくとも、全部アルバムの塊として曲ができていて、レコーディングしたアルバムではないですね。
──アルバムのたりない部分を作っていくっていう。
高井 : アルバムとしての流れを考えながら作っていってたんですけど、その流れを作るのが遅かったというか。
──トータルで制作はどのくらいですか?
高井 : ほぼ1年ですね。
──今回わりとエンジニアさんと作ったみたいな感覚はあるんですか?
高井 : そうですね。一緒に作ったのが、マニッシュ・スタジオの石川さんというエンジニアの方で、『Creamy』のときも一緒に作って仲良くなってたんで、いろいろ相談して。他のバンドだとやらないようなこともいろいろと無理してやってくれて。
伊藤 : エンジニアさんが「こういうのどう?」というアドバイスがきてそれをやってみるのではなく、やっぱり僕らの「こういうのやりたい」っていうのが多かったかな。結構無理言って。
高井 : だから時間かかった。
──ちょっとまだ手元にクレジット関係が来てないんですけど、歌詞は池田さんが作ってるんですか?
池田 : あと高井くんと、伊藤くんの曲もあります。
高井 : ドラムの斎藤くん以外はみんな曲を作ってて。鈴木くんは一切歌詞はかかないっていう。
──とはいえ歌詞はアルバム全体で結構統一されているじゃないですか。アブストラクトで、白昼夢感というか。
伊藤 : 歌詞の部分でテーマとかの示し合わせたみたいなものはしてないですね。共通感覚としてそういう抽象的な方向がいいんじゃないかっていうのはあったかもしれない。
高井 : 自分たちのエピソードとかをわかりやすく盛り込むみたいな音楽がそもそも好きじゃないので。なにかに関しては歌っているんだろうけど、どうとでも取れるし解釈もいろいろできて、意味の方向性としてそこを目指しているというか、好きというか……。でも今回は日本語ではじめて歌詞をやったので、音にどういう風に歌詞が乗ってくるのかが重要で。うちらは音とうまく混ざるようにっていうのは気にしてたかな。
──メンバー間の推敲みたいなのは?
高井 : レコーディングのときに歌詞をはじめてみるので、やっぱりありますね。
池田 : 僕の場合、高井が作るものより、音の乗せ方とか考えてないんですよ。だから僕が作って、歌詞も書いてという曲は自分の記憶をパッと反映させたものというか…… 言ってしまえば、だから僕が添削の対象っすね。
ー全体的に池田さんが作詞しているんですか?
高井:全部で9曲入っていて、6曲が池田くん、2曲が僕で、もう1曲は伊藤くん。
伊藤 : それでも「これはちょっと雰囲気違いすぎない?」みたいなことはないですね。
──タイトルの『Inner Space』というのは制作中に出てきたということだけど。
高井 : 僕が出したのが採用されたんですけど。はじめにタイトル案として、『Inner Space』でどうっていったときにみんんなに「いいじゃん、いいじゃん」って言ってもらって。その程度だったので、本当にそのタイトルに決まったってそのときは思ってなくて。ミックス終わるぐらいになってから「タイトルどうしよう」って言ったら「え、『Inner Space』でしょ」ってなって(笑)。これには、ふたつ語源があって、まずはスピルバーグの『インナースペース』っていう映画があって…… これは俺見たことないんだけど(笑)。あらすじがおもしろくて、小さくなって、お尻の穴から潜水艦で入ってくんですけど。あとはCANがすごい好きなんですけど、やはりそこから。といっても、名前を思いついたときはCANのこと忘れてたんだけど、「ああ、やべCANだ」っていう感じで。直訳すると「内側の宇宙」とか「内側の空間」という意味だと思うんですけど、今回のアルバムの曲は外側よりも内側にむかっていって。自分のなかになにかがある、なにかがんかあで広がっていくとかそういうことをテーマにしている曲も、最終的には多くなった。あとは個人的には、2016年の夏ぐらいから、僕らはライヴを全然やらない時期があったんですよ。ライヴはないけど、週1で絶対に練習して「これはなんのためにやっているのかわからない…… だけど必ずやる」という日々があって。でもそのときにいまの作品に続くグルーヴみたいなものが出て来たという感覚があって。そういう風にできたアルバムだから、『Inner Space』っていうタイトルは本当にはまるかなと思って。
──どこにも行かないけど、そこで飛んでいるっていう感じはあるよね。いちばんきついとかで記憶に残っていることは?
高井 : やっぱりヴォーカルじゃない?
池田 : そうですね。今回は内側へっていうテーマみたいなのがあっても、実は僕の性格全然違って。レコーディングとか好きな性格じゃなくて、できればたくさんライヴをやって人前に出たくて。目立って……なんだったら竹馬に乗ってライヴやるくらい!(笑)。
──全然『Inner Space』じゃねぇ(笑)。
池田 : 高井とも話したことあって、スタジオ行く前に駅で高井と会ったときに「レコーディングが楽しみすぎて昨日は眠れなかった」って言われたんだけど、「うわ、まじでこいつと感覚違うわ」って思って(笑)。細かくやるのが苦手で、直感でバッとやるのが性に合う感じで。だからヴォーカルのレコーディングをはいろいろやったんで正直キツかったですね。時間もむちゃくちゃかけたし、逆に細かいことを悪い方に考えることになってしまって。
高井 : 結構ナーヴァスになってたよね。
池田 : それで高井とめっちゃ喧嘩して。
高井 : したねぇ。でもこういう性格だっていうのはわかってたから、レコーディング中にナーヴァスになっているなっていうのはわかってたんだけど、でも作品を作るためにはやらなくちゃいけないことがあるから「ここはちゃんとこうしろよ」って……言ったのがよくなかったすね。独特な声をしているから、しっかりやっれば他にないものができるなっていうのはあったから。理想に近づけるにはどうするかっていう話はよくしましたね。
池田 : 今回のレコーディングで苦戦したんで、このままだとまずいと思ってヴォイトレ通い始めてます(笑)。そこでも自分の声のいいところをたくさん考えてくださいって言われて。
──なんかでもいまの演奏とのマッチ具合はすごいと思いますよ。
池田 : ありがとうございます。うれしいっす。
──褒めると伸びるタイプ。
池田 : そうっす!
ルーツが混在してて、オリジナリティになっているのが良さ
──今後やってみたいことは。
高井 : 映画の音楽とか劇伴とか作ってみたいですね。次のアルバムの曲とかも作り始めてるんですけど、自分たちのオリジナリティを追求していきたいですね。
池田 : いまの話で思い出したことがあって。オリジナリティって、僕らの曲ってよくわからないし、パッと「どのバンドに例える」っていうのがあんまりしにくいと思うんですよ。バンドのメンバーは趣味が被ってる部分もあるけどバラバラで、みんなで曲を作って、やっぱり簡単にコレというのが見えてこないんですけど、そこが逆にすごく好きなところで。ルーツが混在してて、オリジナリティになっているのが良さだと思う。
高井 : それがバンドの醍醐味でしょ。
──ちなみにどのくらい離れてるんですか? 趣味とか。
池田 : 全員が通ってるのがポルノグラフティぐらい。
高井 : そんな離れてないでしょ! 池田くん以外のメンバーはわりと、プログレ……ソフトマシーンとかカンタベリー系とか、あとはスラップ・ハッピーとかが好きなんですけど、池田くんはその辺が得意じゃないし。池田くんはもともとミニマル・テクノとかも好きで、今回はそのあたりを逆に池田くんに影響を受けて聴くようになってて。今回はその影響も少しはあったと思う。なんか基本的に「コレ良くない?」って話をすると「ああ、いいね」ってなるよね。通ってきた道が違うだけで、感覚的にはそんなにずれてないんだと思う。
Thank You Cream『Inner Space』のご購入はこちらから
【配信形態】
ALAC、FLAC、WAV(24bit/48kHz) / AAC
【配信価格】
単曲 350円(税込) / アルバム 3,000円(税込)
【配信ページ】
https://ototoy.jp/_/default/p/100399
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PROFILE
Thank You Cream
池田翔(イケダショウ)(Vo. Gt.)
高井陽介(タカイヨウスケ)(Vo. Gt. Cho.)
伊藤翔貴(イトウユウキ)(Key. Cho.)
鈴木光二(スズキコウジ)(Ba.)
齋藤成貴(サイトウシゲキ)(Dr.)
2011年にThank You Creamの前身となるバンドを大学の仲間で結成、当初は60s~70sガレージ主体のサウンドだった。2013年にボーカルの池田がシアトルに1年留学、池田の帰国後にThank You Creamとしての活動を開始。そのサウンドもクラウト・ロックやサイケデリック・ロック、カンタベリー系のヘンリー・カウやスラップ・ハッピーや初期のプログレやジャズ・ロックに影響受けたものとなる。2016年には〈Dead Funny Records〉より1st EP『Creamy』をリリースし下北沢threeを中心にライヴ活動を展開。今作から日本語詞となり日常の生活に潜む“ズレ”や見過ごしそうになる違和感などを独自の感性で表現している。
【公式HPはこちら】
http://thxcreamband.tumblr.com/
【公式ツイッターはこちら】
https://twitter.com/thankyoucream