ロンドンのミュージシャンたちと作り上げたグルーヴィー&ソウルフルな逸品──M-Swiftの7年ぶりの新作
ハウス・ミュージックの名門、イタリアの〈イルマ・レコード〉と契約しワールドワイド・デビューし、2000年代後半より、ハウス〜クラブ・ジャズ系のシーンにて、その才能を発揮してきた松下昇平のプロジェクト、M-Swift。2011年のアルバム『12Months』以来、実に7年ぶりにアルバム『Moving with The Changes』をリリースする。多彩なシンガーを迎え、R&B〜ソウルを基調に、ジャジーなフィーリングが心地よいスムースな作品となっている。OTOTOYでは本作のハイレゾ配信とともにインタヴューをお届けしよう。
7年ぶりの新作をハイレゾ配信開始
M-Swift / Moving with The Changes (24bit/44.1kHz)!
【配信形態】
ALAC、FLAC、WAV(24bit/44.1kHz) / AAC
>>>ハイレゾとは?
【配信価格】
単曲 300円(税込) / アルバム 2.300円(税込)
【収録曲】
01. Lucky star feat. Nate James
02. Time to shine feat. Lex Cameron
03. Come on up for a while feat. Lex Cameron
04. Take me away -Interlude-
05. My City feat. Natalie Oliveri
06. Tow
07. Spiritualizmic
08. Sampling Soul
09. Come rescue me feat. Vanessa Haynes
10. I want to love you feat. Natalie Oliveri
11. Eye2Eye
12. Wrap me in your love feat. Shea Soul
13. I need you here
INTERVIEW : M-Swift
精力的な12ヶ月連続リリースをまとめたアルバム『12Months』から、約7年ぶりとなったM-Swiftの新作『Moving with The Changes』。その間、完全にリリースがなかったわけではなく、CM音楽や映画の劇伴、楽曲プロデュースなどその活動の幅をさらに広げてきた7年といったところだろう。そんななかでリリースされた新作は、UKはロンドンの、アシッド・ジャズ〜クラブ・ジャズ・シーンの重鎮たるニック・コーヘンを共同プロデューサーに迎え、アルバムの大部分を彼のロンドン人脈のミュージシャン、シンガーたちと作り上げた。そのメンツは、ネオソウルの貴公子、ネイト・ジェームスから、インコグニートや元シンプリー・レッドといったベテランから、新鋭アーティストまで、そのキャリアはさまざまだが、彼らと作り上げたサウンドは前述のようにそのサウンドはスムースでメロウ、心地よい歌とグルーヴが溢れる作品となっている。7年の際月を経てリリースされた本作に関して話を訊いた。
インタヴュー・文 : 河村祐介
写真 : 大橋祐希
編集補助 : 中谷千穂
リリースまでの7年間
──今回7年ぶりに本人名義でのアルバムをリリースされましたが、7年というタイミングは何かあったのですか。
7年も! と自分でも驚いています。楽曲制作、アーティストのプロデュースなど、出会った人と音楽を紡いでいくという僕の音楽人生は相変わらず続いていたので。でもこのアルバム、この7年に関しては、新しい自分と出会う時間、そして納得がいくまでにかかった時間と言い換えて良いと思います。
──そのあいだに色々ありましたか?
変化の7年でしたね。前のアルバムを出してから7年、このアルバムを作り始めたのが2014年からだから、足掛け4年かかっていますね。遡ると、震災のあとに、手がけていた全てのプロジェクトが止まったり、当時はクラブも風営法で色々な展開があって、さらにCDからダウンロード、ストリーミングへのいう過渡期でした。そういう意味ではこの7年前というのは、目まぐるしい変化をプロデューサー目線で感じました。丁度その頃、映画のサントラの制作や、ドラマのサントラの制作、またNHKの番組のテーマ曲の制作、他のアーティストへの楽曲提供やプロデュースなどの話をいただけるようになりました。
──いわゆる自分の音楽だけではなく、さまざまな音楽表現で日々の糧をという。
震災後は、おかげさまでそういった制作で忙しくなっていました。でも、ふと、自分の作品がやりたくなる。折に触れて曲は書き溜めていんですが、なかなか形になるところまでいかなかったですね。それまでに3作、4作とフル・アルバムを出していることもあり、自分に新鮮さを全然感じなくて(笑)。
──「新作」として発表する後ろ盾となるような「これ、面白いぞ」というのが見つけられなかった、という感じでしょうか。
そうです。これ前もやったな、とか。だいたいアーティストって好きなことを順番にやっていくでしょ。同じことは繰り返したくない。そこで、ちょうど4年前の7月だったか8月に、これまでずっと制作をともにやってきたロンドンのベーシスト / プロデューサーのニックに相談したところ「そんなの当たり前だよ。いままで何作もアルバムを出していて、そう簡単には自分が新鮮に感じるアイデアは出ないよ。だったら、断片的なアイデアを持ってロンドンおいでよ。今度は作曲段階からみんなで作ればいいじゃん」ということを言ってくれたんです。それで、すっと楽になったというか、このひとことが前に歩き出すきっかけになりました。すぐに飛行機のチケットを買って、とりあえずロンドンに向かいました。それがスタートですね。
──それまではご自身でアイデアを溜めていたという感じでしょうか。
そうですね。譜面に書き留めたり、少しデモを作ってみたりとラフなスケッチでした。でも行くと決めたら、新たに40個ほどスケッチを作って飛行機に乗り込みました。
ロンドンのミュージシャンのなかでの制作
──もともとニックさんとの交友関係はどういうところからきているのでしょうか。
ニックとはですね、2004年かな。M-Swift名義で〈イルマ・レコード〉と1stアルバムの契約をしていて、それは「1年以内にアルバムを作ってね」みたいな時期。すでに予算が出ている状態で、当時日本でなかなか制作がうまく進まずだったんで、「えいやっ」という形でロンドンに潜りこんだんです。そのときにロンドンで人脈を作るのにどうしようって考えて、自宅で日本食を作ってパーティをやりました。そのときにニック出会いました。当時〈フラワー・レコーズ〉のコンピに1曲提供した曲を聞かせたら、「これ、お前の曲か、かっこいいじゃないか」と。「なんかあったらいつでも言ってくれ」という話でその日は別れたんです。だけど次の日にたまたま楽器屋でばったり、その週末に、ふらっとカムデンのジャズカフェに行くと、そこでニックがベースを弾いていてたんですよ。そのベースが素晴らしくて、思わず楽屋まで押しかけて、お願いしたところから始まりました。
──では。もう割とM-Swiftとしての活動の初期から色々一緒にやっているという感じですかね。
そうですね。これまでの3枚も、かならず登場してくる重要な人物。特に今回の4枚目は共同プロデューサーとして参加してもらっています。
──本作は、ニックの紹介で周辺のいわゆるミュージシャンと一緒にアレンジしていったというのが今回の全体像でしょうか。
そうですね。まず最初に、ライティング・セッション、曲を書くためのセッションをやろうと。ニックがそのライティング・セッションにとにかくいろんな人を呼んでくれて。ヴォーカリスト、キーボーディスト、ベーシスト、ドラマーなどなど。また直接ライヴに行ってお願いしたシンガーもいましたし、今回3曲ほど参加してくれているナタリー・オリヴェリとは、新人が歌うオープンマイクで歌っているところを捕まえて、ぜひとお願いしました。
──ライティング・セッションはどんな感じで進みましたか?
まずスタジオでは、方向性を伝えて、ラフなスケッチをバーッと聞かせていって。で、それぞれが「これかっこいい」「ちょっとこれやってみようか」とか、こういう感じでだんだん進んでいった感じです。
──その後もロンドンと行き来を?
1番最初の時に1ヶ月半くらいかけて、20数曲分のドラムも全部録れてました。あとはそこから、歌とかブラスを入れたいものは入れたりとか、それを2年、3年かけてやったんですよ。昔みたいにレコード会社のスケジュールで「ここまでに作ってください」というスタイルではなくて、参加しているみんなが納得するまで作り続けるというスタイルでやろうとニックと話しまして。ニックは「納得のいってない10枚より納得のいく1枚の方が良いんじゃないか」と。曲によって3回ドラムを録り直したりとか、色々試行錯誤をしながら、ミックス、マスタリング含めると、結局4年かかりましたね。。日本のメンバーにもダビングをお願いしたりして。ベーシックは向こうで作っているんですけど。ブラスやストリングスはこっちで録ったりとか。
──納得いくのに4年かかったってことですもんね。今回サウンドを聴くと、レイドバックした、ジャズやR&Bやソウルの要素が強いのかな、と。その辺はすばらしいヴォーカリストに出会えたというのが大きいのでしょうか。
そうですね。それもあるんですが、僕の趣味嗜好というのもあって、いまリビングで音楽を聴くときに、それほど早いBPMのものもかけないし、楽器もシンプルな構成のもの、だからソロ・ギターとかばっかり聴いているんです。それで今の自分にすごく正直なものを作ろうと思ったらテンポはだんだん落ちてきていて。心地よいもの、とやっていくとこういうスローでジャジー、ソウルなものに自然と向かっていった、という感じです。
──逆にセッションの中ではアップテンポでハウシーなものとかもあったりということですか?
一瞬ドラムンベースみたいなやつとかも、セッションの中ではあったんですけど。やっぱり最後まで完成はしなかったんですね。
──そのモードじゃなかった?
そうですね。だから、ロンドンから帰って来て、日本でお店とかでかかっている音楽を聴くと、倍のテンポでかかっているような気持ちになってしまうんです。周りの人がレゲエとかそういうものばかり聴いている人が多いので、向こうではアップテンポのものを耳にする機会が少なくて。だから、そんな気がします。
プロデューサーとしての視点の広がり
──なるほど。クレジットの方を見ていくと、ギタリストとしてご自身もかなりセッションでやられてたのかな、と思ったんですけど。その辺はやはり、ミュージシャン同士のコミュニケーションというところで自分も弾いた方が面白いみたいなところはあったんですか。
実は、今回セッションの中で、「せーの」でやった時に僕がやった曲というのはあまり無いんです。無いんですが、結構弾いているんです。それはちょっと出会いで、丁度購入したテレキャスターの音が良かった(笑)。初めて納得ができるギターに出会えた気がしています。これまでギタリストのくせに自分のギターを録るのがあまり好きではなかったんですけど、人生で初めて好きになったんです(笑)。
──例えば、この4年の間ロンドンのアーティストとお会いしていると思うんですけど、一緒にやったかたで特に印象に残った方はどなたでしょうか。
そうですね。色々ありますが、今回はやはりグルーヴに関してですかね。ドラマーには、オマーなどで活躍するダレンと、シャーデーのツアーにも参加するピート、ベースはニックや元シンプリーレッドのスティーヴが主に参加してくれています。曲を貫くビート、そして、そのグルーヴの中にチャーム、つまり「魅力」を見つけるまでずっと探し続けるんです。だから「ソウルだったらこんなパターンでしょ」というような概念が全然無くて。その曲にフィットする心地よいビートやベースラインをずっと探し続けるんです。ニックが「なんかすわりが悪いな」とか言うと「そうか。じゃあもう少しやってみよう」となって、ハマるとみんなでこれでしょ!と盛り上がる。曲によっては「あんまり考え込んでもしょうがないから次の曲やろう」とか。今回の作品は、12個のグルーヴ集とも言えると言うか、それぞれのリズムは、作っている全員が納得いくような、そんなグルーヴが出ていて、なおかつ、そのリズムにチャーミングな特徴がところがあるものを残していって形にしたという感じですね。
──M-Swiftに対して関わる点で変わったな、というところはあったりしましたか。例えば、プロデュースや様々な制作で色んな見方ができると思うので、ご自身でも気が付かない才能というか「こんなことできたんだ」とか、それがフィードバックでM-Swiftに反映されたところってあったりしますか。
技術的に言うと、いろんな制作でストリングスを書かせてもらえたり、それこそビックバンドとかレコーディングできて。だから僕自身のスキルというのも、結構上がって来ているのは感じていて。例えばドラマの制作では、半端じゃない曲数を1ヶ月で書いたりすることもあり、立ち止まれない。だからひとつのアイデアに固執せずにバーっとやってみた後に、ちょっと引いた視点で「これとこれはうまくいかないな」とか俯瞰する力もついてきましたね。
──プロデューサー視点の広がりという感じですか。
そうですね。技術的にスキルがアップしたのかなというのもあります。あとはアーティストとして成長したなという点もあります。どこかで何かが面白くなるまで待つという物の見方もできるようになりました。「今はつまんないけど、もしかしたらどこかに答えがあるかも」と寝かせるみる。ひとりでやっている時はせっかちなんですけどね。音楽を音楽の視点からだけ見るのではなく、ひとつのアートとしてどこかに面白さを見つけられないかという別の視点を持てるようになってきました。そういう成長も本作を作るのに必要な時間だったのかなと思っています。
──要は一番初めに言っていた「納得できるものができるまで、やればいいじゃん」というニックの話とご自身の性質というのがカチッと合ったというのが今回のアルバムの根幹なのかな、と今話を聞いていると思いました。
ニックの方が僕より5つくらい上なんですけど、経験も豊富ですし、色んな現場にいるから、すごく教えてもらいつつ、導いてもらいつつ。
──頼れるロンドンの兄貴的な?
まさにそうです。交渉の仕方も含めて現地でわからないことばかりな僕にいろんなことを教えてくれました。
僕なりにずっと追い求めてるソウルとジャズの形ができたかな
──ちなみに、月並みな質問ですが、この『Moving with The Changes』というタイトルはどこから?
アルバムを作ろうと思った当初、自分が持っていたアイデアがどれも新鮮に感じられなくて、それからニックと一緒にロンドンでみんなで作り上げられたという、今回の制作方法を考えると、やはりこれまでのやり方にこだわっていたら本作は作れなかったと思うんです。そういう話を、パブでビールを飲みながらニックと話していたら、「変化を受け入れて進んで行くのが人生だし、音楽というものはそういうもんじゃないか」と。そこで「Moving with The Changes」と彼が言ったんです。「めっちゃかっこいいこと言うな、これにしよう」と(笑)。「変化を受け入れながら、でも進んでいこうよ」という決意の表れですね。
──M-Swiftはフィーチャージャズ、ハウス的な要素があり、片方ではこれまで生楽器を中心にしたジャズのプロジェクト、24 Caratがあると思います。だけど、わりと今回はそのふたつの要素が融合したんじゃないかと。
1st、2ndを含めて、M-Swift名義でもスロウでジャジーなソウルというのは実はやっていて。だけど、僕は特定のジャンル、例えばこれはハウスだとか、ヒップホップはこれでしょというヘッズなステレオタイプなやり方が非常に苦手なタイプなんです。いろいろな音楽を吸収して屈託なく物を作っていくといのが、僕のスタイルなんです。 今作はこれまでのすべてのキャリアが凝縮された感じに仕上がりました。その熟成にかかった時間だったんです。ジャズとソウルの間を漂う音楽を自分なりの価値観で表現できました。多分、海外だとライアン・ポーターとかもそうだと思うんですけど。僕なりにずっと追い求めてるソウルとジャズの形ができたかな、と。
──なるほど。でも、このアルバムを説明する言葉としてまんまな気がします。
この7年間のアーティスト活動を含む人生の経験がすごいあって。いろんな人間関係含めて全ての経験が活きているかなという気がしています。ロンドンで僕が出会えたアーティストたちは、みんな男気があって、アーティスト作品に関しては、ニックも予算も聞かずに、音楽の話しから始めてくれる。そんなロンドンの空の下、グループのなかに入れてもらえたというのがとっても僕はラッキーだな、と思っていて。だからギターのトニー・レミーに「自分はラッキーだ」と言ったら「お前は才能があっていいやつだからで、ラッキーなだけじゃない」と言われたんです。本当に、それがまたかっこいい。そういう仲間に囲まれて作ったアルバムですね。
──楽しさが伝わってくるアルバムっていうのがすごい思います。リラックスをしていて、音楽的にも豊かで、いいものをカチッと作る、というのを感じました。
ギラついてない(笑)。
──そうですね(笑)。その気持ちよさに溢れていて素晴らしいな、と思いました。
作っている時もリラックスしていましたね。そういえばナタリーが初めてスタジオにきた時、ちょうどレコーディングをやっていたんですけど、ナタリーが可愛くて、レノックスがボソッと「チョットキレイダヨ」って言ったんですね(笑)。で、そこから歌い出すんですけど。それがそのまま面白いからってレコードに入ってるんですよ。みんな何語かわからないから「ん?」って聴いてるんですけど、よくよく聴くと「チョットキレイダヨ」と入っているんですよ。
M-Swift! / Moving with The Changes (24bit/44.1kHz)のご購入はこちらから!
【配信形態】レーベル SELECTIVE RECRODS 発売日 2018/07/11
01. 02. 03. 04. 05. 06. 07. 08. 09. 10. 11. 12. 13.
※ 曲番をクリックすると試聴できます。
ALAC、FLAC、WAV(24bit/48kHz) / AAC
【配信価格】
単曲 300円(税込) / アルバム 2,300円(税込)
【配信ページ】
https://ototoy.jp/_/default/p/113262
PROFILE
M-Swift (エム・スウィフト)
国境を越えたジーニアス『松下昇平』を中心とする音楽プロジェ クト。 ハウス / ジャズ /クロスオーバー界の実力派プロデューサー / DJ。 2007年にイタリアIRMA Recordsと契約、リリースしたアルバム「Morning Light」がワールド ワイドにフロアヒット。その後、セカンドアルバム「Evening Sun」でメジャーデビュー。2011 年アパレルブランドnano・universeとのコラボレーションでリリースされたアルバム『Sunshine of Love』はiTunesダンスチャート、またWasabeat総合チャート共に1位を獲得。 U.K.ニューソウルのボーカリスト『マーカス・ベッグ」とコラボレーションアルバムをリリースす る等の海外のアーティストからの信頼も高く、ハウス / クロスオーバーシーンのトッププロデュー サーとして確固たる地位を確立している。 遡ること2009年にはジャズプロジェクト『24-Carat』としてアルバム『Blue in Black』をリリー ス。そのジャズセンスをいかんなく発揮し、シングル曲「Cafe Bahia」はフランスJazzmin Recordsからリリースされ、ヨーロッパで著名DJのプレイリストを賑わした。 その一方で青山テルマのプロデュースや佐藤竹善のRemix、May’nや、アジアの歌姫シャリースの アレンジ、そして注目の女性Jazzシンガー松本ゆりふぁのアルバム「Blue」のフルプロデュースも 手がけるなどダンスミュージックのみならず各方面でその才能を発揮。作曲、トラックメイキン グはもちろん、ストリングス、ブラスアレンジまでこなすオールマイティーな才能として注目を集 める。 映像音楽の分野でも多数のTV番組、CM音楽への楽曲提供、映画『スマグラー』、2012年沖縄映 画祭出品作品『ワーキングホリデー』、ドラマ「だんらん」、「でたらめヒーロー」等の劇伴音 楽、ABEMA TV、NHK、TBSなどの番組音楽も担当し幅広いフィールドで実力を発揮する。 2016年NHKで放送されたRIOオリンピックの公式サウンドロゴも手がけ話題を呼んだ。また、2017年公開のディズニー映画「美女と野獣」では、プレミアム吹き替えオールスターズによる"Be our guest"のジャズアカペラアレンジを担当した。同動画は公開一ヶ月で18万アクセスを越えている。現在NHK BS1で毎日放送中のワールドスポーツMLBでは番組テーマソング担当。ジャズセクステット、さらにストリングスも交えてのアレンジで評判となっている。
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