GK 西川周作 (浦和レッズ) 6.0→ ブルガリア戦(H)ではGK川島がスタメンで出場。PKをセーブするなど好プレーを披露した。強力な競争相手が日本代表に戻って来た中で出場機会を得たが2失点。何度か好セーブを見せた点は評価できるが結果を出すことは出来ず。前半29分の1失点目の場面は最初のシュートはセーブしたがこぼれ球を押し込まれた。裏を取られる場面が多かったので最終ラインとキーパーの連携はあまり良くなかった可能性がある。
DF 酒井高徳 (ハンブルガーSV) 6.0→ 右SBでスタメン出場。ブルガリア戦(H)のDF酒井宏の出来がかなり良かったことは刺激になったと思うが攻守両面でまずまずのプレーを見せた。タイミングのいい攻撃参加を何度か披露して守備に回ったときも粘り強い対応を見せた。どちらかというと日本の左サイドから攻撃が始まるケースが多かったのでボールに触る回数はあまり多くなかったが攻撃においても守備においても及第点以上のプレーができたのは確か。
DF 吉田麻也 (サウサンプトン) 5.0→ 試合勘の問題があるのか、コンディションに問題があったのか、原因は定かではないがこの2試合はともにミスが目立った。ブルガリア戦(H)の2ゴールは見事だったが本職の守備ではやや精彩を欠いた印象。中途半端なクリアを相手に拾われたことがブルガリア戦でもボスニア・ヘルツェゴビナ戦でも失点につながったことは反省材料と言える。不用意な持ち上がりでカウンターのピンチを招いた場面もらしくなかった。
DF 森重真人 (FC東京) 5.5→ DF槙野が左SBのレギュラー争いに参戦したこともあってCBの定位置を確保しつつある。定位置を確保するために説得力のあるプレーを見せる必要があったが198センチのFWジュリッチへの対応で苦労した。当然、189センチのDF吉田のところは避けて183センチのDF森重のところを相手チームは狙ってくる。Jリーグでこれほどのサイズを誇るフォワードはほとんどいない。絶対的な高さを持つ選手への対応が課題。
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◆ まとめ #1382 日本 vs ボスニア・ヘルツェゴビナ 採点&寸評 (キリンカップサッカー2016) (2016/6/9)
→ 6月7日(火)に行われたキリンカップの決勝のボスニア・ヘルツェゴビナ戦の日本代表メンバーの採点&寸評です。MF本田圭とMF香川の両輪を欠いた日本はMF清武のゴールで先制しましたが、その後、2失点。初タイトルを逃す結果になりました。DF酒井高、MF清武、MF宇佐美などを評価した一方で、DF吉田あたりは低い評価となりました。今回の2連戦は攻撃はまずまず機能した一方で最終ラインは不安定でした。
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